外外 科科 - 西宮市立中央病院

2009年度版
Nishinomiya Municipal Central Hospital
西宮市立中央病院
西宮市立中央病院
所在地
〒663-8014 兵庫県西宮市林田町8番24号
最寄りの駅
阪急電車 門戸厄神駅
東南へ徒歩10分
阪急バス
JR甲子園口駅前発
西宮市立中央病院前下車
電 話
他の交通機関
駐車スペース
0798-64-1515
阪急バス 西宮北口駅前発 西宮市立中央病院前下車
175台有り
高 度 な 医 療 を 優 し く 、確 実 に
平成21年10月作成
地域医療連携室
〒663-8014 西宮市林田町8番24号
TEL
(0798)
64−1515 FAX
(0798)
67−4811
FAX
(0798)
67−4896(地域医療連携室)
http://www.nishi.or.jp/~byouin/
目 次
ご挨拶……………………………………………………………………………………………1
病院の概要………………………………………………………………………………………2
フロアーのご案内………………………………………………………………………………3
施設認定…………………………………………………………………………………………4
外来診療科・一般外来…………………………………………………………………………5
専門外来…………………………………………………………………………………………6
救急体制…………………………………………………………………………………………7
セカンドオピニオン外来………………………………………………………………………8
各診療科のご案内
■内科(消化器・呼吸器・循環器・神経・糖尿病・内分泌内科)……………9∼12
■外科………………………………………………………………………………………13
■脳神経外科………………………………………………………………………………15
■整形外科…………………………………………………………………………………16
■小児科……………………………………………………………………………………17
■皮膚科……………………………………………………………………………………18
■泌尿器科…………………………………………………………………………………19
■眼科………………………………………………………………………………………20
■麻酔科・ペインクリニック……………………………………………………………21
■歯科口腔外科……………………………………………………………………………22
■臨床病理科………………………………………………………………………………22
■耳鼻咽喉科………………………………………………………………………………23
■放射線科…………………………………………………………………………………24
■婦人科……………………………………………………………………………………24
■内視鏡センター…………………………………………………………………………25
■消化器センター…………………………………………………………………………26
■呼吸器センター…………………………………………………………………………27
■糖尿病センター…………………………………………………………………………28
■リハビリテーションセンター…………………………………………………………29
その他部門のご紹介
■薬剤部……………………………………………………………………………………30
■臨床検査科………………………………………………………………………………31
■外来化学療法室…………………………………………………………………………32
■看護部……………………………………………………………………………………33
■緩和ケアチーム…………………………………………………………………………34
■栄養………………………………………………………………………………………35
■NST ……………………………………………………………………………………3
7
■ICT(感染対策チーム) ………………………………………………………………38
■医療安全対策室…………………………………………………………………………39
開放型病院ご利用の手引き……………………………………………………………………40
検査予約システムの導入について……………………………………………………………41
放射線科検査受付………………………………………………………………………………42
内視鏡検査受付…………………………………………………………………………………43
人間ドックのご案内……………………………………………………………………………44
地域医療連携室での
ご紹介・ご予約患者様承りについて…………………………………………………………46
患者様のご紹介から受診までのご案内………………………………………………………47
診療情報提供書…………………………………………………………………………………48
診療情報提供書(栄養指導用)………………………………………………………………49
内視鏡検査申込書(診療情報提供書)………………………………………………………50
ご挨拶
病院長
左近
賢人
従来の医療の激変時代に加え、アメリカ発の経済不況が加わり、さらに新型インフルエンザと外的要因の嵐
です。しかし、過去を振り返りますと、安定した時代というのは極めて短く、いつも変動しているのが人類の
歴史と言えます。病院はもちろん、われわれ個人の人生においてさえそうであると思います。その根本原因は
まさに科学の進歩に伴う、社会構造や体制における「ずれ」と言えます。つまり、医療の進歩や社会体制の変
化にこれまでの体制や制度が対応できず、矛盾が感じられることにあります。この様な状況下、本院では「高
度な医療を優しく、安全に」を基本コンセプトとし、患者さんを中心に変化することを第一と考え、ハードと
ソフトの両面で診療機能の重点化を図ってきました。
院内の診療機能に基づいたセンター化はその一つです。
「内視鏡センター」
、「消化器センター」
、「呼吸器セ
ンター」
、
「外来化学療法室」などに加え、
「糖尿病センター」が今年度発足しました。その特徴は市民病院と
して地域に根ざすとともに、多職種の参加の下、最先端に挑戦するという明確な目的を設定していることです。
内視鏡センターや消化器病センター、さらに低侵襲手術はマスコミでも取り上げられてきましたが、最近では
「糖尿病センター」の診療内容が県内外でも認知されるようになり、講演などを通して紹介できるようになり
ました。
阪神間、特に西宮市では緩和病床が圧倒的に不足しています。緩和病棟の設置にはいろいろ問題があるにし
ても、非常に多くの方が癌にかかる現実を考えれば、この問題は医療だけでなく、社会全体の問題と考えられ
ます。人間としての感性、さらに地域社会の成熟度を反映しているといえます。当院では「緩和チーム」を中
心にスタッフの教育につとめ、布石となる緩和病床2床を設けることができました。僅か2床と思われる方も
おられるかもしれません。しかし、
見かけの箱を作るのでなく、実情に応じて診療体制が整えられ、着実にスタ
ッフの技量が進歩している現状は非常に頼もしく、これこそが本来あるべき姿と感じています。大きな第一歩
と考えています。県外からの患者さんも入院されましたが、市内の患者さんもご紹介いただければと存じます。
昨年度の電子カルテの導入に加え、今年度は病院機能評価(Ver5.
0)にも認定されました。患者サービス
の向上が期待されますが、さらなる改善をソフトの面から持続していく予定です。
地域医療は言うまでもなく病診・病病連携が基本です。なかでも救急の患者さんに対する対応は大きな問題
です。このような背景から、内科・外科の診療機能や夜間のCTや検査体制を重点化し、少しずつですが救急
体制の基盤を改善してまいりました。現在、平日の午後9時まで、また土曜日は午前中にご連絡いただければ、
内科・外科2次救急の受け入れは可能です。特に消化器の救急患者さんには手術を含めて対応可能となりまし
た。ご紹介の程、宜しくお願いします。
1
病院の概要
名
称
西宮市立中央病院
NISHINOMIYA MUNICIPAL CENTRAL HOSPITAL
診療科目
内科、外科、整形外科、脳神経外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、
婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線科、歯科口腔外科、臨床病理科、
許可病床数
2
5
7床
外来診療日
月曜日∼金曜日
一般外来 (初診・再診)
受付時間
午前8時30分∼午前11時
※小児科午後一般外来…木曜日のみ
受付時間
午後1時30分∼午後3時30分
専門外来
受付時間
休 診
日
午後1時∼午後3時
土曜日、日曜日、国民の祝日
年末年始(1
2月2
9日∼1月3日)
2
フロアーのご案内
西
側
東
側
6 階
[6階病棟]
小児科・成人混合・緩和病床
5 階
[5階病棟]
内科・呼吸器センター
4 階
消化器センター[4階東病棟]
[4階西病棟]
整形外科・皮膚科・口腔外科・眼科
外科・泌尿器科・消化器内科
内科・麻酔科・泌尿器科
消化器外科
3 階
管理部門
図書室
開放型病院登録医更衣室
2 階
中 央
材
料
室
人 間
ド
ッ
ク
臨
中 央
手
術
室
心
床
検
電
査
婦
耳 鼻
小
内視鏡
室
図
室
1 階
健康管理センター
整 形 外 科
リハビリセンター
救
室
ペインクリニック
地域医療連携室
サポートセンター
予約センター
入退院受付
人
咽 喉
児
センタ
科
科
科
ー
室
内
科
脳神経外科
糖尿病センター
薬 剤
部
医事課(グループ)
食
堂
ライナック治療室
喫
茶
売
店
守
急
衛
地 下
消化器センター
外来化学
療法室
外科 脳神経外科
◆ ◆
◆
皮膚科
