第1⼩委員会 各国(⽇⽶欧中、アジア等)におけるソフトウェア知財保護 MPFクレーム特許 判例ピックアップ (⽶国判決) (主に⽇⽶) ※Means-Plus-Function ピックアップした判例として・・・ 主な研究テーマとして・・・ ◆⽇本 29条1項柱書関連 ⽶国 ⽇本 知識データベース事件等 (平成26(⾏ケ)10014号) ◆⽶国 Alice / Digitech / Planet Bingo / BUYSAFE等 クレームにどのような⽂⾔/表現を ⽤いるとMPFクレームと判断されるのか? 欧州 ◆明確性(112¶2) アジア 諸国etc 101条関連 ◆MPF該当性(112¶6) MPFクレームと判断された場合、 クレームに対応する構造を明細書に どの程度記載していれば、 不明確との判断を免れ得るのか? 各国パブコメ対応 ■韓国特許庁審査基準におけるプログラム保護に対するパブコメ提出 (アジア戦略PG東アジアWGと連携) ■Alice事件に基づくUSPTOの101条審査ガイドラインへのパブコメ提出 ⇒主に“significantly more”の定義があいまいな点を指摘。 ⇒審査にバラつきの懸念と、事例や指針の提⽰を要望としてコメント。 ・・・その他、法改正や審査基準など特許庁ほか団体と意⾒交換会実施 第3⼩委員会 事業形態に応じた出願戦略の⽅向性に関する調査・研究 事業形態に応じたクレームのあり⽅とは? 知財管理誌投稿テーマについて 代表的IT企業の事例(訴訟やライセンス、ビジネス上の注⼒分野等)をもとに検証 クライアント-サーバ型 アプリ提供型 インストールアプリ スタンドアローン OS APP APP クレームカテゴリ別 メリット、デメリット (⽅法?システム?) クラウド Network/Communication Webダウンロード デバイス・装置提供型 ウェアラブル アプリ管理 端末 サーバ 顧客システム提供型 スマートフォン Webサービス提供型 顧客システム環境 APP APP 端末 端末 サーバ APP サーバ サブコンビネーション eコマース 損害論 (無償サービスのケース) 複数主体・域外問題 への対策 広告 第三者サーバ 侵害⽴証の容易さ クレームドラフティングに⼯夫はみられるか? (端末側で権利を 取得する⼯夫は?) 第2⼩委員会 「サービス・グローバル化時代の事業保護のあり⽅」に関する研究 • サービス産業⽣産性協議会「ハイ・サービス300選」※で サービスを守るには 選定された企業(269社)を対象にサービスと知的財産 権の関係を分析 ビジネスモデル特許? 要素技術特許? UI特許?意匠? ブランド戦略もあるか? • 選定企業を業種、サービス提供におけるIT利⽤の有無 で分類。抽出した特許等を収益源、サービス提供時期と の関係等様々な観点で整理・分析 ※ハイサービス300選とは、イノベーションや生産 性向上に役立つ先進的な取り組み(ベストプラク ティス)を行っている企業・団体が表彰・公表される。 選出は、中小サービス業と、とりわけ先駆的で他の 企業の模範となる取り組みを行っている大企業と から、四半期ごとに20~25社選ばれる。 評価ポイントにITが関連する企業102社の特許・商標・意匠出願数 1600 1400 1200 1000 800 600 ※「情報通信業」の特許と商標の出願件数の差 が2倍以下に対し、「運輸・郵便業」「農業・林業」 を除く他の業種においては、3倍から10倍の差が ⾒られる。 40社 400 16社 4社 200 7社 4社 12社 0 医療・福祉 宿泊・飲食 情報通信 2社 0社 学術研究 等 運輸・郵便 卸売・小売 ※IT利⽤が低い企業も含めると、更に商標出願 が増加し、特許出願との差が10倍以上となる。 尚、情報通信業についてはITの利⽤が低い企業 が少ないこともあるが、特許と商標の出願の差は 依然として2倍以下となっている。 11社 5社 1社 教育・学習 金融・保険 支援 農林 不動産・物 品賃貸 その他 特許出願 6 66 851 27 42 23 2 41 0 36 13 商標出願 19 199 1460 11 803 59 64 93 0 11 174 意匠出願 0 7 43 0 9 0 0 0 0 0 3 情報通信業で特許出願数が多い他、業種により商標出願件数に⼤きな違いがみられるなど、知財保護戦略に違いが⾒られる ハイサービス の観点 イノベータ型 企業名 科学的・工学的 アプローチ ニッチスペシャリスト型 企業名 マルチプレーヤー型 商標出願 特許出願 商標出願 特許出願 システム・ロケーション 12 12 ナビタイムジャパン 50 545 ヴァイタス 3 4 マミーズファミリー 7 ビッグ 旬材 3 1 亀田メディカルセンター 115 9 伊藤忠食品/オークネット サービスプロセスの ガリバーインターナショナル 改善 サイモンズ サービスの 高付加価値化 市場特性 IT利⽤有の102社を「ハイ・サービス300選」選定評価項⽬毎に分類し傾向を分析 商標出願 特許出願 アイスタイル 40 2 0 ハー・ストーリィ 14 0 11 0 プラネット 16 1 12 6 ワイズスタッフ 4 5 113 18 エコアライアンス 0 1 10 4 オイシックス 22 0 ぐるなび 299 55 ニワンゴ 88 204 クックパッド 31 0 インフォマート 74 1 フィデック 6 3 人材育成 地域貢献 企業名 ロック・フィールド 53 3 383 28 クリーク・アンド・リバー 13 3 大垣共立銀行 84 30 カルチュア・コンビニエンス・クラブ オウケイウェイヴ 48 22 TAC 0 1 ワークスアプリケーションズ 13 2 阿寒グランドホテル 4 0 あわわ 7 0 シーエムエー 4 0 パシフィックソフトウエア開発 0 2 差別化に寄与という観点から「科学的」「付加価値」の分類に属する企業から4社を選定し特許出願戦略を分析 2009 1 2 3 4 5 6 2010 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 分析事例:A社 6 7 2011 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 2012 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ○○サービス(2007/1/15~) △△サービス(2007/12/25~) □□サービス(2008/7/5~) ◇◇サービス(2009/11/14~) サービスと特許出願の 関係を分析 ☆☆サービス(2009/11/28~) 初期の出願とサービス開始以降の出願を ⽐較すると、サービス開始後は最も特徴 的な機能に関連する出願が増加している。 また、ユーザ操作・サービスに近い出願が 多く⾒られる。 ○○機能 出願① 出願② △△機能 出願③ プラットフォーム? 出願④ 出願後 □□機能 出願⑥ 出願⑦ 出願針 各社の出願実態に基づく出願戦略について知財管理に掲載予定
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