三沢 市地 域福 祉計 画 平成24年3月 三 沢 市 はじめに 近年、地域社会を取り巻く現状は、尐子高齢社会 の到来や都市化・核家族化の進行による地域意識の 希薄化などから家庭や地域で支え合う力が弱まりつ つあります。 それに伴いひとり暮らし高齢者や障害のある人、 子育て家庭など、何らかの支援が必要な方にとって 安心して地域で暮らせる地域社会づくりがこれまで 以上に重要となってきています。 当市では、三沢市総合振興計画の基本方針に「健康で助け合うまちづくり」 を掲げ、これまで高齢者や障害のある方などへの対象者ごとの個別福祉計画 を策定し、保健・福祉サービスの充実に努めてまいりましたが、現在の福祉 制度では対応できない課題が顕在化してきております。 そのため、誰もが安心して住み慣れた地域で、いきいきと暮らすことがで きる地域社会を実現するためには、住民相互が助け合い支え合うことができ る地域の力を高めていくことが必要であります。 このような状況のもと、住民、事業者や福祉団体、行政などが、それぞれ の役割の中で、お互いに力を合わせる関係をつくり、「健康で助け合うまち づくり」を推進するための指針として地域福祉計画を策定したものでありま す。 計画の策定にあたっては、地域住民の皆様のご意見を計画に反映させるた め、アンケート調査や策定委員会委員の公募をおこない貴重なご意見やご提 案をいただいたところであります。 今後、この計画の基本理念であります「思いやり 地域で支える 福祉の 輪」の実現に向け、取り組んでまいりますので、市民の皆様にはより一層の ご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。 結びに、計画の策定にあたり、ご審議いただきました地域福祉計画策定委 員会委員をはじめ、アンケート調査等において貴重なご意見やご提言をいた だきました市民の皆様、関係各位に対し心より感謝申し上げます。 平成24年3月 三 沢 市 長 種 市 一 正 市民のちかい 世界につらなる空と水にかこまれ、 未来の光の中に育つ私たちはこよなく三沢を愛します。 私たちは歴史の教えてくれた目をさらに広げ、 このまちの開拓精神を忘れることなく誇りをもって、 すみよい郷土を築くため、ここに市民のちかいをたてます。 1 明るい家庭をつくります 2 みどりのまちをつくります。 3 時間をまもります。 4 強い心とからだをつくります。 5 豊かなまちをつくります。 地域福祉ってなあに? 住み慣れた地域で安心して生活するため、お互いが支えあい助け合い、市民一人ひと りが地域の一員として充実した生活を送ることができる社会をつくることです。 子育て・介護・高齢者や障害者の暮らしの問題など、ご近所 や、福祉関係者、行政と協働して解決し、安心して暮らせるま ちづくりを目指しましょう。 目 第1章 第2章 計画の概要 1.計画の趣旨 …………………………………………… 1 2.計画の期間 …………………………………………… 1 3.計画の位置づけ…………………………………………… 1 現状と課題 1.市の現状 第3章 …………………………………………… 2 2.市民アンケート結果……………………………………… 5 基本理念と目標 1.基本理念 第4章 次 ………………………………………… 16 2.計画の施策体系………………………………………… 17 施策展開 第1節 地域福祉の推進 1. 地域を支える環境づくりの推進……………… 18 2. 協働のまちづくりの推進 …………………… 19 3. 災害に強い地域力の向上 …………………… 21 4. 子育て支援の整備と安全の確保……………… 22 第2節 福祉サービスの推進 1. サービス利用者への支援 …………………… 23 2. ネットワークの整備 ……………………… 24 3. 地域ケア体制の充実 ……………………… 26 4. 相談体制の充実 ……………………… 27 1. 健康な地域づくりの推進……………………… 30 2. 疾病予防の推進 ……………………… 34 3. 母子保健の推進 ……………………… 35 第3節 第4節 健康な地域づくり いきいきとした環境づくり 1. 高齢者支援事業の推進 ……………………… 36 2. 介護保険事業の充実 ……………………… 37 3. 障害者の自立生活支援 ……………………… 37 4. 社会参加の推進 ……………………… 38 1.子育て支援の充実 ……………………… 41 2.ひとり親家庭への支援 ……………………… 43 3.障害のある子どもへの支援……………………… 43 4.要保護児童への対応 ………………………… 44 …………………………………… 45 2.地域福祉推進のための役割分担……………………… 46 三沢市地域福祉計画策定経過 ………………………… 47 三沢市地域福祉計画策定委員会設置要綱………………… 48 三沢市地域福祉計画策定委員会委員名簿………………… 50 三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議要綱……………… 51 三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議委員名簿………… 53 用語解説 54 第5節 第5章 子育て支援の環境づくり 計画推進のための方策 1.計画の推進体制 資 料 ……………………………………… 第1章 計画の概要 【 1.計画の趣旨 】 尐 子 高 齢 化 の 進 行 、核 家 族 化 や 高 齢 者 の み の 世 帯 、高 齢 者 単 独 世 帯 な ど家族形態の変化、離婚等に伴うひとり親家庭の増加など、地域社会や 家族を取り巻く環境は大きく変化しています。また、地域経済の低迷等 に 伴 う 雇 用 不 安 、生 活 不 安 等 に よ る 、自 殺 、児 童 や 高 齢 者 へ の 虐 待 な ど 、 新たな課題が地域社会に生じてきています。 このような地域を取り巻く様々な環境の変化に対応し、多様化する福 祉ニーズに応え、住民参加の地域福祉体制を構築し、地域住民が安心で きる生活を継続するための地域づくりを整備するため、本計画を策定す るものです。 【 2.計画の期間 】 計 画 の 期 間 は 、平 成 2 4 年 度 か ら 平 成 2 8 年 度 ま で の 5 年 間 と し ま す 。 なお、必要に応じて見直しを行います。 【 3.計画の位置づけ 】 こ の 計 画 は 、社 会 福 祉 法 第 1 0 7 条 に 基 づ く 、当 市 の 健 康 福 祉 分 野 に お け る 各 種 計 画 を 包 括 し た 総 合 計 画 で あ り 、「 三 沢 市 総 合 振 興 計 画 」 と の整合性を図りながら計画を推進します。 また、三沢市社会福祉協議会が策定している「地域福祉活動計画」と 連携を図ります。 三沢市総合振興計画 上位計画 三沢市地域福祉計画 高齢者福祉計画 介護保険事業計画 協働のまちづくり推進指針 地域防災計画 災害時要援護者避難支援計画 次世代育成支援行動計画 障害福祉計画 健康みさわ21 男女共同参画基本計画(みさわハーモニープラン) 連携 三沢市地域福祉活動計画 -1- 第2章 現状と課題 【 1.市の現状 】 (1)人口と世帯の状況 総人口は減尐傾向にあり、平成19年の43,072人から平成23年 の42,206人と、4年間で866人減尐しています。人口3区分を見 ると、0~64歳は減尐しているのに対し、65歳以上の高齢者は増加し ており、尐子高齢化の進行がうかがえます。 世帯数は増加の傾向にあり、平成23年では18,564世帯となって い ま す が 、1 世 帯 あ た り の 人 員 は 減 尐 し つ づ け て お り 、平 成 2 3 年 で は 2 . 27人となっています。 ■総人口・世帯数の推移(各年3月31日現在) ■1世帯あたりの人員の推移(各年3月31日現在) -2- (2)高齢者の状況 6 5 歳 以 上 の 高 齢 者 は 、平 成 1 9 年 の 8 ,0 3 8 人 か ら 平 成 2 3 年 の 8 , 472人と4年間で約430人増加しています。総人口に占める65歳以 上の人口割合も年々増加しており、高齢化が進行していることがうかがえ ます。 ■65歳以上人口の推移(各年3月31日現在) (3)要介護認定者(第1号被保険者)の状況 要介護認定者(第1号被保険者)は、平成19年3月(1,376人) から平成23年3月末(1,509人)までの4年間で約1.1倍に増加 し、認定率は16.59%から0.98ポイント上昇して17.57%と なっています。 ■要介護認定者の推移(各年3月31日現在) -3- (4)障害者の状況 平成23年の、各手帳所持者の人数は、身体障害者手帳所持者が1,4 10人、知的障害者手帳所持者が279人、精神障害者手帳所持者が22 3人となっています。 ■各手帳所持者の推移(各年3月31日現在) (5)生活保護の状況 生活保護世帯数は、平成12年の219世帯から平成22年の360世 帯と10年間で141世帯(64.3%)増加し、保護者数も262人か ら436人(66.4%)増加しています。 ま た 、人 口 に 対 す る 保 護 者 の 割 合( 保 護 率 )は 、平 成 1 2 年 の 5 .7 5 ‰ から平成22年の9.99‰と10年間で4.24ポイント増加していま す。 ■生活保護世帯数と保護者数及び保護率の推移 ( 世/ 帯 (‰) 5 人) 0 0 1 6 . 0 0 4 5 0 1 4 . 0 0 436 4 0 0 3 5 0 300 361 3 0 0 2 5 0 219 2 0 0 8 5 . 9 . 7 384 339 404 1 2 . 0 0 9 9 9 8 262 316 297 356 . 3 3 . 3 . . 0 0 8 . 0 0 8.77 360 5 91 90 5 1 5 0 6 . 0 0 4 . 0 0 1 0 0 2 . 0 0 50 0 0 . 0 0 平 成 12年 平 成 18年 平 成 19年 平 成 20年 平 成 21年 平 成 22年 世帯数 保 護 者 数 -4- 保 護 率 【 2.市民アンケート結果 】 調査の概要 1 8 歳 ~ 7 5 歳 の 市 民 1 ,0 0 0 名 を 住 民 基 本 台 帳 か ら 無 作 為 抽 出 し 、 郵 送 に よ る 配 布 、回 収 に よ り 実 施 し ま し た 。