◆
処置室
外来受付②
外来受付①
内科
◆
再診
◆
眼
科
泌
尿
器
科
歯 科 口 腔 外 科
外
科
消化器センター
放 射 線 科
総合処置室
1階略図
初診
◆
凡 例
WC トイレ
外来採血室
WC
糖
尿
病
セ
ン
タ
ー
CT・MRI受付
◆
予
約
セ
ン
タ
ー
セ患
ン者
タサ
ーポ
ー
ト
◆
電
薬交付口 話
放射線科
受付
◆
薬剤部
WC
◆料金計算
入
退
守 院
衛 出
室 入
口
↓
◆銀行
医事課
入退院
受付
◆ ◆
EV
EV
EV
電話
麻酔科
◆
ペインクリニック
↑
救急入口
3
EV エレベーター
← 正面玄関
◆ 郵便ポスト
地域
医療
連携室
◆
◆
整形外科
WC
(車椅子用)
◆
リハビリテーション
受付
皮 膚
科
呼吸器センター
外来化学療法室
外来採血室
施設認定
日本内科学会認定内科専門医教育関連病院
日本呼吸器外科学会指導医制度関連施設
日本呼吸器学会認定施設
日本大腸肛門病学会専門医修練施設
日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設
日本麻酔学会認定施設
日本内分泌学会内分泌代謝科認定教育施設
日本ペインクリニック学会指定研修施設
日本糖尿病学会認定教育施設
日本整形外科学会認定医制度研修施設
日本外科学会認定医制度修練施設
日本泌尿器科学会専門医教育施設
日本外科学会外科専門医制度修練施設
日本眼科学会専門医制度研修施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本医学放射線学会放射線科専門医修練協力機関
日本消化器病学会専門医制度認定施設
日本IVR学会専門医修練施設
日本乳癌学会研修認定施設
日本病理学会登録施設
日本胸部外科学会認定医認定制度関連施設
マンモグラフィー検診施設画像認定施設
日本呼吸器外科学会専門医認定機構関連施設
臨床研修指定病院
主な医療機器
64列マルチスライスCT(X線コンピューター断層撮影装置)
MRI(磁気共鳴断層装置)
ライナック(放射線治療装置)
RI(核医学検査装置)
デジタル血管連続撮影(アンギオ)装置
ESWL(体外衝撃波結石破砕)装置
マンモグラフィー撮影装置
Fat scan
HoLEPの装置
拡大内視鏡(消化器)
ポリソムノグラフィー(睡眠時無呼吸症候群の診断)
血圧脈波検査装置(CAVI・ABI)
炭酸ガスレーザー
細径胸腔ビデオスコープ
デジタルハイビジョン腹腔鏡
4
一 般 外 来(午前診)
外来診療科・受付時間
月曜日∼金曜日
診 療
内
科
科
外
科
火
水
木
金
〈初診〉
池田 聡之
〈初診〉
栗本 哲哉
〈初診〉
安田 雄紀
〈初診〉
大畑 裕之
〈初診〉
上原 暢子
小川
弘之
紅林
昌吾
梶山
幸司
合屋佳世子
紅林
昌吾
大畑
裕之
林
典子
堀野
次郎
栗本
堀野
次郎
安田
雄紀
大塚
倫之
栗本
哲哉
日下部祥人
林
典子
鶴田
直敏
二重
隆史
池田
聡之
齋藤
宜之
池田
聡之
菅
和臣
左近
賢人
市原
隆夫
桧垣
直純
村上
雅一
血管外科 中村
第2・4火曜のみ
市原 隆夫
脳
細見
晃一
田邉
勝久
中島
恭哉
中島
恭哉
十河
英司
門谷
眞二
中島
良一
経
外
科
(初診)
整 形 外 科
小
皮
児
膚
婦
科
耳
放
科
射
咽
喉
線
歯
腔
博人
林
伸泰
林田
博人
兒玉
隆之
村上
雅一
菅
和臣
千葉
泰良
交替制
2・4週 神経 松岡
中島
良一
後藤
十河
英司
田邉
勝久
佐久間
外
哲
交替制
悟
門谷
眞二
太朗
正木
太朗
正木
太朗
熊野
公子
正木
太朗
西谷
奈生
西谷
奈生
高橋阿起子
西谷
奈生
西谷
奈生
瀧内
秀和
安田
和生
瀧内
安田
和生
秀和
交替制
前立腺外来 瀧内
第2
・
4金曜のみ
予約のみ
和田
龍
綾田
昌弘
水谷
重康
綾田
昌弘
日山
英子
大井
順子
木下
裕子
日山
英子
田代久美子
田代久美子
田代久美子
交替制
科
竹田
泰三
大崎
康宏
竹田
泰三
増村千佐子
竹田
泰三
科
藤田
中矢
眞
泰裕
藤田
中矢
友田
眞
泰裕
要
藤田
中矢
眞
泰裕
藤田
中矢
眞
泰裕
藤田
中矢
田中
眞
泰裕
壽
前田
倫
前田
倫
前田
倫
前田
倫
前田
倫
松村
陽子
松村
陽子
麻酔科ペインクリニック
口
林田
正木
科
鼻
平之
交替制
哲哉
人
眼
榎本
科
泌 尿 器 科
5
月
消 化 器 セ ン タ ー
神
午前8:30∼11:0
0(初診・再診)
片山 顕徳
(術前外来)
科
網野かよ子
科
濱田 正和
網野かよ子
網野かよ子
片山 顕徳
(術前外来)
松村 陽子
(隔週)
網野かよ子
網野かよ子
専 門 外 来 (午後診)
診 療
科
月
火
消化器
小 川
(予約のみ)
内
科
糖尿病・内分泌
玉 田大介
呼吸器
齋 藤
(予約のみ)
糖尿病・内分泌
紅 林
(予約のみ)
水
木
金
禁煙
二 重
(予約のみ)
消化器
小 川
(予約のみ)
消化器
大 畑
(予約のみ)
糖尿病・内分泌
玉 田大介
インスリン導入
紅 林
(予約のみ)
糖尿病・内分泌
紅 林
(予約のみ)
呼吸器
二 重
(予約のみ)
桧
相
外
科
消 化 器 セ ン タ ー
整
形
外
乳がん健診
乳腺検査
林 田
(予約のみ)
乳腺・内分泌
林 田
(予約のみ)
中野 克俊
交替制
科
麻酔科ペインクリニック
頭痛・顔面痛外来
前 田
児
交替制
市原
隆夫
肺縦隔
桧 垣
(予約のみ)
乳腺・内分泌
林 田
(初診)
中野
克俊
脊椎
山下 和夫
科
発達外来
1週
予防接種外来
2∼5週
小
垣
馬
一般外来
緩和ケア外来
前 田
6
救急体制
当院では、西宮市の救急医療システムの中で、主に2次救急医療の役割を担っています。
《受入の対象となる患者様》
◇
地域の開業医様からの紹介患者さま
◇
救急車による搬送患者さま
地域の診療所で診療を受け、検査や入院が必要とされる患者様のご紹介に対応いたします。
ご紹介いただける患者様には“紹介状”をお渡し下さい。
■中央病院の救急医療体制
月曜日
小児科2次救急
外科1次救急
18
:
00∼
翌朝7
:
00
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
18
:0
0∼
翌朝7
:00
1
8
:0
0∼
翌朝8
:0
0
8
:0
0∼2
1
:0
0 18
:0
0∼2
1
:00 18:00∼21:00 1
8:
00∼21:00
外科2次救急 1
8:
00∼2
1:
0
0 18:
00∼2
1
:00 18:00∼21:00 18:
00∼2
1:00
内科2次救急 1
1
8:0
0∼
翌朝8:0
0
18
:0
0∼
翌朝8:00
18
:00∼
翌朝8:00
9
:0
0∼12
:00
9
:0
0∼12
:00
※月曜日∼木曜日および土曜日の内科・外科2次救急は祝祭日は行いませんので、ご注意ください。
7
セカンドオピニオン外来
西宮市立中央病院におきましてセカンドオピニオン外来を開設しています。現在、他の医療機関におかかり
で、診断や今後の治療法などに関し、主治医以外の医師の意見を求めたい方に対し、当院の専門医のセカンド
オピニオンをご提供します。
なお、当院での検査・投薬は行いません。
セカンドオピニオン対象科・対象疾患等
※予約状況等の都合により、受診は担当日以外の曜日・時間帯となることがあります。
診療科
内 科
担当医師
担当日
池
田
聡
之
呼吸器
火曜(午後)
二
重
隆
史
呼吸器
水曜(午後)
栗
本
哲
哉
循環器
月曜(午後)
小
川
弘
之
消化器
月曜(午後)
紅
林
昌
吾
糖尿病・内分泌代謝
木曜(午後)
左
近
賢
人
消化器外科(特に肝臓・胆嚢・膵臓)
月曜(午後)
菅
外 科
専門分野
和 臣
消化器外科(上部消化管、肝臓・胆嚢・膵臓)
内視鏡外科手術
消化器外科(食道・胃・小腸・大腸・肛門)
月曜(午後)
市
原
隆
夫
林
田
博
人
乳腺・甲状腺外科
木曜(午後)
桧
垣
直
純
呼吸器外科
金曜(午後)
内視鏡外科手術
木曜(午後)
問合せ先
西宮市立中央病院
地域医療連携室
電話(0
7
9
8)6
4−1
5
15 内線186
FAX(07
9
8)6
7−4
8
9
6
8
消化器内科
診療内容の概要
特徴・特色
消化器(上部・下部消化管及び肝胆
上部・下部消化管の内視鏡的治療(食道静脈瘤治療、止血術、ポリ
膵)疾患全般。
ペクトミー、粘膜切除〈EMR〉、粘膜下層剥離〈ESD〉、胃ろう造
設〈PEG〉、総胆管結石砕石〈EST〉など)
慢性C型肝炎:慢性B型肝炎の治療。
肝癌の局所治療(エタノール注入、ラジオ波焼灼術〈RFA〉
)など。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の治療。
消化器癌の化学療法。
小川
内科部長
兼内視鏡センター部長
兼消化器内科部長
(
弘之
)
大畑
裕之(健康管理センター部長)
専門:消化器
専門:消化器
資格:日本内科学会総合内科専門医、指導医
資格:日本内科学会認定医、
日本消化器病学会専門医、指導医
指導医
日本肝臓学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医、指導医
日本医師会認定産業医
日本がん治療認定医機構認定医
堀野
次郎(医長)
専門:消化器
石井
久美子(医師)
専門:消化器
9
林
典子(医師)
専門:消化器
呼吸器内科
診療内容の概要
特徴・特色
肺癌、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞
肺癌:肺癌ドックでの早期発見、外科と連携による手術療法、多剤
性 肺 疾 患(COPD)
、間 質 性 肺 炎、 併用化学療法(外来化学療法も含む)、放射線療法等の集約的治療に
睡眠時無呼吸症候群、慢性咳嗽など
より根治、生存期間の延長を目指す。
の呼吸器疾患全般。
