プログラム実践例1 須坂高校 1年3組 (41人) 担任 室井美稚子 先生 テーマ 須坂高校恒例の文化祭(りんどう祭)の寸劇を制作する過程を番組にしたい。 1年3組は入学してまもなく、クラスのまとまりがもう一つなので、番組では寸 劇制作の中でクラスがまとまってゆく様子を表現したい。 実践 7/ 1(日)テレビ信州でうち合わせ(2時間程度) 教師・生徒の役割、企画書の書き方、VTRの撮り方、 番組のまとめ方等を話し合う。 その後テレビ信州内を見学。 参加者 室井先生、竹前麻里子さん(ディレクター兼カメラマン) 7/ 2(月)学校側独自取材開始 テレビ信州プロデューサーが学校施設を視察と事前取材 放送班の設備が揃っているので、パソコン等はこれを使うことに 7/ 5(木)寸劇発表本番 テレビ信州が生徒たちを取材、当日のニュースで放送 生徒ディレクターが構成表を作成 7/ 6(金)∼8(日)りんどう祭本番 7/ 8(日)生徒ディレクターが構成に沿って取材テープをキット化作業 7/ 9(月)須坂高校でメディア・リテラシー授業(6時間) ・テレビの特性をテレビ信州スタッフが講義(40分) ・41人の生徒に役を割り振る カメラマン、インタビュアー、音楽選考、ナレーション作成、 字幕作成、他インタビューを受ける人、 ・上記役割に沿って作業(1.5時間) ・編集作業(4時間) 編集オペレートは、3年生の放送班員がお手伝いで参加 *完成しなかったので、映像、音楽、ナレーション、スーパーを テレビ信州に持ち帰りミックスダウン 7/10(火)ゆうがかGet!プラス1で放送 スタジオ出演、竹前麻里子さん、室井先生 10/5(金)1年3組全員がテレビ信州を見学 見学後、テレビ局について若干の意見交換 プログラム実践例2 長野西高校 国際交流同好会+放送班 (13名) 顧問 宮尾久枝 先生 テーマ 国際交流同好会が、長野市内にすむ留学生を招いてそれぞれの料理を作り相互理 解を深める。その模様をまとめて自分たちの今後に生かしたい。 *宮尾先生の研究テーマとして、韓国の子どもたちとの交流をインターネットでの 映像交換という形を通じて行っており、同好会の生徒たちもこれに参加していた。 実践 7/ 1(日)テレビ信州で打ち合わせ(2時間程度) 教師・生徒の役割、企画書の書き方、VTRの撮り方、 番組のまとめ方等を話し合う、 その後、テレビ信州内を視察。 出席 宮尾先生 7/24(火)国際交流会(西高)=料理を作ってみんなで食べる 取材(同好会) 取材(テレビ信州=当日のニュースでも放送) 8/21(火)テレビ信州、同好会を追加取材 生徒にも集まってもらい、役割を確認 編集、音楽、ナレーション、等を割り振る *VTRをテレビ信州に持ち帰り、ブロックに粗編集 8/27(月)西高でメディア・リテラシー授業(7時間30分) テレビメディアの特性をテレビ信州スタッフが講義(40分) インタビューの実践(カメラマンも生徒が行う、30分) 編集(同好会会長が、テレビ信州スタッフのサポートで、6時間) ナレーション(放送班の生徒) 音楽選考(同好会の生徒) 8/30(木)ゆうがたGet!プラス1で放送 スタジオ生出演、蔦野真くん(3年)、戸谷豊くん(2年) 宮尾先生 プログラム実践例3 三郷中学 ラーメン同好会 (3年生、8名) 顧問 小林清美 先生 テーマ 総合的な学習で進めてきた「おいしいラーメンの研究」をまとめて自分たちの究 極のラーメンを作り、その模様を文化祭で発表したい。 *この学習は子どもたちが5月から進めてきたもので、文化祭での発表で本物のラ ーメンを作るわけにはいかないので、映像にして発表したら…と考えたもの。 実践 9/15(土)小林先生がテレビ信州に来社、局スタッフと打ち合わせ(2時間) 番組を作る視点、撮影の注意事項、等を説明 9/25(火)三郷中学でラーメン作り 取材(生徒=カメラマンの松尾くんがたまたま放送部だった) 取材(テレビ信州も取材) 9/28(金)小林先生とディレクター・カメラマンの松尾くん、海川くんが テレビ信州に来て編集作業(3時間) 西高での実践に時間がかかりすぎたので事前の作業を入れた。 ここで、8割方の編集を終わる。 10/2(火)三郷中学でメディア・リテラシー授業(4時間) テレビの特性の講義(テレビ信州のスタッフ、40分) インタビュー(生徒同士で行う、20分) 編集作業(テレビ信州のスタッフがオペレート、3時間) ナレーション(生徒が担当) 音楽はテレビ信州のライブラリーからその場で選択した 10/18(木)ゆうがたGet1プラス1で放送 スタジオ生出演は、松尾拓郎くんと海川洋貴くん、 小林清美先生 生徒8人全員がテレビ信州を訪れ、社内を見学。 なお、この模様はNHK教育テレビが取材し、2001年11月17日(土)の 午後11時30分から「シンポジウム メディア教育を考える」で放送された。 プログラム実践例4 清水学童クラブ4年∼6年(11人) 指導員 石井千鶴 先生 テーマ 学童クラブとは、放課後保護者が家に帰ってくるまで子供たちを遊ばせる所。 高学年の子供が低学年の面倒を見るなど、まるで兄弟のような行動をしているの でその様子を知ってもらいたい。 今回は、学童クラブのおやつ作りの一つ、野沢菜を漬けてみんなで食べる所まで を表現する。 実践 11/27(火)学童クラブにテレビ信州とメルのPが出向き、打ち合わせ(2時間) 内容は野沢菜漬けを番組にすることに決定 野沢菜の収穫はすでに撮影済み カメラの使い方をレクチャーし、構成等を検討 出席 石井先生、降旗文香さん(保護者代表) 12/1(土)野沢菜漬け テレビ信州も取材 12/20(木)テレビ信州松本本社で編集作業(3時間) 編集キット作り(8割程度作っておく) 出席 石井先生、保護者の降旗さんと迫村さん オペレーター 松本美須々ヶ丘高校の鮒井君に依頼 12/26(水)メルの林Pと船井君がキットの手直し 1/8(火)清水学童クラブで授業(4時間) テレビの仕組みについて(40分) 同じ映像に2つの音楽を合わせて印象を聞くなど インタビューの実践(30分) ナレーション(20分) 全員でパートを分担した 編集作業(2.5時間、オペレーター鮒井君) できあがりを低学年も含め、全員で視聴 1/23(水)ゆうがたGet!プラス1で放送 出演 石井千鶴先生、降旗文香さん、羽生田陽子さん(6年生) 子供たち11人がテレビ信州見学 全員がコーナータイトルコールでテレビに出演した
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