第 170号 - 目黒寄生虫館

THEMEGUROPARASIT. MUSEUMNEWS
目黒寄生虫館ニュース
2月
平 成 2年 1
第1
7
0号
1990
パリにて
第
7回国際寄生虫学会議がパ リで開催される。
1990年 8 月 20 ~24 日を会期として 、同 会議がパリで関かれた。当館からは亀谷館長、亀
谷俊也研究員が出席した。研究の発表とともに、外国の寄生虫学者との交流、親善につと
めた。
-2-
THE MEGURO PARASIT. MUSEUM NEWS
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パリ散見
一一第
7回 国 際 寄 生 虫 学 会 議 の 機 会 に 一 一
亀谷
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0年 8月,パリに行った.その機会に感じた事を
書いておく.先ず国際会議の概要を述べる.
0日から 2
4日までの 5日間.参加人員は
会議は 8月 2
了
各セクションは幾っかに分かれている .全体を書く
のは大変だから私達の配されたセクショ ン 3のものを
挙げてみよう
抄録集の人名簿の上では8
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0人位であった. 日本から
は3
0名近くが参加した.
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場所はポノレトマイョ広場にあるパリ国際センタービ
ノレという高い建物で,凱旋門のすぐそばにある我々の
宿
, ホテノレ・カリフォノレニアからはおよそ 2km,地下
鉄で 2駅のところであった.私は前にパリに来た時も
やはりホテノレ・カリフオノレニアに泊まった.早朝に宿
を抜け出して凱旋門の絵を画いたことが思い出された.
1
8日成田をたち, 1
9日朝ドゴーノレ空港に着いた.翌
日開会式, 2
1日に私と俊也君の発表,旧知の多くの
方々とも会えて嬉しかった.
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私達の演題は 3Dに配されていた.
今一体寄生虫学は国際的にどの様な規模で行われて
いるだろうということは特に興味があるのでそれを書
いておこう.それにはセクションを見ればよい.
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私の方はポスターと口演であった. しかも座長が英
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国のホワイトハウスのカーリ ーさんであり熟知の間柄
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こが一種のサロンの様になって,ゃあゃあと挨拶しな
がら幾つかの塊が出来ていたの は従来の国際会議と は
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違った雰囲気であった.
であったから気が楽であった.
ポスターめ貼られた廊下は大変ひろかったので,そ
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nの末尾の数字は演題の数で,
演題の総計は2
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1題である 〉
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ユーゼ 一博 士
平成 2年 1
2月
- 3-
目黒寄生虫館ニュース
ローデ博士と私
ドクターディプロゾーン
ある日,広い廊下から会場に入ろうと混み合う人の
流れに押されていた時,遠くからドクターディプロ
ゾーンと呼ぶ声がする .見ると人の流れの頭越しにフ
ランスのユーゼ 一博士とオーストラリアのローデ博士
だったと記憶するが,手を高く挙げて人の群れをかき
わけて近ずいてくる .そ して固く手を握ってドクター
カメガイと言った.お二人とも私の口演を聞いてくれ
る人だった.そしてディプロゾ ーンとは私の研究テー
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nの事だ.私はこの 世界的 に有名な両先
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生に声を掛けられたことが嬉しかった.やはり
ノレクサンフノレグ公園にある 自由の女子甲1
家
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on属の 研究はまとめねばならぬと心に誓ったの
時から考えていた.
ある日一同揃って植物園を訪ねた. ところが銅像が
だった.
以上で学会の様子 はお分かりの様に,色々な方にお
ない,一体何故だろう.事務所に聞いてみると,改築
会い 出来た.国際会議にはやはり万難を排してでも出
のため一時他に移してあると言う .がっかりとはこの
席すべきだと思った .
事だ
残念至極とはこんな ことを言うの だ
,
とほぞを
印象に残った幾っか
前回パリを訪れたのは,
ミュンヘンで開催された第
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も見せてもらった.今回は必す.それが見たいと出発の
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植物園にはラマノレタの銅像があるとはかねて聞いて
いた.先年パリを訪れた町 田昌昭さんのスナップ写真
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植物園を訪ねる
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かった.残念至極.