回 収 数 は 4 7 2 票 で し た 。 (実施期間:平成23年1月11日~平成23年2月10日) 地域との関わりについて 問 1 .あ な た は 、ふ だ ん 近 所 の 方 と ど の 程 度 の お つ き あ い を し て い ま す か 。 (1つに○) 5.未 記 入 0.4% 4.ほとんどつきあいはない 7.6% 1.家 を行 き来 するなど親 しくつきあっている 1.家 を行 き来 するなど 親 しくつきあっている 2.合 えば立 ち話 をする程 度 3.あいさつする程 度 14.8% 4.ほとんどつきあいはない 5.未 記 入 3.あいさつする程 度 2.会 えば立 ち話 をする程 度 42.6% 34.5% 近所の方とのおつきあいは、 「 あ い さ つ す る 程 度 」が 最 も 多 く 全 体 の4割を占め、 「 会 え ば 立 ち 話 を す る 程 度 」が こ れ に 続 く 結 果 と な っています。 問 2 . あ な た は 、 お 住 ま い の 地 域 に 愛 着 を お 持 ち で す か 。( 1 つ に ○ ) 5.わからない 4.9% 4.まったく愛 着 がない 4.4% 1.とても愛 着 がある 6.未 記 入 0.4% 2.ある程 度 愛 着 がある 1.とても愛 着 がある 19.1% 3.あまり愛 着 がない 4.まったく愛 着 がない 3.あまり愛 着 がない 5.わからない 15.3% 6.未 記 入 2.ある程 度 愛 着 がある 55.9% 「ある程度愛着がある」と回答した方が5割以上となっており、 「とても愛着がある」という回答と合わせると、75%の方が地 域に愛着を感じていることがわかります。 -5- 問3.あなたは、地域の行事、地域活動にどの程度参加していますか。(1 つに○) 5.未記入 0.2% 1.積極的に参加している 2.ときどき参加している 1.積極的に参加している 16.5% 4.参加していない 3.あまり参加していない 30.7% 4.参加していない 5.未記入 2.ときどき参加している 29.4% 3.あまり参加していない 23.1% 「積極的に参加している」と「ときどき参加している」と答えた方は、全体の 半数に届かず、地域の行事や活動への参加状況は低い結果となっています。 問3-1.問3で「1.積極的に参加している。2.ときどき参加している。」を選んだ 方にお伺いします。それはどのような活動ですか。(あてはまるものすべてに○) 0% 10% 20% 30% 40% 1.町内会活動 42.5% 2.学校・保育園などのPTA・父母会 11.4% 3.老人クラブ・婦人会など 6.9% 4.清掃などのボランティア活動 34.4% 5.その他 6.未記入 50% 4.4% 0.3% 参加している活動は「町内会活動」 「清掃などのボランティア活動」が多くを占 めています。 -6- 問3-2.問3で「3.あまり参加していない。4.参加していない。」を選んだ方にお 伺いします。参加されない理由を教えてください。(1つに○) 1.興味のある行事・イベントがないから 6.未記入 1.興味のある行事・ イベントがないから 0.4% 5.その他 14.1% 18.8% 18.4% 3.時間的な余裕がないから 4.関心がないから 2.人との関係をあま り持ちたくないから 4.関心がないから 2.人との関係をあまり持ちたくないから 5.その他 6.未記入 5.5% 3.時間的な余裕がないから 43.0% 参加しない理由は、 「時間的な余裕がないから」が最も多い結果となっています。 問4.あなたは、地域の福祉課題(障害者・高齢者の生活、子育て、健康づくりに関す る問題など)に対し、住民同士の自主的な支え合い、助け合いの必要性についてどう思 いますか。(1つに○) 3.あまり必要だと思わない 4.まったく必要だと思わない 0.5% 2.4% 1.とても必要だと思う 2.ある程度必要だと思う 3.あまり必要だと思わない 4.まったく必要だと思わない 1.とても必要だと思う 42.1% 2.ある程度必要だと思う 55.0% 「とても必要だと思う」 「ある程度必要だと思う」をあわせて97.1%と高い 割合となっており、住民同士の自主的な支え合い、助け合いの必要性は高いも のと考えられます。 -7- 問5.地域に介護や子育てで困っている家庭があった場合、あなたはどのような手助け ができますか。(あてはまるものすべてに○) 0% 10% 20% 30% 50% 29.2% 1.見守りや安否確認の声かけ 14.3% 2.お年寄りの話し相手 22.4% 3.災害時の避難支援・安否確認 9.2% 4.短時間の子どもの預かり 5.2% 5.通院などの外出の手伝い 8.9% 6.悩み事の相談相手 4.1% 7.家事支援 8.その他 40% 0.3% 6.3% 9.特にない 「見守りや安否確認の声かけ」が29.2%と最も高く、次いで「災害時の避 難支援・安否確認」が22.4%を占めており、安全面での手助けが重要視さ れていることがうかがわれます。 問6.あなたは、日々の生活でどのようなことに悩みや不安を感じていますか。 (あては まるものすべてに○) 0% 10% 20% 1.自分や家族の健康のこと 20.3% 2.自分や家族の老後のこと 18.0% 3.生きがいに関すること 4.7% 4.子育てに関すること 5.8% 5.介護に関すること 9.1% 6.収入など経済的なこと 15.3% 7.隣近所との関係 2.6% 8.住宅のこと 5.1% 9.地域の治安のこと 2.9% 10.災害時の備えに関すること 5.4% 11.働くこと(就業・失業) 12.その他 13.特にない 30% 8.9% 0.5% 1.4% 悩みや不安は、自分や家族の健康及び老後のことをはじめとして、収入や仕事、 介護、子育て、地域のことなど、広くわたっています。 -8- 問7.悩みや不安について、誰に、もしくはどこに相談していますか。(○は3つまで) 0% 10% 20% 30% 40% 40.8% 1.家族・親族 32.5% 2.友人・知人 8.3% 3.職場の同僚・上司 4.市の相談窓口 1.7% 5.民生・児童委員 0.2% 6.人権擁護委員 0.2% 7.社会福祉協議会 8.包括支援センター・ケアマネージャー 9.福祉サービス事業所 0.8% 1.5% 0.6% 3.3% 10.医療機関(医師・看護師等) 5.0% 11.どこに相談してよいかわからない 12.その他 50% 1.8% 3.3% 13.相談する人がいない 「家族・親族」 「友人・知人」など、身近な相談相手が圧倒的に多い事がわかり ます。 問8.住民同士がともに支えあう地域づくりを進めるために、どのようなことが必要だ と思いますか。(あてはまるものすべてに○) 0% 10% 20% 1.町内会が中心となって住民相互の交流活動を進めること 30% 40% 21.2% 2.自ら進んで日頃から住民相互のつながりを持つよう心がけること 18.2% 3.仕事を持つ人、退職者が地域の活動に積極的に参加すること 11.1% 4.ボランティア活動などを盛んにすること 10.2% 5.地域の人が気軽に集まれる場所を作ること 19.0% 6.行政が地域活動の援助体制を充実させること 7.その他 18.0% 1.5% 8.未記入 0.9% 町内会・地域・住民同士・行政など、広く支えあうことが求められていること がうかがわれます。 -9- 問9.災害時や緊急時において、障害者や一人暮らしの高齢者に対して支援を行うため には、どのようなことが必要だと思いますか。(1つに○) 1.行政・民生委員・町内会・社会 5.わからない 福祉協議会の連携を深め、新たな 6.その他 1.9% 9.1% ネットワークをつくり、支援を行う 7.未記入 2.行政が要支援者(支援を必要と 0.4% 4.社会福祉協議会が中 心になり、地域ボラン ティア活動のなかで支 援を行う する人)名簿を整備し、行政が責任 1.行政・民生委員・町内 会・社会福祉協議会の 連携を深め、新たな ネットワークをつくり、支 援を行う 4.9% 3.民生委員や町内会を 中心として、要支援者 の名簿を整備し、地域 の助け合い活動のなか で支援を行う 19.7% 43.2% を持って支援を行う 3.民生委員や町内会を中心とし て、要支援者の名簿を整備し、地 域の助け合い活動のなかで支援を 行う 4.社会福祉協議会が中心になり、 地域ボランティア活動のなかで支 2.行政が要支援者(支 援を必要とする人)名簿 を整備し、行政が責任 を持って支援を行う 援を行う 5.わからない 6.その他 20.8% 7.未記入 「行政・民生委員・町内会・社会福祉協議会の連携を深め、新たなネットワー クをつくり、支援を行う」が最も多く、次いで「行政が要支援者名簿を整備し、 行政が責任をもって支援を行う」が20.8%を占めています。 ○福祉サービスについて 問10.あなたは、三沢市の福祉サービスや福祉施設などについて、どの程度ご存知で すか。(1つに○) 5.未記入 0.4% 4.その他 0.0% 1.十分な情報と知識があると思う 1.十分な情報と知識 があると思う 2.十分ではないが、ある程度の情報 2.3% と知識があると思う 3.ほとんど知らない 2.十分ではないが、あ る程度の情報と知識が あると思う 4.その他 5.未記入 31.1% 3.ほとんど知らない 66.1% 「ほとんど知らない」と回答した方が、66.1%と上位を占めています。 - 10 - 問11.もし、あなたの家族のどなたかに介護が必要となった場合、どのようにしたい ですか。(1つに○) 6.わからない 1.家族だけで介護をする 7.未記入 3.4% 0.2% 2.家族が中心となって介護するが、足りないと 1.家族だけで介護をする 0.6% 5.その他 ころは福祉サービスを利用する 0.8% 3.積極的に福祉サービスを利用して在宅で介 護をする 4.できれば福祉施設 で介護してもらいたい 4.できれば福祉施設で介護してもらいたい 2.家族が中心となって 介護するが、足りないと ころは福祉サービスを 利用する 21.2% 5.その他 5.わからない 45.3% 3.積極的に福祉サー ビスを利用して在宅で 介護をする 7.