はじめに IEEE ComSocは、公認のプロフェッショナルであるWCP の能力を維持するために、5年毎の更新を要求していま す。 – 無線通信フィールドは絶えず新たな技術が導入されてます。 – その分野でのプロフェッショナルであり続けるためには、 常に研鑽が必要とされます。 MCPCは、IEEE ComSocとの契約により、 – 国内における更新窓口を行います。 – 日本語での手続きが可能になります。 – 国内の業務、無線関連団体、委員会なども更新の対象となります。 – 更新方法として、MCPC SMC資格維持更新が追加されます。 1 2/13/2015 更新方法の詳細 2 2/13/2015 WCET再認定について 更新のためには次の二つの方法があります。 ① 最新のWCET試験に(再)合格すること ② WCET継続認定プログラムを通してProfessional Development Units (PDU)を取得すること MCPCはIEEE ComSocとの契約により第三の選択肢を用意 ③ MCPC SMC資格の更新・維持継続(SMC限定) 3 2/13/2015 国内における再認定手続き 申込み方法 – MCPC検定事務局にて、Mail受付 申込み期間 – WCET再受験の場合は、試験申込期間と同一 – PDU申請による場合、SMC申請による場合は下記 – MCPCの締切は現在調整中(2週間程度早まる可能性あり) 4 合格シーズン 受付期間(IEEE締切) MCPC締切 春期 11月1日~4月30日 調整中 秋期 5月1日~10月30日 調整中 2/13/2015 WCET更新スケジュール概要 有効期間 5年 WCET 認定 WCET 再認定 申請 3分野 以上に 分散 5 2/13/2015 PDU獲得期間 3年以上に分散 PDU獲得期間 3年以上に分散 PDU獲得期間 3年以上に分散 6ヶ月前 から受付 国内における再認定手続き IEEE ComSocへの直接申し込み – WCET再受験 – PDUによる申請: MCPC経由の申込み – WCET再受験の場合 受験料以外は最初の受験と同じ手続きです。 – PDUによる場合 最新のPDU申請シート(下記よりダウンロード)にてMCPCに申請 – http://www.ieee-wcet.org/update.html 申請シートの詳細については、日本語での記載も受理 – SMC更新による場合: 6 PDU申請シートを基本とするが、詳細調整中 2/13/2015 ①WCET再受験による再認定 IEEE WCETの試験内容は定期的に見直され、最新の技術 内容を取込んだものとなっています。 前回の認定以降の技術進歩について受験者の能力・知識 を評価することが出来ます。 メリット:再認定段階での自らの到達度を判定できます。 デメリット:継続的に認定を維持するためには、受験機 会が1回に限定されます。 7 2/13/2015 ②PDU取得による再認定 5年間に100PDU以上の取得が必要です。 PDUの取得には下記の条件があります。 – 再認定までの5年間の内、最低3年間に分散していること。 – WCETの関係7分野の内、3つ以上の分野に対応していること。 PDUが取得できる活動などを、次のページに示します。 – Handbook Recertification参照 メリット:職業活動等を通じ再認定に必要なPDUを取得 できます。 デメリット:3分野以上に分散したPDUを得るには、教 育受講などが必要になる場合があります。 8 2/13/2015 PDU取得条件(1/2) 活動 内容 最大取得PDU 職業活動 ワイヤレス通信関連の業務従事 • 特許出願、登録 • 少なくとも50%以上のプロレベル活動 50 PDU (特許:最大20 PDU、業務従 事は 6 PDU/年、5年で計 30PDU) プロフェッショナ ル/業界ボラン ティア • ComSoc役員 • ComSoc委員会メンバ活動 • 関連業界標準、学会あるいは類似委員会メンバ活 動 30 PDUs (ボランティア活動1時間につ き1 PDU、年間最大10 PDU) WCETプログラム 支援 • 試験問題作成、レビュー • WCET関連てゅ-とリアル作成 • WEBOKへの寄与 25 PDU (活動1時間につき1 PDU) コース開発/教育 活動 ワイヤレス通信教育コースの開発/講師 コース開発には、講師の2倍のPDUを付与 30 PDU (講師1時間につき1 PDU、 コース開発従事1時間につき 2 PDU) 出版 関連技術論文、 articles, 書籍, 書籍の章の執筆など 25 PDU (1時間につき1 PDU) 9 2/13/2015 PDU取得条件(2/2) 活動 内容 最大取得PDU 正式なトレーニン グへの参加 ComSoc或いは他の教育機関、商業教育プロバイダ、 業界組織などが提供する関連のライブ/オンライン コースへの参加 25 PDU (学習1時間につき1 PDU) 自己学習 オンラインテュートリアル、CD、DVD、印刷物或い は取扱い説明書などの、認められた自己学習教育の 利用/認められた自己トレーニング教材 15 PDU (学習1時間につき1 PDU) 他の認定取得 関連するプロフェッショナル資格、認定の取得或い は更新。 