平成 20 年 3 月 31 日 各 位 株 式 会 社 i i y a m a 代表取締役社長 廣田 重徳 株式会社マウスコンピューターとの合併、 東京特殊電線株式会社への事業の一部譲渡に関する基本合意、 欧州子会社の会社分割に関するお知らせ 当社は、平成 20 年 3 月 31 日開催の取締役会において、当社と同じく株式会社 MCJ(以下「MCJ」) の完全子会社である株式会社マウスコンピューター(以下「マウスコンピューター」 )を存続会社とし て合併する旨を決議いたしました。 また、当社の国内産業用モニタ事業の譲渡に関して東京特殊電線株式会社(以下「東京特殊電線」 ) と基本合意に達し、同取締役会において決議のうえ基本合意書を締結いたしました。 併せて、当社の完全子会社である iiyama Benelux B.V.(以下「欧州子会社」)を、MCJ を吸収分割 承継会社として会社分割することについて、同取締役会において決議のうえ分割契約書を締結いたしま したので、下記のとおりお知らせいたします。 ■ マウスコンピューターとの合併の内容 1.合併の目的 当社は、平成 18 年 2 月に MCJ グループに加わって以来、これまで順調にディスプレイの開発・ 製造・販売事業を拡大してまいりましたが、日本国内のディスプレイ市場は縮小傾向にあり、今後 も厳しい競争環境が予想される中、事業体制をより強固なものとするため、このたび、当社と同じ MCJ 完全子会社であるマウスコンピューターを存続会社として合併することといたしました。 本合併により、従来から実施しているマウスコンピューターのパソコンと当社のディスプレイの バンドル販売をより一層強化するとともに、当社の飯山事業所(長野県飯山市)をマウスコンピュ ーターのパソコンの製造・修理の拠点として活用し、外部支払コストを削減しながら資産効率を高 める等の統合効果を出し、競争力の更なる向上を図ります。 なお、合併後も、ディスプレイは長年培われた iiyama ブランドで引き続き販売してまいります。 2.合併の要旨 (1) 合併の日程 合併契約書締結 平成 20 年 4 月 30 日(予定) 平成 20 年 10 月 1 日(予定) 合併期日(効力発生日) (2) 合併方式 マウスコンピューターを存続会社とする吸収合併方式とします。 (3) 合併比率 MCJ を親会社とする完全子会社間の合併のため、合併比率の取り決めはありません。 3.合併当事会社の概要 商 号 株式会社マウスコンピューター 株式会社 iiyama (合併会社) (被合併会社) パーソナルコンピュータ及び周辺 コンピュータ用カラーディスプレイ 機器の開発、製造、販売とそれに付 モニタ、その他周辺機器の企画、開発、 随する一切の事業 製造、販売 設 立 年 月 日 2006 年 10 月 2 日 2003 年 4 月 7 日 本 店 所 在 地 東京都千代田区外神田 6-14-7 東京都千代田区岩本町 2-12-5 代 表 者 小松 永門 廣田 重徳 資 本 金 1 億円 3 億円 売 上 高 7,209 百万円(2007 年 3 月期) 9,981 百万円(2007 年 3 月期) 決 算 期 3月 3月 数 94 名(2008 年 2 月末時点) 76 名(2008 年 2 月末時点) 株式会社 MCJ:100% 株式会社 MCJ:100% 事 従 業 内 業 員 容 株主及び出資比率 ※新設分割後、6 ヶ月間の実績値 4.合併後の状況(2008 年 10 月 1 日発足時点) 商 事 号 業 内 容 株式会社マウスコンピューター パーソナルコンピュータ及び周辺機器の開発、製造、販売とそれに付随する 一切の事業 本 店 所 在 地 東京都千代田区外神田 6-14-7 代 表 者 小松 永門 資 本 金 4 億円 決 算 期 3月 株主及び出資比率 株式会社 MCJ:100% ■ 東京特殊電線との事業譲渡に関する基本合意の内容 1.基本合意書締結の目的 当社は、平成 18 年 2 月に株式会社イーヤマから営業譲渡を受けて以来、主力の汎用モニタ事業 に加えて、国内産業用モニタ事業の競争力の強化に努めてまいりました。