子育て支援 - 全国地域婦人団体連絡協議会

② 子育て支援
①
家庭、地域、学校の連携による子育て支援
【福島県】 「子育てサポートおもてごう」少子社会の中働く女性の増加とともに、幼児虐待や育児
ノイローゼなども問題になっています。これからは地域全体で子育て支援をしていくことが望ま
しく、表郷村で「子育てサポーター養成講座」が平成 14 年より開講され、それを受講した修了生
で「子育てサポートかるがもクラブ」を結成。遊びの教室や小学校での講演や行事、イベント時に
一時預かりなど活動しています。平成 15 年に県の主催で「子育て相互援助活動コーディネーター
養成講座」が開催され婦人会からも2名コーディネーターとなりました。これを期に「子育てサ
ポートおもてごう」を設立、ファミリー・サポート・センターを立ち上げるべくがんばっていま
す。今、子育てサロンを開き子供連れのお母さん方と遊びを通しての子どもとのふれあいから始
めています。(表郷村婦人会・かるがもクラブ)
【石川県】 「しあわせクラブ」学校終了時から帰宅バス発車まで、児童を週2回午後 1 時~5時ま
での時間を公民館の一室で、地区婦人会員・保護者・老人会の有志が、宿題・昔の遊び・お菓子
づくり等支援。三世代交流の輪が広がった。子ども同士のコミュニケーションが広がり、協力関
係ができ、人間関係もよくなった。他団体との協力ができネットワークを広げることができた。
(輪島市南志見地区婦人会)
【京都府】 伝えよう郷土の食文化、深めよう世代間交流」婦人会員が地域の母親役としての出番で
あると考え、世代間交流。
「年中行事に欠かせない料理」曳山祭りのおもてなし料理教室(講師・
老人会、参加対象・PTA、企画/主催・婦人会。料理教室の風景を寸劇にまとめて郡の大会に発
表。三世代交流で地域の若いお母さんや子どもたちと声かけができるようになった。
(野日川町婦
人会)
【大阪府】 「はびきっ子のこのこ事業」学校の家庭科室で「あかねこ餅」作り小学生に食べてもら
う。校門前に婦人会員が週 2 回 2 名づつ「おはよう」の呼びかけをして立つ。赤ちゃんの検診時
に母親のレントゲン撮影時の赤ちゃんのお守りを引き受ける。(羽曳野市婦人団体協議会)
【佐賀県】 「小・中連携教育」学校の勉強以外に、自分の好きなことに熱中できる時間を提供し、
精神的に安らげるよう、個性を伸ばせることを目指す。異年齢集団の活動を通して、子どもたち
に社会性や他者を思いやる気持ち、よき人間関係を築くことができるだろう。サークル・クラブ
活動の「手芸講座」の講師など。(浜玉町婦人会)
【宮崎県】 「地域のおばあちゃん事業」仕事以外で外出したり、自由な時間が欲しい時に、乳幼児
を無料で預かる一時保育の実施。平成 11 年 11 月に発足(地域の 4 保育園・幼稚園に理解得る)。
毎月第4土曜日午前 9 時~午後 4 時まで、木花児童センターを会場とする。平成 16 年 6 月までに
乳幼児 933 人、スタッフ 970 名が関わる。玩具・寝具類など必要なものは持ち寄り、足りないも
のは助成金で買い揃える。
「出前託児」地域の二つの小学校の参観日に、子守を実施。ゆっくり参
観・懇談できるように、2~4 時までの 2 時間実施。平成 13 年 10 月から開始、平成 16 年 6 月ま
で子ども 410 名、スタッフ 240 名で関わる。ゆくゆくは小学校のPTA活動として取り組んでも
らえるようにと期待している。1 校では 6 月から 5・6 名のPTAのOBの方に中心となってもら
い、婦人会は協力という形になっていくように、継続できる形になるように願っている。
(宮崎市
木花地域婦人会)
【宮崎県】 子育て中の親やグループを対象に交流事業・託児ボランティアを実施。平成 13 年度地域別に各家庭 140 人を相談員延べ 42 人が訪問し、アンケート調査をしながら相談に対応。地区
公民館で 3 回の交流事業を行う。14 年度-交流事業実施時に相談を受ける。115 人、相談員延べ
30 人。15 年度-町の子育て相談支援センターに来館する父母を対象として子育て相談 4 回(58 人・
