2013年12月 関西電気自動 車普及推進協議会 パブリックスペースにおけるEV・PHV用普通充電設備の利用ニーズ調査について □ 今回実施したアンケート調査の概要 □ パブリック充電設備の利用状況 パブリックスペースにおける充電設備(パブリック充 電設備)の利用状況・利用意向を把握し、充電設備 の有無による施設利用頻度や滞在時間の変 化等 を明らかにする 調査目的 調査地域 全国 調査対象 電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV) の保有者 調査方法 インターネット調査 有効回答数258サンプル (EV140 ・PHV118) 回答数 調査時期 パブリック充電 利用経験あり 車両保有状況 PHV 118 とても利用 したい 69 時間貸し 自動車 小売店 駐車場 ディーラー 31 32 8 39 25 2 70 57 10 EV PHV 計 ○約5割の方はパブリック普通充電の利用経験があります。 ○パブリック普通充電を利用したことがある施設としては、自動車 ディー ラーに次いで小売店が多くなっています。 利用 したい やや利用 あまり利用 利用 したい したくない したくない 全く利用 したくない □ 現在は利用していないが、普通充電設備があれば利用 したい施設単位:% 50 EV 40 34.5 20.2 20 20 40 60 80 100 13.6 8.6 食 品 ス ー パ ー ○外出先での普通充電設備については、約8割が「利用したい」と回答しています。 ○パブリック普通充電設備があれば利用したい施設としては、ショッピングセンター・ホー ムセ ンター・食品スーパーなど、身近な小売店舗での利用意向が 高くなっています。 元々行く予定があり、 行く予定は無かった 事前に調べて充電 が、充電設備があ 設備があることを ることを知り訪れる 知った ことにした 53.3 60 減る 充電設備が設置さ れていることを知ら ずに訪れた 26.7 40 16.4 PHV 23.7 17.1 5.9 2.1 衣 料 品 店 家 具 店 15.3 7.1 タホ ーー ム セ ン セシ ンョ タッ ーピ ン グ ピ大 ン規 グ模 モシ ーョ ルッ デ パ ー ト 10.2 4.3 デ〔 ィ参 ー考 ラ〕 自 ー動 車 小売店(物 販) □ 普通充電設備を利用するときの小売店舗滞在時間の変化 □ 小売店舗を訪れた経緯 20 22.9 20.0 0 単位:% 39.0 35.6 30 16.7 3.52.7 22.5 35.6 10 0 普通充電 (複数回答、高頻度の施設 抜粋) 2013年8月 □ パブリック普通充電設備の利用意向 0 普通充電 68 54 急速充電 EV 140 パブリック普通充を利 用した施設 80 20.0 3.5 100 単位:% 0 □ 普通充電設備があることによる小売店舗の利用頻度の変化 50.0 45.6 20 14.0 60 40 0 14.0 1.8 1.8 19.3 100 単位:% 80 (参考) EV・PHVの利用頻度 ほぼ毎 日 変わらない 増えた 変わら 5-30分 30分-1 1-2時 2-3時 3-4時 4時間 ない 程度増 時間程 間程度 間程度 間程度 以上増 える 度増え 増える 増える 増える える る 2-3日 に1回 程度 週に12回程 度 月に23回程 度 月に 1 回 以 下 50.0 70.2 13.6 0.8 15.1 0.4 0 20 40 60 80 100 単位:% 0 20 40 60 80 100 単位:% ○普通充電設備が設置以降に初めて訪れた小売店舗について、3割近くは「充電設備があるから訪れることにした」と回答されています。 ○約半数の回答で、普通充電設備を利用することにより施設滞在時 間が増加しており、うち約4割(EVユーザーの3割、PHVユーザーの6割)は、 施設滞在 時間が30分以上増加しています。 ○小売店舗の利用頻 度は、店舗に普通充電設備が設置されていることにより、半数が増加 しています。 ○EV・PHVは高頻度で利用されており、日常的に買物に訪れる小売店舗へ普通充電設備を設置することで、集客・長時間滞在の効果が期待されます。 利用方法に応じた充電設備の整備について 利用シーン毎に適した充電器は異なりますが、ある程度長時間滞在する小売店舗への普通充電設備の設置は有効と考えられます。 カテゴリー 適した充電設備 滞在時間イメージ 設置場所のイメージ 基礎充電 普通充電 長 自宅など車両保管場所 急速充電 30分以内 高速道路SA・道の駅・コンビニ 喫茶店・ガソリンスタンド 普通充電 1~2時間 時間貸駐車場・レストラン・道の駅 普通充電※ 長 宿泊施設・ショッピングモール ゴルフ場・遊園地・時間貸駐車場 経路充電 目的地充電 ※普通充電器が適 した施設においても、充電 器満車時の対応用としての急速充電器併設は有効です。 充電器購入費用・設置工事費用と維持・運用費用の目安について *金額はあくまで目安です。設置条件、支援条件等によってはこの限りではありません。 ○政府からの補助を受ける場合のイニシャル費用の目安 普通充電器 急速充電器 充電器購入費用 10万円~100万円 80万円~500万円 設置工事費用 20万円~100万円 100万円~700万円 合 計 30万円~200万円 180万円~1,200万円 最大2/3の政府 補助で ここまでコストダウン 10万円~65万円 60万円~400万円 さらに自動車メーカー 4社共同支援により 費用負担ゼロになることも (支援上限額は40万円) (支援要件等あり) 費用負担ゼロになることも 支援上限額は、購入費・設置工事費 170万円、立ち上げ検査費20万円 ○ランニング費用(年間)の目安 電気料金(基本料金・電力量料金)、課金・認証関連費用、保守費用(急速充電器)、場所賃料等が必要。 普通充電器 急速充電器 ランニング費用(年額) 10万円~20万円程度 30万円~120万円程度 さらに自動車メーカー 4社共同支援により 維持費用(通信費・保守メンテナンス契約費・保 険料等:支援上限額8.5万円/年)および電力 従量料金相当額を支援 維持費用(通信費・保守メンテナンス契約費・保険 料等:支援上限額40.5万円/年)および電力従 量料金相当額、単相急速充電器を低圧の電灯 受電設置の場合の電力基本料金を支援 [出所] イニシャルコスト: 一般社団法人次世代自動車振興センター「電気自動車(EV)プラグインハイブリッド車(PHV)充電設備導入補助事業について」 ランニングコスト: 関西電気自動車普及推進協議会 自動車メーカー4社共同プロジェクト: PHV・PHEV・EV充電インフラ普及支援プロジェクト事務局ホームページ http://tnhm-juuden.com/
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