Parallels Desktop Enterprise Edition

Parallels Desktop Enterprise
Edition
一括展開ガイド
2012 年 11 月 22 日
Copyright © 1999-2012 Parallels IP Holdings GmbH and its affiliates. All rights reserved.
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本製品は、米国および国際的な国際著作権法によって保護されています。本製品の基礎となるテクノロジー、特許、商標は
http://www.parallels.com/trademarks に記載されています。
Microsoft、Windows、Windows Server、Windows NT、Windows Vista、および MS-DOS は Microsoft Corporation の登
録商標です。
Apple、Mac、Mac ロゴ、Mac OS、iPad、iPhone、iPod touch、FaceTime HD カメラ、および iSight は Apple Inc. の米
国およびその他の国における商標です。
Linux は Linus Torvalds 氏の登録商標です。
本書に記載されているその他のマークおよび名称はそれぞれ各社の商標です。
目次
Parallels Desktop Enterprise Edition へようこそ ......................................................... 4
本書について ...................................................................................................................... 4
Parallels Desktop の一括展開 .................................................................................... 5
用意するもの ....................................................................................................................... 6
Parallels Desktop の展開の概要 ....................................................................................... 7
Parallels Desktop を展開パッケージに追加する................................................................. 8
展開用に仮想マシンを準備する ........................................................................................... 9
仮想マシンのディレクトリを指定する ....................................................................................... 10
Parallels Tools をインストールする........................................................................................ 11
Windows SID およびコンピュータ名を生成する ..................................................................... 12
その他の構成オプション ......................................................................................................... 14
仮想マシンを展開パッケージに追加する ............................................................................ 15
Parallels Desktop を Mac に展開する ............................................................................ 16
ARD を使用してパッケージを展開する .................................................................................. 17
ARD テンプレートを使用する ................................................................................................. 21
Parallels Desktop Enterprise Edition の高度な機能.................................................. 22
ライセンス更新時のインターネットアクセスを構成する ........................................................ 23
ローカルアップデートサーバをセットアップする ................................................................... 23
ウェブサーバをインストールする ............................................................................................. 23
Parallels アップデート XML ファイルを作成する ................................................................... 24
個々の Mac を構成する ....................................................................................................... 27
カスタマエクスペリエンスプログラムに参加する.................................................................. 29
[サポートリクエスト]オプションをカスタマイズする .............................................................. 30