未記入 28.4% 「家族が中心となって介護するが、足りないところは福祉サービスを利用する」 と回答した方が45.3%と最も多く、 「積極的に福祉サービスを利用して在宅 で介護をする」と答えた方と合わせると、家族が関わり福祉サービスの利用を 希望する方が73.7%という高い割合になっています。 問12.あなたは福祉に関してどのような情報を得たいですか。 (あてはまるものすべて に○) 0% 10% 20% 50% 29.9% 2.福祉サービスの利用方法・費用 15.6% 3.福祉サービスの相談窓口 8.3% 4.保育や子育てに関する情報 7.3% 5.就労に関する情報 8.3% 6.健康に関する情報 8.特に得たい情報はない 40% 28.3% 1.福祉サービスの種類・内容 7.その他 30% 0.0% 2.3% 福祉サービスの利用方法・費用・種類・内容など、合わせて58.1%を占め ています。 問13.福祉サービスを充実させるために、最も必要と思うものは次のどれですか。 (1 - 11 - つに○) 6.その他 3.0% 5.情報や知識を身に つけるための地域での 学習機会を充実させる 1.サービスを提供する事業所の数を増やし 7.わからない たり、設備を充実させる 7.9% 1.サービスを提供する 事業所の数を増やした り、設備を充実させる 36.2% 2.サービスに関する情報提供窓口を増や す 3.サービス利用者を保護する仕組みや苦 情対応などの取り組みを充実させる 12.3% 4.住民による福祉活動(ボランティア活動な 4.住民による福祉活 動(ボランティア活動な ど)を活発にさせる ど)を活発にさせる 5.情報や知識を身につけるための地域で 4.1% の学習機会を充実させる 3.サービス利用者を保 護する仕組みや苦情対 応などの取り組みを充 実させる 2.サービスに関する情 報提供窓口を増やす 24.7% 6.その他 7.わからない 11.8% 「サービスを提供する事業所の数を増やしたり、設備を充実させる」が36. 0%、 「サービスに関する情報提供窓口を増やす」が24.7%と高い割合を占 めています。 - 12 - ○あなた(回答者)自身についてお答えください 問14.あなたの性別をおうかがいします。(1つに○) 1.男 性 1.男 性 2.女 性 45.2% 54.8% 2.女 性 問15.あなたの年齢をおうかがいします。(1つに○) 6.70歳以上 11.6% 1.18~29歳 1.18~29歳 15.9% 2.30~39歳 5.60~69歳 3.40~49歳 16.7% 2.30~39歳 19.9% 4.50~59歳 5.60~69歳 4.50~59歳 16.2% 3.40~49歳 6.70歳以上 19.7% 問16.あなたの世帯構成をおうかがいします。(1つに○) 5.その他 4.0% 1.一人暮らし 1.一人暮らし 12.1% 2.夫婦だけ 4.親と子と孫の三世代 12.1% 3.親と子の二世代 2.夫婦だけ 22.4% 4.親と子と孫の三世代 5.その他 3.親と子の二世代 49.3% - 13 - 問17.あなたが同居しているご家族の中に、次のような方(あなた自身も含みます) はいますか。(あてはまるものすべてに○) 0% 10% 20% 30% 13.2% 1.乳幼児(小学校入学前の子ども) 11.1% 2.小学生 11.8% 3.中学生・高校生 26.9% 4.65歳以上の方 5.7% 5.介護を必要とする方 6.5% 6.障害のある方 23.6% 7.いずれもない 8.未記入 1.1% 問18.あなたの現在の職業をおうかがいします。(1つに○) 10.未記入 0.8% 1.農林漁業・商工業 9.その他 3.6% 2.8% 8.無職 20.6% 2.自営業 2.自営業 8.3% 3.公務員 3.公務員 4.会社員・団体職員 13.3% 7.学生 1.農林漁業・商工業 2.8% 5.パート・アルバイト 6.専業主婦 4.会社員・団体職員 6.専業主婦 20.1% 15.7% 7.学生 8.無職 9.その他 5.パート・アルバイト 12.1% 10.未記入 - 14 - 問19.あなたは三沢市に住んでから何年ですか。(1つに○) 1.1年未満 7.未記入 0.6% 2.1% 1.1年未満 2.1~5年 14.2% 3.6~10年 3.6~10年 7.6% 6.21年以上 62.5% 2.1~5年 4.11~15年 5.1% 4.11~15年 5.16~20年 6.21年以上 7.未記入 5.16~20年 7.8% - 15 - 第3章 基本理念と目標 【 1.基本理念 】 三 沢 市 総 合 振 興 計 画 で は 、「 人 と ま ち みんなで創る 国際文化都市」 を 基 本 理 念 と し 、 健 康 ・ 医 療 ・ 福 祉 ・ 社 会 保 障 分 野 で は 、「 健 康 で 助 け 合 うまちづくり」を基本目標に掲げております。 本計画では、以下の基本理念を掲げ、三沢市総合振興計画と整合させた 総合的な福祉を推進します。 基本理念 【 思いやり 地域で支える ~向こう三軒両隣 手に手をとって 福祉の輪 】 まちづくり~ 住み慣れた地域において生きがいのある生活をおくるため、日頃から、 ご近所でのお付き合いを大切にして、困った時にはお互いに助け合い、支 えあうことが重要です。 安心して暮らせるまちづくりを目指し、市民と行政との協働による地域 福祉の推進に取り組みます。 - 16 - 【 2.計画の施策体系 【基本理念】 】 【基本目標】 【施 第1節 思 い や り 地 域 で 支 え る 福 祉 の 輪 地域福祉の推進 ~ 向 こ う 三 軒 両 隣 手 に 手 を と っ て ま ち づ く り ~ 第2節 福祉サービスの推進 第3節 健康な地域づくり 第4節 いきいきとした環境づくり 第5節 子育て支援の環境づくり 策】 1 地域を支える環境づくりの推進 2 協働のまちづくりの推進 3 災害に強い地域力の向上 4 子育て支援の整備と安全の確保 1 サービス利用者への支援 2 ネットワークの整備 3 地域ケア体制の充実 4 相談体制の充実 1 健康な地域づくりの推進 2 疾病予防の推進 3 母子保健の推進 1 高齢者支援事業の推進 2 介護保険事業の充実 3 障害者の自立生活支援 4 社会参加の推進 1 子育て支援の充実 2 ひとり親家庭への支援 3 障害のある子どもへの充実 4 要保護児童への対応 - 17 - 第4章 施策展開 第1節 1 地域福祉の推進 地域を支える環境づくりの推進 ①ほのぼのコミュニティ21推進事業 住民参加による地域福祉活動を地域の実情に即し総合的に推進するこ とにより、高齢者や障害者をはじめ、誰もが共に支え合い住み慣れた地 域の中で安心して暮らせるような地域福祉社会を構築するとともに、2 1世紀を担う人材を地域福祉の中で育成します。 担 当 課 計 画 介護福祉課 高齢者福祉計画 単位:人・世帯・回 実施年度 協力員数 訪問世帯数 訪問回数 18年度 150 525 4 ,6 7 4 19年度 161 542 4 ,0 5 8 20年度 195 587 4 ,4 3 0 21年度 191 550 4 ,3 7 1 22年度 190 541 3 ,3 3 6 ②三沢市社会福祉協議会との連携 地域福祉を推進していく上での中核基幹となる社会福祉協議会と連携 し、すべての住民が住みなれた地域で自立し安心して生活できる福祉の まちづくりの実現に向けて取り組みを進めます。 担 当 課 計 画 《 生活福祉課 総合振興計画、地域福祉活動計画 社会福祉協議会の活動 》 ~ネットワークをつくりながら活動を展開しています~ ・「 社 協 」 は 、 福 祉 の 対 象 と な る 人 た ち の 福 祉 問 題 を 解 決 す る た め に 、関 係 す る 機 関 ・ 団 体 ・ 施 設 及 び 地 域 の 人 々 と 協 力 し あ っ て 、具 体的解決に向けて取り組んでいます。 ・「 社 協 」 は 、 地 域 全 体 の 福 祉 を 高 め る た め に 、 地 域 の 人 た ち 一 人 ひ と り が 参 加 し 、共 感 で き る よ う な「 共 に 生 き る 福 祉 の ま ち づ く り 」 を推進しています。 《 地域福祉活動計画 》 ~基本理念:共に助け支え合える信頼のあるまち三沢~ 社 会 福 祉 協 議 会 が 地 域 住 民 、関 係 機 関・団 体 な ど と 協 働 し て 進 め る も の で あ り 、地 域 の 福 祉 課 題 を 把 握 し 、そ の 課 題 解 決 に 向 け て 行 動するために必要な取組みを示すものです。 - 18 - 2.協働のまちづくりの推進 ①協働のまちづくりの意識啓発と人材育成 尐子高齢化が進む昨今、複雑化・多様化する地域の課題を解決するた めには、市民と行政が知恵を出し合い、協力する「協働のまちづくり」 が必要とされています。 薄れつつある地域コミュニティや地域の結びつき、助け合いの意識を 高めるため、市民が参加しやすい学習機会を提供することで、地域福祉 の推進を図ります。 また、協働のまちづくりを推進するためには、地域のリーダーが必要 となるため、人材を育成するための施策の展開を図ります。 担 当 課 計 画 広報広聴課 協働のまちづくり推進指針 ☆意識啓発事業の実施状況 年 度 平成 21 年度 平成 22 年度 内 10 月 容 協働のまちづくり推進講座 (市職員研修) 11 月 協働のまちづくり講演会 10 月 協働のまちづくり市職員研修 会 11 月 協働のまちづくりフォーラム 講 師 青森公立大学学長 佐々木 恒男 氏 高崎経済大学 准教授 櫻井 常也 氏 高崎経済大学 准教授 櫻井 常也 氏 高崎経済大学 准教授 櫻井 常也 氏 参加人数 85名 (市職員) 70名(市民及 び市職員) 103名 (市職員) 70名 (一般市民) ②市民活動への支援 協働によるまちづくりを担う市民団体の活動を活発化し、地域課題の 解決や地域を活性化していくため、その活動を支援する施策を展開しま す。 