-543 07-36A 私たちには大きな使命があります。 それは、基本理念に示した「世界と未 来をみつめ 新しい価値の創造を通 じて 人々の幸福に貢献する」ことで “やさしさ”と “うれしさ”を 世界の人々へ す。その実現に向けたマイルストーン として「DENSO VISION 2015」を 策定し、2015年までにめざす企業 像を『“やさしさ”と“うれしさ”を世界の 人々へ』 としています。 “やさしさ”は、環境負荷や交通事故 の心配がないクルマ社会の実現を、 “うれしさ”は、快適なドライブやクル マの利便性を享受できる社会の実現 を表します。 この視線の先には、クルマ・人・社会 1 が共存する「先進的なクルマ社会」、 「クルマがずっと愛される社会」が あります。私たちは、その実現に向け て、技術の夢をカタチにするデンソー 流モノづくり、社員一人ひとりの能力 を最大限に発揮する人づくり、そし 目 次 1 デンソーがめざすもの 3 デンソーのテクノロジー 5 環 境 7 安 全 9 快 適 11 利 便 て社会から信頼され共感される企 13 デンソーと社会 業づくりをさらに進化させ、あらゆる 15 モノづくり 人々がデンソーグループに抱いてい 17 人づくり 19 社会貢献活動 る期待を超え、私たち自身の中にあ 21 グループインフォメーション る限界をも超えて、新たな可能性に 22 主要データ 挑戦し続けます。 25 グループ会社 29 沿革 31 役員一覧 Beyond All Expectations── 32 お問い合わせ先 すべての人々の期待を超えて。 これからのデンソーの挑戦に ご期待ください。 2 Techn olo 3 Environment Safety 環境 安全 クルマの一生を通じて クルマに乗る人も 環境負荷が限りなく 歩行者も安心できる ゼロに近い社会へ 交通事故のない社会へ クルマがずっと愛される 社会を目指して 技術革新の追求を続けます デンソーは、走る・曲がる・止まるといった クルマの基本性能を高めるだけでなく、 クルマに乗るという体験そのものを豊かにし、 ドライバーや歩行者、さらには地球環境まで包含する クルマ社会全体の進化を追求しています。 その実現に向け、 自動車部品業界の中でもトップクラスである 売上高の約9.1%(2009年度:約2,701億円)を 研究開発に投資し、 「環境・安全・快適・利便」の4つの領域で hn ology 技術革新への挑戦を続けています。 Comfort Convenience 快適 利便 誰もが ストレスなく 移動する空間や時間を スムーズに移動できる 心から楽しめる社会へ 豊かなクルマ社会へ 4 環境 クルマの一生を通じて 環境負荷が限りなく ゼロに近い社会へ デンソーは、ガソリン車・ディーゼル車・ハイブリッド車 などに幅広く、“環境と性能向上の両立”に貢献する製 品を供給しています。そして、クルマの一生を通じて 環境負荷をゼロに近づけるため、低燃費、排出ガスの 浄化、資源使用量や環境負荷物質の削減、リサイクル 性の向上などに取り組んでいます。 Environment 5 当社従来技術に比べ、 単位体積当たりの 出力を 約60%向上 パワーコントロールユニット (PCU) 独自のパワーエレクトロニクス技術で ハイブリッド車の性能向上に貢献 デンソーは、ハイブリッド車用のさまざまな製品を供給し ています。 その中のひとつである「 パワーコントロールユニット (PCU)」は、主電池の電圧をより高いモータの駆動電圧 に変換する昇圧コンバータと、直流電圧を交流電圧に変 換するインバータから構成されています。一般にPCUは 大電力化すると温度上昇を伴うため、その抑制が課題で した。そこで、デンソーは独自の冷却構造を開発すること により、PCUの大電力化を可能にしました。 また、エネルギー密度の高いリチウムイオン電池を主電 池として安全で効率的に使うため、電圧・電流・温度などを 検出する「リチウムイオン電池用電池監視ユニット」を開 発。独自の技術で回路を大幅に簡素化し、低コストを実現 しました。 リチウムイオン電池用電池監視ユニット プラグインハイブリッドに搭載 6 安全 クルマに乗る人も 歩行者も安心できる 交通事故のない社会へ 人がクルマを運転する限り、操作・判断ミスを100%防 ぐことはできません。歩行者の飛び出しなど予測不能 な事態もおこります。しかし、これを前提にした高度な 安全技術により、事故を回避したり、衝撃をやわらげた りして乗員や歩行者を守ることができます。デンソー は、こうした視点から「ぶつからないクルマ(予防安 全)、ぶつかっても人に障害のないクルマ(衝突安全)、 運転を支援するクルマ」の実現に向け、高感度センサ や制御技術を融合した安全システムを開発し、多くの 自動車メーカーに採用されています。 