気管支喘息:吸入ステロイド療法を柱にした長期コントロール及び
喘息死の撲滅を目標とする。
COPD:禁煙指導、気管支拡張剤
(吸入型)を中心とした長期コン
トロール及び在宅酸素療法。
睡眠時無呼吸症候群:ポリソムノグラフィーによる的確な診断及び
CPAPの導入。
池田
副院長
聡之(地域医療連携室長)
呼吸器センター部長
二重
隆史(兼呼吸器内科部長)
専門:呼吸器
専門:呼吸器
資格:日本内科学会認定医
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会指導医
日本呼吸器学会専門医、指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医、指導医
日本がん治療認定医機構認定医
齋藤
宜之(医長)
専門:呼吸器
鶴田
直敏(医師)
専門:呼吸器
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医
大塚
倫之(医師)
専門:呼吸器
日下部
祥人(医師)
専門:呼吸器
10
循環器内科
診療内容の概要
特徴・特色
高血圧、心不全、弁膜症、不整脈、
ATP負荷心筋シンチグラフィーによる心筋虚血の診断
冠動脈疾患など循環器疾患全般。
徐脈性不整脈に対する永久ペースメーカー植え込み術
臨床検査科部長
栗本
哲哉(兼循環器内科部長)
安田
専門:循環器
雄紀(医長)
専門:循環器
資格:日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会専門医
神経内科
診療内容の概要
脳血管疾患、パーキンソン病や脊髄
特徴・特色
脳梗塞急性期。脳梗塞・脳出血など脳血管障害の治療(リハビリを
小脳変性などの神経変性疾患、頭痛、 含む)や再発予防。MRI機器による微小脳梗塞や脳内血管の異常検
自律神経疾患。
査。頸部血管エコーによる動脈硬化の検討
非常勤医師紹介
梶山
幸司
兵庫医科大学病院 神経、SCU科准教授
担当:脳神経内科外来
資格:日本内科学会認定医
日本神経学会専門医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
日本脳卒中学会専門医
11
糖尿病・内分泌内科
診療内容の概要
特徴・特色
生活習慣病としての糖尿病の管理か
糖尿病専門外来を拡充し、週5日(月∼金)の診療体制。
糖尿病センターでは包括的な糖尿病ケアを目標に、糖尿病チーム
らインスリンの外来導入、教育入
が中心となり療養指導を行っています。フットケア外来を開設し
院・治療まで、チーム医療で対応し
ました。(予約制)。
<糖 尿 病>
ます。
通院でのインスリン治療の導入のため、インスリン導入外来を併設。
内臓脂肪の定量測定(Fat scan)や血圧脈波検査(CAVI・ABI)が
可能で、肥満や動脈硬化の評価を行います。
公開糖尿病教室(月8回、一般参加可)では、セルフケアを応援
します。
<内 分 泌 代 謝>
間脳下垂体疾患、副腎疾患、甲状腺
疾患などの診断・治療
紅林
甲状腺超音波、シンチグラム、下垂体MRI、各種負荷試験が可能。
糖尿病センター部長
昌吾(兼糖尿病・内分泌内科部長 )
専門:糖尿病・内分泌代謝
玉田
大介(医師)
専門:糖尿病・内分泌代謝
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本糖尿病学会専門医、指導医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、指導医
日本医師会認定産業医
非常勤医師紹介
安田
尊子
合屋
専門:糖尿病・内分泌代謝
佳世子
専門:糖尿病・内分泌代謝
資格:日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病療養指導士:看護師10名、薬剤師1名、管理栄養士2名
■糖尿病教室のご案内
水曜・木曜の午後3時から医師・栄養士・薬剤師・理学療法士・看護師による「公開糖尿病教室」を開催しています。
糖尿病は患者様がどのような薬剤治療を行う場合でも、自己管理することが重要な病気です。糖尿病があっ
ても健康な生活を過ごすには、糖尿病の正しい知識をもち、血糖をコントロールして、合併症を予防する必要
があります。糖尿病教室は患者様が糖尿病について正しく理解し、積極的に自己の生活管理できるようになる
ための教室です。一般の方も予約無しでご参加いただけます。患者様の療養にお役立て下さい。毎月のプログ
ラムは病院ホームページ(http://www.nishi.or.jp/∼byouin/)をご覧下さい。
■栄養指導のご案内
個別栄養指導
当院に入院・通院されている患者様以外にも、地域医療機関の先生方の指示のもと、管理栄養士が患者様個々
の生活習慣に応じた食生活をアドバイス致します。詳しくは地域医療連携室へ電話でお問い合わせ下さい。
FAXにて栄養指導用診療情報提供書を送らせていただきます。
12
外
専門科
科
診療内容の概要
食道、胃癌
上部消化管
(担 当:市 原、 十二指腸穿孔
菅)
PEG
下部消化管
(担当:市原、 大腸癌
村上)
肝臓癌
肝胆膵
(担当:左近) 胆道癌
特
徴
・
特
色
食道癌、胃癌に対する内視鏡下粘膜切除(EMR)
、腹腔鏡下の幽門
側胃切除術、胃全摘術食道癌手術など。
胸腔鏡下大網充填術。
PEG(経皮的内視鏡下胃瘻造設術);嚥下障害、意識障害などで
経腸栄養が必要な場合。
全ての癌を対象とした腹腔鏡補助下結腸直腸切除術。
機能温存を目指した神経温存直腸切除術。
早期直腸癌に対する経肛門的内視鏡下手術(TEM)
。
直腸癌に対する超低位前方切除術。
大腸ファイバーによる内視鏡下粘膜切除(EMR)
肝機能を温存した肝癌切除術、拡大肝右葉切除術など、小型肝癌に
対する経皮下ラジオ波凝固療法(RFA)腹腔鏡下マイクロ波凝固
療法。放射線科との経肝動脈的化学療法(TAE)肝癌に対する腹
腔鏡補助下肝切除術。リザーバーを用いた転移性肝癌に対する経肝
動脈的化学療法。
膵臓癌
リンパ節廓清を伴う拡大根治手術および術後補助療法。切除不能膵
癌に対する放射線併用化学療法。ゲムシタビンによる切除不能膵癌
の治療。
胆石症
腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)経皮経胆嚢ドレナージ術(PTGBD)
総胆管結石症
腹腔鏡下総胆管切開、Cチューブドレナージ術
肺縦隔外科
肺癌、転移性肺癌、気 胸腔鏡補助下肺切除術。胸腔鏡下肺嚢胞切除術。胸腔鏡補助下縦隔
(担当:桧垣) 胸など
腫瘍切除術。
乳腺外科
甲状腺外科
乳癌や甲状腺癌
(担当:林田)
乳癌、甲状腺疾患の診断と治療。乳房温存手術、センチネルリンパ
節生検。化学療法。内分泌療法。放射線治療、マンモグラフィ等に
よる乳癌の早期診断。
血管外科
閉塞性動脈硬化症
血管エコーなどの診断とステント治療、バイパス手術。
(担当:中村) (ASO)、静脈瘤
その他
ヘルニア
腹腔鏡下根治術メッシュプラグを用いた修復術。
痔核
内視鏡下痔核結紮術(ELH)
虫垂炎
腹腔鏡下虫垂切除術
脾疾患
腹腔鏡下脾臓摘出術
癒着性イレウス
腹腔鏡下イレウス解除術、小腸部分切除術
*当科では低侵襲で患者様にやさしい腹腔鏡・胸腔鏡手術を積極的に導入しています。
*消化器病の診断から治療まで最先端技術を駆使し、患者様に喜んでいただける医療を目指します。
*消化器外科、肺外科、乳腺外科の各専門医が担当させていただきます。
*癌疼痛をお持ちの患者様に対して麻酔科の協力によりペインクリニックも致しております。
*腹腔鏡下手術や癌の手術に対しては上記適応外のものも含まれておりますのでお尋ね下さい。
*緊急患者様につきましては、2名のオンコール体制にて速やかに対応いたしますのでご連絡下さい。
13
左近
賢人(病院長)
市原
専門:消化器外科(特に肝胆膵)
隆夫(消化器センター第1部長)
専門:消化器外科
資格:
内視鏡外科
日本外科学会専門医、指導医
資格:日本外科学会専門医、指導医
日本消化器外科学会専門医、指導医
日本消化器外科学会専門医、指導医
日本消化器病学会専門医
日本大腸肛門病学会指導医
日本がん治療認定医機構認定医
消化器内視鏡学会指導医
日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
菅
和臣(中央手術室部長
兼消化器センター第2部長)
林田
博人(乳腺、内分泌外科部長)
専門:上部消化管外科
専門:乳腺・甲状腺外科
資格:日本外科学会専門医
資格:日本外科学会専門医
桧垣
日本消化器外科学会認定医
日本乳癌学会認定医
日本医師会認定産業医
日本消化器外科学会認定医
直純(呼吸器外科部長)
村上
雅一(医長)
専門:呼吸器外科、消化器外科
専門:消化器外科
資格:日本外科学会専門医
資格:日本外科学会認定医
日本呼吸器外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
中野
克俊(医長)
林
専門:消化器外科
伸泰(医長)
専門:内視鏡外科
資格:日本外科学会専門医
大腸・肛門病外科
日本麻酔学会認定医
資格:日本消化器外科学会専門医
日本医師会認定産業医
相馬
逸郎(医長)
日本外科学会専門医
非常勤医師紹介
専門:消化器外科
中村
資格:日本外科学会認定医
専門:血管外科
日本外科学会専門医
三吉
隆
中川
須美子
専門:消化器外科
範克
専門:消化器外科
14
脳神経外科
診療内容の概要
特徴・特色
脳腫瘍、脳血管障害(脳出血、脳梗塞)
、
MRI,MRAを使った脳ドッグ診療により、未
その他
破裂脳動脈瘤、脳腫瘍、脳梗塞などの早期発
(正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、三叉神経痛、片側顔面
痙攣、頭痛、片頭痛、めまいなど)
。
見に努めている。MRI機種は、MAGNETOM
・SYMPHONY1.
