お手入れについて(PDF 880KB)

お手入れ方 法
素材別お手 入 れ 方 法
01 毛皮製品
ク リ ー ニ ン グ に ついて
毛皮は毛が 傷 ん だ り 、皮 の 縮 み ・ 硬 化 な ど が 起 こ る ため、水洗いやドライクリーニングが出来ません。
クリーニン グ の 際 は 毛 皮 専 門 業 者 へ ご 依 頼 く だ さ い 。
日 頃 の お 手 入 れ について
着用後は軽 く た た い て ほ こ り を 払 い 風 通 し の よ い 所 で日陰干ししてください。
着用による 毛 並 み の 乱 れ は 軽 く ブ ラ ッ シ ン グ を し て 整えてください。
毛皮にシワ や 折 り 目 が つ い た 場 合 は 温 か い 蒸 し タ オ ルで毛並みにそって軽く拭き、ブラッシングした後
風通しのよ い 場 所 で 日 陰 干 し し て く だ さ い 。
汚 れ て し ま っ た 場合は
ジュースな ど を こ ぼ し て し ま っ た 場 合 は 、す ぐ に 拭 き取り濡らしたタオルをきつく絞って汚れを軽く叩き出してください。
(皮まで水 分 が 染 み 込 ま な い よ う ご 注 意 く だ さ い 。)
虫害や変色 な ど の 恐 れ が あ る た め 、早 め に 毛 皮 専 門 業者へご相談ください。
ご注意ください
水濡れ
雨や雪など で 濡 れ て し ま っ た 場 合 は 、タ オ ル な ど で すぐに拭き取り日陰干ししてください。
皮まで濡れ て し ま う と 、縮 み や 硬 化 な ど の 恐 れ が あ ります。濡れてしまった場合はすぐに拭き取り日陰干しして、
早めに専門 業 者 へ ご 相 談 く だ さ い 。
( ド ラ イ ヤ ー や ア イロンなどの熱では絶対に乾かさないでください。)
摩擦
摩擦によっ て 毛 が 折 れ た り 切 れ た り す る 場 合 が あ り ます。ショルダーバッグなどとの擦れや、
自動車の運 転 な ど 長 時 間 擦 れ る 状 態 で の 着 用 に は ご 注意ください。
直射日光 や 蛍 光 灯 の 光
光に弱いた め 、直 射 日 光 や 蛍 光 灯 の 光 に 長 時 間 さ ら されると変色の恐れがあります。
香水・整 髪 料
香水や整髪 料 の 付 着 は 、毛 皮 を 傷 め た り 変 色 の 原 因 になります。
また、臭い を 吸 着 し や す い た め 直 接 か か ら な い よ う ご注意ください。
火気厳禁
熱に非常に 弱 い た め 、ス ト ー ブ や タ バ コ な ど の 火 に ご注意ください。
色落ち
濃色品は着 用 中 の 摩 擦 や 、汗 ・ 水 な ど で 濡 れ た こ と により他のものへ色移りする場合があります。
淡色品との 組 み 合 わ せ に ご 注 意 く だ さ い 。
オ フ シ ー ズ ン の 保管について
毛皮は折り 曲 げ ず 、押 し つ ぶ さ れ な い よ う に ゆ っ た り間隔をあけて収納してください。
通気性のあ る カ バ ー を 使 用 し 湿 気 の な い 暗 所 に 保 管 します。防虫剤の併用は避け、また除湿剤の接触にご注意ください。
ストールや 帽 子 な ど の 小 物 は 箱 に 入 れ て 保 管 し ま す 。
ご自宅で毛 皮 に 最 適 な 温 度 や 湿 度 、ス ペ ー ス の 確 保 が難しい場合は、専門業者に保管を依頼しましょう。
02 皮革製品
ク リ ー ニ ン グ に ついて
基本的には 特 殊 ク リ ー ニ ン グ 扱 い に な り ま す 。取 り 扱い絵表示をご確認いただき、
水洗いもド ラ イ ク リ ー ニ ン グ も × 表 記 に な っ て い る場合は、皮革専門業者へご依頼ください。
(受付は一 般 の ク リ ー ニ ン グ 店 で も 行 な っ て い る 場 合があります。)
