無料職業紹介システム構築委託業務仕様書

無料職業紹介システム構築委託業務仕様書
この仕様書は、南風原町が委託する標記事業について適用する。
1 委託業務名
無料職業紹介システム構築委託業務
2 システム要件
システム設計、サイト設計を行うにあたっては、別紙1「仕様書補足説明資料」及び下
記用件を考慮し、提案を行うこと。
(1)基本要件
ア高い安全性と信頼性を有し、維持管理が容易であること。
イコンピュータに関する専門知識を有しない一般利用者でも比較的簡単に操作でき
るように画面構成が配慮され、統一性のとれた操作が確保されていること。
(2)システム環境構築・提供
アー般的に調達可能なサーバで稼働し、サーバ 0S、ソフト、無停電電源装置、サ
ーバ(タワ一型を除く。)等(新規調達)を備え、公開サーバとデータベースサー
バに分けて本町サーバ室に格納すること。ただし、サーバ等は6 U 以下の構成と
すること。
イ本町に設置されている既存の LAN 上に構築し、既存クライアントにより全機能
が利用できる Web 型のシステムであり、プラグィン等の制約が原則として必要な
いもの。
ウ事故などによる障害の復旧が確実に短期間で行えるよう対策を講じていること。
エドメイン設定、サーバ設定費用など全ての設定にかかる初期費用を含めること。
オその他、庁舎外で構築する提案も可能とする。
(3)機能要件
アアクセス権限機能
雇用支援担当者以外の更新及び閲覧を禁止するための機能(1D,パスワード)を有す
ること。
イ求職者利用機能
(ア)求職者の基本情報(氏名、住所、連絡先、資格等)の登録・更新ができること。
また登録情報を検索し参照できること。
(イ)就労状態(就労中、未就労)が分かること。また、過去における採用履歴が参
照できること。
ウ求人企業利用機能
求職者を求める求人企業の基本情報(会社名、事業内容、連絡先、条件等)の登録
・更新ができること。また、登録情報を検索し参照できること。
工情報配信
登録された求職者及び求人企業の情報をインターネット上で公開(参照)、停止が
任意に設定できること。(但し、個人情報の公開は省く)
オ受付機能
受付にっいては、インターネットからでも可能なこと。また、受付けた佶報は審査
後、公開するために承認機能を有すること。
力統計情穀
登録された求職者及び求人企業の情報や件数など、統計情穀の帳票出力及び CSV
出力できること。
(3)保守・運用サポート要件
ア初期コンテンツ等の作製サポートを行うこと。
イ本システムが漏えいや改ざん等の不正アクセスが生じないようにするため常に
最新のセキュリティ対策を行い、運用開始後も必要の都度、対策を実施すること。
(環境の確保にあたって必要な場合は、本町の指定するネットワーク保守業者と協
力して対応すること。)
ウ障害が発生した場合は、速やかに原因を調査し復旧にっいて本町と協議を行った
うぇで復旧作業を実施すること。
エシステムに係る管理者向けのマニュアル及び利用者向けマニュアルを電子ファイ
ルで納入すること。
オシステム稼働時は正常な動作確認ができるまで、納入場所で直接対応すること。
カサポートに係る連絡体制について、本町に書面で提出すること。
キ運用の中で生じた要望、不具合報告などを書面で取り交わし、迅速かっ適切な対
応をとり、書面にて完了報告を提出すること。
(4)操作研修の要件
システム管理者向け及び担当者向けの研修を実施すること。
(5)ライセンス要件
アシステムの稼働に必要なソフトゥエアのライセンス取得に係る費用は、全て導入
経費に含まれるものとする。
イデータベースはフリーライセンス等とし、クライアントの増設によって追加費用
が発生しないこと。
3 成果品
下記に示すドキュメントについて適時、 遅延なく提出すること。
紙媒体
立口
2
(2)運用計画書
K
a)ソフトウェア及びデータ
電子媒体
一式
一式
(3)システム設定書
2部
一式
(4)システム構成図
2部
一式
(5)運用操作マニュアル(一般向け/管理者向け)
(6)業務実績報告書
2
2部
一式
2部
一式
4 委託料の支払い
受託者は、業務実績報告書を提出した後、委託料の支払いを請求するものとする。
5 委託の解除
町は、受託者が委託契約の内容に違反したとき、又は委託事業の遂行が困難であると契
めたときは、契約の解除や経費の全部又は一部について返還を命ずることができる。
6 事業内容の変更等
受託者は、事業の実施内容の主たる事項に係る変更を行おうとするときは、事前の業務
委託変更協議書により協議するものとする。
7 その他
(1)町は、受託者が実施した事業内容が当該事業目的に反すると認められるときは、必
要な是正処置を講ずるよう求めることができる。
(2)町は委託事業の実施に当たり、受託者の求めに応じて指導・助言を行うとともに、
その効果的な運営を図るため協力する。
(3)町は、必要に応じ、本委託事業の実施状況及び経理状況にっいて、実態調査を行う
ことができる。
(4)この仕様書に定めるもののほか、必要な事項にっいては、町と受託者双方協議のう
え定めるものとする。
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