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アニュアル・レポート 2009
ヒューマン・ヘルスケア
(hhc )企業 エーザイ
エーザイグループは、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考
え、そのベネフィット向上に貢献することを企業理念としています。
この理念のもと全役員・従業員が一丸となり、世界のヘルスケアの
多様なニーズを充足することを通して、いかなる医療システム下に
企業となる
おいても存在意義のあるヒューマン・ヘルスケア
(hhc )
ことをめざしています。
hhc の文字は、フローレンス・ナイチンゲール(1820 ∼ 1910)の
直筆サインをもとにデザインされたものです。
患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を考え
企業理念
そのベネフィット向上を第一義とし
世界のヘルスケアの多様なニーズを充足する
一人ひとりが法令と倫理を遵守したビジネス活動を徹底し
めざす企業像
いかなる医療システム下においても存在意義のある
ヒューマン・ヘルスケア企業
Contents
ステークホルダーの皆様へ ..............................................................................................................................................02
The Eisai Evolution Today
Eisai in Profile 1 —がん・クリティカルケア領域への転換によるさらなる成長 .................................06
Eisai in Profile 2 — 患者様の真実を知る ................................................................................................................08
Eisai in Profile 3 — 連結財務ハイライト ..................................................................................................................10
事業概況......................................................................................................................................................................................12
イベントハイライト .................................................................................................................................................................14
The Eisai Evolution Tomorrow
エーザイのリージョン戦略 ― 地域特性に合わせた戦略の推進 ...................................................................15
エーザイの「プロダクト・クリエーション」― 革新的な新薬の早期創出をめざして ........................21
企業の社会的責任( CSR )
への取り組み ......................................................................................................................30
株式・株主還元の状況 ..........................................................................................................................................................34
コーポレートガバナンス......................................................................................................................................................35
役員一覧......................................................................................................................................................................................40
財務セクション .........................................................................................................................................................................43
知的財産、リスク情報 ...........................................................................................................................................................70
国内・海外ネットワーク........................................................................................................................................................72
会社概要......................................................................................................................................................................................75
01
将来予想に関する記述とリスク要因
のを含んでいます。従って、さまざまな要因の変化により、将来予想などが実際の結果と大きく乖離する可能性があります。リスクや不
確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった日本および国際的な経済状況が含まれています。
当社グループの連結業績を大幅に変動させる、あるいは投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクは、次のとおりです。
なお、これらのリスクは、本資料作成日現在において判断、予想したものです。
海外展開におけるリスク、新薬開発の不確実性、特定の製品への依存に関するリスク、他社とのアライアンスにおけるリスク、医療費抑
制策、後発医薬品に関する競合・訴訟、知的財産に関するリスク、副作用発現のリスク、法規制に関するリスク、訴訟に関するリスク、工場
の閉鎖または操業停止、使用原材料の安全性に関するリスク、外部への業務委託に関するリスク、環境に関するリスク、ITセキュリティお
よび情報管理に関するリスク、金融市況および為替の動向に関するリスク、内部統制の整備等に関するリスク。
「環境・社会報告書」について
エーザイは、企業市民として「企業の社会的責任( Corporate Social Responsibility: CSR )」を実践し、広く社会の信頼を獲得していくこ
とが重要であると認識しており、その活動をまとめ「環境・社会報告書」を2001 年より作成しています。
詳細については<http://www.eisai.co.jp/social/esreport/index.html>をご参照ください。
75 ページに記載の窓口にご連絡いただければ、冊子を送付させていただきます。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
本冊子において提供される資料ならびに情報は、現在における予想、目標、評価、見通し、リスクを伴う想定などの不確実性に基づくも
ステークホルダーの皆様へ
02
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
内藤 晴夫
代表執行役社長(兼)最高経営責任者( CEO )
患者貢献増大に向けた自己変革
世界的経済危機、インフルエンザ
この理念は2005 年の株主総会で承認
先生により提唱されている概念で次
され定款に盛られており、その文語
のように定義されています。
「顧客
の大流行、米国をはじめとするヘル
は以下の如くあります。
「 本会社は、
スケアリフォームへの取り組みなど
患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第
急課題や潜在課題、関連課題の優先
製薬産業をめぐる環境は大きな変化
一義に考え、そのベネフィット向上
順位を理解し、これに積極的に応
を見せています。われわれが今後と
に貢献することを企業理念と定め、
え、今までにない新しい経験を約束
も効率的かつ生産性高く患者貢献を
この企業理念のもとヒューマン・ヘ
すること」
続けていくためにはわれわれ自身
ルスケア
(hhc )
企業をめざす。」
が大きく変わっ ていくことが必要
(患者様、生活者)
がかかえている緊
私共は生産、マーケティング、信
頼性保証などの既存組織をこの需要
であり、そのような自己変革を遂げ
患者様の真実を知って
イノベーションをおこす方向で再
る企業のみが未来へのキップを手に
需要イノベーションをおこす
編・統合いたす所存です。エーザイ
すると考えます。
の製品/サービス/情報/ネット
エーザ イ は
「エーザ イ ファル マ
実を知るために患者様とそのコミュ
ワークが患者様にもたらす新しい経
モデル」の名のもとで患者貢献をよ
ニティ の方々 との共同化のプログ
験には「希望」、
「安心」、
「歓び」など
り増大するための変革に着手いたし
ラムに参加するようすすめられて
が 含 まれるはずです。全 世 界 の
ました。その第一の眼目は患者様の
おります。エーザイ ファルマ モデ
一万一千人の社員はその日々の事業
真実を知ることにあります。このこ
ルで目指す最大の目標は「需要イノ
活動を通じてこの使命を果たすべく
とは私共の企業理念であるhhc 理念
ベーション」をおこすことにありま
邁進しております。
と完全に合致するものであります。
す。需要イノベーションは井関利明
03
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
全てのエーザイ社員は患者様の真
創薬(プロダクト・クリエーション
指しています。権限を移譲され自律
に向けた新体制)
的に動くユニット、結果に対して責
同時に今まで研究開発に携わって
任を明確にする組織運営を旨といた
いた 2,000 名の社員をプロダクト ク
します。プロジェクト担当者がその
リエーション システムズに再配置
プロジェクトについて良い意味での
いたしました。このシステムズは新
強い所有意識をもつよう心がけてお
薬の発明発見から承認取得までを担
ります。これらのユニットの評価は
当する疾病領域に特化した 7 つのユ
次の四点でおこないたいと考えて
ニットとそれらを支える重要創薬技
います。
術を担当する 6 ユニットの計 13 ユ
04
ニットにより構成されています。こ
● 患者様の真実を知る努力
のシステムズの目的はただ一つでそ
● 発明・発見から承認取得までの期
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
れは「タイムリー に新薬を患者様に
間をいかに短縮できるか
お届けすること」につきます。本組
● 輝く個人(タレント)
の発掘
織を有効に働かせる要素は輝く個人
● 中・短期の進行目標
と相互連携にあると考えています。
ここでは 13 個の独立した組織を造
各リージョンごとの成長戦略
るのではなく、13 のユニットから
次に成長戦略について触れたいと
なる一つのチームを造ることを目
思います。一つの世界戦略により会
社が成長できた時代は終わったので
たキャッシュ のおよそ 3 分の 1 を株
本配当率は 9.1% のレベルになりま
はないでしょうか。いまや各地域は
主の皆様に還元させていただく方針
した。2009 年度の一株当たり配当は
その人口構成、所得水準、疾病構造、
を持っております。そしてもう 3 分
150 円を見通しております。
医療体制等の基本要件をまったく異
の 1 を成長分野に投資いたし、残り
とし世界は単一市場ではなく、各々
を 留 保 いたすとする 考 え 方 です。
様の一層ご理解をお願いし、将来の
の特性を有する複数の地域市場によ
2008 年度株主総会においてもこの
成長策の実行にさらなるご支援を賜
り構成されていると言えます。その
考え方を報告させていただきまし
るようお願い申し上げご挨拶とさせ
中で、エーザイは日本、米州、欧州、
た。主要な還元方法といたしては配
ていただきます。
中国、アジア・オセアニア・中東の5
当金を考えております。配当金こそ
つのリージョンに各々 の地域本部
は最も良く会社の株主還元の考え方
を置き 、各地域に合致した戦略の実
を直接的に表し、また時々の株主市
行に務めております。この地域戦略
場の影響を受けることも少ないすぐ
はビジネスモデル、製品取り揃え、
れた還元策であると存じます。ま
バリュー・チェーンなどの基本要素
た、私共は株主の皆様に長期の保有
を含んでおります。
をお願いしたいと考えており、この
持続的、安定的な配当
は適切な還元方法であると考えてい
株主還元について述べさせていた
ます。2008 年度においては一株当
だきます。私共は各年度に創出され
たり 140 円の配当を実施し、株主資
2009 年 7 月
05
代表執行役社長(兼)
最高経営責任者( CEO )
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
意味からも持続的、安定的な配当金
最後に社の現状につきましての皆
The Eisai Evolution Today — Eisai in Profile 1
がん・クリティカルケア領域への転換によるさらなる成長
世界市場でプレゼンスを高めるエーザイ
エーザイは、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」、プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエッ
ト」
(米国名「アシフェックス」)
を中心に積極的なグローバル事業の展開をはかり、世界各地域でのプ
レゼンスを確実に高めてきました。2009 年 3 月期のエーザイの所在地別の海外売上高比率は 57.5%
に達しています。特に、世界最大の医薬品市場である北米での売上高比率は47.3% であり、ホーム
マーケットである日本での売上高比率 42.5%を上回り、最大となっています。エーザイは、日本、米
州、欧州、中国、アジア・大洋州・中東の 5リージョン制を導入しており、それぞれに研究開発から生
産、販売、統括までの一貫したバリュー・チェーンを構築して、各リージョンの地域特性に合致した事
業展開を進めています。
所在地別売上高の推移
所在地別海外売上高
4,493
億円
所在地別海外売上高比率
57.5%
海外売上比
v 日本
v 北米
v 欧州
v 中国、アジア・大洋州・中東
43%
53%
57%
2002/3
2006/3
2009/3
売上高
売上高
4,317
売上高
6,013
億円
7,817
億円
億円
中期戦略計画の推移と当期実績
m 売上高
m 研究開発費
m 営業利益
m 当期純利益
第 I 期( 87– 91)国内営業の時代
06
第 III 期( 97– 01)飛翔の時代
第 IV 期( 02– 05) 1987/3
1992/3
1997/3
2002/3
億円
億円
億円
億円
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
1,505
187
240
61
第II 期( 92– 96)
グローバリゼーションの時代
2,243
150
2,816
302
303
194
4,317
383
438
550
365
727
※従来「販売費及び一般管理費」
に含めていました事業税は、連結財務諸表規則の改正により1999 年3 月期以降「法人税、住民税及び事業税」
に含めて表示しています。なお、過年度実績についても遡及して組替表示しています。
がん・クリティカルケア領域への転換
エーザイは、
「アリセプト」、
「パリエット/アシフェックス」を中心に事業の拡大を進めてきましたが、成熟期に達した両製品から、アン
メット・メディカル・ニーズが高いがん・クリティカルケア領域への転換を進めています。エーザイは 1987 年からがん領域の研究を開始
して多くの有力な化合物を開発パイプラインに有しています。2006 年 10 月には米国ライガンド社からの抗がん剤 4 品の製品買収、2007
年4 月には独自のヒト抗体技術を有する米国バイオベンチャーのモルフォテック社の買収を行い、研究開発を含むがん領域事業の基盤強
化をはかりました。さらに、2008 年 1 月にがん・クリティカルケアに強みを持つ米国バイオファーマ、MGIファーマ社を買収し、制吐剤
「 Aloxi 」、DNAメチル化阻害剤「 Dacogen 」
といった有力な製品やパイプライン、創薬技術、コマーシャルインフラを獲得しました。この
結果、2009 年 3 月期の米国におけるがん関連製品の売上高は全体の 20% 以上を占めるに至り、がん関連領域への急速な転換が進んで
います。
主要製品売上高構成の推移
10%
vが
ん・クリティカルケア
vア
リセプト
vパ
リエット/アシフェックス
vそ
の他
2002/3
2006/3
売上高
売上高
4,317
売上高
6,013
億円
ミレニアム計画
2009/3
7,817
億円
億円
第 V 期( 06– 11)
ドラマティック リープ プラン
2006/3
2009/3*
2012/3
7,817
億円
10,000
億円
億円
(計画)
がん・クリティカルケア領域へ
の転換によって、
ドラマティック
リープ プラン
(中期戦略計画)
の目標達成とその後の持続的
な成長をめざします。
2,000
1,553
2,000
932
634
957
1,203
1,200
693
* 実業ベース:企業活動の実態を見るため、現行の会計基準ベース(GAAPベース)から買収に伴う企業結合会計特有の処理(非キャッシュ項目)を除き算出しています。
07
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
6,013
E-Pharma
Model
The Eisai Evolution Today — Eisai in Profile 2
患者様の真実を知る
患者様の真実を知って患者様が抱えている潜在的な欲求を理解し、それを満たすことで、顧客満足を上回る顧客
歓喜( Customer Joy:CJ )
の実現をめざしていきます。
生産、マーケティング
デマンド・イノベーション
リサーチ&ディベロップメント
プロダクト・クリエーション
ヒエラルキー組織
オートノミー組織
サイズ重視
タレント重視
アウトソーシング志向
バリュー・チェーン重視
「デマンド・イノベーション * 」の推進
製薬企業の生産・マーケティング活動において重要なことは、高品質の製品の安定供給と、薬剤の安全性と有効性を含む有用
性情報の伝達にあります。エーザイは、これらの活動をさらに一歩深め、患者様とそのご家族の皆様がかかえている課題の優
先順位を理解し、これらの解決に向けて先んじた対応を行うために、製品/情報/サービス/ネットワークのパッケージを整え、
生命・生活の質の改善に貢献する
「デマンド・イノベーション」活動を推進していきます。
例えば、認知症領域では、治療剤を販売し情報を提供するだけではなく、診断方法の進歩や次世代の治療剤の開発状況など、
最新の知見を含めた製品/情報/サービス/ネットワークのパッケージを提供することにより、患者様とそのご家族、介護者の
皆様に希望を与える活動に取り組んでいきます
(下図参照)
。当社ではこのような活動を、それぞれの領域、リージョンで積極的
に推進していきます。
「顧 客がかかえている緊 急 課 題や潜 在 課 題、関 連 課 題 の 優 先 順 位を理 解し、これに proactiveに応え、今までにない新しい経験を約束すること」
* デマンド・イノベ ーション:
(慶應義塾大学の井関利明名誉教授による定義)
エーザイにおけるアルツハイマー型認知症治療への取り組み
治療
08
低分子
診断
免疫療法
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
認知機能改善、進行抑制
簡易な検査
早期診断
測定試薬
バイオマーカー
E2012
アリセプト
(γセクレターゼ修飾剤)
Aβ 抗体療法
BioArctic Neuroscience AB
との共同研究
有用性拡大の継続
新適応 新剤形
βセクレターゼ阻害剤
遺伝子関連
原因遺伝子を
標的とする創薬
疾患修飾
Aβ・アミロイド斑低下
ワクチン療法
DNAVEC Corp.
トーリーパインズ・
セラピューティクス社
より研究資産を購入
との共同研究
アルツハイマー型認知症についてのトータル情報の伝達が患者様、介護者の皆様のデマンド・イノベーションを起こす
「プロダクト・クリエーション」による新薬創出
エーザイでは、従来の研究開発活動を、より患者様志向を明確にした「プロダクト・クリエーション」へと転換いたします。
「プロ
ダクト・クリエーション」では、患者様の真実を理解することを重視し、それを理解したメンバーから構成される各領域のプロダク
ト・クリエーション・ユニットが発明・発見から新薬承認までの責任を負います。このような社内ベンチャー体制に移行することで、
画期的新薬創出に向けた責任意識をさらに醸成していきます。また、バイオマーカーや薬理作用機序検証などの最先端技術を
有するコア・ファンクション・ユニットとの緊密な連携によって、製品創出のための資源効率化や期間短縮を実現し、患者様の生
命・生活の質の改善に資することをめざします。
詳細についてはP.22 へ
オートノミー組織、
タレント重視の体制
バリュー・チェーンの重視
疾病構造や医療制度、患者様のニーズは世界の各地域によって異なっており、
当社グループでは、グローバルに
グローバルに「デマンド・イノベーション」を創出していくためには、自社によるコ
事業展開が拡大する中で、社員が自ら
ントロールの下で探索・開発研究、臨床研究、生産・物流、販売、統括機能までの
の業務にオーナーシップをもって充
一貫したバリュー・チェーンを、日本、米州、欧州、中国およびアジア・大洋州・中
分に能力が発揮できる体制を重視(タ
東の各リージョンで構築することが重要であると考えています。このような体制
レント重視)
していきます。そのため
により、各リージョンにおいて CJ の実現をめざしていきます。特に、バリュー・
に、各リージョンやプロダクト・クリ
チェーンの中でも生産はその要と位置づけており、各リージョンに自社の生産設
エーションをはじめとする各部門にお
備を設け、高品質な医薬品の安定供給をはかっています。
いて、さまざまな権限が委譲された自
律的な組織(オートノミー組織)
を擁
するマネジメント体制へと革新してい
デマンド・イノベーションを創出するバリュー・チェーン
全てのリージョンで患者価値創出を実現
きます。
プロダクト・クリエーション
米州
探索・開発研究
臨床研究
生産・物流
販売
統括機能
筑波・神戸など
臨床研究センター
(東京)
美里・川島・鹿島
4 事業 *
東京
ニュージャージー
ノースカロライナ
米国販社
ニュージャージー
マサチューセッツ
ペンシルベニア
欧州
ロンドン・
ハットフィールド
ハットフィールド
ハットフィールド
各国販社
ハットフィールド
アジア・
大洋州・中東
バイザッグ
(予定)
シンガポール
台南・ボゴール・
バイザッグ
(予定)
各国販社
シンガポール
–
上海
蘇州
中国販社
上海
中国
* 医療用医薬品、一般用医薬品、診断薬、ジェネリック
09
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
日本
デマンド・イノベーション
The Eisai Evolution Today ̶ Eisai in Profile 3
連結財務ハイライト
第 III 期( 97– 01)飛翔の時代
2000/3
2001/3
2002/3
¥3,025
2,235
646
115
28
26.1
¥3,617
2,410
1,018
143
46
33.4
¥ 4,317
2,466
1,570
211
70
42.9
営業利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
371
113
590
233
727
365
研究開発費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
467
3,294
4,857
496
3,459
5,494
550
3,621
5,576
15.4
3.5
2.4
67.8
2.0
13.7
6.9
4.5
63.0
2.0
12.8
10.3
6.6
64.9
2.4
¥38.0
21.50
¥78.7
23.00
¥123.5
29.00
売上高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
日本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
北米 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
欧州 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
中国、アジア・大洋州・中東 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
所在地別海外売上高比率( % ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己資本※1 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
総資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
キャッシュ・インカム※2 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
研究開発費率( % ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己資本利益率( ROE )
( % ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
総資産利益率( ROA )
( % ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己資本比率( % ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
純資産配当率( DOE )
( % ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1 株当たり当期純利益( EPS ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1 株当たり配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
※3
(キャッシュEPS)
1 株当たりキャッシュ・インカム
...........................................
