不 動 産 売 買 契 約 書(借地権付建物)

不
動 産
売 買
契 約
書(借地権付建物)
(A1)売買の目的物の表示(登記記録の記載による)(第1条)
建
物
所
在
種
類
家屋番号
構
造
床面積
借地権の存する土地
借
所在
地番
地目
地積
地
契約上借地面積
㎡
㎡
権
地積合計
契約上借地面積合計
□現行・□予定/地代
月額
□現行・□予定/目的
対抗要件
種類
期間
土地の賃貸人
住所
(所有者)
氏名
特
約
事
項
(A2)建物に関する検査結果報告書
検
査
者
報 告 書 日 付
平成
年
月
日
検 査 完 了 日
平成
年
月
日
検査完了後の補修
有/無
(A3)設備に関する検査結果報告書(設備検査結果報告書)
検
査
㎡
円
建物所有
者
報 告 書 日 付
平成
年
月
日
検 査 完 了 日
平成
年
月
日
検査完了後の補修
有/無
㎡
有 無
(B)売買代金,手付金の額および支払日(第1条)(第3条)(第5条)
売買代金(B1)
総額
円
(うち消費税)
円
手付金(B2)
本契約締結時に
円
中間金(B3)
第 1 回 平成 年 月 日までに
円
第 2 回 平成 年 月 日までに
円
第 3 回 平成 年 月 日までに
円
平成 年 月 日までに
円
残代金(B4)
(C1~I2)その他約定事項
(C1)借地権譲渡承諾書取得期限(第 7 条)
平成
(C2)所有権移転・引渡し・登記手続きの日
年
月
日
平成
年
月
日
(D)平成( )年度 公租公課分担の起算日(第 14 条)
平成
年
月
日
(E)手付解除の期限
(第 15 条)
平成
年
月
日
(F)違約金の額
(第 17 条)
(第8条)
(第9条)
(第 10 条)
円
(G)契約不適合目的物引渡しによる責任期間(第 18 条) 引渡し後
建物
□3か月
□(
)
□(
)
設備
□7日間
(第 20 条 7 項)
(H)制裁金の額
(第 21 条)
(I1)融資利用の場合
融資機関名・取扱支店名
融資承認予定日
融資金額
平成
年
月
日
円
平成
年
月
日
円
融資未承認の場合の契約解除期限
(I2)融資書類の提出期限
円
(第 21 条 5 項)
平成
年
月
日
平成
年
月
日
契 約 条
項
(売買の目的物及び売買代金)
第1条
売主は,標記の物件(A1)
(以下「本物件」という。
)を標記の代金(B2)をもって
買主に売渡し,買主は,これを買受ける。
(目的物に関する契約の内容)
第2条
売主は,買主に対し,本契約の趣旨に従い,借地権付建物又は設備として通常の品質を
有する状態で本物件(A1)を引き渡すものとする。ただし,本物件に関する付属設備に
ついては,売主は,買主に対し,本契約時の現状で引き渡すものとする。
2
前項にかかわらず,建物に関する検査結果報告書(A2),設備検査結果報告書(A3)
に現況検査の結果として記載された内容,物件状況等説明書(第11条)及び設備説明
書(第12条)に記載された内容に現況検査の結果として記載された内容は,本契約の
内容に適合するものとする。ただし,売主が検査後に補修する場合は,その部分を,借
地権付建物又は設備として通常の品質を有する状態にしなければならない。
(権利に関する契約の内容)
第3条
売主が買主に移転すべき権利は,買主の完全な所有権及び借地権の行使を阻害する他人
の地上権,抵当権その他の一切の権利又は本契約の内容に適合しない法令の制限がないも
のとし,買主の完全な所有権及び借地権の行使を阻害する一切の権利は,本物件の所有権
及び借地権移転の時期までに消滅させるものとする。
(手付金)
第4条
買主は,売主に対し,互いに第15条に定める解約を行うことができることを約する手
付金として,この契約を締結すると同時に標記の金額(B2)を支払った。
2
手付金は,第15条に定める解約がされずに残代金が支払われるときに,売買代金の
一部に充当する。ただし,利息は付さないものとする。
(借地権の範囲の明示)
第5条
売主は,買主に対し,本物件の引き渡しまでに,借地権の範囲を図面で示し,かつ,現
地において土地賃貸人の立ち会いのもとで明示した上で,建物を引き渡すものとする。
(売買代金の支払時期及びその方法)
第6条