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言う 娘 さんの像が見 たかったのだ.それが見られな
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今回は何と言っても植物園であろう.それも甚だ残
念な思い出となった. ラマノレクの銅像と台座にあると
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トノレの丘とノレーフツレ美術館が強く印象に残っている.
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3回国際会議の帰 りに寄った時であったが,モンマノレ
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攻む,何故それほど地団太を踏んだかと言えば, ラマ
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ある .勘弁して下さいよ.マロニエがないと僕の絵に
ノレクこそ進化論の創設者でありながら,世に認められ
ポッカリ孔があいてしまいます,僕は心の中で手を合
たのは死後 5
0
年後であったということ ,その名著「動
わせた.
物哲学Jが出版当初には一冊も売れず,死後 5
0
年で世
それで;
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0数枚の色紙にはマロニエが登場したのであ
に出たということ,更に,本書の著述は,既にラマノレ
る.全部画き終わった後で,実の一つを剥 L、てみたら
クが失明して口述をその娘さんが筆記して出版したと
栗そっくりの固い皮が出てきた
言う事実,これが感動なしに跳められょうか,それが
苦いそうだ.
栃の実と同様に大変
ない.誠に残念至極だ.私はサノレビアやベゴニアの花
エッフエノレ塔
が,広々と拡がっている植物園を眺めながら,残念,
残念, と心の中に肢いたのだった.
ダーウィンが, ラマノレクの進化の学説を世に広めて
パリのシンボノレはエツフエノレ塔と凱旋門だろう,凱
有名になったが,その創設者たるラマノレ F の名を知る
旋門は先年しっかり画いた.今回はエッフエノレ塔を画
人の少ない事を私は極めて残念だと思うのだ.
くとしよう .塔は夏空に高く釜えている.それも美し
いが広場の緑の芝生も美しい. しかも広々と拡がって,
マロニエの実
しっかり塔を支えている .いかにも塔の高さにふさわ
しい.私は色紙にそれを二十枚画いたのである .
パリの土産は何にしょうかと,私は色々と考えた.
そしてパリの象徴は凱旋門とエッフエノレ塔とマロニエ
マロニエは黄色く実り青空に
に決めた.今回はあとのこ者にしよう,早速,色紙2
0
塔高くそびゆパリの盛夏
枚に塔を画いた.さてマロニエはどうしよう,ホテノレ
ラーメンで最後
の周りの花屋にもない,やはりノレクサンフソレグ公園だ
ということで一同公園に向かう.
コンコノレド広場を通った.有名なオベリスクが高く
先年パリに行った時,急、に日本食が食べたくなって,
釜えている.その象形文字を何年もかかってついに読
一行四人でホテノレを出た.シャンゼリーゼ通りに出る
んだ人があったという . いよいよ公園に来た.入口を
一寸手前の右手に中華料理屋があった.ラーメンでも
入るとすぐ右の木立の中に有名な自由の女神像が立っ
良いと衆議一決入った.小さな広であったが,出てく
ている.米国のニューヨーク州マンハッタン島の端に
るラ ーメンの,その井の大きいこと,最も四人にそれ
高く掲げられているのはこの像のコピ ーだ.
一杯と言う.変な庖だと思ったが別にラーメンが憎い
マロニエの青葉はたっぷり見せて戴いた. 日本で見
わけでもなし、から四人でそのラーメンを分けて食べた.
られる栃の木と区別がつかない.スケッチブックもご
味は大変宜しい.それでその翌晩も出掛けた.すると
満足,問題はその実である.見上げるとチラホラ実が
その夜は大井が四つ出た.いささかたじろいだが,と
見える.あれが欲しいと肢いたら俊也君が早速,実を
うとうそれを全部平らげた
付けて低く伸びた一枝を見つけて失敬してくれた.幸
同じ庖を探した
さて今回もというわけで,
いお巡りさんはいない.安心してマロニエの実をス
何と堂々たる構え,でも何となく昔の感じが庖内に
ケッチブックに写した. ところが大変,鳩がし、きなり
漂っている.やはりラーメンを注文する,今回は適当
昔の場所に中華料理屋は在ったが,
その絵にポトッと糞を落とした.驚いて見上げると鳩
な井に適当な量が入っている,味はすこぶる上々.
は飛び去った.何のことはない即決裁判が下ったので、
やっとパリにさよならの日が来たなと思ったのである.