当社グループでは、企業評価において最も本質的な能力はキャッシュ創出力と考えています。この基本的考え方に基づき、真の収益力を反映することを目的として、企業買収などで発生するのれ
ん償却費や一括費用計上するインプロセス研究開発費、また、有形・無形固定資産の償却費、減損損失という非キャッシュ損益項目を調整した「キャッシュ・インカム」
「 1 株当たりキャッシュ・インカム
(キャッシュEPS )
」を表示しています。
※ 1 自己資本 = 純資産 − 少数株主持分 − 新株予約権
※ 2 キャッシュ・インカム
成長投資、事業開発、配当支払、借入返済等に使用可能なキャッシュの総額であり、キャッシュ創出力を表わすもの(企業の成長性・戦略を検証する尺度)
であると考えています。
算式:当期純損益 + 有形・無形固定資産減価償却費 + インプロセス研究開発費 + のれん償却費 + 減損損失(投資有価証券評価損含む)
※ 3 1 株当たりキャッシュ・インカム
(キャッシュEPS )
算式:キャッシュ・インカム ÷ 発行済株式数(自己株式控除後)
10
売上高
研究開発費および研究開発費率
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
(億円)
10,000
7,500
7,343
7,817
(億円)
(%)
2,000
24
14.7
6,013
5,330
18.8
1,500
6,741
5,000
15.5
16.1
19.9
1,553
1,378
1,083
1,000
932
783
2,500
営業利益および営業利益率
(億円)
1,203
1,200
20
900
16
12
1,053
16.3
957
868
15.9
15.6
(%)
20
1,108
15.1
15.4
15
600
10
300
5
8
500
4
0
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 日本
m 欧州
* 実業ベース
m 北米
m アジア他
m 研究開発費
研究開発費率
m
0
0
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3* ’09/3*
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3* ’09/3*
m 営業利益
営業利益率
m
億円
第 IV 期( 02– 05)
ミレニアム計画
第V 期( 06– 11)
ドラマティック リープ プラン
2003/3
2004/3
2005/3
2006/3
2007/3
2008/3
2009/3
¥ 4,666
2,506
1,795
273
91
46.3
¥ 5,002
2,609
1,945
348
99
47.8
¥ 5,330
2,683
2,145
383
119
49.7
¥ 6,013
2,851
2,531
455
176
52.6
¥ 6,741
2,922
3,034
548
237
56.7
¥ 7,343
3,127
3,394
544
278
57.4
¥ 7,817
3,325
3,699
510
284
57.5
759
410
831
501
868
555
957
634
1,053
706
1,108*
707*
1,203*
693*
597
3,882
5,917
690
4,195
6,158
783
4,596
6,627
932
5,192
7,472
1,083
5,525
7,921
976
1,378*
4,489
11,239
1,069
1,553*
4,280
11,482
1,190
12.8
10.9
7.1
65.6
2.5
13.8
12.4
8.3
68.1
2.6
14.7
12.6
8.7
69.4
3.7
15.5
13.0
9.0
69.5
5.3
16.1
13.2
9.2
69.7
6.4
18.8*
14.1*
(1.8)
39.9
7.4
19.9*
15.8*
4.2
37.3
9.1
¥141.2
32.00
¥172.1
36.00
¥193.4
56.00
¥221.9
90.00
¥247.8
120.00
342.7
¥ 248.6*
130.00
375.8
¥ 243.4*
140.00
417.8
円
( GAAP ベース)
から買収に伴う企業結合会計特有の処理(非キャッシュ項目)
を除き算出しています。
* 実業ベース:企業活動の実態を見るため、現行の会計基準ベース
11
当期純利益および当期純利益率
(億円)
800
10.4
600
555
10.5
706
634
10.5
707
9.6
(%)
(億円)
12
8,000
15.8*
693
9
8.9
12.6
13.0
6,000
5,192
4,596
400
6
1株当たり配当金および
純資産配当率(DOE)
4,000
13.2
(%)
(円)
16
160
12
120
(%)
10.0
9.1
14.1*
5,525
130.0
120.0
6.4
4,489
4,280
8
90.0
80
3.7
200
0
3
2,000
0
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3* ’09/3*
m 当期純利益
当期純利益率
m
4
40
m
56.0
5.0
2.5
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 1 株当たり配当金
純資産配当率( DOE )
m
7.5
5.3
0
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 自己資本
自己資本利益率( ROE )
140.0
7.4
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
自己資本および
自己資本利益率(ROE)
事業概況
連結業績の概況
2009 年3 月期の売上高は7,817 億円(前
益は1,203 億円(前期比 8.6% 増)
となりま
「 Dacogen 」の売上高は151 億円となりま
期比6.5% 増)
と10 期連続で過去最高実績
したが、当期純利益は投資有価証券評価
した。研 究 開 発 費 は 1,561 億 円、
「実 業
を記録しました。一方、販売管理費の効率
損、減損損失の計上により693 億円(同
ベース」では 1,553 億円となり、売上高の
化や、前期に発生したMGIファーマ社買収
2.0% 減)と 減 益 になりました。また、
19.9%を占めました。
に伴うインプロセス研究開発費 * などの
「キャッシュ創出力」を表すキャッシュ・イ
日本を除く海外所在地別の売上高の合
企業結合会計特有の処理が影響し、営業
ンカム*2 は、1,190 億円(同11.3% 増)
、1 株
計は 4,493 億円(同 6.6% 増)
、連結売上高
利益は 918 億円と大幅な増益となりまし
当たりキャッシュ・インカム*3 は 417.78 円
に占める比率は 57.5%(同 0.1 ポイント増)
1
た。当期純利益は477 億円、1 株当たり当
期純利益は167.35 円(前期は1 株当たり当
期純損失 59.80 円)
となりました。
となりました。
(前期より41.96 円増)
品目別には、アルツハイマー型認知症
治療剤「アリセプト」が3,038 億円(同4.4%
企業活動の実態を表すために、
「 GAAP
増)
と堅調に推移し、プロトンポンプ阻害
ベース」
(現 行 の 会 計 基 準 ベース)から
型 抗 潰 瘍 剤「パリエット」
(米 国 名「アシ
MGIファーマ社買収に伴う企業結合会計
フェックス」)は1,599 億円(同 9.1% 減)と
特有の処理(非キャッシュ項目)
を除いて
なりました。また、制吐剤「 Aloxi 」の売上
算出した「実業ベース」で見ると、営業利
高 は 365 億 円、DNAメ チ ル 化 阻 害 剤
となりました。
*1 特定の研究活動の目的で利用され、将来、他の目的
に使用できない資産であり、研究開発費として一括
計上される費用。
*2 キャッシュ・インカム= 当期純損益 + 有形・無形固定
資産減価償却費+インプロセス研究開発費+のれん
償却費 + 減損損失(投資有価証券評価損含む)
*3 1 株当たりキャッシュ・インカム=キャッシュ・インカ
ム÷発行済株式数(自己株式控除後)
研究開発品の進捗状況
2009 年 3 月期は、引き続き積極的な研
Ⅱ試験が進行中です。また、非小細胞肺が
究開発活動を行いました。主な開発品の
ん(米国)
、前立腺がん(欧米)
、肉腫(欧
進捗状況は以下のとおりです。
州)
を対象としたフェーズⅡ試験などを進
めています。
12
グローバル開発品
E2007
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
AMPA 受容体拮抗剤 *6
E5564
米国、欧州
Banzel
てんかん治療剤
「 Banzel 」は、2008 年 11 月、米国で「 4
歳以上の小児および成人におけるレノッ
クス・ガストー症候群に伴うてんかん発作
E2007 は、神経因性疼痛、てんかんの2
の併用療法」の効能・効果で承認を取得し
E5564 は、日本、米国、欧州での同時申
つの適応における開発に集中展開してい
ました。一方、
「成人および12 歳以上の青
請をめざして、重症敗血症を対象とした
ます。欧米では、てんかんを対象とした
年期における、二次性全般化を伴うもの、
フェーズⅢ試験が進行中です。本試験は、
フェーズⅢ試験を開始し進行中で、神経因
伴わないものを含む、部分てんかんの併
国際共同治験として取り組んでいます。
性疼痛を対象としたフェーズⅡ試験を進め
用療法」の効能・効果についても承認申請
ています。日本では、てんかんを対象と
を提出していましたが、本件については、
したフェーズⅡ試験を進行中です。
FDA(米国食品医薬品局)よりComplete
エンドトキシン拮抗剤 *
4
E7389
微小管ダイナミクス阻害剤 *5
E7389 は、乳がんを対象としたフェーズ
Ⅲ試験を欧米で実施し、日本でもフェーズ
Response Letterを受領し、承認に至りま
せんでした。
Lusedra
鎮静剤
「 Lusedra 」は、2008 年 12 月、米 国 で
クレブジン (一般名)
慢性 B 型肝炎治療剤
パリエット/アシフェックス
プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤
クレブジンは、2009 年2 月、フィリピンで
「パリエット/アシフェックス」は、2008
「成人の検査もしくは処置における鎮静」
「ウイルスの増殖および血清アミノトラン
年 6 月、米国で青年期(12 歳以上)胃食道
の効能・効果で承認を取得しました。FDA
スフェラーゼ上昇の所見のある慢性 B 型
逆流症の短期治療(上限 8 週間)
に係る追
は、本剤を規制物質に指定することを推
肝炎( HBe 抗原陽性もしくは陰性)
におけ
加承認を取得しました。また、日本で逆流
奨しています。最終的な分類は、米国麻
るウイルス増殖の阻害」の効能・効果で承
性 食 道 炎 の 用 法・用 量 追 加 に 関 する
薬取締局が米国官報にて分類指定案を公
認を取得しました。なお、フィリピンでの
フェーズⅡ/Ⅲ試験を開始し進行中です。
表後、公示期間を経て決定されます。
製品名は「 Revovir 」を予定しています。ま
MORAb-003
ヒト化抗葉酸受容体αモノクローナル抗体
MORAb-003は、米国で卵巣がんを対象
としたフェーズⅢ試験を開始しました。
た、マレーシア、タイ、インドネシア、イン
ドでは申請中、シンガポール、ベトナムで
「ゾネグラン」は、2009 年3 月、欧州で口
は申請準備中、中国ではフェーズⅢ試験
腔内崩壊錠の剤形追加申請をしました。
の準備中です。
「 Dacogen」
は、2009 年5月、米国で骨髄
キメラ抗メソセリンモノクローナル抗体
たフェーズⅡ試験の実施施設を欧州連合
( EU )
内にも拡大しました。また、中皮腫を
国内開発品
異形成症候群の治療において5 日間投与
ヒュミラ
とする用法・用量追加の申請をし、7 月に
ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体 *8
対象としたフェーズⅡ試験を開始しました。
「ヒュミラ」は、2008 年 4 月、日本で「関
MORAb-003、MORAb-009 は、欧州委員会よりオー
節リウマチ」の効能・効果で承認を取得し
ファンドラッグ*7 に指定されています。
E7080
VEGF 受容体チロシンキナーゼ阻害剤
E7080は、米国で甲状腺がんを対象とし
Dacogen
DNAメチル化阻害剤
MORAb-009
MORAb-009 は、すい臓がんを対象とし
ゾネグラン
てんかん治療剤
ました。また、関節の構造的損傷の防止
を対象としたフェーズⅢ試験、潰瘍性大腸
炎を対象としたフェーズⅡ/Ⅲ試験をそれ
ぞれ開始し進行中です。
たフェーズⅡ試験を開始し進行中です。
受理されました。
*4 Lipid A の誘導体で、エンドトキシンに特異的に拮抗
することにより、重症敗血症治療に効果を発揮する
ことが期待される化合物。
*5 カイメン由来の抗腫瘍活性天然物であるハリコンド
リンBを基にした全合成誘導体であり、微小管の構
成成分となるチューブリンの重合を阻害して微小管
の伸長を抑え、細胞分裂を阻害することにより抗腫
瘍活性を示す新規抗がん剤。
*6 グルタミン酸受容体の1 つであるAMPA 受容体への
グルタミン酸の結合を選択的に阻害し、カルシウム
の細胞内への過剰な流入を防ぐことにより、神経細
胞死を抑制。
中国、アジア・大洋州・中東
ガスモチン
消化管運動機能改善剤
「ガスモチン」は、2008 年 9 月、タイで
「機能性胃腸症」の効能・効果で承認を取
得しました。また、マレーシア、インドネシ
ア、フィリピン、シンガポールでは申請
中、他のアセアン諸国等5カ国では申請準
備中です。
アリセプト
アルツハイマー型認知症治療剤
「アリセプト」は、2008 年 10 月、英国で
液剤の剤形追加承認を取得しました。
*7 患者数の少ない希少疾患用医薬品の研究開発を促
進するための制度。販売承認の取得後にEU 加盟国
内で 10 年間の独占販売期間が与えられるなど、優
遇措置が付与される。
*8 自己免疫疾患の炎症反応に関わる中心的なタンパ
ク質 TNFα
(腫瘍壊死因子α)
を中和することによっ
て抗炎症作用を示す単クローン抗体。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
製品の新効能・新剤形の追加
13
イベントハイライト
2008 年
6月
c 関節リウマチ治療剤「ヒュミラ 皮下注 40mgシリンジ0.8mL 」
を日本において新発売
c 株式会社クリニカル・サプライの全持株をテルモ株式会社に
譲渡
c プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「アシフェックス 20mg 」、米国
で青年期逆流性胃食道炎の短期治療に係る適応追加承認を
取得
7月
c 「 ALOXI 注射剤」に術後の悪心・嘔吐予防の効能・効果を追加
し、米国で販促を開始
c 米国「アシフェックス」特許侵害訴訟の控訴審で全面的に勝訴
c 糖尿病性神経因性疼痛治療剤「α- Lipon 300 STADA 」
に関し、
中国でライセンス契約を締結
8月
c シンバイオ製薬株式会社とベンダムスチン塩酸塩( SyB L-0501)
に関する日本を対象としたライセンス契約を締結
9月
c 消化管運動機能改善剤「ガスモチン」、タイで機能性胃腸症の
効能・効果で承認を取得
c 末梢の血の巡りを良くして、手足の冷えや肩こりに効く
「ホット
ミン」を新発売
10 月
14
2009 年
2月
c 分岐鎖アミノ酸製剤「リーバクト顆粒」のアジア諸国での販売
等に関する基本契約を締結
c OTC 初のドロップタイプの乗りもの酔い薬「トラベルミン チュ
ロップぶどう味」を新発売
c 欧州でてんかん治療剤「 ZEBINIX 」に関するライセンス契約を
締結
c フィリピンにおいて慢性B 型肝炎治療剤クレブジンの販売承認
を取得
c ドネペジル貼付剤に関する契約を帝國製薬株式会社と締結
3月
c 肩こりに伴う肩の痛みや腰痛に、高用量フェルビナク配合の
ワイドサイズ鎮痛消炎テープ剤「ナボリン フェルビナク70」を
新発売
c 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ」のアセアン諸
国、インド、スリランカにおけるライセンス契約を締結
c 日本における
「 GLIADEL WAFER 」に関するライセンス契約を
締結
4月
c オーストリアに医薬品販売会社を設立
c 欧州におけるてんかん治療剤「 ZEBINIX 」の承認を取得
5月
c シンバイオ製薬株式会社と韓国とシンガポールを対象とした
c 肝臓疾患用剤・アレルギー用薬「グリチロン」、日本で販売開始
に関するライセンス契約
ベンダムスチン塩酸塩( SyB L-0501)
c 「にきび、肌あれ」に効く医薬品ドリンク剤「チョコラ BBドリンク
を締結
ビット」を新発売
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
c FDAが皮膚 T 細胞リンパ腫( CTCL )治療剤「 ONTAK 」を完全
承認
c 英国貴族院、英国国立医療技術評価機構( NICE )
の上告許可
申請を却下
11 月
c トーリーパインズ・セラピューティクス社と遅発性アルツハイ
マー病の関連遺伝子探索研究契約を完了、本研究において得
られた研究資産の購入契約を締結
c てんかん治療剤「 BANZEL 」、レノックス・ガストー症候群の治
療薬として米国で承認を取得
12 月
c 鎮静剤「 LUSEDRA 」注射剤、米国にて承認を取得
6月
c 欧州戦略拠点「欧州ナレッジセンター 」を開設
The Eisai Evolution Tomorrow
エーザイのリージョン戦略
Regional Strategy
地域特性に合わせた戦略の推進
エーザイは世界市場の 5 つのリージョン
(地域)に統括機能を設置し、それぞれにプロダクト・クリエーション機能
(探索研究・臨床研究)
とデマンド・イノベーション機能(生産・物流・マーケティング)
の一貫したバリュー・チェーンを
構築して事業を推進します。
15
所在地別売上高推移
米州
欧州
(億円)
(億円)
(億円)
4,000
4,000
3,000
2,683
2,851
2,922
3,127
3,699
(億円)
600
350
548
3,394
3,325
2,000
中国、アジア・大洋州・中東
3,034
3,000
2,531
2,000
544
510
455
400
300
250
237
383
176
0
0
183
169
119
200
1,000
114
200
2,145
150
1,000
95
100
50
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 中国
m アジア・大洋州・中東
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
日本
売上高成長率( 08/3 ̶> 09/3)
+6%
日本
市場の現状
「予防」、
「疾病管理」、
「最新治療」
をキーワードに、医療用医薬品、一
「疾病管理」、
「最新治療」
「 4 つの事業」が連携した事業活動で価値
を提供
般用医薬品、診断薬、ジェネリック
日本の総人口に占める65 歳以上の人
医薬品の製品/情報/サービス/
口比率は 2009 年 3 月末時点で 22%*に達
本部」
(JBHQ:Japan Business Headquarters)
ネットワークのパッケージを総合的
し、高齢者人口の伸びは2040 年頃まで続
を立ち上げ、医療用医薬品、一般用医薬
くと予測されています。高齢化が急速に
品、診断薬、ジェネリックの 4 事業を統合
進む中、深刻化する国民医療費の拡大に
した戦略を推進しています。
に提供し、患者様とそのご家族が
安心して暮らせる「まちづくり」を
推進します。これらの活動により、
全てのステークホルダーの皆様に、
継続的価値を創出します。
売上高比率
42.5%
16
日本の現代医療のキーワードは「予防」、
エーザイの戦略
エーザイでは、2007年4月に
「日本事業
対し、日本政府は医療費抑制策、ジェネ
4 事業の連携により、市場ニーズや環
リック医薬品(後発医薬品)
の使用促進策
境の変化を先取りでき、より広い分野に
などを積極的に進めており、医薬品市場
おける事業機会を得ることが可能となり
は低成長が続いています。
ました。今後は 4 事業を統合した製品/
一方、生活習慣病の予備軍であるメタ
情 報/サービ ス/ネット ワーク のパッ
ボリック症候群を、早期段階で発見・予防
ケージを総合的に提供し、地域社会の皆
するための 予 防 検 診(いわゆる
「メタボ
様とともに、
「病気になっても安心して
検診」)
が義務化された影響により、自分
暮らせるまちづくり」を推 進します。こ
自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の
れらの活動により、すべてのステークホ
不調を自分で手当てする、
「セルフメディ
ルダー の皆様に継続的価値を創出し、持
ケーション」意識が高まりつつあります。
続的な成長を果たしていきます。
また、ジェネリック医薬品市場の急速な
拡大に伴い 、患者様・医療従事者の皆様
● 医療用医薬品
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
から、情報を伴った安価で質の高いジェ
医療用医薬品は 、最新の治療法と疾
ネリック医薬品に対する要望も増えてき
病の治療・管理に関する最新情報を迅速
ています。
にお届けします。治療効果や安全性に
さらには、医療技術の進歩に伴う、最
関する高質な情報を提供するとともに、
新治療に対する期待も高まっており、
「予
受診、診断、治療の流れを俯瞰した疾患
防」、
「疾病管理」、
「最新治療」は日本の
啓発にも積極的に取り組み 、病に苦しむ
現代医療のキーワードとなっています。
患者様とそのご家族に、一日も早く製品・
* 総務省統計局の人口推計による
情報を提供する体制を構築します。
● 一般用医薬品
一般用医薬品市場においては、薬事法
改正に伴う流通経路の変化、巨大ドラッ
グストアチェーンの台頭など環境変化が
続く中、保険薬局への展開を指向するド
ラッグストアも増加しています。このよ
うなドラッグストアや保険薬局に対し、4
事業が持つ統合された情報・サービスを
提供します。また、生活者の皆様に、より
快活な生活をおくっていただくために、
JBHQ*体制によるエーザイ独自のモデルの提供
統合された JBHQ 4 事業による
製品/情報/サービス/ネットワークの質・量の改善
医療用医薬品:最新治療の情報提供
ジェネリック:エルメッド エーザイとの連携
• 最新治療に関するエビデンスを構築しガイドラ
• エーザイMR・エルメッドMRとの迅速な社内情
インへ組み込み、患者様にいち早く製品・情報
を提供
• 受診、診断、治療の流れを俯瞰した疾患啓発な
どの情報提供(保険薬局含む)
報共有と迅速な採用活動
• エーザイグループとしての高品質製品の提供
• 両社の MRを通じた的確な質の高い情報提供
一般用医薬品:ドラッグストア・保険薬局への
情報提供
診断薬:三光純薬との連携
力します。
• 保険薬局への展開を指向するドラッグストアに
4 事業が持つ統合された情報・サービスを提供
● 診断薬
• 保険薬局における一般用医薬品提供機会の
• 様々な製品のコラボレーション
ヒュミラとKL-6
グラケーとピコルミucOC
予防や軽度の治療領域の商品開発に注
2007 年 10 月に完全子会社化した三光
純薬株式会社と連携し、両社の製品を組
み合わせて販売することで、診断から治
拡大
ワーファリンとコアグチェック など
• 予防、軽治療領域を補完する商品開発
* JBHQ:日本事業本部(医療用医薬品、一般用医薬品、診断薬、ジェネリック)
療まで一貫した情報、製品の提供を実現
し、患者様の QOL(生活の質)の向上と、
患者様とそのご家族、生活者の皆様の多
様なニーズの充足をめざします。
ジェネリックの研究開発・製造・販売を
行うエルメッド エーザイ株式会社と当社
が連携した活動を展開することにより、
エーザイグループとして、的確で豊富な
情報を伴った高品質なジェネリック医薬
品を、患者様や医療関係者の皆様にお届
けします。
17
2000 年より開始した本フォーラムは、
今年で 9 年目を迎えます。2009 年 3 月
期は「認知症を生きるということ。∼安
心のための早期相談、早期対応」をテー
マとして開催し、2,734 名の方々にお越
しいただきました。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
● ジェネリック
(後発医薬品)
もの忘れフォーラム2008
売上高成長率( 08/3 ̶> 09/3)
+24%
現地通貨ベース
米州
市場の現状
米国の医薬品市場は、依然として
成長鈍化の中で、抗がん剤領域やアルツ
型認知症領域が高い伸びを続けていま
世界最大の市場であり、神経、が
ハイマー型認知症領域は拡大
す。抗がん剤領域では、低分子医薬やバ
ん・クリティカルケア領域では今
米国の医薬品市場は、これまで高い成
イオロジクス医薬をはじめとする多方面
後もニ ー ズの拡大が見込まれま
長を続けてきたメディケア処方薬の分野
からのアプローチに期待が高まっていま
す 。エ ー ザ イ は 、
「アリセ プト」
で二極分化(メディケアパートB* :2 桁成
す。また高齢化の進展に伴いアルツハイ
長、メディケアパートD*2:市場の伸長が
マー型認知症領域でのさらなる患者様
一巡)傾向が見られるほか、大型品の特
貢献も期待されています。
許切れとそれに伴うジェネリック医薬品
*1 高齢者向け公的医療保険制度に設けられた入院以外の
「アシフェックス」の製品価値を維
持しながら成長領域への転換を加
速、イノベーション重視の新患者
価値提供によるさらなる成長へと
邁進しています 。
1
のシェア拡大やスイッチOTC 薬 * の使用
3
増の影響により成長鈍化が見られます。
しかし領域別に見ると、エーザイが注
力している抗がん剤や、アルツハイマー
売上高比率
47.3%
18
外来医療サービスの給付制度
*2 高齢者向け公的医療保険制度に設けられた外来薬事給
付制度
*3 医療用医薬品として長く販売されていた成分のうち、有
効性、安全性が確認され、薬局などで購入できる一般用
医薬品として転用(スイッチ)
されたもの
エーザイの戦略
既存領域における患者価値の増大と
シームレス・バリュー・チェーンの一層の
成長領域への転換
強化により、今日急速に革新が進んでい
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
アルツハイマー型認知症領域において
るがん領域における様々 なニーズに貢
ゴールドスタンダードにある
「アリセプト」
献しています。MGIファーマ社との統合
と、医療ニーズの高い消化器疾患領域の
も完了し、高成長、高収益の一大事業セ
「アシフェックス」は、今後もさらなる患
グメントが誕生しました。また、充実しつ
者様貢献をめざし、パッチ製剤や長時間
つあるがん関連製品に加え敗血症治療
作用型製剤などの新剤形や効能追加に
剤を代表とするクリティカルケア関連製
よる有用性拡大 * への取り組みを進めて
品を開発・提供していきます。
いきます。
また、米国ライガンド社よりリンパ腫関
「アシフェックス」
の有用性拡大につい
*「アリセプト」
ては、P.26 をご参照ください。
連製品を買収し、MGI ファーマ社とモル
フォテック社を傘下におさめたことで、
がん関連固有の様々なノウハウを獲得す
るとともに、研 究・生 産・販 売における
MGIファーマ社統合後に行われた米国営業総会
売上高成長率( 08/3 ̶> 09/3)
+8%
現地通貨ベース
欧州
市場の現状
米国に次ぐ一大市場である欧州市
分化されていた市場ですが、欧州医薬
単一市場として医療制度の整備が進行
場では、医療費抑制策やジェネリッ
世界の医薬品市場シェアで米国に次ぐ
が、単一市場としてイノベー
品庁( EMEA )
ク医薬品市場の拡大などにより、成
一大市場である欧州では、医療費抑制策
ティブな医薬品を迅速に患者様に届ける
長スピードは鈍化する傾向にあり
の強化や、ジェネリック医薬品市場の拡
ために、研究開発の近代化と革新化をは
ます。エーザイは、EU を単一市場
大、低薬価国から高薬価国への並行輸入
かっており、効率的な事業展開が求めら
の浸透などにより、近年の市場の成長は
れています。
として統括する欧州ナレッジセン
ター を設 立し、神 経、がん・クリ
ティカルケア領域を柱として効率
的な事業展開をはかっています。
売上高比率
6.5%
緩やかなものとなっています。また、細
エーザイの戦略
欧州ナレッジセンターを核とする High
のセントラル・サービスを提供すると同
Efficiency モデルの追求
時に、各国の拠点が販売活動に特化でき
2009 年 6 月から英国ハットフィールドに
る独自の「 High Efficiency モデル」の 構
「欧州ナレッジセンター( EKC: European
築を進めています。これら新たな体制に
Knowledge Centre )」が本格的に稼動し
より効率的で生産性の高い患者価値創
ました。EKCには研 究から開 発、生 産、
出を実現し、継続的な成長を果たしてい
販売、欧州統括機能が集約し、緊密で頻
きます。また、欧州市場における柱の一
繁なコミュニケーションを通じた知識創
つである神経領域では、てんかん領域
造を推進します。また、EKCがマーケティ
治療剤のラインナップ拡充、適応拡大に
ング、メディカル、ファイナンス、IT など
取り組んでいます。
Eisai Europe Ltd.