担 当 課 計 画 広報広聴課 協働のまちづくり推進指針 ☆協働のまちづくり市民提案事業実施状況 項 目 採択事業数 補助金額 平成21年度 11団体 5,000千円 平成22年度 8団体 1,851千円 ☆ NPO 活 動 に 関 す る 講 習 会 等 開 催 状 況 年 度 平成21年度 事業内容 NPO 設立講座(2回) 平成22年度 市民活動推進フォーラム 講師等 あおもり NPO サポート NPO 法人 センター 小山内 誠 氏、三澤 章 氏 NPO 法人 かなぎ元気倶楽部 伊藤 一弘 氏 NPO 法人 グリーンエネルギー青森 三上 亨 氏 - 19 - 参加人数 各15名 40名 ③市民活動を推進するための拠点施設整備 協働によるまちづくりを担う市民団体の情報発信、情報交換、団体同 士の交流・連携のできる施設(場)の整備をすることにより団体の一層 の活性化を図り、また活動に関する様々な相談に対応する総合窓口の設 置に向けた検討をします。 担 当 課 広報広聴課 計 協働のまちづくり推進指針 画 ④協働を推進するための仕組みづくり 地 域 の 課 題 を 解 決 し て い く と き 、市 民 と 行 政 が 一 緒 に 取 り 組 む こ と で 、 より一層の効果が期待出来ます。そのため、共通の目的意識を持ち、協 力・連携していく協働についての仕組みづくりとして、市民・行政の枠 を超えた組織の設置や市民団体や、町内会などの地域組織と行政がお互 いに理解を深めるための意見交換の場の設置に向けた検討をします。 また、市内で行われる様々な活動を支援するための制度や仕組みにつ いて検討します。 担 当 課 広報広聴課 計 協働のまちづくり推進指針 画 協働のまちづくり推進指針 《 基 本 理 念:市 民 一 人 ひ と り が 輝 き参 加 し 、心 ふ れ あう 個 性 豊 か な 協 働 の ま ち づ く り を 目 指 し ま す 。》 H 21. 7 月 に 設 置 さ れ た 「 三 沢 市 協 働 の ま ち づ く り 市 民 会 議 」 に よ って、協働の基本的な考え方や三沢市が進むべき方向性を示すために 策定されたもの。 - 20 - 3.災害に強い地域力の向上 ①防災訓練 地震・津波災害発生等における災害応急対策の迅速かつ円滑な実施を 期 す る た め 、地 域 を 巻 き 込 ん だ 計 画 的 、継 続 的 な 防 災 訓 練 を 実 施 し ま す 。 ②避難対策 地震・津波災害時等による水害、土砂災害、火災等から市民を保護す るため、危険区域内の市民を適切に安全地域に避難させ、必要に応じて 避難所に収容し、人命保護と避難者の援護を図ります。 また、避難場所及び避難路の選定、避難訓練、避難に関する広報、避 難計画の策定等避難体制の整備を推進します。 ③自主防災組織等の確立 大規模な地震・津波災害等が発生した場合、防災関係機関の活動が遅 れたり、阻害される場合が予想されます。 このような事態において被害を最小限にとどめ、災害の拡大を防止す るには、ふだんから地域住民による自主防災組織を設けて、出火防止、 初期消火、被災者の救出救護、避難誘導等を組織的に行う必要があり、 市では、地域住民による自主防災組織等の結成を促進し、育成していき ます。 ④災害時要援護者等安全確保対策 障害者、傷病者、高齢者、乳幼児、妊産婦、外国人等のいわゆる災害 時 要 援 護 者 を 保 護 す る た め 、関 連 施 設 の 安 全 性 の 確 保 、支 援 体 制 の 整 備 、 避難誘導体制等の整備等、災害時要援護者の安全性確保を図ります。 担 当 課 総務課、介護福祉課、家庭福祉課 計 三沢市地域防災計画、三沢市災害時要援護者避難支援計画 画 社会福祉協議会では 災害時には、市の要請を受けて、支援ボランティアのコーディネー トを行っています。 当市では、外国人ボランティアも数多く、通訳ボランティアも活躍 しています。 - 21 - 4.子育て支援の整備と安全の確保 ①保育施設の整備、保育内容の充実 快適な保育環境と入所児童の安全確保を図るため、多様化する保育ニ ーズの動向や待機児童解消の対策などを見極めながら保育所の整備を促 進します。 具体的な取り組み・・特別保育の事業の推進・拡充 待機児童解消に対応した施設整備 子どもの発達にあった適正な保育計画の策定 三沢保育事業研究会への活動支援等 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 ②児童館の整備、放課後児童クラブの充実 地域における児童の健全育成のための拠点として児童館・児童センタ ーの整備を推進し、地域と児童のふれあいの場として、また地域へのボ ランティア活動や母親クラブの拠点としての機能の充実を図ります。 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 ③学校情報携帯メール配信システム 不審者等の防犯情報、気象状況に伴う下校時刻や学校行事の変更など の学校情報を、保護者に伝達するため、希望する保護者の携帯電話にメ ールで一斉配信し、各情報を速やかに提供することにより、児童生徒の 安全の確保を図ります。 担 当 課 教育総務課 - 22 - 第2節 福祉サービスの推進 1. サービス利用者への支援 ①地域包括支援センターの充実 地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域でできる限り継続 して尊厳ある生活を送れるよう、保健師、社会福祉士、主任介護支援専 門員を配置し多職種で連携し活動しています。その機能強化を図るとと もに、地域の関係団体と連携し地域包括支援のネットワークの構築を図 っていきます。 担 当 課 計 画 介護福祉課 介護保険事業計画 ②権利擁護事業の普及 認知症高齢者の増加や高齢者虐待の深刻化、高齢者を狙った犯罪の多 発 な ど が 社 会 問 題 化 し て お り 、高 齢 者 が 安 心 し て 暮 ら し 続 け る た め に は 、 その尊厳が保たれ、権利が守られなければなりません。 関係機関との連携を図りながら、成年後見制度など高齢者の権利擁護 に対する総合的な施策の展開を図ります。 担 当 課 計 画 介護福祉課 介護保険事業計画 成年後見制度とは? 認 知 症・知 的 障 害・精 神 障 害 な ど に よ っ て 、判 断 能 力 が 十 分ではない方を法律的に支援する制度。 ③包括的・継続的マネジメント事業 要介護高齢者等に対して、包括的・継続的に地域ケアを提供できるよ う 、関 係 機 関 や ボ ラ ン テ ィ ア な ど と の 連 携 や 協 力 体 制 の 構 築 を 図 り ま す 。 また、介護支援専門員が抱える支援困難事例への指導助言を行う窓口 と な る と と も に 、介 護 支 援 専 門 員 に 対 す る 資 質 向 上 に 向 け て 支 援 し ま す 。 担 当 課 計 画 介護福祉課 介護保険事業計画 包括的・継続的マネジメント事業の実施状況 区 分 ケアマネジメント会議 地域ケア会議 H18年度 12 32 H19年度 14 32 - 23 - H20年度 12 19 H21年度 11 10 単位:回 H22年度 12 8 2. ネットワークの整備 ①民生委員・社会福祉協議会との連携 社会福祉協議会は、地域住民のほか社会福祉関係者等の参加・協力の もと、福祉のまちづくりを目指し様々な活動を行っています。 ほのぼの交流事業や福祉安心電話サービス、生活福祉貸付資金など多 様な福祉サービスを推進するために、社会福祉協議会や民生委員との連 携を図ります。 担 当 課 生活福祉課 計 地域福祉活動計画 画 ②ボランティア団体・NPO法人・町内会のネットワークづくり 市内の町内会長等は、社会福祉協議会の役員及び会員となっており、 各団体との連携を図ります。 各種団体とのネットワークづくりには、情報を共有できる場所の存在 が不可欠です。そのため、団体同士の情報の共有や交流のできる施設の 設置に向けた検討をします。 担 当 課 広報広聴課 計 協働のまちづくり推進指針 画 ③緊急通報装置設置事業 一人暮らしの状態にある老人で低所得者に対し、緊急通報装置を給付 し 、地 域 社 会 の 協 力 を 得 て 、火 災 、病 気 等 の 緊 急 時 の 対 応 、安 否 の 確 認 、 各種の相談を受けることにより、孤独感の解消を図り、日常生活におい ての安全の確保を図ります。 担 当 課 介護福祉課 計 高齢者福祉計画 画 単位:台 実施年度 設置台数 18年度 13 19年度 14 - 24 - 20年度 15 21年度 10 22年度 14 民生委員・児童委員の活動 ○民生委員とは・・・ 民生委員は、民生委員法によって設置が定められており、厚生 労 働 大 臣 か ら 委 嘱 を 受 け 、地 域 社 会 に お い て 、社 会 奉 仕 の 精 神 を 持って住民の相談に応じ、必要な援助を行っています。 ○三沢市の民生委員・児童委員 平 成 23 年 4 月 現 在 、 三 沢 市 に は 82 名 の 民 生 委 員 ・ 児 童 委 員 、 8 名の主任児童委員がおり、町内会等によって分けた地域をそれ ぞれが担当し、市内全域をカバーしています。 ○民生委員の職務(民生委員法) ・住民の生活状態を必要に応じ適切に把握すること ・援 助 を 必 要 と す る 者 が 自 立 し た 生 活 を 営 む こ と が で き る よ う に 生活に関する相談に応じ、助言その他の援助を行うこと ・援 助 を 必 要 と す る 者 が 福 祉 サ ー ビ ス を 適 切 に 利 用 す る た め に 必 要な情報の提供、その他の援助を行うこと ・社会福祉事業者や社会福祉の活動を行う者と連携し、その事業 や活動を支援すること ・福祉事務所や関係行政機関の業務に協力すること ・上記のほか、住民の福祉の増進を図るための活動を行う ○民生委員・児童委員(児童福祉法) 児童福祉法により、民生委員は児童委員に充てられています。 児 童 委 員 は 、児 童 ・ 妊 産 婦 の 生 活 環 境 の 把 握 、福 祉 サ ー ビ ス を 利 用 す る た め の 情 報 の 提 供 や 援 助 、指 導 を 行 う と と も に 、福 祉 事 業 者 や 児 童 の 健 全 育 成 に 関 す る 活 動 を 行 う 者 と 連 携 し 、そ の 事 業 や活動を支援します。 な お 、厚 生 労 働 大 臣 は 児 童 委 員 の う ち か ら 主 任 児 童 委 員 を 指 名 します。 - 25 - 3.