野々部春登君逝〈
亀谷
昭和二十八年目黒寄生虫館が十五坪のノ〈ラックで出
発した時から,僕のたった一人の同僚として辛苦を共
了
にした野々部君が,去る平成元年十月五日,七十五才
で急逝した
慎んで哀悼の意を表する次第である.今,
平成 2年 1
2月
5-
目黒寄生虫館ニュース
の時思い出したのが満州で働いていた頃の野々部君の
人柄だ,彼ならきっと良き相談相手になってくれるだ
ろう.幸いに与野にいる,話してみよう,ということ
になった.
といううわけで,野 々部君は昭和二十七年春, 目黒
に落ち着いた.彼はわたしが用意した国道町に薬局を
開いた
地名に因んで田道薬局と命名した.
それからの彼の活動振りはすざましい物があった.
文字どうり東奔西走,館建設に駆けずり回ってくれた.
むろん僕も時間の許す限り同道した.予研に,伝研に,
医科歯科大に,小平の家畜衛生試験場,遠くは新潟に,
いささかでも標本や文献が L、ただけるとなると,待っ
故野々部春登理事
思い出すままに彼の生き様について書いておきたい.
たなしに飛び出して行ってくれた.田熊清一郎先生の
お宅に行った時は雪の日であったと記憶する.諏訪湖
には何回も行った
目黒に呼んだ経緯
とても数え切れない回数であった.
彼の小さい車が我々の唯一の兵器であったのだ.
新館が出来てからは,標本や文献の整理が僕たち二
野々部君は大正四年四月生まれ,私とともに旧満鉄
奉天衛生試験所 (
衛生研究所設立の前段階で所長は篭
山京博士〉のメンパーであった.私は細菌学,彼は薬
人の仕事であった.世更けるまで心楽しく働いてくれ
た.
出版が始まってからは,校正が大変だった
時には
理学に属して奉天郊外,皇姑屯で毎日研究に励んでい
百ベージを越す校正刷りが出ることもあった.それを
た.昭和二十年敗戦, ソ連軍,中共軍,重度軍と不安
翌日工場に帰さねばならぬ,その日の患者さんのカル
な毎日を送っていたが,その頃彼は重病で一時病床に
テの整理が終わるのが夜十時ごろになる,何しろ患者
さんが一日 二百人を越すこともあった位だから .電話
あった.
昭和二十一年秋引き揚げ開始と共に帰国した.奉天
で野 々部君を呼ぶ,二人は向き合って, 一人が読む,
駅の原っばに野々部君一家を送った記憶は忘れること
一人が原稿を見る,ときには二時,三時になったこと
は出来ない
もある. ともかくやらねばならぬという不思議な使命
しかしながらそのとき,私は少しも帰り
たくなかった事も不思議な現象として記憶に残ってい
感が私達二人の聞にはあった.
る.恐らく私の両親や弟妹達がまだ平壌に残っていた
ためだろう.
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メンパー達が東京で,日本生物化学研究所 (
今日の日
研)とし、う製薬会社を作っていた.彼はし、ったん故郷
の広島にヲ │
き揚げた後,昭和二十三年,三十四才でそ
の日研に入社した
そして専らベニシリンの製造に当
たって L、た.
私も二十二年七月に引き揚げてきてやはり日研に入
札再び野々部君と共に働く事にな った. しかし私は
ベニシリンの製造には一寸気が進まなかったので,翌
究所を自分で造ろうと思ったのだ.
ノ〈ラックも出来た.
た.誰か一人は手伝いが要る.はたと困ったのだ.そ
‘
,
幸いに恰好の土地が手に入った
しかし私一人ではじめるのはし、かにも無茶だと分かっ
'働集川i
年退職, 目黒に診療所を開いたのであった.そして研
、
け州
、
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会月具
い必を
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その頃,満鉄奉天の衛生試験所と大連衛生研究所の
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三協美術印刷の白金の工場から,十二時過ぎにトン
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にぎりと魔法瓶の味噌汁 とコーヒーで腹ごし らえをす
ネノレを通って帰って来た事も何回かあったが,そのい
るのが常であった .一つはあまり早く下諏訪に着くと
ずれの時にも一度も不愉快な顔をすることがなく,穏
漁師が朝の漁から帰って いないか らだ.