プロダクト・
クリエーション
生産・物流
メディカル
マーケティング
英国
ドイツ
フランス
スペイン
イタリア
新進出国・中東欧
欧州ナレッジセンター
地域本社の集中管理
高い効率性の確保
IT 、財務、人事
など
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
欧州High Efficiencyモデル
19
売上高成長率( 08/3 ̶> 09/3)
+25%
+20%
(中国)
(アジア・大洋州・中東)
中国、アジア・大洋州・中東
現地通貨ベース
市場の現状
中国、アジア・大洋州・中東を中心
経済発展とともに大きな成長が見込まれ
今後も大きな市場成長が見込まれます。
とするエマージングエリアは、経済
る市場
一方で、今後、人口増加や公的な医療保
発展が著しく、医薬品市場も近年
近年、急速に成長を続けているのが中
険制度の整備が進む中で、多数の地場企
高成長を続けています。エーザイ
国と、エマージングエリアと呼ばれるア
業との競合や、先進国と比べると大きな
は、中国とアジア・大洋州・中東の
ジア・大洋州・中東市場です。グローバル
所得格差への対応、先進国とは異なる疾
マーケット全体に占めるシェアは現在、1
病構造に合わせた品揃えなど、課題も多
割程度ですが、経済的な発展とともに、
く存在しています。
2 つのリージョンに統括機能を設置
することで、それぞれのマーケッ
トの多様なニーズに応える事業展
開を進めています。
エーザイの戦略
製品/情報/サービスの質の向上により
多様なニーズを充足
売上高比率
中国
1.5%
アジア・大洋州・中東
3.7%
20
2.2%
● アジア・大洋州・中東
アジア・大洋州・中東では、インドを第 4
エーザイは、中国とアジア・大洋州・中
の知識創造拠点と位置づけ、特に注力し
東の 2 つのリージョンに統括機能を設置
ています。ムンバイの販売・マーケティ
し、それぞれのマーケットの多様なニー
ング機能は一層の充実をはかります。ま
ズを充足し製品/情報/サービスの質
た、建設中のバイザッグ工場は 2010 年 3
を高める事業展開を進めています。
月期中に竣工し、原薬および製剤の生産
ならびに製造プロセスと製剤技術の研究
● 中国
活動を開始します。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
中国では、グローバルな主力製品であ
るアリセプトを展開するとともに、所得
構造や疾病構造に合致した戦略的な製品
ラインアップの強化を推進し、神経領域、
消化器・肝臓疾患領域、内分泌・整形外
科領域を重点領域として取り組んでいま
す。さらに、患者貢献をはかり、継続的
な成長をめざします。
衛材(中国)薬業有限公司( Eisai China Inc. )の
2009 年営業総会
The Eisai Evolution Tomorrow
エーザイの「プロダクト・クリエーション」
Product Creation Strategy
革新的な新薬の早期創出をめざして
エーザイでは研究開発活動を「プロダクト・クリエーション」と位置づけ、従来の研究開発体制を刷新し、
患者様の生命・生活の質を改善する革新的な新薬の早期創出をめざします。
21
プロダクト
クリエーション
エー ザイでは、製薬企業にとってその活動
の礎となる研究開発活動を、より患者様志向を
強めた活動とすることを目的として「プロダクト・
クリエーション」へと転換し、革新的な新薬の早
期創出をめざします。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
リサーチ &
ディベロップメント
プロダクト・クリエーションに向けた新しい体制
エーザイは2009 年 7 月から、従来の研究開発体制を新しい体制へと刷新しました。患者様の生命・生活の質を改善
することを明確な目的として、患者様の真実を知るタレント グループが新製品の創出をめざします。
新体制は右図に示したユニットが相互
3つの構成要素
に連携し、共同して製品創出を行います。
プロダクト・クリエー ション・ユニット
( PCU ).......... 当該領域における革新的新薬候補の発明・発見か
ら承認申請に至るまでの一連のプロセスをタイム
強いリーダーシップのもと、発明・発見
リー に進行することに全て の責任を負う
から新薬承認取得までを一貫して達成す
コア・ファンクション・ユニット
( CFU )........................ コア・ファンクション
(オペレーション、技術 、薬制)
る権限を付与することにより責任意識を
において 、グロー バル・クラスの能力を獲得・維持
醸成し、領域ごとの経験・専門知識を活
すること、PCUと同列のパートナーとして新薬候補
の推進をすることに全ての責任を負う
かし、目的と結 果を共 有する社 内 ベン
チャー体制により製品創出における生産
CEO オフィス ............................................................. プロダクト・クリエー ション組織戦略 、コー ポレー
ト・ポートフォリオ・マネジメント、プロダクト・クリ
性の向上をめざします。
エー ション活動推進の責任を負う
プロダクト・クリエーションの新体制
13
患者様
プロダクト・クリエーション
CEO
Neuroscience
PCU
Oncology
PCU
Morphotek
PCU
Clinical
Research
Frontier PCU Premier PCU Center PCU
KAN PCU
Pharmaceutical Biopharma- Biomarkers &
Scientific &
Science &
ceutical
Personalized
Next
Operational
Technology Assessment
Medicine
Generation
Clinical
CFU
CFU
CFU
Systems CFU Support CFU
Units
Global
Regulatory
CFU
CEOオフィス
• プロダクト・クリエーション組織戦略
• コーポレート・ポートフォリオ・
22
PCU(プロダクト・クリエーション・ユニット)
CFU(コア・ファンクション・ユニット)
マネジメント
• プロダクト・クリエーション活動推進
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
7創薬領域と6技術機能領域で連携したプロダクト・クリエーション
PCU
創薬領域
ニューロサイエンス
脳・神経
オンコロジー
がん
モルフォテック
がん、免疫抗体
フロンティア
血管・炎症・免疫
プレミア
現有後期臨床テーマ
臨床研究センター
日本国内向け
KAN
セロミックス ベース抗体(高選択性)
CFU
技術機能領域
ファーマシューティカル・サイエンス &
テクノロジー
原薬・製剤
バイオファーマシューティカル・
アセスメント
薬物動態・安全性
バイオマーカー &
パーソナライズド・メディスン
バイオマーカー研究
ネクスト・ジェネレーション・システムズ
新規スクリーニングシステム
サイエンティフィック &
オペレーショナル・クリニカルサポート
臨床薬理・臨床データ管理
グローバルレギュラトリー
薬制
重点開発品
エーザイは、既存の薬剤では示していなかった薬効や、難治性の疾病に奏効する可能性を含んでいる下記の10 プロ
ジェクトを最優先プロジェクトとして、経営資源を投入しています。
エンドトキシン拮抗剤
E5564 (一般名:エリトラン)
〈重症敗血症〉
E5564 は、エンドトキシン拮抗剤として敗血症治療剤をめ
でフェーズⅢ試験を実施しており、申請に必要な中間解析数
ざして開発を進めています。Lipid A の誘導体で、細菌から
1,500 症例に対し、1,100 例以上がエンロールされています。
放出されたエンドトキシン
(内毒素)
とTLR4 受容体との結合
これまでの臨床試験で高い安全性が確認されており、本試
を阻害することで、敗血症治療に効果を発揮し、生存率の向
験で過去 3 回実施された安全性評価の DMC* では、いずれ
上が期待されています。
も計画を変更せず試験の継続が推奨されました。2010 年 3
本剤の特性を最大限引き出すために、発症から12 時間以
内の投与開始という厳格なプロトコルを遵守して、日・米・欧
月期の日・米・欧同時申請をめざしています。
* Data Monitoring Committee
微小管ダイナミクス阻害剤
E7389 (一般名:エリブリン)
23
〈乳がん、非小細胞肺がん、前立腺がん、肉腫〉
試験:サードライン)
が進行中で、症例エンロールを完了し
化合物で、細胞分裂に関与します。1992 年にクロイソカイ
ています。日本においては、乳がんを対象としたフェーズⅡ
メンから初めて単離された、天然化合物ハリコンドリンBを
試験(221 試験)
が進行中で、症例エンロールを完了してい
基にした全合成誘導体です。微小管ダイナミクス阻害剤と
ます。また、211 試験データ
(タキサン・アントラサイクリン・
して、延命効果と、既存の微小管作用型薬剤と比べてしびれ
カペシタビンを使用したが進行した乳がん約 300 例)
を用い
などの末梢神経障害が少なくボーラス投与ができるという
て、スイスおよびシンガポールで5 月末に申請を予定してい
簡便さを併せ持つ抗がん剤として開発を進めています。
ます。2010 年3 月期の日・米・欧同時申請をめざしています。
欧米において、乳がんを対象としたフェーズⅢ試験(305
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
E7389 は、新たな化学療法剤の候補として開発中の新規
AMPA 受容体拮抗剤
E2007 (一般名:ペランパネル)
〈神経因性疼痛、てんかん〉
アルドース還元酵素阻害剤
AS-3201 (一般名:ラ二レスタット)
〈糖尿病性神経障害〉
E2007 はAMPA 受容体に選択的に拮抗する世界初の
AS-3201 は、高血糖によって神経障害を引き起こす原
経口剤をめざして、開発を進めています。神経の興奮
因と考えられるソルビトールの蓄積を抑制するアルドー
性刺激を新しいメカニズムで断ち切ることにより、痛み
ス還元酵素阻害剤( ARI )
で、糖尿病合併症治療剤をめざ
やてんかん発作の軽減が期待できます。糖尿病性神経
しています。フェーズⅡ試験で神経伝導速度における有
因性疼痛とヘルペス感染後疼痛ともに、フェーズⅡ試験
効性を確認しており、現在米国においてフェーズⅢのプ
でデータベースロックを終え、現在詳細な解析を実施
ロトコールを作成中です。
中です。てんかんについては、欧米でフェーズⅢ試験、
日本でフェーズⅡ試験を進行中で、2013 年 3 月期中に欧
米での申請を予定しています。
トロンビン受容体拮抗剤
E5555
〈急性冠症候群、アテローム血栓症〉
24
モノクローナル抗体
MORAb-003 (一般名:farletuzumab)
〈卵巣がん〉
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
E5555 は、抗血小板作用に加えて、血管壁の肥厚抑制
MORAb-003 は、卵巣がんなどに特徴的に発現が見ら
作用により、動脈硬化性血管病変に対する新たな治療
れる
「葉酸受容体α」に結合して、卵巣がん再発までの
法をめざしたトロンビン受容体拮抗剤です。アテローム
期間を延長することにより、延命効果の発揮が期待で
血栓症に対するフェーズⅡ試験(欧米における201 試験、
きる抗体製剤です。プラチナ系抗がん剤感受性再発性
日本における206 試験)
が進行中で、ともに目標症例数
卵巣がんを対象に、米国においてフェーズⅢ試験を実
を達成しています。また、急性冠症候群に対するフェー
施しています。また、プラチナ系抗がん剤耐性卵巣が
ズⅡ試験(欧米における202 試験、日本における207 試験)
んを対象としたフェーズⅡ試験を米国において実施中
が進行中で、ともに目標症例数を達成しています。急
です。
性冠症候群に関して、2013 年 3 月期中の日・米・欧での
申請を予定しています。
モノクローナル抗体
MORAb-009
〈膵臓がん、中皮腫〉
「メソセリン」に結合することにより、
MORAb-009 は、
トロンボポエチン受容体作動剤
AKR-501
〈血小板減少症〉
AKR-501 はトロンボポエチン受容体のフルアゴニスト
膵臓がんおよびメソセリオーマ
(中皮腫)
での延命効果
として血小板の増加を促進する新規化合物です。血小
を期待して開発中の抗体製剤です。メソセリンの過剰発
板減少症に対して、血小板輸血に代わりうる経口投与で
現は、膵臓がん、肺がん、中皮腫、卵巣がん、大腸がん
の治療をめざし、開発を進めています。対象疾患は、特
で確認されています。現在、米国においてゲムシタビ
発性血小板減少性紫斑病( ITP )
、肝疾患に伴う血小板減
ンを併用し、膵臓がんを対象としたフェーズⅡ試験を実
少症( TLD )
、がん化学療法に伴う血小板減少症( CIT )
で
施中です。また、中皮腫を対象としたフェーズⅡ試験を
す。米国において、ITPを対象としたフェーズⅡ試験で目
米国において開始しました。
標症例数のエンロールを達成しました。
VEGF 受容体チロシンキナーゼ阻害剤
γ- セクレターゼモジュレーター
E7080
〈甲状腺がん、メラノーマ、非小細胞肺がん〉
E2012
〈アルツハイマー型認知症〉
E2012 はγ-セクレターゼモジュレーターで、アルツハ
て、栄養供給を遮断することにより、がんの増殖を抑え
イマー型認知症( AD )
の疾患修飾型薬剤として開発を進
るVEGF 受容体チロシンキナーゼ阻害剤です。米国では、
めています。ADの原因と考えられるベータ・アミロイド
(A
甲状腺がんを対象としたフェーズⅡ試験の症例エンロー
β)の産生を抑えることにより、病態の進行抑制作用が
ルを開始し、また日本では、非小細胞肺がんを対象とし
期待されることから、根本治療に一歩近い次世代 AD 治
た併用フェーズⅠb 試験の症例エンロールを開始してい
療剤として待望されています。臨床試験においてAD の
ます。既存の VEGF 受容体チロシンキナーゼ阻害剤が効
発症原因と考えられるAβ42 を指標としてPOP( Proof of
果を示しにくいメラノーマに対しても、フェーズⅠ試験に
Pharmacology )を 確 認 します。 今 後 はさらにADNI
おいて腫瘍縮小が観察されたため、早期申請をめざし
( Alzheimer s Disease Neuroimaging Initiative )などの
欧米でメラノーマを対象としたフェーズⅡ/Ⅲ試験を計画
バイオマーカー情報をタイムリーに取り入れ、有効性・
しています。
安全性を確認しつつ、早期開発をめざしています。
25
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
E7080 は、がんに栄養供給をする血管の新生を抑え
アリセプト、アシフェックスの患者価値向上に向けた有用性拡大
グローバルな主力製品であるアルツハイマー型認知症治療剤の「アリセプト」とプロトンポンプ阻害剤「アシフェック
ス」については、米国における物質特許期間の満了を見据え、患者価値のさらなる向上に取り組んでいます。
アリセプト
護 者 の 皆 様 の 負 担 が 軽 減 されます。
● 徐放製剤
2009 年 2 月に帝國製薬株式会社ならび
23mg 徐 放 製 剤(ド ネ ペ ジ ル 塩 酸 塩
にTeikoku Pharma USA, Inc. と同製剤の
23mg 含有製剤)は、安全性を維持しつ
開発に関する契約を締結しました。これ
つ、血中濃度を高め有効性を拡大するこ
によりエーザイは、米国における独占販
とによって、既存製剤(ドネペジル塩酸塩
売権、日本における研究開発・販売にか
10mg 含有製剤)にまさる有用性を確保
かる独占的ライセンス契約の選択権、そ
することをめざして開発を進めています。
の他の地域における独占開発・販売権を
中等度から高度のアルツハイマー型認知
パッチ製剤では、週 1 回の貼付をめざ
獲得しました。2010 年 3 月期中の早期申
症の患者様を対象としたフェーズⅢ試験
した経皮吸収型テープ製剤を開発してい
請をめざし、現在フェーズⅠ試験が進行中
が終了し、2010 年 3 月期中に申請する予
ます。1 週間 1 回製剤にすることで、嚥下
です。
定です。
● パッチ製剤
困難な患者様のベネフィットが向上し、介
アシフェックス
26
「アシフェックス」の長時間作用型製剤
*1 就寝後から明け方にかけての夜間の酸分泌の抑制
については、フェーズⅢ試験が進行中で
*2 胃内 pHが4 以上の状態を保持する時間が長いほど
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
す。従来のプロトンポンプ阻害剤で指摘
されていた弱点 *1 を克服し、対エソメプ
ラゾールでpH 保持時間を延長し*2、長時
間持続して患者様の胃酸逆流を抑制する
製剤をめざしています。
が充分ではない点
治癒率は上昇する
主要開発品
承認取得品
製品名、開発品コード
ヒュミラ
( D2E7)
薬効/作用
地域
剤形
承認時期
関節リウマチ治療剤/ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体
日本
注射
2008 年 4 月
イオメロン
( E7337)
【用法・用量、剤形追加】肝臓領域のダイナミックコンピューター断層撮影における造影に関する用法・
用量、剤形の追加
日本
注射
2008 年 5 月
アシフェックス
( E3810)
【適応追加】青年期胃食道逆流症における短期治療の効能・効果追加
米国
経口
2008 年 6 月
【剤形追加】
がん化学療法に伴う急性悪心・嘔吐予防での経口剤の剤形追加
米国
経口
2008 年 8 月
タイ
経口
2008 年 9 月
英国
経口
2008 年 10 月
Aloxi
( E3270)
ガスモチン
消化管運動機能改善剤/機能性胃腸症(一般名:モサプリド)
アリセプト
( E2020)
【剤形追加】液剤の剤形追加
Banzel
てんかん治療剤/レノックス・ガストー症候群に伴うてんかん発作の併用療法(一般名:ルフィナマイド)
米国
経口
2008 年 11 月
Lusedra
鎮静剤/成人の検査もしくは処置における鎮静(一般名:fospropofol )
米国
注射
2008 年 12 月
Revovir
慢性 B 型肝炎治療剤/慢性 B 型肝炎におけるウイルス増殖の阻害(一般名:クレブジン)
フィリピン
経口
2009 年 2 月
( E2080)
( E2083)
申請中・申請準備中開発品
(1)神経
製品名、開発品コード
アリセプト
( E2020)
概要
剤形
アセチルコリンエステラーゼ阻害作
用に基づき、すでにアルツハイマー型
認知症治療剤として承認を取得して
います。
経口
開発状況
前臨床
フェーズⅠ
フェーズⅡ フェーズⅢ
申請
申請(予定)時期
【適応追加】
脳血管性認知症
米国
レビー小体型
認知症
日本
2002 年 11 月
【剤形追加】
E2007
一般名はペランパネルで、グルタミン
酸受容体のサブタイプであるAMPA 受
容体へのグルタミン酸の結合を選択的
に阻害し、各種神経疾患への可能性を
有しています。
経口
ゼリー剤
日本
徐放製剤
米国・欧州
てんかん
米国・欧州
2008 年 3 月
2010 年 3 月期
2013 年 3 月期
日本
神経因性疼痛
米国・欧州
片頭痛予防
米国
多発性硬化症
欧州
糖尿病性神経
障害
米国
一 般 名はラニレスタットで 、強 力 な
アルドー ス還元酵素阻害作用に基づ
き 、糖尿病合併症治療剤をめざして
います 。
経口
一般名はゾニサミドで、幅広い抗てん
かんスペクトラムを有し、忍容性の高い
てんかん治療剤です。すでに成人部分
てんかんを対象に併用療法の適応を取
得しています。
経口
E0302
日本で末梢性神経障害治療剤として
広く使われているメコバラミンについ
て、新たに筋萎縮性側索硬化症( ALS )
を対象としたフェーズⅡ/Ⅲが進行中
です。
注射
E2014
ボツリヌス毒素が神経筋接合部でコリ
ン作動性神経終末に作用し、アセチル
コリンの遊離を阻害することで筋を弛
緩させます。
注射
痙性斜頸
日本
2006 年 12 月
SEP-190
一般名はエスゾピクロンで、非ベンゾジ
アゼピン系に属するGABA-A 受容体作
動剤です。一過性不眠、短期不眠や高
齢者の不眠に効果を期待しています。
経口
不眠症
日本
2011 年 3 月期
AS-3201
【適応追加】
単剤療法
欧州
小児適応
欧州
2013 年 3 月期
2012 年 3 月期
口腔内崩壊錠
欧州
2009 年 3 月
筋萎縮性側索
硬化症( ALS )
日本
【剤形追加】
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
ゾネグラン
( E2090)
27
(2)
がん、支持療法
製品名、開発品コード
概要
剤形
開発状況
E7389
一般名はエリブリンで、カイメン由来の
ハリコンドリンBを基にした全合成誘導
体です。微小管の伸長を阻害し細胞分
裂を抑制することにより抗腫瘍活性を
示します。乳がんでの POCに成功しま
した。
注射
乳がん
前臨床
非小細胞
肺がん
米国
前立腺がん
米国・欧州
肉腫
欧州
α2 インテグリン発現抑制作用を有する
血管新生阻害剤です。
経口
大腸がん
米国
E7080
VEGF 受容体チロシンキナーゼ阻害剤
です。
経口
甲状腺がん
米国
MORAb-003
一般名はfarletuzumabで、葉酸受容体
αに対するヒト化 IgG1 抗体です。
注射
卵巣がん
米国
MORAb-009
メソセリンに対するIgG1 抗体です。
注射
膵臓がん
米国
中皮種
米国
一般名はデシタビンで、DNAメチル
化阻害による細胞分化誘導作用を有
し、すでに米国で骨髄異形成症候群
( MDS )
で適応を取得しています。
フェーズⅡ フェーズⅢ
申請
注射
申請(予定)時期
2010 年 3 月期
2010 年 3 月期
日本
E7820
Dacogen
( E7373)
フェーズⅠ
米国・欧州
【適応追加】
急性骨髄性
白血病( AML )
米国
2011 年 3 月期
【有用性】
MDS の延命
効果
米国
【用法・用量】
MDS5 日間投与
米国
DNA 合成阻害により各種固形がんに効
注射
前立腺がん等
米国
経口で効果が期待されるトロンボポエ
チン受容体のアゴニストです。
経口
特発性血小板
減少性紫斑病
米国
amolimogene
ヒトパピローマウイルス
( HPV )
に対す
る治療用 DNAワクチンです。
注射
子宮頸部
異形成
米国
Saforis
グルタミン懸濁製剤です。化学療法に
伴う口腔粘膜炎に対して保護作用を示
します。
外用
口腔粘膜炎
米国
irofulven
( E7850)
AKR-501
( E7101)
( E6014)
果を期待しています。
2009 年 7 月
(3)血管・免疫反応
製品名、開発品コード
ヒュミラ
( D2E7)
概要
剤形
一般名はアダリムマブで、ヒト型抗ヒト
TNFαモノクローナル抗体です。日本
で関節リウマチの承認を取得し発売し
ました。
注射
28
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
E5564
一般名はエリトランで、エンドトキシン
拮 抗 作 用を示し、POC 試 験において
種々 のグラム陰性菌由来のエンドトキ
シンに起因する重症敗血症で、目標と
していた有効性および安全性が確認さ
れました。
注射
E5555
トロンビン受容体拮抗作用に基づき血
小板凝集抑制作用と平滑筋増殖抑制作
用を示します。
経口
E6201
新規MEK-1 / MEKK-1 キナーゼ阻害剤
です。
T-614
一般名はイグラチモドで、炎症性のサ
イトカインの産生、リンパ球増殖および
免疫グロブリン産生を抑制します。
開発状況
前臨床
フェーズⅠ
フェーズⅡ フェーズⅢ
申請
申請(予定)時期
【適応追加】
乾癬
日本
若年性関節
リウマチ
日本
2008 年 5 月
2012 年 3 月期
強直性脊椎炎
日本
関節の構造的
損傷の防止
日本
クローン病
日本
潰瘍性大腸炎
日本
重症敗血症
日本・米国・欧州
2010 年 3 月期
2012 年 3 月期
2010 年 3 月期
2013 年 3 月期
急性冠症候群
日本・米国・欧州
アテローム
血栓症
日本・米国・欧州
外用
乾癬
米国
経口
関節リウマチ
日本:再申請準備中
2010 年 3 月期
2012 年 3 月期
2012 年 3 月期
(4)消化器
製品名、開発品コード
パリエット/
アシフェックス
( E3810)
概要
剤形
プロトンポンプ阻害作用に基づき、十二
指腸潰瘍、逆流性食道炎、ヘリコバク
ター・ピロリ除菌などの承認を取得して
います。さらに米国で青年期胃食道逆
流症における短期治療の効能・効果を
追加取得しました。
経口
開発状況
前臨床
フェーズⅠ
フェーズⅡ フェーズⅢ
申請
申請(予定)時期
【適応追加】
非びらん性
胃食道逆流症
日本:再申請準備中
2010 年 3 月期
(再申請予定)
【用法・用量追加】
逆流性食道炎
日本
【剤形追加】
ガスモチン
一般名はモサプリドで、選択的なセロト
ニン
(5-HT4)受容体アゴニストであり、
アセチルコリン遊離の増大を介して消
化管運動促進作用および胃排出促進作
用を示します。
経口
長時間作用型
製剤
米国
2010 年 3 月期
機能性胃腸症
マレーシア、インドネシア、
フィリピン、シンガポール
2007 年 5 月
アセアン等
5カ国
(5)他疾患
製品名、開発品コード
概要
剤形
開発状況
KES524
一般名はシブトラミンで、脳内の神経
伝達物質であるセロトニンとノルアドレ
ナリンの再取り込み阻害に基づく中枢
作用による満腹感の亢進と体内のエネ
ルギー消費の亢進により、体重の減少
効果を期待しています。
経口
肥満症
日本
2007 年 11 月
クレブジン
DNAポリメラーゼ阻害による抗ウイル
ス作用に基づく慢性 B 型肝炎治療剤で
す。クレブジンは一般名であり、フィリ
ピンでの製品名は「 Revovir 」を予定し
ています。
経口
慢性 B 型肝炎
マレーシア、タイ、
インドネシア、インド
2007 年 5 月
一般名はミチグリニドで、膵臓のβ細胞
スルフォニルウレア受容体と選択的に
結合し、膵臓からのインスリン分泌を促
進することによって血糖の低下作用を
発揮します。
経口
微小気泡(マイクロバブル)
が超音波を
反射することを利用した造影剤です。
注射
グルファスト
E7210
前臨床
フェーズⅠ
フェーズⅡ フェーズⅢ
申請
申請(予定)時期
アセアン2カ国
中国
糖尿病
マレーシア、タイ、
インドネシア、フィリピン、
シンガポール
2008 年 3 月
アセアン5カ国
Dacogen の MDS 5 日間投与に関して、2009 年 5 月に申請し、7 月に受理されました。
日本:開発一時中断中
(2009 年 6 月現在)
29
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
企業の社会的責任( CSR )
への取り組み
患者様貢献
エーザイでは、hhc を実践するには、患者様の顕在的な要求だけでなく、潜在的な要求までをも知り、それに応えることで顧客歓喜を
実現したいと考え、世界中の従業員がさまざまな活動に取り組んでいます。
アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」の新剤形の開発
現場体験研修でグループホームなどの施設を訪問し、アルツハイマー型認知症の患者様と
の交流を通じてわかったことは、患者様の中には食べ物を飲み込むことが難しい方が多いとい
うことでした。特に水やお茶などの水分はむせることもあり、服薬がつらいというニーズが明
らかになり、患者様が服用しやすいゼリー剤を開発しました。また、手の不自由な方を考慮して、
開発中のカップ型ゼリー製剤
片手でも開封できるデザインにしています。ゼリー自体の硬さや味などは、患者様にご協力い
ただいて試行錯誤を重ね、嚥下反射が起きやすい酸味のあるはちみつレモン風味としました。
現在、国内で承認申請中です。
「病気になっても安心して暮らせるまちづくり」をめざして
エーザイの国内における事業活動の大きな目標として、
「病気になっても安心して暮らせる
まちづくり」があり、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」をもとに、
「認知症になって
も安心して暮らせるまちづくり」を進めています。例えば、認知症への理解と受診の促進のた
めの認知症フォーラムなどの啓発活動、保健・医療・福祉サイドに対応した介護マニュアルの作
認知症についてご理解いただくための講演
成、かかりつけ医と専門医の連携に向けた早期診断支援システムの開発と普及など、患者様を
取り巻く社会環境を整備するお手伝いをしてきました。
これらの経験を活かして、今後、骨粗しょう症、関節リウマチ、心房細動などについても、
「病
気になっても患者様やそのご家族が安心して自分らしく暮らせるまちづくり」に取り組んでい
きます。
認知症になっても安心して暮らせるまちづくり
30
認知症の実態を演劇で表現
地方自治体や患者様・介護者のネットワークづくり
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
• 病気の気づき
• 家族のチェック