買主は,売主に売買代金を標記の期日(B3)(B4)までに,現金若しくは預金小切
手で支払い,又は売主が指定する預金口座に振り込んで支払う。ただし,振込手数料は,
買主の負担とする。
(土地賃貸人の承諾)
第7条
売主は,本物件の借地権を買主に譲渡するにつき,あらかじめ土地賃貸人の承諾を得て
いない場合は,表記の期日(C1)までにその責任と負担において,土地賃貸人の書面に
よる承諾を得なければならない。譲渡承諾料等,承諾取得にかかる費用は売主の負担とす
る。
2
表記の期日(C1)までに前項の承諾が得られない場合,この契約は,自動的に解除
されるものとする。ただし,売主は,この契約が自動的に解除されたことをすみやかに
買主に書面で通知する。
3
前項によりこの契約が解除された場合,第17条(契約違反による解除)は適用され
ない。
4
第3項によりこの契約が解除された場合,売主は,買主から受領した金員を無利息で
遅滞なく買主に返還しなければならない。
5
第3項によりこの契約が解除された場合,この契約を媒介した宅地建物取引業者も受
領した報酬をそれぞれ売主・買主に無利息にて返還しなければならない。
(所有権等移転の時期)
第8条
本物件の建物所有権及び借地権は,買主が売主に売買代金の全額を支払ったときに,売
主から買主に移転する。
(物件及び書類の引渡し)
第9条
売主は,買主から売買代金全額を受領すると同時に,買主に本物件を引き渡す。
2
売主は,本物件の引渡しにあたり,売主が有する設計図書その他本物件の建築及び維
持保全の状況に関する書類を買主に引き渡す。
(所有権等移転登記の申請)
第10条
売主は,買主から売買代金全額を受領すると同時に,本物件の所有権移転登記申請手続
に必要となる書類を引き渡す。借地権について登記がある場合は,併せて,その移転登記
申請手続に必要となる書類を引き渡す。
2
所有権等移転登記の申請手続きに要する費用は,買主の負担とする。
(物件状況の告知)
第11条
売主は,この契約の締結にあたり,本物件の状況について,
「物件状況等説明書」にて,
買主に告知しなければならない。
(設備の明示)
第12条
売主は,この契約の締結にあたり,本物件に関する設備について,「設備等説明書」に
て,買主に明示しなければならない。
(収益の帰属・負担金の分担)
第13条
本物件から生ずる賃料その他の収益は,引き渡しの日の前日までは売主に帰属し,引き
渡しの日以降は買主に帰属する。
2
本物件から生ずる管理費,修繕積立金その他の負担金は,引き渡しの日の前日までは
売主が負担し,引き渡しの日以降は買主が負担する。
3
収益及び負担金は,残代金の支払にあたって清算する。
(公租・公課の負担)
第14条
本物件に賦課される公租公課は,引き渡し日の前日までは売主が負担し,引き渡し日以
降は買主が負担する。
2
公租公課の年度の起算日は,標記の期日(D)とする。
3
公租公課は,残代金の支払にあたって清算する。
(手付解除)
第15条
標記の期限(E)までは,買主は,売主に支払った手付金を放棄して,また,売主は,
買主から受領した手付金の倍額を現実に提供して,この契約を解除することができる。
2
前項にかかわらず,相手方がこの契約の履行に着手したときは,この契約を解除する
ことができない。
3
次の解除は,第1項による解除にあたらない。
① 第7条2項による解除
② 第17条1項・2項による解除
③ 第20条2項・4項による解除
④ 第21条2項による解除
(補修及び代金の減額)
第16条
引き渡された目的物が契約の内容に適合しない品質であるときは,買主は,売主に対し,
目的物の補修を請求することができる。
2
前項の場合において,買主が相当の期間を定めて目的物の補修を催告し,その期間内
に目的物が補修されないときは,買主は,その不適合の程度に応じて代金の減額を請求
することができる。
3
次のいずれかに該当するときは,買主は,前項の催告をすることなく,直ちに代金の
減額を請求することができる。
①
目的物の補修が不能であるとき
②
売主が目的物の補修を拒絶する意思を明確に表示したとき
③
契約の性質又は当事者の意思表示により,特定の日時又は一定の期間内に補修しな
ければ契約をした目的を達することができない場合において,売主が補修しないでそ