Safety 7 夜間でも歩行者をすばやく検知し 事故の未然防止・被害の軽減に寄与 前方の障害物を検知する高感度の「ミリ波レーダ」に代表 されるセンシング技術をもとに、デンソーは「歩行者検知 機能付きナイトビュー」を開発しました。これは、目に見え ない近赤外線を前方に照射し、夜間には見えにくい歩行 者や障害物などを近赤外線カメラで捉え、その映像をディ スプレイに表示することで、 ドライバーに注意喚起を促す 世界初※のシステムです。 肉眼では見えにくい進路の情報を得ることで、 ドライバー に安心感とゆとりを与え、夜間の安全運転に貢献します。 ※:近赤外線を用いた夜間支援システムとして世界初。 歩行者検知機能 世界初 歩行者を検知すると、その位置を割り出し黄色の枠で囲み ます。黄色の枠は歩行者の大きさに合わせて変化し、最大 8個まで表示可能です。 映像支援範囲 ハイビーム ロービーム 約15° 歩行者検知範囲 200m 150m 100m 40m 歩行者検知機能は、時速15km~60kmで走行中のみ作動します。 8 快適 誰もが 移動する空間や時間を 心から楽しめる社会へ たとえ車外が過酷な環境であっても、キャビン内は穏 やかで心地よい空間でありたい。それでこそ、 ドライ ブの歓びを満喫でき、クルマに乗る“うれしさ”や“やさ しさ“を実感できます。デンソーは、カーエアコンのトッ プメーカーとして培った先進の空調技術を進化させ、 クルマに乗るすべての人々が、移動する空間やそこ で過ごす時間を心から楽しめる“感性品質”を追求して います。 Comfort 9 世界初 エジェクタを搭載 独創の技術で エバポレータ カーエアコンをさらに進化 一般的なカーエアコンシステムでは、冷媒を圧縮するコン プレッサの動力に多くのエネルギーを使用しています。 デンソーは、このエネルギーを低減するため、小型の冷媒 減圧装置であるエジェクタを搭載したカーエアコンシステ ムを世界で初めて開発しました。 すでに冷凍車や家庭用給湯器に採用されていたエジェク タを、カーエアコン内のエバポレータ※上部に一体化し小 型化することで、カーエアコンシステムへの搭載を可能に しました。 このエジェクタが、冷媒の圧力を下げると同時に冷媒を循 環させるポンプの役割をすることにより、コンプレッサの 消費電力を最大25%低減しています。 ※:蒸発による気化熱を利用した冷却装置。 エジェクタ ノズル 冷媒を高速化 冷媒を噴射 駆動流 エバポレータからの吸引流 エジェクタは、捨てられていた膨張損失エネルギーを回収し、 冷媒を高速噴射・循環させる「動力のいらないポンプ」です。 10 利便 ストレスなく スムーズに移動できる 豊かなクルマ社会へ デンソーは「あったら便利だな」と思える機能をいち早 く先取りして製品化しています。たとえば、運転の負担 を軽くする視認性に優れたメータ、情報通信技術を活 用した防犯システム、様々なエンタテイメント情報も楽 しめるカーナビゲーション…。利便性の分野でもデン ソーならではの“うれしさ”や“やさしさ”を広げています。 Convenience 11 操作ノブ エンターキー ジョイスティック型の操作ノブに 指先を乗せ、上下左右に傾けると ディスプレイ内のポインタが連動して移動。 マウスのような操作感覚で カーナビをリモートコントロール デンソーが2009年に開発した「リモートタッチコントロー ラ」は、カーナビゲーションをドライバーの手元で遠隔操 作できるコントローラです。 コントローラ中央部にある操作ノブは、ナビ画面上のポイ ンタと連動し、パソコンのマウス感覚でポインタを上下左 右に動かすことができます。 コントローラにはモータが組み込まれ、画面上の狙ったボ タンにポインタを近づけると、あたかも、実際のボタンに触 れるような感覚が、操作ノブから指先に伝わります。 これらの機能により、離れたディスプレイに対して手元で 正確なナビ操作が可能となり、従来のタッチパネル式ディ スプレイに比べ、ディスプレイの搭載位置を自由に設計で きます。 ディスプレイ位置による視線移動時間 新製品 0.2秒 従来製品 0.5秒 リモートコントローラ 従来のタッチパネル式ディスプレイを、センターコンソール上部へ移動することが可能と なり、 ドライバーの視線移動にかかる時間が0.5秒から0.2秒に短縮できるメリットもある。 12 Corporate Social Responsib ilit ※:Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任 13 Monozukuri Hitozukuri モノづくり 人づくり 技術と技能を モノづくりは 両輪に 人づくり 社会から te 信頼・共感される 企業をめざして 私たちの事業活動は、世界中のお客様、 sib ility zukuri 株主・投資家のみなさま、仕入先様、社員、 地域社会、国際社会などに支えられています。 