Health & Beauty ＲｅｐｏｒｔＶｏｌ．2 現代女性の健康と美容意識株式会社ドクターベルツ ∼秋・冬のオシャレの定番ブーツ私の足は臭い！？∼ ブーツをよく履く人約９割が「ニオイを気にした」経験あり足のケアは「デート前」より「女友達とのレジャーや旅行前」に。男性の目より女性を意識化粧品製造販売会社の株式会社ドクターベルツは、現代女性の健康と美容に関し下記のテーマで意識調査を行いました。【テーマ・キーワード：フットケアについて】＜アンケート（意識調査）概要＞・アンケート方法：インターネット調査・アンケート期間：2007年7月13日∼9月10日・有効回答数：900人（10代：28人、20代241人、30代：381人、40代：166人、50代：67人、60代以上：17人）・アンケート要約（下記） ①気になる（気になったことのある）足の悩みは？足の三大悩みは「ムダ毛」、「かかとの角質」、「むくみ」。年代を問わない最大の悩みは「むくみ」。 ②足のにおいが気になったことはありますか？私の足は臭い！？約8割が「ニオイが気になったことがある」と回答。ブーツをよく履く人では約9割が「ニオイが気になったことがある」と回答。 ③何かフットケアをしていますか？なんらかのフットケアをしている人は76%。そのうち8割が自宅でケア。サロンでのケアは2割にとどまる。サロンでのケアは30代がトップで、10代、20代は「むくみケア」重視、30代以上は「角質ケア」を重視する傾向。 ④どんなときにフットケアをしますか？ “なんとなく疲れたとき”が大多数。また、20代を除く全ての年齢で「デート前」より｢女友達とのレジャーや旅行前」と回答。男性より女性を意識するその傾向は年齢があがるごとにさらに強くなる。 ⑤フットケアにどれだけ費用をかけていますか？「特に費用をかけていない」が4割。3ケ月に1回程度定期的にサロンでケアしている人はわずか8%。 P1 設問①気になる（気になったことのある）足の悩みは？足の三大悩みは「ムダ毛」、「かかとの角質」、「むくみ」。年代を問わない最大の悩みは「むくみ」＜グラフ1（Q1）：気になる（気になったことのある）足の悩みは？（年齢別）（全体）＞（複数選択） 60代∼ 9.7% 29.0% 22.6% 19.4% 9.7% 3.2% 6.5% 3.5% 50代 9.9% 28.4% 17.7% 17.0% 14.2% 7.1% 2.1% 3.3% 40代 30代 1.4% 4.3% 12.8% 22.4% 11.8% 22.4% 24.3% 10.7% 26.7% 15.5% 21.4% 19.0% 1.5% 0.5% 3.9% 20代 21.5% 25.7% 14.2% 19.2% 12.3% 1.9% 2.7% 0.4% 10代 17.3% 32.0% 16.0% 10.7% 2.7% 6.7% 14.7% 4.3% 全体 0% 10% 20% 30% 40% ムダ毛外反母趾・巻き爪・タコ魚の目など足のにおい特にない 50% 60% 70% 2.0% 12.7% 22.5% 13.1% 21.5% 23.2% 80% 90% 100% むくみかかとの角質水虫その他気になる（気になったことのある）足の悩みは？（設問①グラフ1参照）については、全体で「ムダ毛」23.2%、「かかとの角質」 22.5%、「むくみ」21.5%と約１ポイント差で続きました。「ムダ毛」は年齢が低いほど気にする傾向にあり、逆に「かかとの角質」は年齢が高くなるほど気にする傾向にあります。年齢による多少の違いはあるものの、「むくみ」に関してはどの年代でも“世代を問わない悩み”といえそうです。設問②足のにおいが気になったことはありますか？私の足は臭い！？約8割の人が「ニオイが気になったことがある」と回答。さらにブーツをよく履く人では約9割の人が「ニオイが気になったことがある」と回答＜グラフ2（Q2）：足のにおいが気になったことはありますか？（全体）（ブーツをよく履く人）＞（択一選択）ブーツをよく履く人 13% 全体 18% 87% 82% あるないあるない足のニオイが気になったことはありますか？（設問②グラフ2 参照）について、全体で82%の人が「においが気になったことがある」と回答。また、“ブーツをよく履く人”のみピックアップした回答では、87%が「においが気になったことがある」という回答でした。一日ブーツを履いたブーツ内の雑菌は、朝と比べ夕方には22倍にもなり他の靴と比べ最も高い増加率で、ブーツ内の湿度は熱帯雨林気候並みでカビが発生してもおかしくない環境だといいます（株式会社シービック調査※）。最近では靴内部に噴射する消臭スプレーのほか、足に直接噴射する消臭スプレーや足専用防臭クリームなど様々なニオイ対策の商品も各メーカーから発売されており、これからのブーツの季節、通気性に優れたサンダルを履く夏の季節以上に対策が必要なようです。 ※株式会社シービック調査の内容を公的に引用する際は必ずご確認いただけますようお願いいたします。 P2 設問③何かフットケアをしていますか？なんらかのフットケアをしている人は76%。そのうち8割が自宅でケア。サロンでのケアは2割にとどまる。サロンでのケアは30代がトップで、10代、20代は「むくみケア重視」、30代以上は「角質ケア」を重視＜グラフ3（Q3）：何かフットケアをしていますか？