― 計測システムの総合メーカ ― Fineシリーズ 小形プラグイントランスデューサ 通信ユニット FCTT 圧力・流量計や温湿度計などを通信出力で監視します。 ■概 要 本製品は、直流電圧又は直流電流入力 2 回路を絶縁し、通信信号に変換する プラグインタイプの通信ユニットです。 圧力・流量計や温湿度計などのアナログ信号を、RS-485 通信出力(Modbus RTU) にて監視するために使用します。 ■特 長 ● 入力 1・入力 2・通信出力・補助電源・外箱間の耐電圧は、AC2000V(50/60Hz) 1 分間絶縁です。 ● 電源印加状態及び通信状態を LED(緑)で確認できます。 ● 変換精度 ±0.2%以下 ● ソケットは標準添付です。(ソケット形名:FW11) FCTT (23×76×125mm)/180g ■形名・仕様コード ■形名および仕様コード 形 名 仕様コード FCTT - 0A2 0A3 0A4 0A5 0A6 0A7 0A8 DC0~50mV DC0~60mV DC0~100mV DC0~1V DC0~5V DC0~10V DC1~5V 0B2 0B3 0B4 0B5 0B6 0B7 DC±50mV DC±60mV DC±100mV DC±1V DC±5V DC±10V ① ② ③ ① 入力 (入力抵抗) (1 ) (約1MΩ) 0C3 DC0~1mA (約1MΩ) 0C4 DC0~5mA (約1MΩ) 0C5 DC0~10mA (約1MΩ) 0C6 DC0~16mA (約1MΩ) 0C7 DC4~20mA (約1MΩ) (約1MΩ) 0D4 DC±1mA 0D5 DC±5mA (約1MΩ) 0D6 DC±10mA (約1MΩ) (約1MΩ) ZZZ 上記以外 (3 ) (約1MΩ) (約1MΩ) (約1MΩ) ④ ⑤ 0 ② 出力 (出力仕様、通信プロトコル) (約100Ω) (約100Ω) (約100Ω) (約100Ω) (約100Ω) M RS-485 通信出力 (Modbus RTU) (約100Ω) (約100Ω) (約100Ω) ③ ビット速度、パリティ仕様 (2 ) 0 9600bps、パリティ無し 1 9600bps、パリティ奇数 2 9600bps、パリティ偶数 3 19200bps、パリティ無し 4 19200bps、パリティ奇数 5 19200bps、パリティ偶数 6 38400bps、パリティ無し 7 38400bps、パリティ奇数 8 38400bps、パリティ偶数 Z 上記以外 (3 ) ④ 補助電源 F ⑤ 電源ヒューズ AC・DC80~264V 定格電圧 AC100/110V 50/60Hz AC200/220V 50/60Hz DC100/110V DC200/220V 定格電圧時の消費VA AC110V:3.5VA AC220V:5.0VA DC110V:3.0W DC220V:3.0W 1 2 ヒューズ無し ヒューズ有り 注(1) 入力仕様は2回路同一仕様となります。 (2 ) 手配時ご指定となります。出荷後に変更できませんのでご注意下さい。 (3 ) 上記以外についてはご相談下さい。 ■補助電源仕様 ■通信出力仕様 項 目 規 格 仕 様 TIA/EIA-485-A (2003) 項 目 電源及び消費VA 仕 様 AC80~264V 50/60Hz (定格電圧 AC100/110V 3.5VA、AC200/220V 5.0VA) DC80~264V (定格電圧 DC100/110V 3.0W、DC200/220V 3.0W) 交流直流両用 伝送方式 半二重 2線式 同期方式 調歩同期方式 ビット速度 9600bps/19200bps/38400bps(手配時ご指定) 突入電流 定格電圧 AC220V 50/60Hz 3.3A以下(約1.8ms) 伝送符号 NRZ (時定数) 定格電圧 DC110V 1.2A以下(約1.8ms) スタートビット 1ビット 定格電圧 DC220V 2.4A以下(約1.8ms) データ長 8ビット パリティ 無し/奇数/偶数(手配時ご指定) ストップビット 1ビット 誤り検出 CRC-16(X 16 +X 15 +X 2 +1) M3ねじ(FW11ソケット)接続 接続方法 ケーブル長 1000m(総延長) アドレス ( 4 ) 接続台数 01~89(01H~59H)及び00(通信未使用) 伝送キャラクタ 最大64台( 5 )/1系統 バイナリ 終端抵抗 -端子とTer.端子の短絡により、伝送路に終端抵抗(100Ω)が接続される 定格電圧 AC110V 50/60Hz 1.7A以下(約1.8ms) ヒューズ ■スイッチ・表示仕様 項 仕 目 様 ロータリーコードスイッチ(2桁) 設定スイッチ (10 1 、10 0 ) アドレス設定範囲:1~89(10の桁、1の桁を個別で設定) リセットスイッチ 3秒以上押すことで、ソフトリセットする 注( 4 ) アドレスを00及び90~99に設定しても通信しません。(通信未使用) ( 5 ) 接続数32台の機器を接続した場合、1台で2台の接続と勘定しますので、 最大接続台数が少なくなります。 