799KB - 株式会社 日立国際電気

CCD カラーカメラ
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
取扱説明書
このたびは日立 CCD カメラをお買い上げいただき、
ありがとうございます。
ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みください。
お読みになった後は、後日お役に立つこともあります
ので大切に保管してください。
RoHS Compliant
These products compile with the requirement of he
RoHS (Restriction of the use of Certain Hazardous
Substances
in
Electrical
and
electronic
Equipment) Directive 2002/95/EC.
株式会社日立国際電気
安全上のご注意
絵表示について
絵表示の例
この「安全上のご注意」では、製品を安全に正しくお使いいただ
き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぐため
○: この記号は禁止の行為であることを告げる
に、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のよう
ものです。図の中や近傍に具体的な禁止
になっています。内容をよく理解してから本文をお読みくださ
内容(左図の場合は分解禁止)が描かれて
い。
います。
この表示を無視して、誤った取扱いをす
警告
ると、人が死亡または重傷を負う可能性
が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをす
注意
ると、人が損害を負う可能性が想定され
る内容および物的損害のみの発生が想定
される内容を示しています。
●: この記号は行為を強制したり指示したり
する内容を告げるものです。図の中に具体
的な表示内容(左図の場合は電源プラグを
コンセントから抜く)が描かれています。
警告
■異常なときは使わない
■カバーを開けない
万一、煙が出ている、変な匂いや音がする
カバーの内部には電圧の高い危険部分もあ
など異常状態のまま使用すると、火災、感
ります。カバーを開けると感電の原因とな
電の原因となります。すぐに電源ユニット
ります。内部の点検、調整、修理はお買い
の電源スイッチを切り、その後必ず電源プ
上げの販売店にご依頼ください。
ラグをコンセントから抜いてください。煙
が出なくなるのを確認して販売店に修理を
■分解、改造はしない
ご依頼ください。お客様による修理は危険
分解、改造はしないでください。火災、感
ですから絶対におやめください。
電の原因となります。
■異物を入れない
■水に濡らさない
通風口や開口部などから内部に金属類や燃
雨天、降雪中に使用するときは、濡らさな
えやすいものを差し込んだり、入れたりし
いようにご注意ください。火災、感電の原
ないでください。火災、感電の原因となり
因となります。
ます。
万一、水などが内部に入った場合は使用を
万一、異物が内部に入った場合は、電源ユ
やめ、電源ユニットの電源スイッチを切り、
ニットの電源スイッチを切り、必ず電源プ
必ず電源プラグをコンセントから抜いた後、
ラグをコンセントから抜いた後、お買い上
お買い上げの販売店にご連絡ください。そ
げの販売店にご連絡ください。そのまま使
のまま使用すると火災、感電の原因となり
用すると火災、感電の原因となります。
ます。
警告
■原因不明のまま、画面が映らないときは使わない
■水の入った容器を置かない
画面が映らないなどの故障状態で使用しな
電源ユニット、AC アダプター、ビデオカメ
いでください。火災、感電の原因となります。
ラの上に、花瓶、植木鉢、化粧品、薬品、水
すぐに電源ユニットの電源スイッチを切り、
などの入った容器(水槽やコップなど)を
電源プラグを抜いて修理を販売店にご依頼
置かないでください。こぼれたりして、内
ください。
部に水などが入ったまま使用すると、火災、
感電の原因となります。
■落下するおそれのある場所に設置しない
万一、内部に水が入った場合は、ご使用を
もろい材質の天井板(および壁面)に設置
中止してください。そのままご使用になり
しないでください。
ますと、火災、感電の原因となります。
落下してけがの原因となります。
■風呂場では使用しない
■レンズを強い光に向けない
ビデオカメラのレンズを目に当てて強い光
風呂場では使用しないでください。火災、
感電の原因となります。
に向けると、目を痛めることがありますの
で強い光に向けないでください。
■不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や傾いた所など、不安定
な場所に置かないでください。落ちたり、
倒れたりして、けがの原因となります。
A
警告
■落としたり、キャビネットを破損しない
■発火や引火の危険性がある場所に設置しない
万一落としたり、キャビネットを破損した
ガスなどが充満した場所に設置すると、火
場合は、電源スイッチを切り、必ず電源プ
災の原因となります。
ラグをコンセントから抜いた後、お買い上 ■落下の恐れのある場所に設置しない
げの販売店にご依頼ください。そのまま使
ビデオカメラの重量に耐えられないような
用すると、火災、感電の原因となります。
場所に設置しないでください。落下してけ
がの原因となります。設置の際は、販売店
にご相談ください。
注意
■電源コードを熱器具に近づけない
■油煙や湯気が当たる場所に設置しない
コードの被覆が溶けて、火災、感電の原因
調理台や加湿器のそばなどに設置しないで
となります。
ください。火災、感電の原因となることが
■電源プラグを抜くときはコードを引っ張らない
コードを引っ張って電源プラグを抜くとコ
あります。
■温度の高いところには置かない
ードが傷つき、火災、感電の原因となるこ
直射日光が当たる所や熱器具のそばなど温
とがあります。電源プラグを抜くときは、
度の高い所には置かないでください。内部
必ずプラグ部分を持って抜いてください。
の温度が上がり、火災や故障の原因となる
■濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因となることがあります。
ことがあります。
■温度の低いところには置かない
冷凍倉庫や外気にさらされるなど、温度変
■長時間後使用にならないときは電源プラグを抜く
化の激しい所には置かないでください。結
安全のため、電源プラグをコンセントから
露などにより、火災や故障の原因となるこ
抜いてください。
とがあります。
■移動させるときは電源プラグを抜く
移動させるときは、電源コードのプラグと
定期点検とお手入れについて
外部機器の接続コードも抜いたことを確認
お手入れ前には必ず電源を切って、電源コードのプラグを抜
の上、移動してください。つながったまま
いてから行ってください。
移動させると、電源コードなどが傷つき、
火災、感電の原因となることがあります。
■ほこりの多いところには置かない
■年に一度はサービスマンに定期点検と内部の清掃を
依頼してください
ほこりの多い所や油煙や湯気が当たるよ
機器内部にほこりがたまったまま長い間掃
うな場所に置かないでください。火災、感
除をしないと、火災や故障の原因となるこ
電の原因となることがあります。
とがあります。なお、定期点検や掃除費用
■振動や衝撃の加わる所には置かない
この機器に振動や衝撃が加わると、火災や
故障の原因となることがあります。
■重いものを上に置かない
バランスが崩れて倒れたり、落下してけが
の原因となることがあります。
■腐食性ガスのあるところには置かない
この機器の周囲に腐食性ガスがあると、火
については販売店などにご相談ください。
■カバーは乾いた布で拭いてください
汚れがひどいときは、薄目の中性洗剤を浸
しよく絞った布で拭き取ってから、から拭
きしてください。このとき、液が内部に入
らないように注意してください。ベンジン、
シンナー、アルコールなどの液体クリーナ
ーやスプレー式クリーナーは使用しないで
ください。
災や故障の原因となることがあります。
B
CCD 特有の現象
● CCD の特性により次の様な現象が発生することがありますが故障ではありません。
スミア、ブルーミング現象
強い光(電灯、蛍光燈、太陽光の強い反射など)を写したときに起こる現象で、強い光の上下に縦に薄く尾を引いたような帯が出
ることがあります。このようなときは、強い光が画面に入りにくい位置にカメラの角度を変えてください。
固定パターン
高温時に動作させたとき、一定のパターンを持つ模様(縦スジ、白点スポット、梨地状のザラザラ)が現れることがあります。
カメラ感度を高くするほど見え易くなります。
モアレ現象
細かい線の集まりや縞模様を写した時には、実際にない縞模様(干渉縞)が現れることがあります。
ゴースト現象
被写体の近くに強い光(電灯、蛍光燈、太陽光の強い反射など)がありますと、ゴースト(正規の画像とずれて重複して現れる虚
像)が発生することがあります。レンズの絞り具合、またはレンズの種類によっては、ゴーストが顕著に現れることがあります。
このようなときは、カメラの角度を変えてください。
ご使用になる前に
1.電源について
外部電源から供給する場合は直流 12V は 11~13V の範囲で供給してください。
2.お手入れについて
●センサーのガラス面には手を触れないでください。汚れ、傷などにより画像が劣化します。
●レンズやガラス面に付着したごみや汚れ等は、手吹きブロアーやレンズブラシで吹き払うか、綿棒でガラスに傷をつけない様
に取り除いてください。
●本カメラを使用しない場合でもレンズ又はシールを取り付けて、ガラス面にごみや傷がつかないように保護してください。
3.カメラを保護するために
●直射日光の下や、雨や雪が直接当たる場所や、引火性ガスや腐食性ガスのある場所での使用および保管はおやめくださ
い。
●本機は、0~40℃の範囲で動作しますが、特に高温(40℃以上)で長時間連続して使用したり放置したりすると寿命が短くなり
ます。連続で長時間ご使用になる場合は、温度の高いところをさけて設置してください。また湿度の高い場所も故障の原因と
なりますので避けてください。
●落としたり、強いショック・振動を与えたりしないでください。
●コネクタの抜き差しはコネクタ部分を持って行ってください。
4.カメラの配置
カメラを数台極めて近づけて配置させた場合、お互いに干渉してノイズが生じる場合があります。このような場合は、なるべく離
して配置するか、外部同期をかけてご使用ください。
5.カメラの固定
ズームレンズ等重いレンズを使用する場合や、激しい振動や衝撃が加わる場合には、レンズも装置へ固定してください。
6.取り扱いについて
●レンズ等の取付け作業は、ごみ付着防止のために清浄な場所で行ってください。
●レンズを取り付けるときは傾きが生じないように取扱いに注意してください。また、レンズのマウントネジ部にはごみ等の異物
の付着、傷が無いものをご使用ください。
C
目次
1. 概要 ············································································································································································································ 1
2. 標準構成 ·································································································································································································· 1
3. 特長 ············································································································································································································ 1
4. システム例 ······························································································································································································· 1
5. 各部の名称と働き ················································································································································································ 2
6. カメラの取付け ······················································································································································································· 2