仮想マシンの構成を保護する ............................................................................................ 31
索引 .......................................................................................................................... 32
第
1
章
Parallels Desktop Enterprise Edition へよう
こそ
Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition では、会社のポリシーに応じてソリューションを柔軟に
構成し、既存の IT 業務プロセスに容易に取り入れることができ、IT 管理者はこれを利用して
Windows ベースのアプリケーションを社内の Mac ユーザに提供することが可能になります。会社ポ
リシーの遵守、シンプルな一括展開、ビジネスユーザの操作の合理化などを兼ね備えた Parallels
Desktop for Mac Enterprise Edition は、Mac で Windows アプリケーションを実行するソリューショ
ンとして業界をリードする Parallels Desktop を基に構築されています。
本章の内容
本書について .............................................................................................................. 4
本書について
本書は、Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition の展開を初めて実行する IT 管理者を対象と
しています。本書の指示に従うことで、IT 管理者は Parallels Desktop Enterprise Edition の一括展
開の手順や高度な機能のセットアップ方法を学習することができます。
第
2
章
Parallels Desktop の一括展開
本章では、Parallels Desktop 展開パッケージ(Mac OS X .pkg パッケージ)と Mac の標準的なソフ
トウェア配布ツールを使用して Parallels Desktop for Mac と仮想マシンを展開する方法について説
明します。
本章の内容
用意するもの .............................................................................................................. 6
Parallels Desktop の展開の概要............................................................................... 7
Parallels Desktop を展開パッケージに追加する ........................................................ 8
展開用に仮想マシンを準備する .................................................................................. 9
仮想尾マシンを展開パッケージに追加する .................................................................. 15
Parallels Desktop を Mac に展開する ..................................................................... 16
Parallels Desktop の一括展開
用意するもの
Parallels Desktop Enterprise Edition の展開にあたっては、以下が必要になります。
•
管理用 Mac。IT 管理者はこのマシンから展開を実行します。
•
Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition インストールイメージファイル(拡張子「.dmg」)。
•
Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition ライセンスキー。
•
Parallels Desktop Mac 展開パッケージ。以下の場所からダウンロードできます。
http://download.parallels.com/desktop/tools/pd-autodeploy.zip
この zip ファイルには、Parallels Desktop Autodeploy.pkg ファイルが含まれています。
これは標準の Mac OS X インストールパッケージであり、Parallels Desktop および仮想マシンの
展開用フレームワークが含まれています。管理用 Mac にファイルをダウンロードし、任意のディレ
クトリに展開します。
•
任意のリモートコンピュータ管理ツール(一例を以下に表示):
• Apple Remote Desktop(ARD)
• Package Manager
• JAMF
• Absolute® Software Absolute® Manage(旧 LANrev)
• LANDesk® Management Suite
本書では、Apple の提供する Apple Remote Desktop を使用して説明します。
Parallels Desktop の実行に必要なハードウェアおよび OS の要件については、『Parallels Desktop
ユーザー ガイド』を参照してください。
6
Parallels Desktop の展開の概要
Parallels Desktop の一括展開とは、Parallels Desktop と事前に構成された 1 つ以上の仮想マシン
を、複数の Mac に一括でインストールするプロセスを指します。Parallels では、この目的のために特
別な Mac OS X インストールパッケージを用意しており、Parallels Desktop の展開が大幅に簡素化
されます。このパッケージには、Parallels Desktop の Mac へのインストールを自動化するために必
要なスクリプトと手順の説明がすべて含まれています。IT 管理者が行うべき作業は、Parallels
Desktop ソフトウェアをパッケージに追加し、有効な Parallels Desktop Enterprise Edition ライセン
スキーを付与し、事前に構成された 1 つ以上の仮想マシンをパッケージに追加し、標準の Mac OS X
のリモート管理ツールを使用してこのパッケージを Mac に配布するだけです。
これから、展開パッケージにソフトウェアとデータを設定して展開する方法を説明していきます。
7
Parallels Desktop の一括展開
Parallels Desktop を展開パッケージに追加する