相談員延べ 30 人)、交流事業 7 回(181 人・相談員延べ 60 人)、町児童文化センターにおける子
育て中の親を対象のフォーラム時の、託児ボランティア1回(45 人・ボランティア 16 人)。16
年度はさらに幼稚園・保育所等各施設への出前託児ボランティアを実施している。これらの活動
を通して、婦人会会員の相談・ボランティアが増え、意欲的に活動をしてくれるようになった。
また参加者は和やかな雰囲気の中で子育ての悩みや喜びを出し合い、仲間作りやグループ紹介な
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どで成果が見られた。支援事業をさらに充実させ、町子育て支援センターの利用度の向上にも間
接的に寄与できるとよい。(清武町婦人連絡協議会)
●そのほか全国各地の取り組み
○全国各地の地域婦人団体〔声かけ・あいさつ運動〕 例> 【富山県】 「地域総ぐるみ声かけ運動」
毎月 11 日(いい日)を声かけの日に指定。町内全域、安全点検、危険箇所を「ヒヤリマップ」に
作成し全戸配布(小中学生や高齢者の交通安全指導に活用)。登下校時、小中学生が路上で出会っ
た人々に明るく声をかけるようになった(入善町連合婦人会)。 【長野県】 「地域での声かけ運
動」会員1人ひとりが子どもたちに「おはよう」
「おかえり」と一声をかける。子どもたちとどの
ようにかかわっていくか?考え中、どんな手助けができるか(上田市婦人会)。他に岐阜県など。
○全国各地の地域婦人団体〔子どもの居場所づくり・交流〕 例> 【奈良県】 毎月末土曜日のワク
ワクスクール(平群町婦人会)。
【島根県】 公民館主催の「子どもの居場所づくり」事業協力(浜
田市婦人会)。
【栃木県】 体験教室の開催・伝統料理づくりの協力など(足利市三重・北郷・毛野
婦人会)。
【川崎市】 「心のケアネット」子育て支援電話相談を実施。体験学習における、学校・
生徒との交流(川崎市地域女性連絡協議会)ほか。
【北海道】 「遊びを通しての支援」昔からの遊び。課題としては婦連協全体の取り組みになりづら
い。(虻田町婦人団体連絡協議会)
【岩手県】 「行政区による夏まつり」地区毎に幼児~高校生まで含めた行事を持ち地域で子どもの
健全育成を計る。(夏祭り・キャンプ大会)年齢を超えた活動が出来よい。(子育てネットワーク)
【秋田県】 昭和 50 年にはじめた0~4歳までの乳幼児をもつ母親の子育てポイントについての学
習を現在も継続。約 50 組の参加があり、託児所を設置し、婦人会員がお世話をしている。他に伝
承遊び・本の読み聞かせ活動・体験学習への協力など。家庭・地域・学校との連携を密にした継
続性のある活動として、重要事業と評価されている。(新屋松美が丘南町勝平婦人会)
【福島県】 「児童クラブボランティア活動」共働きの家庭で保育に困っている方のために、小学校
単位で児童クラブ活動を行う(小学 1~3 年生対象)。ボランティア先生経験者又はそれに準ずる
お母さん方で、放課後、夏休み、冬休みに実施。(矢吹町婦人会)
【福島県】 「生き物調査」夏休みの初めに、総勢 76 名による生き物調査を実施。婦人会として地
域の子どもに生き物を通して何が大切かを共に語り合う雰囲気作りに楽しく頑張る。
(西郷村婦人
会)
【新潟県】 放課後児童教室へのボランティア。安心・安全パトロール隊結成(ながらパトロール)。
(上越市連合婦人会・更生保護婦人会・ボランティアの会)
【栃木県】「子育て支援おしゃべり会」幼児・育児の心配事・困りごとをみんなで話し合いながら、
知識や技術を身につける。おしゃべり会・遠足・家庭学級(市内の小学校を会場とする)
・子育て
および救急法など。(矢板市・やまびこ)
【栃木県】 「田植えまつり」 小中学生が 120 名参加しての、青少年健全育成のための地域ぐるみ
の活動。田植え、うなぎつかみ、泥んこキャッチボール、20m走など泥んこになって楽しむ。秋
に向けカカシコンテスト・収穫祭を計画。(粟野町婦人会)