7. レンズ ········································································································································································································· 2
8. 光学フィルタ ···························································································································································································· 3
9. コネクタ ······································································································································································································ 4
10. カメラ機能の説明 ················································································································································································· 5
11. リモートコントロール ············································································································································································ 9
12. コマンドリスト ······················································································································································································· 16
13. カメラリンク出力タイミングチャート ············································································································································· 19
14. トリガ動作とタイミングチャート ····················································································································································· 23
15. 入出力信号 ·························································································································································································· 27
16. 分光感度特性 ····················································································································································································· 28
17. 仕様 ········································································································································································································· 30
18. 外形寸法図 ·························································································································································································· 31
19. CD-ROM ································································································································································································· 32
2007 年 9 月 第 3 版発行
D
概要
日立カメラKP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLは、RGB原色モザイクフィルタ付き全画
素読出し方式CCDを採用したCameraLink出力方式プログレッシブスキャンカラーカメラです。
KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL は PowerOverCL タイプですので、カメラリンクケーブルから電源供給されます。
標準構成
梱包を開いたときにご確認ください。
カメラ本体(IRカットフィルタ付き) ············································1
CD ROM (ドキュメント、コントロールソフト) ··························1
構成表/保証書···············································································1
注意
本製品を国外に輸出される場合には、外国為
替および外国貿易管理法の規制をご確認の
上、必要な手続きをお取りください。
なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問
合わせください。
別売品
(1)12 ピンプラグ
HR10A-10P-12S(01)
(2)AC アダプタ
UD-M1
(3)ジャンクションボックス
JU-F30/JC-100
(4)ダミーガラス(AR コート)
ARC1214
(5)三脚アダプタ
TA-F500
(6)ミニカメラリンクケーブル
(7)カメラケーブル
モールドタイプ
シールドタイプ
2m
C-201KSM
C-201KSS
5m
C-501KSM
C-501KSS
10m
C-102KSM
C-102KSS
CE マーキング適応地域ではシールドタイプを使用下さい。ま
た、ケーブル両端にクランプフィルタ(ZCAT2035-0930A: TDK)を
装着してください
特 長
・高解像度
2/3型500万画素(KP-FD500PCL/SCL)、1/1.8型200万画素(KP-FD202PCL/SCL)、1/2型145万画素(KP-FD140PCL/SCL)
の正方格子高画素CCDの採用により、高解像度映像を実現します。
・小型軽量
デジタル出力コネクタに小型SDRコネクタを採用し、44(W)×44(H)×41(D)mm、約110gの小型軽量化を実現しています。
・高色再現
RGB 原色モザイクフィルタの採用と、6 色独立マスキング機能の搭載により良好な色再現性を実現します。
・電源供給型カメラリンク
KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL は、カメラリンクケーブルから電源供給されます。
システム例
KP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLはCameraLinkケーブルを使用してフレームグラバ
ボードと接続します。
HITACHI
KP-FD500PCL
KP-FD202PCL
KP-FD140PCL
給電型
ミニカメラリンクケーブル×2
(Base configuration 時は×1)
給電型カメラリンク
フレームグラバボード
HITACHI
ミニカメラリンクケーブル
KP-FD500SCL
KP-FD202SCL
KP-FD140SCL
(Medium configuration 時は×2)
カメラリンク
フレームグラバボード
電源アダプタ
1
各部の名称と働き
SEE MANUAL
APERCEVOIR
MANUEL
カメラ/三脚アダプタ
取付用ネジ
レンズマウント
(C マウント)
CameraLink コネクタ
デジタル映像出力および
カメラ制御信号の入出力
に使用します。
D.OUT 1
D.OUT2
SER.NO.
DC IN/SYNC コネクタ
DC+12V 電源(KP-FD500SCL
/FD202SCL/FD140SCL) お よ
び外部トリガ信号の入力に使
用します
RoHS
カメラ/三脚アダプタ
取付用ネジ穴
PLATE,RATED
DC IN/SYNC
カメラの取付け
オプションの三脚アダプタ「TA-F500」を装着して、カメラを三脚または取り付け金具に固定してください。
U1/4-20 山
L = 4~5.5mm
5.5mm を超えるねじはカメラを破損することがあり
カメラ取り付けねじは、次のものをご使用ください
ます。また、4mm 以下のねじでは正しく固定できず
にカメラが落下することがあります。
レンズ
レンズ選定上のご注意
レンズの取り付け部分の寸法は右図の制限守ってください。
寸法が確保できない場合はレンズ及びカメラが破損しますので
絶対に取り付けないでください。
レンズの突起面
レンズのフランジ面
9mm 以下
2
光学フィルタ
IR カットフィルタの取外し方
(1)ネジ①2 本を外すとフィルタ押さえ②が外れます。
(2)次にフィルタ枠④の中から IR カットフィルタ③を取り外します。
(3)IR カットフィルタを取り外した後に、フィルタ押さえをネジ 2 本で再び
取り付けます。
※ゴミ等がカメラ受光面に侵入するため、クリーンルーム等の清浄された
空気下で作業を行ってください。
3
2
1
4
3
コネクタ
1.カメラリンクコネクタ
D.OUT 1(コネクタ 1)
Pin No. Signal
+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL)
1
GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)
2
TXOUT 0 (-)
3
TXOUT 1 (-)
4
TXOUT 2 (-)
5
TXCLKOUT (-)
6
TXOUT 3 (-)
7
RX (+) [ SERTC (+) ]
8
TX (-) [ SERTFG (-) ]
9
TRIG/VD (-) [ CC1 (-) ]
10
N.U. [ CC2 (+) ]
11
N.U. [ CC3 (-) ]
12
N.U. [ CC4 (+) ]
13
GND
D.OUT 2(コネクタ 2:Medium configuration 時に使用)
Pin No. Signal
+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL)
1
GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)
2
TYOUT 0 (-)
3
TYOUT 1 (-)
4
TYOUT 2 (-)
5
TYCLKOUT (-)
6
TYOUT 3 (-)
7
N.U.
8
N.U.
9
N.U.
10
N.U.
11
N.U.
12
N.U.
13
GND
Pin No.
Signal
14
GND
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
TXOUT 0 (+)
TXOUT 1 (+)
TXOUT 2 (+)
TXCLKOUT (+)
TXOUT 3 (+)
RX (-) [ SERTC (-) ]
TX (+) [ SERTFG (+) ]
TRIG/VD (+) [ CC1 (+) ]
N.U. [ CC2 (-) ]
N.U. [ CC3 (+) ]
N.U. [ CC4 (-) ]
+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL)
GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)
26
Pin No.