の時期を経過したとき
④
①から③までの場合のほか,買主が催告をしても目的物が補修される見込みがない
ことが明らかであるとき
4
第1項から第3項までの規定は,買主による損害賠償の請求又は契約の解除権の行使
を妨げない。
5
第1項の不適合が買主の責めに帰すべき事由によるものであるときは,本条は適用し
ない。
(契約違反による解除)
第17条
当事者の一方がこの契約に定める債務を履行しないときは,その相手方は,自己の債務
の履行を提供し,かつ,相当の期間を定めて催告したうえ,その期間内に履行がないとき
にこの契約を解除することができる。ただし,その期間を経過した時における債務の不履
行がこの契約及び取引上の社会通念に照らして軽微であるときは,この限りでない。
2
次のいずれかに該当するときは,相手方は,前項の催告をすることなく,直ちにこの
契約を解除することができる。
①
当事者の一方の債務の履行が不能であるとき
②
当事者の一方がその債務の履行を拒絶する意思を明確に表示したとき
③
当事者の一方の債務の一部の履行が不能である場合又は債務者がその債務の一部の
履行を拒絶する意思を明確に表示した場合において,残存する部分のみでは契約をし
た目的を達成することができないとき
④
契約の性質又は当事者の意思表示により,特定の日時又は一定の期間内に履行をし
なければ契約をした目的を達することができない場合において,当事者の一方が履行
をしないでその時期を経過したとき
⑤
①から④までの場合のほか,当事者の一方がその債務の履行をせず,その相手方が
その履行の催告をしても契約をした目的を達するのに足りる履行がされる見込みがな
いことが明らかであるとき
3
前2項の契約解除に伴う損害賠償は,標記の違約金(F)によるものとする。
4
違約金の支払は,次のとおり,遅滞なくこれを行う。
①
売主の債務不履行により買主が解除したときは,売主は,買主から受領した金員に
違約金を付加して買主に支払う。
②
買主の債務不履行により売主が解除したときは,売主は,買主から受領した金員か
ら違約金を控除した残額を無利息で買主に返還する。違約金の額が,買主が支払った
金員を上回るときは,買主は,売主にその差額を支払う。
5
買主が本物件の所有権移転登記手続に必要となる書類又は本物件の引き渡しを受けて
いるときは,売主から前項の支払いを受けるのと引換えに,それらを返還しなければな
らない。買主が本物件の所有権移転登記を受けているときは,その登記の抹消登記手続
をしなければならない。
6
当事者の一方の債務の不履行がその相手方の責めに帰すべき事由によるものであると
きは,本条は適用しない。
(契約の内容に適合しない目的物を引き渡した場合)
第18条
引き渡された目的物が契約の内容に適合しない品質である場合において,本物件の引き
渡し後標記(G)の期間を経過したときは,買主は,その不適合を理由として第16条に
定める補修若しくは代金の減額の請求,第17条に定める契約の解除,損害賠償の請求そ
の他売主の責任追及をすることができない。
2
本物件の引き渡し後標記(G)の期間の経過前であっても,買主がその不適合の事実
を知った時から1年以内に当該事実を売主に通知しないときは,買主は,その不適合を
理由として売主の責任追及をすることができない。ただし,売主が引き渡しの時に目的
物が契約の内容に適合しないものであることを知っていたとき又は知らなかったことに
つき重大な過失があったときは,本物件の引き渡し後標記(G)の期間内は,買主は,
その不適合を理由として売主の責任を追及することができる。
(目的物の滅失又は損傷)
第19条
売主が買主に目的物を引き渡した後にその目的物が売主の責めに帰することができな
い事由によって滅失し,又は損傷したときは,買主は,その滅失又は損傷を理由として売
主の責任を追及することができない。
2
売主が契約の内容に適合する目的物の引き渡しの提供をしたにもかかわらず,買主が
受領しないときは,その後に目的物が売主の責めに帰することができない事由によって
滅失し,又は損傷したときも,買主は,その滅失又は損傷を理由として売主の責任を追
及することができない。
(反社会的勢力の排除)
第20条