5T。
頭部CT検査は診察後、当日に可能。
頭部MRI・MRAは診察の上、予約必要。
外来診察のみ。入院・手術・血管内治療・放射線治療が必
要な場合は他施設を紹介。
非常勤医師紹介
細見
晃一
専門:脳神経外科一般
専門:脳神経外科一般
脳腫瘍
キンソン病など不随意運
小児脳神経外科
疼痛、痙縮の外科)
資格:日本脳神経外科学会専門医
哲
専門:脳神経外科一般
機能的脳神経外科
15
泰良
機能的脳神経外科(パー
動症、てんかん、難治性
後藤
千葉
資格:日本脳神経外科学会専門医
整形外科
専門科
診療内容の概要
特徴・特色
手の外科疾患
上肢の腱・神経損傷・骨折など外傷、腱鞘
手・肘の疾患に対する全般的治療・診断・
炎、手根管症候群、肘部管症候群、デュピ
ュイトレン拘縮、手足の先天的異常など。
関節疾患
変形性膝関節症、変形性股関節症、リウマ
チ性関節症、化膿性関節炎、痛風、臼蓋形
成不全、大腿骨頭壊死症など。
脊椎疾患
その他
変形性脊椎症、頸椎椎間板ヘルニア、腰椎
手術・保存的治療・リハビリテーションを
含む最良の治療を心がけている。
変形性膝関節症に対する人工膝関節手術。
手術前後のリハビリテーションにより、術
後早期の歩行を行う。人工関節置換術には
自己血輸血を併用し、できるだけ同種血輸
血をせずに手術を行う。
椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、胸腰
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症な
椎圧迫骨折など。
どに対する治療。
大腿骨頸部骨折など全身各部位の外傷・骨
クリニカルパスを導入、リハビリテーション
折、骨粗鬆症、小児整形外科など。
部門と連携し、スムーズな術後療法を実施。
田
整形外科部長
兼リハビリテーション科部長
兼リハビリテーションセンター部長
(
勝久
専門:手の外科
肘の外科
)
中島
整形外科医長
兼リハビリテーション科医長
兼リハビリテーションセンター医長
(
恭哉
)
専門:四肢の骨折、捻挫、変性
疾患、骨粗鬆症
末梢神経外科
資格:日本整形外科専門医
十河
英司(副医長)
専門:整形外科全般
16
小 児 科
診療内容の概要
特徴・特色
気管支炎、胃腸炎などの感染症を中心に、喘息発作、 地域に密着した小児科医院、小児科クリニックとの
その他、新生児から中学生までの子供たちのいろい
連携を大切にした、地域の病院としての役割を担い
ろな問題。
たい。
近隣の病院にみられない特徴としては小児内分泌疾
臨床心理士によるカウンセリングや発達テスト、心
患(低身長・甲状腺疾患等)
、小児糖尿病、心身症
理テストも行っている。
に対応ができる。プレネイタルビジットにも対応し
ている。
専門外来
乳幼児検診……発育発達に関する事柄と育児相談。
特殊発達外来…西宮市立わかば園と共同。
予防接種外来…三種混合・麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜワクチン。
日本脳炎・インフルエンザ(時期限定)。
神経外来………てんかんを中心。神経疾患対応。
慢性外来………内分泌疾患・小児糖尿病・気管支喘息・アトピー性皮膚炎・心身症・発達障害・川崎病後
のフォロー。
門谷
眞二(医長)
佐久間
専門:小児科全般
専門:小児科一般
小児糖尿病・感染症
小児神経
資格:日本小児科学会専門医
上好
あつ子(臨床心理士)
専門:発達の遅れ
(ことば、コミ
17
資格:日本小児科学会専門医
非常勤医師紹介
ュニケーションなど)、自
中島
閉症、
学習障害、ADHD、
専門:内分泌疾患
不登校、
心身症
悟(副医長)
良一
皮 膚 科
診療内容の概要
特徴・特色
アレルギー性皮膚疾患:アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、 原因や増悪因子の検索と症状経過に応じた治療。皮
薬剤アレルギー、接触性皮膚炎。
内テスト・パッチテストなど各種皮膚テストに対応。
皮膚外科的疾患:皮膚腫瘍(悪性腫瘍を含む)
、瘢
入院・通院で、腫瘍切除、植皮、皮弁など手術を含
痕(外傷や熱傷や手術後の傷痕)
、皮膚潰瘍、熱傷、
めた治療。
褥瘡、陥入爪。
陥入爪には、人工爪、フェノール法も行う。
その他の皮膚疾患:水疱症、角化異常症、脱毛症、 入院治療可。
白斑、各種皮膚感染症など
PUVA療法、免疫療法、SBT療法も可能。
*皮内テスト・パッチテストのみの依頼、皮膚生検のみの依頼にもできる限り対応します。
*Co2レーザーにて老人性疣贅、汗管腫、眼瞼黄色腫等にも対応します。
正木
太朗(医長)
西谷
専門:皮膚科全般
奈生(副医長)
専門:アレルギー
光線過敏症
資格:日本皮膚科学会認定
資格:日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医
皮膚科専門医
高橋
阿起子(医師)
専門:皮膚科全般
非常勤医師紹介
熊野
公子
専門:皮膚外科学、皮膚悪性腫瘍
ハンセン病
18
泌尿器科
診療内容の概要
特徴・特色
泌尿器悪性腫瘍:副腎腫瘍、腎癌、腎盂癌、尿管癌、 副腎腫瘍、腎腫瘍、前立腺癌に対する3次元内視鏡・
膀胱癌、前立腺癌、尿道癌、精巣腫瘍など。
内視鏡下ナビゲーション腹腔鏡手術
尿路結石症:腎・尿管・膀胱結石。
MRI画像を用いたナビゲーション前立腺生検
尿路感染症:腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎など。
前立腺肥大症に対するレーザー手術
排尿障害疾患:前立腺肥大症、尿失禁など。
ウルフ社(ドイツ)製の体外衝撃波結石破砕装置によ
小児疾患:夜尿症、停留精巣、真性包茎など。
る砕石治療。レーザーを用いた内視鏡下結石破砕治療
瀧内
秀和(部長)
専門:泌尿器科全般
悪性腫瘍・腹腔鏡手術、レーザー前立腺手術
資格:日本泌尿器科学会専門医、指導医
日本泌尿器科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
安田
和生(副医長)
専門:泌尿器科全般
資格:日本泌尿器科学会専門医
19
眼 科
診療内容の概要
特徴・特色
眼科一般、白内障、緑内障、網脈絡膜炎、斜視・弱
糖尿病・高脂血症などの成人病を伴う眼疾患に対し
視訓練、身体障害者認定、重症患者認定。
て、内科とともに、運動療法・食事療法・生活管理
手術対応:白内障(人工水晶体移植術)
、緑内障、レ
の指導を行っている。
ーザー光凝固術、眼瞼・結膜の外来手術。
専門外来
特殊外来(糖尿病眼疾患、ぶどう膜炎など)
田代
久美子(部長)
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
非常勤医師紹介
日山
英子
古川
晶子
専門:眼科全般
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
資格:日本眼科学会専門医
木下
裕子
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
大井
順子
20
麻酔科・ペインクリニック
診療内容の概要
特徴・特色
麻酔:
高齢化・合併症例の増加にも関わらず、重大な偶発
麻酔が社会的にも重要視される一方で、全国的な麻
症は発生していない。術前評価、術後鎮痛も含めて
酔科医不足は社会問題化している。そのような状況
安全で確実な周術期管理を行っている。引き続き安
下で、当科は麻酔科学会認定指導医、専門医が常勤
全で良質な麻酔を行っている。
している。
ペインクリニック
日本ペインクリニック学会認定施設である。あらゆ
外来診療は週5日連日行い、透視下ブロックを週3
る痛みを対象とするが、筋骨格系の椎間板ヘルニ
回(月、木、金)実施している。
ア・腰部脊柱管狭窄症など神経ブロックを要する疾
入院診療は、脊髄刺激療法、硬膜外内視鏡などの低
患を整形外科と協力して集学的に治療している。
侵襲治療を行い、またガン性疼痛対策も含めた緩和
頭痛、三叉神経痛、非定型顔面神経痛、疼痛を伴う
医療チームも活動している。
うつ病は薬物療法を中心に行い、症状に応じて神経
ブロックを実施している。
顔面・眼瞼痙攣、痙性斜頚に対してボツリヌス毒素
による治療も行っている。
前田
倫(麻酔科第1部長)
専門:麻酔科
ペインクリニック全般・頭痛
資格:日本麻酔科学会指導医
日本ペインクリニック学会専門医
日本頭痛学会専門医
松村
陽子(医長)
専門:麻酔科、ペインクリニック
資格:日本麻酔科学会指導医
21
片山
顕徳(麻酔科第2部長)
専門:麻酔科
資格:麻酔科専門医
歯科口腔外科
診療内容の概要
特徴・特色
歯、口腔、顎、唾液腺の腫瘍を含む口腔内疾患の外
一例一例を大切にし、診断から手術、さらに長期間の
科的処置。
経過観察を同じ口腔外科医が担当し、患者さんとの
入院手術例:口腔悪性腫瘍切除及びリンパ節隔清術、 コミュニケーションを大切にするよう努力していま
良性腫瘍、顎骨骨折、顎変形症、舌強直症、埋伏歯、 す。総合病院の科として、全身疾患のある患者さん
顎及び口腔底のう胞、唇裂、口蓋隆起、上顎洞炎、 の処置にあたり他科の協力が得られることができま
その他。
す。
外来手術:埋伏智歯、のう胞、腫瘍。
インプラントが導入されました。
専門外来
口腔唾液腺腫瘍外来・顎変形外来・顔面口腔外傷骨折外来・粘膜疾患外来
網野
かよ子(部長)
非常勤医師紹介
専門:口腔腫瘍・粘膜疾患
資格:日本口腔外科学会専門医、
濱田
正和
指導医
専門:口腔外科一般
日本がん治療認定医機構
青田
暫定教育医
専門:口腔外科一般
野田
(歯科口腔外科)
桂子
隆之
専門:口腔外科一般
臨床病理科
綾田
昌弘
臨床病理科部長
兼産婦人科医長
兼臨床検査科医長
(
)
資格:日本病理学会専門医、指導医
日本病理学会認定病理医
22
耳鼻咽喉科
診療内容の概要
特徴・特色
行っている検査
耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患を
中耳炎は内科的な治療から鼓室形成術のような外科
純音聴力検査、語音
対象として診断・治療を行い
的治療を含めて広範囲な治療法で対処しています。
聴力検査、チンパノ
ます。特に、耳には聴覚や体
顔面神経麻痺はステロイドの点滴などによる内科的
メトリー、アブミ骨
のバランスを扱う感覚器が含
治療が中心ですが、高度な障害の場合は外科的治療
筋検査、聴性脳幹反
まれていますので、それらの
でも対応します。
応、蝸電図検査、グ
障害によって生じる難聴・め
めまいの病気は脳に障害がある場合もありますので、 リセロールテスト、
まいの疾患は耳鼻科で診療を
出来るだけ早期に耳に由来するものかどうかを当日
赤 外 線CCDカ メ ラ
行っています。また、顔面神
に画像検査を含めた検査を行って、治療方針を決定
による眼振検査、カ
経が耳の奥の側頭骨の中を走
することをモットーとしています。メニエール病や
ロリック検査、鼻腔
行している関係で顔面神経麻
良性発作性頭位めまいは耳からくるめまいで有名で
通気度検査、喉頭フ
痺も耳鼻科で取り扱っていま
すが、それらの診断を行うためのめまい検査やグリ
ァイバー検査
す。
セロールテスト、蝸電図検査も当院で行っています。
非常勤医師紹介
竹田
泰三(医務顧問
前高知医科大学耳鼻科教授)
専門:耳鼻咽喉科全般
資格:日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
めまい平衡医学会(Active Member)
増村
千佐子
専門:(めまい平衝)
23
大崎
康宏
専門:難聴
放射線科
診療内容の概要
特徴・特色
放射線診断部門:一般撮影、マンモグラフィー、透
各領域を網羅した診療業務を行ない、血管系のみな
視撮影、超音波(エコー)
、6
4列マルチスライスCT、 らず非血管系IVRにも幅広く対応している。
充実した画像診断システムを地域医療に還元するた
1.