しかしながら、このたび マウスコンピューターとの合併を決定したことに伴い、MCJ グループ内におけるシナジー等を検 討した結果、経営資源を汎用モニタ事業のみに集中させることとし、国内産業用モニタ事業に関し ては、他社への事業譲渡により事業体制の強化を図る必要があるとの判断に至り、同種の事業を展 開する東京特殊電線と基本合意書を締結いたしました。 今後、国内産業用モニタ事業の譲渡に関して、資産の適正評価や査定等を経て、事業譲渡契約書 の締結に向けて協議を進めてまいります。 2.譲渡対象となる事業の内容 当社が飯山事業所で製造する産業用モニタ製品の開発、製造及び販売事業。 3.東京特殊電線株式会社の概要 商 事 号 業 内 容 東京特殊電線株式会社 (東京証券取引所 市場第一部 証券コード:5807) 電線及び電線加工品、光部品・機器並びに電子機器・部品の製造販売 設 立 年 月 日 1940 年 11 月 22 日 本 店 所 在 地 東京都新宿区大久保 1-3-21 代 表 者 小泉 伸太郎 資 本 金 6,146 百万円(2007 年 3 月期) 売 上 高 48,196 百万円(連結)(2007 年 3 月期) 決 算 期 3月 数 4,297 名(連結) (2007 年 3 月期) 当社との関係 資本関係、人的関係等はありません 従 業 員 4.今後の予定 基本合意書締結 平成 20 年 3 月 31 日 事業譲渡契約締結 平成 20 年 6 月 2 日(予定) 事業譲渡日 平成 20 年 7 月 1 日(予定) ■ 欧州子会社の会社分割の内容 1.会社分割の目的 当社は、日本国内においてディスプレイ事業を手掛ける一方、欧州子会社を通じて、ヨーロッパ 地域におけるディスプレイ販売事業を展開しております。 このたびマウスコンピューターとの合併を決定したことに伴い、MCJ において持株会社体制の 整備をすすめ、MCJ グループ全体における経営資源の効率的活用等を目的として、会社分割の方 法を用いて、当社から欧州子会社の管理事業を切り離し、欧州子会社株式のすべてを MCJ へ移管 することといたしました。 2.会社分割の要旨 (1) 分割の日程 分割契約書締結 平成 20 年 3 月 31 日 分割期日(効力発生日) 平成 20 年 5 月 9 日(予定) (2) 分割方式 当社を分割会社とし、MCJ を承継会社とする吸収分割(略式分割)とします。 (3) 株式の割当 当社は MCJ の完全子会社であるため、株式の割当はありません。 (4) 分割により増減する資本金 本件会社分割に伴う資本金の増減はありません。 (5) 承継会社が承継する権利義務 MCJ は、当社が保有する欧州子会社の全発行済株式及び当該株式に付随する一切の権利義 務を承継します。なお、本件分割に伴って、MCJ が当社から承継すべき債務はありません。 3.承継会社の概要 商 事 号 業 内 容 株式会社 MCJ (東京証券取引所 マザーズ市場 証券コード:6670) グループ会社の統括及び運営 設 立 年 月 日 1998 年 8 月 3 日 本 店 所 在 地 埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸 1-14-11 代 表 者 浅貝 武司 資 本 金 3,775 百万円(2007 年 3 月期) 売 上 高 61,159 百万円(連結)(2007 年 3 月期) 決 算 期 3月 数 943 名(連結) (2007 年 3 月期) 従 業 員 4.分割する資産の内容 (1) 分割資産の内容 当社が保有している欧州子会社株式 (2) 分割する資産の項目及び金額(2008 年 2 月末日時点) 当社は、本件会社分割に際して、当社及び MCJ 間において締結された平成 20 年 3 月 31 日付吸収分割契約書に基づき、当社が保有する子会社 1 社(欧州子会社)の全株式を分割し、 MCJ はこれを承継します。 資 項 目 子会社株式 産 帳簿価額 712 百万円 以上
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