ウ ォ ッ シ ャ ブ ル レザーのお洗濯について
色落ちを抑 え る た め に 、中 性 洗 剤 を 使 用 し 3 0 ℃ 以 下( 常温)の水で洗ってください。
( 各種漂白剤の使用はお避けください。)
また、浸け 置 き は せ ず 、日 陰 干 し し て く だ さ い 。
縮みの原因 に な る た め 、タ ン ブ ラ ー 乾 燥 や 、皮 革 部 分 へのアイロン掛け、スチームはお避けください。
日 頃 の お 手 入 れ について
素材に合っ た ク リ ー ナ ー や ク リ ー ム を 使 用 し て く だ さい。
( 目立たないところでシミにならないか確認してください。)
起毛素材は ほ こ り や 汚 れ が 付 き や す い た め 、こ ま め にブラッシングしてください。
仕上げに防 水 ス プ レ ー を か け て い た だ く と 、汚 れ も 付きにくくなります。
カビ発生の 原 因 に な り ま す の で 、雨 な ど に 濡 れ た 場 合は必ず日陰干ししてから暗所に保管してください。
汚 れ て し ま っ た 場合は
食べこぼし な ど で 汚 し て し ま っ た 場 合 は 、す ぐ に 拭 き取り濡らしたタオルをきつく絞って汚れを軽く叩き出してください。
(ベンジン や シ ン ナ ー は 使 用 し な い で く だ さ い 。)そ のまま放置すると変色などの原因になり、
時間が経て ば 経 つ ほ ど 落 ち に く く な り ま す の で 早 め に専門業者へご相談ください。
ご注意ください
水濡れ
雨や雪など で 濡 れ て し ま っ た 場 合 は 、タ オ ル な ど で すぐに拭き取り日陰干ししてください。
(ドライヤ ー や ア イ ロ ン な ど の 熱 で は 絶 対 に 乾 か さ ないでください。)
乾かした後 、濡 れ た 部 分 が 硬 く な っ た 場 合 は 揉 み ほ ぐしてください。
( 濡れた状態では揉まないでください。)
シミになっ て し ま っ た 場 合 は 、早 め に 専 門 業 者 へ ご 相談ください。
色落ち
濃色品は着 用 中 の 摩 擦 や 、汗 ・ 水 な ど で 濡 れ た こ と により他のものへ色移りする場合があります。
淡色品との 組 み 合 わ せ に ご 注 意 く だ さ い 。
オ フ シ ー ズ ン の 保管について
汚れが付着 し た ま ま の 保 管 は カ ビ や 変 色 の 原 因 に な ります。クリーナーなどでお手入れをするか、
クリーニン グ に 出 し て か ら 保 管 し て く だ さ い 。
折り曲げず 、押 し つ ぶ さ れ な い よ う に ゆ っ た り 間 隔 をあけて収納してください。通気性のあるカバーを使用し
湿気のない 暗 所 に 保 管 し ま す 。防 虫 剤 の 併 用 は 避 け 、また除湿剤の接触にご注意ください。
時々風通し を す る と カ ビ 防 止 に な り ま す 。
03 合成皮革製品
ク リ ー ニ ン グ に ついて
加工の種類(ポリウレタン樹脂コーティング・ポリ塩化ビニル樹脂コーティング)によって取り扱い方法が
異なります。縮みや硬化などの恐れがあるため、取り扱い絵表示を必ずご確認ください。
日 頃 の お 手 入 れ について
汗や皮脂、汚れなどが付着したまま放置していると劣化を早めます。銀面の場合は、水で濡らし固く絞った
タオルなどで軽く拭いて日陰干ししてください。しつこい汚れの場合は、中性洗剤を薄めて使用してください。
起毛素材の場合は、ほこりや汚れを吸着しやすいためこまめにブラッシングしてください。
汚れは消しゴムで落とし、硬めのブラシで表面を整えてください。
高温多湿の場所は、コーティング樹脂の劣化を早めます。風通しのよい暗所に保管してください。
汚 れ て し ま っ た 場合は
食べこぼしなどで汚してしまった場合は、すぐに拭き取り水で濡らし固く絞ったタオルなどで汚れを軽く叩き