これらすべてのステークホルダーから 信頼・共感されるための基盤として、 CSR※を経営の中核に位置付け、 「モノづくり」 「人づくり」 「社会貢献活動」など、 あらゆる企業行動に反映しています。 Corporate Citizenship づくり 社会貢献 づくりは 企業市民として、 づくり 地球市民として 14 ギネスブックに認定された世界一小さい動く自動車模型 モノづくり 技術と技能を両輪に 技術と技能は同義語ではありません。技術者は、研究 成果や斬新な発想を理論的に裏付け、設計図に表現し ます。これをモノとして具現化するのが卓越した技能者 です。手づくりの型・冶工具などを駆使して試作品をつ くり、性能を評価し、量産化に向けた生産設備を開発・ 製造する。その過程では技術者と技能者が団結して高 いハードルを突破します。この技術と技能の高度な融 合があって、初めて世界初・世界一の製品が誕生する のです。 Monozukuri 15 ピエゾインジェクタ 部品の隙間は“髪の毛の1/60” その製造技術が 製品開発の成否を分ける コモンレールシステムは、燃料を超高圧・超微粒化して ディーゼルエンジンの燃焼室に噴射し、完全燃焼させる ことで画期的な環境性能をもたらします。その燃料噴射 装置である「インジェクタ」の部品摺動部に許される隙間 は、わずか1ミクロン※。毛髪の60分の1です。これ以上 の隙間では密閉性が損なわれ、これ以下ではスムーズな 動きが損なわれます。技術者と技能者はプロジェクトを組 み、試行錯誤の末に、微粒の砥石を混ぜた粘土を流す加 工技術を開発して難題を克服しました。原動力となったの は、 1ミクロン以下の違いを目や指の感覚で読み取る技能 者たちの神業でした。 ※:1000分の1ミリ コモンレールシステム ピエゾインジェクタ サプライポンプ コモンレール 16 デンソー流モノづくり教育 人づくり モノづくりは人づくり ハイテク自動車部品の進歩を支える最高水準のモ ノづくり、それを推進するのは人の力です。デンソー は、創業間もない1954年に技能者養成所を設立し、 「デンソー工業技術短期大学校」へと発展させ、企 業内学校として7,000名を超える卒業生を送り出し ています。技術・技能の向上を喜びとする企業風土 は、世界の若者が技を競う「技能五輪国際大会」で の24人の金メダリスト輩出をはじめ、他では真似の できない製品開発、海外33拠点の技能訓練道場の 設置などに結実しています。 Hitozukuri 17 技能五輪金メダル 独自の人づくりがドラマをつくり出す 1997年、 「技能五輪スイス大会」精密機器組立種目の 最終日。デンソーの選手(日本代表)が「図面の指示に1ミ リの誤差があり、忠実に加工しても動かない」と申し出ま した。前代未聞の出来事に審査員が確かめると図面に誤 記があり、選手全員に補助具を配って競技再開。デンソー の選手は史上最高得点で金メダルを獲得し、その歴史に 伝説を刻みました。こうした優れた技能者育成の伝統は、 時を超え海を越えて、世界各地の生産拠点に浸透。 2005年に設立したタイのトレーニングアカデミーでは、 “Monozukuri is Hitozukuri”が合言葉として定着し、 技能五輪国際大会のタイ 代表選手を輩出するまで になっています。 海外現地スタッフ自作の生産設備 技能五輪国際大会でのメダル獲得数と獲得率 (2009 年 9 月現在) 銅11個 獲得数 46個 金24個 金24 獲得率 71.9% 銀11個 技能五輪国際大会 1950年以来、2年に1度開催される。出場資格は、22歳以下で国内大会 で優勝した選手。 当社の参加目的は、優秀な成績を挙げるだけでなく、技能五輪の訓練を 通じて、若い技能者の心・技・体を磨き、将来の高度熟練技能者になりうる 人材の計画的育成と技能伝承。 18 車いす修理活動(タイ) 社会貢献 企業市民として、 地球市民として デンソーは社会の持続的な発展に貢献するため、グ ループのさまざまな資源を活用した社会貢献活動を積 極的に推進しています。活動にあたっては、デンソーら しさを活かした「人づくり」と「環境共生」を重点分野に 位置づけ、企業自らが主体的に推進する「オリジナル プログラムの充実」と「社会参加の風土づくり」に、グ ループ各社と社員の総力を挙げて取り組んでいます。 基本方針 重点 分野 企業 風土 青少年育成 人づくり 障がい者福祉 環境共生 コミュニティの自然環境保護 地球環境保護 社員一人ひとりが活動に参加する風土づくり Corporate Citizenship 19 《障がい者福祉》 バリアフリー社会の実現をめざして 車 い す の 普 及を通じて 、 アジアの障がい者の自立 を支援する「NPO法人ア ジア車 い す 交 流センター (WAFCA ※)」の設立や活 動支援をはじめ、国内外で WAFCA車いす寄贈活動(タイ) 様々な障がい者の自立支援に取り組んでいます。 ※:Wheelchairs And Friendship Center of Asia 1999年にデンソーが企業として日本で初めて設立したNPO法人。 《青少年育成》 モノづくりの喜びを次世代に いま日本では、小中学生の 理科ばなれが指摘されてい ます。デンソーはモノづくり に携わる企業として、子ども たちにモノづくりの楽しさや 科学技術のおもしろさ・奥深 モノづくりスクール さを体験してもらう催しや支援活動を続けています。 《環境共生》 豊かな自然を、いつまでも 各国の学生たちが集い、“持 続可能な社会づくり”につい て学ぶ「青少年育成グロー バルプログラム DENSO YOUTH for EARTH Action」をはじめ、次代を 「DENSO YOUTH for EARTH Action」 担う若者や子どもたちが自然の素晴らしさや大切さを体感し て行動につなげていくさまざまな機会を提供しています。 また、環境や地域社会に貢献する社員の取り組みを応援する 「デンソーエコポイント制度」をはじめ、貴重な動植物の保 護や美化・清掃など多彩な環境・社会貢献活動を推進してい ます。 20 Group Information 21 Corporate Data 会社概要(2009年度) 社名 株式会社デンソー 設立 1949 年 12 月 16 日 本社所在地 〒 448-8661 愛知県刈谷市昭和町 1-1 資本金 1,874 億円 売上高 連結 2兆9,767億円/単独 1兆8,853億円 経常利益 連結 1,527億円/単独 826億円 当期純利益 連結 734億円/単独 531億円 従業員(就業人員ベース) 連結 120,812人/単独 38,597人 連結子会社数 184社(日本 68、北中南米 34、欧州 34、豪亜 48) 持分法適用関連会社数 30社(日本 12、北中南米 5、欧州 2、豪亜 9、その他 2) デンソーの拠点(国内)●…熱機器 ■…パワトレイン ●…電子機器 ■…電気機器 ●…情報安全 ■…その他 郵便番号 住所 電話番号 本社 〒 448-8661 愛知県刈谷市昭和町 1-1 0566-25-5511(案内) 池田工場 〒 448-0044 愛知県刈谷市池田町 5-1 0566-26-0011(案内) ● 安城製作所 〒 446-8511 愛知県安城市里町長根 2-1 0566-96-0011(案内) ■ 西尾製作所 〒 445-8502 愛知県西尾市下羽角町住崎 1 0563-55-1111(案内) ●■ 高棚製作所 〒 446-8507 愛知県安城市高棚町新道 1 0566-73-8888(案内) ●● 大安製作所 〒 511-0296 三重県いなべ市大安町門前 1530 0594-87-1111(案内) ■● 幸田製作所 〒 444-0193 愛知県額田郡幸田町大字芦谷字丸山 5 0564-56-7711(案内) ● 豊橋製作所 〒 441-8074 愛知県豊橋市明海町 3-23 0532-44-2411(案内) ● 阿久比製作所 〒 470-2298 愛知県知多郡阿久比町大字草木字芳池 1 0569-49-1111(案内) ■ 善明製作所 〒 445-0034 愛知県西尾市善明町一本松 100 0563-55-5511(案内) ■ デンソー基礎研究所 〒 470-0111 愛知県日進市米野木町南山 500-1 0561-75-1111(案内) ■ 額田テストセンター 0564-84-2141(代表) ■ 〒 444-3431 愛知県岡崎市切山町字大ボウ 1-2 事業分野 2010年3月31日現在 22 Corporate Data 売上高の推移 経常利益の推移 連結 億円 単独 連結 億円 単独 4,000 40,000 29,767 30,000 3,000 18,853 20,000 2,000 1,527 0 826 1,000 10,000 2005 2006 2007 2008 2009 年度 0 2008 2005 2006 2009 年度 2007 −1,000 当期純利益の推移 1株当たり当期純利益の推移 連結 億円 単独 2,500 円 300 250 2,000 200 1,500 150 1,000 734 531 500 0 −500 −1,000 91.11 100 50 2008 2005 2006 2007 2009 年度 0 2008 2005 −50 −100 1株当たり年間配当金27円 23 2006 2007 2009年度 自己資本利益率(ROE)の推移 研究開発費の推移 億円 % 15 % 5,000 9.1 売上比率 8 4,000 10 研究開発費 3,000 5 4.0 0 −5 2004 2005 2006 2007 2008 4 