早期発見・治療に向けた診断・治療ネットワークづくり
• 受診喚起
• 検診システム
思い出せない
徘徊してしまう
不安
恐怖
患者様
患者様を取り巻く社会環境整備
• 住民の理解
エーザイが取り組む
「まち」づくり
• 住民が認知症を理解している「まち」
• 認知症になっても、早期診断・治療が可能な「まち」
• 地域が患者様にやさしい「まち」
認知症フォーラムの実施
hhc:患者様との交流研修 ̶ 患者様の真実を知るために̶
患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献するhhc 理念のもと、患者様やご家族の実際のご苦労や
ご期待に対する理解を進めるために、様々な研修や患者様との交流活動を行っています。
国内全部門の組織長を対象に実施している研修では、患者様、ご家族も加わったチーム医療
を実践し、高質の医療を提供している群馬県伊勢崎市の美原記念病院で、高度認知症の患者
様と触れ合う医療現場体験を通して、日々 の業務の中でのhhcの実現に向けて患者様の喜怒
哀楽を体得します。
リウマチなどの難病の患者様に工場や研究所をご訪問いただく交流活動では、患者の皆様
美原記念病院での交流研修
に医薬品製造の現場を見学いただくとともに、より使いやすい、飲みやすい、扱いやすいといっ
た剤形や、希望を持って安心して生活をお続けになることができる薬効を持った新薬に対する
患者様のご期待を直接お話しいただき、患者様の薬剤に対するニーズを理解する大変貴重な
機会となっています。
また、2008 年からは社員が小児がん病棟を訪ね、病室の子供たちとの対話を目的とした交流
活動を実施しています。苦しい抗がん剤治療に耐えながら、それでも夢を持って前向きに生き
ている子供たちと接した社員は、新薬開発への思いを新たにし、患者様にとっての実際の時間
軸を理解します。今後は同様の交流活動を米国を始めとする海外でも実施していく予定です。
私たちは、こうした交流活動を通じて患者様やそのご家族の皆様のご苦労や切実な願いを
心に刻み、創薬や臨床研究、生産、マーケティングといったそれぞれの職場において、プロダ
クト・クリエーションやデマンド・イノベーション活動の推進に活かしています。
社員一人ひとりのために
エーザイは創業以来、社員こそが会社の最も重要な資産であると認識し、個性と意欲を尊重した能力開発をはかるとともに、社員一人
ひとりが生き生きと働ける環境の整備に努めています。
エーザイは、定款で、主要なステークホルダーを患者様と生活者の皆様、株主の皆様および
社員と定め、社員に対する安定的な雇用の確保、やりがいのある仕事の提供、能力開発機会の
取り組めるようにさまざまな制度の充実をはかるとともに、能力を存分に発揮できるフィール
ドをグローバルに提供しています。
アジアでのリーダーシップ研修
さらに、社員一人ひとりの安定した生活環境があってこそ 、社員がhhc の実現に対して積極
的に取り組み、その能力を遺憾なく発揮できるという考えに基づき、環境の整備に努めていま
す。例えば、職種によってフレックスタイム制度や裁量労働制を導入しているほか、育児およ
び介護に対する支援制度も充実させ、社員一人ひとりの働き方を尊重しています。
第 V 期中期戦略計画(ドラマティック リープ プラン)
のコンセプトの 1 つである
「ベストな人に
よるベストな場所でのベストなストラクチャー での価値創造」を実現するために、グローバル
人事ポリシーやガイドラインを策定し、積極的な人材交流に向けた仕組みやグローバルレベル
のリーダーシップ研修を整備・実施しています。今後も、当社の国際展開を支えるグローバル
人材の育成をさらに加速させていきます。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
充実により社員価値を高めることを社内外に明示しました。当社では、社員自らが能力開発に
31
コンプライアンス
日々の企業活動の中では様々な判断が求められますが、その基本となるのがコンプライアンス
(法令と倫理の遵守)
であると考えてい
ます。エーザイでは、企業理念の中にコンプライアンスを盛り込み、さらにそれを定款に定めて、企業活動の根幹としています。
推進体制
代表執行役社長兼 CEO
コンプライアンス推進を統括する執行
助言・勧告
チーフ・コンプライアンス・オフィサー
コンプライアンス委員会
役であるチーフ・コンプライアンス・オフィ
サー の下に企業倫理推進専任部署を日
エーザイ株式会社
企業倫理推進部長
米州統括会社
コンプライアンス・オフィサー
グループ企業
(日本、中国、アジア・太洋州・中東)
欧州統括会社
コンプライアンス・オフィサー
グループ企業
(米国)
グループ企業
(欧州)
本、米国、欧州に設置した体制により、グ
ローバルにコンプライアンス活動を推進
しています。また、日本、米国、欧州の各
エリアの弁護士やコンサルタント等社外
専門家からなる諮問委員会であるコンプ
ライアンス委員会が、当社のコンプライアンス活動について定期的に客観的なレビューを行う
とともに、チーフ・コンプライアンス・オフィサーに適切に助言を行っています。
研修体制
コンプライアンス研修に関しては、
トップ・マネジメントに対する役員研修をはじめ、部門別、
新任組織長、新入社員など対象者に応じた研修や、リスクアセスメント研修 * 、コンプライアン
スe-ラーニングによる自己学習など、さまざまな取り組みを実施しています。
* 社員一人ひとりがコンプライアンスリスクを抽出し、社外弁護士を交えたグループディスカッションにより分析・評価する研修
コンプライアンス・ハンドブック
全世界の役員および従業員が同じコンプライアンス・マインドで活動できるよう、ビジネスの
基本となる
「 ENW* 企業行動憲章」や考え方を示した「 ENW 行動指針」を定めています。これら
を「コンプライアンス・ハンドブック」
として第 5 版では 13ヵ国語で発行し、全世界の役員および
32
従業員に配布しています。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
コンプライアンス・ハンドブック
コンプライアンス・カウンター
法律の解釈などコンプライアンスに関して判断に迷った場合や、自分自身や上司、同僚の行動
がコンプライアンスに則っているか疑問を感じた場合など、社員の身近な社内相談窓口として、
2000 年 4 月に開設されました。さらに、公益通報者保護制度に対応して弁護士による社外カウ
ンターを設けるとともに、コンプライアンス・カウンターに相談しにくいケースでも社員が相談
を設置し、コンプラ
しやすいように、社外相談員が運営する社外相談窓口GUIDEA(ガイディア)
イアンスを充実させるための環境を整備しています。
2009 年3 月期中にコンプライアンス・カウンターが受けた問い合わせの総件数は886 件(月平
均 74 件)
でした。
:エーザイ株式会社および連結子会社と関連会社で構成されている企業グループ
* ENW( Eisai Network Companies )
環境保全
エーザイでは、
「 ENW 環境方針」に基づく環境管理体制のもと、役員および従業員が環境基本理念を共有し、各事業所・企業単位で継
続的に環境保全活動を展開しています。
地球温暖化防止 「 2009 年 3 月期から2013 年 3 月期までの 5 年間の平均 CO2 排出量を1990 年レベルにする」
ことを目標にしており、CO2 排出量削
減の取り組みの一環として重油から都市ガスへの燃料転換を完了しました。引き続き、設備更新時の省エネルギー設備・機器の採用やグループ
企業での燃料転換など、さらなるCO2 排出削減に努めます。
「 2011 年 3 月期ゼロ
廃棄物削減とリサイクルの推進 2011 年 3 月期に廃棄物発生量に対する最終埋立量比率を 1% 未満に抑えることを目標に、
エミッション計画」を策定しました。その実現に向けて廃棄物発生量の削減や最終埋立量の削減、リサイクルの拡大に取り組んでいます。また、
リサイクルを推進している企業を優先的に選定し、業務委託をしています。
化学物質管理 購入、生産から使用、廃棄に至る全ての段階において、化学物質の適正な管理と使用量削減、リサイクルの促進に取り組んでいます。
グリーン購入 2001 年に「グリーン購入に関するエーザイガイドライン」を定め、環境配慮型の物品を優先的に購入しているほか、包装材料のグ
リーン調達にも取り組んでいます。
URL
http://www.eisai.co.jp/social/esreport/index.html
社会貢献活動
エーザイは、くすり博物館の無料公開、医療・医薬研究活動の支援財団の運営支援、長年の医療への従事において顕著な功績をあげた
医療功労者の顕彰事業への協賛など、主に医学の発展に寄与する社会貢献活動に取り組んでいます。
内藤記念くすり博物館 日本初の医薬に関する博物館として1971 年に創設され、6 万 5 千点を超える収蔵資
料の中から約 2 千点を展示し、無料で公開しています。併設する図書館では、江戸時代から明治初期までの
薬の歴史に関する書物など6 万 2 千点を収蔵しています。薬用植物園では薬草・薬木など約 600 種類を栽培
し、薬草栽培教室などさまざまな講座やイベントを開催しています。2009 年 3 月期には約 4 万 5 千人の方が
来館され、総来場者数は延べ 125 万人を超えました。
URL
内藤記念くすり博物館(概観)
http://www.eisai.co.jp/museum
医療功労賞 1986 年より、困難な環境のもとで長年医療に従事し、顕著な功績をあげた方々を表彰する、
医療功労賞 *に協賛しています。2009 年 3 月期の受賞者は国内部門 16 名、海外部門 1 名の計 17 名でした。
URL
http://www.eisai.co.jp/social/program.html#awards
財団法人内藤記念科学振興財団 疾病の予防と治療に関する自然科学の研究を奨励し、学術の振興や人々の
福祉に寄与することを目的に、当社創業者の内藤豊次および当社により創設され、毎年、第一線で活躍する研
究者に対し、助成金を贈呈しています。2009 年 3 月期は財団設立40 周年を記念して2 名の研究者に科学振興
賞が贈呈されたほか、総件数236 件、総額4 億3 百万円の助成金が提供されました。
医療功労賞表彰式
URL
http://www.naito-f.or.jp
財団法人医療科学研究所 医療および医薬品に関する経済学的調査・研究、医薬品等に関する研究開発・生
産・流通などについての調査・研究を行い、医療とその関連諸科学の学際的研究・調査を推進することでわ
が国の医療と福祉の発展をはかることを目的とし、当社の創業 50 周年記念事業の寄付をもとに、1990 年に
設立されました。研究成果を機関誌『医療と社会』
に発表するほか、研究会やシンポジウムを開催し、専門家
によるディスカッションの場を提供しています。
URL
http://www.iken.org
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
* 主催:読売新聞社、後援:厚生労働省、日本テレビ放送網
33
株式・株主還元の状況
株主還元については、連結業績、純資産
配当率( DOE )およびキャッシュ・インカム*
を総合的に勘案し、株主の皆様へ継続的・安
定的な配当を実施しています。
DOEは、株主の皆様への利益配分を示す
配当性向( DPR )
と、株主の皆様が投資した
1株当たり配当金(DPS)および純資産配当率(DOE)
(単位:円)
DOE:純資産配当率=ROE×配当性向(右軸)
DPS:1株当たり配当金(左軸)
100
120
56
50
36
10
140
9.1
130
8
7.4
90
資金を使いどれだけ効果的に利益を出せた
かを示す自己資本利益率( ROE )の 2 つの要
(単位:%)
150
6
6.4
5.3
4
3.7
2
2.6
0
’04/3
’05/3
’06/3
’07/3
0
’09/3
’08/3
素が含まれています。キャッシュ・インカムは、
企業のキャッシュ創出力を表します。その使
途は、成長投資、事業開発、株主様への配当
支払い 、借入金返済等の財務体質の強化な
株価推移
(単位:% )
250
どであり、それぞれに対し中期的にバランス
200
よく配分することが重要と考えています。
150
このような 観 点 から、連 結 業 績 に 加 え
100
DOE ならびにキャッシュ・インカムを総合的
50
に勘案することは、中期的な株主還元指標と
0
してバランスのとれた相応しいものと考え
エーザイ株価
日経平均株価
TOPIX
’04/3
’05/3
’06/3
’07/3
2004 年 4 月1 日の当社株価、日経平均、TOPIXを100としています。
’09/3
’08/3
ています。また、自己株式の取得に関しては、
適切な時期に機動的に実施してまいります。
2009 年 3 月期の 1 株当たりの配当金は、株
主の皆様への継続的・安定的な配当という
基本方針に基づき 、前期から 10 円増配の
1 株当たり140 円とし、DOE は9.1%となりま
した。
株主の皆様に報いるため、成長機会をと
34
大株主の状況
(2009 年 3 月31 日現在)
株主名
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
日本生命保険相互会社
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口 4G )
株式会社埼玉りそな銀行
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント
らえ、適切な投資を推進するとともに、資本
エーザイ従業員持株会
効率を高め、企業価値の向上に努めます。
住友生命保険相互会社
同時に株主様や債権者様など、ステークホル
全国共済農業協同組合連合会
ダー の皆様と価値観を共有しながら持続的
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
な成長を果たし、その成果を株主の皆様に
持株数(千株)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
株式会社みずほコーポレート銀行
持株比率( % )
17,973
16,227
15,344
12,686
12,398
11,408
6,105
5,015
4,680
4,271
6.06
5.47
5.17
4.28
4.18
3.85
2.06
1.69
1.58
1.44
* 自己株式は11,660 千株(3.93% )であり、議決権がないため大株主上位 10 位から除いています。
** 株式数は千株未満を切捨てて表示しています。
還元したいと考えています。そして、株主様、
投資家様との対話を重視した IR 活動を進め、
経営情報を適時・適切に開示し、企業の透明
性を高めることで、
「株主価値」の向上に努
めてまいります。
* キャッシュ・インカム
所有者別所有株式構成比の推移
v 金融機関
v 金融商品取引業者(証券会社)
v その他の法人
v 外国法人等
v自己株式
v 個人・その他
2008 年 3 月末
算式:当期純損益+ 有形・無形固定資産減価償却費+イ
ンプロセス研究開発費 + のれん償却額 + 減損損失(投
資有価証券評価損含む)
44.0%
17.7%
3.9%
18.6%
3.9%
25.8%
23.3%
成長投資、事業開発、配当支払、借入返済等に使用可
能なキャッシュの総額で、キャッシュ創出力を表す。
2009 年 3 月末
39.7%
7.7%
5.2%
7.4%
2.8%
コーポレートガバナンス
当社グループは、経営の活力が増大し、経営の公正性が確保されるとともに経営の透明性が向上するシステムの整備をコーポレート
ガバナンスの要諦と位置づけ、これを実現するための施策を継続的に実施してきました。コーポレートガバナンスを充実させることに
より、当社グループに対する株主の皆様のより深いご理解、ご信頼を得ることができると確信しています。
株主の皆様のご理解、ご信頼を得て、長期的な視野に基づく企業施策を実行することにより、企業価値の向上、株主の皆様の共同の
利益の長期的な増大を果たすことが可能となります。
当社グループでは、このような観点に立ち、定款に定めた企業理念のもと、最良のコーポレートガバナンスの実現に取り組んでいます。
● コーポレートガバナンスシステムの概要
当社取締役会は、最良のコーポレートガバナンスを実現する
業務執行の機動性と柔軟性を高めつつ、同時に内部統制の構築
ためのシステムについて定めたコーポレートガバナンスガイドラ
による自律性を確保して、経営の活力を増大させています。社
インを制定し、適宜見直し、これを厳格に運用しています。
外取締役が過半数の取締役会は、執行役の業務執行全般の監督
コーポレートガバナンスガイドラインは、当社のホームページ
に専念し、経営の公正性を確保しています。
社外取締役候補者については、指名委員会が「社外取締役の
に掲載しています。
URL
独立性・中立性の要件」
(2009 年 1 月30 日改正)
に従って選任を
http://www.eisai.co.jp/company/cgguideline.html
行っています。
当社グループのコーポレートガバナンスシステムの機軸は、委
加えて、当社は経営に関する重要な情報について、適時、適切
員会設置会社であることを最大限に活用した経営の監督機能と
に、分かりやすく、アクセスしやすい方法で株主の皆様に開示す
業務執行機能の明確な分離であり、それを徹底するための独立
るととともに、株主の皆様とのよいコミュニケーションに努めて
性・中立性のある社外取締役の選任にあります。
います。
経営の監督と執行の分離において、取締役会から執行役へ意
思決定権限の大幅な委任をしています。これにより、執行役は
当社のコーポレートガバナンスシステムを図示すると以下のと
おりであり、その特長的な事項を次頁の枠内に示しています。
株主総会
取締役会 11 名(社外 7 名、社内 4 名) 議長:社外取締役
35
指名委員会
(3 名:全員社外)
(3 名:全員社外)
社外取締役独立委員会
(7 名:全員社外)
取締役会事務局
執行部門
会計監査人
報酬委員会
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
監査委員会監査
連携
経営監査部
業務決定の大幅委任
(5 名:社外 3 名、社内 2 名
委員長:社外)
監査委員会監査
監査委員会
代表執行役社長兼 CEO
執行役会
会計監査
内部統制担当執行役
内部統制推進部
内部監査部
執行役
各部門・国内外子会社
内部統制システムの構築・内部監査
c 取締役会は、法令の範囲内で、会社の業務決定を大幅に執行役に委任し、経営の監督に専念する。
c 取締役会は、専門知識や経験が異なる多様な取締役で構成し、その過半数を社外取締役とする。
c 取締役会の議長は原則として社外取締役の中から選定し、代表執行役社長と分離する。
c 社外取締役は、会社法に定める要件を充足するだけでなく、当社から独立していなければならない。
c 指名委員会と報酬委員会はすべて社外取締役で構成する。
c 監査委員会は、過半数の社外取締役と社内事情に精通した社内取締役で構成する。
c 指名委員会、監査委員会および報酬委員会の委員長は社外取締役とする。
c 執行役を兼任する取締役は、代表執行役社長 1 名のみとする。
c 社外取締役のみの会合を年 1 回開催する。
c 取締役会は年 1 回、コーポレートガバナンスガイドラインに従い、取締役会の職務の執行について自己レビューを行う。
「当社企業価値・株主共同の利益の確保に関する対応方針」の継続、
c 社外取締役全員で構成される社外取締役独立委員会を設置し、同委員会が、
見直し、廃止およびその運用を行う。
● 監査体制
当社は委員会設置会社であり、過半数を社外取締役により構成する監査委員会を中心とした監査体制をとり、その職務を補助する組
織として経営監査部を設置しています。監査委員会は、経営監査部を指揮するとともに、会計監査人および内部監査部門と連携して監
査を実施しています。
監査委員会
監査委員である社内取締役と経営監査部は、内部統制担当執行役、内部監査部および内部統制推進部と定期的に、あるいは必要に
応じて会議を設定し、全般的な監査活動の情報を共有するだけでなく、内部統制に関する取り組み状況などについても意見交換を行う
など、連携をはかっています。また、当社の内部監査部を通して、主要な国内外グループ企業の内部監査結果の報告を受けています。
当社の監査委員会による監査に関する組織、人員および任務等は以下のとおりです。
(2009 年 3 月31 日現在)
組織
人員
任務等
監査委員会
5名
下記を含む監査委員会監査に関する各種の規定等に基づき、年間監査計画を監査委
36
経営監査部
社外取締役 3 名
員会で策定し、監査を実施しております。
社内取締役 2 名
①監査委員会規則
委員長:社外取締役
②監査委員会の職務の執行のために必要な事項に関する規則
5名
③監査委員会監査基準
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
監査の公正性と透明性を確保するため、経営監査部員は執行役からの独立性が保証されています。
内部監査
当社は内部統制担当執行役のもと、内部監査部が内部監査を実施しています。
その組織、人員および任務等は以下のとおりです。
(2009 年 3 月31 日現在)
組織
人員
内部統制担当執行役
1名
内部統制ポリシーに基づき、下記の内部監査に関する各種の規程等に基づいた年間
11 名
内部監査計画を策定し、内部監査を実施しております。
内部監査部
任務等
① ENW* 内部統制基本規程
② ENW 内部監査基準
③ ENW 財務報告に係る内部統制の整備・評価基準
:エーザイ株式会社および連結子会社と関連会社で構成されている企業グループ
* ENW( Eisai Network Companies )
監査委員会と会計監査人の連携状況
監査委員会は、以下の活動を通じた会計監査人との連携により、
● 内部統制
当社グループでは、内部統制を「事業活動を適正かつ効率的
監査の質の向上に努めています。
に遂行するために、社内に構築され運用される体制、およびプ
・会計監査人の年次会計監査計画を事前に確認し、計画書を受領
ロセス」
ととらえ、専任部署を設置し、全役員および従業員が内
する。
部統制の整備、実践に取り組んでいます。
・四半期・年度末決算(連結・個別)
に対する会計監査人の監査意
見および提言事項を聴取・検討する。
内部統制推進体制
・会計監査人が実施する個別の会計監査のうち重要なもの(グ
代表執行役社長兼 CEO
ループ企業への往査等)
についての情報を受領する。
内部統制担当執行役
・会計監査人が実施する内部統制監査に関する情報を受領する。
・会計監査人の会社計算規則第 131 条に係る内部統制の状況を
内部統制推進部
内部監査部
継続して確認する。
監査委員会と内部監査部および内部統制推進部との連携状況
グループ企業
(米国)
グループ企業
(欧州)
グループ企業
(日本)
グループ企業
グループ企業
(アジア・大洋州
(中国)
・中東)
監査委員会は、以下の活動を通じた内部統制担当執行役、内
部監査部および内部統制推進部との連携により、効率的な監査
具体的には、内部統制ポリシー および内部統制基本規程等を
の実現をめざしています。
制定し、日本、米国、欧州、中国、アジア・大洋州・中東の各リー
・監査委員会による監査活動と内部監査との整合性をはかるべく、
ジョンにおける内部統制システムの整備を推進しています。特に
内部監査計画(年次計画・個別計画)
を事前に確認し、計画書を
グループ全体に内部統制マインドを浸透させるため、各リージョ
受領する。
ンを統括する組織との連携を深め、内部統制に関わるグローバ
・金融商品取引法における財務報告に係る内部統制の状況につ
ルな委員会等を通して、各リージョンの内部統制システムの整備
いて、定期的に情報を受領する。
を推進することに重点を置いています。
・監査評議会を通じて、双方の監査活動全般の情報を共有する。
・内部監査部からグループ企業内部監査部門の年次監査計画書
および個別監査の結果を受領する。
内部統制ポリシー
当社グループでは、グループ企業すべてに適用されるグロー
バルな内部統制ポリシーとして、以下の内部統制基本方針およ
の高い事項について速やかに報告を共有する。
び内部統制行動指針を定めています。
内部統制基本方針
ENW は、hhc &コンプライアンス理念のもと、めざす企業像の実現に向かって企業活動を推進し、グループ全体の企業価値を継続的に向上す
ることをめざしています。
「法令と倫理の遵守」、
「事業の有効性・効率性」、
「財務報告の信頼性」に影響を与える重要リスクに的
ENW がこの目的を達成するためには、
確に対処するための内部統制の構築と実践が求められます。ENW の役員、組織管理者、従業員はそれぞれの立場から、内部統制の構築、実践
に取り組みます。
37
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
・監査評議会以外にも、内部統制または内部監査に係る緊急性
内部統制行動指針
1. リスクに対して的確に対処するために、組織の意思決定手続、会議体、職務分掌、組織風土などの統制環境を整備します。
2. 事業活動や業務プロセスに影響するリスクを特定・評価し、対策を講じます。
3. リスクの低減、適正化をはかるために、ルールや業務フローなどの仕組みを整備し、運用します。
4. 内部統制に係わる情報を適切に作成、保管するとともに、関係者へ効果的に伝達します。
5. 内部統制状況を自ら評価するとともに、第三者的な評価を通じて内部統制の実効性を高めます。
内部統制の推進と内部監査
当社グループでは、内部統制担当執行役のもとに内部統制シ
ます。連結対象会社の責任者および各部門長が財務報告に係る
ステムの整備をグローバルに推進する
「内部統制推進部」
と客観
内部統制に関する内部宣誓書を提出し、内部統制担当執行役の
的な評価機能を有する
「内部監査部」を設置して、グループ全体
確認を経て、CEO および CFO が内部統制報告書を承認する組織
の内部統制システムの整備・評価を行っています。
的な取り組みを行っています。
なお、③コンプライアンスに関しては、専任部署である企業倫
内部統制の目的には、①財務報告の信頼性、②業務の有効性・
効率性、③コンプライアンス、④資産の保全の 4 つがあります。
理推進部と連携しながら、適切に推進しています。
これらに関しては、継続的に内部統制状況の改善をはかるために、
一方、内部監査については、内部監査のグローバルスタンダー
毎年 CSA( Control Self Assessment:統制自己評価)を実施し、
ドに適応した監査品質の向上をはかり、当社の内部監査、グルー
日常的なオペレーショナルリスクを発見し、統制活動の改善を行っ
プ企業の内部監査部署と連携した内部監査の実施およびグロー
ています。
バルな財務報告に係る内部統制の評価を実施しています。なお、
また、①財務報告の信頼性に関しては、金融商品取引法にお
ける
「内部統制報告制度」への対応を企図し、会計監査人との連
内部監査品質を確認するため外部機関による評価を実施し、高
品質の内部監査に努めています。
携のもと、財務報告に係る内部統制システムの整備を進めてい
内部統制担当執行役
38
内部監査部
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
内部統制推進部
CSA
財務報告に係る
内部統制の整備
客観的な評価
(統制自己評価)
グループ企業の内部統制の実践
財務報告の信頼性
業務の有効性
および効率性
コンプライアンス
内部統制ポリシー
資産の保全
E-I-S-A-I ̶Excellence, Innovation, Satisfaction, Ability, Imagination̶
コー・ヤン・タン 社外取締役(報酬委員会委員長)
への貢献、社員価値の向上、厳格なコーポ
割が執行役による業務執行の監督だけであ
レートガバナンスの運用などの重要な目標が
るならば、取締役の方々はすべて社内の方々
自然に生まれてくる。これがエーザイのユ
でもよいはずです。しかし、エーザイには独
ニークな文化であると考えています。
立した、様々 な経歴や専門性、経験、観点を
Q. エーザイのコーポレートガバナンスにつ
りイノベーティブな国際水準の「地球市民」
持つ社外取締役の方がおり、エーザイがよ
いては、どのような印象をお持ちですか?
たる企業に導くよう、様々 な意見を提供する
A. すでに申し上げたように、エーザイのコー
ことができると考えます。
ポレートガバナンスは、hhc 理念へのコミット
メントによる自然な帰結であると考えます。
Q. エーザイが今後、グローバル市場のなか
しかしながら、患者様、ならびに株主や社員
で競争優位性を発揮していくためには、何
の皆様といったステークホルダー の皆様の
が必要であるとお考えですか?
Q. 社外取締役に就任されて 3 年が経過しま
利益の向上をはかることを使命とする最も
A. グローバル市場の中で成長を続けるため
した。国際ビジネス、国際関係に長年携わっ
高いレベルのコーポレートガバナンスを持っ
には、役員や社員がさまざまなアイデアを
てきた経験も踏まえ、エーザイという会社を
てしても、hhc 理念を実現することは容易な
創造できる環境を作っていくことが大切だ
どのようにご覧になっていますか?