出してください。
(ベンジンやシンナーは使用しないでください。)
そのまま放置すると変色やコーティング剥離などの原因になります。
時間が経てば経つほど落ちにくくなりますので、早めにクリーニング業者へご相談ください。
ご注意ください
コーティングの劣化
合成皮革は天然皮革に比べてお手入れしやすく、比較的お取り扱いが簡単な素材です。
しかし特性上、樹脂の加水分解や着用中の摩耗、汗や皮脂、汚れなどの吸着による経時劣化が避けられません。
コーティング樹脂の種類や、着用・保管状況などにより異なりますが、耐用年数は製造から 2 ∼ 3 年が目安になります。
摩擦
光沢の低下、キズ、コーティング剥離などの原因になるため、着用の際はバッグやベルトなど
硬いものとのスレにご注意ください。
オ フ シ ー ズ ン の 保管について
汗や汚れが付着したままの保管はひび割れや破れなど劣化の原因になります。
クリーニングに出してから保管してください。
ドライクリーニングの溶剤が残留しやすいため、クリーニング後は必ず袋から取り出し日陰干しを行なって
ください。溶剤が残った状態で着用すると、皮膚障害を引き起こす恐れがあります。
04 麻製品
特徴
吸湿性・発散性に優れており、繊維が硬く清涼感があるため春夏物衣料に適しています。
強度があり、湿潤状態でさらに強くなります。
ハリ・コシはありますが、伸度と弾性に乏しいため、シワになりやすく取れにくいです。
麻特有のハリ感を出すために強く撚りをかけているため、水洗いで縮みやすいです。
(加工によって防縮性を持たせたものもあります。)
摩擦で毛羽立ちやすく、特に濃色は白化が目立ちやすいです。
※繊維名が「 麻 」と 表 示 さ れ る の は 、
「 亜 麻( リ ネ ン )」か「苧麻(ラミー)」です。
「黄麻( ジ ュ ー ト )」や「 大 麻( ヘ ン プ )」は 指 定 外 繊 維 になります。
ク リ ー ニ ン グ に ついて
生地や製品の加工状況によって、水洗いをすると縮みや型崩れが起こる場合があります。
必ず取り扱い絵表示通りお洗濯してください。
シワが出来てしまった場合はスチームを当てると取りやすいです。
(取り扱い絵表示・アテンション表示を
確認してから行なってください。)
汚 れ て し ま っ た 場合は
すぐに拭き取り水で濡らし固く絞ったタオルなどで汚れを軽く叩き出してください。
汚れた部分を擦ったりつまんだりすると、繊維が毛羽立ち白化する場合がありますのでご注意ください。
時間が経った汚れは落としにくくなります。早めにお手入れしてください。
ご注意ください
白化
摩擦によって毛羽立った繊維が白っぽく見える現象です。特に濃色が目立つため、
着用中のバッグやベルトなどとのスレにご注意ください。
色落ち
濃色は色落ちしやすいため、着用中の摩擦や汗などで濡れた際の色移りにご注意ください。
取り扱い絵表示で水洗可の製品は単独洗してください。
05 獣毛製品
カシミヤ
特徴
カシミヤ山 羊 か ら 採 れ た 毛 で 、主 な 産 出 国 は 中 国 、モ ンゴル、イランです。
産毛を使用 し て い る た め 、繊 維 が 極 め て 細 く 柔 ら か いのが特徴です。
産出国によ っ て 繊 維 の 太 さ や 長 さ が 異 な り 、色 に よ ってもランクがあるため製品に価格差があります。
長 所
短 所
風合いが柔らかい
軽い
ソフトな風合いを出すため糸の撚りが甘く、
毛玉が出来やすい
保温 性 、吸 湿 性 が あ る
手触りが滑らかで
光沢がある
耐摩耗性に劣る
ク リ ー ニ ン グ に ついて
デリケート な 素 材 で あ り 、水 洗 い を す る と 縮 み や 型 崩れが起こる場合があります。必ず取り扱い絵表示通り
お洗濯して く だ さ い 。取 り 扱 い 絵 表 示 が 水 洗 い 可 の 製品は、中性洗剤を用いてやさしく押し洗いをしてください。