Signal
14
GND
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
TYOUT 0 (+)
TYOUT 1 (+)
TYOUT 2 (+)
TYCLKOUT (+)
TYOUT 3 (+)
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
+12V (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL)
GND (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)
26
SDR コネクタ(3M) 又は相当品
N.U.:Not used
デジタル出力ケーブルは、特性インピーダンス100Ωのツイストペア線および外皮シールドタイプをご使用ください。また、ビデ
オ機器やフレームグラバー等のGND端子にデジタル出力ケーブルのシールド線(GND)を接続してください。
TX:カメラ→装置への送信データです。
RX:装置→カメラへの送信データです。
(注)カメラに電源を投入したまま、ケーブル(デジタル出力ケーブル)の抜き差しは行わないでください。
CE マーキング適合地域では、ケーブル両端(カメラ及び画像処理側)にクランプフィルタ(ZCAT2035-0930A:TDK)を装着し
てください。
2.DCIN/SYNC コネクタ
PIN NO.
Signal
1
GND
---- (KP-FD500PCL/FD202PCL/FD140PCL)
2
+12V (KP-FD500SCL/FD202SCL/FD140SCL)
3
GND
4
---5
GND
6
----
PIN NO.
7
Signal
Trigger IN / VD IN
8
GND
9
10
11
12
---FLASH OUT / VD OUT
---GND
プラグ(ケーブル側適合プラグ) :HR10A-10P-12S(01) ヒロセ電機 又は相当品
(注)カメラに電源を投入したまま、ケーブル(カメラケーブル)の抜き差しは行わないでください。
4
カメラ機能の説明
KP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLの機能設定はカメラリンク経由でPCから行います。本
章では搭載されている機能の説明とその調整方法について説明します。
各コマンドの送受信方法に関しては、9~15ページ「リモートコントロール」および16~18ページ「コマンドリスト」を参照ください。
(1) TRIGGER : 外部トリガに関する設定
・MODE : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: トリガモードが OFF になります(ノーマルモード)
FIXED SHUTTER
: 固定シャッタモードになります
ONE TRIGGER
: ONE トリガモードになります
VD CONTROL
: VD 同期モードになります
・POLARITY : トリガ極性の選択
POSITIVE (出荷時設定) : 入力極性 HIGH をトリガ信号とします
NEGATIVE
: 入力極性 LOW をトリガ信号とします
・SOURCE : トリガソースの選択
CL-CC1 (出荷時設定) : カメラリンク信号 CC1(4 ページ「コネクタ」参照)にトリガ信号を入力します
12pin
: 12pinDCIN/SYNC コネクタの 7 番ピンからトリガ信号を入力します
※詳細は 23~27 ページ「トリガ動作とタイミングチャート」を参照ください。
(2) OUTPUT SIGNAL : 12pinDCIN/SYNCコネクタの10番ピンから出力する信号についての設定
OFF (出荷時設定)
: 何も出力しません
FLASH OUT
: フラッシュパルス(ストロボ)を出力します
VD
: カメラ VD を出力します
(3) SHUTTER : 電子シャッタについての設定
OFF (出荷時設定)
: シャッタ動作を OFF にします(ノーマルシャッタ)
1/12 or 1/30 (*1),
1/60, 1/100,
1/250, 1/1000, 1/2000,
1/10000, 1/50000 second : 設定したシャッタスピードになります(PRESET シャッタ)
(*1) 1/12: KP-FD500PCL/SCL
1/30: KP-FD202PCL/SCL and KP-FD140PCL/SCL
VARIABLE
: 10~1/100000 秒の範囲でシャッタスピードを設定できます(VARIABLE シャッタ)
・VARIABLE VALUE : VARIABLE シャッタのシャッタスピードを設定します
10 ~ 1/100000 second : 1536 段階でシャッタスピードを設定します
(出荷時設定:1/12: KP-FD500PCL/SCL
1/30: KP-FD202PCL/SCL and KP-FD140PCL/SCL)
シャッタスピードの設定値は下記の計算式から求めます。(ShutterSpeed : μsec)
a) 露光時間から設定値 XYY16 を求める式
X = int(log( ShutterSpeed )) − 1
⎛ ⎛ ShutterSpeed
⎞ 10016
− 1⎟ ×
YY= int⎜⎜ ⎜
X +1
9
10
⎠
⎝⎝
⎞
⎟⎟
⎠
b) 設定値 XYY16 から露光時間を求める式
YY16
× 9)[ µ sec]
ShutterSpeed = 10 X +1 × (1 +
10016
5
例 1. 露光時間= 1/125sec (= 8000μsec)にする設定値 XYY を求める
X = int (log(8000 )) − 1
= 2
⎛ ⎛ 8000 ⎞ 10016
YY= int⎜⎜ ⎜ 2 +1 − 1⎟ ×
9
⎠
⎝ ⎝ 10
⎞
⎟⎟
⎠
10016 ⎞
⎛
= int⎜ 7 ×
⎟
9 ⎠
⎝
= C716
∴ XYY = 2C716
例 2. 設定値 nnn = 25D16 のときの露光時間を求める
ShutterSpeed = 10 2 +1 × (1 +
5D16
× 9)
10016
= 4269.53 [ µ sec]
= 1
[sec]
234.22
(4) DATA BIT : 出力ビット幅の設定
24bit (出荷時設定)
: 接続方法を Base configuration に切り換えて、映像を 24bit で出力します
30bit
: 接続方法を Medium configuration に切り換えて、映像を 30bit で出力します
36bit
: 接続方法を Medium configuration に切り換えて、映像を 36bit で出力します
(5) VD/FVAL : 垂直同期信号の設定です
VD
: VD を出力します
FVAL (出荷時設定)
: FVAL を出力します
(6) HD/LVAL : 水平同期信号の設定です
HD
: HD を出力します
LVAL (出荷時設定)
: LVAL を出力します
(7) GAIN LEVEL : 電気感度を手動で調整します
0 (出荷時設定)
: AGC が OFF のときに MANUAL ゲインを設定します。
~ 12dB or 18dB (*1) (*1) 0~12dB を 337 段階で設定: KP-FD500PCL/SCL
0~18dB を 504 段階で設定: KP-FD202PCL/SCL and KP-FD140PCL/SCL
(8) GAMMA : ガンマ補正の設定です
・MODE : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: ガンマ補正を行いません
ON
: 設定した値に応じたカーブでガンマ補正を行います
・LEVEL : ガンマ補正量の詳細な調整
0 ~ 255
: ガンマカーブを 256 段階で設定します(出荷時:128)
(9) SHARPNESS : 輪郭補正の設定です
・MODE : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: 輪郭補正を行いません
ON
: 設定した値に応じて輪郭補正を行います
・LEVEL : 輪郭補正量の調整
0 ~ 255
: 0 側は輪郭がソフトになり、255 側は輪郭がシャープになります(出荷時:128)
(10) BRIGHTNESS : マスターブラックを調整します
0 ~ 255
: 256 段階で設定します(出荷時設定:128)
(11) KNEE : ニーの動作モードに関する設定です
-MODE- : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: ニーは動作しません
ON
: 画像の明るい部分の階調を自然にします
6
-KNEE POITN- : ニーポイント調整
0 (出荷時設定) ~ 32 : 0 側に行くほどニーの開始レベルが低くなり 32 側に行くほど高くなります
-KNEE SLOPE- : ニースロープ調整
0 (出荷時設定) ~ 159 : 0 側に行くほどニーの利きが強くなり 159 側に行くほどニーの利きが弱くなります
(12) ALC : 画像レベルの自動調整(Auto Level Control)の設定です
・MODE : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: AGC および AES を OFF にします(MANUAL ゲイン、NORMAL シャッタ)
AGC
: AES を OFF にして 0~12dB (KP-FD500PCL/SCL)、0~18dB (KP-FD202PCL/SCL and
KP-FD140PCL/SCL)の範囲で自動的にレベル調整を行います
AES
: AGC を OFF にしてシャッタスピードにより自動的にレベル調整を行います
AGC & AES
: AGC および AES を ON にします
・VIDEO LEVEL : AGC か AES が ON のときに自動的に調整されるビデオレベルの設定です
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側は収束レベルが下がり、255 側は収束レベルが上がります
(13) WHITE BALANCE : ホワイトバランスの設定です
・MODE : モードの選択
ATW
: リアルタイムでホワイトバランスを自動で追尾します
AWC
: AWC ADJUST で自動調整した後の状態にします
MANUAL (出荷時設定) : マニュアルで R-GAIN、B-GAIN を調整します
AWC ADJUST
: MODE を AWC 設定時にホワイトバランスの自動調整を実行します
・R-GAIN : Red ゲインの調整
0 ~ 255
: R ゲインを 256 段階で調整します (出荷時設定:128)
・B-GAIN : Blue ゲインの調整
0 ~ 255
: B ゲインを 256 段階で調整します (出荷時設定:128)
(14) MASKING : 6色独立マスキング(原色R,G,Bと補色Ye,Cy,Mgの飽和度と色相を独立に変える)の設定です
・MODE : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: マスキング機能を使用しません
ON
: マスキング機能を使用します
・R-SATURATION : Red の飽和度調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Red の飽和度を 256 段階で調整します
・R-HUE : Red の色相調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど Ye よりになり 255 側に行くほど Mg よりになります
・Cy-SATURATION : Cyan の飽和度調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Cyan の飽和度を 256 段階で調整します
・Cy-HUE : Cyan の色相調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど B よりになり 255 側に行くほど G よりになります
・G-SATURATION : Green の飽和度調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Green の飽和度を 256 段階で調整します