ことではありません。だからこそ、エーザイ
と考えています。
A. 欧米の企業における取締役としての様々
は 2004 年 6 月に委員会設置会社の道を選択
エーザイはユニークな企業文化を持って
な経験や、弁護士として数多くの日本企業に
したのだと思います。当時、委員会設置会社
いますが、ビジネス面でも、またコーポレー
長年携わってきた経験を踏まえて申し上げ
を選択する企業は日本ではまだまだ稀でし
トガバナンスの面でも、まだまだ改善の余地
るならば、エーザイという会社は非常に素晴
た。そのような環境下でも、エーザイは 11
がある、可能性に満ちた企業です。取締役会
らしい会社であるだけでなく、ユニークな文
名の取締役のうち、それぞれ異なる観点、専
では、エーザイという会社がグローバル市場
化をもった会社であると感じています。
門性、経験をもつ独立した 7 名の社外取締役
のなかで、どうしたらもっと競争優位性を高
エーザイのユニークさとは何か? 私は、
の選任など、取締役の多様化を着実に進め
められるかといった点について、これまで以
社が掲げるヒューマン・ヘルスケア
(hhc )理
てきました。また、2009 年 6 月の株主総会よ
上に議論を深めていきたいと思います。私
り、女性の社外取締役が取締役会に加わった
自身も社外取締役の一人として、他の役員や
ことはたいへん喜ばしいことです。取締役
社員がいろいろなアイデアを発想できるよう、
なく、社長から新入社員に至るまで、エーザ
の多様化により、議論の幅も広がり、エーザ
積極的に働きかけたいと思っています。
イ全社員の一人ひとりの心の中にしっかりと
イが、世界をリードする、さらに素晴らしい
先日訪問した欧州ナレッジセンター のレセ
定着しています。企業とは、何を行い、何を
会社になると期待しています。
プションでも申し上げましたが、
「 EISAI 」の文
作り出すかということだけでなく、会社を構
取締役会の最も大切な役割の 1 つとして、
は
「 Excellence
字に込められた意味として、
「 E」
成する社員がどのような信念をもっている
執行役による業務執行の監督が挙げられま
(優 秀)
」、
「 I 」は「 Innovation(イ ノ ベーショ
かによって定義づけられます。エーザイには、
す。その点、エーザイでは事務局より議案の
」、
「 A 」は
ン)
」、
「 S 」は「 Satisfaction(実 現)
1 万人を超える社員がグローバルに存在し、
設定やその内容についての詳しい説明が事
」そして「 I 」は「 Imagination
「 Ability(能 力)
それぞれ異なるパーソナリティや経歴を持っ
前にあり、資料も詳細であり、社外取締役が
(イマジネーション)
」であると考えます。これ
ていますが、hhc 理念へのコミットメントに
監督機能を充分に発揮できる環境にありま
らがエーザイの成功の要素であると信じて
ついては全員が共有しています。hhc 理念
す。もう1 つ、さらに重要な取締役会の役割、
います。
により、エーザイは患者様貢献を最も重要な
特に社外取締役の役割としては、経営陣に対
目標と位置づけ、この基本理念を追求する
するイマジネーションとビジョンの提供が挙
上で、株主価値の向上、高品質な製品、地域
げられると思います。もしも取締役会の役
39
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
念であると考えます。エーザイのhhc 理念
は、単に資料のなかに記されているだけで
役員一覧
取締役(2009 年6 月19 日現在)
内藤 晴夫
(代表執行役社長(兼)最高経営責任者( CEO ))
1975 年 10 月
1983 年 4 月
1983 年 6 月
1985 年 4 月
1985 年 6 月
1986 年 6 月
1987 年 6 月
1988 年 4 月
2003 年 6 月
2004 年 6 月
当社入社
研開推進部長
取締役
研究開発本部長
常務取締役
代表取締役専務
代表取締役副社長
代表取締役社長
代表取締役社長兼最高経営責任者( CEO )
取締役兼代表執行役社長兼最高経営責任者( CEO )
(現任)
2006 年 1 月 財団法人内藤記念科学振興財団理事長(現任)
株主の皆様へ
小川 哲司
(監査委員会委員)
1971 年
1999 年
2001 年
2004 年
2006 年
2008 年
3月
4月
6月
6月
6月
6月
当社入社
医薬事業部事業推進部長
秘書室長
取締役会事務局部長
取締役(現任)
監査委員会委員(現任)
株主の皆様へ
私は、当社の企業理念の実現を通して、企業価値および長期的
な株主価値の向上のために最善を尽くす所存です。具体的には
日常的に業務執行の公平性と透明性を検証し、コーポレートガバ
ナンスを向上させることによって、当社の第Ⅴ期中期戦略計画を
完遂させ、株主価値の増大に努めてまいります。
三井 博行
1970 年 3 月
1995 年 4 月
2001 年 6 月
2003 年 6 月
2004 年 6 月
2006 年 6 月
2008 年 6 月
当社入社
秘書室長
執行役員
コーポレートコミュニケーション・広報・IR・総務担当
執行役
総務・環境安全・情報システム担当
取締役(現任)
株主の皆様へ
私は、定款に記されている企業理念実現に尽力し、企業価値
および長期的な株主価値の向上に貢献したいと考えています。
引き続き経営の公正性、透明性が向上する最良のコーポレート
ガバナンスを常に追求し、併せて経営の活力を増大させることに
よって、第Ⅴ期中期戦略計画を着実に達成させ、さまざまな株主
の皆様の価値の増大に努め、その期待にお応えしてまいる所存
定款に記載し、株主の皆様と共有している当社の企業理念
です。
の実現に向かい、引き続き諸施策を果敢に
(hhc & Compliance )
実行し、
「患者価値」
「株主価値」
「社員価値」を増大させ、持続的
な成長をめざします。また、経営情報の積極的な開示により、企
業の透明性を高めるとともに、企業としての社会的責任を果た
し、株主の皆様の負託にお応えする所存です。.
藤吉 彰
40
(監査委員会委員)
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
1976 年 4 月 当社入社
2002 年 4 月 研究開発本部担当部長
2004 年 4 月 コーポレートコミュニケーション部
IRグループ統轄部長
2006 年 6 月 執行役
2006 年 6 月 コーポレートコミュニケーション・IR 担当
2008 年 10 月 コーポレートコミュニケーション担当
2009 年 6 月 取締役(現任)、監査委員会委員(現任)
株主の皆様へ
私は、取締役、監査委員としての職務に邁進し、当社の定款に
も定めた企業理念を実現し、企業価値の向上に貢献する所存で
す。これまで、研究開発、広報・IR などの業務に加え海外勤務も
経験しており、これらを通して得た知識を監査業務に活かせるよ
うに研鑽してまいります。特に、6 年間におよぶ IR 活動において
株主や投資家の皆様と直接対話した経験を活かし、株主の皆様の
ご期待にお応えしたいと考えております。
コー・ヤン・タン
(指名委員会委員、報酬委員会委員長、
社外取締役独立委員会委員)
1973 年 2 月 デヴェボイス・アンド・プリントンLLP アソシエイト
1976 年 7 月 タン・ドラブキン・アンド・ボーイントン創設者
パートナー
1985 年 7 月
1999 年 12 月
2000 年 4 月
2005 年 5 月
オメルベニー・アンド・マイヤーズ LLP パートナー
世界銀行副総裁兼法律顧問
投資紛争解決国際センター( ICSID )
事務総長
モリソン・アンド・フォスター LLP シニアカウンセラー
(現任)
2006 年 1 月 イエール大学ロースクール ビジティング・
プロフェッサー(現任)
2006 年 6 月 当社取締役(現任)、指名委員会委員(現任)、
報酬委員会委員、社外取締役独立委員会委員(現任)
2008 年 6 月 当社報酬委員会委員長(現任)
株主の皆様へ
長年、国際ビジネス、国際関係に携わってきた経験から、私は、
「地球市民」
としてグローバルな視点を持っていると自負してい
ます。エーザイもまた、全世界の人々に健康と幸福をもたらし、
これにより、企業価値と多様な株主の皆様の利益の向上をはか
ることを使命とする
「地球市民」たる企業であるといえます。エー
ザイは、国際水準のコーポレートガバナンスを実現することによ
り、最高品質のヘルスケア製品を世界に供給する使命を果たして
きました。かかるエーザイの使命の確固たる追求こそが、私の
独立社外取締役としての最大の責務であり、引き続きこの面を
中心に貢献したいと思います。
八田 進二
(監査委員会委員長、社外取締役独立委員会委員)
1987 年
1994 年
2001 年
2005 年
4月
4月
4月
4月
富山女子短期大学商経学科助教授
駿河台大学経済学部教授
青山学院大学経営学部教授
青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授
(現任)
2006 年 6 月 当社取締役(現任)、監査委員会委員長(現任)、
社外取締役独立委員会委員(現任)
2008 年 10 月 株式会社日本政策投資銀行社外監査役(現任)
株主の皆様へ
当社は、企業理念を中心におき、コンプライアンスにも大きな
経営資源を投入しているユニークな文化を持った企業です。ま
た、コーポレートガバナンスの充実にも力を注いでいます。私は、
長年にわたり会計と監査について研究をしてまいりましたが、こ
の経験と知識を活かし、引き続き、経営の監督に力を発揮して、
企業価値の向上、所有株式の多寡にかかわらず幅広い株主の皆
様の利益の増大に貢献できる職務を遂行いたします。
谷川 紀彦
(取締役議長、社外取締役独立委員会委員)
1968 年 4 月
1990 年 12 月
1993 年 3 月
1995 年 5 月
1998 年 9 月
1999 年 12 月
株式会社富士銀行入行
富士ウルフェンソーン社常務取締役
同社取締役副社長
株式会社富士銀行情報開発部長
同行本店審議役
富士コーポレートアドバイザリー株式会社
常務執行役員
2002 年 1 月 日本精工株式会社顧問
2002 年 6 月 同社執行役員常務コーポレート経営本部副本部長
兼事業企画部長
2004 年 6 月 同社執行役常務コンプライアンス本部長
安崎 暁
(指名委員会委員長、報酬委員会委員、
社外取締役独立委員会委員)
1961 年
1985 年
1995 年
2001 年
2003 年
2005 年
2007 年
2007 年
2008 年
4月
3月
6月
6月
6月
6月
3月
7月
6月
兼コーポレート経営本部副本部長兼事業企画部長
2006 年 6 月 中外商事株式会社取締役社長
2007 年 6 月 当社取締役(現任)、監査委員会委員、
社外取締役独立委員会委員(現任)
2008 年 6 月 当社取締役議長(現任)
2009 年 6 月 中外商事株式会社顧問(現任)
株主の皆様へ
当社の企業理念およびその理念を定款に記載し、実現をめざ
株式会社小松製作所入社
同社取締役
同社代表取締役社長
同社取締役会長
同社取締役相談役
同社特別顧問
昭栄株式会社社外取締役(現任)
株式会社小松製作所顧問(現任)
当社取締役(現任)
、指名委員会委員長(現任)
、
報酬委員会委員(現任)
、社外取締役独立委員会委員
(現任)
株主の皆様へ
最良のコーポレートガバナンスの実現を体系的に追求していこ
うとする当社の経営方針に共感を覚えます。引き続き企業価値
向上のため、取締役会での議論、執行役との対話を通じて当社の
より良いコーポレートガバナンスの実現とグローバルな事業の発
展に貢献したい所存です。
宮原 諄二
(指名委員会委員、報酬委員会委員、
社外取締役独立委員会委員)
1967 年 4 月 日本碍子株式会社入社
1970 年 6 月 富士写真フイルム株式会社入社
1975 年 7 月 同社中央研究所・足柄研究所・プロジェクトチーム・
宮台技術開発センター研究部長
1996 年
1998 年
2001 年
2004 年
4月
6月
4月
4月
同社機器事業本部部長/技術主幹
一橋大学イノベーション研究センター教授
一橋大学イノベーション研究センター長
東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科
教授(現任)
2008 年 6 月 当社取締役(現任)、指名委員会委員(現任)、
報酬委員会委員(現任)
、社外取締役独立委員会委員
(現任)
株主の皆様へ
1 年間当社の社外取締役として活動し、当社エーザイは幅広い
ステークホルダーの皆様、さらには社会への貢献を企業理念とし
て追求する研究開発型の医薬品企業であり、独自の企業文化を
有していることを再認識いたしました。私は、そのような会社の
社外取締役として、これまでの企業の研究開発に携わった経験お
よび研究開発のマネジメントを研究してきた経験を活かし、引き
す経営姿勢に、共感を覚えます。私の国内外のビジネス社会での
続き社外取締役として取締役会での議論、執行役、社員の皆様と
経験およびリスク管理やコンプライアンス、CSR の責任者等の経
験を活かし、当社の活動が、企業理念の実現、企業価値の向上、
の対話を通して、当社の発展、様々な株主の皆様の価値向上に貢
株主の皆様のご意向に沿った方向に向かっているかを確認しつ
献いたす所存です。
つ、取締役会の適法・適切な運営をはかり、株主の皆様を始めと
いたしますステークホルダーの皆様の利益の増大に引き続き努
めてまいります。
矢吹 公
(監査委員会委員、社外取締役独立委員会委員長)
4月
4月
9月
2月
6月
6月
9月
6月
東京弁護士会登録
長島・大野法律事務所
コヴィントン・バーリング法律事務所
ニューヨーク州弁護士会登録
矢吹法律事務所(現任)
ユーピーエス・ジャパン株式会社社外監査役
東京大学法科大学院非常勤講師(経済法)
当社取締役(現任)
、監査委員会委員(現任)
、
社外取締役独立委員会委員
1982 年 9 月
1987 年 9 月
1995 年 1 月
2001 年 10 月
2004 年 4 月
2008 年 9 月
三菱電機株式会社入社
ベイン・アンド・カンパニー入社
コロンビア大学ビジネススクール助教授
一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
一橋大学大学院国際企業戦略研究科アソシエイト・
ディーン兼教授(現任)
2009 年 6 月 当社取締役(現任)、
監査委員会委員(現任)
、
社外取締役独立委員会委員(現任)
2009 年 4 月 東京弁護士会副会長(現任)
2009 年 4 月 早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)
株主の皆様へ
2009 年 6 月 社外取締役独立委員会委員長(現任)
企業としては先進的なコーポレートガバナンスシステムを有して
株主の皆様へ
いる会社といえます。さらに、エーザイは、医薬品という直接人
非常勤講師(現任)
当社は、社外取締役が過半数の取締役会の設置、議長が社外
取締役からの選出、各委員会も社外取締役を中心とするなど、わ
が国においてユニークなコーポレートガバナンスシステムを実施
しています。また、企業理念を定款に記載するなど、新たな試み
を次々に実行しています。それらの革新的な企業運営を通じて、
顧客、株主の皆様、社員をはじめとするステークホルダーの価値
を最適化させることをめざすエーザイに、引き続き株主の皆様
の視点で、法律家としての専門性を活かし、取締役会、委員会で
の発言等を通して貢献したいと考えます。
41
私の専門は、コーポレートガバナンスですが、エーザイは日本
の命にかかわるビジネスを通じて、世界中の多くの人々の健康に
貢献することを目指し、それを企業理念として定款にまで記載し
ているエクセレントな会社です。私は、このような会社がより社
会に貢献し、企業価値を高め、株主の皆様の利益を向上させてい
くため、独立した社外取締役としての立場から、その専門を活か
して、取締役会、委員会での議論、会社の方々との話し合い等を
通じて貢献していきたいと考えております。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
1987 年
1987 年
1991 年
1992 年
1996 年
2000 年
2006 年
2008 年
クリスティーナ・アメージャン
(監査委員会委員、社外取締役独立委員会委員)
執行役(2009年7月1日現在)
代表執行役社長(兼)最高経営責任者( CEO )
執行役 中国事業担当
内藤 晴夫
赤田 幸雄
代表執行役副社長 社長補佐、国際担当
執行役 信頼性保証・環境安全担当(兼)
信頼性保証本部長
松野 聰一
代表執行役専務 最高財務責任者( CFO )
(兼)CJ 担当
松居 秀明
土屋 裕
執行役 日本事業本部 医薬統括部長
直江 登
代表執行役専務 計画・戦略担当
椎名 誠
代表執行役専務 チーフ・コンプライアンス・オフィサー
(兼)人事労務・総務担当
執行役 アジア・大洋州・中東事業担当
岡田 安史
執行役 フロンティア創薬ユニット プレジデント
出口 宣夫
小林 精一
常務執行役 チーフサイエンティフィックオフィサー
執行役 日本事業本部 薬粧事業部長
吉松 賢太郎
長谷川 潔
常務執行役 ガバメント・リレーションズ担当
執行役 プレミア創薬ユニット プレジデント
戸田 健二
津野 昌紀
常務執行役 日本事業本部( JBHQ )担当
執行役 デマンド・チェーン本部長
本多 英司
安藤 英信
常務執行役 米州事業担当
執行役 デマンド・チェーン副本部長
清水 初
浅野 隆文
常務執行役 チーフプロダクトクリエーションオフィサー
執行役 ゼネラル・カウンセル(兼)知的財産担当
林 秀樹
高橋 健太
常務執行役 臨床研究センター長
執行役 信頼性保証本部副本部長
加納 則夫
エドワード・スチュワート・ギリー
執行役 エーザイ・コーポレーション・オブ・ノースアメリカ
42
President & COO
ロネル・コーツ
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
執行役 エーザイ・ヨーロッパ・リミテッド
President & CEO
フォルカー・キンドル
執行役 経営計画・情報システム担当
平井 一雄
執行役 内部統制担当
植田 英人
執行役 コーポレートコミュニケーション担当
松江 裕二
財務セクション
Contents
ファイナンシャル・レビュー .....................................................................................................44
連結貸借対照表.............................................................................................................................48
連結損益計算書.............................................................................................................................50
連結株主資本等変動計算書....................................................................................................51
連結キャッシュ・フロー計算書................................................................................................52
連結財務諸表に関する注記 ....................................................................................................53
独立監査人の監査報告書.........................................................................................................69
43
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
ファイナンシャル・レビュー
文中において将来について記載した事項は、
「アニュアル・レポー
企業結合会計特有の処理が影響し、営業利益は大幅な増益となりま
ト2009」作成日現在において当社グループが判断、予想したもので
した。
あります。従って、さまざまな要因の変化により、将来予想などが実
これにより、1 株当たり当期純利益は167 円35 銭(前期の1 株当たり
際の結果と大きく乖離する可能性があります。
当期純損失は59 円 80 銭)
となりました。
当社グループの連結業績を大幅に変動させる、あるいは投資判断
企業活動の実態を見るため、
「 GAAPベース」
(現行の会計基準ベー
に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクについては、70 ページを
ス)
から前期のMGI PHARMA, INC. 買収に伴う企業結合会計特有の処
ご参照ください。
理(非キャッシュ項目)
を除き算出した「実業ベース」での連結業績は、
● 財務ハイライト
当期純利益 693 億円(同 2.0% 減)
となりました。
売上高7,817 億円(前期比6.5% 増)
、営業利益1,203 億円(同8.6% 増)
、
医薬品産業は、革新的な治療薬の創出と質の高い情報・サービス・
売上高の増加、販売管理費の効率化により営業利益は増益となっ
製品の提供を期待される一方、グローバルな医療費抑制策の推進、
たものの 、支払利息の増加、投資有価証券評価損、減損損失の計上
新薬開発コストの増大、研究開発力強化を企図した大型企業買収や
により
「実業ベース」の当期純利益は減益となりました。
企業再編の活発化、副作用や知的財産等のリスク対応の必要性増大
など、大きな環境変化を迎えています。あわせて、世界的な金融危
これにより、
「実業ベース」での1 株当たり当期純利益は243 円36 銭
(前期より5 円 24 銭減)
となりました。
機、経済の低迷が今後の医薬品産業に影響を及ぼすことも予想され
また、当社グループは、
「キャッシュ創出力」を表す指標として、
ております。
キャッシュ・インカム*1 を使用しております。キャッシュ・インカムは、
このような状況の中、2009 年3 月期の連結業績は、売上高7,817 億
成長投資・事業開発、配当支払、借入返済等に使用可能なキャッシュ
円(前期比 6.5% 増)
、営業利益 918 億円(同 417.2% 増)
、当期純利益
の総額であり、企業の成長性・戦略を検証する尺度と考えております。
となりました。
477 億円(前期は当期純損失 170 億円)
キャッシュ・インカムは 1,190 億円(前期比 11.3% 増)
となり、1 株当
売上高については、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」が
たりキャッシュ・インカム*2 は417 円 78 銭(前期より41 円 96 銭増)
とな
と堅調に推移し、プロトンポンプ阻害型抗
3,038 億円(前期比 4.4% 増)
りました。
潰瘍剤「パリエット」
(米国名「アシフェックス」)
は 1,599 億円(同 9.1%
*1 キャッシュ・インカムの算式:
減)
となりました。また、制吐剤「 Aloxi 」の売上高は365 億円、DNAメ
チル化阻害剤「 Dacogen 」の売上高は151 億円となりました。所在地
当期純損益+有形・無形固定資産減価償却費+インプロセス研究開発費+のれん償却額
+減損損失(投資有価証券評価損含む)
1 株当たりキャッシュ・インカムの算式:
キャッシュ・インカム÷発行済株式数(自己株式控除後)
*2
別には、北米、中国が伸長し、日本が堅調に推移いたしました。
研究開発活動への積極的な資源投入があったものの、前期に発生
した MGI PHARMA, INC. 買収に伴うインプロセス研究開発費などの
44
売上高
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
(億円)
7,817
8,000
当期純利益(損失)/当期純利益(損失)率
主要指標推移
(億円)
(%)
(円)
12
300
800
7,343
6,741
6,013
6,000
10.4
600
10.5
634
10.5
15
12.6
706
9
555
200
477
5,330
(%)
400
6.1
13.2
221.86
247.85
193.39
8.7
6
4,000
13.0
9.0
3
0
0
2,000
–170
–200
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
–3
–100
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 当期純利益(損失)
当期純利益(損失)率
m
4.2
–1.8
–59.80
–3.4
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
( EPS )
m 1 株当たり当期純利益(損失)
自己資本利益率( ROE )
総資産利益率( ROA )
m
m
5
0
0
–2.3
10
167.35
9.2
100
200
10.9
–5
キャッシュ・インカム
翌期はグローバルで進行する医療費抑制策や競合の激化に加え、
億円
2009 年
3 月期
当期純利益(損失)
477
284
207
有形・無形固定資産減価償却費
買収に伴う無形固定資産減価償却費
(170)
285
59
880
0
15
1,069
インプロセス研究開発費
のれん償却額
減損損失(投資有価証券評価損含む)
キャッシュ・インカム
前期比
(%)
2008 年
3 月期
93
130
1,190
円高などの厳しい環境が予想されますが、主力品の「アリセプト」なら
増減額
「 Dacogen 」などのがん関連領域製品が売上増に寄与
びに「 Aloxi 」、
647
(1)
148
(880)
92
116
121
111.3
することで増収を見込んでおります。
売上原価は1,525 億円であり、前期より336 億円増加いたしました。
売上原価率は19.5%であり、前期より3.3 ポイント上昇いたしました。
売上原価率の主な上昇要因は、MGI PHARMA, INC. 買収に伴う無形
固定資産の償却費の計上等によるものであります。
円
1 株当たりキャッシュ・インカム
417.78
375.81
この結果、当期の売上総利益は 6,293 億円となり、前期より138 億
41.96
円、2.2% 増加いたしました。
当期末の資産合計は、1 兆 1,482 億円(前期末より242 億円増)
、純
研究開発費を除く販売費及び一般管理費は3,814 億円であり、前期
資産合計は4,330 億円(同 207 億円減)
、自己資本 * 合計は 4,280 億円
より91 億円、2.4% 増加いたしました。その主な要因は、買収に伴う
(同209 億円減)
となり、自己資本比率は37.3%(同2.7 ポイント減)
とな
のれん償却額の計上および業容拡大に伴う人件費等の増加によるも
3
のであります。
りました。
研究開発費は 1,561 億円であり、前期より693 億円、30.8% 減少い
この結果、自己資本利益率( ROE )
は 10.9% 、総資産利益率( ROA )
は 4.2%となりました。また、1 株当たり配当金は 140 円(前期より10
たしました。その主な要因は、前期のMGI PHARMA, INC. 買収等に伴
円増)
となり、純資産配当率( DOE )
は 9.1%(同 1.7 ポイント増)
となり
うインプロセス研究開発費 880 億円を計上したためであります。
この結果、営業利益は 918 億円となり、前期より741 億円、417.2%
ました。
増加いたしました。研究開発活動への積極的な資源投入があったも
(純資産)
*3 自己資本:
–(少数株主持分)–(新株予約権)
のの、前期に発生したMGI PHARMA, INC. 買収に伴うインプロセス研
● 経営成績
究開発費などの企業結合会計特有の処理が影響し、大幅な増益とな
りました。なお、前期のMGI PHARMA, INC. 買収に伴う企業結合会計
当期の売上高は7,817 億円であり、前期より475 億円、6.5% 増加い
たしました。
「アリセプト」および「パリエット/アシフェックス」の合計
特有の処理(非キャッシュ項目)
を除き算出した「実業ベース」では、
売上高は連結売上高の 59.3%を占めており、このうち米国の構成比
となりました。
1,203 億円(前期比 8.6% 増)
は全体の 62.7% であります。また、前期に買収した MGI PHARMA,
その他の収益(費用)
は△213 億円であり、前期より費用が212 億円
INC. の主力 2 製品である「 Aloxi 」および「 Dacogen 」が売上増に貢献
増加いたしました。主な減少要因は、支払利息の増加および受取利
いたしました。
息の減少、投資有価証券評価損、減損損失等によるものであります。
45
1株当たり配当金/純資産配当率(DOE)
主要製品売上高
研究開発費/研究開発費率
(%)
(億円)
(億円)
160
12
4,000
4,000
9
3,000
120
120
130
90
9.1
2,910
6.4
5.3
3.7
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 1 株当たり配当金
純資産配当率( DOE )
m
3,038
24
3,000
2,529
6
2,000
1,965
1,629
56
40
32
140
7.4
80
(%)
30.7
1,323
3
1,000
0
0
1,545
1,743
1,759
2,000
1,599
1,000
14.7
783
15.5 16.1
2,254
20.0
932
1,083
m アリセプト
m パリエット/アシフェックス
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 研究開発費
研究開発費率
m
8
0
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
16
1,561
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
(円)
その結果、当期純利益は477 億円(前期は 170 億円の損失)
となり
ました。なお、
「実業ベース」では693 億円であり、投資有価証券評価
損、減損損失の計上により前期より14 億円、2.0% 減少いたしました。
これにより、当期における1 株当たり当期純利益( EPS )
は167 円 35
銭となりました。
「実業ベース」では 243 円 36 銭、前期より5 円 24 銭
「パリエット」の売上高は 446 億円(同 20.1%
782 億円(同 25.6% 増)、
増)
とそれぞれ伸長いたしました。
ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体「ヒュミラ皮下注 40mgシリ
ンジ0.8mL 」を関節リウマチの効能・効果で 2008 年 6 月に新発売いた
しました。
減となりました。
翌期においても、引き続き研究開発活動への積極的な投資を行う
一方、販売管理費の効率化を推進することにより、増益を見込んでお
ります。
北米
売上高は3,699 億円(前期比 9.0% 増)
、営業損益はのれん償却額の
発生および親会社へ支払うロイヤルティ率の変更等により2 億円の営
業損失となりました。
「アリセプト」の売上高は1,896 億円(同1.5% 増、
● 事業の種類別セグメント
現地通貨では 15.4% 増)
、
「アシフェックス」の売上高は 1,012 億円(同
医薬品分野
となりました。また、
「 Aloxi 」の売上
18.8% 減、現地通貨では7.7% 減)
「アリセプト」が堅調に推移し、前期に買収した MGI PHARMA, INC.