脱水はネッ ト に 入 れ て 洗 濯 機 で 短 時 間( 1 分 弱 )処 理 するか、軽く押して水切りをした後タオルで水分を取り、
形を整えて 日 陰 に 干 し て く だ さ い 。
( ニ ッ ト 製 品 は 平 干し)
アンゴラ
特徴
アンゴラ兎 か ら 採 れ た 毛 で 、主 な 産 出 国 は 中 国 、フ ラ ンス、チリなどです。
( 中国が世界の 90 ∼ 95%を占める)
毛が抜け変 わ る 時 期 に 合 わ せ て 年 4 回 刈 り 取 り ま す 。繊維はカシミヤより細く、長く、柔らかです。
長 所
短 所
毛の内 部 が 空 洞 に な っ て
いるた め 、軽 く て 暖 か い
保 温 性 、吸 湿 性 が ある
クリンプ(縮れ)がなく、スケール(うろこ)も
少ないため滑りやすく毛が抜けやすい
光 沢 が あ り 、特 に
パステ ル カ ラ ー が 美 し い
風合いが柔らかい
静電が起こりやすく、ほこりを吸着するため
色が徐々にくすんでくる
ク リ ー ニ ン グ に ついて
アンゴラ製 品 は 、水 洗 い や ド ラ イ ク リ ー ニ ン グ で 収 縮、風合い変化の起こりやすい素材です。
必ず取り扱 い 絵 表 示 通 り お 洗 濯 し て く だ さ い 。取 り 扱い絵表示が水洗い可の製品は、中性洗剤を用いて
やさしく押 し 洗 い を し て く だ さ い 。脱 水 は ネ ッ ト に 入れて洗濯機で短時間(1 分弱)処理するか、軽く押して
水切りをし た 後 タ オ ル で 水 分 を 取 り 、形 を 整 え て 日 陰に干してください。
( ニット製品は平干し)
ご注意ください
毛抜け・擦り切れ
毛が抜けた り 擦 り 切 れ や す い デ リ ケ ー ト な 素 材 で す 。他の衣料品と配色使いにすると、
毛羽付着が 目 立 ち ま す 。同 系 色 で コ ー デ ィ ネ ー ト し てください。
モヘヤ
特徴
アンゴラ 山 羊 か ら 採 れ た 毛 で 、主 な 産 出 国 は 南 ア フ リカ、北アメリカ、トルコです。
( 南アフリカが世界の 60%を占める)
南アフリ カ 、北 ア メ リ カ は 年 2 回 、ト ル コ は 年 1 回 毛 を刈り取ります。
キッドモ ヘ ヤ と ア ダ ル ト モ ヘ ヤ が あ り 、産 地 と 繊 度 によって分類されます。アダルトモヘヤはウールに比べて
かなり繊 維 が 太 い で す 。
長 所
短 所
滑らかで光沢がある
摩耗、折り曲げに弱い
(繊維の外層が硬く、内層が柔らかいため)
吸湿性が優れている
引裂強さに弱い
湿潤時、
シワになりやすい
ご注意ください
摩耗
摩耗、折り 曲 げ 、引 裂 き 強 さ が 弱 い た め 、折 目 加 工( シ ロセット加工)が施されているスラックスなどの場合、
着用中に 折 目 部 分 が 擦 れ て 折 り 曲 げ ら れ た 繊 維 が 切 れやすくなります。椅子などとの擦れにご注意ください。
折り曲げ に 弱 い た め 、高 温 で 強 く ア イ ロ ン を 掛 け る と繊維が切れやすくなります。
アルパカ
特徴
主な産出 国 は ペ ル ー 、ボ リ ビ ア で す 。
成長過程 で ベ ビ ー 、ス ー リ ー 、フ ァ イ ン 、ス タ ン ダ ー ド、コースに分けられます。繊維はウールよりも太いです。
長 所
短 所
毛の色が豊富
弾力性があり、
シワになりにくい
滑ら か で 光 沢 が あ る
毛先が丸く
肌 へ の 刺 激 が 少 ない
クリンプ(縮れ)がないため毛が抜けやすい
ご注意ください
毛抜け
毛が抜け や す い た め 、ス レ に ご 注 意 く だ さ い 。他 の 衣 料品と配色使いにすると、毛羽付着が目立ちます。
同系色で コ ー デ ィ ネ ー ト し て く だ さ い 。
獣毛製品全般
日 頃 の お 手 入 れ について
着用後は、柔 ら か い ブ ラ シ で や さ し く ブ ラ ッ シ ン グ してください。毛並みを整えると毛玉が出来にくくなります。