・G-HUE : Green の色相調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど Cy よりになり 255 側に行くほど Ye よりになります
・Mg-SATURATION : Magenta の飽和度調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Magenta の飽和度を 256 段階で調整します
・Mg-HUE : Magenta の色相調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど R よりになり 255 側に行くほど B よりになります
・B-SATURATION : Blue の飽和度調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Blue の飽和度を 256 段階で調整します
・B-HUE : Blue の色相調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど Mg よりになり 255 側に行くほど Cy よりになります
・Ye-SATURATION : Yellow の飽和度調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Yellow の飽和度を 256 段階で調整します
・Ye-HUE : Yellow の色相調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : 0 側に行くほど G よりになり 255 側に行くほど R よりになります
7
(15) PAINT BLACK : ペイントブラック(RGBそれぞれの色レベルを独立に変える)の設定です
・MODE : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: ペイントブラック機能を使用しません
ON
: ペイントブラック機能を使用します
・RED : Red の色レベル調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Red の色レベルを 256 段階で調整します
・GREEN : Green の色レベル調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Green の色レベルを 256 段階で調整します
・BLUE : Blue の色レベル調整
0 (出荷時設定) ~ 255 : Blue の色レベルを 256 段階で調整します
(16) PARTIAL SCAN : パーシャルスキャンに関する設定です
-MODE- : モードの選択
OFF (出荷時設定)
: パーシャルスキャンを行いません
ON
: パーシャルスキャンを行います
-START- : パーシャルスキャンのスタート位置
1 (出荷時設定) ~ 2050 : 1~2050 (KP-FD500PCL/SCL) の範囲で設定したラインから走査を開始します
1 (出荷時設定) ~ 1220 : 1~1220 (KP-FD202PCL/SCL) の範囲で設定したラインから走査を開始します
1 (出荷時設定) ~ 1024 : 1~1024 (KP-FD140PCL/SCL) の範囲で設定したラインから走査を開始します
-WIDTH- : パーシャルスキャンのスキャン幅
1 ~ 2050 (出荷時設定) : 1~2050 (KP-FD500PCL/SCL) の範囲で設定したライン数の走査を行います
1 ~ 1220 (出荷時設定) : 1~1220 (KP-FD202PCL/SCL) の範囲で設定したライン数の走査を行います
1 ~ 1024 (出荷時設定) : 1~1024 (KP-FD140PCL/SCL) の範囲で設定したライン数の走査を行います
※WIDTHの値を16以下にすると、AGCやAESが動作しない場合があります。
8
リモートコントロール
1.通信方式
・制御方式
・転送速度
・データ長
・スタートビット
・ストップビット
・パリティ
・ビット転送
:
:
:
:
:
:
:
調歩同期方式
9600bps
8ビット
1ビット
1ビット
無し
LSBファースト
2.通信制御方法
リモートコントロールソフトが通信制御の全コントロールを行い、カメラ制御マイコンに対しTEXTデータを転送する事によりデー
タ送受信制御を行う。
3.プロトコルデータ説明
次ページ以降説明する内容は、カメラ制御マイコンとリモートコントロールソフトのデータプロトコルを表す。また、カメラ制御マイ
コンをスレーブ、リモートコントロールソフトをマスタとする。
・受信保護タイマ(タイムアウトエラー)
マスタ、スレーブの共通処理として、受信保護タイマを1秒間とする。
“TEXT”データ等の1ブロックデータ受信制御時、データ間隔が1秒以上経過した場合は、直ちにエラーとして受信データを破棄
する。また、受信データに関する応答信号は出力しない。
9
(1)マスタがデータを送信した場合(正常処理)
ENQコード(05H)
HITACHI
2
送信データ(ASCIIコード)
スレーブ
(KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL)
①
②
③
④
1
ACKコード(06H)
3
ACKコード(06H)
4
マスタ(装置)
マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。
スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。
マスタは、“送信データ”をスレーブに対し送信する。
スレーブは、“送信データ”受信後に“ACK”コードをマスタに送信してハンドシェークを終了させる。
(2)マスタがデータを読み出す場合(正常処理)
ENQコード(05H)
HITACHI
2
読出しコマンド(ASCIIコード)
スレーブ
(KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL)
①
②
③
④
⑤
⑥
4
5
1
ACKコード(06H)
3
ACKコード(06H)
読出しデータ(ASCIIコード)
ACKコード(06H)
6
マスタ(装置)
マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。
スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。
マスタは、“読出しコマンド”をスレーブに対し送信する。
スレーブは、“読出しコマンド”受信後に“ACK”コードをマスタに送信する。
スレーブは、“読出しデータ”をマスタに対し送信する。
マスタは、“読出しデータ”受信後に“ACK”コードをスレーブに送信してハンドシェークを終了させる。
10
(3)マスタがデータを送信した場合(制御打ち切り処理)
ENQコード(05H)
2
1
NACKコード(15H)
ENQコード(05H)
HITACHI
NACKコード(15H)
ENQコード(05H)
NACKコード(15H)
スレーブ
(KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL)
3
ENQコード(05H)
マスタ(装置)
NACKコード(15H)
① マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。
② スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信不可状態のため、“NACK”
コードを送信する。
③ 一連のシーケンスを繰り返し、再転送処理を行う。再転送回数は、3回までとする。
3回連続でNACKコードを受信した場合、通信制御が行えない状態とし通信制御を終了させる。
(4)マスタがデータを送信時(データエラー発生時処理)
ENQコード(05H)
2
1
ACKコード(06H)
3
スレーブ
(KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL)
送信データ(エラー発生)
送信データ(正常データ)
6
ACKコード(06H)
3秒間
経過
4
3秒間
経過
送信データ(エラー発生)
HITACHI
5
マスタ(装置)
①
②
③
④
マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。
スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。
マスタより“送信データ”を送信する。
スレーブは、“送信データ”を受信する。受信データにエラーを検出した場合(フレーミング、オーバー
ランエラーのエラー検出)、データ通信を行わない。
⑤ ③、④のシーケンスを繰り返した後、“送信データ(正常データ)”をマスタが転送する。
⑥ スレーブは、“送信データ”を受信する。受信データが正常データを検出後、“ACK”コードを送信し、
一連のシーケンスを終了させる。
11
(5)送信フレームエラーの場合(マスタ送信時)
ENQコード(05H)
2
送信データ(ASCII コード)
3
送信データ(ASCII コード)
5
送信データ(ASCII コード)
送信データ(ASCII コード)
3秒間 3秒間
経過
経過
スレーブ
(KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL)
3秒間
経過
HITACHI
4
1
ACKコード(06H)
マスタ(装置)
6
①
②
③
④
⑤
マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。
スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。
マスタより“送信データ”を送信する。
スレーブ側では、何らかの原因によりデータ受信が行われなかった。
マスタは、“送信データ”に対する応答コードが受信できないため、3秒後再度“送信データ”を送信す
る。このシーケンスを3回繰り返す。
⑥ マスタが3回再送信を行っても正常受信不可の場合、シーケンスを打ち切り制御を終了させる。
12
(6)送信フレームエラーの場合(マスタ受信時)
ENQコード(05H)
2
読出しコマンド(ASCII コード)
HITACHI
4
5
読出しデータ(ASCII コード)
読出しデータ(ASCII コード)
読出しデータ(ASCII コード)
8
6
3秒間 3秒間
経過
経過
7
3
ACKコード(06H)
3秒間
経過
スレーブ
(KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL)
1
ACKコード(06H)
マスタ(装置)
読出しデータ(ASCII コード)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
マスタよりスレーブへデータを転送する場合、スレーブに対して“ENQ”コードを送信する。
スレーブは、“ENQ”コードを受信後、マスタに対して“ACK”コードを送信する。
マスタより“読出しコマンド”を送信する。
スレーブは、“読出しコマンド”受信後に“ACK”コードをマスタに送信する。
スレーブは、“読出しデータ”をマスタに対し送信する。
マスタ側では、何らかの原因によりデータ受信が行われなかった。
スレーブは、“読出しデータ”に対する応答コードが受信できないため、3秒後再度“読出しデータ”を送
信する。このシーケンスを3回繰り返す。
⑧ スレーブが3回再転送を行っても正常受信不可の場合、シーケンスを打ち切り制御を終了させる。
13
4.通信コマンドデータ形式
(1)送信データ、読出しコマンド(マスタ → スレーブ)
(a) コマンドデータは、ASCIIコードに変換し送信する。
(b) 通信バイト数は18バイトとする。
(c) 通信データ形式(送信順)
STX
1バイト
TEXTデータ
14バイト
ETX
1バイト
サム値
2バイト
18バイト
・STX(スタートコード)
: TEXTの開始を表すコード。
1バイト(02H)
: 送受信されるデータ。
14バイト(ASCIIコード)
: TEXTの終了を表すコード。
1 バイト(03H)
: STX、TEXTデータ、ETXの全データ加算値と(FFH)とのXOR結果とする。
2バイト(ASCIIコード)
・TEXTデータ
・ETX(エンドコード)
・サム値
(d) TEXTデータ形式詳細(送信順)
ステータス
2バイト
ID No.