やかに応対 してくれた.私も,館建設,館建設,それ
再び車を走らせて下諏訪の駅を過ぎ,富部の部落に
ばかりが私達の頭の中に渦巻いていたのて、ある.そう
着く.堀内さんのお宅では,納屋の中の生貨に二十匹
して夢中で三十五年という歳月が過 ぎ去ったのだ.そ
位鮒が泳いでいた.前の 日の電話で、頼んで おいたのだ.
の聞のエピソードを二三書いてみよう.
水は山水で気持ちが良い. 生貨の両側にござを敷き顕
微鏡を置き,早速,鮒の解剖にかかる.双子虫 はどん
ー
カワニナよ有難う
どん採れた.標本瓶に入れる.それを抱えて帰途につ
く. 目黒に着くのは午後一時頃であった.すくい次の仕
毎晩カードの整理が終わるのは十二時頃であった.
夕食を終えると僕は野々部君と 二人で館の中をウロウ
事にかかると言うものだ.野 々部君の車がたった一つ
我が館の機動力であった時代 が何年続いたことか.
ロ動き廻っていたのだ.何 となく動きたい,仕事を見
信濃路を行くや真昼の月見草
つけて動きたい.一 日一日と館が成長していくのが嬉
しくて堪らなかったのだ.文献の整理をしたり,
ビン
のレッテノレの張り替えをしたり, もう今夜は止めよう
あの街道は月見草が多かった.私は今でも月見草を
見ると信濃路を思い出す.
やと言ったとき,ふとその夜のカードの中に,福島県
五色沼のカワニナとあったのを思い出した.その三ヶ
三千曲川の鮒
月くらいまえに,ある学生がカワニナを持って館に来
た.このあいだ会津の五色沼を訪ねたとき , カワニナ
安中を通り碓井峠の九十九折の山道にかかる.一寸
を採って来ま した, という.カワニナは肺吸虫の中間
恐ろしい.左手の深い谷は霧がど よんで,そこから 出
宿主だ,生きたままとは豪勢だ,有難うよ,と戴いて
た大木の枝が道にさ しかかって いる.一つ踏み外した
大きなシャーレに入れ,水を入れて陳列棚に並べた.
ら命取りになる,登り詰めて横川に出るとホットする
深くしまったので 目につかなかったのだ.二人 で探し
釜飯は一段と良ろしかった.小諸を過ぎ上回をとおっ
回ったところ野々部君が見つけた.あった!.シャー
て坂城と言う町に入った.そこに市川仁子さんの親戚
レの水はほんの少し残っているに過ぎないかったが,
があり鮒が待っているという訳だ.双子虫は充分採れ
何とカワニナは生きていた.静かに動いているではな
た.残った鮒を新聞紙で‘短冊の様に包み.濡らして携
いか.私 は思わず,有り難うよ , と手を合わせた.
帯用の Pーラーに入れて 目黒に持ち帰った.たらいに
やがて二人は真っ暗な目黒通りに出た
館の扉をカ
入れたらスイスイ泳いだ.
チンと閉じた.今夜は楽しかったな, とお互いに手を
振って別れたのだ.僕たちは,夜別れる時に歌う歌を
四
その後の野々部君の生活
作ろうや,と話合ったものだ.
あれほど建設に努めてくれた野々部君も体調を崩 し
,
二信濃路の月見草
仕事が出来なくなったので,館から退いた.昭和六十
三年五月 ,彼が七十五才の時であ った.退職すると,
諏訪湖には随分通った
双子虫の採集のためである
野々部君の小さな車に多勢乗り込んで、出掛けたものだ.
始めのうちは朝食を済ましてから出掛けた.すると,
秩田の角館におられる御長男,泰彦さんの病院に移り
住んだ.そして間もなく脳梗塞をおこし,秩固から再
び東京に帰った.ほんの一週間で大泉学園を去って,
行きも帰りも車が混んで,帰って来てから館で仕事が
御殿場の高原病院に移り,七十五才の日を迎え人生の
出来なかった.それで出発を早くして出掛ける事に し
幕を閉じたのであった.御息女の話では,毎日館の仕
たが,終わり頃は出発 は午前三時位になった.真っ暗
事に出掛ける時の嬉しそうな顔は,今でも 忘れられな
である.甲府に着 いて やっと朝食の時間,韮崎の橋を
い,と言う.
