歩 道の 高さ ・ 歩道等 の車道 に対 する高 さは 、2cm を 標準 とする 。 ・ 歩 道 の 高 さ は 、 乗 合 自 動 車 停 留 所 及 び 車 両 乗入 部 の 設 置 の 状 況 等 を 考 慮 し て定め るもの とす る。 ・ 乗合自 動車停 留所 の車道 に対 する歩 道の 高さは 、15cm を標準 とす る。 道路移動等円滑化基準 (高さ) 第八条 歩道等(縁石を除く。)の車道等に対する高さは、五センチメートルを標準とするものとする。ただし、横断歩道 に接続する歩道等の部分にあっては、この限りでない。 2 前項の高さは、乗合自動車停留所及び車両乗入れ部の設置の状況等を考慮して定めるものとする。 (高さ) 第十七条 乗合自動車停留所を設ける歩道等の部分の車道等に対する高さは、十五センチメートルを標準とするものとす る。 図 自 動車停 留所 の歩道 の構 造の例 15 横 断歩 道等 に接 続す る歩 道部 分等 の部 分 ・ 横断 歩道 に接 続す る歩 道等 の縁 端の 段差 は、 縁石 を用 いる 場合 は1 cm を標 準とす る。 ・ 歩道等 の縁端 部分 は、1 .5 m程度 の平 たん部 分を 設ける もの とする 。 道路移動等円滑化基準 (横断歩道に接続する歩道等の部分) 第九条 横断歩道に接続する歩道等の部分の縁端は、車道等の部分より高くするものとし、その段差は二センチメートルを 標準とするものとする。 2 前項の段差に接続する歩道等の部分は、車いすを使用している者(以下「車いす使用者」という。)が円滑に転回でき る構造とするものとする。 視 覚障 害 者 の 安 全か つ 円 滑 な交 通 を 確 保す る た め に 、歩 車 道 境 界を 明 確 に 示す 必 要 が ある 。 車 い す使 用 者 が 困 難な く 通 行 でき 、 か つ 視覚 障 害 者が 歩車道 境界部 を白 杖や足 によ り容易 に認 知でき るよ う、1 cm の 段差を 設け ること を標準 とす る。 横 断歩 道 に 接 続 する 歩 者 道 境界 部 分 に は、 下 記 の よ うな 縁 石 を 用い る 場 合 が多 い 。 縁 石を 用 い る 場合 は 、 道 路 の移 動 等 円 滑化 整 備 ガ イド ラ イ ンに 比較的 望まし いと いえる 構造 の一例 のと おり、 縁端 高さを 1cm と する。 た だし 、 点 字 ブ ロッ ク の 設 置に よ り 、 車道 と 歩 道 の 境界 を 明 確 に示 す こ とがで きる場 合に は、0 cm の接 続も検 討す る。 図 図 比 較的望 まし いとい える 構造の 一例 横 断歩道 部の すりつ けの イメー ジ 16 歩 道等 の型 式 ・ 歩道等 は、車 道に 対して 5cm 程 度高い セミ フラッ ト型 式を基 本と する。 ・ 現 状 が マ ウ ン ト ア ッ プ 型 式 の 歩 道 に お い て は、 隣 接 す る 民 地 と の す り つ け 等 に よ り 、 セ ミ フ ラ ッ ト 型 式 に 変 更 す る こ とが 困 難 な 場 合 が 多 い 。 こ の よ う な 場 合 に お い て は 、 移 動 円 滑 化 基 準 の 経 過措 置 に 基 づ き 、 暫 定 的 に マ ウ ン トア ッ プ 型 式の ま ま と する が 、 でき る 範 囲 内で バ リ ア フリ ー 整 備 を行 う。 道路移動等円滑化基準 (歩道等と車道等の分離) 第七条 歩道等には、車道若しくは車道に接続する路肩がある場合の当該路肩(以下「車道等」という。)又は自転車道に 接続して縁石線を設けるものとする。 2 歩道等(車両乗入れ部及び横断歩道に接続する部分を除く。)に設ける縁石の車道等に対する高さは十五センチメート ル以上とし、当該歩道等の構造及び交通の状況並びに沿道の土地利用の状況等を考慮して定めるものとする。 3 歩行者の安全かつ円滑な通行を確保するため必要がある場合においては、歩道等と車道等の間に植樹帯を設け、又は歩 道等の車道等側に並木若しくはさくを設けるものとする。 (高さ) 第八条 歩道等(縁石を除く。)の車道等に対する高さは、五センチメートルを標準とするものとする。ただし、横断歩道 に接続する歩道等の部分にあっては、この限りでない。 2 前項の高さは、乗合自動車停留所及び車両乗入れ部の設置の状況等を考慮して定めるものとする。 (附則) 5 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ないため、第八条の規定による基準をそのまま適用することが適当でな いと認められるときは、当分の間、この規定による基準によらないことができる。 歩道構 造の形 式 17 車 道乗 入部 ・ 歩道乗 入部の 横断 こう配 1% 以下(やむ を得 ない場 合は 2%以 下)の部 分の 幅員は 、2m 以上 とする 。 道路移動等円滑化基準 (車両乗入れ部) 第十条 第四条の規定にかかわらず、車両乗入れ部のうち第六条第二項の規定による基準を満たす部分の有効幅員は、二メ ートル以上とするものとする。 歩道面 と車道 面と の高低 差 が 15cm 以 下の場 合は 、必要 有効 幅員と して 民 地 側に 2 m 以 上の 平 た ん 部( 横 断 こ う 配1 % 以 下 )を 確 保 し 、す り つ け部 の長さ (縁石 を含 むすり つけ 部の横 断方 向の長 さ) は、歩 道の 高さが 15cm の場合 は、道 路の横 断方 向に 75cm と する ことを 標準 とする 。歩 者道境 界の 縁石に は、特 殊縁 石を用 いる 。 歩道の 高さが 15cm 未満 の場合 には 、すり つけ 部の横 断こ う配(す りつ け 部 のう ち 縁 石 を除 い た 部 分の 横 断 こ う 配) を 、 前 述の 標 準 の 場合 と 同 じと し、す りつけ 部の 長さを 縮小 するこ とが 可能で ある 。 また、 歩者道 境界 の段差 は2cm を標準 とす る。 図 車 両乗入 部の 構造 歩道面 と車道 面と の高低 差 が 15cm を 超える 等の 場合や 植樹 帯等の 幅員 を 活 用し て す り つけ を 行 う 構造 等 に つ い ては 、 「 歩 道の 一 般 的 構造 に 関 する 基準( 都街発 第 60 号 、道企 発第 102 号 平 成 17 年 2月3 日都 市・地 域整 備局長 ・道路 局長 通達)」を参 照し 、整備 する ものと する 。 18 視 覚障 害者 誘導 用ブ ロッ ク ・ 視 覚 障 害 者 誘 導 用 ブ ロ ッ ク の 色 は 、 視 覚 障 害者 が 識 別 し や す い 色 で あ る 黄 色を原 則とす る。 道路移動等円滑化基準 (視覚障害者誘導用ブロック) 第三十四条 歩道等、立体横断施設の通路、乗合自動車停留所、路面電車停留場の乗降場及び自動車駐車場の通路には、視 覚障害者の移動等円滑化のために必要であると認められる箇所に、視覚障害者誘導用ブロックを敷設するものとする。 2 視覚障害者誘導用ブロックの色は、黄色その他の周囲の路面との輝度比が大きいこと等により当該ブロック部分を容易 に識別できる色とするものとする。 3 視覚障害者誘導用ブロックには、視覚障害者の移動等円滑化のために必要であると認められる箇所に、音声により視覚 障害者を案内する設備を設けるものとする。 照 明施 設 ・ 夜 間の 安 全 な 歩行 空 間 を 確保 す る ため 、 必 要 に応 じ 、 街 路灯 等 を 設 置す る。 道路移動等円滑化基準 (照明施設) 第三十六条 歩道等及び立体横断施設には、照明施設を連続して設けるものとする。ただし、夜間における当該歩道等及び 立体横断施設の路面の照度が十分に確保される場合においては、この限りでない。 2 乗合自動車停留所、路面電車停留場及び自動車駐車場には、高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要であると認 められる箇所に、照明施設を設けるものとする。ただし、夜間における当該乗合自動車停留所、路面電車停留場及び自動車 駐車場の路面の照度が十分に確保される場合においては、この限りでない。 表 歩 行者に 対す る道路 照明 基準 夜間の 交通量 地域 照度(lx) 水平面 照度 鉛直面 照度 交通量 の 住宅地 域 5 1 多い道 路 商業地 域 20 4 交通量 の 住宅地 域 3 0.5 少ない 道路 商業地 域 10 2 JIS Z9111 道路 照明基 準 ・ 水平面 照度は 路面 上の平 均照 度 ・ 鉛直面 照度は 、歩 道の中 心線 状で路 面上 から1 .5 mの高 さの 道路軸 に対 して直 角な 鉛直 面上の 最小照 度 19
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