売主及び買主は,それぞれ相手方に対し,次の各号の事項を確約する。
①
自らが,暴力団,暴力団関係企業,総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成
員(以下総称して「反社会的勢力」という)ではないこと。
②
自らの役員(業務を執行する社員,取締役,執行役又はこれらに準ずる者をいう)
が反社会的勢力ではないこと。
③
反社会的勢力に自己の名義を利用させ,この契約を締結するものでないこと。
④
本物件の引渡し及び売買代金の全額の支払いのいずれもが終了するまでの間に,自
ら又は第三者を利用して,この契約に関して次の行為をしないこと。
2
ア
相手方に対する脅迫的な言動又は暴力を用いる行為
イ
偽計又は威力を用いて相手方の業務を妨害し,又は信用を毀損する行為
売主又は買主の一方について,次のいずれかに該当した場合には,その相手方は,何
らの催告を要せずして,この契約を解除することができる。
3
ア
前項①又は②の確約に反する申告をしたことが判明した場合
イ
前項③の確約に反し契約をしたことが判明した場合
ウ
前項④の確約に反した行為をした場合
買主は,売主に対し,自ら又は第三者をして本物件を反社会的勢力の事務所その他の
活動の拠点に供しないことを確約する。
4
売主は,買主が前項に反した行為をした場合には,何らの催告を要せずして,この契
約を解除することができる。
5
第2項又は前項の規定によりこの契約が解除された場合には,解除された者は,その
相手方に対し,違約金(損害賠償額の予定)として標記の違約金(F)
(売買代金の 20%
相当額)を支払うものとする。この場合の違約金の支払いについては,第17条第4項
及び第5項に準ずるものとする。
6
第2項又は第4項の規定によりこの契約が解除された場合には,解除された者は,解
除により生じる損害について,その相手方に対し一切の請求を行わない。
7
買主が第3項の規定に違反し,本物件を反社会的勢力の事務所その他の活動の拠点に
供したと認められる場合において,売主が第4項の規定によりこの契約を解除するとき
は,買主は,売主に対し,第5項の違約金に加え,標記(H)
(売買代金の 80%相当額)
の違約罰を制裁金として支払うものとする。この場合,第17条第5項の規定にかかわ
らず,買主は,本物件の所有権移転登記の抹消登記手続及び本物件の返還をしなければ
ならない。
(融資利用の場合)
第21条
買主は,この契約の締結後すみやかに,標記の融資(I1)のために必要な書類を揃え,
その申込手続きをしなければならない。
2
前項の融資の全部又は一部について,標記の金融機関から融資の承認を得られずに契
約解除期限(I1)を経過したときは,この契約は,自動的に解除されるものとする。
ただし,買主は,この契約が自動的に解除されたことをすみやかに売主に書面で通知す
る。
3
前項によりこの契約が解除された場合,売主は,買主から受領した金員を無利息で遅
滞なく買主に返還しなければならない。
4
第2項によりこの契約が解除された場合,この契約を媒介した宅地建物取引業者も受
領した報酬をそれぞれ売主・買主に無利息にて返還しなければならない。
5
買主は,融資利用に必要な書類を標記の期限(I2)までに標記の金融機関に提出し,
その提出書類の写しを売主に提出しなければならない。買主が,融資利用に必要な書類
を標記の期限までに金融機関に提出しなかった場合,又は故意に虚偽の書類等を提出し
た場合は,第2項の規定は適用されないものとする。
(諸規約の承継)
第22条
売主は,買主に対し,環境の維持又は管理の必要上定められた規約等に基づく売主の権
利義務を承継させ,買主は,これらを承継するものとする。
(印紙代の負担)
第23条
この契約書に貼付する収入印紙は,売主・買主が平等に負担するものとする。
(協議事項)
第24条
この契約に定めがない事項,又はこの契約条項に解釈上疑義を生じた事項については,
民法その他関係法規及び不動産取引の慣行に従い,売主及び買主が誠意をもって協議し,定
めるものとする。
(訴訟管轄)
第25条
この契約に関する訴訟の管轄裁判所を本物件所在地の管轄裁判所と定めるものとする。
(特約条項)
第26条
別記特約条項のとおりとする。