の主力 2 製品の「 Aloxi 」および「 Dacogen 」が売上増に貢献いたしま
した。がん関連領域製品の売上高は756 億円(前期比197.0% 増)
とな
高は365 億円、
「 Dacogen 」の売上高は 151 億円となりました。
術後の悪心・嘔吐予防を効能・効果とする
「 Aloxi 注射剤 0.075mg 」
の販促活動を2008 年 7 月に開始いたしました。
り、医薬品分野の売上高の 10%を占めるまでに拡大いたしました。
この結果、医薬品分野の売上高は 7,612 億円(前期比 6.9% 増)
、営
業利益は 945 億円(同 376.9% 増)
となりました。
欧州
売上高は 510 億円(前期比 6.2% 減)
、営業利益は 32 億円(同 75.2%
増)
となりました。
「アリセプト」の売上高は288 億円(同13.5% 減)
、
「パ
その他の分野
リエット」の売上高は 91 億円(同 6.3% 増)
となりました。
食品添加物、化学品、製薬用機械等の売上高は 206 億円(前期比
となりました。
8.3% 減)、営業利益は17 億円(同 9.3% 減)
中国
売上高は114 億円(前期比19.8% 増)
、営業利益は24 億円(同22.7%
● 所在地別セグメント
増)
となりました。
「アリセプト」の売上高は 9 億円(同 18.4% 減)
、
「パ
日本
リエット」の売上高は 7 億円(同 1.2% 減)
となりました。
売 上 高 は 3,325 億 円(前 期 比 6.3% 増)
、営 業 利 益 は 842 億 円(同
となりました。医療用医薬品では、
「アリセプト」の売上高は
4.6% 増)
46
営業利益/営業利益率
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
(億円)
(%)
2,000
20
16.3
事業の種類別売上高構成比
所在地別売上高構成比
アジア他 2.2%
その他の分野
アジア他 2.2%
中国 1.5%
2.6%
中国 1.5%
(日本 2.3% 、海外 0.4% )
欧州 6.4%
15.9
1,500
15.6
日本 40.3%
15
欧州 6.5%
日本 42.5%
11.7
1,000
868
500
0
957
1,053
10
918
医薬品分野
2.4
5
177
0
97.4%
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 営業利益
営業利益率
m
北米 47.1%
北米 47.3%
● 財政状態
アジア他(中国を除く)
売上高は 169 億円(前期比 7.4% 減)
、営業利益は 35 億円(同 4.1%
当期末の資産合計は、1 兆 1,482 億円(前期末より242 億円増)
と増
減)
となりました。
「アリセプト」の売上高は62 億円(同 15.7% 減)
、
「パ
加いたしました。勘定科目別には、売掛金などが増加し、無形固定資
リエット」の売上高は 43 億円(同 10.9% 減)
となりました。
産、投資有価証券などは減少いたしました。
負債合計は7,151 億円(前期末より450 億円増)
となりました。
海外計
純資産合計は4,330 億円(前期末より207 億円減)
となり、自己資本
日本を除く海外所在地別売上高の合計は、4,493 億円(前期比6.6%
比率は37.3%(同 2.7 ポイント減)
となりました。
増)
となり、連結売上高に対する構成比は57.5%(前期より0.1 ポイン
● キャッシュ・フローの状況
ト増)
となりました。
当期の営業活動から得たキャッシュ・フローは、1,050 億円(前期よ
● 米国子会社エーザイ・インクの状況
り317 億円増)
となりました。税金等調整前当期純利益は705 億円、
「アリセプト」の売上高は 1,886 百万米ドル
(前期より251 百万米ドル
法人税等の支払額は355 億円、減価償却費は491 億円、売上債権の増
増)
、
「アシフェックス」の売上高は 1,007 百万米ドル
(同 85 百万米ドル
加額は 247 億円であります。
減)
となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー は、550 億円の支出(前期より
また、
「 Aloxi 」の売上高は 363 百万米ドル
(前期より301 百万米ドル
となりました。そのうち、有形固定資産の取得に335 億
4,215 億円減)
増)
、
「 Dacogen 」の売上高は 150 百万米ドル
(同 124 百万米ドル増)
と
円、無形固定資産の取得に123 億円を支出いたしました。なお、前期
なり、前期に買収したMGI PHARMA, INC. の主力 2 製品が売上増に貢
には買収による支出があったため、前期差が大きくなっております。
献いたしました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、310 億円の支出(前期は3,754
この結果、受託研究収入等を含めた売上高は3,548 百万米ドル
(前
億円の収入)
となりました。配当金の支払いに385 億円を支出いたし
期より636 百万米ドル増)
となりました。
ました。なお、前期には買収に伴う借入の発生等があったため、前期
当期の営業利益は、親会社に支払うロイヤルティ率の変更等による
差が大きくなっております。
販売費及び一般管理費の増加により、139 百万米ドル
(前期より82
百万米ドル減)
となりましたが、ロイヤルティ控除前営業利益は 848
以上の結果、当期末における現金及び現金同等物は、1,315 億円
(前期末より116 億円増)
となりました。
百万米ドル
(前期より81 百万米ドル増)
となりました。
翌期の配当については、1 株当たり年間配当金 150 円(当期より10
円増)
とし、中間配当金 70 円、期末配当金 80 円を見込んでおります。
47
所在地別売上高構成比(推移)
キャッシュ・フローの状況
100
億円
営業キャッシュ・フロー
80
実績
60
40
20
0
’05/3 ’06/3 ’07/3 ’08/3 ’09/3
m 日本
m 欧州、中国およびアジア他
m 北米
増減額
資本的支出等
実績
2005 年 3 月期
¥ 492
¥(235)
¥ 387
2006 年 3 月期
871
379
435
¥
フリー・キャッシュ・フロー *
増減額
実績
149
¥ 105
¥ (384)
増減額
48
436
331
2007 年 3 月期
812
(59)
525
91
286
(149)
2008 年 3 月期
732
(79)
4,891
4,366
(4,159)
(4,445)
2009 年 3 月期
1,050
317
457
(4,434)
593
4,751
−
(資本的支出 + その他現事業維持のための支出等)
* フリー・キャッシュ・フロー=(営業活動によるキャッシュ・フロー )
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
(%)
連結貸借対照表
百万円
資産
千米ドル
(注記1)
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥ 131,527
20,553
191,622
64,518
36,860
19,696
464,777
¥ 119,950
4,930
172,143
58,091
35,399
25,053
415,568
$ 1,342,112
209,724
1,955,326
658,346
376,122
200,979
4,742,622
流動資産:
現金及び現金同等物 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
短期投資
(注記3). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
受取手形及び売掛金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
たな卸資産
(注記4). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延税金資産
(注記8). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
流動資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有形固定資産(注記5)
:
土地 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
建物及び構築物 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
機械装置及び運搬具 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の有形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
建設仮勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減価償却累計額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有形固定資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
19,840
172,247
106,071
50,498
20,296
368,954
(213,457)
155,497
20,832
159,606
103,407
46,624
19,801
350,272
(203,189)
147,083
202,448
1,757,622
1,082,357
515,285
207,102
3,764,836
(2,178,132)
1,586,704
60,274
308
89,168
375
615,040
3,142
170,570
143,614
56,978
13,061
70,792
12,286
527,887
¥1,148,163
178,671
164,247
61,346
13,424
43,650
10,402
561,287
¥1,123,939
1,740,510
1,465,448
581,408
133,275
722,367
125,367
5,386,602
$11,715,948
投資及びその他の資産:
投資有価証券
(注記3). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
関連会社に対する投資 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
無形固定資産
(注記5)
:
のれん. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
販売権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
48
技術資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の無形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延税金資産
(注記8). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資及びその他の資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結財務諸表に関する注記をご参照ください。
百万円
千米ドル
(注記1)
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
22,000
19,095
70,870
55,125
33,098
32,564
8,848
241,603
¥ 362,819
18,307
59,932
57,175
16,088
23,324
5,542
543,191
120,939
278,761
24,183
27,679
21,951
473,514
715,118
830
50,000
26,245
40,249
9,632
126,956
670,147
1,234,071
2,844,500
246,765
282,438
223,989
4,831,775
7,297,122
44,985
56,949
613
423,305
1,125
(437)
(58,293)
44,985
56,966
556
415,961
9,509
(38,868)
459,030
581,112
6,255
4,319,438
11,479
(4,459)
(594,826)
(39,683)
428,565
4,479
433,045
¥1,148,163
(39,694)
449,416
4,374
453,791
¥1,123,939
(404,928)
4,373,112
45,704
4,418,826
$11,715,948
負債及び純資産
2009 年
3 月期
流動負債:
短期借入金
(注記6). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払手形及び買掛金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未払金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未払費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未払法人税等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上割戻引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他
(注記7). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
流動負債合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥
$
224,489
194,846
723,163
562,500
337,734
332,285
90,285
2,465,336
固定負債:
社債
(注記7). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
長期借入金
(注記6). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付引当金
(注記9). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延税金負債
(注記8). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
固定負債合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約債務および偶発債務
(注記13、14)
:
純資産(注記10、11、
19)
資本金:普通株式
1,100,000,000株
296,566,949株. . . . . . . . . . . . . . . .
資本剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
新株予約権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延ヘッジ損益. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
為替換算調整勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
発行可能株式総数
発行済株式総数 2009年および2008年3月期
自己株式:
2009年3月期 11,660,830株、2008年3月期 11,665,319株 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
純資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債及び純資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
少数株主持分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
49
連結損益計算書
百万円
売上高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上原価 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上総利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
販売費及び一般管理費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
研究開発費(注記16). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
千米ドル
(注記1)
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥781,743
152,450
629,292
¥734,286
118,804
615,481
$7,976,969
1,555,612
6,421,346
381,378
156,106
91,808
372,303
225,427
17,749
3,891,612
1,592,918
936,816
その他の収益(費用)
:
受取利息及び受取配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の収益
(費用)
(純額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4,137
(7,632)
(4,753)
1,575
432
(8,404)
(4,636)
(535)
(1,507)
(21,324)
2,203
(1,421)
(59)
(1,095)
(1,011)
(96)
42,214
(77,877)
(48,500)
16,071
4,408
(85,755)
(47,306)
(5,459)
(15,377)
(217,591)
税金等調整前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
70,484
17,653
719,224
53,403
(31,268)
22,134
39,492
(2,304)
37,188
544,928
(319,061)
225,857
支払利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
為替差損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
子会社株式売却益
(注記17). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資有価証券売却益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資有価証券評価損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減損損失
(注記5). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
固定資産処分損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6,188
(762)
(4,138)
法人税等(注記8)
:
法人税、
住民税及び事業税 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等調整額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
少数株主利益(損失). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益(損失). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
50
671
¥ 47,678
(2,522)
¥ (17,012)
円
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
:
1株当たり情報(注記18)
(EPS). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1株当たり当期純利益(損失)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益* . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1株当たり配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥167.35
167.30
140.00
米ドル
(注記1)
¥ (59.80)
130.00
* 2008 年 3 月期における潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1 株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
連結財務諸表に関する注記をご参照ください。
6,846
$ 486,510
$1.71
1.71
1.43
連結株主資本等変動計算書
千株
百万円
2009 年 3 月期
2009 年 3 月期
発行済
株式総数
自己
株式数
資本金
資本
新株
剰余金 予約権
その他
利益 有価証券 繰延ヘッジ
剰余金 評価差額金
損益
期首残高 . . . . . . . . 296,566 (11,665) ¥ 44,985 ¥56,966 ¥556 ¥415,961
期首残高の
調整
(注記1). . .
剰余金の配当 . . .
自己株式の処分. .
24
(19)
自己株式の取得. .
57
(8,384)
¥ 1,125
(1,872)
47,678
(38,462)
64
(70)
(1,872)
47,678
(38,462)
64
(70)
¥(437) (19,424)
(28,189)
104 (28,084)
¥(437) ¥(58,293) ¥(39,683) ¥428,565 ¥4,479 ¥433,045
千株
百万円
2008 年 3 月期
2008 年 3 月期
発行済
株式総数
296,566
自己
株式数
資本金
資本
新株
剰余金 予約権
(12,437) ¥44,985
¥55,222 ¥294
当期純損失 . . . . .
剰余金の配当 . . .
自己株式の処分. .
824
(51)
自己株式の取得. .
その他
利益 有価証券 繰延ヘッジ
剰余金 評価差額金
損益
¥469,632 ¥ 19,859
(17,012)
(36,938)
為替換算
調整勘定
¥ 4,984
1,743
米国子会社に
おける調整* . . . .
自己株式
296,566
(11,665) ¥44,985
261
¥56,966 ¥556
(10,350)
¥415,961 ¥ 9,509
(43,852)
¥(38,868)
計
¥(42,219) ¥552,759
(17,012)
(36,938)
2,798
4,542
(273)
(273)
281
その他の
変動額
(純額). .
純資産
少数
合計
株主持分(注記 10、11)
¥4,374 ¥453,791
82
(70)
期末残高 . . . . . . . . . 296,566 (11,660) ¥44,985 ¥56,949 ¥613 ¥423,305
計
¥(38,868) ¥(39,694) ¥449,416
(17)
その他の
変動額
(純額). .
期末残高 . . . . . . . .
自己株式
(1,872)
47,678
(38,462)
当期純利益 . . . . .
期首残高 . . . . . . . .
¥ 9,509
為替換算
調整勘定
純資産
少数
合計
株主持分(注記 10、11)
¥ 9,938
¥562,698
(17,012)
(36,938)
4,542
(273)
281
281
(53,941)
¥(39,694) ¥449,416
(5,563)
(59,505)
¥ 4,374 ¥453,791
* 米国会計基準の変更に伴うものであります。
千米ドル
(注記1)
2009 年 3 月期
資本金
期首残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . $459,030
期首残高の調整
(注記1). . . . . . . . . . .
剰余金の配当 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式の処分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他
利益 有価証券 繰延ヘッジ
剰余金 評価差額金
損益
$581,285 $5,673 $4,244,500 $ 97,030
(19,102)
486,510
(392,469)
(173)
自己株式の取得 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の変動額
(純額). . . . . . . . . . . . .
期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . $459,030
連結財務諸表に関する注記をご参照ください。
581
$581,112 $6,255 $4,319,438
(85,551)
$ 11,479
計
純資産
少数
合計
株主持分(注記 10、11)
$(396,612) $(405,040) $4,585,877
(19,102)
486,510
(392,469)
836
653
(714)
(714)
$(4,459) (198,204)
(287,642)
$(4,459) $(594,826) $(404,928) $4,373,112
$44,632 $4,630,520
(19,102)
486,510
(392,469)
653
(714)
1,061
(286,571)
$45,704 $4,418,826
為替換算
調整勘定
自己株式
51
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本
新株
剰余金 予約権
連結キャッシュ・フロー計算書
百万円
千米ドル
(注記1)
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
¥ 70,484
¥ 17,653
2009 年
3 月期
営業活動によるキャッシュ・フロー:
税金等調整前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
$
719,224
調整項目:
法人税等の支払額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減価償却費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
のれん償却額
(注記1). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(35,485)
49,052
9,579
買収に伴うインプロセス研究開発費(注記16). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券・投資有価証券売却損益. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券・投資有価証券評価損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減損損失
(注記5). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
固定資産売却益・処分損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上債権の増加額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
たな卸資産の増加額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
仕入債務の増加額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の流動負債の増加額. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上割戻引当金の増加(減少)額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付引当金の減少額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業活動によるキャッシュ・フロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(421)
8,404
4,636
518
(24,734)
(10,658)
3,489
16,081
9,923
(1,976)
6,094
104,988
(49,324)
34,389
169
88,048
(2,203)
1,421
59
1,036
(2,352)
(2,777)
315
9,075
(7,949)
(7,170)
(7,149)
73,242
(362,091)
500,530
97,744
(4,295)
85,755
47,306
5,285
(252,387)
(108,755)
35,602
164,091
101,255
(20,163)
62,183
1,071,306
投資活動によるキャッシュ・フロー:
有価証券の売却・償還による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有形固定資産の取得による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
無形固定資産の取得による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資有価証券の売却・償還による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資有価証券の取得による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2,749
(33,496)
(12,255)
4,438
(2,666)
買収による支出
(注記12). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
3カ月超預金の純増加額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資活動によるキャッシュ・フロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(12,513)
(1,208)
(54,952)
10,415
(39,227)
(14,508)
10,363
(6,931)
(435,504)
(618)
(435)
(476,447)
28,051
(341,795)
(125,051)
45,285
(27,204)
(127,683)
(12,326)
(560,734)
財務活動によるキャッシュ・フロー:
短期借入金の純増加(減少)額. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
52
長期借入れによる収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債の発行による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
配当金の支払額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
財務活動によるキャッシュ・フロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金及び現金同等物に係る換算差額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金及び現金同等物の増加(減少)額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金及び現金同等物の期首残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金及び現金同等物の期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結財務諸表に関する注記をご参照ください。
(340,539)
229,913
119,616
(38,462)
(1,495)
(30,967)
(7,491)
11,576
119,950
¥ 131,527
362,580
50,000
(36,938)
(275)
375,365
(23,299)
(51,140)
171,090
¥ 119,950
(3,474,887)
2,346,051
1,220,571
(392,469)
(15,255)
(315,989)
(76,438)
118,122
1,223,979
$ 1,342,112
連結財務諸表に関する注記
2009 年および2008 年 3 月期
注記
1.
連結財務諸表の作成基準
エ一ザイ株式会社(以下、
「当社」)
およびその連結子会社は、日本の金融商品取引法およびその関連法規ならびに一般に公正妥当と
認められた会計原則(国際財務報告基準で要求されている会計処理および表示方法とは一部異なります)
に準拠して連結財務諸表を作
成しております。
当連結財務諸表の作成にあたり、海外の読者によりわかりやすい様式で開示するため、国内で公表された連結財務諸表に一定の組替
えを行っております。また、2009 年 3 月期の表示区分に合わせて 2008 年 3 月期を組替えております。
当連結財務諸表およびその注記における金額は当社が所在している日本の通貨(円)
で切捨てで表示しており、海外の読者の便宜のた
め、2009 年 3 月31 日におけるおよその為替レート
(1 米ドル=98 円)
で換算した金額を切捨てで併記しております。この換算は円貨金額が
実際の米ドルに当該あるいは他の換算レートで交換できることを意味するものではありません。また、株式数も切捨てて表示しており
ます。
2008 年 3 月期まで、連結財務諸表の作成にあたっては各国で一般に公正妥当と認められた会計原則に基づき作成された海外連結子会
社の財務諸表を、それが明らかに合理的でないと認められる場合を除き、使用することが認められておりました。
2009 年3 月期より、当社とすべての子会社は「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」を適用してお
ります。
当該実務対応報告では、1)同一環境下で行われた同一の性質の取引などについては、親会社と子会社が採用する会計処理の原則およ
び手続きは原則として統一しなければならない、2)海外子会社の財務諸表が国際財務報告基準または米国で一般に公正妥当と認められ
た会計原則に準拠して作成されている場合には、それらを連結決算手続上利用することができるが、3)
その場合であってものれんの償
却などの項目については、重要性が乏しい場合を除き、連結決算上当期損益が日本で一般に公正妥当と認められた会計原則に従って計
上されるよう、会計処理を修正しなければならない、こととされております。
当社とすべての子会社はのれんの償却をはじめとする連結決算上必要な修正を、利益剰余金期首残高および当期損益で行っておりま
す。これにより2009 年 3 月期の利益剰余金期首残高は 1,872 百万円(19,102 千米ドル)減少しております。また、営業利益は9,509 百万円
(97,030 千米ドル)減少し、税金等調整前当期純利益は9,361 百万円(95,520 千米ドル)減少しております。なお、これらのセグメント情報に
与える影響については、注記 15 に記載しております。
注記
2.
重要な会計方針
( a )連結方針
当連結財務諸表は当社とすべての子会社(以下「当社グループ」)
を連結しております。
実質的な支配力基準および影響力基準に基づき、経営上の意思決定に対し直接または間接的に当社が支配力を行使することができる
会社 50 社(2008 年 3 月期 63 社)
を連結の対象とし、また、当社グループが重要な影響を与えることができる関連会社 1 社(2008 年 3 月期 1
社)
には持分法を適用しております。
53
関係会社への投資額と被投資会社の純資産(時価評価後)
との差額については、のれんは発生原因に基づき 20 年以内で、負ののれん
おります。
( b )現金同等物
現金同等物は流動性が高く容易に換金が可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資からなって
おります。現金同等物には取得日から3 カ月以内に満期日が到来する定期預金、コマーシャル・ペーパーおよびMMF などを含んでおり
ます。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
は 5 年でそれぞれ均等償却しております。また、当社グループ間における重要な債権債務、取引高および未実現損益はすべて消去して
( c )短期投資および投資有価証券
短期投資は 3カ月超定期預金と時価のある有価証券からなっております。また、投資有価証券は時価のある有価証券と時価のない有
価証券からなっております。
時価のある有価証券は、保有目的に応じて以下のように区分されております。
1)満期まで所有するという積極的な意思と能力に基づいて保有し、償却後の簿価を貸借対照表価額とする
「満期保有目的の債券」
2)上記に分類できない有価証券の時価を貸借対照表価額とし、評価損益は税効果額を控除した後の金額を純資産に計上している
「そ
の他有価証券」
時価のない有価証券は、移動平均法による原価法により評価しております。また、投資有価証券においては、回復可能性があると認め
られる場合を除き、公正価額に基づき評価減を行っております。
( d )たな卸資産
当社および国内連結子会社のたな卸資産は、主として総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法)
により評価しております。
また、海外連結子会社のたな卸資産は主として先入先出法による低価法により評価しております。
当社および国内連結子会社は「棚卸資産の評価に関する会計基準」を2009 年 3 月期より適用しております。これにより、当社および国
内連結子会社のたな卸資産の評価基準および評価方法を、主として総平均法による原価法から、主として総平均法による原価法(貸借対
照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
に変更しております。この適用による2009 年 3 月期の営業利益および税
金等調整前当期純利益に与える影響は軽微であります。
( e )有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産(リース資産を除く)
は取得原価で表示しております。減価償却の方法は定額法を採用しております。なお、主な耐用年
数は、建物が 15 年から50 年、機械装置が 6 年から7 年であります。
2009 年 3 月期より、当社および国内連結子会社は、当社グループの会計処理の統一と期間損益の適正化をはかるため、減価償却の方
法を各資産の見積耐用年数に基づく定率法から定額法に変更しております。また、残存価額についても実質的残存価額(備忘価格 1 円)
まで償却する方法に変更しております。これにより、従来の方法によった場合に比べ、2009 年 3 月期の減価償却費は654 百万円(6,673 千
米ドル)減少し、営業利益および税金等調整前当期純利益はそれぞれ475 百万円(4,846 千米ドル)増加しております。
リース資産
(f)
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採
用しております。
54
2008 年 3 月期まで 、当社および国内連結子会社におけるリース取引は 、主として賃貸借取引に準じた方法により会計処理しており
ました。これはリース取引に関する日本の会計基準において、リース物件の所有権が借主に移転すると認められる所有権移転ファイ
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
ナンス・リース取引については資産計上が求められておりましたが 、所有権が借主に移転すると認められない所有権移転外ファイナ
ンス・リース取引については借主の財務諸表に所定の注記を記載することで賃貸借取引として会計処理することが認められていたた
めであります。
2009 年 3 月期より、所有権移転外ファイナンス・リース取引について、当社および国内連結子会社は「リース取引に関する会計基準」
およびその適用指針を適用し、通常の売買取引に準じた会計処理に変更しております。この適用による2009 年 3 月期の営業利益およ
び税金等調整前当期純利益に与える影響は軽微であります。
( g )無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産(リース資産を除く)
は取得原価から償却累計額を差し引いた純額で表示しております。償却の方法は定額法を採用し
ております。主な無形固定資産の償却期間は販売権が 5 年から10 年、技術資産が 19 年から20 年、自社利用のソフトウェアが 5 年であり
ます。
( h )長期性資産の減損
当社および国内連結子会社は、資産または資産グループについて減損の兆候があると認められる場合に減損損失を認識するかどうか
の判定を行います。資産または資産グループの継続使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる割引前の将来キャッシュ・フローの
総額が、これらの帳簿価額を下回ると判断された場合には、減損損失を認識いたします。この場合、その帳簿価額を回収可能価額(使用
価値または正味売却価額のいずれか高い方)
まで減額し、当該減少額を減損損失として計上いたします。
また、海外連結子会社については、国際財務報告基準または米国で一般に公正妥当と認められた会計原則に基づき減損テストを実施
した上で、該当する場合には減損損失を認識しております。
( i )法人税等
法人税等は連結損益計算書上の税金等調整前当期純利益に基づいて計算されております。会計上と税務上の資産および負債の一時
差異については、主として資産負債法により繰延税金資産および負債を認識しております。
( j )退職給付
当社は確定給付企業年金制度および退職一時金制度を採用しており、一部の国内連結子会社は、総合設立型厚生年金基金制度、適格
年金制度および退職一時金制度を採用しております。また、一部の海外連結子会社は確定給付型の制度のほか、確定拠出型の制度を設
けております。
当社および一部の連結子会社は、期末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、連結決算日において発生していると
認められる額を退職給付引当金として計上しております。
当社および一部の連結子会社において発生した過去勤務債務は、5 年の按分額を営業費用として処理しております。
当社および一部の国内連結子会社において発生した数理計算上の差異は、償却年数 5 年の定額法により、それぞれ発生した期の翌期
から営業費用として処理しております。
また、当社および一部の連結子会社は、役員の退職慰労金の支払いに備えるため、会社内規に基づく必要額を役員退職慰労引当金と
して計上しております。
( k )剰余金の処分
各期の剰余金の処分は取締役会の決議、あるいは株主総会の承認に基づき翌期の財務諸表に反映しております。
( l )外貨建取引
外貨建ての債権債務はその長短の区分にかかわらず決算日レートにより日本円に換算しております。また、ヘッジ会計の要件を満たし
55
た為替予約が付されている場合を除き、評価替えによって生じた為替差損益は発生した期の損益として計上されております。
海外連結子会社の貸借対照表項目は、資本を取得時レートで換算することを除いて、すべて決算日レートで日本円に換算し、また、収
益・費用項目は期中平均レートで日本円に換算しております。これらの換算によって生じる差額は連結貸借対照表上、為替換算調整勘定
として純資産に計上しております。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
( m )外貨建財務諸表の換算
( n )デリバティブ取引およびヘッジ取引
当社グループは、為替あるいは金利の変動によるリスクを回避する目的に限定したデリバティブ取引を行っており、投機目的でのデリ
バティブ取引は行っておりません。
当社グループの外貨建取引に係るヘッジ取引は、社内管理規程に基づき、通常の取引の範囲内において、将来の為替相場に係る変動
リスクの回避(キャッシュ・フローの固定)
を目的として行っております。
当社の借入金に係るヘッジ取引は、社内管理規程に基づき、通常の取引の範囲内において、将来の金利変動リスクの回避(キャッシュ・
フローの固定)
を目的として行っております。
なお、デリバティブ取引と外貨建取引については、次のように会計処理をしております。
1)
ヘッジ会計の要件を満たすものを除くすべてのデリバティブ取引を時価に基づいて資産または負債に計上し、その評価損益を当
該年度の損益として計上しております。
2)
ヘッジ会計の要件を満たすデリバティブ取引、すなわちヘッジ対象とヘッジ手段の間に高い相関関係および有効性が認められる
ものについては、ヘッジ対象に係る損益が認識されるまで、取引に係る損益を繰り延べております。
なお、ヘッジ会計の要件を満たす為替予約取引については、予約レートで資産または負債に計上しております。また、ヘッジ会
計および特定の要件を満たす金利スワップ取引については、時価評価を行わず、金利スワップ取引における支払額と受取額の差
異を当該年度の損益として支払利息または受取利息に含めて計上しております。
( o )ストック・オプション
当社は役員および使用人に対して付与したストック・オプションについて、その付与日現在で算定された公正な評価額に基づき、役員
および使用人からサービスを取得する対価として、その取得に応じて報酬費用を計上しております。ストック・オプションは権利行使まで
の間、連結貸借対照表の純資産に新株予約権として独立表示しております。
( p )研究開発費
研究開発費は発生時に費用処理しております。
( q )1 株当たり情報
1 株当たり当期純利益(損失)は、普通株式に係る当期純利益(損失)を年間加重平均発行済株式数で除して算定しております。
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、ストック・オプションの行使等の潜在的な希薄化を反映したものであります。ストック・オプ
ションについては当期首(あるいは発行時)
にそのすべてが行使されたと仮定して算定しております。
なお、連結損益計算書に記載されている1 株当たり配当金は、各期の中間配当および期末配当であります。
56
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
注記
3.