1,000 2 0 2005 2006 2007 2008 0 2009 年度 地域別(顧客の所在地別)売上高 産業機器・生活関連機器 1.3% その他 0.3% その他自動車分野 1.0% その他の地域 0.3% 豪亜 モータ 7.5% 17.4% 電気機器 8.9% 熱機器 30.3% 電子機器 10.0% 情報安全 6 2,701 2,000 2009 年度 製品別売上高(連結) 17.7% 10 欧州 日本 13.4% パワトレイン機器 23.0% 2兆9,767億円 51.0% 北中南米 17.9% 2兆9,767億円 2010年3月31日現在 24 Global Network ■…生産会社 ■…その他 グループ会社《日本》 社名 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 25 株式会社 株式会社 浜名湖電装株式会社 大信精機株式会社 京三電機株式会社 GAC株式会社 株式会社朝日製作所 三共 株式会社 工業株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 勝山 機工株式会社 株式会社 北九州製作所 太陽株式会社 株式会社 株式会社 東日本 株式会社 株式会社 日本 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 EMC 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 網走 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 技研 株式会社 株式会社 財経 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 株式会社 郵船 株式会社 株式会社 社名 ■ 株式会社日本自動車部品総合研究所 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 北海道 東北 東京 中部 関西 中国 四国 九州 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 沖縄 ■ 株式会社 Advanced Driver Information Technology ■ 株式会社 ■ 伊藤精工株式会社 ■ 株式会社 株式会社 ■ ■ 神星工業株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社 ■ 津田工業株式会社 ■ 株式会社 ■ 株式会社TD ■ 宮崎 株式会社 ■ 有限会社 ■ 有限会社 ■ 株式会社 ・ ・ 株式会社 有限会社京三 株式会社 GAC 株式会社GAC 株式会社 株式会社 株式会社 豊科 株式会社 八坂 東名 株式会社 株式会社 西埼玉 ■ 京三 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 主なグループ会社《北中南米》 国 地域 アメリカ 社名 ■ DENSO INTERNATIONAL AMERICA, INC. ■ DENSO SALES CALIFORNIA, INC. ■ DENSO MANUFACTURING MICHIGAN, INC. ■ AMERICAN INDUSTRIAL MANUFACTURING SERVICES, INC. ■ DENSO MANUFACTURING TENNESSEE, INC. ■ DENSO MANUFACTURING ATHENS TENNESSEE, INC. ■ MICHIGAN AUTOMOTIVE COMPRESSOR, INC. ■ TBDN TENNESSEE COMPANY ■ ASSOCIATED FUEL PUMP SYSTEMS CORPORATION ■ DENSO WIRELESS SYSTEMS AMERICA, INC. ■ ACTIS MANUFACTURING, LTD. LLC. ■ DENSO MANUFACTURING ARKANSAS, INC. ■ TD AUTOMOTIVE COMPRESSOR GEORGIA, LLC. ■ DENSO REINSURANCE AMERICA, INC. ■ ASMO NORTH AMERICA, LLC. ■ ASMO MANUFACTURING, INC. ■ ASMO NORTH CAROLINA, INC. ■ ASMO DETROIT, INC. ■ ASMO GREENVILLE OF NORTH CAROLINA, INC. ■ NWB USA, INC. ■ KYOSAN DENKI AMERICA, INC. ■ KYOSAN DENSO MANUFACTURING