まず、Parallels Desktop インストールイメージファイルを展開パッケージに追加します。
管理用 Mac にログインします。(まだ実行していなければ)pd-autodeploy.zip ファイル(p. 6)を
ダウンロードし、Mac のハードドライブの任意のディレクトリにて展開します。ディレクトリに
Parallels Desktop Autodeploy.pkg ファイルが追加されます。これは、Parallels Desktop の
展開用フレームワークが含まれる標準の Mac OS X インストールパッケージです。
Parallels Desktop のインストールイメージと Enterprise Edition のライセンスキーをパッケージに追
加するには、以下の手順に従います。
1
Parallels Desktop Autodeploy.pkg ファイルを右クリックし、[パッケージの内容を表示]
を選択します。
2
[Parallels]フォルダをダブルクリックし、フォルダの内容を表示します。このフォルダにあるファ
イルは、License.txt ファイルのみです。
8
3
License.txt ファイルを編集用に開き、Parallels Desktop Enterprise Edition ライセンスキーを
入力します。キーは、ファイルのどの行に入力しても構いませんが、
「XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX」という書式で指定する必要があります。
4
Parallels Desktop インストールディスクのイメージファイル(「.dmg」拡張子のファイル)を探し、
[Parallels]フォルダにコピーします。
展開パッケージ内の[Parallels]フォルダの内容は、以下のようになります。
次のステップでは、仮想マシンを準備して、パッケージに追加します。
展開用に仮想マシンを準備する
Parallels Desktop とともに仮想マシンを展開するには、まず仮想マシンを作成し、Windows(あるいは
その他のサポート対象 OS)をインストールして、お客様の要件にあわせて構成します。仮想マシンの
準備ができたら、展開パッケージに追加します。
このセクションでは、仮想マシンの構成と展開スクリプトに対し、どのような変更を加えることができるの
かを説明していきます。
9
Parallels Desktop の一括展開
仮想マシンのディレクトリを指定する
Parallels Desktop とともに 1 つ以上の仮想マシンを展開する場合、オプションで、展開先の Mac の
どのディレクトリに仮想マシンをコピーするかを指定することができます。次のディレクトリから選択可能
です。
ディレクトリ
説明
/Users/<ユーザ名>/Documents/Parallels
ローカルユーザの領域です。このディレクトリに仮想マ
シンを置くと、現在のユーザのみがこの仮想マシンを使
用できます(現在のユーザは、実行時に展開スクリプト
によって決定されます)。デフォルトで、このディレクトリ
が使用されます。
/Users/Shared/Parallels
共有ユーザの領域です。このディレクトリに仮想マシン
を置くと、この Mac コンピュータのすべてのユーザがこ
の仮想マシンを使用できます。
ターゲット仮想マシンディレクトリを指定するには:
1
管理用 Mac で、Parallels Desktop Autodeploy.pkg ファイルを探して右クリックし、[パ
ッケージの内容を表示]を選択します。
2
[Contents]フォルダをダブルクリックし、[Resources]フォルダをダブルクリックします。
3
postflight ファイルを探し、任意のテキストエディタ(TextEdit など)で編集用に開きます。以下
の図は、展開パッケージのディレクトリツリー全体を示し、postflight ファイルが選択されていま
す。
10
4
postflight ファイルの冒頭で以下のセクションを探します。
################################################################
# Configuration
###############################################################
# Mode for copy and
vm_mode="Private" #
# VM
#vm_mode="Shared" #
# VM
register Virtual Machine(s)
Copy and register for active user only
will be placed in /Users/<user>/Documents/Parallels
Copy and register one VM for all interactive users
will be placed in /Users/Shared/Parallels
################################################################
5
vm_mode 変数に必要な値(以下参照)を割り当てて、スクリプトを変更します。
• vm_mode="Private" - /Users/<ユーザ名>/Documents/Parallels ディレクトリに仮
想マシンを格納します。
• vm_mode="Shared" - /Users/Shared/Parallels ディレクトリに仮想マシンを格納しま
す。
6
postflight ファイルを保存します。
Parallels Tools をインストールする
Parallels Tools は、複数のユーティリティとドライバを提供するもので、仮想マシンのパフォーマンスが
大幅に向上します。パッケージは Parallels Desktop の各コピーに含まれており、それぞれの仮想マ
シンに OS をインストールした直後に仮想マシンにインストールすることを推奨します。このためには、
ソースの仮想マシンに Parallels Tools をインストールするだけです。
11
Parallels Desktop の一括展開
Windows SID およびコンピュータ名を生成する
Windows 仮想マシンを展開すると、展開されるすべての Windows で、ソース仮想マシンと同じセキ
ュリティ ID(SID)とコンピュータ名が使用されます。ソース仮想マシンで Windows をあらかじめ設定
しておくことにより、展開された各 Windows の初回起動時に SID とコンピュータ名を自動的に再生
成させることができます。
Sysprep を使用して SID を生成する
Microsoft システム準備ツール(Sysprep)とは Microsoft が提供するツールであり、これを使用して新
しい Windows セキュリティ ID を生成することができます。お使いの Windows バージョンに対応す
る最新バージョンの Sysprep を Microsoft のウェブサイトからダウンロードし、Microsoft の指示に従
