施工・使用上の諸注意 カーポート・サイクルポート

施工上の諸注意 カーポート・サイクルポート・アプローチ
■カーポート・サイクルポート・アプローチの
設置条件
以下の項目を考慮して設置場所を決めてください。
1. 本製品は地上階に取付けられる設計となっております。2階以上の
高所に取付けると強風により製品が破損する恐れがあります。
2. 母屋の屋根からの雪が直接落ちない場所に設置してください。
落雪により製品が破損する恐れがあります。
3. 柱の移動は、当社指定範囲内にしてください。
4. それぞれの地域に対応したカーポート・サイクルポートをお選び
ください。
5. 片側支持タイプ
(サイクルポートはオープンタイプ、1面囲いタイプ)
の
場合、
場合、風の強い場所ではサポー
サポートで製品の補強をしてください。
6. 崖っぷちなどの高低差のある場所には設置しないでください。
7. 片側支持タイプ
(サイクルポートはオープンタイプ、1面囲いタイプ)
の場合、
の場合、風当たりの強い場所ではサポー
サポートで製品の補強をする
で製品の補強をするとと
もに、
もに、風にあおられない向きに取付けてください。
(例1)
丘陵地
(例2)
田畑・野原・風を防げる物のない平地に隣接した場所や海
岸沿い等片側支持タイプにサイドスクリーンを付ける場合には、
必ず補助柱を取付けてください。風にあおられ製品が破損する
恐れがあります。
8.屋根設置時(イオリ)
最 後のパネルは柱 外からの施 工になりますので十 分な施 工ス
ペースを確保してください。
カーポート取付け地域対応表
商品名
強度区分
積雪量
600タイプ 1500タイプ 3000タイプ
20㎝以下
イオリ
○
サーフポートⅢ
○
エックスルーフ
○
マルチスクエア
○
50㎝以下 100㎝以下
■施工上のご注意
■使用上のご注意
■メンテナンス
1. 基礎については、以下の項目を考慮して施工してください。
①基礎は当社指定寸法以上にしてください。
②基礎参考図は長期地耐力50kN/㎡時の基礎サイズ設定になって
います。
③コンクリート土 間がある場 合と無い場 合では、基 礎の大きさが
異なりますので注意願います。
④コンクリート土間がある場合の基礎形状は下記の施工条件の場合
のみ適用可能です。
(1)
土間コンクリートの厚さが100㎜以上であること。
(2)
鉄筋・溶接金網が配置されていること。
(3)
浮き上り防止の突起寸法は50㎜×50㎜以上とすること。
(4)基礎縁端部から土間外周部までの最小距離(縁端距離)
は、
200㎜以上あること。
但し、商品により寸法が異なりますので取付説明書をご参照
ください。
⑤基礎には海砂・急結材・凍結防止剤を使用しないでください。
日本エクステリア工業会 カーポート基礎共同研究会報告書より
2. 寒冷地で凍上の恐れのある地域に取付ける場合には、凍上線の下
まで基礎を設けてください。
3. みだりに改造・変更(階段屋根・母屋への取付け・四周の囲い等)
をしないでください。
4. 取付けは専門業者が行ってください。専門知識のない方が施工され
ますと不具合の原因となることがあります。
5. 製品腐食のおそれがありますので、下記事項をお守りください。
●絶縁処理
亜鉛・ステンレス以外の金属とアルミ形材が接触する場合は、絶縁
処理をしてください。
6. 水漏れのおそれがありますので、下記事項をお守りください。
●シーリングについて
シーリングは指定の箇所に必ず行ってください。
シリコーンシーリング材を使用する場合は、
ポリカーボネート板のひび
割れなどのおそれがありますので、当社指定の脱アルコール系シー
リング材を使用してください。
商品の破損による物の落下・人の転落の恐れがありますので、次の項目
を守ってください。
1. 商品の点検
定期的(年一回程度)
に、ねじ・ボルト類のゆるみを点検し締め直
してください。締め直してもがたつく場合は腐食の恐れがあります
の で 、お 買 い 求 め の 工 務 店 様・販 売 店 様または 弊 社 営 業
所へご連絡ください。
2. 商品のお手入れ
① パネル・波板
古くなったパネル・波板は、早めに交換してください。強風・衝撃
で破損しやすくなります。
②お手入れのご注意
洗剤は必ず中性洗剤をご使用ください。酸性・アルカリ性塩素系
薬品はアルミ形材・ステンレス部品の腐食や塗膜はがれを引き起
こしますので絶対に使用しないでください。誤って使用した場合
は、
すぐに大量の水で薬品を洗い流してください。
カーブポートシグマⅢ
○
レークポートシグマⅢ
○
テールポートシグマⅢ
○
レガーナポートシグマⅢ