2バイト
エリアアドレス
2バイト
相対 No.
2バイト
データ
2バイト×3
14バイト
・ステータス
・ID No.
・エリアアドレス
・相対 No.
・データ(注)
: 送信するデータのステータス情報。
2バイト(ASCIIコード)
EEPROMの書き込みに使用。
(0:書き込み無し、1:書き込み有り)
: カメラ固有の ID。
KP-FD500PCL/SCL、KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCL は(FFH)固定
2バイト(ASCIIコード)
: 送信データ(01H)と読出しコマンド(81H)の区別。
2バイト(ASCIIコード)
: 調整する項目毎にNo.をセットする(0~255まで)。
2バイト(ASCIIコード)
: 送信するデータをセットする。
2バイト×3(ASCIIコード)
14
(2) 読出し(受信)データ(スレーブ → マスタ)
(a) コマンドデータは、ASCIIコードに変換し送信する。
(b) 通信バイト数は10バイトとする。
(c) 通信データ形式(送信順)
STX
1バイト
ETX
1バイト
TEXTデータ
6バイト
サム値
2バイト
10バイト
・STX(スタートコード)
: TEXTの開始を表すコード。
1バイト(02H)
: 送受信されるデータ。
6バイト(ASCIIコード)
: TEXTの終了を表すコード。
1バイト(03H)
: STX、TEXTデータ、ETXの全データ加算値と(FFH)とのXOR結果とする。
2バイト(ASCIIコード)
・TEXTデータ
・ETX(エンドコード)
・サム値
(d) TEXTデータ形式詳細(送信順)
データ
2バイト×3
6バイト
・データ(注)
: 受信されたデータがセットされる。
2バイト×3(ASCIIコード)
(注)データ転送順について
エリアアドレス
データ種類
0x01(送信データ)
0x81(読出しコマンド)
コモンデータ
データバイト数
1st データ
2nd データ
3rd データ
1 バイト
2 バイト
3 バイト
データ
上位データ
最上位データ
0
下位データ
中位データ
0
0
下位データ
5.SUM 値の求め方
例
STX
02
1
STATUS
01
2
ID NO
FF
3
AREA ADDRESS
01
4
RELATIVE NO
04
5
00
6
DATA
00
7
00
ETX
SUM
03
28
1. STATUS から DATA までを ASCII コードにより、数値に変換する(STX と ETX はそのまま)。
'0'→(30)16
'1'→(31)16
'4'→(34)16
'F'→(46)16
STX:(02)16
ETX:(03)16
2. STX から ETX までを全て足し合わせる(1つずつ足す)。
(02)16+(30)16+(31)16+(46)16+(46)16+(30)16+(31)16+(30)16+(34)16+(30)16+(30)16+(30)16+(30)16+(30)16+(30)16+(03)16 =(2D7)16
STX
STATUS
ID
AREA
RELATIVE
DATA
ETX
3. 2 で出た答えと(FF)16 との XOR(Exclusive OR)をとり、出てきた答えの下2桁が SUM 値となる。
(2D7)16 と (FF)16 との XOR ⇒ (228)16
15
コマンドリスト
1.送信データ(設定コマンド、注意:1~7 及び SUM は ASCII コードに変換する必要があります)
1
3
4
5
6
7
ETX SUM
AREA
RELATIVE
STATUS ID NO.
DATA
ADDRESS
NO.
OFF
02
01
FF
01
04
00
00
00
03
28
FIXED
02
01
FF
01
04
01
00
00
03
27
MODE
1TRIG
02
01
FF
01
04
02
00
00
03
26
VD CONT
02
01
FF
01
04
04
00
00
03
24
TRIGGER
POSITIVE
02
01
FF
01
0F
00
00
00
03
16
POLARITY
NEGATIVE
02
01
FF
01
0F
01
00
00
03
15
CL-CC1
02
01
FF
01
05
00
00
00
03
26
SOURCE
12pin
02
01
FF
01
05
01
00
00
03
25
OFF
02
01
FF
01
06
00
00
00
03
26
OUTPUT SIGNAL
FLASH OUT
02
01
FF
01
06
01
00
00
03
25
VD
02
01
FF
01
06
02
00
00
03
24
OFF
02
01
FF
01
08
00
00
00
03
24
1/12 or 1/30
02
01
FF
01
08
01
00
00
03
23
1/60
02
01
FF
01
08
02
00
00
03
22
1/100
02
01
FF
01
08
03
00
00
03
21
1/250
02
01
FF
01
08
04
00
00
03
20
PRESET
SHUTTER
1/1000
02
01
FF
01
08
05
00
00
03
1F
SPEED (*1)
1/2000
02
01
FF
01
08
06
00
00
03
1E
1/10000
02
01
FF
01
08
07
00
00
03
1D
1/50000
02
01
FF
01
08
08
00
00
03
1C
VARIABLE (*2)
02
01
FF
01
08
FF
00
00
03
F8
VARIABLE VALUE MIN (1/100000(s)) 02
01
FF
01
11
00
00
00
03
2A
(2Byte) (*2)
MAX (10(s))
02
01
FF
01
11
06
00
00
03
1E
24bit
02
01
FF
01
14
00
00
00
03
27
DATA BIT
30bit
02
01
FF
01
14
01
00
00
03
26
36bit
02
01
FF
01
14
02
00
00
03
25
VD
02
01
FF
01
15
00
00
00
03
26
VD/FVAL
FVAL
02
01
FF
01
15
01
00
00
03
25
HD
02
01
FF
01
16
00
00
00
03
25
HD/LVAL
LVAL
02
01
FF
01
16
01
00
00
03
24
MIN (0)
02
01
FF
01
0C
00
00
00
03
19
GAIN( 2Byte) (*4)
MAX (336/503)
02
01
FF
01
0C
01
50/CE
00
03 13/F0
OFF
02
01
FF
01
23
00
00
00
03
27
MODE
ON
02
01
FF
01
23
01
00
00
03
26
GAMMA
MIN (0)
02
01
FF
01
24
00
00
00
03
26
LEVEL
MAX (255)
02
01
FF
01
24
FF
00
00
03
FA
OFF
02
01
FF
01
27
00
00
00
03
23
MODE
ON
02
01
FF
01
27
01
00
00
03
22
SHARPNESS
MIN (0)
02
01
FF
01
28
00
00
00
03
22
LEVEL
MAX (255)
02
01
FF
01
28
FF
00
00
03
F6
MIN (0)
02
01
FF
01
17
00
00
00
03
24
BRIGHTNESS
MAX (255)
02
01
FF
01
17
FF
00
00
03
F8
ON
02
01
FF
01
42
00
00
00
03
26
MODE
OFF
02
01
FF
01
42
01
00
00
03
25
MIN (0)
02
01
FF
01
43
00
00
00
03
25
KNEE
KNEE POINT
MAX (32)
02
01
FF
01
43
20
00
00
03
23
MIN (0)
02
01
FF
01
44
00
00
00
03
24
KNEE SLOPE
MAX (159)
02
01
FF
01
44
9F
00
00
03
05
OFF
02
01
FF
01
0B
00
00
00
03
1A
AGC
02
01
FF
01
0B
01
00
00
03
19
MODE
AES
02
01
FF
01
0B
02
00
00
03
18
ALC
AGC & AES
02
01
FF
01
0B
03
00
00
03
17
MIN (0)
02
01
FF
01
26
00
00
00
03
24
VIDEO LEVEL
MAX (255)
02
01
FF
01
26
FF
00
00
03
F8
(*1) SHUTTER SPEED の設定は、ONE トリガモード時もしくは AES が ON のときには無効になります。
(*2) VARIABLE を選択したときだけ、VARIABLE VALUE を設定できます。
(*3) VARIABLE VALUE は、000016~060016 の範囲で設定できます(シャッタスピードの設定値については 5~6 ページを参照)。
(*4) ALC MODE が OFF/AES のときの GAIN LEVEL 設定です。
000016~015016 (KP-FD500PCL/SCL)、000016~01CE16 (KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCL)の範囲で設定できます。
Item
2
STX
16
1
Item
STX
2
3
4
AREA
RELATIVE
STATUS ID NO.