ってインストールします。
Sysprep を実行し、以下を行います。
1
12
システム準備ツールのウィンドウで、[セキュリティ識別子を再生成しない]チェックボックスがオフに
なっていることを確認します。
2
[再シール]ボタンをクリックし、次に表示されるウィンドウで[OK]をクリックします。
注記:これらの変更が完了したら、仮想マシンを停止します。再起動は行わないでください。この状態で
Windows を再起動すると、SID が再生成され、Sysprep が無効化されてしまいます。
コンピュータ名を生成する
以下のいずれかのツールを使用して、新しい Windows コンピュータ名を生成することができます。
•
SetupMgr.exe(Windows XP)または Windows システム イメージ マネージャ(Windows Vista、
Windows 7)とは、Microsoft のユーティリティであり、Sysprep 用の XML ベースの応答ファイル
を生成することができます(応答ファイルは初回の Windows スタートアップ時に処理されます)。
SetupMgr.exe ツールを使用して sysprep 用応答ファイルを作成する場合は、[セットアップ マ
ネージャ]ウィンドウで[コンピュータ名を自動で生成する]ラジオボタンを選択します。
Windows システム イメージ マネージャ(SIM)を使用して応答ファイルを生成する場合は、応答フ
ァイルの「パス 4 specialize」セクションに Microsoft-Windows-Shell-Setup コンポーネントを追加
し、computername を追加して、応答ファイルを検証します。
•
あるいは、sysprep.inf ファイルに変更を加えることもできます。これには、テキストエディタでフ
ァイルを開き、以下のエントリを追加します。
[UserData] ComputerName=*
13
Parallels Desktop の一括展開
その他の構成オプション
ソース仮想マシンを一括展開用に準備する際は、お客様の要件に従ってすべての構成設定を変更す
ることができます。一般に、以下のようなオプションを変更します。
•
共有フォルダとプロファイル。Parallels Desktop は非常に柔軟性が高いため、共有フォルダとプロ
ファイルを構成して、Mac OS X とゲスト OS の橋渡しをすることができます。2 つの OS の間で
共有したいファイルとフォルダを検討して、あらかじめセットアップしておきます。
•
USB 設定を構成する。USB ポート経由で接続するハードウェアデバイス(プリンタ、リムーバブル
ドライブなど)は、一度に 1 つの OS でしか使用できません。デフォルトで、Parallels Desktop は
新しいデバイスを検出すると、どの OS に接続するかユーザに確認します。すべての USB デバ
イスが Mac OS X またはゲスト OS のいずれかに接続するように、このデフォルト設定を変更す
ることができます。
•
フロッピーディスクドライブを削除する。仮想フロッピーディスクドライブは、仮想マシンを作成すると
デフォルトで作成されます。使用する予定がない場合は、仮想マシンから削除することができます。
•
アプリケーションをインストールする。仮想マシンを展開する前に、必要なアプリケーションをすべて
仮想マシンにインストールしておくことができます。
•
Parallels Desktop Enterprise Edition のオプション。Parallels Desktop Enterprise Edition には、
以下のような構成オプションが追加で用意されています。
• ローカルの更新サーバをセットアップする。
• [サポートリクエスト]オプションをカスタマイズする。
• カスタマエクスペリエンスプログラムへの参加を構成する。
• 仮想マシンの構成をパスワードで保護する。
これらのオプションの構成方法については、「Parallels Desktop Enterprise Edition の高度な機能
(p. 22)」を参照してください。
Parallels 仮想マシンの構成の詳細は、『Parallels Desktop ユーザー ガイド』を参照してください。
14
仮想マシンを展開パッケージに追加する
仮想マシンの事前構成が完了したら、展開パッケージに追加します。
1
Parallels Desktop Autodeploy.pkg ファイルを探して右クリックし、[パッケージの内容を
表示]を選択します。
2
[Parallels]フォルダをダブルクリックし、フォルダの内容を表示します。このフォルダには、
License.txt ファイルと、Parallels Desktop インストールディスクのイメージファイル(先ほど追
加したもの)という 2 つのファイルがあります。
3
パッケージに追加したい仮想マシンバンドル(.pvm 拡張子のファイル)を探し、パッケージに追加し
ます。デフォルトで、仮想マシンは /Users/<ユーザ名>/Documents/Parallels にあります。
4
仮想マシンバンドルを、展開パッケージ内の[Parallels]フォルダにコピーします。
5
さらに仮想マシンを追加したい場合は、ステップ 3 と 4 を繰り返します。
展開パッケージ内の[Parallels]フォルダの内容は、以下のようになります。
この段階で、展開パッケージには、必要なソフトウェアとデータ(Parallels Desktop インストールディス
クイメージと仮想マシンを含む)がすべて含まれるようになっています。
次のセクションでは、パッケージを Mac コンピュータに展開する方法を説明します。
15
第
3
章
Parallels Desktop を Mac に展開する
必要なすべてのソフトウェアとデータを展開パッケージに追加したら、続いて Mac に展開することがで
きます。この作業は、様々な標準のリモート管理ツールを使用して実行できます。例えば、以下のような
ツールがあります。
•
Apple Remote Desktop(ARD)
•
Package Manager
•
JAMF
•
Absolute® Software Absolute® Manage(旧 LANrev)
•
LANDesk® Management Suite
本書では、Apple Remote Desktop(ARD)を使用してパッケージを展開します。
本章の内容
ARD を使用してパッケージを展開する ....................................................................... 17
ARD テンプレートを使用する ..................................................................................... 21
ARD を使用してパッケージを展開する
Apple Remote Desktop を使用するためには、Apple Remote Desktop Admin(管理用 Mac で実