○
ルーフポートシグマⅢ
○
レグナスポートシグマⅢ
○
カルエードシグマⅢ
○
信越化学工業
シーラント72
リベルポートシグマⅢ
○
東芝シリコーン※
トスシール380
東レ・ダウコーニング
SE960
シーリング材メーカー
テールポートシグマⅢ1500
○
ルーフポートシグマⅢ1500
○
リベルポートシグマⅢ1500
○
カルエードシグマⅢ1500
○
レグナスポートシグマⅢ3000
○
サイクルポート取付け地域対応表
商品名
強度区分 600タイプ 1500タイプ
積雪量
20㎝以下
○
○
レークパークシグマⅢ
○
品名および品番
※現在はモメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン
日本エクステリア工業会 カーポート基礎共同研究会報告書より
7.(イオリの施工について)柱・梁は大型形材ですので十分な人数(3
人以上)
を確保してください。キズ等にご注意ください。
8.(イオリの施工について)
屋根取付けの際、専用のジグを用意してく
ださい。
※市販の角材等にて製作してください。
[垂木・側枠開き防止]
㲈90
㲈90
30
42
① 下表の積雪量を超える前に雪下ろしをしてください。製品破損によ
る被害のおそれがあります。
●カーポート
積雪量
20㎝
20㎝
50㎝
100㎝
商 品 名
●サーフポートⅢ ●エックスルーフ ●マルチスクエア ●イオリ
●カーブポートシグマⅢ
●テールポートシグマⅢ
●ルーフポートシグマⅢ
●カルエードシグマⅢ
●レークポートシグマⅢ
●レガーナポートシグマⅢ
●レグナスポートシグマⅢ
●リベルポートシグマⅢ
●テールポートシグマⅢ1500
●カルエードシグマⅢ1500
●ルーフポートシグマⅢ1500
●リベルポートシグマⅢ1500
●レグナスポートシグマⅢ3000
●サイクルポート
積雪量
20㎝
商 品 名
●エックスルーフ
●カーブパークシグマⅢ
●レークパークシグマⅢ
ベンジン・シンナー・
トルエンなどの有機溶剤および有機溶剤入り
洗浄剤(ガラスクリーナー)
などをパネル・波板に使用しないでくだ
さい。ひび割れを発生させる場合があります。
金属製ブラシ・金ベラ等は、表面の塗膜を傷つけ劣化を早めます
ので使用しないでください。
雪の重さは、雪の状態により大きく変化します。特に春先の雪は重た
く、湿雪や降雨の後等は新雪に比べ3倍位の重さになります。
※積雪1cmあたり3kg/㎡
(比重0.3)
で算出しています。
(雪下ろしの際、絶対に水をかけないでください。雪がさらに重くなり
ます。)
② 当社指定の付属品以外は取付けないでください。
③ 屋根の上に物をのせないでください。
④ 屋根の上には絶対にのらないでください。
・ ボルト・ナット・ねじ等は絶対にゆるめないでください。
・ 片側支持の場合、積雪時・強風時には製品の補強のため、サポート
を使用してく
を使用してください。
・ 雪下ろしの際、金属製スコップ等を使用すると屋根材が割れたり
傷つく原因になります。プラスチック製のスコップ等で静かに行っ
てください。
・ 温度差による膨張・収縮により屋根材がこすれて音が発生する事
がまれにありますが、性能上問題はありません。
・
(イオ
イオリの場合)
温度差による膨張・収縮により屋根材が波打ちする事
が稀にありますが、性能上問題ありません。
・ 殺虫剤などをパネルに噴霧しないでください。ひび割れを発生させる
シマリ
※積雪量の
目安
新雪
締雪
ザラメ
粗目雪
「日本雪氷学会の分類名称」参照
場合があります。
ドレンエルボの
・ 降雪時期に凍結による破損のおそれがある場合は、
キャップを取外して下さい。
・ 降雪時期に凍結により縦樋が破損するおそれがある場合は、縦樋の
排水口が、雪や氷でふさがらないようにしてください。
⑤物干しの制限荷重は15kgです。
物干しの制限荷重は15kgです。
これ以上の重さをかけないでください。
商品が破損するおそれがあります。
雨樋
樋・
・形
形材
材・
・
雨
技術
術資
資料
料
技
雨
雨樋
樋・
・形
形材
材・
・
技
技術
術資
資料
料
エックスルーフ
カーブパークシグマⅢ
50㎝以下
施工・使用上の諸注意 カーポート・サイクルポート
42
556
㲈800
[側枠ズレ防止]
[後付ビード挿入]
㲈90
㲈200
㲈90
㲈50
50
㲈90
1286
商品の色は、印刷の特性上、実物とは多少異なる場合がありますのでご了承ください。
掲載価格には、消費税、組立代、取付費、運賃等は含まれておりません。
㲈10
㲈50
㲈300
1287