労 労働 働保 保険 険年 年度 度更 更新 新Q Q& &A A 1.年度更新の処理手順を教えて下さい。 年度更新は、事業所に登録されている労働保険情報を基に、当年度分の年度更新データを作成します。 年度更新データは、当年度分の年度更新情報の入れ物として年ごとに新たなデータを作成します。 年度更新データ作成後に、1年間蓄積した賃金管理データを読込み労働保険番号単位に賃金を集計します。 賃金が集計されれば、「算定基礎賃金報告書」や「申告書」等の帳票を印刷します。 a)まず最初に、データが正しく登録されているか確認して下さい。 労働保険情報の業種・事業場・支払方法などが正しく登録されているか ・・・・・ ① 賃金管理データに正しく賃金が登録されているか。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ② 個人毎・月毎の集計分類(業種・事業場コード・加入・非加入)が正しいか ・・・・・・・ ③④⑤⑥ 第一種特別加入者が正しく登録されているか。 b)本年分の年度更新データの作成をします。 ・・・・・・・・・・・・・・ ⑦ ・・・・・・・・・・・・・・ ⑧ この画面では上下2段の表があります。上段の表は事業所マスターの登録内容を表しています。 下段の表は、本年分の年度更新データを表しています。黄色になっている行は作成済みです。 白い行は、まだ年度更新データが作成されていませんので「年更データ作成」で作成を行って下さい。 ピンク色に表示されているところは、年度更新データの作成後にマスターの変更を行ったところです。 再度データの作成を行えば、ピンク色の項目はマスターの項目に合わされ黄色になります。 再作成を行った場合は、賃金集計を既に行っていた場合もクリアーされてしまいますので再度集計が必要です。 年度更新データの作成内容を帳票でチェックすることもできます。 ・・・・・・・・・・・ ⑨ c)賃金集計を行います。 継続事業は「労働保険賃金集計」で集計を実施します。 ・・・・・ ⑩ 一括有期事業は ⑪で開始入力、開始後金額が変わった場合や翌年繰越の場合は⑫で完了入力が済んでいる必要があります。 「一括有期事業集計・印刷」で集計と完了報告書・総括票の印刷を行います。 ・・・・・ ⑬ − 1 − d)賃金集計結果の確認(継続事業)と算定基礎賃金報告書の印刷 「算定基礎賃金調査資料印刷」で帳票に印刷して集計結果の確認ができます。 ・・・・・ ⑭ 算定基礎賃金報告書のデータ確認、変更、報告書の印刷を行います。 ・・・・・・・・・・・ ⑮ ※賃金データが1年分無い場合でも、この画面で月毎の賃金を入力し報告書を作成することもできます。 複数の事業所の報告書を一度に印刷したい場合には「連続印刷」画面を使用します。 ・・・・・ ⑯ e)保険料の算出を行い、個別や事務組合のメリット適用労働保険の申告書の印刷を行います。 ・・・・・ ⑰ 保険料の算出を行った後、個別と事組メリット適用保険の申告書の印刷ができます。 保険料算出後に、賃金集計やその他データの変更を行った場合には、再度の保険料算出が必要です。 2.事業所の労働保険登録で、労働保険マスターの内容を変更したのですが、年度更新のデータに 反映されていません。どのようにしたら良いですか。 変更を反映させるのには、以下の2つの方法があります。 A)年度更新基本データの再作成 ①「基本データ作成」画面を開く → マスターとデータの相違点がピンクで表示されます。、 ②マスターの変更を行った労働保険を再度作成し直します。 ③基本データの再作成を行うと、賃金集計が済んでいても賃金額等は初期状態に戻ってしまいます。 再度賃金集計を行う必要があります。(賃金集計が済んでいる場合は(B)の方法が良いでしょう) B)労働保険料の再計算 ①「保険料算出&申告書印刷」画面を開き、該当事業所の該当労働保険番号を表示します。 ②「保険料算出」を実行して下さい。 ③マスターの変更が反映された状態で保険料の計算を行います。ただし、労災業種は自動的に訂正しません ので、労災業種の変更は「データ入力」状態にして手修正して下さい。 3.賃金集計をしたのですが、労災・雇用の賃金額が正しく集計されません。 原因は、年度更新基本データ内の「労災業種コード」や「事業場コード」と賃金管理データ内の同コードとが 異なっているためと考えられます。 ①「基本データ作成」画面で業種と事業場コードの確認をして下さい。 基本データの業種が誤っていた場合は、正しい業種で基本データを作り直して下さい。 ②基本データの業種が正しい場合は、賃金管理データの業種と事業場を確認して下さい。 確認の方法は以下の3つがあります。 ・ 1人の個人を指定して12ヶ月分のデータを確認 ・・・・・ 「月別集計区分訂正(個人別)」 ・ 1月を指定してその月の全員の支払データを確認 ・・・・・ 「月別集計区分訂正(月度別)」 ・ 「業種」「事業場」等の区分を指定して全員の12ヶ月分を確認 ・・・・・ 「月別集計区分訂正(区分別)」 ③業種や事業場などが誤っている場合は、全データを一度に訂正変更することができます。 a)画面上部ツールバーの「種」(業種)又は「場」(事業場)をクリックして下さい。 b)表示された業種欄に、変更したい業種コード又は事業場コードを入力します。 c)変更したい人又は月度の行の左端にチェックを付けます。(全選択で全行が選択されます) d)「コードを下表にセット」ボタンをクリックすると、表に入力した正しいデータがセットされます。 