ADDRESS
NO.
01
FF
01
29
01
FF
01
29
01
FF
01
29
01
FF
01
29
01
FF
01
2A
01
FF
01
2A
01
FF
01
2B
01
FF
01
2B
01
FF
01
31
01
FF
01
31
01
FF
01
32
01
FF
01
32
01
FF
01
33
01
FF
01
33
01
FF
01
34
01
FF
01
34
01
FF
01
35
01
FF
01
35
01
FF
01
36
01
FF
01
36
01
FF
01
37
01
FF
01
37
01
FF
01
38
01
FF
01
38
01
FF
01
39
01
FF
01
39
01
FF
01
3A
01
FF
01
3A
01
FF
01
3B
01
FF
01
3B
01
FF
01
3C
01
FF
01
3C
01
FF
01
3D
01
FF
01
3D
01
FF
01
3E
01
FF
01
3E
01
FF
01
3F
01
FF
01
3F
01
FF
01
40
01
FF
01
40
01
FF
01
41
01
FF
01
41
01
FF
01
1E
01
FF
01
1E
01
FF
01
1F
5
6
DATA
7
ETX
SUM
ATW
02
00
00
00 03
21
AWC
02
01
00
00
03
20
MODE
MANUAL
02
02
00
00
03
1F
AWC ADJUST (*5) 02
03
00
00
03
1E
WHITE
BALANCE
MIN (0)
02
00
00
00
03
19
R-GAIN
MAX (255)
02
FF
00
00
03
ED
MIN (0)
02
00
00
00
03
18
B-GAIN
MAX (255)
02
FF
00
00
03
EC
OFF
02
00
00
00
03
28
MODE
ON
02
01
00
00
03
27
MIN (0)
02
00
00
00
03
27
R-SATURATION
MAX (255)
02
FF
00
00
03
FB
MIN (0)
02
00
00
00
03
26
R-HUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
FA
MIN (0)
02
00
00
00
03
25
Cy-SATURATION
MAX (255)
02
FF
00
00
03
F9
MIN (0)
02
00
00
00
03
24
Cy-HUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
F8
MIN (0)
02
00
00
00
03
23
G-SATURATION
MAX (255)
02
FF
00
00
03
F7
MIN (0)
02
00
00
00
03
22
MASKING
G-HUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
F6
MIN (0)
02
00
00
00
03
21
Mg-SATURATION
MAX (255)
02
FF
00
00
03
F5
MIN (0)
02
00
00
00
03
20
Mg-HUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
F4
MIN (0)
02
00
00
00
03
18
B-SATURATION
MAX (255)
02
FF
00
00
03
EC
MIN (0)
02
00
00
00
03
17
B-HUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
EB
MIN (0)
02
00
00
00
03
16
Ye-SATURATION
MAX (255)
02
FF
00
00
03
EA
MIN (0)
02
00
00
00
03
15
Ye-HUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
E9
OFF
02
00
00
00
03
14
MODE
ON
02
01
00
00
03
13
MIN (0)
02
00
00
00
03
13
RED
MAX (255)
02
FF
00
00
03
E7
PAINT
BLACK
MIN (0)
02
00
00
00
03
28
GREEN
MAX (255)
02
FF
00
00
03
FC
MIN (0)
02
00
00
00
03
27
BLUE
MAX (255)
02
FF
00
00
03
FB
OFF
02
00
00
00
03
16
MODE
ON (*6)
02
01
00
00
03
15
MIN (1)
02
00
01
00
03
14
PARTIAL
START (*6)
MAX
08/04/04 02/C4/00
0B/FA
02
01
FF
01
1F
00
03
SCAN
(2050/1220/1024)
(*7)
(*7)
/11
MIN (1)
02
01
FF
01
20
00
01
00
03
29
WIDTH (*6) (*8)
MAX
08/04/04 02/C4/00
20/0F
02
01
FF
01
20
00
03
(2050/1220/1024)
(*7)
(*7)
/26
(*5) MODE が AWC のときに使用します。
(*6) PARTIAL SCAN の MODE を ON にしたときだけ、PARTIAL SCAN START/WIDTH が有効になります。
PARTIAL SCAN の START と WIDTH の合計は KP-FD500PCL/SCL: 80316、KP-FD202PCL/SCL: 4C516、KP-FD140PCL/SCL: 40116
を超えないようにしてください。
(*7) START/WIDTH MAX は KP-FD500PCL/SCL: 080216、KP-FD202PCL/SCL: 4C416、KP-FD140PCL/SCL: 40016 です。
(*8) WIDTH が 16(DATA:1016)以下のときは、AGC/AES が機能しない場合があります。
17
2.読出しコマンド(注意:1~7 及び SUM は ASCII コードに変換する必要があります)
Item
STX
MODE
POLARITY
PRESET
SHUTTER SPEED
VARIABLE VALUE
DATA BIT
VD / FVAL
HD / LVAL
GAIN LEVEL
MODE
GAMMA
LEVEL
MODE
SHARPNESS
LEVEL
BRIGHTNESS
MODE
ALC
VIDEOLEVEL
MODE
WHITE BALANCE
R-GAIN
B-GAIN
MODE
R-SATURATION
R-HUE
Cy-SATURATION
Cy-HUE
G-SATURATION
MASKING
G-HUE
Mg-SATURATION
Mg-HUE
B-SATURATION
B-HUE
Ye-SATURATION
Ye-HUE
MODE
RED
PAINT BLACK
GREEN
BLUE
MODE
PARTIAL SCAN
START
WIDTH
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
02
TRIGGER
1
2
STATUS
ID NO.
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
FF
3
4
AREA
RELATIVE
ADDRESS
NO.
81
04
81
0F
81
08
81
11
81
14
81
15
81
16
81
0D
81
23
81
24
81
27
81
28
81
17
81
0C
81
26
81
29
81
2A
81
2B
81
31
81
32
81
33
81
34
81
35
81
36
81
37
81
38
81
39
81
3A
81
3B
81
3C
81
3D
81
3E
81
3F
81
40
81
41
81
1E
81
1F
81
20
5
6
7
DATA
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
00
ETX
SUM
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
03
21
10
1D
23
20
1F
1E
11
20
1F
1C
1B
1D
12
1D
1A
12
11
21
20
1F
1E
1D
1C
1B
1A
19
11
10
0F
0E
0E
0C
21
20
0F
0E
23
スレーブからの読出しデータは「リモートコントロール」の「4.通信コマンドデータ形式(2)」(15 ページ)に従います。
18
カメラリンク出力タイミングチャート
1.水平タイミング
KP-FD500PCL/SCL: 2568 clk
KP-FD202PCL/SCL: 1920 clk
KP-FD140PCL/SCL: 1790 clk
KP-FD500PCL/SCL: 2448 clk
KP-FD202PCL/SCL: 1620 clk
KP-FD140PCL/SCL: 1360 clk
VIDEO
Active Picture
LVAL
HD
(B)
(A)
(C)
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
(A)
8 clk
100 clk
130 clk
(B)
100 clk
100 clk
100 clk
(C)
12 clk
100 clk
200 clk
1 clk
15.625 ns
13.889 ns
17.361 ns
2.垂直タイミング
KP-FD500PCL/SCL: 2079 H
KP-FD202PCL/SCL: 1252 H
KP-FD140PCL/SCL: 1068 H
KP-FD500PCL/SCL: 2050 H
KP-FD202PCL/SCL: 1220 H
KP-FD140PCL/SCL: 1024 H
Active Picture
VIDEO
FVAL
VD
(B)
(A)
(C)
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
(A)
10 H
12 H
24 H
(B)
3H
3H
3H
(C)
16 H
17 H
17 H
1H
2568 clk = 40.125 μs
1920 clk = 26.667 μs
1790 clk = 31.076 μs
19
3.LVDS シリアルデータ出力パルス位置
(1)Base Configuration
(a)24bit
D.OUT 1
TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)
KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)
KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)
CLKX
Previous Cycle
Next Cycle
X3
R7-1
R6-1
N.U.