行)と Apple Remote Desktop クライアント(クライアント Mac で実行)が必要です。
Apple Remote Desktop Admin は、Mac OS X に標準装備されていません。Apple からソフトウェア
を取得して、Parallels Desktop の展開元となる Mac にインストールする必要があります。Apple
Remote Desktop クライアントは、Mac OS X の標準インストール中にインストールされます。
注記:続行する前に、Apple Remote Desktop Admin のバージョンと Apple Remote Desktop クライアント
の各インスタンスのバージョンが一致していることを確認してください。一致しない場合、必要なソフトウェアを
更新してください。
ターゲット Mac でリモート管理サービスを構成する
リモート管理ツール(本書では ARD)でソフトウェアを配布するためには、それぞれの Mac の Mac
OS X でリモート管理サービスを構成する必要があります。これには、それぞれの Mac にログインし、
以下の手順を実行します。
1
Mac OS X で、[システム環境設定]を開きます。
2
[共有]をクリックします。
3
[サービス]リストで、「リモートマネージメント」を選択します。
4
[オプション]をクリックします。
5
次のオプションをオンにします。
監視、制御、アプリケーションの起動と終了、設定変更、項目の削除と置き換え、項目のコピー(以
下の図を参照)。
17
18
6
[OK]をクリックします。
7
[システム環境設定]を終了します。
パッケージを展開する
次の手順で、パッケージを Mac に展開します。
1
管理用 Mac で Finder を開き、[アプリケーション]>[Remote Desktop]をクリックし、Apple
Remote Desktop のメイン画面を開きます。
注記:タスクサーバをセットアップしている場合、このサーバからパッケージを展開することができます。
2
ARD のメイン画面の左側で[すべてのコンピュータ]をクリックします。ネットワークに接続している
すべての Mac コンピュータが右ペインに表示されます。
19
3
展開先の Mac を選択し、ARD のツールバーで[インストール]をクリックします(または、[管理]>
[パッケージをインストール]メニューを選択します)。[パッケージをインストール]ウィンドウが開きま
す。
4
Parallels Desktop Autodeploy.pkg ファイルをマウスでドラッグするか[+]ボタンで選択し
て、パッケージリストに追加します。
5
[インストール]をクリックして、選択した Mac に展開パッケージを配布します。インストールの進捗
状況がメイン画面に表示されます。それぞれの Mac へのパッケージ配布の結果は、[ステータス]
列に表示されます。
パッケージが Mac に配布されると、Mac 上で実行され、Parallels Desktop と仮想マシンをインスト
ールします。続いて、提供されたライセンスキーを使用して Parallels Desktop をアクティベートしま
す。
20
ARD テンプレートを使用する
Apple Remote Desktop を使用すると、パッケージインストール設定をテンプレートとして保存すること
ができます。この機能は、異なる設定で Parallels Desktop を何度も展開する必要がある場合に便利
です。例えば、開発者用に構成した仮想マシンとグラフィックデザイナーまたは品質保証エンジニア用
に構成した仮想マシンがあるとします。Parallels Desktop をいずれかの Mac ユーザグループに展開
する必要が生じるたびに展開パッケージに変更を加えるのではなく、別々のパッケージを用意し、テン
プレートとして保存しておくことができます。
ARD テンプレートを作成するには:
1
管理用 Mac で Apple Remote Desktop を開きます。
2
ARD メイン画面の左ペインで[すべてのコンピュータ]をクリックします。
3
展開パッケージをインストールするコンピュータを選択し、ARD ツールバーで[インストール]をクリ
ックします。
4
[パッケージをインストール]ウィンドウで、必要な Parallels Desktop 展開パッケージをウィンドウ
上部にマウスでドラッグするか、[+]ボタンをクリックして選択します。
5
現在のインストールセットアップをテンプレートとして保存するには、[パッケージをインストール]ウィ
ンドウの右上隅にある[テンプレート]ポップアップメニューで[テンプレートとして保存]を選択しま
す。
21
6
表示されるウィンドウで、テンプレートに付ける名前を指定し、[OK]をクリックします。
今後、特定の Mac ユーザに対して Parallels Desktop を展開する際は、同じ[パッケージをインスト
ール]ウィンドウの[テンプレート]ポップアップメニューで適切なテンプレートを選択し、[インストール]を
クリックするだけです。
Parallels Desktop Enterprise Edition の高度な
機能
本章では、Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition の高度な管理機能をセットアップして使用
する方法について説明します。
22
ライセンス更新時のインターネットアクセスを構成
する
Parallels Desktop Enterprise Edition のライセンスモデルでは、ライセンスはインターネット経由で自
動更新されます。それぞれの Mac にインストールされた Parallels Desktop から Parallels Key
Administrator に、ライセンス更新リクエストが不定期的に送信されます。ライセンスアップデートの用
意ができると、自動的にダウンロードされ、インストールされます。お客様の会社で、何らかの制限があ
るインターネットアクセスポリシーを規定している場合は、次のようにインターネットアクセスを構成する
必要があります。
•
TCP ポート 5224 へのアクセスは、常に開放しておきます。Parallels Desktop は、このポートを
使用して Parallels Key Administrator サーバと通信し、ライセンスアップデートを取得します。
•
以下の Parallels Key Administrator サーバに対して、ポートを開放する必要があります。
• ka.parallels.com
• id-00.kaid.swsoft.com
• id-01.kaid.swsoft.com
Parallels Desktop Enterprise Edition のライセンスについて詳しくは、ご購入元までお問い合わせくだ
さい。
ローカルアップデートサーバをセットアップする
Parallels Desktop Enterprise Edition では、ネットワーク内にローカルアップデートサーバをセットアッ
プすることができます。Mac ユーザは Parallels Desktop のアップデートをここから取得します。