5テスラMRI、血管撮影、核医学検査(RI)。
め、MRI、CTなど画像診断のみの紹介も放射線科
IVR(放射線診断技術の治療への応用):肝細胞癌
が窓口となって積極的に受け入れ、画像診断・IVR
に対する動脈塞栓術(TAE)、転移性肝癌に対する
に関するコンサルテーションも歓迎している。
リザーバー留置、喀血や吐下血に対する血管造影に
よる緊急止血、閉塞性黄疸に対するPTCDや金属ス
テント留置、膿瘍に対するドレナージなど
放射線治療部門:ライナックによる放射線治療。
藤田
眞(部長兼医療技術部長)
中矢
泰裕(副医長)
専門:画像診断・IVR
専門:腹部画像診断
資格:日本医学放射線学会専門医
資格:日本医学放射線学会専門医
日本IVR学会専門医
放射線科では、ご紹介により各種検査を承っています。詳しくは本誌4
1ペー
ジ(インターネット予約)、4
2ページ(電話予約)をご参照ください。
婦人科
診療内容の概要
特徴・特色
婦人科感染症:膣炎、外陰炎、卵管炎など
更年期障害と癌検診を中心に診療いたしております。
婦人科内分泌:月経異常、更年期障害など
綾田
昌弘
臨床病理科部長
兼産婦人科医長
兼臨床検査科医長
(
)
非常勤医師紹介
和田
龍
専門:婦人科全般
水谷
重康
資格:日本産婦人科学会認定医
24
内視鏡センター
診療内容の概要
特徴・特色
消化器(上部・下部消化管及
び肝胆膵)疾患全般。
上部・下部消化器疾患の診断と治療、内視鏡的治療(ポリペクトミー、粘
膜切除〈EMR〉、粘膜下層剥離〈ESD〉、止血術、食道静脈瘤治療、胃ろ
う造設〈PEG〉
、総胆管結石砕石〈EST〉など)
。
小川
弘之
市原
隆夫
内科部長
兼内視鏡センター部長
兼消化器内科部長
消化器センター第1部長
菅
大畑
和臣
裕之
中央手術室部長
兼消化器センター第2部長
健康管理センター部長
桧垣
村上
直純
雅一
呼吸器外科部長
外科医長
中野
林
克俊
伸泰
外科医長
外科医長
堀野
相馬
次郎
逸郎
内科医長
外科医長
林
石井
典子
内科医師
非常勤医師紹介
青山
久美子
内科医師
伸郎
医務顧問
青山内科クリニック:胃大腸内視鏡/IBDセンター、
日本消化器内視鏡学会専門医、
指
導医、
日本消化器学会専門医、
指導医、
(前)
神戸大学医学部付属病院准教授、光学医療診療部(内視鏡部)部長
内視鏡センターでは、ご紹介により各種検査を承っています
詳しくは本誌4
3ページをご参照ください
25
消化器センター
診療内容の概要
特徴・特色
消化器(上部・下部消化管及
び肝胆膵)疾患全般。
消化器内視鏡医、消化器外科医、放射線医が同時刻、同視線で診断、治療
していくセンターです。従来の消化器疾患に対する診療の他、悪性疾患(食
道癌、胃癌、大腸癌など)
、良性疾患(胆石症、炎症性腸疾患、急性虫垂
炎など)
、腹部救急疾患に対しては県下随一を誇る内視鏡、腹腔鏡手術の
高度技能取得医達が患者様の状態、希望にお答えするよう内視鏡、腹腔鏡
的治療を行っていることが当センターの特徴です。
市原
隆夫
菅
和臣
消化器センター第1部長
中央手術室部長
兼消化器センター第2部長
左近
小川
賢人
病院長
大畑
弘之
内科部長
兼内視鏡センター部長
兼消化器内科部長
裕之
桧垣
直純
健康管理センター部長
呼吸器外科部長
村上
中野
雅一
克俊
外科医長
外科医長
林
堀野
伸泰
次郎
外科医長
内科医長
相馬
林
逸郎
外科医長
石井
典子
内科医師
久美子
内科医師
26
呼吸器センター
診療内容の概要
特徴・特色
腫瘍性疾患:肺がん、良性肺腫瘍
・診療科の枠組みを超えて、より効率的な診断、
治療が可能である。医師、看護師のみならず薬
感染性疾患:肺炎、
気管支炎、
肺真菌症、肺化膿症
剤師、臨床検査技師、理学療法を含めたチーム
閉塞性疾患:慢性閉塞性肺疾患
(COPD)
、
体制が特徴である。
気管支喘息
・肺癌の診断には気管支鏡検査の他、CTやエコ
肺
間質性疾患:間質性肺炎
ーガイド下経皮肺生検、胸腔鏡下肺生検にて、
膿疱性疾患:気胸
より早期に確実な診断を心がけている。
・内科、外科、放射線科のそれぞれの呼吸器専門
その他:慢性呼吸不全、サルコイドーシス、
医が集まり個々の症例について検討し、最新か
塵肺症、肺胞蛋白症、慢性咳嗽
つ最良の治療を提供できるよう努力している。
・治療と並行して症状の緩和も必要不可欠な治療
縦隔腫瘍(胸腺腫、奇形腫、悪性リンパ腫)、
縦隔
と考えており、緩和ケアチームと連携して積極
縦隔気腫
的なケアを行っている。
胸膜
悪性胸膜中皮腫、胸膜炎(癌性、細胞性、結核性) ・COPDに対しては呼吸機能リハビリ、在宅酸
素、NPPVと包括的治療を行っている。
睡眠障害 睡眠時無呼吸症候群
・睡眠時無呼吸症候群に対しては、
1泊2日のポリ
ソムノグラフィーによる精密検査を行っている。
禁煙外来 ニコチン依存症
二重
隆史(呼吸器センター部長
兼呼吸器内科部長 )
聡之(副院長
地域医療連携室長)
専門:呼吸器内科
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医、指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医、指導医
日本がん治療認定医機構認定医
専門:呼吸器内科
桧垣
齋藤
直純(呼吸器外科部長)
資格:日本内科学会認定医
日本呼吸器学会指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
宜之(内科医長)
専門:呼吸器外科、消化器外科
資格:日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
専門:呼吸器内科
鶴田
日下部
直敏(内科医師)
専門:呼吸器内科
大塚
倫之(内科医師)
専門:呼吸器内科
27
池田
資格:日本内科学会認定医
日本呼吸器学会専門医
祥人(内科医師)
専門:呼吸器内科
糖尿病センター
新たにフットケア外来、リニューアルで栄養指導室も併設しました
紅林
昌吾
糖尿病センター部長
地域の先生方からのご紹介で多いケースが、血糖
コントロール不良時の対応、糖尿病の初期治療・指
導、糖尿病合併症の精査加療と関連指導です。これ
らいずれの時も医師の診療だけで対応が済むことは
少ないものです。そこで改めて痛感することは、良
好な糖尿病管理には投薬だけではなく患者指導とケ
アは欠かせないこと、そして合併症を未然に防ぐた
めには患者さんの疾患理解を高める接触と予防的な
介入がまだまだ必要なことであります。
これまで当科では、糖尿病教室やインスリン導入外来において関連職種スタッフが協力して活動し始め、4
年前に日本糖尿病療養指導士、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、看護師、眼科、皮膚科、地域医療連携室の
メンバーで構成した糖尿病チームを発足しました。そしてこの1年余りの開設準備の末、糖尿病チームスタッ
フによる患者介入をスムーズに、そして積極的に進める体制を整えるため、外来スペースに糖尿病センターを
オープンすることになりました。これを外来診察室に併設できたことにより、診察に連動する患者指導・ケア
を実施することが可能になります。本センターには、新たにフットケア外来とリニューアルした栄養指導の専
用室を設置しました。このスペースでは従来から行っていた外来患者指導も併せて行います。落ちついた、き
れいな空間で、リラックスしてお話し、相談できることは、安心できる糖尿病治療に患者さんを導くために重
要なことだと考えています。また中待合での患者学習の場を用意しました。ここでは糖尿病療養・セルフケア・
治療に関する情報提供を行い、また市民への糖尿病啓蒙にも役立つ企画も予定しています。
糖尿病外来は現在担当医3名体制で6月からは担当表の通り毎日行っています。先生方の糖尿病診療に役立
つよう、チーム一丸となって取り組む所存です。さらに活用していただけるような本センターをめざし、今後
ともご協力ご指導よろしくお願いいたします。
■糖尿病センター担当予定表
月
火
水
木
金
―
紅林
―
合屋
紅林
玉田
紅林
玉田
紅林(イ) 紅林
ケア外来
栄養
療養
栄養
フットケア・
栄養
(午後)
相談
指導
相談
療養指導
相談
午前
診療
午後
診療
(イ)インスリン導入外来
28
リハビリテーションセンター
林
敏信
リハビリテーションセンター技師長
当院は、一般病床主体の急性期病院であるため、リハビリテーションセンターは急性期リハを中心に、脳血
管疾患( )
・運動器( )
・呼吸器( )の施設基準を受け、理学療法士4名・作業療法士2名・言語聴覚士
1名・介護員2名のスタッフにて、各診療科からの依頼により早期の機能回復、退院に向けて治療・支援に努
めております。
■理学療法(physical therapy)
筋力・関節可動域・協調性など身体の運動機能障害に対して、物理療法(電気・水・温熱・マッサージ)や
運動療法等を用いて、寝返る・立つ・歩くなど日常生活の基本的動作能力の回復を図ります。その他、呼吸理
学療法や糖尿病教室での運動指導などを行っています。
■作業療法(occupational therapy)
日常生活動作能力(食事・排泄・更衣・整容・入浴・家事・書字)などの回復を身体機能・高次脳機能・精
神心理・職業社会面を通じて、最大限活用できるように関わっていきます。また、自助具・装具の作製・指導
や福祉用具・家屋改造の情報提供などを行います。
■言語聴覚療法(speech, language and hearing therapy)
ことばによるコミュニケーションや食事の際の飲み込みにお困りの方の、評価・訓練・助言を行い、ご本人
とご家族を支援します。
失語症・構音障害・音声障害・言語発達遅滞など小児から高齢者まで幅広く対応しています。また、食事の
際にむせるなどの飲み込みの問題には、外来でも専門的な検査が可能となっています。
■義肢・装具の作成、適合、修理等
医師の指示により週2回専門の義肢装具士や理学療法士・作業療法士が対応します。
リハビリテーションセンターでは、患者様の退院後の諸問題にも支援できますよう介護支援専門員・福祉住
環境コーディネータ・福祉用具プランナーなどの資格を併せ持つスタッフが要望に応じて助言し、転医・退院
に際しては転医先や担当ケアマネージャーへの情報提供、退院指導を行っています。
29
薬 剤 部
小西
清信
薬剤部長
昨年導入されたオーダリングシステムにより、薬剤部のメインの業務である注射薬・内服薬の調剤を安全で