【栃木県】 「ちびっこ料理教室」小学校の完全週 5 日制に伴い、町生涯学習課とともに、地域婦人
会の5支部の役員が全 10 回を担当。上級生から下級生の混合のグループをつくって、支部で考え
た献立を料理。二年半が経過したが、上級生が下級生の面倒をよくみるようになってきたり、食
事のマナーの向上、あいさつができるようになるなど、成果があがっている。(石橋町婦人会)
【埼玉県】 「小学校体験教室」地域音頭講習(小学校全学年対象)。地域に残る食物作り「手打ち
うどん・おやき・おだんご等」(6 年生)。廃油を利用しての廃油石鹸作り。(東松山市婦人会)
【千葉県】 離乳食講習会の際、子守りボランティアをしている。(銚子市婦人会)
【東京都】 「わくわくチャレンジ広場」地域ぐるみで子育て支援をする「わくわくチャレンジ広場」
を小学校において開催。行政と共に活動、サポートする。子ども達も挨拶をするようになり、又、
物の大切さ、整頓をきちんと指導できるような関係づくりも。(葛飾区わか草婦人会)
【山梨県】 子どもの実態を知り実態に合った子育て支援に取り組むために聞き取りアンケートを実
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施。母乳についての大切さの学習会。(鰍沢婦人会)
【静岡県】 「子ども・地域・ふれあい事業」次の世代に安心を送ることを目的に、地域で子どもを
育てる世代、サポートする会員自身が活動を通して、豊かな心を育む機会と場を提供する。平成
15 年度に県下 10 箇所(10 団体)で、研修会・実践活動を実施。これを受けて県地女連独自の事
業として「子育てスキルアップ講座」を開催。さらなる事業の充実をめざす。
(静岡県地域女性団
体連絡協議会)
【静岡県】 子育て関連事業を市から受託。①ファミリー・サポート・センター事業子育て部門およ
び介護部門の両方②放課後児童育成健全事業(放課後児童クラブ)。市内3小学校区および市内全
域の土曜クラブを平成 15 年度より実施。(袋井市・特定非営利活動法人ふぁみりあネット)
【岐阜県】 「地域青少年健全育成支援」愛犬の散歩の時間を学校の下校時間帯に合わせることで、
学校周辺の安全パトロールに協力し、防犯・健全育成を支援。(各地域婦人会)
【大阪府】 「子育て支援活動、子どもの居場所づくり」あいさつ運動・伝承遊び・映画鑑賞会・子
ども夢まつり・中学校区との連携により子どもの登校率の向上。(大阪府地域婦人団体協議会)
【兵庫県】 「地域子育てネットワーク事業」兵庫県連合婦人会をはじめ、18の女性団体で構成さ
れる「地域女性団体ネットワーク会議」が中心となって、県民、団体、行政がともに地域ぐるみ
で子育て家庭を支援するため、
「地域子育てネットワーク事業」を実施している。子育て家庭への
積極的な見守りや声かけなどにより、気運を盛り上げる。虐待や問題行動などのSOSサインを
見逃さずにキャッチし、児童相談所や福祉事務所などの専門機関に連絡する。
(地域女性団体ネッ
トワーク会議)
【奈良県】 福祉保健センターなどにおける子育てサークルに協力。(安堵町婦人会)
【和歌山】 県子育てに関する情報交換や交流を目的とした子育てひろばの開催(和歌山県婦人団体
連絡協議会)など。十数年におよんで継続しているケースもある。
【鳥取県】 町の連合婦人会による一日女性会議において、平成11年「仕事と子育ての両立支援」
の視点で、人口の少ない田舎町でも都市部と同様に支援が必要であると提言、国の基準に合わな
い部分でも行政に働きかけをしてきた。地域ぐるみの子育て支援環境を築き、子育て支援のまち
づくりとして、少子化の歯止めや若者の定住も目指す。
(八東町ファミリーサポートアドバイザー)
【岡山県】 講演会や勉強会に参加する母親のために、一時預かり保育の実施や、おばあちゃんの知
恵袋というかたちでのおやつ作りを提供している。日ごろ交流のない母親でも打ち解けあうこと
ができている。若いお母さんたちが、もっとおばあちゃんの知恵袋を利用してくれるとよいと思
う。(有漢町・子育て支援ボランティアグループ)