KENTUCKY, LLC. ■ SYSTEX PRODUCTS CORPORATION ■ SYSTEX PRODUCTS ARKANSAS COMPANY ■ DENSO AIR SYSTEMS MICHIGAN, INC. カナダ ■ DENSO MANUFACTURING CANADA, INC. ■ DENSO SALES CANADA, INC. メキシコ ■ DENSO MEXICO S.A. DE C.V. ■ DENSO AIR SYSTEMS DE MEXICO S.A. DE C.V. ブラジル ■ DENSO DO BRASIL LTDA. ■ DENSO INDUSTRIAL DA AMAZONIA LTDA. ■ DENSO MAQUINAS ROTANTES do BRASIL LTDA. ■ DENSO SISTEMAS TERMICOS do BRASIL LTDA. ■ PECVAL INDUSTRIA LTDA. アルゼンチン ■ DENSO MANUFACTURING ARGENTINA S.A. 2010年3月31日現在 26 Global Network ■…生産会社 ■…その他 主なグループ会社《欧州・その他》 国 地域 オランダ 社名 ■ DENSO INTERNATIONAL EUROPE B.V. ■ DENSO EUROPE B.V. ■ DENSO FINANCE HOLLAND B.V. イギリス ■ DENSO INTERNATIONAL UK LTD. ■ DENSO SALES UK LTD. ■ DENSO MARSTON LTD. ■ DENSO MANUFACTURING UK LTD. ■ SHIMIZU INDUSTRY UK Ltd. ドイツ ■ DENSO AUTOMOTIVE Deutschland GmbH ■ TD Deutsche Klimakompressor GmbH スペイン ■ DENSO BARCELONA S.A. ■ DENSO SISTEMAS TERMICOS ESPANA S.A. イタリア ■ DENSO SALES ITALIA S.R.L. ■ DENSO THERMAL SYSTEMS S.p.A. ■ DENSO MANUFACTURING ITALIA S.p.A. フランス ■ DENSO SALES FRANCE S.A.R.L. ハンガリー ■ DENSO MANUFACTURING HUNGARY LTD. スウェーデン ■ DENSO SALES SWEDEN AB ポーランド ■ DENSO THERMAL SYSTEMS POLSKA Sp.zo.o. ■ TBMECA Poland Sp.zo.o. ベルギー ■ DENSO SALES BELGIUM N.V. ポルトガル ■ JOAO DE DEUS & FILHOS S.A. チェコ ■ DENSO MANUFACTURING CZECH s.r.o. ■ ASMO CZECH s.r.o. ■ LIPLASTEC s.r.o. ■ DENSO AIR SYSTEMS CZECH s.r.o. トルコ ■ DENSO OTOMOTIV PARCALARI SANAYI ANONIM SIRKET ロシア ■ DENSO SALES RUS L.L.C. サウジアラビア ■ DENSO ABDUL LATIF JAMEEL CO., LTD. ■ Smiths Manufacturing (Pty) Limited 南アフリカ 27 主なグループ会社《アジア・オセアニア》 国 地域 社名 オーストラリア ■ DENSO INTERNATIONAL AUSTRALIA PTY. LTD. ■ AUSTRALIAN AUTOMOTIVE AIR PTY. LTD. シンガポール ■ DENSO INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD. タイ ■ DENSO INTERNATIONAL ASIA CO., LTD. ■ DENSO (THAILAND) CO., LTD. ■ DENSO TOOL & DIE (THAILAND) CO., LTD. ■ SIAM DENSO MANUFACTURING CO., LTD. ■ TOYOTA BOSHOKU FILTRATION SYSTEM (THAILAND) CO., LTD. ■ DENSO SALES (THAILAND) CO., LTD ■ ANDEN (THAILAND) CO., LTD. ■ SIAM KYOSAN DENSO CO., LTD インドネシア ■ PT. DENSO INDONESIA ■ PT. DENSO SALES INDONESIA ■ PT. ASMO INDONESIA ■ PT. HAMADEN INDONESIA MANUFACTURING 韓国 ■ DENSO PS ELECTRONICS CORPORATION ■ DENSO SALES KOREA CORPORATION ■ DENSO PS CORPORATION ■ KOREA WIPER BLADE CO., LTD. マレーシア ■ DENSO (MALAYSIA) SDN. BHD. ■ NIPPON WIPER BLADE (M) SDN. BHD. インド ■ DENSO INDIA LTD. ■ DENSO HARYANA PVT. LTD. ■ DENSO KIRLOSKAR INDUSTRIES PVT. LTD. ■ DENSO SALES INDIA PVT. LTD. ■ DENSO FARIDABAD PVT. LTD. 中国 ■ 電装(中国)投資有限公司 ■ 烟台首鋼電装有限公司 ■ 天津電装電機有限公司 ■ 重慶電装有限公司 ■ 天津電装電子有限公司 ■ 天津電装空調有限公司 ■ 電装(上海)信息技術有限公司 ■ 広州電装有限公司 ■ 上海電装燃油噴射有限公司 ■ 天津富奥電装空調有限公司 ■ 天津豊田紡汽車部件有限公司 ■ 電装(広州南沙)有限公司 ■ 日聯汽車零部件貿易(天津)有限公司 ■ 電装(天津)空調部件有限公司 ■ 無錫電装阪神汽車部件有限公司 ■ 佛山豊田紡織汽車零部件有限公司 ■ 電装(天津)汽車導航系統有限公司 ■ 豊田工業電装空調圧縮機(昆山)有限公司 ■ 天津豊星電子有限公司 ■ 電装(常州)燃油噴射系統有限公司 ■ 揚州杰信電装空調有限公司 ■ 天津阿斯莫汽車微電機有限公司 ■ 阿斯莫(広州)微電機有限公司 ■ 天津電装空調管路有限公司 ■ 天津志水鵬映塑料有限公司 台湾 ■ 台湾電綜股 有限公司 フィリピン ■ PHILIPPINE AUTO COMPONENTS, INC. ■ DENSO TECHNO PHILIPPINES, INC. ベトナム ■ DENSO MANUFACTURING VIETNAM CO., LTD. ■ HAMADEN VIETNAM CO., LTD.. 2010年3月31日現在 28 History of DENSO 沿革 1949 日本電装株式会社を設立 (現、株式会社デンソー) ロバートボッシュ社 1953 自動車用電装品・ラジエータの製造販 売を行う。 (ドイツ) との技術提携 技能養成所を設立 1954 「モノづくりは人づくり」という考えのも とに、技能の向上を目指し、養成所を設 立。その精神は現在にも受け継がれ、 技能教育だけでなく、技術や各業務の 1961 デミング賞の受賞 専門知識など幅広い分野の研修を実施 会社を挙げた品質向上への取り組み し、人材育成を行っている。 の成果が評価されて受賞。この賞は日 本における品質賞の最高峰であり、当 時、自動車部品メーカーでは全国で初 めて、自動車業界では2番目の受賞。 海外初の営業・ サービスのオフィスを、 アメリカ(シカゴ)に開設 1966 1968 日系自動車部品メーカーとしては、北 IC研究室を開設 IC(集積回路)が、車に不可欠な技術と 米に初めてオフィスを開設。 なることを予測し、専門の研究室を開 設。今日デンソーが得意とする、センシ 海外初の現地法人をアメリカ (ロサンゼルス近郊)に設立 ヨーロッパの自動車メーカーへ 製品の納入を開始 コンプレッサ、ウィンドシールドウォッ シャなどを納入。 1971 1972 ングや制御技術の基礎技術の研究開発 を開始。 海外初の生産会社を、 オーストラリアとタイに設立 オーストラリア(メルボルン近郊)で はヒータ及び関連製品を製造し、タイ (バンコク近郊)では電装品、スパーク プラグ、カーエアコンを製造。 29 ニッポンデンソー・ヨーロッパを、 オランダ(アムステルダム近郊) に設立 1973 1977 (現、デンソー・ヨーロッパ) 技能五輪国際大会で 初の金メダルを獲得 デンソーでは現在、約50名の国際大会 額田テストコースを開設 1984 メダリストが開発や生産技術のエリアで 技術者と共に活躍しており、製品の生 テストコースを愛知県岡崎市に設置。 産工程までを見据えた製品開発を行っ 自社のテストコースを使った実車での ている。技能と技術の両輪を強化する 評価試験は、デンソー製品の品質を支 ことで、信頼できる製品づくりを目指し える強みの一つ。 ている。 1985 デンソー基本理念を制定 1994 アメリカ(デトロイト近郊)に設立 従来の社是と企業行動の基本指針を (現、デンソー・インターナショナル・アメリカ) 包括し制定。 1995 デンソー基本理念 アジア統括拠点としての機能は、 経営の方針 ①魅力ある製品で お客様に満足を提供する ②変化を先取りし 世界の市場で発展する ③自然を大切にし 社会と共生する ④個性を尊重し 活力ある企業をつくる 1998年に設立したデンソー・イン ターナショナル・アジアへ移転。 