地域ケア体制の充実 ①在宅介護支援センターとの連携 地域住民の身近なところでの介護に関する総合的な相談窓口としての 機能をはじめ、地域包括支援センターと連携し、相談・支援機能を重視 した事業を展開しています。 担当課 介護福祉課 計 介護保険事業計画 画 ② 保健・医療・福祉の連携 地域包括支援センターを中心に、保健・医療・福祉の関係機関が連携 し、介護や支援を必要とする高齢者の早期発見や適切なサービスの提供 を行うために、定期的にケアマネジメント会議を開催し、情報の共有を 図るとともに、連携の強化に努め、適切な介護や支援が行われる体制づ くりを推進します。 担 当 課 介護福祉課 計 介護保険事業計画 画 ③ ボランティア活動等の促進 ほのぼのコミュニティ21推進事業や老人クラブ、ボランティア団体 などを通して、ひとり暮らし高齢者の見守り活動など、高齢者を支える 活動を高齢者自身が主体となって担うことができるよう支援します。ま た、これまで培ってきた経験や知識、技術などを活かしたボランティア 活動に積極的に参加できるよう、ボランティア活動に関する情報提供を 行います。 担 当 課 介護福祉課 計 介護保険事業計画 画 三沢市ボランティアセンター(三沢市社会福祉協議会内) ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 へ の 住 民 参 加 を 広 く 呼 び か け る と 共 に 、そ の活動を推進するための様々な支援を行っています。 - 26 - 4. 相談体制の充実 ①相談支援体制の整備 ★福祉事務所ならびに保健相談センターでは、生活保護、介護保険、母 子及び寡婦福祉、障害者福祉、児童福祉、精神保健及び母子保健等法 律に定められた援護や育成及び更正の事務やいろいろな福祉の相談を 行っています。 福祉相談受付窓口 【相談内容】 【担当課】 生活保護 …………………… 生活福祉課 介護保険 …………………… 介護福祉課 母子及び寡婦福祉 障害者福祉 ………… 家庭福祉課 児童福祉 (総合社会福祉センター) ★ 弁 護母 士子 に保 よ健 る・ 法精 律神 的保 な健 相 談… や… 、… 人… 権 擁健 護康 委推 員進 に課 よる人権問題や困り事 の 相 談 、 ま た 行 政 に 対 す る 行 政 相 談( を保 定健 期相 的談 にセ 開ン 催タ しー 、) 市民サービス を図ります。 (市民相談室・社会福祉協議会) ☆法律相談の実施状況 単位:件 区 分 法律相談 法テラス 法律相談(社協) 開催回数 月1回(年間 12 回) 月2回(年間 24 回) 月1回(年間 12 回) H18 72 ― 67 ☆その他の相談 区 分 人権・行政相談 人権・困り事相談 住民相談 担 当 課 開催回数等 月 1 回(年間 12 回) 月 2 回(年間 24 回) 随時 広報広聴課 - 27 - 相 H19 95 ― 69 談 件 数 H20 H21 56 56 113 131 59 60 H22 61 131 58 ②地域包括支援センター運営事業 地域包括支援センターは、地域で暮らす高齢者のみなさんを介護、福 祉、健康、医療など様々な面から総合的に支援することを目的として設 置され、住み慣れた地域でいつまでも健康的な生活を持続できるよう介 護予防や高齢者の権利擁護、総合相談事業等を行っています。 担 当 課 介護福祉課 計 介護保険事業計画 画 ③在宅介護支援センター運営事業 地域包括支援センターのブランチ(住民の窓口)として、在宅介護支 援センターが市内4ヶ所で指定されており、それぞれの地域において高 齢者およびその家族に対し、在宅介護に関する総合的な支援を行ってい ます。 担 当 課 介護福祉課 計 介護保険事業計画 画 ~高齢者の総合的な相談について~ 三沢市地域包括支援センター 在宅介護支援センター :総合社会福祉センター内 (市 内 4 ヵ 所 ) ①三沢介護支援センター :三沢老人ホーム内 ②ひばり苑在宅介護支援センター:特別養護老人ホームひばり苑内 ③在宅介護支援センターやすらぎ:老人保健施設やすらぎ苑内 ④ニチイケアセンター三沢 :ニチイケアセンター内 ~お困りのときはご相談ください~ - 28 - ④家庭児童相談室の設置 家 庭 に お け る 適 正 な 児 童 養 育 、そ の 他 家 庭 児 童 福 祉 の 向 上 を 図 る た め 、 子どもの問題で困ったり悩んでいる方に対し相談に応じ、必要な助言指 導を行います。 家庭相談員 2名設置 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 ⑤婦人相談員の設置 売 春 、 DV 防 止 法 の 規 定 に 基 づ き 、 婦 人 問 題 に つ い て の 問 題 を 受 付 け ます。 婦人相談員 1名設置 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 ⑥障害に関する相談 障害のある方に対するサービスや手当等に関する相談に対応します。 障害者相談員 担 当 課 2名設置 家庭福祉課 - 29 - 第3節 健康な地域づくり 1.健康な地域づくりの推進 ①健康教育事業 健康な地域づくりのためには、地域住民が自分自身の体の状態がわか り、健康の保持、増進のためにどんなことをすればよいか、その正しい 知識や理解が必要です。そのため、地域住民に対し集団または個別に各 種の健康教育を行い、それぞれが健康的な生活習慣を確立できるよう動 機づけをし、健康生活の実践と習慣化が図られるよう支援します。 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 集団健康教育の実施状況 単位:人 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 688 人 481 人 692 人 545 人 409 人 2,601 人 2,607 人 2,638 人 3,712 人 3,074 人 3,289 人 3,088 人 3,330 人 4,257 人 3,483 人 重点健康教育 (糖尿病等の病態別他) 一般健康教育 (生活習慣病予防 ・心の健康・運動他) 計 ②健康相談事業 市 民 の 方 々 の 健 康 に つ い て の 関 心 は 高 く な っ て お り 、気 軽 に 相 談 で き る 場 が 求 め ら れ て い ま す 。生 活 習 慣 病 予 防 や 精 神 保 健 に 関 す る 相 談 な ど 、 心 身 の 健 康 に 関 す る 個 別 の 相 談 に 応 じ て 、日 常 生 活 に お け る 健 康 管 理 に 必要な指導、助言をします。 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 健康相談の実施状況 重点健康相談 (糖尿病等の病態別) 総合健康相談 (心の健康・運動他) 計 単位:人 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 2,453 人 1,119 人 1,871 人 826 人 2,066 人 874 人 601 人 368 人 492 人 425 人 3,327 人 1,720 人 2,239 人 1,318 人 2,491 人 - 30 - ③健康診断の実施 健 康 的 な 日 常 生 活 を お く る た め に は 、自 身 の 健 康 状 態 の チ ェ ッ ク が 必 要となります。 40歳以上の方を対象に、内臓脂肪に着目した特定健康診査(メタボ 健診)に準ずる健康診査や、肝炎ウイルス検診、骨粗しょう症検診等を 行 い 、疾 病 の 早 期 発 見 、早 期 治 療 に つ な げ 、健 康 の 保 持 増 進 を 図 り ま す 。 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 健康診断等の実施状況 ( 法 改 正 に よ り 、 H 20 年 度 か ら 健 康 増 進 法 に よ り 実 施 ) 14人 9人 13人 健康診査(生保等) 333人 肝炎ウイルス検診 143人 459人 H19年度 253人 281人 骨粗しょう症検診 H20年度 H18年度 歯周疾患検診 349人 365人 人 476人 100人 200人 300人 400人 500人 就 学 時 の 健 康 診 断 、児 童 生 徒 等 の 健 康 診 断 、職 員 の 健 康 診 断 を 実 施 し 、 健康診断の結果に基づき治療を指示するなど、適切な措置を講じるもの とし、児童生徒並びに教職員の健康の保持増進を図ります。 担 当 課 教育総務課 - 31 - ④歯の健康づくり事業 高齢期における健康を維持し、食べる楽しみを享受できるよう歯の喪 失 を 予 防 す る こ と を 目 的 に 、医 師 に よ る 歯 周 疾 患 検 診 や 歯 科 相 談 の 実 施 、 又、口腔衛生の意識を高めるための歯科指導、歯周病検査の実施、さら に は 、虫 歯 予 防 と し て の フ ッ 素 洗 口( 4 0 歳 以 上 対 象 )を 実 施 し て お り 、 80歳で20本の歯を残すこと(8020運動)を推進します。 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 40歳以上の歯科保健事業 フッ素洗口は永久歯が生え始めた直後から効果があるといわれ、保育 所、幼稚園から小学校、中学校と継続していくことが重要であり、厚生 労働省のフッ化物洗口ガイドラインにおいても、4歳児から14歳まで の期間に実施することが虫歯予防対策として最も効果があることが示さ れています。 当 市 に お い て も 平 成 1 2 年 度 か ら「 お 口 の 健 康 か ら 、か ら だ の 健 康 へ 」 を目指し実施しており、子どもの歯の健康増進を図ります。 担 当 課 教育総務課 近年では、歯の疾患と生活習慣病をはじめとする全身の健康や、 妊娠期の流早産との関連性が注目されるようになってきています。 このことから、生涯を通じて楽しく健康な生活が送られるよう、 健康推進課と教育総務課が連携して、あらゆるライフステージでの 「歯の健康づくり」に取り組んでいます。 - 32 - 三沢市の歯の健康づくり ~妊娠期から老年期までの取組み~ - 33 - 2.疾病予防の推進 ①健康診査事業(がん検診) 日本人の死因の第1位はがんであり、予防としての発がんリスクを下 げるための生活習慣の改善はもとより、がん検診による早期発見、早期 治療が最も重要となります。市では胃がん・大腸がん・肺がん・子宮が ん・乳がん検診の他、前立腺がんや卵巣がん検診等を実施し早期発見、 早期治療につなげます。 担 当 課 計 画 健康推進課 健康みさわ21 がん検診の実施状況 ②予防接種事業 予防接種の接種体制を整備するとともに対象者に対し個別通知等によ り積極的勧奨を行い、伝染の恐れのある疾病の発生及びまん延を予防し 公衆衛生の向上に寄与するとともに市民の健康増進を図ります。 担 当 課 計 画 健康推進課 健康みさわ21 次世代育成支援行動計画 定期予防接種実施状況(平成22年度) - 34 - 3.母子保健の推進 ①母子保健事業 健全で潤いのある長寿社会を築くための礎となる子どもが、健やかに 育っていけるよう妊産婦やその配偶者、乳幼児の保護者に訪問指導や教 室、育児相談など正しい知識を持ち安心して子どもを産み育てられる社 会を目指して保健事業を実施します。 【妊産婦】 妊 産 婦 相 談 、 妊 婦 委 託 健 康 診 査 ( 1 4 回 分 の 受 診 券 交 付 )、 妊 産 婦 訪 問、両親学級、妊産婦歯科健診などを実施し、安全な妊娠・出産の確 保に努めます。 妊娠届出状況 妊娠届出数 単位:件 H18年度 492 H19年度 499 H20年度 450 H21年度 475 H22年度 439 【乳幼児】 乳幼児訪問、乳児健康相談、各種集団健康診査、乳児一般健康診査 や健康教育等を実施し、子どもの健康的な環境の確保に努めます。ま た、母親が育児不安を解消し育児を楽しくできるよう育児の交流の場 や話を聞いてもらえる安心の場となるような体制づくりに努めます。 出生の状況 出 生 数 単位:人 H18年度 508 H19年度 503 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 H20年度 486 H21年度 445 H22年度 425 次世代育成支援行動計画 ②思春期保健事業 思春期にある児童生徒やその保護者に対し、生命の尊さや性に関する 知識を普及し、将来に向かって自ら考え、判断し、望ましい行動を取れ るよう支援することを目的に、学校と連携して思春期保健教育を推進し ます。 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 次世代育成支援行動計画 思春期保健事業の実施状況 区分 思春期ふれ愛セミナー ふれあい体験学習 単位:人 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 471 301 379 425 400 143 181 347 242 196 - 35 - 第4節 1 いきいきとした環境づくり 高齢者支援事業の推進 ①軽度生活援助事業 軽易な日常生活上の援助を行うことによって、在宅の一人暮らし高齢 者等の自立した生活の継続を可能にするとともに、要介護状態への移行 及び介護度の進行を防止することを目的としています。 担 当 課 介護福祉課 計 高齢者福祉計画 画 単位:人・件 実施年度 登録者数 利用件数 18年度 19年度 6 6 20年度 15 26 21年度 13 37 22年度 29 123 51 56 ②いきいきパス券購入費補助事業 通院・買い物・社会参加するため、交通手段として路線バスの利用が 不可欠な高齢者に対し、交通費の援助として、三沢市内の路線バスを利 用するための高齢者いきいきパス券の購入費の一部を助成することによ って、高齢者等の経済的負担の軽減を図り、福祉の増進を図ります。 担 当 課 介護福祉課 計 高齢者福祉計画 画 単位:件 実施年度 発行件数 18年度 590 19年度 560 20年度 607 21年度 583 22年度 549 ③生活援助員派遣事業 三沢市営住宅における高齢者世話付住宅に入居している者に対し、生 活 援 助 員 を 派 遣 し て 、生 活 指 導 や 相 談 、安 否 の 確 認 、一 時 的 な 家 事 援 助 、 緊急時の対応等のサービスを提供することにより、入居者が自立して安 全かつ快適な生活を営むことが出来るように支援します。 担 当 課 介護福祉課 計 高齢者福祉計画 画 単位:件 実施年度 援助件数 18年度 5,523 19年度 6,121 - 36 - 20年度 5,264 21年度 6,217 22年度 8,236 2 介護保険事業の充実 ①いきいきデイセンター運営事業 高齢者等の要介護状態への移行の防止及び自立した日常生活を確保す るため、入浴、食事、介護予防体操、各種相談等の支援を行い、高齢者 の福祉の増進を図ります。 担 当 課 計 画 介護福祉課 高齢者福祉計画 単位:人 実施年度 利用者数 18年度 6 ,0 11 19年度 6 ,2 0 1 20年度 6 ,7 2 9 21年度 6 ,1 2 0 22年度 6 ,1 0 9 ②介護サービス基盤の整備 高齢者が介護を要する状態になってもできる限り住み慣れた地域や家 庭で自立した生活ができるよう、必要となる居宅サービスや地域密着型 サービスをはじめとする多様なサービス基盤の充実を図ります。 また、在宅生活が困難な方のための入所施設については、長期的な目 標を見据えたうえで、既存施設の整備状況を十分に踏まえつつ、計画的 な整備を図ります。 担 当 課 計 画 介護福祉課 介護保険事業計画 ③介護保険事業の適正な運営 介護保険事業の適正な運営のため、介護保険適正化事業、ケアマネジ メントの質の向上、適切な要介護・要支援認定の実施、情報提供・相談 体制の充実強化を図ります。 担 当 課 計 画 介護福祉課 介護保険事業計画 3. 障害者の自立生活支援 ①障害者自立支援事業の実施及び障害者施設等への助成 障害のある人が自立した生活がおくれるように支援し、全ての人が住 みなれた地域で安心して暮らせる社会を実現していくためのサービスを 実施するとともに、障害のある人のための社会復帰を支援している施設 等への助成を行います。 担 当 課 計 画 家庭福祉課 障害福祉計画 - 37 - 4 社会参加の推進 ①老人クラブ支援事業 老人クラブ活動等のより一層の活性化を図り、高齢者の生きがいや健 康 づ く り 活 動 を 推 進 す る こ と に よ り 、明 る い 長 寿 社 会 の 実 現 と 保 健 福 祉 、 介護予防等の向上を図ります。 担 当 課 介護福祉課 計 高齢者福祉計画 画 単位:クラブ数 実施年度 単位クラブ数 会員数 18年度 19年度 41 1,570 20年度 41 1,485 41 1,484 21年度 41 1,432 22年度 41 1,402 ① 敬老会開催事業・長寿祝金支給事業 永年に亘って地域社会の進展に寄与された方々を敬愛し、永年の労 に感謝するとともに、高齢者の長寿を地域全体で祝う敬老会を実施す るほか、高齢者に対して長寿祝金を支給して長寿を祝福し、高齢者の 福祉の増進を図ります。 担 当 課 介護福祉課 計 高齢者福祉計画 画 単位:人 実施年度 敬老会参加者 祝金支給者数 18年度 4,792 5,756 19年度 4,844 5,828 - 38 - 20年度 5,129 5,975 21年度 5,203 6,098 22年度 5,268 6,194 ③ 介護予防事業 介 護 予 防 事 業 で は 、『 65 歳 以 上 の す べ て の 高 齢 者 を 対 象 と し た 一 次 予 防事業』と『要支援・要介護状態となるおそれの高い状態にあると認め ら れ る 65 歳 以 上 の 方 を 対 象 と し た 二 次 予 防 事 業 』 を 実 施 し て い ま す 。 一次予防事業 介護予防に関する知識の普及・啓発として介護予防教室の開 催や地域における自主的な介護予防に向けた活動の育成・支援 をしています。 二次予防事業 <通 所 型 介 護 予 防 事 業 > 通所により運動や口腔機能向上プログラム等の事業を実 施します。 ●からだ元気アップ教室~運動機能向上 ●お口の元気アップ教室~栄養改善や口腔の機能向上 <訪 問 型 介 護 予 防 事 業 > 教室に通うことが困難な方のご自宅を保健師や看護師等 が訪問し、生活機能向上を図るための支援を行います。 担 当 課 介護福祉課 計 介護保険事業計画 画 ④障害者スポーツ大会、社協まつり等への参加 障害を持つ方の団体が、青森県及び上十三地区の障害者スポーツ大会 へ参加。また、社協まつりへは出店として参加しています。 担 当 課 家庭福祉課 計 障害福祉計画 画 - 39 - 三 沢 市 の介 護 予 防 事 業 介 護 予 防 事 業 と は、 高 齢 者 が 要 介 護 状 態 等 にな るこ と を 予 防 し 、 地 域 で自 立 し た日 常 生 活 を 続 けていけるように支 援 するための事 業 です。 介 護 予 防 教 室 おらほの寺 子 屋 住 み慣 れた地 域 で、健 康 で生 きがいを 持 った生 活 ができること をめざし て、「い きいき教 室 」「おらほの寺 子 屋 」 等 の名 称 で、現 在 32 地 区 (自 主 活 動 24 地 区 ) で介 護 予 防 教 室 が行 われてい ます。 1、2 年 間 は 、在 宅 介 護 支 援 センタ ー・介 護 福 祉 課 が 共 に教 室 を すすめ、3 年 目 からは、町 内 会 等 が自 主 的 に活 動 できるよう 支 援 してい ます。 活動形態 ●開催場所 ~各集会所等 ●開催回数 ~月 1、2 回 地域の居場所づくり 活動内容 ●作品づくり ・参加者同士の交流 ●料理教室 ・運動等楽しく活動 ●ウォーキング ●認知症予防の講座 ・体力低下の予防 ●世代間交流 ・認知症予防 開始年度 開催地区 18 年度 新町、日の出、下久保、千代田町、ひまわり会 (5 地区) 19 年度 薬師町、古間木、六川目、堀口、浜三沢、大津、谷地頭、平畑 (8 地区) 20 年度 大町、淋代、鹿中、東岡三沢 (4 地区) 21 年度 松園町、三川目、幸町、塩釜、桜町、栄町、西花園 (7 地区) 22 年度 南町、中央町、新森、西古間木 (4 地区) 23 年度 前平、上屋敷、細谷、南山 (4 地区) 活 動 の様 子 (フラダンス) (リ フォ ームに よる作 品 づくり ) - 40 - 第5節 子育て支援の環境づくり 1.