（年齢別）（全体）＞（複数選択） 5.3% 60代∼ 21.1% 1.2% 1.2% 4.8% 50代 20.5% 0.9% 0.9% 9.3% 1.8% 40代 2.3% 30代 21.1% 52.6% 36.1% 36.1% 23.5% 37.6% 2.7% 23.5% 2.5% 3.4% 27.6% 11.0% 2.1% 20代 1.8% 1.2% 6.8% 30.6% 33.6% 21.4% 28.6% 1.3% 2.4% 23.6% 3.0% 33.3% 10代全体 1.7% 2.0% 2.1% 8.6% 0% 10% 18.2% 28.1% 20% 3.0% 42.4% 31.2% 30% 40% 50% エステネイルサロン自宅で（むくみケア) 特にしていない 60% 1.8% 24.4% 70% 80% 90% 100% リラクゼーションサロン（リフレクソロジー含む）専門のフットケアサロン自宅で（角質ケア）その他何らかのフットケアをしていますか？（設問③グラフ3 参照）について、全体でなんらかのフットケアをしている人の合計は約 76%にのぼりました。そのうち8割は自宅でのケアで、サロンでケアしている人はわずか2割にとどまりました。サロンでのケアを最も多く行っているのは30代で、これは仕事、家事、育児などに疲れている年代であり、特に有職者の場合、自己満足、自己投資としてリラクゼーションに価値観を感じる人が比較的多い年代と考えられます。また、自宅でのケアの内訳をみると、10代、20代では「角質ケア」より「むくみケア」を重視していますが、30代以降では逆転し、「むくみケア」より「角質ケア」を重視する傾向がみられます。昨今は夏にサンダルを素足で履くのが定番になり、10代、20代でも足の角質に悩む人は多くなったものの、スキンケア同様に乾燥が進むエイジング世代に「足の角質」の悩みが目立ちます。設問④どんなときにフットケアをしますか？ “なんとなく疲れたとき”が大多数。また、20代を除く全ての年代で「デート前」より「女友達とのレジャーや旅行前」と回答。男性より女性を意識する傾向は年齢があがるごとにさらに強くなる＜グラフ4（Q4）：どんなときにフットケアをしますか？（全体）（年齢別）＞（複数選択） 44.4% 44.4% 5.6% 5.6% 60代∼ 1.1% 9.8% 50代 2.2% 42.4% 37.0% 7.6% 3.8% 10.8% 40代 10.9% 30代 15.6% 20代 11.4% 33.2% 6.9% 2.5% 32.0% 33.0% 9.2% 12.5% 3.8% 36.7% 35.0% 10.0% 30.7% 2.2% 30.8% 1.9% 1.9% 10.6% 全体 0% 10% 28.8% 19.2% 17.3% 10代 11.9% 20% 30% 40% デートの前自分へのご褒美に気が向いたとき 50% 2.5% 33.1% 33.6% 8.3% 60% 70% 80% 90% 女性の友達と海や温泉などに出かけるとき疲れたときその他コメント P3 100% どんなときにフットケアをしますか？（設問④グラフ4 参照）について、全体で「疲れたとき」が「気が向いたとき」をわずか0.5 ポイント差で上まわりトップとなりました。「疲れたとき」と「気が向いたとき」の合計は66.7％で、大多数が“なんとなく疲れたとき”にケアをしているようです。また、“なんとなく疲れたとき”を除くケアの理由として、「デートの前」と「女友達とのレジャーや旅行前」が挙げられますが、20 代を除く全ての年代で「「デート前」より「「女友達とのレジャーや旅行前」と、異性の男性より同性の女性を意識していることがわかりました。また、男性より女性を意識するその傾向は年齢があがるごとにさらに強くなる傾向にあります。設問⑤フットケアに年間どれだけ費用をかけていますか？「特に費用をかけていない」が4割。3ケ月に1回程度定期的にサロンでケアしている人はわずか8％程度＜グラフ5（Q5）：フットケアに年間どれだけ費用をかけていますか？（全体）（年齢別）＞（複数選択） 60代∼ 5.9% 5.9% 35.3% 52.9% 1.5% 50代 7.5% 22.4% 40代 34.3% 30代 33.6% 20代 3.6% 0.6% 10.2% 4.8% 9.4% 14.4% 46.4% 1.8% 5.0% 35.7% 1.7% 7.9% 6.2% 15.8% 30.7% 10代 58.2% 10.4% 37.8% 42.9% 17.9% 39.3% 4.4% 1.4% 全体 32.3% 0% 10% ５千円未満３∼５万円台 20% 30% 13.4% 7.9% 40% 50% １万円未満６万円以上 40.4% 60% 70% 80% 90% 100% １∼２万円台特に費用をかけていないフットケアに年間どれだけ費用をかけているか（設問⑤グラフ5参照）について、「特に費用をかけていない」が全体で約4割を占めました。費用をかけている人について5,000円未満がトップというのも、設問③でケアをしている人のうち約8割が「自宅でのケア」という結果からもうかがえます。また、3ケ月に一度定期的にサロンに通った場合5,000円程度かかる（安価なクイックケア∼ロングケアの平均）と仮定すると、定期的にサロンでケアをしている人はわずか8%にとどまります。リラクゼーションブームは、多忙やストレスなどからの開放を求める現代人の“癒し”であり、先進国中心に世界的な流れだといいます。しかし、日本ではフットケアに対する意識が欧米に比べまだまだ低いようです。ケアをする大多数の人が“なんとなく疲れて気が向いたとき”にフットケアをすると回答しており、定期的にサロンに通ってケアをする人はまだ少数派のようです。また、大多数の人が「ムダ毛」や「かかとの角質」、「足のニオイ」を気にしていると回答していますが、ケアをする動機として「デートの前」より「女友達とのレジャーや旅行」という、異性の男性より同性の女性を意識する傾向にあることが浮き彫りになりました。 P4