6/6,7 Central Div. the 5th 「”イキナリ”講習会」後記

6/6,7 Central Div. the 5th 「”イキナリ”講習会」後記
祝!中部地区大会スタート
海沿いに建てられたリゾート施設、青い空と連立するヤシの木、まさに「リゾート気分♪」
心地良い海風もディスク大会となると「風よ静まれ!」と祈ることになります(笑)
2日目は少し和らいだものの、初日は“風を制する”ことが最大の課題でしたね。
事前に「講習会やります」のお知らせもなく、当日も「昼休みに時間があったら・・・」
くらいのカンジだったので、「やりたい方は」と募集してもピンとくることがなかったかも
しれませんが、土曜・日曜の両日において「グループレッスン」を行いましたので、ご参
加いただいた方の更なる理解のためにも、少し補足的に書き留めておきたいと思います。
【※内容は講習会参加者のみに理解できるようになっておりますので、ご了承ください】
★6/6(土)
「ディスタンス・トライアル参加者」及び「ディスタンス・ローリング参加者」限定対象
テーマ:
「風に向かって“投げる”
」
まずは QA から簡単に紹介します。
Q:ディスクの受け渡しがうまくできません
A:遊びの「ルール」を再確認しましょう。これは「ヒッパリッコ遊び」ではなく
「ディスク遊び」で、
「どうやって遊ぶのか」を丁寧に教えてあげてください。
Q:戻りが遅いのはなぜでしょう
A:遊びが楽しくなってくると自然に戻りも早くなってきます。人と一緒に遊ぶの
が『楽しい!』と犬に思わせるように、人間も(頑張って)遊んでください。
Q:練習では持ってくるのに、ゲームになるとディスクを持ってこないのはなぜ?
A:練習と本番とで人の“意気込み”が違うと、犬は敏感にそれを感じ取ります。
本番でも練習と同じ遊びになるように、人も犬も場馴れしていきましょう。
Q:犬がいないと理想的なスローイングができるのに犬と一緒だと投げられません
A:人だけで練習する時も、常に犬の動きをイメージしながら投げてみましょう。
犬と一緒に練習するときも、焦らずゆっくり投げることを意識してください。
次にアドバイス(自分に言われたことを覚えていますか?)
・遠くに投げることより目標に向かって投げること
・ディスクを回転させるためにはしっかりと手首を巻き込むこと
・向かい風に向かって投げる時には「おへそ」を意識すること
・投げる力が弱い場合は、体全体の“ひねり”を使って投げること
・子どもに上手くなってもらいたければ、正しい投げ方を教えて、できたら褒めること
・「一緒に遊ぶ」とは「一緒に動く」ことと「一緒に楽しむ」こと
・心の中で「いぃぃぃ~ちぃ・にぃぃぃぃ~ぃ・さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」と数えること
・大切なのは遠くまで飛ばせることではなく、犬がキャッチできるディスクを投げること
★6/7(日)
これからフリースタイルをやってみたい方対象(無理矢理参加させられた方はスミマセン)
テーマ:
「とりあえず“やってみる”」
「ディスクを“こんなかんじ”で“ここ”を“こういうふうに”持って、
“こう”ならない
ように“こうやって”投げます。」と説明されて、イメージが伝わるでしょうか?
今回の“イキナリ講習会”は、そんなカンジでしたね(笑)
犬を出さずに人のパートだけの練習をしていただきましたが、実際に犬と一緒にプレー
するとなると、更なる「?」が沢山でてくると思います。
是非!そこで立ち止まってしまわず、誰かにアドバイスを求めてください。
K9 に来ているプレーヤーたちはみんな、新しい仲間を温かく迎えてくれるはずです!
講習会でお伝えしたことは
・フリースタイルを始めた時に犬が陥りやすい心理状態について
・「その時」どうするか?
・犬に複数枚のディスクで遊ぶことを伝える(3つの「コトバ」
)
・キャッチを成立させるために必要なこと(トスキャッチのやりかた)
・人が積極的に動く
・一番大切なことは「褒める」こと
・複数のディスクを片手で持つコツ
・「ディスクをカッコよく拾う」
以上
人がそれぞれ違うように、犬種が同じ犬でも個体差があり、ペアとなると1つとして同じ
ペアはありません。
講習会では「そのペア」に合ったアドバイスを、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。
みなさまのご参加をお待ちしております。
文責 Pinup Poodles 松田 実加