B7
X2
B3-1
B2-1
N.U.
FVAL
LVAL
(VD)
(HD)
B6
G7
G6
R7
R6
B5
B4
B3
B2
X1
G2-1
G1-1
B1
B0
G5
G4
G3
G2
G1
X0
R1-1
R0-1
G0
R5
R4
R3
R2
R1
R0
N.U.: Not used
※Base configuration でご使用するときは、ケーブルは必ず D.OUT1 に接続してください。
D.OUT2 に接続した場合機械が故障する恐れがあります。
20
(2)Medium Configuration
(a)30bit
D.OUT 1
TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)
KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)
KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)
CLKX
Previous Cycle
Next Cycle
X3
R7-1
R6-1
N.U.
B7
B6
N.U.
N.U.
R7
R6
X2
B3-1
B2-1
N.U.
FVAL
LVAL
B5
B4
B3
B2
(VD)
(HD)
X1
N.U.
R9-1
B1
B0
B9
B8
N.U.
N.U.
R9
X0
R1-1
R0-1
R8
R5
R4
R3
R2
R1
R0
N.U.: Not used
D.OUT 2
TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)
KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)
KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)
CLKY
Previous Cycle
Next Cycle
Y3
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
Y2
N.U.
N.U.
N.U.
FVAL
LVAL
(VD)
(HD)
G7
G6
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
Y1
G2-1
G1-1
G9
G8
G5
G4
G3
G2
G1
Y0
N.U.
N.U.
G0
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.: Not used
21
(b)36bit
D.OUT 1
TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)
KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)
KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)
CLKX
Previous Cycle
Next Cycle
X3
R7-1
R6-1
N.U.
B7
B6
B11
B10
R7
R6
X2
B3-1
B2-1
N.U.
FVAL
LVAL
B5
B4
B3
B2
(VD)
(HD)
X1
R10-1
R9-1
B1
B0
B9
B8
R11
R10
R9
X0
R1-1
R0-1
R8
R5
R4
R3
R2
R1
R0
N.U.: Not used
D.OUT 2
TCLK KP-FD500PCL/SCL: 15.625ns (64.0000MHz)
KP-FD202PCL/SCL: 13.889ns (72.0000MHz)
KP-FD140PCL/SCL: 17.361ns (57.6000MHz)
CLKY
Previous Cycle
Next Cycle
Y3
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
Y2
G11-1
G10-1
N.U.
FVAL
LVAL
(VD)
(HD)
G7
G6
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
G11
G10
Y1
G2-1
G1-1
G9
G8
G5
G4
G3
G2
G1
Y0
N.U.
N.U.
G0
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.
N.U.: Not used
22
トリガ動作とタイミングチャート
1.ノーマルモード
Shutter time
(Camera setting value)
Shutter time
Data output
(*1)
VD
FVAL
(*2)
(*3)
3H
(*4)
ノーマルモード時
KP-FD500PCL/SCL
*1
2079H
*2
10H
*3
16H
*4
2050H
KP-FD202PCL/SCL
1252H
12H
17H
1220H
KP-FD140PCL/SCL
1068H
24H
17H
1024H
パーシャルスキャン時
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
*1
(20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H
(22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H
(22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H
*2 (1+(2071-取込み幅)/4-取込みスタート位置/4) H (2+(1232-取込み幅)/10-取込みスタート位置/10) H (2+(1048-取込み幅)/10-取込みスタート位置/10) H
*3
(16+取込みスタート位置/4) H
(17+取込みスタート位置/10) H
(17+取込みスタート位置/10) H
*4
取込み幅 H
取込み幅 H
取込み幅 H
※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」は
2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)
以下で使用ください。
※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。
23
パーシャルスキャン時に取込み幅から総ライン数およびフレームレートを求める式は次のとおりになります。
・KP-FD500PCL/SCL
総ライン数 = 20 + 取込み幅 + (2071 - 取込み幅) / 4 ・・・ 小数点以下切捨て
フレームレート = (64000000 / 2568) / 総ライン数
50
フレームレート [fps]
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
0
500
1000
1500
2000
取込み幅 [H]
・KP-FD202PCL/SCL
総ライン数 = 22 + 取込み幅 + (1232 - 取込み幅) / 10 ・・・ 小数点以下切捨て
フレームレート = (72000000 / 1920) / 総ライン数
300
フレームレート [fps]
250
200
150
100
50
0
0
200
400
600
取込み幅 [H]
800
1000
1200
・KP-FD140PCL/SCL
総ライン数 = 22 + 取込み幅 + (1048 - 取込み幅) / 10 ・・・ 小数点以下切捨て
フレームレート = (57600000 / 1790) / 総ライン数
300
フレームレート [fps]
250
200
150
100
50
0
0
200
400
600
取込み幅 [H]
800
1000
24
2.固定シャッタモード
外部トリガ信号がPOSITIVE (High active)の場合、トリガ信号の立ち上がりで露光を開始します。設定されたシャッタスピードの
間露光し、露光が終わると内部VD信号がリセットされ、画像データを転送します。
Trigger input
(POS)
High
Low
More than T (*1)
More than 10μs
Shutter time
(Camera setting value)
Shutter time
KP-FD500PCL/SCL: 0.47μs
KP-FD202PCL/SCL: 0.22μs
KP-FD140PCL/SCL: 0.28μs
Strobe output
Data output
(*3)
3H
VD
(*2)
FVAL
ノーマルモード時
KP-FD500PCL/SCL
*1
T = 2079H
*2
16H
*3
2050H
KP-FD202PCL/SCL
T = 1252H
17H
1220H
KP-FD140PCL/SCL
T = 1068H
17H
1024H
パーシャルスキャン時
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
*1 T = (20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H T = (22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H T = (22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H
*2
(16+取込みスタート位置/4) H
(17+取込みスタート位置/10) H
(17+取込みスタート位置/10) H
*3
取込み幅 H
取込み幅 H
取込み幅 H
※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」は
2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)
以下で使用ください。
※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。
25
3.ONEトリガモード
外部トリガ信号がPOSITIVE (High active)の場合、トリガ信号の立ち上がりから立ち下がりまでの時間で、露光時間を決めます。
トリガ信号の立ち下がりで、内部VD信号がリセットされ、画像データを転送します。
More than T (*1)
Trigger input
(POS)
High
Low
More than
10μs
Shutter time
(Integration time)
Shutter time
(*2)
(*3)
Strobe output
Data output
3H
(*5)
VD
(*4)
FVAL
(*2) KP-FD500PCL/SCL: 0.47μs
KP-FD202PCL/SCL: 0.22μs
KP-FD140PCL/SCL: 0.28μs
(*3) KP-FD500PCL/SCL: T2 = 34.0μs
KP-FD202PCL/SCL: T2 = 17.4μs
KP-FD140PCL/SCL: T2 = 15.6μs
ノーマルモード時
KP-FD500PCL/SCL
*1
T = 2079H
*4
16H
*5
2050H
KP-FD202PCL/SCL
T = 1252H
17H
1220H
KP-FD140PCL/SCL
T = 1068H
17H
1024H
パーシャルスキャン時
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
*1 T = (20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H T = (22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H T = (22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H