【広島県】 講演会・勉強会に参加する母親のための一時あずかり保育を実施。日ごろ交流のない母
親たちともうちとけあえる。(三原市女性連合会)
【徳島県】 「地域で子どもを育てよう“世話やき活動委”」事故・犯罪から子どもを守ろうと、P
TA・民生委員・更生保護婦人会・老人会などが連携して子どもに声がけ。
(三好町・世話やき活
動委)
【香川県】 プレーパーク実行委員会中心に(大学生がプレーリーダー)、地域の人が繋がり合うま
ちづくりをめざす。(高松市栗林校区婦人会)
【愛媛県】 総合学習の時間で「ふるさと先生」として出かけ、昔遊び・ふるさと料理・伝統行事等、
子ども・親との交流。子どもや親たちと親しくなり、子どもたちから声をかけてくれるようにな
った。(愛媛県連合婦人会)
【高知県】 家庭・地域・学校の連携、学社融合。環境・平和・防災・郷土文化・遊びを通しての実
践。(高知県連合婦人会)
【長崎県】 PTA・自治会・婦人会合同の地域パトロール、世代間交流、夏祭り、乳幼児対象の親
子教室。(長崎市西町婦人会)
【福岡県】 「子育て支援“なかよしクッキング”」若いお母さんたちに夢を持ってもらおうと、食
育の視点を重視した料理実習を開催。専門の保育士さんとサポート隊(婦人会員・ボランティア)
の方たちと一緒に、1~3歳のお子さんを託児。昼食は、お母さんたちの作った料理をボランテ
ィアの方たちと一緒に頂く。(久山町婦人会)
【熊本県】 ふれあい活動を通した地域の連帯感の醸成。老人会、婦人会、小中PTAの生徒・教職
員が一同に会し、しめ縄作りやクッキングなど体験活動を実施。世代間交流の重視。
(高森町婦人
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会)
【鹿児島】 県本の読み聞かせ運動の実施・取り組み支援。「心を育てる、本もともだち、20分運
動」。(鹿児島県地域女性団体連絡協議会)
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地域の教育力を高める婦人会活動
【岩手県】 「サポーター事業・森と風のがっこう」廃校を利用した市民の活動で、子どものオープ
ンデイが月 1 回開催される。その開催日に昔のおやつを作って、子どもと一緒に楽しみながら応
援。婦人会の定例事業となりつつあり、会員の子育て支援意識の向上と、地域の子ども達と顔見
知りになり声掛けも出来て効果がある。会員の意識不足があり、一緒に楽しもうとする心がまだ
弱い。(葛巻町・森と風のがっこう)
【秋田県】 祖父母の立場の子育て支援も大切と考え「楽しい子育て応援団」として地域に協力。講
演・保育所訪問・親との交流など。ただ、連携事業に参加していくことの意義が共有できても、
実践していこうとすると大変な側面もある。(稲川町川連婦人会)
【新潟県】 婦人会で「子どもの心あれこれ」講習会 6 回。子どもの家・公民館を利用した子どもの
居場所づくり。運動会・ハイキングなど子どもと共に参加する地域活動。学校・保育園が行なう
シニアふれあい活動に参加。(上越市婦人会・老人会・市婦人会館学習講座・地区体育協会)
【栃木県】 近年不審者の出没や連れ去り未遂事件が発生して、自由に遊び活動できる身近な場所で
あった「地域」が安心な場所ではなくなった。そこで、子どもに対して声かけ運動を開始。目標
は子どもたちと遊べる場づくり(自治公民館などで)。(矢板市婦人会)
【愛知県】 「菜の花フェスティバル」老人会・子ども会などと一緒に、年間通じて菜の花を育て、
日本の原風景とも言われる菜の花畑で共に自然にふれる。写生大会・宝さがし・菜種油しぼり・
ドーナッツパーティなど。自然の中で心を癒し豊かな心を育てる。(小牧市女性の会)
●そのほか全国各地の取り組み
○全国各地の地域婦人団体〔学習会・研修会による婦人会員および地域の意識・能力の向上
例 > 【大阪府】 年2回の地域リーダーの研修と会員の交流会による組織の拡充と会員の増加(大
阪府地域婦人団体協議会)。 川崎市 学習会・研修会等による意識の向上(田島地区女性会)。 埼