Parallels Desktop のパフォーマンスと信頼性を向上するために、アップデートは定期的にリリースされ
ます。アップデートをダウンロードするときのインターネットトラフィックを軽減するには、ローカルアップデ
ートサーバをセットアップし、アップデートが提供されたらここにダウンロードしておき、ネットワーク内の
Mac がインターネット上ではなくこのサーバからアップデートを取得するように設定することができま
す。
ローカルアップデートサーバのセットアップについては、以下を参照してください。
ウェブサーバをインストールする
Parallels Desktop アップデートサーバをセットアップするためには、ローカルウェブサーバが必要です。
御社のネットワークに接続しているコンピュータにウェブサーバをインストールするか、既存のウェブサ
ーバを使用してください。
23
Parallels アップデート XML ファイルを作成する
HTTP 接続できるウェブサーバに parallels_updates.xml という名前のファイルを作成します。
このファイルは、ローカルアップデートサーバ上で提供する Parallels Desktop アップデートに関する
仕様を定める XML 文書です。
独自の文書を作成する際は、以下に示すサンプル XML 文書と、XML 文書の仕様を参考にしてくださ
い。
サンプル parallels_updates.xml ファイル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<ParallelsUpdates schemaVersion="1.0">
<Product>
<ProductName>Parallels Desktop</ProductName>
<UpdateEnabled>1</UpdateEnabled>
<Version>
<Major>8</Major>
<Minor>0</Minor>
<SubMinor>12494</SubMinor>
<SubSubMinor>262214</SubSubMinor>
<StringRepresentation>Sumer</StringRepresentation>
<Update uuid="desktop.8.0.13291.237436.en_US.parallels.mac">
<UpdateType>0</UpdateType>
<UpdateName>Build 13291 is available!</UpdateName>
<UpdateDescription>Update description goes here</UpdateDescription>
<FilePath>URL to the update file goes here</FilePath>
<FileSize>219515</FileSize>
<Status>0</Status>
<DateTime>2012-06-17 01:23:00</DateTime>
<Chargeable>0</Chargeable>
<LocaleName>en_US</LocaleName>
<DistributorName>parallels</DistributorName>
<OsType>mac</OsType>
<Ancestry>
<Ancestor>desktop.8.0.12927.482436.en_US.parallels.mac</Ancestor>
<Ancestor>desktop.8.0.12473.274921.en_US.parallels.mac</Ancestor>
<Ancestor>desktop.8.0.12262.823647.en_US.parallels.mac</Ancestor>
</Ancestry>
</Update>
</Version>
</Product>
</ParallelsUpdates>
XML 文書の仕様
要素名
型
Root 要素。
ParallelsUpdates
Parallels Desktop 情報のコンテナ。
Product
ProductName
UpdateEnabled
24
説明
string
「Parallels Desktop」と入力します。
int
自動アップデートを有効化するかどうかを指定します。有効
化する場合は「1」を指定します。
Parallels Desktop バージョン情報のコンテナ。
Version
メジャーバージョン番号。
int
Major
Parallels Desktop 7 の場合、「7」を指定します。
Parallels Desktop 8 の場合、「8」を指定します。
int
Minor
マイナーバージョン番号。「0」を指定します。
SubMinor
Build 番号。この要素は空にしても構いません。
SubSubMinor
Revision 番号。この要素は空にしても構いません。
StringRepresentation
製品コード名。この要素は空にしても構いません。
Parallels Desktop アップデートに関する情報のコンテナ。
属性:
uuid - 文字列。製品を示すグローバル一意識別子。
uuid 属性は非常に重要であり、アップデートが機能するよう
に、正しい情報を含める必要があります。この属性の値は、
以下のパラメータ(サブ文字列)をピリオドで区切って指定し
ます(サンプル XML を参照)。
desktop - 「desktop」を指定します。
Update
major - メジャーバージョン番号(サンプルでは「8」)。
minor - マイナーバージョン番号(サンプルでは「0」)。
build - Build 番号。
revision - Revision 番号。
locale - ロケール(「en_US」、「de_DE」など)。
vendor - ベンダー(「parallels」)。
platform - プラットフォーム(「mac」)。
UpdateType
int
アップデートタイプ。「0」を指定します。
UpdateName
string
アップデートの名前(ユーザ定義)。
UpdateDescription
string
アップデートの説明。
FilePath
string
ローカルアップデートサーバ上のアップデートファイルの
URL。実際のアップデートファイルは Parallels から取得で
きます。
FileSize
int
アップデートファイルのサイズ(MB 単位)。
Status
int
「0」を指定します。
DateTime
string
アップデートの公開日時。以下の書式にします。
yyyy-mm-dd hh:mm:ss
Chargeable
int
「0」を指定します。
LocaleName
string
ロケール名(「en_US」、「it_IT」など)。
DistributorName
アップデート配布元の名前。「parallels」を指定します。
OsType
OS タイプ。「mac」を指定します。
25
このアップデートの 1 つ前までのアップデートのリスト用コン
テナ。
Ancestry
個々の Parallels Desktop アップデート情報。