効率的にできるようになりました。最近は入院患者様への服薬指導はもとより、抗がん剤や高カロリー輸液の
混合調製、ICTや緩和医療などの医療チームの一員としての取組みを強めています。また、一部病棟を対象に、
本年より入院時の持参薬の識別、薬効等の情報提供、再調剤を開始しました。
■オーダリングシステムについて
オーダリングシステムと薬剤部内の調剤機器を連動させ、処方データを直接錠剤分包機や注射剤払出機
に送ることで調剤を自動化することができ、より安全で効率的な調剤が行えるようになりました。
■服薬指導について
入院患者様への服薬指導は薬剤部の重要な業務です。薬のことを患者様によく知ってもらうことで治療
への意欲が向上し、副作用を未然に防ぐことができます。また、薬剤師が患者様の話を聴くことによって薬
の効き方を直接評価することができ、医師や看護師をサポートすることができます。
■抗がん剤・高カロリー輸液混合調製について
がん化学療法は通常複数の抗がん剤を組合せて行われますが、その組合せや投与量、投与間隔などを間
違うと大変危険です。このため当院では抗がん剤投与法を標準化し、医師、薬剤師、看護師が個々の患者様
の投与計画を共有し、相互に確認を行う方法が実施されています。薬剤部では部内に安全キャビネットを設
置し、すべての抗がん剤の処方について、投与計画を確認しながら混合調製を行っています。また、高カロ
リー輸液についても安全性向上を目的として、一括して混合調製を行っています。
■持参薬管理について
患者様が他の病院・診療所の薬を持参して入院されることがあります。このとき、医師や看護師が個々
の薬を調べて、その継続や中止を判断することは効率が悪いだけでなく、間違えてしまう可能性もあります。
このため薬剤部では持参薬の名前や規格、薬効、用量用法、持込み量などを調べ、医師が継続・中止を適切
に判断できるようにし、さらに持参薬を再調剤して交付するシステムを作り、一部の病棟で実施しています。
30
臨床検査科
栗本
哲哉
臨床検査科部長
兼循環器内科部長
臨床検査科では1
3名の臨床検査技師が日常臨床検査全般及び当直・日直業務を実施しています。また、電子
カルテ導入により検体検査部門はリアルタイムに結果の報告と参照が可能になりました。
さらに平成2
1年度より、2
4時間36
5日体制をとり、診療をサポートしています。
■業務内容
検体検査と細菌検査、生理検査の3部門に分けられます。
■検体検査
・生化学検査
(肝機能、腎機能
等)
・免疫・感染症検査
・血液検査
(検血、凝固系)
・輸血関連検査
血液型、クロスマッチ、抗体スクリーニング
・一般検査
検尿、便、リコール、穿刺液、迅速検査〔インフルエンザ、β溶連菌(A群)
試験等〕
■細菌検査
塗抹、培養、感受性
■生理検査
心電図、負荷心電図、ホルター心電図、血圧・脈波・負荷心筋シンチ、聴力検査
脳波、肺機能、PSG(睡眠時無呼吸症候群検査)、超音波検査(腹部、心臓、乳腺、頸部血管、下肢血管)
■その他
1
3名の技師中、下記の認定資格所持者がいます。
認定輸血技師1名(日本輸血細胞治療学会)
認定血液技師1名(日本検査血液学会)
超音波検査士2名(日本超音波医学会)
全国規模の外部精度管理に積極的に参加し、検査精
度の維持・向上に努め高い評価を得ています。
輸血の一元化をはかり、より迅速な輸血が可能にな
り、血液製剤の適性使用も推進しています。
31
外来化学療法室
林田
博人
乳腺・内分泌外科部長
当院では、平成1
8年9月から、1階外科診察室西隣に「外来化学療法室」を新設いたしました。
ガンの治療法は、大きく分けて3種類あります。「手術」、「放射線療法」、そして「抗ガン剤による化学療法」
です。これまで化学療法は、使用法や副作用の管理が難しいため、入院で行うものでした。ところが、近年、
新しい抗ガン剤が登場し、また副作用を抑える治療法(支持療法)が進んだため、外来で化学療法を行うこと
が増えてきました。
■安全性を高め、療養環境が整備された外来化学療法室
外来での化学療法が増えている昨今、従来のように各診療科が個別に化学療法を行う方式では、安全管理に
懸念が生じます。そこで化学療法は、一般診療から独立させ、外来化学療法室に集約化しました。
従来 各科の外来で化学療法
従来との違い
外 科
○独立化し、患者様のプライバシーに配慮
○専任スタッフの配置で、患者対応を充実
○チームで患者様の治療内容を把握
他診療科
内 科
外来化学療法室
○使用する抗ガン剤は、薬剤部で独立して調剤
○リクライニングチェア導入で、療養環境を改善
独立した設備、スタッフによる安全性を
高めた外来化学療法
化学療法を受けられる方の専用の治療室ですから、他の外来患者様から独立し、プライバシーが配慮されま
す。当室では、専任の看護師・薬剤師・医師などの医療スタッフがチームを組み、個々の患者様の治療内容と
スケジュールを把握し、十分なケアが行えます。
特に、安全性の確保が重要な抗ガン剤については、外来化学療法室の開室にあわせて薬剤部内の専用調剤設
備を新設し、2名以上の薬剤師が調剤し、外来化学療法室に運びます。このため、一般患者様の点滴などとは
完全に分離された経路で調剤されており、安全性を高めています。
また化学療法室で行われた採血検査の迅速化を図り、安全
性と効率を同時に高められるように努めています。
なお、外来化学療法室では、
看護師が常駐していますので、
看護相談や指導、管理、次回の予約などを行えます。テレビ
付リクライニングチェアなどリラックスした環境で、点滴治
療を受けていただけます。
32
看 護 部
清水
伸子
部長
地域医療機関の先生方には、大変お世話になっており、厚く御礼申し上げます。
私たちは、地域の皆様に信頼される看護を提供できるように知識・技術の向上と人間性の育成に努めてまい
ります。
看護部の理念
私たちは、良質で、信頼される看護をめざします。
1
心温かな看護
2
患者さま中心の看護
3
安全な看護
4
地域に開かれた看護
看護体制
看 護 体 系 10:1
勤 務 体 制
3交代制
看護提供方式
固定チームナーシング
一定期間固定した看護チームが、患者さまを継続して受け持ち、責任を持って看護にあたり
ます。
外来部門では、通院患者様が疾患や治療を正しく理解し、安全・安楽に療養生活を送って頂けますよう、化
学療法やインスリン導入の看護をはじめとした、看護支援、看護相談を行っています。平成21年4月に糖尿病
センターを開設し、看護師によるフットケア外来も新たにはじめました。現在、日本糖尿病療養指導士の資格
を持つ看護師・薬剤師・栄養士が1
3名おり、糖尿病チームの中心となって、専門的なケアや指導に携わってい
ます。
病棟の看護方式は、責任と継続性のある看護を提供するため、固定チームナーシングを採用しています。チ
ームのサポートを基盤とした受け持ち看護師が、患者様の個別性を大切にした看護を実践しています。また退
院にむけてご家族を含めた生活指導を行い、訪問看護への継続、地域医療機関との連携も図っています。
チーム活動として、
看護実践の評価や専門分野の学習を行って、よりよい看護サービスの提供に努めています。
33
緩和ケアチーム
前田
倫
麻酔科第1部長
当院の緩和ケアチームは、発足以来3年で4
0名以上の末期癌患者のケアを行ってきました。従来のコンサル
テーション型から、2
0
0
8年4月からメンバーを増強し介入型に変わりました。院内各科からの紹介に加えて、
他院からの紹介も増えつつあります。
現メンバーは、麻酔科医1名、呼吸器内科医1名、薬剤師1名、臨床心理士1名、社会福祉士1名、加えて
各病棟1名以上の看護師1
0名です。ケアの主軸となる疼痛治療はオピオイドが中心とし、当院の特色としてペ
インクリニック科の神経ブロック、放射線科のリニアックが併用可能で有効な疼痛緩和法となっています。チ
ームとして、毎金曜日にカンファレンスと回診を行い、検討・決定した治療法の効果を連日1名のメンバーが
交代で訪床して確認しフィードバックするシステムを取っています。
平成19年4月に施行された癌対策基本法を受けて、当院の将来構想にも緩和ケアの充実は大きく盛り込まれ
ています。それを受けて、今年度より緩和病室2個室を設置しました。看護協会の癌認定看護師の養成と併せ
て、日本緩和医療学会(平成2
0年度制定予定)の暫定認定制度において、施設・医師・薬剤師の認定獲得を目
指しています。この認定制度に「暫定」が付記されるように、現状では整備されつつある現状の本邦の緩和医
療ですが、当院もその潮流に乗り、将来は西宮市の地域緩和医療に大きく寄与できる施設になるように努めて
います。
今後は、地域医療連携にも力を入れていきますので、開業医の先生方の協力を宜しく御願い致します。
緩和病床
チームカンファレンス
34
栄 養
当院の栄養部門は、入院・外来にかかわらず、すべての患者様の栄養管理と栄養指導を受け持っています。
■栄養管理
当院の栄養基準表をもとに、入院患者様に対して一人ひとりに見合った内容のお食事を提供し、1日も早い
病状の改善と体力の回復をはかります。また退院後の栄養面での自己管理の参考になるよう考えていきます。
平成1
8年度より始まったNST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)の一員として入院時の栄
養アセスメントを実施し、個々の患者様の栄養管理計画書を作成し、必要に応じて病棟訪問も行うなど、栄養
面での管理の充実をはかっています。
■栄養指導
個別栄養指導
外来・入院患者さまの栄養指導は、その患者様に合わせた栄養管理カルテを作成し、日常生活での問題点を
ピックアップしながら食事療養計画をすすめていきます。
当院に入院・通院されている患者さま以外でも、地域医療機関
の先生方の指示のもと、患者さま個々の生活習慣に沿った食生活
の展開をアドバイス致します。詳しくは地域医療連携室へ電話で
お問い合わせ下さい。
FAXにて栄養指導用診療情報提供書を送らせていただきます。
◇日時
月曜日・水曜日の午後
木曜日・金曜日の午前・午後
(指導時間 4
0分程度)
対象疾患
糖尿病、肥満症、高血圧、脂質異常症(高脂血症)
、高尿酸血症、脳・心血管疾患、肝臓疾患、腎臓疾患、小
児食物アレルギー、メタボリックシンドローム、消化器術後食、低栄養
など
*糖尿病*
糖尿病のチーム治療として、食事だけにとどまらずにさまざまな要素から病状改善のポイントを見つけてい
きます。栄養指導は、一度で完結させず、患者さまの理解度や状況に合わせて継続的に行っております。
(日本糖尿病療養指導士資格者:2名)
*術後食*
消化器術後での食事の進めかたや、材料の選択、調理法などの栄養相談を行なっています。
