IMDG-CODE 危 - 規 則 1001 国連番号 物質の特定 規則名・法規等

H
国連番号
1001
HC
アセチレン
H
ACETYLENE
物質の特定
C
A
化
S
号 : 74-86-2
番
式 : C2H2; HC≡CH
学
別
名 : Ethyne; Ethine; Acetylene, dissolved
エチン; アセチレン(溶解)
(商品名)
化
学
的
分
類 : 不飽和炭化水素
規則名・法規等
[規則名]ACETYLENE, DISSOLVED
アセチレン(溶解)
危 - 規
則
分 類 ・ 等 級 等: 高圧ガス(引火性高圧ガス)
2.1
副次危険性等級: 積 載 場 所 : 甲板上
コンテナ収納検査: 要
IMDG-CODE
分 類 ・ 等 級 等: Class 2.1
副次危険性等級: 積 載 場 所 : On deck
CFR 172.101
分 類 ・ 等 級 等: 2.1
ラ ベ ル コ ー ド : 2.1
積 載 場 所 : On deck
積
付
検
査
:要
CH
港
則
法: 高圧ガス(引)
荷役許容量: A / 1
B / 20
C1 / 100
海
防
法: -
消
防
法: 第9条の3 貯蔵等の届出を要する物質(政令)
C2 / 400
船積上の注意事項
荷
姿
危-規則規定によるものであること。
イ.熱源から水平距離で2.4m以上離れた場所に積載すること。(危)
ロ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)
ハ.甲板上積載をする場合は,塩素から水平距離で6m以上離れた場所に積載し,甲板下積
載をする場合は,塩素とは同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)
ニ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。
物理/化学的性質
外
観
等: 無色の気体
: 純品は臭いなし (注1)
臭
比重又は嵩比重: 0.6208 (-82/4℃)
蒸
気
比
重: 0.9
融
点 (℃): -81.8
沸
点 (℃): -83.6 (昇華)
溶
解
(122kPa)
性:
水: 微 (注2)
アルコール: 微
エーテル: 可
(注1)通常の商品は不快臭がある。(不純物のホスフィンによる。)
(注2)0.12g/100ml水(25℃)
用
途
灯用,溶接用,有機合成の中間体
化 学 的 危 険 性
腐
食
性:
人: なし
酸
金
属: なし
木
材: なし
化
性: なし
水 / 空 気 /
熱 の 作 用:
可
性: あり
燃
引 火 点(℃): -17.8 (気体)
発 火 点(℃): 305
爆発限界(%): 2.5~100 (注3)
特
記
事
項: 銀,水銀,銅粉と爆発性化合物を生じる。
(注3)IMDG-CODEでは2.1~80%。空気中に7.4%の濃度のとき最も激しく爆発
する。
EmS
F-D, S-U
消
火
剤: 水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末
検
知
法: アセチレン検知管
人 体 へ の 影 響
作業 環境 の
許 容
濃 度
T
W
A
STEL
C(上限値)
経 皮 吸 収
発がん性
単純窒息性ガス
(TLV)
毒
性: LCL0 50pph/5分(吸入ヒト)
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
飲
だ
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
眼
た
に
入
場
っ
合
濃厚なガスは麻酔作用がある。めまい,頭痛などを生じる。濃厚なガスを吸入した
ときは,昏睡,チアノーゼ,瞳孔強直,酪酊(めいてい)状興奮を示し,運動失
調,窒息,虚脱,意識不明などに陥る。
MFAG
救
-
急 処 置
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
飲
だ
み
込
場
新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば人工呼
吸,酸素吸入を行う。(注4)
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
に
漏
場
洩
保
入
場
し
護
っ
合
た
合
元栓を閉める。
具
自給式呼吸具
(注4)チアノーゼにはビタミンC1000mgの投与が有効。
120
100
蒸気圧 (kPa)
眼
た
80
60
沸 点: -83.6℃
引火点: -17.8℃
40
20
0
-160
-140
-120 -100
温度 (℃)
-80
アセチレンの蒸気圧曲線
最 終 修 正 日
2015/03/20