別府の町は古くから観光地として栄え、温泉は訪れる人達の心を癒してくれました。とても美しい自然と温かい心を持った人々の住む町別府。大好きな別府の輝かしい歴史や文化を、懐かしい写真と共にお楽しみください。パーラーベイズ別府と映画館Ⅱ 前号（v o l . 3 0）でご紹介した芝居小屋（松涛館）に始まった別府の大衆娯楽（お芝居・映画）は、時代と共に変貌を遂げ、現在の映画館へと変わり、当時の多ラシくの人々の支持を受当時のチけて、すさまじい勢いでその数を増やしていきます。今の時代でも考えられないほどのスピードらしく、昭和2 7年には8 軒しかなかった映画館が、その3 年後の昭和3 0年にはなんと 1 4軒に増えたそうです。その後も増加の一途をたどり全盛期には約3 0軒ほどの映画館がひしめき合い地元の方はもちろんのこと、全国からのお客様で大賑わいだったそうです。当時の別府の映画館を地域別に調べてみるとしょうとうかん戦後まもない頃のブルーバード会館（駅前通り）松原町 …世界館・松栄館・豊玉館・花月映劇千代町 …泉都座桜町 …なの字館中浜通り …別府大映秋葉通り …名映浜町 …南映弥生町 …第2 ロマン座北浜通り …ロキシー・松竹映劇楠町 …スバル座本町 …オリオン座（のちのロマン座）・ニコニコ館流川 …名画座駅前通り …日活国際館・別府東映・大映・新映・シネマパレス・ブルーバード会館・パレス観光会館駅前町 …東宝上的ヶ浜 …トンボ東映鉄輪 …鉄輪館亀川 …銀映・東映・亀川松竹など、まだまだあったといわれています。現在、テレビやビデオの普及により別府の映画館は、駅前通りのシネマ・ブルーバードと松竹ブルーバード、西法寺通りの南映を残すのみとなっています。昭和3 0年頃の駅前通り（旧郵便局前）終戦後、数々の映画館で上映された映画には、アメリカをはじめフランス・ソ連・イタリアなど、外国映画も数多く、スケールの大きな内容と、味わい深いストーリーに感動し、日本映画では「青い山脈」が新聞小説に掲載されたのち映画化され、学生の男女の自由な恋愛の物語に、多くの若者は憧れ涙したそうです。当時を振り返ると、時代と共に姿を変えつつも、時代のヒーロー（芝居小屋の名役者さん・無声映画の名弁士さん・映画のヒロイン）と、お客様との間には、目に見えないつながりがあり、また見たい、もう一度会いたいと、多くの人々に愛されてきました。当時に、タイムスリップして訪れてみたいものですね。昭和2 5年頃のオリオン座（本町）のパンフと泉都座（千代町）のチラシ昭和1 7年頃の映画館の入口にあった案内用ディスプレイのポスターキリトリ線クラーク・ゲーブル主演の米国映画のポスターキリトリ線ベイズ d0 9 7 7 - 2 2 - 3 3 7 7 別府市新港町3 番2 7号 http://www.baz-beppu.co.jp ※御意見・情報・御希望等E - m a i lで受付しています。 [email protected] C R新海物語M 2 7 C R華王X X アントニオ猪木という名のパチスロ機 ●新世紀になうこの子にチャイルドシート● 次回は「別府と映画館Ⅲ」をご紹介する予定です。 C Rおいっ鬼太郎H C R EアドベンチャーⅡ アクアポリスF