渡って釜無川の河原にある公園で一休み,時には川の
流れに足を浸して冷たさを楽しみながら,持参したお
目的を遂げた彼の人生は尊いものであったと私は思
う
平成 2年 12月
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目黒寄 生 虫 館 ニ ュ ー ス
国科学 院 科 学 出版,北京.- D
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寄贈された文献
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0):埼玉の稀少動物,
(平成 2年 l月から平成 2年 1
2月)
天然記念物基礎調査報告書,埼玉,一埼玉県立自然
史博物館
-坂本
図書
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究報告書.一岩手大 ・農獣医 ・坂本
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):燃えては尽きず
・佐藤八郎(19
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一期一会,鹿
児 島 一 鹿 児 島 大 ・医 ・佐藤八郎博士.
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・東京都市場衛生検査所 (
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・北里大学医学部寄生虫学単位(19
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虫 ・橋口義久博士.
昭和4
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年 7月 至 平
成 2年 3月
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3
頁 北 里 大 学 ・医 ・寄生虫学教室.
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一中国科学院図書館, 北京,中国
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・中隼医学染誌, 69 (7)~ (12) , 1
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・劫物学披, 3
5
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覇市,国吉真英博士.
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・川崎医科大学寄生虫学教室(19
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ー 中国科学院,北京, 劫物研究所,中国.
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91)・イノレカの集団自殺,金原出版,
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・微生物学披, 2
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1
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国医学会, 北京,中国.
一石 崎 達 博 士 .
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4年以前の県外発行雑
・沖縄県立図書館 (
西脇俊二郎氏.
ベ財〕日本鯨類研究所(19
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類研究所.
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・宮崎県予防医学協会事業年報,昭和 6
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宮崎県予防医学協会.
-熱帯医学, 3
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次要覧,平成元年度. 長崎大学熱帯医学研究所.
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・農林水産省家畜衛生試験場研究成果情報, 1
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・千葉衛生研究所研究報告, 1
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・日本医科大学雑誌, 57 (1) ~ ( 5 ) , 1
9
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. 一日本医科
大学医学会.
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日本大学農獣医学部.
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1
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・沖縄県家畜衛生試験場年報 (
博士,那覇市.
・さかまた, (
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報告, (
1
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. ー鴨川シーワー ノレド.
験所.
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(
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(
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(
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,
・動物園水族館雑誌, 3
1
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. 一日本動物園水族館協会.
3
), 1
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・埼玉県立自然、史博物館館報, (
(
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), 1
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9
0,埼玉の稀少動物(天然記念物基礎調査
・遠洋, (75)~( 78) , 1
9
9
0
. づ塞洋水産研究所
報告書) 1
0,1
,
1 1
9
9
0,及び収蔵資料目録,第四集.
・愛媛県魚病指導センタ一事業報告,平成元年度,
一埼玉県立自然史博物館.
1
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0
.
愛媛県魚病指導センタ ー.
-藤女子大学,短期大学紀要, (
27
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,1
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. 一藤女子
大学,短期大学, 札幌.
・鯨研通信, (
37
8)(
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,1
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0,及び 日本鯨類研究所,
年報,昭和 6
3
年度.一日本鯨類研究所.
)
,1
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9.一平塚市博物館.
・平塚市博物館年報,(
13
・広島大学生物生産学部紀要, 2
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1
)(
2
)
,1
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. 一広
島大学生物生産学部.
・北海道立水産勝化場研究報告, (
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. 及び魚
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2
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.
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・うみと水ぞく, 9(
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.
一日本蛇族学術研究所.
・東京都予防医学協会年報, 1
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(
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,1
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9. 東京都予防医学協会.
・富山市科学文化センタ ー研究報告(13
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春) (夏) & 1
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(
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.
ー富 山市科学文化センター.
・帝京医学雑誌, 1
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1
)(
2
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(
3
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0.
帝京大学医学部.
・魚病研究, 2
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, 1
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)(
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(
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(
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. 一姫路市立水族館.
・山口 獣医学雑誌, (
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8,および(16
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. 一山 鳥類
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・養殖研究所ニュース, (
18
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海洋・波部忠重博士.