この要素 1 つで 1 つのアップデートを示し、同じ文書内で
複数回使用することができます。
値は、以下のパラメータ(サブ文字列)をピリオドで区切って
指定します(サンプル XML を参照)。
desktop - 「desktop」を指定します。
Ancestor
string
major - Parallels Desktop メジャーバージョン番号。
minor - マイナーバージョン番号。
build - Build 番号。
revision - Revision 番号。
locale - ロケール(「en_US」、「ru_RU」など)。
vendor - ベンダー(「parallels」)。
platform - プラットフォーム(「mac」)。
26
個々の Mac を構成する
次のステップでは、ローカルアップデートサーバからアップデートを取得するように個々の Mac を構成
します。これには、個々の Mac で Parallels Desktop プロパティリストファイルを変更します。
個々の Mac を構成するには:
1
ユーザのホームフォルダの Library/Preferences サブフォルダにある
com.parallels.Parallels Desktop.plist ファイルを探します。このファイルは Parallels
Desktop プロパティリストファイルであり、ユーザ固有の情報が含まれます。
2
Mac OS X に付属する Property List Editor アプリケーションでファイルを開きます。
3
Application Preferences.VolumeLicenseUpdatePolicy プロパティを変更することに
より、アップデートポリシーを設定します。プロパティが存在しない場合はファイルに追加して、デー
タ型を「String」にします。次のいずれかのオプションを使用して、プロパティ値を設定します(以下の
「注記」も参照してください)。
• "Parallels" – この値を設定すると、アップデートは Parallels アップデートサーバからインター
ネット経由でダウンロードされます。大文字と小文字が区別されます。
• ローカルアップデートサーバ内の parallels_updates.xml ファイルの完全な URL。例え
ば、「http://10.0.0.1/pdfm/v8/en_us/parallels/parallels_updates.xml」。URL を指定すると、ア
ップデートはローカルアップデートサーバから取得されます。
• "None" - 自動アップデートは無効化されます。大文字と小文字が区別されます。
4
Parallels Desktop がアップデートを確認する頻度を指定します。これには、Application
Preferences.Check for updates プロパティを変更します。プロパティが存在しない場合は
ファイルに追加して、データ型は「Number」にします。以下のいずれかのオプションを使用して、プ
ロパティ値を指定します。
• 0 – なし。
• 1 – 1 日一度。
• 2 – 1 週間に一度。
• 3 – 1 ヶ月に一度。
5
自動ダウンロードオプションを設定します。Application preferences.Download updates
automatically プロパティを探します。プロパティが存在しない場合はファイルに追加して、デ
ータ型を「Boolean」にします。以下のいずれかのオプションを使用して、プロパティ値を設定しま
す。
• true – アップデートを自動的にダウンロードします。ローカルアップデートサーバを使用する場
合は、この値を指定します。
• false - アップデートがあればユーザに通知し、自動ダウンロードは行いません。このオプション
は、アップデートを Parallels アップデートサーバからダウンロードし、ユーザにアップデート機
能を完全にコントロールする権限を与える場合に便利です。
27
6
ファイルを保存し、Property List Editor アプリケーションを終了します。
注記:Parallels Desktop が実行している状態で plist ファイルを変更した場合は、変更を適用するために
Parallels Desktop を再起動する必要があります。
Mac OS X 付属のデフォルトコマンドラインユーティリティを使用することにより、この手順を一括展開
用に自動化することができます。
注記
Enterprise Edition キーで Parallels Desktop を初めてアクティベートすると、
com.parallels.Parallels Desktop.plist ファイルには Parallels Desktop アップデートプ
ロパティが含まれていません。この場合、Mac ユーザは Parallels Desktop の画面から Parallels
Desktop 自動アップデートを構成することができます。
アップデート関連のプロパティを com.parallels.Parallels Desktop.plist ファイルに追加
すれば、指定された値に従って自動アップデートが実行されます。さらに、Application
Preferences.VolumeLicenseUpdatePolicy プロパティの値に応じて、Parallels Desktop 画
面に表示される Parallels Desktop アップデート関連の要素は次のように変化します。
•
プロパティの値がローカルアップデートサーバの URL または「None」に設定されている場合、
Parallels Desktop アップデート関連のコントロールは Parallels Desktop の画面で無効化(グレ
ーアウト)され、Parallels Desktop アップデートの実行に何も影響を与えません。そのため、ユーザ
が自動アップデートを構成することや、アップデートを手動で確認することはできません。
•
プロパティが存在しないか、値が設定されていないか、値に「Parallels」と設定されている場合、
Parallels Desktop アップデート関連のコントロールは Parallels Desktop の画面に表示されるた
め、ユーザが自動アップデートを構成することや、アップデートを手動で確認することが可能です。
注記:Parallels Desktop を Standard Edition のライセンスキーでアクティベートした場合には、
Application Preferences.VolumeLicenseUpdatePolicy プロパティにどのような値を設定して
も何の影響もありません。
28
カスタマエクスペリエンスプログラムに参加する
Parallels カスタマエクスペリエンスプログラムとは、Parallels が将来のリリースで新機能や改良を実
装するために、Parallels Desktop によって使用状況の統計やシステム情報を自動的に収集するフィ
ードバックソリューションです。Parallels Desktop を Mac コンピュータにインストールすると、カスタマ