短期投資および投資有価証券
2009 年および2008 年 3 月31 日現在の短期投資および投資有価証券の内訳は、次のとおりであります。
百万円
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥14,433
¥ 2,512
$147,275
4,399
1,719
¥20,553
1,403
1,013
¥ 4,930
44,887
17,540
$209,724
¥36,878
20,833
487
¥56,807
26,438
887
$376,306
212,581
4,969
2,075
5,029
5
¥89,168
21,173
短期投資:
3カ月超定期預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
時価のある有価証券:
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
投資有価証券:
時価のある有価証券:
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
時価のない有価証券:
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥60,274
$615,040
2009 年および2008 年 3 月31 日現在の時価のあるその他有価証券および満期保有目的の債券の内訳は、次のとおりであります。
百万円
2009 年 3 月期
2008 年 3 月期
取得原価
未実現利益
未実現損失
時価
取得原価
未実現利益
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥34,590
¥4,291
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2,634
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2,241
満期保有目的の債券 . . . . . . . . . . . . .
22,848
未実現損失
時価
¥(2,003)
¥36,878
¥40,298
¥20,338
(249)
2,385
3,793
11
(45)
2,207
1,918
13
(29)
1,901
202
(299)
22,750
24,200
256
(218)
24,238
種類:
その他有価証券:
¥(3,829) ¥56,807
(152)
3,640
千米ドル
57
2009 年 3 月期
取得原価
未実現利益
未実現損失
時価
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
$352,959
$43,785
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
26,877
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
22,867
112
(459)
22,520
満期保有目的の債券 . . . . . . . . . . . . .
233,142
2,061
(3,051)
232,142
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
種類:
その他有価証券:
$(20,438) $376,306
(2,540)
24,336
2009 年および2008 年 3 月期におけるその他有価証券の売却額と移動平均法による売却損益(総額)は、次のとおりであります。
百万円
売却額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売却益(総額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売却損(総額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥4,289
433
12
¥8,204
2,203
$43,765
4,418
122
2009 年 3 月31 日現在のその他有価証券のうち満期があるものおよび満期保有目的の債券の今後の償還予定額は、次のとおりであり
ます。
百万円
1 年以内 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1 年超 5 年以内. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5 年超 10 年以内 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
10 年超 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
注記
4.
千米ドル
その他
有価証券
満期保有
目的の債券
その他
有価証券
満期保有
目的の債券
¥1,719
857
54
1,961
¥4,592
¥ 4,399
5,349
13,098
$17,540
8,744
551
20,010
$46,857
$ 44,887
54,581
133,653
¥22,848
たな卸資産
2009 年および2008 年 3 月31 日現在のたな卸資産は、次のとおりであります。
百万円
注記
5.
$233,142
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
商品及び製品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥33,853
¥32,070
$345,438
仕掛品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
17,228
12,961
175,795
原材料及び貯蔵品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
13,435
13,059
137,091
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥64,518
¥58,091
$658,346
長期性資産の減損
2009 年および2008 年 3 月期における減損損失の主な内訳は、次のとおりであります。
百万円
無形固定資産(販売権他). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥4,600
36
¥4,636
¥51
8
¥59
$46,938
367
$47,306
2009 年 3 月期における使用価値算定のための割引率は、5.0 ∼ 7.7%(2008 年 3 月期 6% )を使用しております。
58
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
注記
6.
借入金
短期借入金および長期借入金は金融機関からの無担保の借入金であります。2009 年および 2008 年 3 月31 日現在における主な内訳
は、次のとおりであります。
百万円
短期借入金(加重平均利率 2009 年 3 月期 0.71% 2008 年 3 月期 1.01% ). . . . . . . . . . . . . . .
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥ 22,000
¥362,819
$ 224,489
50,000
¥412,819
408,163
701,642
1,734,693
$3,068,989
長期借入金(加重平均利率 2009 年 3 月期 2.06% 2008 年 3 月期 1.90% )
返済期限 2012 年 4 月1 日∼ 2013 年 3 月31 日. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
返済期限 2013 年 4 月1 日∼ 2014 年 3 月31 日. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
返済期限 2014 年 4 月1 日以降 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
40,000
68,761
170,000
¥300,761
注記
7.
社債
社債は無担保の社債であり、連結貸借対照表上、流動負債のその他および社債に含めて表示しております。2009 年および 2008 年 3
月31 日現在における主な内訳は、次のとおりであります。
百万円
2009 年
3 月期
1 年以内償還予定社債:
償還期限 2008 年 7 月1 日(利率 2009 年 3 月期 –% 2008 年 3 月期 5.00% ). . . . . . . . . . . .
千米ドル
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
¥150
社債:
償還期限 2011 年 6 月6 日(利率 2009 年 3 月期 1.34% 2008 年 3 月期 –% ). . . . . . . . . . . .
償還期限 2013 年 6 月6 日(利率 2009 年 3 月期 1.63% 2008 年 3 月期 –% ). . . . . . . . . . . .
償還期限 2015 年 6 月5 日(利率 2009 年 3 月期 1.83% 2008 年 3 月期 –% ). . . . . . . . . . . .
償還期限 2024 年 3 月2 日(利率 2009 年 3 月期 1.68% 2008 年 3 月期 2.25% ). . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
注記
8.
¥ 39,997
49,991
29,994
955
¥120,939
830
¥980
$ 408,132
510,112
306,061
9,744
$1,234,071
法人税等
2009 年および2008 年 3 月31 日現在の繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、次のとおりであります。
百万円
2009 年
3 月期
千米ドル
2008 年
3 月期
2009 年
3 月期
繰延税金資産:
委託研究費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥ 40,577
19,884
19,167
10,624
5,965
4,432
4,085
24,023
(7,380)
$ 632,122
185,744
175,255
116,489
55,438
49,295
48,561
341,683
(99,224)
繰延税金資産合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
147,529
121,379
1,505,397
販売権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
39,799
47,753
406,112
技術資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
23,155
24,700
236,275
その他. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4,600
10,125
46,938
繰延税金負債合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
67,555
¥ 79,974
82,579
¥ 38,800
689,336
$ 816,061
退職給付引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減価償却費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
たな卸資産未実現利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未払賞与 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上割戻引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延税金負債:
繰延税金資産の純額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
59
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
評価性引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥ 61,948
18,203
17,175
11,416
5,433
4,831
4,759
33,485
(9,724)
繰越欠損金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2009 年および2008 年 3 月期の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳は、
次のとおりであります。
法定実効税率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
41.0%
41.0%
交際費等永久に損金に算入されない項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4.4
8.9
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(0.2)
(1.1)
試験研究費の法人税額特別控除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (15.1)
(30.4)
連結子会社との税率差等. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(3.3)
(26.1)
評価性引当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
3.1
15.3
のれん償却額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5.3
買収に伴うインプロセス研究開発費. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
税効果会計適用後の法人税等の負担率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
注記
9.
210.9
(3.8)
31.4%
(7.8)
210.7%
退職給付制度
当社および一部の連結子会社は、従業員および役員に対する退職給付制度を設けております。
通常、自己都合により退職する従業員の退職金支給額は、その時点における給与と勤続年数等に基づいて計算されております。従業
員の退職給付は、会社からの一時金、もしくは一時金と年金の併用のいずれかによります。
当社は確定給付年金制度および退職一時金制度を採用しており、この退職給付制度のうち、企業年金基金への移行割合はおよそ45% 、
退職一時金への移行割合はおよそ 55% であります。
2009 年および2008 年 3 月31 日現在の従業員の退職給付債務の内訳は、次のとおりであります。
百万円
2009 年
3 月期
退職給付債務 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
年金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未認識数理計算上の差異 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未認識過去勤務債務(債務の減額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
60
¥(116,212)
67,828
30,514
(3,905)
¥ (21,774)
千米ドル
2008 年
3 月期
¥(113,560)
86,271
9,702
(6,517)
¥ (24,104)
2009 年
3 月期
$(1,185,836)
692,122
311,367
(39,846)
$ (222,183)
2009 年および2008 年 3 月期における退職給付費用の内訳は、次のとおりであります。
百万円
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
勤務費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利息費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
期待運用収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
数理計算上の差異の費用処理額. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
過去勤務債務の費用処理額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
確定拠出型年金制度への掛金等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
原則法への変更に伴う費用処理額 * . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
¥ 3,833
2,770
(2,469)
(994)
(2,638)
1,989
377
¥ 2,869
¥ 4,664
2,736
(3,316)
(2,252)
(2,642)
1,585
¥ 774
2009 年
3 月期
$ 39,112
28,265
(25,193)
(10,142)
(26,918)
20,295
3,846
$ 29,275
* 2009 年3 月期において、国内連結子会社1 社が退職給付債務の算定方法を簡便法から原則法へ変更し、これに伴い発生した引当不足額を一括費用処理してお
ります。
2009 年および2008 年 3 月期における退職給付債務等の計算の基礎に関する事項は、次のとおりであります。
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
割引率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 主として 2.5%
主として 2.5%
期待運用収益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 主として 4.0%
主として 4.0%
数理計算上の差異の処理年数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
過去勤務債務の額の処理年数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5年
5年
5年
5年
2009 年および2008 年 3 月31 日現在の役員退職慰労引当金は、それぞれ2,408 百万円(24,571 千米ドル)および2,140 百万円であり、連
結貸借対照表上、退職給付引当金に含めて表示しております。役員の退任の際の退職慰労金の支払いには報酬委員会の決定ないしは株
主総会の承認が必要となります。
注記
10.
純資産
当社は会社法で定める委員会設置会社であるため、会計監査人からの無限定適正意見の入手等の一定の要件を満たした場合には、
定款に基づき取締役会の決議により自己株式の取得や剰余金の配当などを行うことができます。
注記
11.
ストック・オプション制度
当社は役員および使用人に対しストック・オプションを付与しております。2009 年 3 月31 日現在におけるストック・オプションの内容は、
次のとおりであります。
ストック・オプション数
付与日
権利行使価格
142,000 株
2000 年 9 月1 日
3,090 円
($31.53)
2000 年 9 月1 日∼ 2010 年 6 月29 日
権利行使期間
2001 年 6 月28 日
180,000 株
2001 年 8 月1 日
2,668 円
($27.22)
2001 年 9 月3 日∼ 2011 年 6 月28 日
2002 年 6 月27 日
175,000 株
2002 年 7 月1 日
3,165 円
($32.30)
2002 年 7 月1 日∼ 2012 年 6 月27 日
2003 年 6 月24 日
210,000 株
2003 年 7 月1 日
2,520 円
($25.71)
2003 年 7 月1 日∼ 2013 年 6 月24 日
2004 年 6 月24 日
238,000 株
2004 年 7 月1 日
3,170 円
($32.35)
2004 年 7 月1 日∼ 2014 年 6 月24 日
2005 年 6 月24 日
262,000 株
2005 年 7 月1 日
3,820 円
($38.98)
2007 年 7 月1 日∼ 2015 年 6 月24 日
2006 年 6 月23 日
254,000 株
2006 年 7 月10 日
5,300 円
($54.08)
2008 年7 月10 日∼ 2016 年6 月23 日
2007 年 6 月22 日
264,000 株
2007 年 7 月9 日
5,480 円
($55.92)
2009 年 7 月9 日∼ 2017 年 6 月22 日
2008 年 6 月20 日
288,000 株
2008 年 7 月7 日
3,760 円
($38.37)
2010 年6 月21 日∼ 2018 年6 月20 日
61
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
決議年月日
2000 年 6 月29 日
ストック・オプションの変動状況は、次のとおりであります。
株
決議年月日
期首残高 . . . . . . . . . . . . .
2000 年
6 月29 日
2001 年
6 月28 日
2002 年
6 月27 日
2003 年
6 月24 日
2004 年
6 月24 日
2005 年
6 月24 日
2006 年
6 月23 日
2007 年
6 月22 日
53,200
68,600
114,800
72,100
193,700
235,600
254,000
264,000
53,200
10,200
58,400
114,800
11,200
60,900
1,500
192,200
1,200
234,400
権利確定 . . . . . . . . . . . . .
288,000
権利行使 . . . . . . . . . . . . .
当期末未行使残 . . . . . .
2008 年
6 月20 日
254,000
264,000
288,000
¥1,161
($11.85)
¥991
($10.11)
¥530
($5.41)
円(米ドル)
権利行使時の
平均株価. . . . . . . . . . . .
公正な評価単価
(付与日). . . . . . . . . . . .
¥3,659
($37.34)
¥3,742
($38.18)
¥3,763
($38.40)
¥3,930
($40.10)
2008 年 6 月20 日に決議されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法は、次のとおりであります。
使用した評価技法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ブラック・ショールズ式
株価変動性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
23.45%
6年
予想残存期間 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
予想配当 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
無リスク利子率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
注記
12.
140 円(1.43 米ドル)/株
1.37%
キャッシュ・フロー情報
2008 年 3 月期における買収により増加した資産および負債等の主な内訳ならびに買収による支出との関係は次のとおりであります。
( a )Morphotek, Inc.(米国)
百万円
流動資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
62
¥ 2,548
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
有形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
535
無形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
55,305
繰延税金負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(17,433)
その他の負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(842)
研究開発費に配分された支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
605
40,720
(2,485)
¥ 38,234
小計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Morphotek, Inc. 所有の現金及び現金同等物 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Morphotek, Inc. の買収による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
( b )MGI PHARMA, INC.(米国)
百万円
流動資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥ 46,305
有形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1,075
無形固定資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
325,244
その他の資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
3,228
流動負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(15,519)
繰延税金負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(31,451)
その他の負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(2,377)
研究開発費に配分された支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
87,442
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
小計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
MGI PHARMA, INC. 所有の現金及び現金同等物 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
MGI PHARMA, INC. の買収による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
注記
13.
(3,443)
410,505
(13,235)
¥397,269
リース取引
当社グループは一部の備品、コンピュータ、その他の資産をリース賃借しております。2009 年および2008 年 3 月期における解約不能
のオペレーティング・リースに係る未経過リース料は、次のとおりであります。
百万円
1 年内 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1 年超 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
千米ドル
2009 年
3 月期
2008 年
3 月期
¥ 2,937
17,050
¥19,988
¥ 3,311
15,676
¥18,988
2009 年
3 月期
$ 29,969
173,979
$203,959
注記 2
(f)
に記載のとおり、2009 年 3 月期よりリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
について、当社および国内連結子会社は「リース取引に関する会計基準」およびその適用指針を適用し、通常の売買取引に準じた会計処
理に変更しております。
2008 年 3 月期まで、当社および国内連結子会社における所有権移転外ファイナンス・リース取引は、主として賃貸借取引に準じた方法
により会計処理しておりました。所有権移転外ファイナンス・リース取引を2008 年 3 月期の連結財務諸表に計上した場合、次の金額が反
映されることとなります。
63
( a )取得価額相当額、減価償却累計額相当額、減損損失累計額相当額および期末残高相当額
取得価額相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥3,694
減価償却累計額相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1,387
減損損失累計額相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
16
期末残高相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥2,290
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
百万円
2008 年
3 月期
( b )未経過リース料期末残高相当額等
百万円
2008 年
3 月期
未経過リース料期末残高相当額:
1 年内 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥ 861
1 年超 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1,457
¥2,319
リース資産減損勘定の残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥
2
( c )支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価償却費相当額、支払利息相当額
百万円
2008 年
3 月期
支払リース料. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥1,247
リース資産の減損勘定の取崩額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4
1,187
50
減価償却費相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払利息相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減価償却費相当額はリース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によって算定しております。また、支払利息相当額はリー
ス料総額とリース物件の取得価額相当額との差額とし、利息法により各期へ配分しております。いずれも連結損益計算書には反映され
ておりません。なお、リース資産減損勘定はその他の固定負債に含めております。
注記
14.
デリバティブ取引
当社グループが現在行っているデリバティブ取引は、信用度の高い金融機関を取引相手としており、相手方の債務不履行による損失の
発生は予想しておりません。
2009 年および2008 年 3 月31 日現在のデリバティブ取引契約(ヘッジ会計の要件を満たすものを除く)は、次のとおりであります。
百万円
千米ドル
2009 年 3 月期
契約額
時価
¥34,071
2,165
¥34,679
2,292
2008 年 3 月期
評価損益
2009 年 3 月期
契約額
時価
評価損益
契約額
時価
¥89,400
¥84,346
¥5,053
$347,663
22,091
$353,867
23,387
評価損益
為替予約取引:
64
米ドル売建 . . . . . . . . .
ユーロ売建 . . . . . . . .
¥(607)
(127)
$(6,193)
(1,295)
上記の契約額等はあくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額です。すなわち実際に取引される金額ではなく、また当該
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
デリバティブ取引に係る信用リスク等を表すものではありません。
注記
15.
セグメント情報
( a )事業の種類別セグメント情報
当社グループは事業区分を医療用医薬品、一般用医薬品、診断用医薬品等の「医薬品分野」
と、食品添加物、化学品、製薬用機械等の
「その他の分野」に分類しております。
2009 年および2008 年 3 月期における当社グループの事業の種類別セグメント情報は、次のとおりであります。なお、減価償却費には
のれん償却額を含んでおります。
また、注記 1 に記載のとおり、2009 年 3 月期より当社グループは「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取
扱い」を適用し、のれんの償却をはじめとする連結決算上必要な修正を行っております。これに伴い、2009 年 3 月期の営業利益は、医薬
品分野で 9,509 百万円(97,030 千米ドル)減少しております。
百万円
2009 年 3 月期
医薬品分野
その他の
分野
¥ 761,158
¥20,584
305
761,464
666,928
¥ 94,535
18,416
39,001
37,260
¥ 1,741
資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥1,073,781
減価償却費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
57,691
4,630
46,367
2008 年 3 月期
消去
又は全社
連結
医薬品分野
その他の
分野
¥ 781,743
¥ 711,844
¥22,442
¥(18,722)
(18,722)
(14,254)
¥ (4,467)
781,743
689,934
¥ 91,808
186
712,030
692,209
¥ 19,820
20,860
43,303
41,383
¥ 1,919
¥(21,047)
(21,047)
(17,056)
¥ (3,990)
734,286
716,536
¥ 17,749
¥24,545
¥ 49,836
¥1,148,163
¥1,026,602
¥31,640
¥ 65,696
¥1,123,939
658
6
782
281
33,510
53
433,195
769
6
415
279
179
58,631
4,636
47,328
34,559
59
434,047
消去
又は全社
連結
消去
又は全社
連結
1)売上高及び営業損益
外部顧客に対する売上高 . . . . . .
¥ 734,286
セグメント間の内部売上高
又は振替高 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上高合計 . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2)資産、減価償却費、減損損失及び
資本的支出
減損損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本的支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
436
千米ドル
2009 年 3 月期
医薬品分野
その他の
分野
$ 7,766,918
$210,040
又は振替高 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
3,112
187,918
売上高合計 . . . . . . . . . . . . . . . . .
7,770,040
6,805,387
$ 964,642
397,969
380,204
$ 17,765
(191,040)
7,976,969
(145,448)
7,040,142
$ (45,581) $ 936,816
資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
$10,956,948
$250,459
$ 508,530
$11,715,948
減価償却費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
588,683
6,714
2,867
598,275
減損損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
47,244
61
資本的支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
473,132
7,979
1)売上高及び営業損益
外部顧客に対する売上高 . . . . . .
$ 7,976,969
セグメント間の内部売上高
営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2)資産、減価償却費、減損損失及び
資本的支出
47,306
1,826
482,938
65
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
営業利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
$(191,040)
( b )所在地別セグメント情報
2009 年および2008 年 3 月期における所在地別セグメント情報は、次のとおりであります。なお、2008 年 3 月期までアジア他に含んで
おりました中国は、その重要性が増したことにより2009 年 3 月期より区分掲記しております。
また、注記 1 に記載のとおり、2009 年 3 月期より当社グループは「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取
扱い」を適用し、のれんの償却をはじめとする連結決算上必要な修正を行っております。これに伴い、2009 年 3 月期の営業利益は、北米
において 9,428 百万円(96,204 千米ドル)減少しております。欧州、アジア他においての影響は軽微であります。
百万円
2009 年 3 月期
日本
北米
欧州
中国
アジア他
消去又は全社
連結
¥332,453
¥369,891
¥51,047
¥11,437
¥16,912
¥ 781,743
営業利益(又は営業損失). . . . . . . . . . .
111,100
443,553
359,386
¥ 84,167
57,190
427,081
427,323
¥ (241)
30,127
81,174
78,022
¥ 3,152
36
11,474
9,077
¥ 2,396
456
17,369
13,857
¥ 3,511
¥(198,910)
(198,910)
781,743
(197,733)
689,934
¥ (1,177) ¥ 91,808
2)資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥910,185
¥578,661
¥59,294
¥13,880
¥23,017
¥(436,875) ¥1,148,163
1)売上高及び営業損益
外部顧客に対する売上高 . . . . . . . . . . . .
セグメント間の内部売上高
又は振替高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上高合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
百万円
2008 年 3 月期
日本
北米
欧州
アジア他 *
消去又は全社
連結
営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥312,656
105,071
417,727
337,245
¥339,396
50,650
390,046
456,930
¥54,416
27,150
81,566
79,767
¥27,817
136
27,953
22,336
¥(183,008)
(183,008)
(179,742)
営業利益(又は営業損失). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥ 80,482
¥ (66,883)
¥ 1,799
¥ 5,617
¥ (3,265) ¥
2)資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥930,427
¥563,108
¥58,876
¥27,441
¥(455,914) ¥1,123,939
1)売上高及び営業損益
外部顧客に対する売上高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
セグメント間の内部売上高又は振替高 . . . . . . . . . . . . . .
売上高合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥ 734,286
734,286
716,536
17,749
* 2008 年3 月期のアジア他に含まれる中国の外部顧客に対する売上高は9,549 百万円、セグメント間の内部売上高又は消去高は3 百万円、営業費用は7,599 百万
円、営業利益は1,953 百万円、資産は11,092 百万円であります。
千米ドル
2009 年 3 月期
日本
北米
欧州
中国
アジア他
消去又は全社
連結
$3,392,377
$3,774,397
$520,887
$116,704
$172,571
$ 7,976,969
営業利益(又は営業損失). . . . . . . . . . .
1,133,673
4,526,051
3,667,204
$ 858,846
583,571
4,357,969
4,360,438
$ (2,459)
307,418
828,306
796,142
$ 32,163
367
117,081
92,622
$ 24,448
4,653
177,234
141,397
$ 35,826
$(2,029,693)
(2,029,693)
7,976,969
(2,017,683)
7,040,142
$ (12,010) $ 936,816
2)資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
$9,287,602
$5,904,704
$605,040
$141,632
$234,867
$(4,457,908) $11,715,948
1)売上高及び営業損益
66
外部顧客に対する売上高 . . . . . . . . . . . .
セグメント間の内部売上高
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
又は振替高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売上高合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
( c )海外売上高
2009 年および 2008 年 3 月期における海外売上高は、次のとおりであります。なお、2008 年 3 月期までアジア他に含んでおりました
中国は、その重要性が増したことにより2009 年 3 月期より区分掲記しております。
百万円
2009 年 3 月期
海外売上高 . . . . . . . . . .
2008 年 3 月期
北米
欧州
中国
アジア他
合計
北米
欧州
アジア他 *
合計
¥379,111
¥64,033
¥11,437
¥20,674
¥475,257
781,743
¥350,391
¥73,100
¥31,059
¥454,551
734,286
48.5%
8.2%
1.5%
2.6%
60.8%
47.7%
10.0%
4.2%
61.9%
連結売上高 . . . . . . . . . .
連結売上高に占める
海外売上高の割合 . . .
* 2008 年 3 月期のアジア他に含まれる中国の海外売上高は9,549 百万円であります。
千米ドル
2009 年 3 月期
北米
欧州
中国
アジア他
合計
海外売上高 . . . . . . . . . . $3,868,479
$653,397
$116,704
$210,959
$4,849,561
7,976,969
連結売上高 . . . . . . . . . .
注記
16.
買収に伴うインプロセス研究開発費
2008 年 3 月期において、Morphotek, Inc. および MGI PHARMA, INC. の買収に伴うインプロセス研究開発費を88,048 百万円計上して
おります。
* インプロセス研究開発費とは、特定の研究活動の目的で使用され、将来他の目的に使用できない資産であり、研究開発費として一括計上される費用の
ことであります。
注記
注記
17.
子会社株式売却益
18.