・佐野基人(19
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8)・パキスタンにおける寄生虫調査
別刷
• ABE, T.(
1989): Notes on f
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・我孫子市鳥の博物館(19
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・浅川満彦(19
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9) 日本産ビロードネズミ属の内部
寄生虫相とその動物地理学的研究の方向性.ーほか
3篇一酪農学園大学 ・寄 ・浅川満彦博士.
・安里龍二 & 長 谷 川 英男 (
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7)・糞線虫検出 に用
いられる糞便検査法の検討,沖縄県公害衛生研究所
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41.ーほか 2篇一沖縄県公害衛生研究所,
安里龍二博士.
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0頁 一 姫 路市立水族館.
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大学寄生虫学教室.
-木船悌嗣(19
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誤りについて.寄生虫分類形態寄生虫分類形態談話
会会報, (7).ーほか 6編一福岡 大 ・医 ・木船悌嗣
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-村田以和夫,宮沢貞雄,安田一郎,白 鳥憲行, 小山
博士.
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2頁ーほか 2篇
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沖縄県那覇市,国吉真英博士.
・倉敷市立自然史博物館(19
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9)ー高染川の淡水魚,
第 6回特別展解説, 4
3頁.ー倉敷市立自然史博物館.
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1頁. ー ほ か 1篇一都立
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3
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0 本 日 よ り タ イ 水 産 庁 か ら の 研 修 生,Mrs.W.
荘保忠三郎博士
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Trypanorhyncha)
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,
ほか 5篇
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.S.Naval Med
Unit
. 2,U.
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NAGA,T
.,OGAWA,K
.& WAKABAYASHI
,
H.(
19
8
8):Developmentalmorphologyo
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-
PREMKIT 来館.
2
.
2
4 埼玉県生活協同組合 よりメカ ジキの寄生虫に
ついて鑑定依頼.
2
.
2
7 神奈川県淡水魚増殖試験場にて「淡水魚と寄
生虫」について講演, 市原研究員.
3
. 1 東京農業大学学生,高橋ゆかり氏本日より当
舘にて博物館実習
3.2 沖縄県公害研究所,安里龍二先生来館.
3
. 7 東京農業大学学生,上回晶氏本日より , 当館
にて博物館実習.
3.9 文部省研究機関謀へ出向く,鈴木事務局長.
3
.
1
1 第 24
8回 抄読会,担当,亀谷 (俊)研究員 S
.
MASーCOMA e
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8
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3
.1
4 国立科学博物館へ出向き,標本保管状況など
3(
1
)
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8
.,一東海水産研究所,良
Pathol
ogy,2
見学,亀谷 〔
俊)研究員他 1名.
3
.1
6 東京文化医学技術専門学校学生, 5
9名見学.
永知義博士.
3
.16 目黒都税事務所に出向く,鈴木事務局長.
3
.
2
7 週刊スパより取材に来館.
3
.
3
0 カナダ,太平洋生物学研究所, Dr.L
. MAR.
THEMEGUROPARASIT. MUSEUMNEWS
- 12-
名 於 楓 林.
GOLlS来館.
9回日本寄生虫学会に出席,館長他 2名,
4
. 1 第5
於
(
170) 1990
6
.
2
3 北里衛生科学院学生, 8
0名見学.
6.
24 テレビ朝日より取材に来館.
九州大学医学部.
4
. 5 品川労働基準監督署へ出向く,鈴木事務局長
6.
2
8 当館評議員 ,渡辺正氏来館.
4
.1
3 岐阜市衛生試験所,木村正幸氏来館.
6.
2
9 日本水産制中央研究所よりマグロの筋肉の異
4
.1
6 プロコム ・ジャパンより取材に来館.
4
.18 国立国会図書館へ文献調査のため出向く,亀
物について鑑定依頼.
7
. 1 都立大学学生,針谷昇氏,本日より博物館実
習に来館.
谷(俊)研究員他 l名.
4
.2
2 第2
49回抄読会,担当,科博,町田昌昭博士
7
.5 中国南京大学事務局副主任,銭輿栄氏来館.
Y
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19
89) 岩田 ・永 吉
7
.5 文部省研究機関課へ出向く,鈴木事務局長.