出来てしま っ た 毛 玉 は 、引 っ 張 ら ず 小 バ サ ミ で カ ッ トするか毛玉取り器をご使用ください。
デリケート な 素 材 の た め 、連 日 の 着 用 や 運 動 な ど 激 しい動きをする時の着用はお避けください。
汚 れ て し ま っ た 場合は
すぐに拭き 取 り 水 で 濡 ら し 固 く 絞 っ た タ オ ル な ど で 汚れを軽く叩き出してください。
( 擦らないでください。)
時間が経つ と 汚 れ が 落 ち に く く な り 、ま た 、虫 食 い の 原因にもなるため早めにお手入れしてください。
オ フ シ ー ズ ン の 保管について
汚れが付着 し た ま ま 保 管 す る と 、虫 食 い や カ ビ が 生 える原因になります。
保管する前 に 必 ず 洗 濯( ク リ ー ニ ン グ )し 、防 虫 剤 を 使用して風通しのよい暗所に保管してください。
事象別お手入れ 方 法
ウ ォ ー タ ー ス ポット(水ジミ)
ウ ォ ー タ ー ス ポ ットの種類
膨潤収縮
1
水や雨に濡 れ た 際 、糸 が 膨 ら み 乾 い て か ら も 元 に 戻 らない現象で、
これにより 濡 れ た 部 分 だ け 光 の 反 射 角 度 が 変 わ っ て 変色したように見えます。
( シルクやレーヨンなど)
染料や加工剤の移動
2
染料や仕上 げ 加 工 剤 が 水 滴 に よ っ て 移 動 し 、輪 ジ ミ になる現象です。
( 特にポリエステル)
起毛製品の毛倒れ
3
起毛製品は 、濡 れ た 部 分 だ け 毛 羽 の 倒 れ る 方 向 が 変 わるため変色したように見えます。
発生しやすいもの
中濃色で艶 の あ る 無 地 染 め( シ ル ク 、レ ー ヨ ン 、キ ュ プラ、新合繊、指定外繊維(リヨセル)など)
中濃色で艶 の あ る 起 毛 製 品 、艶 出 し 加 工 品( カ シ ミ ヤ 、カシミヤ仕上げ、ピーチスキンなど)
ポリエステ ル の 減 量 加 工 品
シルク・レ ー ヨ ン の 強 撚 薄 地 製 品
ご注意ください
ウォーター ス ポ ッ ト は 、水 洗 い や( 場 合 に よ っ て は )スチームで修正できますが、ドライクリーニングでは取れません。
素材や仕様 に よ っ て は 水 洗 い や ス チ ー ム を 当 て る こ とが出来ない場合があります。
雨の日の着 用 を お 避 け い た だ く な ど 注 意 が 必 要 で す 。
毛 玉( ピ リ ン グ )
発生のメカニズム
1
2∼3
4
摩 擦 に よ っ て 生 地 表 面 の 繊 維 が 毛 羽 立 ち ま す。
毛 羽 立 っ た 繊 維 が 絡 ま り 合 い 毛 玉( ピ ル )が 発生します。
更 な る 摩 擦 で 毛 玉 は 脱 落 し ます※ 。こ の 工 程 を繰り返します。
※繊維の強さが大 き い 合 成 繊 維 や そ の 混 紡 品 は 、毛 玉 の 脱 落 が 起 こ り に く い で す 。
1.毛羽 立 ち
2 .ピ ル の 発 生
3.ピルの形成
4.ピルの脱落
発生しやすいもの
編物(織物 に 比 べ て 構 造 が 粗 く 、糸 の 撚 り も 甘 い た め )
獣毛製品( 繊 維 が 細 く 、ま た 柔 ら か い 風 合 い を 出 す た め糸が甘撚りのため)
極細合成繊 維( 糸 が 細 い た め 摩 擦 で 切 れ て 毛 羽 立 ち やすいため)
お手入れ方法
毛羽立った 繊 維 が 絡 ま る の を 防 ぐ た め に は 、着 用 後 のブラッシングが効果的です。
(強くブラ ッ シ ン グ を 行 な う と 、生 地 を 傷 め る の で ご 注意ください。)
ブラッシン グ で も 取 り 除 け な い 毛 玉 は 、生 地 を 傷 つ けないよう小バサミでカットするか毛玉取り器で処理してください。