玉県 「文化教養事業」大正琴、コーラスは市内の介護施設に訪問(東松山市婦人会)。徳島県 「小
唄の作詞作曲と踊りほか」唄と踊りを指導して運動会でみなで踊る。昔遊びの伝承(桑野婦人会
他)。
【栃木県】 子育て、青少年の置かれている現状についての学習・意識の向上。
「足利市の思春期世
代への支援状況」。(足利市地域婦人団体連絡協議会)
【栃木県】 独居老人訪問(防火・交通安全など)、愛の一声あいさつ運動、老人スポーツ大会への
協力夏祭りでの独居老人介助など。(粟野町婦人会)
【長野県】 「昔のあそびをいっしょにやろう」おてだまやメンコの手づくり。作った遊具で遊ぶ。
まゆむづくり。喜んで参加するが、高学年や中学生になると離れてしまう。若い後継者づくりを
どうするか。(上田市婦人会)
【静岡県】 「子ども・地域・ふれあい事業」紙芝居つくり、パネルシアター、障害児と共に活動。
(静岡県地域女性団体連絡協議会)
【岐阜県】 「広報啓発・学習会」会報を発行して婦人会の活動内容を紹介する。各種講演会・講習
会・研修会を開催。(各地域婦人会)
【京都府】
「戦時食すいとんづくり体験」戦争の悲惨を伝え、平和の尊さと命の大切さを教える。子
ども達に体験活動の場を提供。長岡京市の平和を考えるフォーラムですいとんの試食会。400 食
はたちまちなくなり好評。(長岡京市女性の会)
【大阪府】 コンサートの実施。音楽療法の先生を講師によびコミュニティのとり方を勉強。(羽曳
野市婦人団体協議会)
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【兵庫県】 「新時代の家庭づくり推進事業の受託」子育て家庭への支援、地域で家族を支えあう活
動、家族で取り組むボランタリー活動等の啓発を行う。子育て不安解消のための交流会。家庭づ
くりに向けて親子で体験する文化、スポーツ、レクレーション活動。各市・郡の連合婦人会で実
施単位ごとに2回以上実施する。(兵庫県連合婦人会)
【奈良県】 廃油から石鹸づくり、アクリルたわしづくりでイベントに参加、子どもたちの環境学習
のお手伝いなど。(王子町婦人会)
【奈良県】 味噌づくり等婦人会がリードしての特産品づくり、パソコン教室(若い世代との連携を
図るため)、なかよし教室。(平群町婦人会)
【岡山県】 男女共同参画社会作りの推進、学習等をおこなってきたが、男性の買い物姿・育児協力
の姿を見かけるようになった。(有漢町婦人協議会ほか)
【香川県】 子育て相談活動に生かすため、臨床心理士によるコミュニケーション講座で学ぶ。成果
を単位団体などの活動にも生かす。(高松市婦人団体連絡協議会)
【愛媛県】 「人権の花をさかせよう」花づくりをし、プランターにステッカーを貼って啓発。大人
も子どもも笑顔になり、心に人権の花の種をまくことができた。(川内町婦人会)
【福岡県】 「条例策定等への参画」女性(生活者)の立場からずっと住みたくなるようなまちづく
りのために、男女共同参画条例策定委員・行政改革審議会委員などをも担いながら、婦人会活動
を続けている。(那珂川町婦人会)
【熊本県】 朝のあいさつ運動・交通安全のよびかけ、親子と婦人会による水問題学習会・美化活動、
幼稚園児とのふれあい交流会、三世代ふれあいスポーツ(グランドゴルフ・ウォーキングなど)。
これらの諸活動もあって、子育て講演会の参加者も増加、伝統行事・地域行事への参加者の非常
に増えている。(八代市代陽校区婦人会)
③
様 々 な 分 野 の 女 性 団 体 の ネ ッ ト ワ ー ク づ く り
【大阪府】 青少年問題部会・生活環境部会・広報部会・ボランタリーネットワークが小学校単位で
幹事一同が集まり、情報交換や話し合いをし、横の連絡を密に活動。若い人が入りやすい形にす
るのが課題。(羽曳野市婦人団体協議会)
【大阪府】 「おんなの祭り」婦人会主催の「おんなの祭り」に各種団体の参加(活動発表)で団体
の交流を図る。(大阪府地域婦人団体協議会)
【鳥取県】 「子育てで人がつながり、育ち、地域が変わる」少子化社会の今だからこそ子育てを地