1 株当たり当期純利益(損失)
2009 年 3 月期において、当社は所有する株式会社クリニカル・サプライの全株式を譲渡いたしました。
と潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次の
2009 年および 2008 年 3 月期における1 株当たり当期純利益(損失)
67
とおりであります。
百万円
千株
期中平均株式数
円
米ドル
1 株当たり当期純利益(損失)
2009 年 3 月期:
1 株当たり当期純利益:
普通株式に係る当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥47,678
284,904
¥167.35
$1.71
$1.71
希薄化効果:
ストック・オプション
(新株予約権). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
81
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益:
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益計算のための
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
¥47,678
284,985
¥167.30
¥ (17,012)
284,487
¥ (59.80)
2008 年 3 月期:
1 株当たり当期純損失:
普通株式に係る当期純損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
* 2008 年3 月期における潜在株式調整後1 株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1 株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
当期純利益
(損失)
注記
19.
後発事象
( a )剰余金の処分
2009 年 5 月14 日、当社の取締役会にて2009 年 3 月31 日現在の剰余金を次のとおり処分することが決議されております。
1 株当たり70.00 円(0.71 米ドル)の期末配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
百万円
千米ドル
¥19,943
$203,500
( b )ストック・オプション
2009 年 6 月19 日、当社の定時株主総会およびその後の取締役会においてストック・オプション付与の件が承認・決議され、当社の役員
および使用人に対し、2,910 個の新株予約権を発行することが決定しております。当該新株予約権は 2009 年 7 月6 日に発行され、その行
使期間は 2011 年 6 月20 日から2019 年 6 月19 日までであります。
なお、新株予約権 1 個当たりの目的となる株式の数は 100 株であります。
68
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
独立監査人の監査報告書
エーザイ株式会社
取締役会御中
当監査法人は、エーザイ株式会社及びその子会社の2008 年4 月1 日から2009 年3 月31 日及び2007 年4 月1 日から2008
年 3 月31 日までの連結会計年度の日本円で表示された連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連
結株主資本等変動計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経
営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当
監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全
体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、エー
ザイ株式会社及びその子会社の 2009 年 3 月31 日及び2008 年 3 月31 日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結
会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
当監査法人はまた、日本円金額から米ドル金額への換算についても監査を行った。当監査法人は、換算は注記1 に記載
された基準に準拠して行われているものと認めた。これら米ドル金額は、日本国外の利用者の便宜上表示されたもので
ある。
69
デロイト・トゥシュ・トーマツ
注)本監査報告書は、Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009 に掲載されている INDEPENDENT AUDITORS REPORT を翻訳したものです。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
2009 年 6 月19 日
知的財産、リスク情報
● 知的財産の保護・強化
各 PCUと連携して戦略的な特許出願を行い、
じめ、米国、欧州、アジアを中心に生産・販売
独自に開発した技術や製品を法的に保護
その権利化に注力しています。さらに、開発
活動を展開しております。グローバルな事業
し、有効活用することは、企業が持続的に成
中および発売後の医薬品については、患者様
活動を展開するうえで、法的規制、政情不安
長・発展し、患者様へ安定してお薬を届ける
のベネフィット向上につながるよう、その医
や事業環境の不確実性などのリスクを完全に
ために欠かすことのできないものです。そ
薬品の持つポテンシーを最大限に引き出し、
回避できる保証はありません。このようなリ
のためエーザイでは、社の製品戦略と創薬戦
新製剤、新医薬用途、新投与形態等の研究を
スクに直面した場合、当該国における収益が
略に沿って、特許など、知的財産に関する諸
行って、得られた成果を特許権で保護してい
当初の見込みを達成できない可能性があり
活動を戦略的に進めています。
ます。
ます。
1. 知的財産活動
3. ライセンス関連活動の事業への貢献
知的財産部は、国内外創薬拠点に知的財産
エーザイは、特許権そのもののライセンス
医薬品候補化合物は、有効性や安全性の観
担当者を配置し、CEOオフィス、各プロダクト・
料から収益をあげることよりも、事業収益を
点から開発を中止する可能性があります。ま
、各事業部と
クリエーション・ユニット
( PCU )
確保する手段としての特許化に重点をおいて
た、臨床試験で良い結果が得られた場合で
緊密に連携しながら、特許、商標、意匠、著作
います。
あっても、製品開発中に施行される承認審査
権等の知的財産に関わる活動をグローバルに
展開しています。特に、海外創薬拠点まで含
めたグローバルな知的財産活動においては、
連携強化に努め、各拠点の知的財産部門の責
基準の変更により、承認が得られない可能性
4. 特許
エーザイでは、創薬活動により得られた成
果を守るために積極的な特許出願を行って
があります。開発の不確実性による新薬の開
発中止などの理由で、将来に期待していた収
益が得られない可能性があります。
任者間のみならず各担当者間でも定期的に
いますが、医薬品事業のグローバル化の進
情報を共有し、グローバルな視点での意思決
展に伴い 、海外への特許出願件数が大幅に
定を行っています。また、特許出願や先行技
増加し、出願国の数も増えています。海外へ
当社グループの売上高のうち、主力製品で
術調査等では、事業部や創薬現場と密接に連
の特許出願の要否や出願国については、各
ある
「アリセプト」および「パリエット/アシ
携して活動しています。エーザイネットワー
発明の重要性を充分に評価しながら決定して
フェックス」の2 品の割合が過半を占める高い
ク企業については、各企業の主体性を尊重し
います。
つつ、後方支援を進めています。さらに、新
規技術や有望化合物の導入時には、関連組織
70
(2)新薬開発の不確実性
5. 商標
エーザイは、すべての医薬品について患者
ンプライアンスに則した作業を重視していま
様に支持される商品名を開発し、それらを商
す。これらの活動と並行して、今年度から実
標権によって保護しています。また、マーケ
施を予定している体系的知的財産研修を始め
ティング部門と連携して、ブランド戦略をグ
として、知的財産経営への変革をめざした、
ローバルに展開しています。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
様々な側面からの基盤づくりにも取り組んで
2. 創薬活動と知的財産戦略
水準になっております。これらの製品におい
て、有力な競合品の出現、特許などの保護期
と連携し合い 、着実な権利化による保護やコ
います。
(3)特定の製品への依存に関するリスク
間の満了に伴うジェネリック医薬品の発売等
により売上高が減少し、当社グループの業績
に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(4)他社とのアライアンスにおけるリスク
当社グループは、主要製品である
「アリセプ
ト」および「パリエット/アシフェックス」につ
● 事業等のリスク
いて、他社との業務提携を行っております。
当社グループの連結業績を大幅に変動さ
米国、欧州主要国では市場全体をカバーし、
せる、あるいは投資判断に重要な影響を及ぼ
プロダクト・セールスの極大化をはかるため、
エーザイの売上の大部分は、医療用医薬
す可能性のあるリスクは、次のとおりであり
提携企業の販売促進協力を受けております。
品、つまり医師の処方に基づき患者様が服用
ます。なお、これらのリスクは、本資料作成
これら提携企業との良好な協力関係が保たれ
する薬です。これら医療用医薬品の初期創薬
日現在において判断、予想したものであり
なくなった場合、売上高が減少し業績に重要
活動における、遺伝子、タンパク質、スクリー
ます。
な影響を及ぼす可能性があります。また、製
ニング方法等の成果を戦略的に特許出願し、
積極的に保護しています。さらに創薬活動を
進めた結果見出された有望化合物について
も、発売後の医薬品が適切に保護されるよう、
品買収や導入品などの活動に伴う不確実性に
(1)海外展開におけるリスク
当社グループは、
「アリセプト」および「パリ
エット/アシフェックス」を軸として、日本をは
より、将来に期待していた収益が得られない
可能性があります。
(5)医療費抑制策
日本では医療費抑制策の一環として、通常
(9)法規制に関するリスク
医薬品事業は、薬事規制や製造物責任等の
(15)
ITセキュリティおよび情報管理に関する
リスク
2 年に1 回程度、医療用医薬品の薬価が引き
様々な法規制に関連しており、法規制の制定
当社グループでは業務上、各種 ITシステム
下げられております。欧米、アジアの国々な
や改定により業績に重要な影響を及ぼす可能
を駆使しているため、システムの不備やコン
どにおいても、医薬品の価格低減への圧力は
性があります。法規制に適合しない場合、製
ピューターウィルス等の外部要因により、業
年々高まっており、売上高を減少させる要因
品の回収さらには製品の許認可の取り消し、
務が阻害される可能性があります。また、個
となります。
あるいは賠償請求等の可能性があります。
人情報を含め多くの情報を保有しています
が、万が一の事故等によりその情報が社外に
(6)後発医薬品に関する競合・訴訟
(10)訴訟に関するリスク
先発医薬品の特許には期限があります。通
現在直面している訴訟または将来直面する
常、先発医薬品の特許が切れると同成分の
訴訟の結果が、業績に重要な影響を及ぼす可
ジェネリック医薬品(後発医薬品)
が発売され
能性があります。当社グループは、合成ビタ
ます。開発リスクを伴わないジェネリック医薬
ミンE バルク製品に関する価格および販売活
品の低価格での販売により、市場シェアを奪
動に関して訴訟対象となっております。
に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(16)金融市況および為替の動向に関する
リスク
市場性のある株式等を保有しているため、
株式市況の低迷によってはこれらの株式等の
われる可能性があります。また、特許期間内
であっても、米国のようにジェネリック医薬品
流出した場合、信用を大きく失うことで業績
(11)工場の閉鎖または操業停止
売却損や評価損が生じ、また、金利動向に
の申請が可能な国もあります。現在、
「アリセ
技術上の問題、使用原材料の供給停止、火
よって退職給付債務の増加など業績に重要な
プト」
について、ジェネリック医薬品の申請が
災、地震、その他の災害等により工場が閉鎖
影響を及ぼす可能性があります。さらに連結
米国 Hatch-Waxman 法に基づきなされてお
または操業停止する可能性があります。この
売上高の半分以上を外貨で占めているため、
ります。当社グループは、これに対して特許
場合、製品の供給が妨げられ、業績に重要な
連結子会社業績の円換算において外国為替
侵害訴訟を提起していますが、その結果に
影響を及ぼす可能性があります。
変動の影響を受けます。また、輸出入取引に
よっては、業績に重要な影響を及ぼす可能性
があります。
おいても外国為替変動が業績に重要な影響
(12)使用原材料の安全性に関するリスク
を及ぼします。
使用する原材料に安全性の懸念が発生した
(7)知的財産に関するリスク
特許の不成立や特許成立後の無効審判、ま
たは取得した特許を適切に保護できない場
場合、使用原材料の変更はもちろんのこと製
品の回収、販売停止等を実施し、業績に重要
な影響を及ぼす可能性があります。
合、想定より早く他社の市場参入を招き、売
上高が減少する可能性があります。
(8)副作用発現のリスク
(17)内部統制の整備等に関するリスク
当社グループは、金融商品取引法に基づく
財務報告に係る内部統制の評価および監査の
基準ならびに実施基準に準拠し、財務報告に
(13)外部への業務委託に関するリスク
係る有効な内部統制システムを整備し、その
当社グループでは研究や製造などの一部を
適正な運用につとめます。しかし、内部統制
外部へ業務委託しております。何らかの原因
が有効に機能せず、あるいは予期しない内部
で業務委託先が操業停止し、当社グループへ
統制上の問題により、多大な損失が発生した
の委託業務の供給が妨げられることがあった
場合には、業績に重要な影響を及ぼす可能性
あります。発現した副作用に対する情報の収
場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性があ
があります。
集、伝達および製品の回収は費用の増加につ
ります。
ながります。
(14)環境に関するリスク
当社グループ所有の事業所が環境汚染の
原因と判断された場合、事業所の閉鎖等の法
的処置が講じられる可能性があります。また、
周辺地域への補償責任や環境改善に要する
費用は、業績に重要な影響を及ぼす可能性が
あります。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
製品に重大な副作用が発現した場合、処方
の停止、製品の回収等の措置を取る可能性が
71
国内・海外ネットワーク
u 本社
〒112-8088 東京都文京区小石川 4-6-10
TEL: 03-3817-3700(大代表)
海外の主な事業所
米国
u
1 Eisai Corporation of North America
100 Tice Boulevard Woodcliff Lake, New Jersey
07677, U.S.A.
TEL: 1-201-692-1100
FAX: 1-201-746-2940
2 Eisai Research Institute of Boston Inc.
4 Corporate Drive Andover
Massachusetts 01810, U.S.A.
TEL: 1-978-794-1117
FAX: 1-978-794-4910
i
70
98 e
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f
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j
k
3 Eisai Machinery U.S.A. Inc.
90 Boroline Road, Allendale
New Jersey 07401, U.S.A.
TEL: 1-201-746-2111
FAX: 1-201-692-1972
a
\
p[
]
o
4 Eisai Inc.
100 Tice Boulevard Woodcliff Lake, New Jersey
07677, U.S.A.
TEL: 1-201-692-1100
FAX: 1-201-746-3201
 Eisai Inc. / Research Triangle( RTP )
900 Davis Drive, P.O. Box 14505
RTP, North Carolina 27709, U.S.A.
TEL: 1-919-941-6920
FAX: 1-919-941-6931
5 Eisai Medical Research Inc.
55 Challenger Road, Ridgefield Park
New Jersey 07660-2104, U.S.A.
TEL: 1-201-403-2500
FAX: 1-201-462-9350
72
6 Morphotek, Inc.
210 Welsh Pool Road, Exton, Pennsylvania
19341 U.S.A.
TEL: 1-610-423-6100
FAX: 1-610-423-6199
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
欧州
7 Eisai Europe Ltd.
European Knowledge Centre
Mosquito Way, Hatfield,
Hertfordshire AL10 9SN, U.K.
TEL: 44-845-676-1400
FAX: 44-845-676-1300
8 Eisai London Research Laboratories Ltd.
Bernard Katz Building
University College London
Gower Street, London WC1E 6BT, U.K.
TEL: 44-20-7388-4746
FAX: 44-20-7413-1121
9 Eisai Ltd.
European Knowledge Centre
Mosquito Way, Hatfield,
Hertfordshire AL10 9SN, U.K.
TEL: 44-845-676-1400
FAX: 44-845-676-1401
0 Eisai Manufacturing Ltd.
European Knowledge Centre
Mosquito Way, Hatfield,
Hertfordshire AL10 9SN, U.K.
TEL: 44-845-676-1400
FAX: 44-845-676-5050
- Eisai GmbH
Lyoner Strasse 36
D-60528 Frankfurt am Main, Germany
TEL: 49-69-665850
FAX: 49-69-6658585
= Eisai GesmbH
Saturn Tower, Leonard-Bernstein-Strasse 10
A-1220 Wien, Austria
TEL: 43-1-5351980-0
FAX: 43-1-5351980-80
Eisai GmbH Magyarorszagi Kereskedelmi
Kepviselete
Frangepan utca 5-7, H-1139 Budapest, Hungary
TEL: 36-1-230432-0
FAX: 36-1-236000-5
Eisai GmbH Organisational Branch
Holusicka 2253/1
148 00 Prague 4 - Chodov
Czech Republic
TEL: 420-2424-85839
FAX: 420-2424-85840
q Eisai Machinery GmbH
Mathias Brueggen Strasse 142
D-50829 Koeln, Germany
TEL: 49-221-9564590
FAX: 49-221-9564599
w Eisai S.A.S.
Tour Manhattan, 5-6 Place de I Iris
92095 Paris La Défense 2 Cedex, France
TEL: 33-1-47670005
FAX: 33-1-47670015
e Eisai B.V.
Strawinskylaan 909, 1077 XX
Amsterdam, The Netherlands
TEL: 31-20-575-3340
FAX: 31-20-575-3341
r Eisai Farmacéutica S.A.
C/Arturo Soria 336, 3a Planta
28033 Madrid, Spain
TEL: 34-91-455-9455
FAX: 34-91-721-0506
t Eisai S.r.l.
Via dell Unione Europea 6
20097 San Donato Milanese( MI ), Italy
TEL: 39-02-518-1401
FAX: 39-02-518-14020
s
u
s HI-Eisai Pharmaceutical Inc.
20th Floor, Multinational Bancorporation Centre
6805 Ayala Avenue, 1226 Makati City, Philippines
TEL: 63-2-887-1047
FAX: 63-2-887-5172
d Eisai( Hong Kong )
Co., Ltd.
Room 2008, Fortress Tower
250 King's Road, North Point
Hong Kong, China
TEL: 852-2516-6128
FAX: 852-2561-5042
6 2
14
3
5

f Eisai Korea Inc.
10F Revessant, 147-17
Samseong-dong, Gangnam-gu
Seoul 135-878, Korea
TEL: 82-2-3451-5500
FAX: 82-2-3451-5599
g 衛采製薬股份有限公司
9th Floor, No. 18, Chang An E. Road, Sec. 1
Taipei, Taiwan
TEL: 886-2-2-531-4175
FAX: 886-2-2-531-0063
 衛采製薬股份有限公司台南廠(台南工場)
No. 54, Gong-Yeh West Road, Guan Tyan
Hsiang, Tainan Hsien, Taiwan
TEL: 886-6-698-5180
FAX: 886-6-698-7539
h 衛材(中国)薬業有限公司
39th-40th Floor, Park Place, No.1601,
Nanjing Xi Road, Shanghai City, 200040 China
TEL: 86-21-2419-2888
FAX: 86-21-2419-2881
y Eisai Pharma AG
Schaffhauserstrasse 611, 8052 Zurich, Switzerland
TEL: 41-44-306-1212
FAX: 41-44-306-1280
u Eisai AB
Svardvagen 3a, Danderyd
P.O. Box 23060 104 35 Stockholm, Sweden
TEL: 46-8-501-01-600
FAX: 46-8-501-01-699
アジア
o PT Eisai Indonesia
Sentral Senayan II, 12 Floor, Jl. Asia Afrika No. 8,
Senayan, Jakarta 10270, Indonesia
TEL: 62-21-5795-1994
FAX: 62-21-5795-1995
 Bogor Factory
JI. Lanbau Desa Karang Asem Barat,
Kecamatan Citeureup,
Kabupaten Bogor Jawa-Barat 16810, Indonesia
TEL: 62-21-875-3202
FAX: 62-21-876-4886
[ Eisai( Singapore )
Pte. Ltd.
152 Beach Road #15-05/08,
Gateway East, Singapore 189721
TEL: 65-6296-6977
FAX: 65-6296-6577
] Eisai Clinical Research Singapore Pte. Ltd.
152 Beach Road #15-05/08,
Gateway East, Singapore 189721
TEL: 65-6297-6624
FAX: 65-6297-6328
\ Eisai( Malaysia )
Sdn. Bhd.
Lot 6.1, 6th Floor, Menara Lien Hoe
No. 8, Persiaran Tropicana
47410 Petaling Jaya, Malaysia
TEL: 60-3-7803-9096
FAX: 60-3-7803-0060
a Eisai( Thailand )
Marketing Co., Ltd.
6th Floor, GPF Witthayu Tower A
93/1 Wireless Road, Bangkok 10330, Thailand
TEL: 66-2-256-6296
FAX: 66-2-256-6299
j Eisai Pharmaceuticals India, Pvt. Ltd.
1st Floor, B-Wing, Marwah Centre
Krishanlal Marwah Marg, Andheri( East )
Mumbai 400072, MH, India
TEL: 91-22-2857-9740
FAX: 91-22-2857-9720
k Eisai Pharmatechnology & Manufacturing
73
Pvt. Ltd.
D.No.10-153/1, Plot No 135, Sea Breeze Villa,
Visalakshi Nagar Main Road,
Visakhapatnam 530043, AP, India
TEL: 91-891-2711-201
FAX: 91-891-2711-203
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
i Eisai Farmacêutica, Unipessoal Lda.
Lagoas Park, Edifício 5A, Piso 6
2740-298 Porto Salvo, Portugal
TEL: 351-21-487-55-40
FAX: 351-21-487-55-48
p Eisai Asia Regional Services Pte. Ltd.
152 Beach Road #15-05/08,
Gateway East, Singapore 189721
TEL: 65-6296-6977
FAX: 65-6292-2185
 衛材(中国)薬業有限公司(蘇州工場)
Bai Yu Road #32 Suzhou Industrial Park Suzhou,
Jiangsu Province, 215021 China
TEL: 86-512-6761-3211
FAX: 86-512-6761-8640
株式会社カン研究所
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町 6-7-3
神戸 MI R&Dセンター 3F
TEL: 078-306-5910
FAX: 078-306-5920
1
エーザイ物流株式会社
〒243-0213 神奈川県厚木市飯山字台地堂 3039-1
TEL: 046-248-2655
FAX: 046-248-5909
2
9
6
5
8
30-
4
7
〔厚木センター〕
〒243-0213 神奈川県厚木市飯山字台地堂 3039-1
TEL: 046-248-2654
FAX: 046-247-9559
〔北房センター〕
〒716-1401 岡山県真庭市五名 1850
TEL: 0866-52-2210
FAX: 0866-52-4220
〔札幌センター〕
〒006-0832 札幌市手稲区曙 2 条 4-4-25
TEL: 011-688-0205
FAX: 011-688-0335
株式会社サンプラネット
国内事業所
コミュニケーションオフィス
1 札幌
〒003-0021 札幌市白石区栄通 4-3-1
TEL: 011-851-6171
FAX: 011-853-3523
2 仙台
〒989-3121 仙台市青葉区郷六字龍沢 26-3
TEL: 022-226-2111
FAX: 022-226-1730
3 東京
〒112-0004 東京都文京区後楽 2-5-1
住友不動産飯田橋ファーストビル 2F
TEL: 03-3817-5285
FAX: 03-3811-5202
4 名古屋
74
工場・研究所
8 美里工場
〒367-0198 埼玉県児玉郡美里町大字広木 950
TEL: 0495-76-3111
FAX: 0495-76-1841
9 川島工園
〒501-6195 岐阜県各務原市川島竹早町 1
TEL: 0586-89-3115
FAX: 0586-89-3848
0 鹿島事業所
〒314-0255 茨城県神栖市砂山 22
TEL: 0479-46-1155
FAX: 0479-46-1095
- 筑波研究所
〒300-2635 茨城県つくば市東光台 5-1-3
TEL: 029-847-5900
FAX: 029-847-8489
国内の主な関係会社
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
5 大阪
〒530-0005 大阪市北区中之島 3-3-3
中之島三井ビルディング10F
TEL: 06-6448-9001
FAX: 06-6448-9011
6 広島
〒730-0037 広島市中区中町 7-22
住友生命広島平和大通りビル 9F
TEL: 082-244-1212
FAX: 082-246-6853
7 福岡
〒818-0131 福岡県太宰府市水城 2-26-1
TEL: 092-924-1112
FAX: 092-925-3879
※上記のほか、全国 60カ所にコミュニケーションオフィスが
あります。
TEL: 03-5978-1941
FAX: 03-5978-1970
エーザイ生科研株式会社
〒113-0033 東京都文京区本郷 4-8-13 TSKビル 3F
TEL: 03-5689-6460
FAX: 03-5689-6464
〔熊本事業所〕
〒861-2401 熊本県阿蘇郡西原村鳥子 312-4
鳥子工業団地内
TEL: 096-279-3133
FAX: 096-279-2897
株式会社パルマビーズ研究所
〒210-0855 神奈川県川崎市川崎区南渡田町 1-12
研究 C 棟 3F
TEL: 044-329-1351
FAX: 044-366-2767
ブラッコ・エーザイ株式会社
〒112-0012 東京都文京区大塚 3-11-6
大塚 3 丁目ビル 8F
〒461-0001 名古屋市東区泉 2-13-23
TEL: 052-931-1311
FAX: 052-932-5547
〒112-0012 東京都文京区大塚 3-5-10
住友成泉小石川ビル 8F
三光純薬株式会社
〒101-0032 東京都千代田区岩本町 1-10-6
TMMビル 6F
TEL: 03-3865-4311
FAX: 03-3864-5644
サンノーバ株式会社
〒370-0426 群馬県太田市世良田町 3038-2
TEL: 0276-52-3611
FAX: 0276-52-1341
エルメッドエーザイ株式会社
〒170-0013 東京都豊島区東池袋 3-23-5
TEL: 03-3980-6633
FAX: 03-3980-6634
TEL: 03-5319-3381
FAX: 03-5319-3387
エーザイフード・ケミカル株式会社
〒103-0027 東京都中央区日本橋 2-13-10
日本橋サンライズビルディング5F
TEL: 03-3548-3560
FAX: 03-3273-2084
エーザイマシナリー株式会社
〒112-0012 東京都文京区大塚 3-5-10
住友成泉小石川ビル 5F
TEL: 03-5319-2202
FAX: 03-3942-2730
エーザイ・アール・アンド・ディー・マ ネジメント
株式会社
〒112-8088 東京都文京区小石川 4-6-10
飯野竹早ビル 3F
TEL: 03-3817-3658
FAX: 03-3815-6702
会社概要
(2009 年 3 月31 日現在)
● 設立
● 資本金
1941 年
44,985 百万円
● 商号
● 従業員数
エーザイ株式会社(英文名:Eisai Co., Ltd. )
4,308 名(単体)、10,977 名(連結)
● 本社所在地
● 発行済株式総数
〒112-8088 東京都文京区小石川 4-6-10
296,566,949 株
TEL:03-3817-3700(大代表)
● 定時株主総会
6 月下旬
● 株主数
68,148 名
● 株主名簿管理人
● 上場証券取引所
東京、大阪
三菱 UFJ 信託銀行株式会社
● 米国預託証券保管・代理人
● 証券コード
JP Morgan Chase Bank, N.A.
4523
4 New York Plaza, New York, NY10004 U.S.A.
● 監査法人
● 公告方法
〒108-8530 東京都港区芝浦 4-13-23 MS 芝浦ビル
電子公告
監査法人トーマツ
http://www.eisai.co.jp/fr/index.html
ただし、やむを得ない事由が生じた場合は、
日本経済新聞に掲載する。
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東京都文京区小石川 4-6-10 エーザイ株式会社 IR 部
TEL: 03-3817-5327
FAX: 03-3811-3077
http://www.eisai.co.jp
ホームページには会社案内、ニュースリリース、IR 情報、患者様向け情報などを掲載しております。
Eisai Co., Ltd. Annual Report 2009
お問い合わせ先
〒112-8088
エー ザイ株式会社 アニュアル・レポート
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このアニュアルレポートは、適切に管理された森林を使用した FSC 認証紙に、大豆油インクを使用して印刷しています。
Printed in Japan