弊社工場におけるガス発生事故について(第4報)

報道関係各位
2016 年 7 月 21 日
愛知技研株式会社
弊社工場におけるガス発生事故について(第4報)
2016 年 7 月 6 日に弊社の第4工場(愛知県刈谷市一ツ木町)で発生しましたガス発生事故につ
きまして、近隣の皆様には多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上
げます。
今回のことを厳粛に受け止め、今後このようなことを起こさぬよう、再発防止のための対策の
実施、ならびに全従業員に対して安全管理を徹底指導してまいります。
1.事故の発生原因、被害について
7 月 6 日 15 時 50 分頃、弊社工場内の無電解ニッケルめっき 2 号ラインにおいて、機械バルブ
の誤操作により、ニッケルめっき液に硝酸を誤混入させたため二酸化窒素が発生し、建物外へガ
スを流出させてしまいました。
その後、同日 19 時 00 分頃、消防当局と現地の調査を行い、発生エリアも安全基準に達したこ
とを確認しております。
また、従業員と関係会社社員の計 5 名が病院で検査を受けましたが、健康被害がないことが確
認されております。建屋・設備にも被害はなく、7 月 6 日深夜から生産を再開し、7 月 7 日 14 時
55 分に全面再開いたしました。
2.地域への説明について
事故発生当日に近隣住民の皆様(58 戸と 2 社)にお詫びにご訪問させていただきました。また、
7 月 12 日に「弊社工場におけるガス発生事故についてのお詫び」を一ツ木町内に回覧していただ
くとともに、7 月 13 日より発生当日の訪問対象から拡げ、近隣の 377 戸にお詫びのご訪問をさせ
ていただいております。
3.再発防止策について
再発防止策としては、ハード対策として「操作対象のバルブを間違った場合でも、めっき液と
硝酸の誤混入を防止する機構」を 8 月 20 日までに当該ラインに、10 月末までに全社の類似ライ
ンに導入します。
また、ソフト対策として「安全防災意識を維持できる作業者・監督者への再教育」や、管理体
制の強化として「めっき液等の移送作業時の 2 人作業化」と「作業要領書見直し、ならびに液送
り作業チェックシートの作成・運用」を 7 月 20 日までに実施し、事故を二度と発生させないよう、
物的・人的の両面で再発防止を図ってまいります。
以上
お問い合わせ:
愛知技研株式会社
総務部
0566-23-2731