域全体で支えることが大切であると考え、子育て中の親や町内の関係グループによびかけ、子育
てネットワーク(主任児童委員・ファミリーサポートセンター・女性団体連絡協議会・ヤングリ
ーダー・保護者会・青年団・中学生・家庭教育相談員・絵本クラブ等)を中心に活動を展開。子
育て支援の町づくりへの貢献ができ、他団体の交流がまちの活性化を生んでいる。
(八東町子育て
応援団)
【愛媛県】 ボランティアを主軸にした町内 15 女性団体が連携して地域活動を進める。環境・高齢
者・障害者・子どもの健全育成等、自分の団体だけでなく他団体や町内・地域がよくみえ、ネッ
トワークのよさをかみ締める。ボランティアの集いでは会員が増えている。他地域でも、子育て
支援活動における他団体との交流により町の活性化につながるなど。(川内町内 15 団体)、
【沖縄県】 県内市町村の地域にはそれぞれ婦人(女性)団体連絡協議会が結成されている一方で、
全県的な問題が起こってきた場合には、沖縄県女性団体連絡協議会として県内の女性団体が連携
して活動を推進。(沖縄県婦人連合会)
●そのほか全国各地の取り組み
○全国各地の地域婦人団体〔連携活動〕 例> 【徳島県】 男女共同参画女性リーダー養成講座、人
権講座、フォーラムの開催など(阿南市婦人連合会・同女性協議会)。
【埼玉県】 「男女共生事業」
女性が中心になって活動している団体を女性登録団体としてネットワーク化(東松山市婦人会)。
他に更生保護女性会、母子寡婦福祉会、日赤などとの連携による青少年健全育成活動など。
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【富山県】 「女性会議の開催」女性会議の開催、運営は実行委員会による。男女共同参画フォーラ
ムの開催。女性の町政への関心が高まり、町民の男女共同参画意識が高揚してきている。
(入善女
性団体連絡会)
【福井県】 「県内各市町村の女性団体ネットワークづくり」福井県女性の地位向上推進連絡会(向
上連)が昭和 60 年 4 月 13 日に結成し、女性の地位向上を目指す様々な活動に取り組むようにな
った。16 の団体で発足。財団法人ふくい女性財団の設立 10 周年を迎えるにあたり、一層活動を
充実していく必要があることからも募金活動と県の設立許可に向け活動開始。ネットワークを形
成することにより、他団体の活動状況を理解し、情報交流・連携、人材発掘と交流が出来、互い
にサポートしあうだけでなく新たな視点・知恵・洞察・エネルギーをも獲得でき、何倍もの大き
な力を発揮できていると思う。(ふくい女性財団)
【兵庫県】 「地域女性団体ネットワーク会議」地域づくり、健康福祉、農林水産等の様々な分野で
活動している女性団体がネットワークを組むことにより、子育てなどの地域課題を解決する。平
成 14 年 10 月に設置され、現在、兵庫県連合婦人会をはじめとする 18 団体が構成団体となってい
る。(地域女性団体ネットワーク会議)
【広島県】 三原市内 10 の女性団体がネットワークを組織化。各種団体(企業団体・奉仕団体・自
主意識向上団体等)が集い、地域社会で共に一緒に多様な働き方から、子育て支援のしくみの実
現に向かって学ぶ場を作り、支援等のありかたについて議論する。
(三原市・みはらウィメンズネ
ットワーク)
【高知県】 男女共同参画条例をきちんと生かすために女性団体が連帯。(こうち女性団体ネットワ
ーク)
【大分県】 県内の女性団体・グループ等が相互の連携を図り女性に関する諸課題への理解を深め、
協力をもとめ、女性の地位向上を目指すため、大分県女性団体連絡協議会を形成、県婦連内に事
務所をおいて活動を進めている。(大分県地域婦人団体連合会)
【鹿児県】 県各種女性団体のネットワーク。少子化の中で地域みんなが子育て支援などに協力しよ
うと、スクラム態勢で活動。研修会の共同開催。(鹿児島県地域女性団体連絡協議会)
【川崎市】 子育て支援は他団体との連携不可欠。(浜町2丁目婦人会)
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