社員の行動 ①大きく発想し 着実に実行する ②互いに協力し 明日に挑戦する ③自己を磨き 信頼に応える 事業展開のさらなるグローバル化を見 据え、旧社名「日本電装」より「日本」を 取り、新社名とした。 デンソー・インターナショナル・ シンガポールを設立 会社の使命 世界と未来をみつめ 新しい価値の創造を通じて 人々の幸福に貢献する 社名を変更 海外で初めての テクニカルセンターを、 新しい企業像の構築に向けて、 株式会社デンソーと ニッポンデンソー・アメリカ及び 1996 2000 以降 世界をリードするデンソー 今日、デンソーでは12万人以上の社員 が30以上の国と地域で事業を展開。 2004年に発表したDENSO VISION 2015のもとに、クルマが人や地球に 負荷をかけることなく共存し、人々が 豊かさを感じることのできる「先進的な クルマ社会」の創造に貢献すべく、環 境・安全・快適・利便の分野で最新の製 品を開発。デンソーは世界をリードする 自動車のシステム・コンポーネンツの サプライヤーとして、皆様の期待に応 えつづけます。 30 Executive Management 会社役員 取締役会長 取締役社長 深谷 紘一 加藤 宣明 取締役副社長 取締役副社長 徳田 寬 小林 耕二 専務取締役 取締役 常務役員 広中 和雄 豊田 章一郎 西村 繁広 関口 克己 根井 也寸志 村山 浩之 土屋 総二郎 杉 光 常勤監査役 Manfredo Nicolelli 田坂 仁志 白崎 慎二 渡辺 敏男 槇野 孝和 有馬 浩二 柵木 充彦 岩瀬 正人 田島 明雄 下川 勝久 山中 康司 豊田 達也 宮木 正彦 鹿村 秋男 監査役 安達 美智男 村上 幸彦 丸山 晴也 張 富士夫※ 若林 宏之 伊奈 博之 岸田 民樹※ 山田 昇 桑村 信吾 齋藤 勉※ 岩田 悟志 加藤 之啓 ※社外監査役 湯川 晃宏 藤谷 一明 伊藤 正彦 都築 昇司 阪 好弘 加藤 良文 加藤 俊行 臼井 定広 31 Contacts お問い合わせ先 本社 株式会社デンソー 地域統括会社 The Americas 〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1 TEL.0566-25-5511(案内) http://www.denso.co.jp/ http://www.globaldenso.com/ DENSO INTERNATIONAL AMERICA, INC. 24777 Denso Drive, P.O.Box 5047, Southfield, Michigan 48086-5047 U.S.A. Tel: +1-248-350-7500 http://www.densocorp-na.com/ Europe DENSO EUROPE B.V. Hogeweyselaan 165, 1382 JL Weesp, The Netherlands Tel: +31-294-493493 Fax: +31-294-417122 http://www.denso-europe.com/ Asia-Oceania DENSO INTERNATIONAL ASIA CO.,LTD. 888 Moo 1, Bangna-Trad Km. 27.5, Tambol Bangbo, Amphur Bangbo, Samutprakarn 10560 Thailand Tel:+66-2-315-9500 Fax:+66-2-315-9559 http://www.denso.co.th/ DENSO INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD. 51 Science Park Road, #01-19 The Aries, Science ParkⅡ, Singapore 117586 Tel: +65-67768286 Fax: +65-67768636 http://www.denso.com.sg/ China DENSO (CHINA) INVESTMENT CO., LTD. Room No. 518, The Beijing Fortune Building, No.5 DongSanHuan Bei-Lu, ChaoYang District, Beijing, China. 100004 Tel: +86-10-65908337 Fax: +86-10-65909044 http://www.denso.com.cn/ 2010年6月25日現在 32 900101-543 07-36A
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