IMDG-CODE 危 - 規 則 1625 国連番号 物質の特定 規則名・法規等

H
国連番号
1625
硝酸水銀(Ⅱ)
OO
N+
O-
O-
MERCURY(Ⅱ) NITRATE
物質の特定
C
A
化
別
化
S
番
学
号 : 無水物: 10045-94-0; 一水和物: 7783-34-8
式 : HgN2O6; Hg(NO3)2
名 : Mercuric nitrate; Mercury pernitrate
(商品名)
硝酸第二水銀; マーキュリーパーナイトレート
学
的
分
類 : 水銀(Ⅱ)化合物; 硝酸塩
規則名・法規等
[規則名]MERCURIC NITRATE
硝酸第二水銀
危 - 規
則
分 類 ・ 等 級 等: 毒物類(毒物)
6.1
ⅡP
副次危険性等級: 積 載 場 所 : 甲板上,甲板下
コンテナ収納検査: 否
積
付
IMDG-CODE
分 類 ・ 等 級 等: Class 6.1
ⅡP
副次危険性等級: 積 載 場 所 : On deck, Under deck
CFR 172.101
分 類 ・ 等 級 等: 6.1 (RQ 10/4.54)
ラ ベ ル コ ー ド : 6.1
積 載 場 所 : On deck, Under deck
ⅡPP
検
査
:否
H O
N+
O-
Hg2+
港
則
法: 毒物類(毒物)
荷役許容量: A / 10
海
防
法: -
消
防
法: 第1類 硝酸塩類
B / 250
C1 / 1000
船積上の注意事項
荷
姿
危-規則規定によるものであること。
イ.乾燥した冷暗所に積載すること。
ロ.燃えやすいものや金属などに接触しないよう取扱うこと。
ハ.その他毒物類についての一般的注意事項に従うこと。
物理/化学的性質
外
観
等: 無色~黄色粉末
: 刺激臭
臭
比重又は嵩比重: 4.3 (20℃)
蒸
気
比
重:
融
点 (℃): 79 (分解)
沸
点 (℃):
溶
解
性:
水: 易
アルコール: 不
エーテル: 不
用
途
フェルト加工,雷汞の製造,触媒
C2 / 4000
化 学 的 危 険 性
腐
食
性:
人: なし
酸
金
属: あり
木
材: なし
化
性: あり
水 / 空 気 / 熱湯で加水分解され,沈殿を生じる。
熱 の 作 用:
可
性: なし(本品は他の可燃物の燃焼を助長する。)
燃
引 火 点(℃):
発 火 点(℃):
爆発限界(%):
特
記
事
EmS
項: 潮解性あり。容易に還元されて金属水銀となる。
F-A, S-A
消
火
剤: 水
検
知
法:
人 体 へ の 影 響
作業 環境 の
許 容
濃 度
(TLV)
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
眼
た
W
A
STEL
無機水銀化合物
(Hgとして)
0.025 mg/m3
C(上限値)
経 皮 吸 収
発がん性
無機水銀化合物 無機水銀化合物
あり
A4
性: (毒物)LD50 26mg/kg(経口ラット)
毒
飲
だ
T
に
入
場
っ
合
金属味,のどの渇き,激しい吐き気,おう吐,吐血,腹痛,下痢,尿閉,血尿,黒
色便,腎臓障害を生じ,脱力状態に陥る。また,歯根周囲の黒色化,口内炎,記憶
喪失,不眠症,視野のせばまり,抑うつ症,恐怖心などの精神障害,発語障害,言
語不明瞭,ふるえ,けいれんなど,運動障害,麻痺(まひ)などを起こして死亡す
ることがある。(水銀イオンは血液中に溶け込んで体内を循環し,肝・脾臓および
骨に貯えられ,尿,汗,唾液中に排出される。)
粘膜を腐食する。
MFAG
救
-
急 処 置
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保
温安静に努め,医師の手当を受ける。(注)
飲
だ
水で口の中をよく洗浄し,意識があれば,約500mlの水又は牛乳を飲ませる。直ち
に医療機関に連絡し,医師の指示を受ける。(注)
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
石けんと水でよく洗い流す。
眼
た
に
っ
合
流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。
漏
場
洩
た
合
保護具着用の上,掃き取った後,大量の水で洗う。掃き取ったものは可燃物から隔
離しておくこと。
具
防塵マスク,保護メガネ,ゴム手袋
保
入
場
し
護
(注)解毒剤として,BALの注射又は内服が有効である。また,EDTAの投与も
有効である。
最 終 修 正 日
2013/06/22