定格電流160mA(ヒューズ有りご指定時) 出荷時設定は00 (通信未使用) 常時点灯 RUN表示LED 0.5秒周期で点滅 1秒周期で点滅 正常時 下記いずれかの通信異常 伝送異常、CRCエラー 設定異常 (電源印加中に通信アドレスを変更) 小形プラグイントランスデューサ 通信ユニット FCTT ■仕 様 項 目 変換精度 自己加熱の影響 温度の影響 補助電源の影響 入力回路の応答 絶縁抵抗 耐電圧 過負荷耐量 雷インパルス耐電圧 振 動 衝 撃 条件及び許容限度 (スパンに対する%) (スパンに対する%) 通電1~3分後と30~35分後の出力値の差 (スパンに対する%) 23±10℃変化させたときの出力値の差 (スパンに対する%) 補助電源電圧を定格電圧にしたときの出力値と、変動範囲の上限及び下限にしたときの出力値の差 0.1秒以下 (入力部フィルタ増幅回路の出力が、最終定常値の90%に達するまでの時間) 電気回路一括と外箱間 入力、通信出力、補助電源相互間 DC500V 50MΩ以上 入力回路相互間 電気回路一括と外箱間 AC2000V (50/60Hz) 1分間 入力、通信出力、補助電源相互間 電気的、機械的損傷の無いこと 入力回路相互間 定格電圧の2倍10秒間、1.2倍連続 入力 電気的損傷の無いこと 定格電流の10倍5秒間、1.2倍連続 標準試験状態に戻したとき、変換精度を満足すること AC220Vの1.5倍10秒間、AC264V連続 補助電源 電気回路一括(通信出力は除く)と外箱間 電気的、熱的損傷の無いこと 5kV 1.2/50μs 正負極性 各3回 標準試験状態に戻したとき、変換精度を満足すること 入力端子と通信出力端子間3kV 1.2/50μs 正負極性 各3回 機械的損傷の無いこと 片振幅0.15mm 10~55~10Hz 標準試験状態に戻したとき、試験前後における出力の 毎分1オクターブで5回掃引 差の基低値に対する百分率は階級指数の100%以内 機械的損傷の無いこと 標準試験状態に戻したとき、試験前後における出力の 294m/s 2 、X、Y、Z方向 正逆各3回 差の基低値に対する百分率は階級指数の100%以内 ・1~1.5MHz、1/2減衰時間6μs以上 ・繰返し頻度50回以上/s、印加時間30秒3回 出力変動10%以内及び誤動作の無いこと また、通信エラー、通信停止の無いこと ・ピーク電圧 2kV ・入力(コモン)、電源(ノーマル/コモン) ・パルス幅1μs及び100ns ・繰返し周期20ms以上、印加電圧±1kV 出力変動10%以内及び誤動作の無いこと ・パルスの立ち上がり時間 1ns±30% また、通信エラー、通信停止の無いこと ・入力(コモン)、通信出力(誘導及び容量性結合)、 電源(ノーマル/コモン) ・トランシーバ出力 144MHz、430MHz 出力変動10%以内及び誤動作の無いこと ・電界強度 10V/m また、通信エラー、通信停止の無いこと ・照射方向:X、Y、Z 接触放電 ±4kV(充電電圧)試験レベル2 試験後、出力変化0.2% 気中放電 ±8kV(充電電圧)試験レベル3 試験後、損傷の無いこと M3×8 座金ねじ (FW11 ソケット) 本体:難燃性 ABS (V-0)、FW11ソケット:難燃性 PPO樹脂 (V-1) 黒色 (マンセル N1.5) 本体:約130g、ソケット:約50g FW11ソケット 1個 -10~+55℃、5~90% RH (結露しないこと) -20~+70℃ IP30 1000m以下 ±0.2% ±0.2% ±0.2% ±0.1% 振動性サージ電圧 方形波インパルス性 ノイズ 電波ノイズ 静電ノイズ ソケット端子ねじ 外箱の材質 外観色 質 量 付属品 使用温湿度範囲 保存温度範囲 保護等級 高 度 ■外形図 ■結線図 Ter.と-を短絡することにより、 終端抵抗 100Ωが接続されます。 入力側・出力側又は補助電源側に誘導雷 サージが発生する場合は、本製品を保護 するために線間サージ保護器及び線路と 大地間にアレスタなどを設置して下さい。 ■ご注文時の指定事項 ・形 例 名 ・仕様コード ・台 数 FCTT-0C7M2F10 1台 入 力:4~20mA 出 力:Modbus RTU 通信出力 ビット速度、パリティ仕様:9600bps、パリティ偶数 補 助 電 源:AC・DC80~264V 電 源 ヒ ュ ー ズ:ヒューズなし ソケットは標準添付です。 (形名:FW11) ! 安全に関するご注意 ! 注意 ● 本製品を使用するに当たりましては、 専門知識が必要です。 取扱説明書を参照の上、 正しい取扱をしてください。 ● 結線は結線図を十分に確認の上、 行って下さい。 ● 活線作業は、 禁止して下さい。 感電 ・機器の故障 ・焼損 ・火災の原因となります。 本 社 東京営業所 住 所 ;〒 121-8639 東京都足立区一ツ家1丁目11番13号 電 話 ; 03(3885)2411 ( 代表) FAX ; 03(3858)3966 京都営業所 住 所 ;〒 610-0114 京都府城陽市市辺西川原1-19 電 話 ; 0774(55)1391 ( 代表) FAX ; 0774(54)1353 http://www.daiichi-ele.co.jp ※記載内容は性能改良等により、お断りなく変更することがございますのでご了承下さい。 IP0601-0
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