「生乳への抗生物質混入注意」 「乳中アフラトキシンM1の生乳規制」

総務管理課 ☎ 0824-64-2071
新型インフルエンザ
感染しないためにヒトも自衛防疫を!
今年もインフルエンザの流行シーズンを迎えました。近年、新型インフル
エンザが猛威をふるっていますが、新型インフルエンザは、感染者の咳やく
しゃみに含まれるウイルスを、呼吸等により自らの体内に取り込むことで感
染します。感染の広がりを予防する方法として、感染経路を遮断することが
重要です。普段から「手洗い・うがい」を心がけ、「咳」をする際にはマスクを
着用するなど周囲に配慮する等、新型インフルエンザに対する危機管理を持
ち、感染予防に努めましょう。
事業推進課 ☎ 0824-64-2072
ご注意下さい !!
出荷生乳への「抗生物質混入」は被害甚大
組合員による出荷生乳について、抗生物質混入に
より廃棄する事故が後を絶ちません。
生乳廃棄事故は、出荷当事者の損害に止まらず、
ローリー単位、又は乳業社ストレージタンクの損害
賠償まで及びます。
抗生物質治療牛の搾乳に際しては、バケットミル
カーを用いる等して、別搾乳のうえ全量廃棄を徹底
して下さい。
せっかくの健全な生乳・財産を損なわないために
も・・・・!!
■抗生物質事故被害の拡大
(集乳業務担当者向け作業手順マニュアル - 中央酪農会議より)
平成 28 年 1 月 23 日適用
「アフラトキシン M1」5 μ g/kg 超の生乳を規制
■食品衛生法第六条(抜粋)
次に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授
与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、又は販売の用に供するために、
採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳
列してはならない。
一 腐敗し、若しくは変敗したもの又は未熟であるもの。ただし、一般に
人の健康を損なうおそれがなく飲食に適すると認められているもの
は、この限りでない。
二 有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、又はこれら
の疑いがあるもの。ただし、人の健康を損なうおそれがない場合とし
て厚生労働大臣が定める場合においては、この限りでない。
三 病原微生物により汚染され、又はその疑いがあり、人の健康を損なう
おそれがあるもの。
四 不潔、異物の混入又は添加その他の事由により、人の健康を損なうお
それがあるもの。
ミルクパーラー
平成 27 年 7 月 23 日付け厚生労働
省医薬食品局食品安全部長からの通
知文書によると、乳中のアフラトキ
シ ン M1( 以 下、「AFM1」)の 5 μ g/
kg を超える生乳は、食品衛生法第 6
条第 2 号に違反しているとして、平
成 28 年 1 月 23 日から規制されるこ
ととなりました。
生乳出荷組合員にあたっては、ポ
ジティブリストに示す「飼養管理
チェックシート」の記帳と共に、生
乳に農薬等が残留しないよう十分注
意ください。
広島
2015年
(平成 27年)11月
〔№ 260〕 18
Milk Parlor
(運転手立ち会いのもと汚れをチェック) (綿棒で汚れの付着を確認する出羽職員)
事業推進課 ☎ 0824-64-2072
「電磁流量計」定期精度検査を実施
集乳車両全 16 台の適正を確認
広酪では、組合員の皆さんが生産された生乳の適正な集乳と受
託を行うため、10 月 28 日から 10 月 30 日の 3 日間、広酪が集乳
業務を行う集乳車両 16 台全ての「電磁流量計」の精度検査、「オー
トサンプラー」の適正サンプリングの確認、ATP 測定用試薬を使っ
た洗浄状態の衛生確認検査を行いました。
電磁流量計の精度検査は、50 ℓ、100 ℓ、150 ℓの水を吸って
電磁流量計の精度を確認、オートサンプラーも同様に吸水時にサ
ンプリング箇所から適正量がサンプル内に入っているかの確認を
しました。
ATP 測定用試薬は、運転手が集乳車のタンク内やインペラー部
(モーターに入っているパッキン等)、集乳ホースを洗浄し、その
洗浄部分を綿棒でこすり、汚れの付着度合いを数値化して調べま
した。
何れの検査も、適正であることを確認しました。同時に集乳を
委託する運転手等の新人研修も兼ねて、洗浄指導や部品交換指導
を行いました。
全酪連販売預託育成事業
雌雄選別精液授精回数2回まで拡大 !!
全酪連は、販売預託育成事業に係る雌雄選別精液の授精回
数を1回と限定して来ましたが、要望を受けて2回の授精対
応を可能とし、受胎率面のリスクも考慮する中で試行的に取
り組むことを決定されました。
この詳細は、右表のとおりです。
お知らせ
平成 27 年 10 月 1 日以降に種付け
開始月齢に達する牛から適用
実施期間
1 年間。その後は期間内に検討
酪農技術研修会 〜渡邊徹氏の飼養管理を学ぶ〜
(一社)広島県畜産協会主催の
酪農技術研修会が右記の日程
で行われます。
詳しくは同協会に問い合わせ
のうえ、申し込み下さい。
■日時:平成 28 年 1 月 13 日(水)午後 1 時 30 分
■場所:三次市十日市東 6 丁目 13 番 25 号
三次ロイヤルホテル
■内容:繁殖を中心とした飼養管理
■講師:わたなべゼミナール 渡邊 徹 氏
■問い合わせ及び申込先:〒 730-0051 広島市中区大手町 4-7-3
一般社団法人広島県畜産協会 経営指導部
TEL082-244-1783 FAX082-504-0484
電子メールアドレス :[email protected]
■ホームページアドレス:http://www.hiroshima-lin.jp/
広島
19
実
施
開 始 日
2015年
(平成 27年)11月
〔№ 260〕