エクスペリエンスプログラムへの参加が自動的にセットアップされます。これをオフにするには、
Parallels Desktop をインストールした後で、それぞれの Mac で prlsrvctl コマンドラインユーテ
ィリティを使用して以下のコマンドを実行します。
prlsrvctl set --cep off
カスタマエクスペリエンスプログラムへの参加をオンにするには、以下のコマンドを実行してください。
prlsrvctl set --cep on
29
[サポートリクエスト]オプションをカスタマイズする
Parallels Desktop の画面には、[ヘルプ]>[サポートリクエスト]というメニューオプションがあります。
デフォルトで、このオプションを選択すると、インターネットブラウザで Parallels テクニカルサポートの
ページが開きます。Parallels Desktop Enterprise Edition では、[サポートリクエスト]を選択したとき
のアクションをカスタマイズすることができます。以下の選択肢があります。
•
メニューオプションに、以下のデフォルトテキストメッセージを表示する。「システム管理者まで連絡
してください。」このメッセージを変更することはできません。
•
カスタム URL(会社のヘルプデスクや wiki ページ)が開くようにメニューオプションを設定する。カ
スタム URL はシステム管理者が指定することができます(以下を参照)。
それぞれの Mac に変更を加えるには:
1
Mac にログインします。
2
Finder で /Users/<ユーザ名>/Library/Preferences ディレクトリを開き、
com.parallels.Parallels Desktop.plist ファイルを探します。
3
Mac OS X に付属する Property List Editor アプリケーションでファイルを開きます。
4
このファイル内で SupportRequestUrl プロパティを探します。プロパティが存在しない場合はフ
ァイルに追加して、データ型を「String」にします。
5
[ヘルプ]>[サポートリクエスト]メニューによる処理を指定するには、SupportRequestUrl プロ
パティの値を次のように設定します。
• デフォルトテキストメッセージを表示させるには、プロパティの値をクリアします。
• カスタム URL が開くようにするには、表示したいウェブページまたはリソースのフル URL を
指定します。
Mac OS X 付属のデフォルトコマンドラインユーティリティを使用することにより、この手順を一括展開
用に自動化することができます。
注記:Parallels Desktop を Standard Edition のライセンスキーでアクティベートした場合には、
SupportRequestUrl プロパティの値にどのような値を設定しても何の影響もありません。
30
仮想マシンの構成を保護する
Parallels Desktop Enterprise Edition には、仮想マシンの構成設定をパスワードで保護するオプショ
ンがあります。Parallels Desktop の展開時に、展開パッケージにソース仮想マシンを追加する前に、
ソース仮想マシンにパスワードを設定することができます。展開された仮想マシンでもパスワードが維
持されるため、Mac ユーザは正しいパスワードを入力しなければ構成を変更できません。
パスワードは、Parallels Desktop の画面で次のように設定します。
1
Mac OS X で Parallels Desktop を開き、必要な仮想マシン(一括展開用に準備する場合はソー
ス仮想マシン)を選択します。
2
Parallels Desktop メニューバーで[仮想マシン]>[構成]を選択し、[仮想マシン構成]ダイアログを
開きます。
3
[オプション]タブをクリックします。
4
左ペインで[セキュリティ]を選択します。
5
右ペインで[編集の制限](ボタン)を探します。このオプションがオフになっている場合、ボタンのキ
ャプションには「暗号化する...」と表示されます。これをクリックして、オプションをオンにします。
6
次の画面でパスワードを 2 回入力し、[OK]ボタンをクリックします。ボタンのキャプションには「暗
号化を解除する...」と表示されます。
パスワードを変更または削除するには:
•
パスワードを変更するには、[パスワードを変更する]ボタンをクリックして、変更前と変更後のパス
ワードを入力します。
•
パスワードを削除するには、[暗号化を解除する...]ボタンをクリックして、現在のパスワードを入力
し、ロックを解除します。
パスワードの設定後に、ユーザが仮想マシンの構成の表示または変更を試みると、パスワードの入力
を求めるダイアログが表示されます。正しいパスワードを入力しなければ、[仮想マシン構成]ダイアロ
グへのユーザのアクセスは拒否されます。
他の Parallels Desktop バージョンとの互換性
構成の保護は、Parallels Desktop 7 またはそれ以降のみで使用できます。仮想マシンにパスワードを
設定し、Parallels Desktop 7 より前のバージョンで仮想マシンを開くと、保護は無効になります(つまり、
ユーザが仮想マシンの構成を表示・変更することが可能です)。
パスワードの設定または解除が可能なのは、Parallels Desktop Enterprise Edition のみです。ただし、
パスワードを設定した仮想マシンを Parallels Desktop Standard Edition で開いても、パスワードは有
効なままとなります(つまり、仮想マシンの構成はロックされたままとなります)。
31
索引
[サポートリクエスト]オプションをカスタマイズする, 31
ARD テンプレートを使用する, 21
ARD を使用してパッケージを展開する, 17
Parallels Desktop Enterprise Edition の高度な機能, 14,
22
Parallels Desktop Enterprise Edition へようこそ, 4
Parallels Desktop の一括展開, 5
Parallels Desktop の展開の概要, 7
Parallels Desktop を Mac に展開する, 16
Parallels Desktop を展開パッケージに追加する, 8
Parallels Tools をインストールする, 11
Parallels アップデート XML ファイルを作成する, 25
Windows SID およびコンピュータ名を生成する, 12
ウェブサーバをインストールする, 24
カスタマエクスペリエンスプログラムに参加する, 30
その他の構成オプション, 14
ライセンス更新時のインターネットアクセスを構成する, 23
ローカルアップデートサーバをセットアップする, 23
仮想マシンのディレクトリを指定する, 10
仮想マシンの構成を保護する, 32
仮想マシンを展開パッケージに追加する, 15
個々の Mac を構成する, 28
展開用に仮想マシンを準備する, 9
必要なもの, 8
本書について, 4
用意するもの, 6