子育て支援の充実 ①男女共同参画社会づくりに向けた意識啓発 平成13年度に男女共同参画社会の実現に向けて策定された、男女共 同参画計画である「みさわハーモニープラン」が、計画期間の10年を 経過することに伴い、変わりつつある社会環境や住民ニーズに対応した 新たな計画の見直しが必要になっています。 新ハーモニープラン策定のための事業や研修会、講演会等の開催によ る男女共同参画についての正しい理解と意識の啓発を図ります。 担 当 課 広報広聴課 計 男女共同参画推進計画(みさわハーモニープラン) 画 ☆研修・講座等の実施状況 H18 年度 研修・講座項目 意識啓発のための研修 会・講演会 女性のための講座 男性の料理教室 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 回数 人数 回数 人数 回数 人数 回数 人数 回数 人数 2 89 2 226 1 130 2 131 4 77 - 1 - 14 - 1 - 20 6 1 12 20 6 1 15 18 6 - 10 - ②子育て広場の充実 平成21年度から子育て親子の交流を図る拠点を設置し、子育て支援 に関するネットワークづくりや育児に関する相談体制を推進します。 場所・・働く婦人の家 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 ② 地産地消でわんぱく家族米支給事業 18歳以下の子どもが3人以上いる世帯に対し、地元産米を支給し、 子育て家庭を支援します。 21年度実績 対象世帯743世帯 支給世帯710世帯 95.6% 22年度実績 対象世帯682世帯 支給世帯663世帯 97.2% 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 - 41 - ④地域子育て支援センターの充実 地域の子育て支援活動の拠点として、関係機関との連携を強化しなが ら、すべての子育て家庭に対する育児支援の充実を図ります。 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 ⑤ファミリーサポートセンターの充実 育児の援助を必要としている人と、育児の援助を行いたい人を組織化 し、会員同士の相互援助活動を支援します。 登録会員・・提供会員73人、利用会員539人、両方会員48人(H22 年度実績) 利用料 ・・平日7時~19時 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 500円/h それ以外 600円/h ⑥保育所における延長保育の充実 保護者の就労形態や残業等の事情により、早朝や夕刻の保育が必要な 幼児に対し、通常保育の時間を越えて保育を実施します。 通常保育 午前7時~午後6時 延長保育 午後6時~午後7時 担 当 課 家庭福祉課 計 次世代育成支援行動計画 画 - 42 - 実 施 施 設 1 0 ヶ 所 (H22 年 度 実 績 ) 1. ひとり親家庭への支援 ①経済的負担の軽減 18歳までの児童を養育している母子・父子家庭の養育者に対し、所 得に応じて手当を支給します。 ……… 児童扶養手当 ひとり親家庭等に対し、所得に応じて医療費の自己負担分を助成しま す。……… ひとり親家庭等医療費助成 児童扶養手当支給対象世帯数 ひとり親家庭等医療費対象世帯 担 当 課 計 画 620世帯(内父子世帯30世帯) 660世帯(内父子世帯30世帯) 家庭福祉課 次世代育成支援行動計画 ②母子自立支援員の設置 母子家庭や寡婦の福祉に関してその実情を把握し、個々のケースに応 じて自立に必要な相談や指導を行います。 母子自立支援員 担 当 課 計 画 1名設置 家庭福祉課 次世代育成支援行動計画 3.障害のある子どもへの支援 ①発達障害児支援事業 発達支援が必要な児童と保護者に対し、早期に発達支援を行なうこと により、子どもの発達を促すとともに保護者の育児不安の軽減を図りま す。 また、関係機関と連携し、発達障害に対する理解を深め、地域で支援 する体制の構築を図ります。 担 当 課 健康推進課 計 健康みさわ21 画 次世代育成支援行動計画 - 43 - ②保育所における障害児保育の推進 保育に欠ける中程度の心身障害児を入所させ、健常児とともに集団保 育を行います。 担 当 課 計 画 家庭福祉課 次世代育成支援行動計画 ③児童館における障害児受入体制の確立 児童館において障害のある児童の受け入れをしています。 担 当 課 計 画 家庭福祉課 次世代育成支援行動計画 ④就学指導委員会の設置 障害のある児童生徒の就学にあたり、一人一人の障害の種類、程度を 把握するとともに必要な支援について専門的な立場から調査、審議を行 い 、小・中 学 校 に お い て の 活 動 や 学 習 上 の 困 難 を 改 善 又 は 克 服 す る た め 、 児童生徒の教育的ニーズに応じた適切な学級、学校を判定し、就学指導 の適正を図ります。 担 当 課 教育総務課 計 総合振興計画 画 ⑤特別支援教育支援員の配置 小・中学校の通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒 への教育的支援のため、食事、排泄、教室移動の補助といった学校にお ける日常生活上の介助や、学習支援、安全確保などの学習活動上のサポ ートを行う特別支援教育支援員を市立小・中学校へ配置し、特別支援教 育の充実を図ります。 担 当 課 教育総務課 4.要保護児童への対応 早期発見、早期対応のための体制整備 関係機関の連携による情報共有を図りながら、地域住民と一体になって、 あらゆる状況から児童虐待の早期発見・早期対応ができる体制づくりに努 めます。 担 当 課 計 画 家庭福祉課 次世代育成支援行動計画 - 44 - 第5章 計画推進のための方策 【 1.計画の推進体制 思いやり 地域で支える ~向こう三軒両隣 】 福祉の輪 手に手をとって まちづくり~ 三沢市地域福祉計画は、基本理念の実現に向け、地域福祉推進のための 施策、事業を設定し、地域住民、事業者、関係団体、行政が協働して取り 組んでいくものです。 市の関係課と社会福祉協議会、関係団体等との連携を図り、計画を推進 します。 計画の周知普及については、広報やホームページ等により、あらゆる機 会を通じて、全ての市民への周知を図ると共に、関係団体等への計画書の 配布をし、普及を進めます。 本計画の進捗管理については、三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議が 進捗状況を管理し、見直しを図るものとします。 - 45 - 【 2.地域福祉推進のための役割分担 】 地域福祉の推進には、地域住民をはじめ福祉サービス事業者、社会福 祉協議会、ボランティア団体、NPO法人、行政等様々な主体が、適切 な 役 割 分 担 を 図 りな が ら 連 携 し 、一 体 と な っ て 取 り 組ん で い く こ と が 必 要です。 地域住民のちから ・自らの健康に関心を持ち、保持・増進に努める ・自らのライフプランの設計 ・地域活動、行事への積極的な参加 ・地域住民との交流を深める ・自主的な福祉活動やボランティアへの参加 ・見守り、災害時などの自主的な福祉活動 福祉事業者のちから ・行政、地域との連携 ・就労環境づくり ・働く場の提供 ・サービスの質を向上するための取組み ・地域への貢献 ・福祉サービスに従事する人材の育成 行政のちから ・各種団体への支援 ・福祉サービス事業者との連携 ・市民ニーズの把握 ・地域の特性に応じたきめ細やかな施策の推進 ・行財政の効率的な運営 ・協働のまちづくり推進 ・相談体制・情報提供の充実 ・災害時における要援護者への支援 関連団体との連携 地域福祉の推進には、関連団体との連携が重要な役割を占めていま す。 社会福祉協議会、民生委員・児童委員協議会、町内会、老人クラブ のほか、健康・保健関連団体、障害者関連団体、ボランティア団体、 NPO法人、各種相談窓口など、様々な事案への対応が求められてい ます。 各団体と連携を図り、わかりやすい情報の提供に努めます。 - 46 - 資 料 三沢市地域福祉計画策定経過 平成23年 1月 市民アンケート調査実施 平成23年 3月 三沢市地域福祉計画策定に関するアンケート調査報告書策定 平成23年 5月 三沢市地域福祉計画策定委員公募 平成23年 6月 2日 第1回三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議 平成23年 7月19日 第1回三沢市地域福祉計画策定委員会 平成23年 8月10日 第2回三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議 平成23年 8月24日 第2回三沢市地域福祉計画策定委員会 平成23年10月 6日 第3回三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議 平成23年10月18日 第3回三沢市地域福祉計画策定委員会 平成23年11月21日 第4回三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議 平成23年12月16日 第4回三沢市地域福祉計画策定委員会 平成24年1月 素案公表(パブリックコメント) - 47 - 三沢市地域福祉計画策定委員会設置要綱 (設置) 第1条 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第107条の規定に基づ き 、 三 沢 市 地 域 福 祉 計 画 ( 以 下 「 計 画 」 と い う 。) を 策 定 す る た め 、 三 沢 市 地 域 福 祉 計 画 策 定 委 員 会 ( 以 下 「 委 員 会 」 と い う 。) を 設 置 す る 。 (所掌事項) 第2条 委員会の所掌事項は、次の各号に掲げるものとする。 ⑴ 計画の策定に関すること。 ⑵ その他市長が必要と認める事項に関すること。 (組織) 第3条 委員会は、委員15名以内をもって組織する。 