*低栄養*
入院中だけでなく、退院後の在宅栄養管理もサポートしています。低栄養や嚥下困難に対応した栄養相談
を行い、材料の選択や調理法、また栄養補助食品の紹介などをしています。
35
人間ドック後の栄養相談
人間ドックの検査結果をもとに、個別栄養相談を行っています。検査結果に問わず、疾病予防の栄養相談も
お受けしていますので、詳しくは医事グループへお問い合わせください。
集団栄養指導(糖尿病教室)
当院の医師をはじめとするスタッフによる8回シリーズの教室
で、どなたでも参加できます。
その中で2回食事療法の話をしています。マスメディアでの健
康情報について、糖尿病の食事療法に対応させたお話もしていま
す。
(水曜・木曜の1
5時から1時間程度)
デジカメを使用した栄養相談
デジカメで撮影した日常のお食事を、当院の管理栄養士が食事内容と栄養を分析し、患者さまにふさわしい
食生活を丁寧に指導、アドバイスいたします。
(デジカメは当院で貸出します。)
■特定保健指導
特定健診(4
0歳以上義務化)後の特定保健指導を、管理栄養士が行っております。
(保健指導担当者研修修了者2名)
特定健診は、毎週水曜日に予約制で受付けております。詳しくは医事グループへお問い合わせください。
■行事食
当院の入院中のお食事は、皆様に楽しんでいただけるように季節感のある献立を考えております。
また、毎週木曜日は2種類のメニューよりお好きなメニューを選択していただけるようになっています。
1月…お正月(三が日、おせち料理)
、七草粥
2月…節分
3月…ひな祭り
4月…花見弁当
5月…子供の日
6月…あじさい日和
7月…七夕、土用丑の日
8月…夏バテ防止
9月…敬老の日、松茸(栗)ご飯
10月…お月見、体育の日、ハロウィーン
11月…秋祭り(収穫祭)
12月…冬至、クリスマス、大晦日(年越しそば)
36
NST(栄養サポートチーム)
菅
和臣
中央手術室部長
兼消化器センター第2部長
■NSTとは
NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)とは、栄養について総合的に管理するシステム
で、医師のみならず看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、リハビリテーションスタッフらがそれぞれの専
門的な知識、技術を活かしながらチームとして実施する集団をいいます。当院ではチーム医療の一環として、
平成1
8年4月にNSTを立ち上げ勉強会を重ねて、7月より外科病棟において栄養サポートチームが活動を開
始しました。
■なぜ栄養管理が必要なのでしょう
栄養不良は、治療や病気の予後に重大な影響を与えることが以前より指摘されています。すべての病気にお
いて、栄養管理をおろそかにすると治療の効果が減じてしまったり、合併症や副作用の頻度が多くなったりし
てしまいます。例えば、栄養状態が悪いと床ずれ(褥瘡)ができたり、食べ物や飲み物がうまく飲み込めない
ことにより肺炎(誤嚥性肺炎)を起こしたりします。NSTは患者様の栄養をあらゆる方面から検討し評価し
て早期に退院できるようチームでサポートしてまいります。
■NST活動の実際
入院された患者様には、入院時に食事の状態や日常生活の活動性などについて看護師が伺い体重や腕の周り
の計測を行うことで患者様の現在の栄養状態を把握します。医師は入院時の診察で、栄養状態の評価や褥瘡の
危険度の判断を行います。また、検査技師は、栄養管理の指標となる検査データをチェックし、薬剤師・管理
栄養士は必要栄養量、現状の摂取栄養量を計算して栄養評価を行います。これらにより栄養管理が必要な患者
様を見逃さないようにします。栄養不良と判断された患者様がNSTの対象となります。当院のNSTでは週に
1回木曜日の午後1時半よりNSTミーティングを行っています。体重や身体計測値の推移、摂食状態、その
他の全身状態を見ながら、必要なカロリーや栄養素が十分にとれているかを判断します。ミーティングの結果
で、食事内容、経腸栄養の内容、点滴の内容などに変更するべき点があれば主治医に提案します。現在病院に
は、チーム医療として、緩和医療チーム、褥瘡チームがあり、それらが介入する患者様は栄養状態が悪い方が
多く、今後ともNSTとよく連携していきます。栄養状態の改善はさまざまな病気の予防・治療の基本であり、
当院では、これから益々横のつながりをもった横断的NST活動を積極的に行っていきます。
37
ICT(感染対策チーム)
網野かよ子
歯科口腔外科部長
■始めに
院内感染対策チーム(ICT)は2
0
07年1
1月に院内感染対策委員会の承認を得て設置され、活動を開始いたし
ました。構成メンバーは医師1名、歯科医師1名(Infection Control Doctor)
、看護師8名、薬剤師1名、
検査技師1名、事務部門1名の1
3名です。お互いの専門分野を生かして協力し、根拠に基付く感染対策を行っ
ています。
■ICTの活動内容
1.感染対策マニュアルの作成、改訂
マニュアルの整備
2.抗菌薬使用指針の作成
3.ICT会議(月1回)
4.院内感染対策研修会
5.院内の標準予防策、感染経路別予防策の条件整備
6.院内感染症発生時の対策と行動
■院内感染対策の実際
月1回ICT会議を持ち、感染菌発生状況の確認を行っています。また院内職員における情報の共有を目的に
感染症発生報告を関係部署に行い、病棟別の抗菌薬の使用状況の確認と職員への報告を行っています。同時に
抗菌薬適正使用に向けて、抗菌薬使用届け制度を開始しています。院内感染対策研修会は感染症に関わる最新
情報や感染予防対策の強化を目的に年2回開催しています。重症呼吸器感染症候群管理指針の作成と改訂を行
い、新型インフルエンザ院内対応の検討を行っています。最新情報の収集と他施設との情報交換を行うことに
より院内感染対策活動を行ってまいります。
38
医療安全対策室
長
小川
弘之
専従看護師長
坂本
とも子
室
中央病院では、医療安全対策室を設置して5年目に入りました。
医療事故の報道が相次ぐ中、患者さまが安心して医療を受けられるように、リスクマネジメント委員による、
週1回程度のカンファレンス等で安全対策に取り組んでいます。
新人職員には、当院や他施設での事例を取り上げて、要因や対策の説明をしています。全職員対象の研修に
は、外部から講師を招いて研修会を行い、安全対策室より職場に出向いて説明会を行うなど、職員のリスク認
識を高めるための活動を行っています。
誤認防止の現状を知るため、病棟看護師と入院患者さまにアンケートをとりました。
リスクマネジメント小委員(医師・看護師・事務部門の職員)による医療安全パトロールを行い、不適切な
環境について調査し、安全な医療材料を提言しています。
また、医療安全対策の実施と普及に取り組む、医療安全全国共同行動“いのちをももるパートナーズ”キャ
ンペーンに参加して、組織としての取り組みを行っています。
39
リスクマネジメント委員会
全体研修会でGW
レサシアン人形による胸骨圧迫
薬剤部とのパトロール
開放型病院ご利用の手引き
■開放型病院とは…
当院は、地域の医療機関が情報交換を含めた組織的な連携を結び、患者さまにとってより良い地域医療提供
体制を実現することを目的とし、平成1
8年1
0月に開放型病院の認定を取得いたしました。
当院の病床や検査・手術のための設備は、開放型病院登録医に開放されています。登録医は当院での病床利
用や検査・手術を、当院の医師と共同で行うことができます。
これにより患者様は、入院前・入院中・退院後という治療経過の状況に即した一貫した治療を受けることが
できます。
■登録医について
西宮市立中央病院を開放型病院としてご利用いただくためには、登録医の申請が必要です。
登録用紙などをお届けいたしますので、地域医療連携室へご連絡下さい。
(TEL:0
7
9
8−64−1
5
1
5)
■登録医のメリット
☆ご紹介いただいた患者様の病状を当院でご確認いただけます。
☆患者様の安心につながります。
☆当院の主治医と共同診療を行った場合は、1回の診療につき350点分の診療報酬がご請求いただけます。
■登録していただいた先生方は…
(1)登録医証をお渡しします。
(2)ご来院の際には、白衣をご用意いたしますのでご利用下さい。
(3)病棟で紹介患者様の診察内容をご覧いただき、担当医とディスカッションができます。
(4)当院の高度医療機器をご利用いただけます。
(5)手術の見学も可能です。
(6)当院が主催する症例検討会にもご参加いただけます。
(7)西宮市立中央病院図書室をご利用いただけます。
40
検査予約システムの導入について
当院では、一部の検査において、インターネットを利用した検査予約システムを導入しています。システム
の概要については以下の通りです。
このシステムに参加するにはIDとパスワードが必要となります。
システムの概要
・当院ホームページより2
4時間検査の予約が可能。
・患者さまをお待たせすることなく日時を決定できる。
・検査予約表、検査説明書、注意書、承諾書がその場でプリントアウトできる。
ご利用するのに必要な機器
・インターネット環境が整備されたパソコン。
・上記パソコンにプリンターが設置されている。
登録料や利用料は必要ありません
(但し、機器の整備やネット環境の設置代、通信料はかかります)
貴
院
プリンター
西宮市立中央病院
24時間予約可能
検査予約システム
ネット予約
パソコン
検査日時の決定
予約票、注意書、説明書、
ネット予約の段階では仮予約のままで
す。診療情報提供書のFAXを頂いた
段階で確定予約となります。
承諾書、診療情報提供書の印刷
検査説明
診療情報提供書の作成、送信
患者さま
FAX送信
地域医療連携室
保険証、予約票、承諾書を持って来院
―検査予約システムに関するお問い合わせ―
E-mail:[email protected]
T E L:0
7
98−6
4−1
51
5(土日・祝祭日を除く9:00∼17:00)
F A X:0
7
98−6
7−4
89
6
西宮市立中央病院 医事グループ 検査予約システム担当:衛守(エモリ)
41
放射線科検査受付
検査の種類と内線電話
種
西宮市立中央病院
類
電話(0798)6
4−15
15
検査室内線電話番号
消化管造影検査(食道・胃透視、注腸)
C
M
R
内線151
T
内線155
I
内線144
R I ( ラ ジ オ ア イ ソ ト ー プ )
内線271
経 静 脈 性 腎 盂 造 影 検 査
内線151
一般撮影(胸部、腹部、骨、乳腺)
内線154
腹部超音波検査(US)・甲状腺エコー