e)「完了」ボタンをクリックすると訂正が完了します。再度賃金集計を行って下さい。 − 2 − 4.複数の事業場で労働保険が成立していますが、雇用保険は1つの労働保険番号にまとめたい とおもいます。どのようにしたらよいですか。 ①基本データを作成し、「労働保険賃金集計」画面から、賃金集計を行う際に「賃金集計画面」で、 雇用保険を ●事業場毎に集計 ではなく、●1つに集約する を選択します。 ②集約先事業場 を選択します。 ③そのまま「実行」ボタンをクリックし、集計します。 ④雇用保険は、選択した事業場の労働保険に集約されて、賃金集計されてきます 5.事務組合の労働保険で、支払い方法や銀行名の変更を行ったのですが、納入通知ハガキなどの 印刷の時、変更前の支払方法や銀行名になっていました。どのようにしたら良いですか。 ①「13:事務組合年度更新」「年度更新 支払い方法チェック」画面で、ピンク色になっている労働保険番号を探します。 (<雇用・労災保険関係登録>で登録されている支払い方法と、現在作成されている労働保険データの支払い方法 が不一致となっています。) ②「支払方法・銀行更新」ボタン(黄色)をクリックします。 ③「支払方法・銀行が最新の状態に更新されました」と表示されるので、「OK」をクリックします。 ④ピンク色が消え、支払方法が変更されていますので、そのまま納入通知はがき等の印刷へ進んでください。 ※基本データを一から作成し直す必要はありません。 6.概算の業種が確定の業種と変わる予定ですが、どのようにしたら良いですか。 「保険料算出&申告書印刷」画面で、<処理コード:2 データ入力>状態にして、「業種(概)」を変更すると、 保険料率が変更され、再計算をしますので、最後に「完了」をクリックします。 ただし、ここで修正した「概算の労災業種」は、<雇用・労災保険関係登録>に反映されませんのでもし、来年 以降も、修正した労災業種を設定したい場合は、<雇用・労災保険関係登録>を修正しておく必要があります。 7.一括有期事業で、工事1件毎のデータは入力していません。業種毎の請負賃金合計額はわかって います。この金額を使って一括有期総括表や申告書の作成はできますか。 ①「一括有期事業 集計・印刷」画面を開き該当事業所の該当労働保険番号を表示します。 ②処理コード「1:一括有期集計実施」を選択し、「実行」ボタンをクリックして下さい。集計実施後、表が表示されます。 ③処理コード「3:総括表請負金額訂正」を選択し、「実行」ボタンをクリックすると表の『請負金額(消費税換算後)』欄 に、金額の入力が可能になりますので、該当業種の該当開始年度欄に金額を入力して下さい。 ④「完了」ボタンをクリックすると、金額入力が完了します。総括票等の印刷が可能になります。 − 3 − 8.一括有期で、翌年に繰り越す物はどのように処理すれば良いですか。 ①「一括有期事業完了入力」画面を表示し、該当の事業所を選択します。 ②翌年に繰り越す事業を選択、表示した後入力状態にします。 ③画面上部右の「繰越変更」欄で「2:次年度に繰越」を選択し完了します。 9.第一種特別加入で概算期間の途中で加入・脱退をする人の保険料が月割りで計算されません。 第一種特別加入者の概算については、通常は4月現在の状態で加入月数を判断する仕様になっています。 従って、概算年度の5月以降に加入する場合は0ヶ月、5月以降に脱退する場合は12ヶ月の加入月数で計算します。 概算年度での加入や脱退の月度に応じて月割りで保険料を計算したい場合は以下の手順で実施して下さい。 ①概算年度途中での加入・脱退の入力をすると、「概算適用月数」が黄色で表示され、その右側に設定ボタンが 表示されます。 ②この「←月数を加入期間から設定」ボタンをクリックすると、加入・脱退の時期に応じた月数が表示されます。 ③そのまま完了ボタンをクリックすれば、その月数で登録が完了し、月割りでの保険料計算ができるようになります。 10.概算の欄に確定と異なる金額を入力してたいのですが、「完了」ボタンをクリックすると確定と同じ 金額になってしまいます。 画面上部にある「概算区分」が「1:前年度と同額」になっていませんか。 「2:前年度と変わる」にして、データの入力を行ってみて下さい。 11.申告済概算保険料が自動的に表示されません。 昨年度の年度更新を、当システムで行っていれば、基本データ作成時に昨年度の実施結果から自動的に 申告済概算保険料を設定します。事業所コードや労働保険番号が変更されている場合は自動的に取得 できませんので、「保険料算出&申告書印刷」画面の「データ入力」で金額を入力して下さい。 12.還付額などの調整を行いたいので、概算の保険料だけを直接変更したいのですが。 ①「保険料算出&申告書印刷」画面で該当労働保険を呼び出して下さい。 ②処理コード「H:保険料手入力」を選択し「実行」ボタンをクリックして下さい。 ③保険料のみ入力が可能になります。 13.月々の賃金は把握していませんが、年間の賃金合計はわかっています。申告書の作成はできますか。 ①「保険料算出&申告書印刷」画面で、該当事業所の該当労働保険を表示します。 ②「データ入力」の状態にして、賃金間の合計額を労災・雇用の算定基礎額の欄に入力し完了します。 ③入力後、保険料の計算が自動的に行われます。 − 4 −
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