(
19
8
8
) r肺吸虫の形態検討」の書評 • Pa
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7
. 7 帝京大学医学部学生, 1
6名見学.
6)542-54
4.
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7
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1
0 ウガンダの Dr.J
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.SEMONG来館.
4
.
2
7 久留米大学医学部,高尾善則先生来館.
7
.1
5 第2
5
2回抄読会,担当,亀谷(俊)研究員 O
5.1
5 桃園書房 よ り取材に来館
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6 ラジオ短波放送より取材に来館.
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5
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6 都立町田工業高校生徒, 1
8
名見学.
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5
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1
7 茨城大学農学部,白石昭治博士来館.
50回抄読会,担当,亀谷館長, N
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0 第2
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4 PL
東京健康管理センタ ーより寄生虫卵につい
6名見学.
5
.29 日本水産胸中央研究所よりマグロの異物につ
いて鑑定依頼.
6
. 7 大日本インキ化学工業側よりカブトエビ培養
土の中の寄生虫の有無について検査依頼.
6.1
0 第2
51回抄読会,担当,市原研究員, L
. MA
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)
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6
.
1
0 第3
4固定例理事会,評議員会.
6
.1
3 野田司法事務所へ出向く ,鈴木事務局長.
6
.15 大藤水産脚よりスケソウダラの寄生虫につい
て鑑定依頼.
6
.1
9
館.
7
.
2
0 韓国, ソウノレ大学医学部, Dr
.J
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. CHAI来
館.
7
.22 阪急百貨庖商品試験室より イカの異物につい
て鑑定依頼.
8
. 7 カナダ,カルガリ一大学, Dr
.H.
ARAI来館.
て鑑定依頼
5.2
6 順天堂大学医学部学生
,
.K
.E
. Su来
7.1
7 台湾大学医学院寄生虫学科, Dr
r
魚介類と寄生虫について 」講演,市原研究
員 珍 松 本市.
6
.20 国立国会図書館へ文献調査のため出向く,亀
谷(俊)研究員他 l名.
6
.2
2 小山力先生の退官を祝う会に出席,館長他 3
8
.10 テレビ朝日より取材に来館.
8
.
1
0 日本冷凍食品検査協会よりタコの異物につい
て鑑定依頼.
8
.1
5 オーストラリア , f
7イーンズランド博物館,
Dr
.CANNON夫妻来館.
,
8
.1
8 第 7回国際寄生虫学会議に出席,館長他 3名
方
全
ノξ
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8
.
2
2 脚ニチロ貿易 よ りズ ワイ ガニの異物について
鑑定依頼.
8.
2
8 オサカナセンターよりマツイカ,キスの異物
について鑑定依頼.
8
.
3
0 西武百貨庖商品試験室よりヒラメの異物につ
いて鑑定依頼.
9.6 日本動物植物専門学院学生, 2
1名見学.
9
.7 目黒保健所よりイカの異物について鑑定依頼.
9.9 第2
5
3回抄読会,担当,科博,町田昌昭博士,
M.KOIE (
19
8
9):On t
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.,7
5,36
13
6
7.
9
.18 国立国会図書館へ文献調査のため出向く,亀
平成 2年 12月
谷(俊)研究員他 1名.
名.
9.
21 保健会館より中目黒資料庫へ寄生虫学雑誌
パックナンバーなど搬入.
9
.2
1 日本交通側出版局より取材に来館.
1
1
. 8 叙勲者協会々員 3
0
名見学.
1
1
. 9 丸都食品よりサンマの異物について鑑定依頼.
1
1
.1
2 第 31
回小田 原魚まつりを見学,市原研究員
9
.
2
1 目黒保健所へ健康フェステパノレ用に,標本貸
珍 小 田 原 市.
1
1
.
15 国立国会図書館へ文献調査ため出向く,亀谷
し出し.
9.
2
7 中目黒資料庫用の書架注文.
(
俊)研究員他 1名.
1
0
. 3 三菱油化ピーシーエ ノレより広節裂頭条虫の確
1
1
.1
8 第2
5
5回抄読会,担当,市原研究員 ,A. H
MCVICAR (
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認のため虫体を持 って来館.
1
0
. 6 東海大学海洋博物館開館 2
0周年記念パーテイ
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に出席,市原研究員珍清水市.