2 委員は、次の各号に掲げる者のうちから市長が委嘱する。 ⑴ 福祉関係者 ⑵ 地域の代表者 ⑶ 公募による市民 ⑷ 前各号に掲げる者のほか、市長が特に必要と認める者 (任期) 第4条 委員の任期は、委嘱を受けた日から、計画の策定が終了した ときまでとする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とす る。 (会長及び副会長) 第5条 委員会に会長及び副会長を各1名置き、委員の互選によって 定める。 2 会長は、委員会を代表し、会務を総理する。 3 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき、又は会長が欠けた - 48 - ときは、その職務を代理する。 (会議) 第6条 委員会の会議は、会長が招集し、会長が会議の議長となる。 2 委員会は、委員の過半数が出席しなければ開くことができない。 3 会長が必要と認める場合は、委員会に委員以外の者の出席を求め ることができる。 (報償等) 第7条 委員が会議に出席したときは、予算に定める範囲内で報償及び費 用弁償を支給することができる。 (庶務) 第8条 委員会の庶務は、健康福祉部介護福祉課において処理する。 (その他) 第9条 こ の 要 綱 に 定 め る も の の ほ か 、委 員 会 の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 会長が委員会に諮って定める。 附 則 この要綱は、平成23年 6月 6日から施行する。 - 49 - 三沢市地域福祉計画策定委員会 会 区 長 : 分 黒田 氏 1 黒 田 2 齊 藤 3 福祉関係者 橘 進二 名 委員名簿 副会長 : 山村 義一 機関・団体名 進 二 三沢市社会福祉協議会 淳 上十三地区老人福祉協会 清 子 社会福祉法人 常光会 子 地域子育て支援センター 4 羽 立 高 5 中 川 れい子 三沢ケアマネージャー連絡協議会 6 種 市 金 雄 三沢市民生委員児童委員協議会 7 川 畑 好 弘 三沢市連合町内会 8 地域代表者 相 場 一 宏 三沢市連合PTA 9 山 村 義 一 協働のまちづくり推進懇話会 10 西 城 11 久 田 正 12 公募による 高 橋 イキ子 13 市民 浪 岡 けい子 14 舘 松 正 毅 三沢市老人クラブ連合会 美 勝 - 50 - 三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議設置要綱 (設置) 第1条 この要綱は、三沢市における地域福祉に関する長期的な計画(以 下「 三 沢 市 地 域 福 祉 計 画 」と い う 。)の 策 定 に 当 た り 、庁 内 の 連 携 及 び 調 整 を 図 る た め 、三 沢 市 地 域 福 祉 計 画 策 定 連 絡 調 整 会 議( 以 下「 調 整 会 議 」 と い う 。) を 設 置 す る も の と す る 。 (所掌事務) 第2条 調整会議の所掌事務は、次のとおりとする。 ⑴ 三沢市地域福祉計画に関する事項 ⑵ その他地域福祉の推進に必要な事項 (組織) 第3条 2 調整会議は、会長及び委員をもって組織する。 会長は、介護福祉課長をもって充て、委員は別表1に掲げる職にあ る者をもって充てる。 3 会長は、調整会議の事務を総括し、連絡会議を代表する。 (会議) 第4条 調整会議は、会長が招集し、その議長となる。 (庶務) 第5条 調整会議の庶務は、健康福祉部介護福祉課において処理する。 (その他) 第6条 この要綱に定めるもののほか、調整会議の運営について必要な事 項は、会長が別に定める。 附 則 この要綱は、平成23年6月1日から実施する。 - 51 - 別表1 1 健康福祉部 介護福祉課長 2 健康福祉部 生活福祉課長 3 健康福祉部 家庭福祉課長 4 健康福祉部 健康推進課長 5 総 総務課長 6 政策財政部 広報広聴課長 7 教育委員会 教育総務課長 務 部 - 52 - 三沢市地域福祉計画策定連絡調整会議 役 職 委員名簿 氏 名 1 健康福祉部 介護福祉課長 田面木 るり子 会長 2 健康福祉部 生活福祉課長 村 越 栄 一 委員 3 健康福祉部 家庭福祉課長 大 沢 武 彦 委員 4 健康福祉部 健康推進課長 山 本 智香子 委員 5 総 総務課長 平 出 修 一 委員 6 政策財政部 広報広聴課長 菊 池 弘 義 委員 7 教育委員会 教育総務課長 奥 山 章 彦 委員 務 部 - 53 - 用語解説 ☆ 介護支援専門員(ケアマネージャー) 介護保険法において要支援・要介護認定を受けた人からの相談を受け、 居 宅 サ ー ビ ス 計 画( ケ ア プ ラ ン )を 作 成 し 、他 の 介 護 サ ー ビ ス 事 業 者 と の 連 絡 、調 整 等 を 取 り ま と め る 者 。通 称 ケ ア マ ネ ー ジ ャ ー 。略 称 ケ ア マ ネ。 ☆ 協働 地域に関わる様々な立場の人や組織が、共通の目的を実現するために、 そ れ ぞ れ が 自 ら の 役 割 を 自 覚 し 、対 等 の 立 場 で 共 に 汗 を 流 し て 取 り 組 む こと。 ☆ 権利擁護 自 己 の 権 利 を 表 明 す る こ と が 困 難 な 寝 た き り の 高 齢 者 や 、認 知 症( 痴 呆 ) の高齢者、障害者の権利擁護やニーズ表明を支援し代弁すること。 ☆ 高齢者人口 総人口における65歳以上の人口。 ☆ 社会福祉士 昭 和 62 年 ( 1987 ) に 成 立 し た 「 社 会 福 祉 士 及 び 介 護 福 祉 士 法 」 に よ る国家資格。身体的・精神的な障害などのため日常生活に支障がある 人に関する相談に応じ、援助を行う。 ☆ 障害者自立支援法 障 害 者( 児 )が 自 立 し た 生 活 を 営 む こ と が で き る よ う 、必 要 な 福 祉 サ ー ビ ス を 給 付 す る と と も に 、人 々 が 障 害 の 有 無 に 関 わ ら ず 相 互 に 人 格 と 個 性 を 尊 重 し 、安 心 し て 暮 ら す こ と が で き る 地 域 社 会 の 実 現 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 法 律 。従 来 の 支 援 費 制 度 に 代 わ っ て 、平 成 1 8 年 4 月 か ら施行されている。 ☆ 男女共同参画社会 男 女 が 、社 会 の 対 等 な 構 成 員 と し て 、自 ら の 意 思 に よ っ て 社 会 の あ ら ゆ る 分 野 に お け る 活 動 に 参 画 す る 機 会 が 確 保 さ れ 、も っ て 男 女 が 均 等 に 政 治 的 、経 済 的 、社 会 的 及 び 文 化 的 利 益 を 享 受 す る こ と が で き 、か つ 、共 に責任を担うべき社会。 - 54 - ☆ 地域コミュニティ 地域住民が生活している場所、すなわち消費 、生産,労働、教育、衛 生・医療、遊び、スポーツ、芸能、祭りに関わり合いながら、住民 相 互 の 交 流 が 行 わ れ て い る 地 域 社 会 、あ る い は そ の よ う な 住 民 の 集 団 を 指 す。 ☆ ボランティア 「 自 由 意 志 」の 意 味 の フ ラ ン ス 語 が 語 源 で 、通 常 は 自 ら の 意 思 で 、見 返 りを期待しない社会的貢献。 ☆ 保健・医療・福祉包括ケアシステム 地 域 の 全 て の 住 民 を 対 象 と し 、生 涯 に わ た り 健 康 で 安 心 し た 生 活 が 送 れ る よ う 、保 健・ 医 療・福 祉 の 各 サ ー ビ ス を 必 要 な と き に 一 体 的 に 提 供 す るために、サービス提供に関わる機関が連携を図るシステム。 ☆ 保健師 所 定 の 専 門 教 育 を 受 け 、地 区 活 動 や 健 康 教 育・保 健 指 導 な ど を 通 じ て 疾 病の予防や健康増進など公衆衛生活動を行う地域看護の専門家のこと である。 ☆ ライフステージ 人間の一生における幼年期・児童期・青年期・壮年期・老年期などの それぞれの段階。 ☆ NPO Non Profit Org anization の略。一般的には、民間非営利組織と訳 さ れ る 、継 続 的 、自 発 的 な 社 会 貢 献 活 動 を 行 う 、営 利 を 目 的 と し な い 民 間団体の総称。 - 55 - ☆ 社会福祉法(抜粋) (地域福祉の推進) 第4条 地 域 住 民 、社 会 福 祉 を 目 的 と す る 事 業 を 経 営 す る 者 及 び 社 会 福 祉 に 関 す る 活 動 を 行 う 者 は 、相 互 に 協 力 し 、福 祉 サ ー ビ ス を 必 要 と す る 地 域 住 民 が 地 域 社 会 を 構 成 す る 一 員 と し て 日 常 生 活 を 営 み 、社 会 、経 済 、文 化 そ の 他 あ ら ゆ る 分 野 の 活 動 に 参 加 す る 機 会 が 与 え ら れるように、地域福祉の推進に努めなければならない。 (市町村地域福祉計画) 第107条 市町村は、地方自治法第2条第4項の基本構想に即し、地 域福祉の推進に関する事項として次に掲げる事項を一体的に定める 計 画( 以 下「 市 町 村 地 域 福 祉 計 画 」と い う 。)を 策 定 し 、又 は 変 更 し ようとするときは、あらかじめ、住民、社会福祉を目的とする事業 を経営する者その他社会福祉に関する活動を行う者の意見を反映さ せるために必要な措置を講ずるとともに、その内容を公表するもの とする。 1.地域における福祉サービスの適切な利用の推進に関する事項 2.地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達に関する事項 3.地域福祉に関する活動への住民の参加の促進に関する事項 - 56 - 三沢市地域福祉計画 発行 三沢市健康福祉部介護福祉課 〒033-0011 三沢市幸町三丁目11-5 電話 0176-53-5111 FAX 0176-53-2266
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