*4
(16+取込みスタート位置/4) H
(17+取込みスタート位置/10) H
(17+取込みスタート位置/10) H
*5
取込み幅 H
取込み幅 H
取込み幅 H
※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」は
2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)
以下で使用ください。
※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。
26
4.VDリセット
入力VDの立下りで内部VD信号がリセットされ同期を取ります。露光時間は設定したシャッタスピードです。
VD (Trigger)
input (NEG)
High
Low
(*1)
Data output
(*3)
3H
Camera VD
3H
VD output
KP-FD500PCL/SCL: 0.42μs
KP-FD202PCL/SCL: 0.31μs
KP-FD140PCL/SCL: 0.38μs
ノーマルモード時
KP-FD500PCL/SCL
*1
2079H
*2
16H
*3
2050H
KP-FD202PCL/SCL
1252H
17H
1220H
KP-FD140PCL/SCL
1068H
17H
1024H
パーシャルスキャン時
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
*1
(20+取込み幅+(2071-取込み幅)/4) H
(22+取込み幅+(1232-取込み幅)/10) H
(22+取込み幅+(1048-取込み幅)/10) H
*2
(16+取込みスタート位置/4) H
(17+取込みスタート位置/10) H
(17+取込みスタート位置/10) H
*3
取込み幅 H
取込み幅 H
取込み幅 H
※パーシャルスキャン時の「取込み幅+取込みスタート位置」はそれぞれ
2051(KP-FD500PCL/SCL) 1221(KP-FD202PCL/SCL) 1025(KP-FD140PCL/SCL)
以下で使用ください。
※パーシャルスキャン時はFVALをご使用ください。
(注) カメラ動作モードに合わない周期の外部VDを入力すると、シャッタ時間に誤差が生じます。
入出力信号
1.入力信号
KP-FD500PCL/SCL、KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCLに入力するトリガ信号のレベルは次のとおりになります。
(1)CameraLinkコネクタから入力するとき
LVDSレベル
(2)DCIN12pinコネクタから入力するとき
Highレベル
:+2.5~+5.0V
Lowレベル
: 0~+0.3V
2.出力信号
KP-FD500PCL/SCL、KP-FD202PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCLから出力されるVD/ストロボ信号のレベルは次のとおりになり
ます。
Highレベル
:+5V
Lowレベル
: 0V
27
分光感度特性例
・KP-FD500PCL/SCL
1
0.9
G
R
Relative Response
0.8
0.7
B
0.6
0.5
IR cut filter
0.4
0.3
0.2
0.1
0
400
450
500
550
Wave Length (nm)
600
650
700
28
・KP-FD202PCL/SCL
1
0.8
R
G
0.9
B
Relative Response
0.7
0.6
IR cut filter
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
400
450
500
550
Wave Length (nm)
600
650
700
・KP-FD140PCL/SCL
1
G
0.9
R
B
0.8
Relative Response
0.7
0.6
IR cut filter
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
400
450
500
550
Wave Length (nm)
600
650
700
29
仕様
KP-FD500PCL/FD500SCL/FD202PCL/FD202SCL/FD140PCL/FD140SCLの仕様を示します。
KP-FD500PCL/SCL
KP-FD202PCL/SCL
KP-FD140PCL/SCL
1) 撮像素子
2/3型インターライン
1/1.8型インターライン
1/2型インターライン
転送方式CCD
転送方式CCD
転送方式CCD
総画素数
2536 (H) x 2068 (V)
1688 (H) x 1248 (V)
1434 (H) x 1050 (V)
有効画素数
2456 (H) x 2058 (V)
1628 (H) x 1236 (V)
1392 (H) x 1040 (V)
実効画素数
2448 (H) x 2050 (V)
1620 (H) x 1220 (V)
1360 (H) x 1024 (V)
画素ピッチ
3.45μm (H) x 3.45μm (V)
4.4μm (H) x 4.4μm (V)
4.65μm (H) x 4.65μm (V)
色フィルタ
RGB原色モザイクフィルタ
2) 撮像面積
8.45mm (H) x 7.07mm (V)
7.13mm (H) x 5.37mm (V)
6.32mm (H) x 4.76mm (V)
3) 走査方式
プログレッシブスキャン
4) アスペクト比
5:4
4:3
5) フレームレート
12フレーム/秒 (全画素読出し)
30フレーム/秒 (全画素読出し)
6) 水平駆動周波数
48.0000 MHz
72.0000 MHz
57.6000 MHz
7) 水平走査周波数
24.922 kHz
37.5 kHz
32.179 kHz
8) 垂直走査周波数
11.99 Hz
29.95 Hz
30.13 Hz
9) 同期方式
内部同期
10) レンズマウント
Cマウント
11) フランジバック
17.526mm(調整不可)
12) 映像出力
インタフェース
CameraLink 64.0000 MHz
CameraLink 72.0000 MHz
CameraLink 57.6000 MHz
Base / Medium configuration (注:デジタル出力のケーブル長は、MAX10mです)
2448 (H) x 2050 (V)
出力画像サイズ
1620 (H) x 1220 (V)
1360 (H) x 1024 (V)
(全画素読出し)
(全画素読出し)
(全画素読出し)
13) 感度
2000lx、F11、3200K
2000lx、F5.6 3200K
14) 最低被写体照度
5lx (F1.4、ゲイン最大)
10lx (F1.4、ゲイン最大)
15) 電子シャッタ
プリセット
1/12秒(KP-FD500PCL/SCL) or 1/30秒(KP-FD202PCL/SCL KP-FD140PCL/SCL)、
1/60秒、1/100秒、1/250秒、1/1000秒、1/2000秒、1/10000秒、1/50000秒
バリアブル
10~1/100000秒
16) フレームオンデマンド
モード
OFF(ノーマルモード)、固定シャッタモード、ONEトリガモード、VD同期モード
入力
CameraLink (CC1)もしくはDCIN/SYNCコネクタから入力
17) パーシャルスキャン
取込みスタート位置及び取込み間隔を1H刻みで設定
18) リモート制御
通信方式
調歩同期式
制御項目
TRIGGER、OUTPUT SIGNAL、SHUTTER SPEED、DATA BIT
VD/FVAL、HD/LVAL、GAIN LEVEL、GAMMA、SHARPNESS、BRIGHTNESS
KNEE、ALC、WHITE BALANCE、MASKING、PAINT BLACK、PARTIAL SCAN
19) 電源電圧
DC12V±1V
20) 消費電流
ノーマルモード
約310mA(約3.7W)
約340mA(約4.1W)
約300mA(約3.6W)
パーシャルスキャン
最大約380mA(約4.6W)
最大約415mA(約5.0W)
最大約320mA(約3.8W)
取込み幅:1H時
取込み幅:1H時
取込み幅:1H時
21) 周囲温湿度
性能維持
0~40℃ RH90%以下
動作維持
-10~50℃ RH90%以下
保存
-20~60℃ RH70%以下 (結露なきこと)
22) 耐振動性
10~55Hz(2.37~71.7m/s2) 1分の掃引 3方向 各30分間
23) 耐衝撃性
490.3m/ s2 (上下左右、各面1回)
24) 外形寸法
44(W) x 44(H) x 41(D) mm (突起部を除く)
25) 質量
約110g
26) 標準構成
カメラ本体、CD-ROM(取扱説明書、コントロールソフト)、構成表/保証書
30
±0.5
3×2-M3(DEPTH:3) 10.5
±0.5
±1
34
±1
21
NTS
25
・SCALE:
±0.5
・MASS:
g
・MASS: APPROX 110
APPROX 110g
・UHIT: mm
・UNIT: mm
・SCALE: NTS
SEE MANUAL
APERCEVOIR
MANUEL
外形寸法図
2-M2(DEPTH:3)
44
±0.5
28
±1.5
4-M3(DEPTH:6)
47
±0.5
22
6
0.5
40.5
44
U1
±0.5
D.OUT 2
25
DC IN/SYNC
±1
10
SER.NO.
2-M2(DEPTH:3)
±0.5
±1
34
PLATE,RATED
10.5
RoHS
±1
2-M3(DEPTH:3)
COLOR:BLACK 2.5
COLOR:BLACK
26
22
±0.5
28
±0.5
D.OUT 1
31
付属 CD-ROM
付属の CD-ROM は次のものが入っています。
○KP-FD500_202_140P(S)CL_OperationManual(E)/(J).pdf :カメラの取扱説明書(本書)です。和文と英文があります。
○KP-FD500_202_140P(S)CL_ControlManual(E)/(J).pdf
:カメラコントロールソフトのマニュアルです。和文と英文があります。
○KP-FDXXP(S)CL.exe
:カメラコントロールソフトです。
※同梱されたソフトに関する注意事項
① 同梱されたCD-ROMに含まれているコントロールソフトは、Windows 98/NT/2000/Me/XPに対応しています。それ以外の
OSでは動作は保証いたしません。
② コントロールソフトは、日立国際電気製カメラリンクカメラ専用となっていますので、異なるカメラで使用すると正常動作しな
い場合があります。
③ コントロールソフトで生じたお客様のハードウェアおよびソフトウェアの不具合、 損害につきましては、弊社は保証いたしま
せん。
32
〒101-8980 東京都千代田区外神田4-14-1 (秋葉原UDXビル11F) http://www.h-kokusai.com
放送・映像事業部 映像システム営業本部 開発営業部 (03) 6734-9540
東京 第一営業部 (03) 6734-9541 第二営業部 (03) 6734-9542
営業所
札 幌 電話(011) 233-6111
名古屋 電話(052) 223-2770
高
仙 台 電話(022) 723-1800
金 沢 電話(076) 265-7098
福
新 潟 電話(025) 244-4000
大 阪 電話(06) 6920-6320
沖
水 戸 電話(029) 227-4820
広 島 電話(082) 506-2151
松 電話(087) 867-2300
岡 電話(092) 412-7600
縄 電話(098) 860-8706
33