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.
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1 タイ , カセタート大学, Dr
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他 2名見学.
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8,3
13
8.
Channe
1
1
.2
4 東京農業大学博物館実習反省会に 出席,市原
1
0
.1
2 読売新聞社より取材 に来館.
1
0.1
2 目黒税務署へ出向く,鈴木事務局長
1
3-
目黒寄生虫館ニュース
研究員
他 I名.
1
0
.
1
4 第2
54回抄読回,担当,亀谷館長,I
SHI
KURA
andKIKUTI (
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SpingerVerlag.
1
0
.1
6 東京電子専門学校学生, 3
7名見学
1
0
.1
9 第 50回日 本寄生虫学会東日本大会に 出席,亀
谷館長他 3名古全東京大学医科学研究所.
1
0.
20 第 3
7回寄生虫分類形態談話会に 出席,亀谷館
長他 3名.
1
0
.2
4 宝幸水産よりコガネガレイの異物について鑑
定依頼.
1
0.
2
5 世田谷区小学校給食研究会より 1
5名見学.
1
0
.
2
5 金沢市元町保健所よりワタリガニの異物につ
いて鑑定依頼.
1
0.
2
7 イギリス ,アングリア大学, D
r
.G.
C
.KEARN
夫妻他 I名来館.
1
0.
30 横浜高等教育専門学校学生, 2
0名見学.
1
1
. 5 TBS テレビより取材に来館.
1
1
. 5 野田司法事務所へ出向く,鈴木事務局長他 1
1
1
.2
8 東急ス ーパ ーよ りスジコの異物について鑑定
依頼.
1
1
.2
9 平凡社より取材に来館.
1
2
. 4 東京ガスよりガス器具点検に来館.
1
2
. 9 第2
5
6回抄読会,担当,亀谷(俊)研究員:
A. WILLIAMS and R
. C
. LETHBRIDGE
(
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9
0) The subcutanous attachment o
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7
6
9
77
7
.
1
2.1
2 中国予防医学科学院寄生虫病研究所,熊光化
教授他 l名来館.
1
2
.1
5 東京厚生年金協議会健歩クラブ, 4
4名見学.
1
2
.
2
2 、ンパタ組よ り社長他 1名当館新築に関して打
合せに来館.
1
2
.2
6 東洋食品工業短期大学,長田博光博士資料開
覧に来館.
1
2.
29 本日より年末年始につき休館.
THEMEGUROPARASIT.MUSEUMNEWS
-14-
(
17
0
)1
9
9
0
目次(第1
7
0号) 1
9
9
0年1
2月
表 紙 第 7回国際寄生虫学会議がパリで開催
パリ散見....・ ・
.
,
…
…
…
.
.
.
・ ・・・
.
.
.
.
.
.
・ ・
.
.
…
…
.
.
.
.
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.
.
…
.
.
.
.
・ ・
.
.
.
.
.
.
・ ・..……・……… 2
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野々部春登君逝く....・ ・
…
.
.
.
.
・ ・・・
.
.
.
.
.
・
.
.
.
…
… ・・
.
.
.
… ・・
.
.
.
・ ・
.
.
.
.
.
・ ・
…
・
・
・
・
・
… 4
H
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H
寄
贈
文
献
・
…
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
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・
・
・
・
・
・
・
・
・
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・
・
・
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・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 7
短
信
・
・
・
・
・
・
・
・
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
・
・
・
・
・
・
・
・
…
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
・
・
・
…
・
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
…
・
・
・
・
・.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
1
1
蚊目黒寄生虫館への案内
会館時間
1
0
:00AM~5
・ OOPM
目黒通り
休館日月曜日,祝日,年末年始
吋
JR山の手線目黒駅下車,西日よりどの
hv
2
入場無料
パスでも可。 2ツ目大鳥神社前下車,パ
。
スの進行方向に 50M
目黒寄生虫館ニュース 1
7
0号(平成 2年 1
2月)
発行所財団法人目黒寄生虫館
発行者館長・医博亀谷
東京都目黒区下目黒 4-1-1
編集市原醇郎等
〒1
5
3 電話
印刷所三協美術印刷株式会社
0
3(
37
1
6)
1
2
6
4
l部
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了