内線151
申
し
込
み
方
法
■一般撮影(胸部単純X線など)は予約不要です。直接検査室内線154まで電話でお知らせ下さい。
患者様は午後1時から3時の間に初診受付(または再診受付)にお越し下さい。
■一般撮影以外の検査は予約受付けとなります。
1.患者様をご紹介頂きます。
【予約受付け手順】
)インターネットを利用した予約は前ページ(41ページ)をご参照下さい。
)電話による予約
各検査室内線まで直接お電話下さい。電話受付時間 8:30∼17:00
または、地域医療連携室宛に診療情報提供書をFAXでご送信下さい。
7
9
8)6
7−4
8
9
6
FAX(0
2.予約票をFAXで返送致します(時間内受付の場合は直後に返送)。
※注腸などの前処置の必要な場合は、説明・準備のため患者様またはご家族の方にあらかじめ受診して
いただきます。
3.患者様に検査を受けて頂きます。
4.検査後、患者様にフィルム、またはデータをお渡しします。
5.後日、結果をご報告致します。
42
内視鏡検査受付
申
し
込
み
方
法
上部消化管内視鏡(胃カメラ)
■当院の診療情報提供書(紹介状)をご記入の上地域医療連携室へFAXをお送り下さい。
FAX受付時間
8:3
0∼1
9:0
0
検査予約をお取りし、予約票・検査注意事項・検査問診票を折り返しFAXさせていただきます。患者様
には、検査日に「初診・再診受付」で受付をされてから、内視鏡センターで検査を受けていただきます。
検 査 曜 日:月∼木曜日の午前中
下部消化管内視鏡(大腸ファイバー)
■当院の診療情報提供書(紹介状)をご記入の上地域医療連携室へFAXをお送り下さい。
FAX受付時間
8:3
0∼1
9:0
0
検査日時と検査日3日前までの内科または外科外来受診の予約をお取りして、FAXで予約票を返送いた
します。外来受診後に内視鏡センターにて検査説明を行い、検査食および下剤をお持ち帰りいただきます。
検 査 曜 日:月・水・木・金曜日
外来診察日:月∼金曜日
地域医療連携室
電話
(0
7
9
8)6
4−1
5
1
5 内線1
8
5・1
8
6
FAX (0
7
9
8)6
7−4
8
9
6
上部・下部消化管ともに当日緊急検査が必要な場合は内視鏡センターまで
直接お電話でお問い合わせ下さい。
43
人間ドックのご案内
人間ドックの種類及び内容
■半日コース
区
分
料
(税
金
込)
実施曜日
(祝日を除く)
実施時間
月曜日
8:10∼13:00
水曜日
9:00∼13:00
12:00∼16:00
内
容
尿検査、血液検査全3
7項目、X線検査、
腹部超音波検査、心電図検査、
子宮頸癌検査など
半日一般ドック
4
2,
000円
半日一般脳付ドック
6
8,
250円
月曜日
半日脳ドック
44,
1
00円
金曜日
9
:10∼1
1:00
MRI・MRA検査、
血液検査全2
8項目、
眼底検査、心電図検査
半日肺ドック
3
7,
80
0円
水曜日
8
:30∼10:00
喀痰細胞診、胸部マルチスライスCT
検査、胸部X線検査
実施曜日
(祝日を除く)
実施時間
8:10∼13:30
(開始時間は各々異なります)
上記検査にMRI、眼底検査などの
脳ドック項目を追加
■1日コース
区
分
1日ドック(脳付き)
料
(税
金
込)
9
4,
5
0
0円
火曜日
8
:45∼17:30
実施曜日
(祝日を除く)
実施時間
内
容
尿検査、血液検査全4
1項目、
X線検査、
腹部超音波検査、心電図検査、動脈
硬化検査、MRI・MRA、頚部エコー
など(昼食付き)
■1泊2日コース
区
分
料
(税
金
込)
1泊2日ドック
8
4,
000円
1泊2日ドック
(脳付き)
1
1
2,
3
5
0円
1泊2日ドック
(肺付き)
1
0
3,
9
5
0円
1泊2日ドック
(脳・肺付き)
1
3
2,
3
0
0円
火∼水曜日
木∼金曜日
8:30∼
翌日13:00
内
容
半日一般ドックの検査項目に加えて、
動脈
硬化検査、糖負荷検査や甲状腺機能などの
血液検査全4
7項目、
眼底眼圧検査、
前立腺検
査、
乳房検査(マンモグラフィー)などを
実施します。
また、希望者には内臓脂肪検
査を無料で実施。
なお、
宿泊には近郊のホテルをご利用いた
だき、ホテルまでタクシーによる無料送迎
を実施します。
このほか、
一日目の昼食
(院
内)
と夕食
(ホテル)
がすべて料金に含まれ
ております。
*休息を兼ねたくつろぎの1泊2日コース。ご自身の健康のためにも、最低1年に1度は、より精密な検査をお受けになられる
ようにお勧めいたします。
*人気の「脳ドック」
突然、強烈な頭痛に襲われ死にいたる恐れが強い「くも膜下出血」の原因となる脳動脈瘤などの脳疾患は、自覚症状がほと
んどないだけに見つかりにくいので、早期発見が大切です。是非、当院の脳ドックをご利用下さい。
*「肺ドック」
日本の死因の第1位を占める肺癌は、
早期発見が最も大切です。
肺CT、
喀痰細胞診による当院の肺ドックを是非ご利用下さい。
44
■オプション検査(予約制ですので、ドック申し込み時にあわせてお申し込み下さい)
有料オプション検査
検
査
名
料金(税別)
内臓脂肪検査
0円
備
考
1泊2日ドックのみ
(希望者には無料で実施)
PET-CT(院外実施)
9
0,
0
0
0円
1日ドック
1泊2日ドックのみ
歯科口腔疾患検査
7,
3
5
0円
1泊2日ドックのみ
骨密度検査
1,
2
6
0円
肺がん腫瘍マーカー
(シフラ、ProGRP)
3,
7
8
0円
1泊2日ドック
1日ドック
半日一般ドック
半日一般脳付ドックのみ
婦人科系がん腫瘍マーカー
(CA1
25)
1,
2
6
0円
1泊2日ドック
半日一般ドック
半日一般脳付ドックのみ
消化器系がん腫瘍マーカー
(CA19
‐
9)
2,
3
62円
半日一般ドック
半日一般脳付ドック
■その他の検査
・ABI、CAVI(動脈硬化検査)
・マンモグラフィー検査
■特定健康診査項目対応について
当院の人間ドックでは、半日肺ドックを除く全てのコースが特定健康診査の検査項目を満たしており、人間
ドックを受診することで、特定健康診査を受診したものとみなされます。
■消化器検査の選択制について
消化器検査については、胃透視または胃カメラのいずれかを選択することができます。
ただし、半日一般脳付ドックについては、検査の都合上、胃透視(胃部X線検査)のみとなります。
■精密検査が必要とされた場合について
各種の診療科を備えた病院のメリットを生かし、必要に応じて診療科を紹介し、さまざまな精密検査・治療
につなげることができます。
■結果報告について
約2週間後、ご本人宛に結果を送付いたします。
人間ドックは予約制になっております。
ご希望の方は健康管理センターへお申し込み下さい。
<ご予約・お問い合わせ>
西宮市立中央病院:電話(0
7
98)6
4−1515
健康管理センター:内線2
01
受付時間:平日午前9時∼午後4時(土・日・祝日は休み)
45
地域医療連携室でのご紹介・ご予約患者様承りについて
(次ページの表をご参照下さい)
地域医療連携室では、ご紹介患者様の予約診療を承っています。
手続きは、当院の診療情報提供書(紹介状)をご記入の上、地域医療連携室宛にFAXをお送り下さい。
患者様の予約希望日があれば、ご記入下さい(できるだけご希望に沿えるようにいたします)。10∼20分後に、
折り返しFAXで予約票を返送致しますので(月∼金曜日8時半から1
9時。以後は翌診療日に返送いたします)
。
患者様にお渡し下さい。
患者様の受診当日には、診察券、カルテを作成し、診察の準備をしてお待ちしております。
初診受付へお越し下さるようご説明下さい。
(当院受診歴のある方は診察券をご持参下さい。)
患者様の診療後は、FAX、郵送または患者様を通じて、文書でご報告致します。ご報告が遅れているときは
ご一報下さい。
*なお当院では、放射線科検査、内視鏡検査のご予約も承っております。
・放射線科検査は「放射線科検査受付」のページ(P.
42)をご参照下さい。
・内視鏡検査のお申し込みは「内視鏡検査受付」のページ(P.
43)をご参照下さい。
西宮市立中央病院
地域医療連携室
〒6
6
3−8
01
4 西宮市林田町8−24 TEL (0798)
64−151
5
内線185・186
FAX (0798)
67−4896
担当者:松田
岸本
真奈美
(看護師長) 篠塚
美保子 (看護主任)
雅之
(MSW)
智佳子
(MSW)
田村
46
患者様のご紹介から受診までのご案内
患者様のご紹介
診療情報提供書(紹介状)ご記入
FAXにてご送付下さい
(郵送でも結構です)
患者様が診療情報提供書(紹介状)を直接
持参される場合は、初診受付で受け付け
FAXで予約票を返送致します。
時間内(平日8時半∼11時)に受診の手
予約票は患者様にお渡し下さい。
続をしていただきます。
ご来院までにカルテと診察券*をご用意して
診療情報提供書(紹介状)健康保険証・医
おります。
療受給者証をご持参下さい。
予約時間に初診受付けに来て頂きます。
予約票・健康保険証・医療受給者証をご持参
下さい。
*当病院に受診歴のある方は
診察券をご持参下さい。
患者様の受診
ご報告
FAX、郵送、または患者様を通じて文書でご報告致します。
症状が落ち着かれましたら、かかりつけ医へお戻りいただきます。
47
FAX
MTSH
FAX
内線 185・186
午前8:30∼午後7:00
放射線科検査受付は午前8:30∼午後5:00
FAX
(午前:木・金曜/午後:月・水・木・金曜)
MTSH
cm
Kg
Kg
( 月 日)
(食後 時間)
A1c
LDLコレステロール
HDLコレステロール
FAX
内線 185・186
午前8:30∼午後7:00
2009年度版
Nishinomiya Municipal Central Hospital
西宮市立中央病院
西宮市立中央病院
所在地
〒663-8014 兵庫県西宮市林田町8番24号
最寄りの駅
阪急電車 門戸厄神駅
東南へ徒歩10分
阪急バス
JR甲子園口駅前発
西宮市立中央病院前下車
電 話
他の交通機関
駐車スペース
0798-64-1515
阪急バス 西宮北口駅前発 西宮市立中央病院前下車
175台有り
高 度 な 医 療 を 優 し く 、確 実 に
平成21年10月作成
地域医療連携室
〒663-8014 西宮市林田町8番24号
TEL
(0798)
64−1515 FAX
(0798)
67−4811
FAX
(0798)
67−4896(地域医療連携室)
http://www.nishi.or.jp/~byouin/