例:米技術士 (無線通信分野), 様々な州や標準化機 関の認定、業界団体/プロフェッショナル機関によ る関連の認定 (学習1時間につき1 PDU) 業界学会、イベン ト 学会、業界イベントが主催する、関連する技術セッ ション、ワークショップ、或いはトレーニングへの 参加 20 PDU (参加1時間につき1 PDU) プロフェッショナ ル/業界コミュニ ティ より高いメンバーシップレベルへの登用、例、関連 のプロフェッショナル/業界コミュニティにおける シニアメンバー、フェローなど 25 PDU (PDUは、現在の資格と新た なレベルによる) 10 2/13/2015 ③SMC維持更新による再認定(MCPCのみ) SMC制度は、単なる認定制度ではなく、継続的能力育成 プログラムです。 MCPCでは、SMC向けに能力育成のための仕組みを提供 – 各種勉強会(ワークショップ)を毎年多数開催 – SMC更新研修では、総務省、MCPCアワード受賞者などが講演 – WCET分野に沿った勉強会(ワークショップ)を計画 メリット:SMCの維持によりWCET更新にも対応 SMCの各種勉強会、講習会などへの参加可能 デメリット:費用 11 2/13/2015 日本国内PDU取得適用範囲例 12 2/13/2015 PDU取得条件(日本国内適用範囲例、1/3) 活動 内容 日本国内 最大取得PDU 職業活動 ワイヤレス通信関連の業務従 事 • 特許出願、登録 • 少なくとも50%以上のプロ レベル活動 同WCET 特許には、JP,PTCなどを含む 50 PDU (特許:最大20 PDU、 業務従事は 6 PDU/年、 5年で計30PDU) プロフェッ ショナル/業 界ボランティ ア • ComSoc役員 • ComSoc委員会メンバ活動 • 関連業界標準、学会あるい は類似委員会メンバ活動 同WCET ただし、下記を含む - MCPC委員会/WG主査 -MCPC委員会/WGメンバ -標準化機関 (ARIB, TTC等)委員 会メンバ -総務省研究会等メンバ 30 PDUs (ボランティア活動1 時間につき1 PDU、年 間最大10 PDU) WCETプログ ラム支援 • 試験問題作成、レビュー • WCET関連テュートリアル 作成 • WEBOKへの寄与 下記を含む、 WCET説明会 WCET講習会 モバイルシステム技術検定支援 (SMC研究会等) 25 PDU (活動1時間につき1 PDU) 13 2/13/2015 PDU取得条件(日本国内適用範囲例、2/3 ) 活動 内容 日本国内 最大取得PDU コース開発/ 教育活動 ワイヤレス通信教育コースの 開発/講師 コース開発には、講師の2倍の PDUを付与 -ワイヤレス通信講座の開発/講 師 - 大学など -WCET講習会 - SMC向け技術講座 30 PDU (講師1時間につき1 PDU、コース開発従事 1時間につき 2 PDU) 出版 関連技術論文、 articles, 書籍, 書籍の章の執筆など 同WCET 25 PDU (1時間につき1 PDU) 正式なトレー ニングへの参 加 ComSoc或いは他の教育機関、 商業教育プロバイダ、業界組 織などが提供する関連のライ ブ/オンラインコースへの参 加 同WCET 25 PDU (学習1時間につき1 PDU) 自己学習 オンラインテュートリアル、 CD、DVD、印刷物或いは取扱 い説明書などの、認められた 自己学習教育の利用/認めら れた自己トレーニング教材 同WCET 14 2/13/2015 SMC再認定コースは5時間、関連 ワークショップ参加及びSMC間 レポート共有(2.5時間、レポー ト作成0.5時間) 15 PDU (学習1時間につき1 PDU) PDU取得条件(日本国内適用範囲例、3/3 ) 活動 内容 日本国内 最大取得PDU 他の認定取得 関連するプロフェッショナル 資格、認定の取得或いは更新。 例:米技術士 (無線通信分 野), 様々な州や標準化機関の 認定、業界団体/プロフェッ ショナル機関による関連の認 定 SMC再認定講習(5Hr) 5PDU (学習1時間につき1 PDU) 業界学会、イ ベント 学会、業界イベントが主催す る、関連する技術セッション、 ワークショップ、或いはト レーニングへの参加 同WCET SMCが関連ワークショップ等で レポートを共有する場合レポー ト作成時間を含む 20 PDU (参加1時間につき1 PDU) プロフェッ ショナル/業 界コミュニ ティ より高いメンバーシップレベ ルへの登用、例、関連のプロ フェッショナル/業界コミュ ニティにおけるシニアメン バー、フェローなど 同WCET 国内関連学会(電子情報通信学 会)等を含む 25 PDU (PDUは、現在の資格 と新たなレベルによ る) 15 2/13/2015 SMC再認定 技術士(電気・電子) 無線技術士 電気通信主任技術者等を含む WCP取得者のMCPC資格特例 16 2/13/2015 MCPCの検定資格体系 シニア・モバイル システム・コンサ ルタント (SMC) 最上位レベルの認定プログラム 、 モバイルシステムの構築及び運 用におけるプロフェッショナル レベルのコンサルタントを認定 総務省推薦 モバイルシステム 技術検定 1級/2級 モバイル技術 基礎検定 総務省後援 17 2/13/2015 スマートフォン モバイル 実務検定 業界で必要となる深い知識と理 解を有するモバイルシステム技 術者の検定 業界のトレンド、モバイル技術 の基本に関する入門レベルの検 定 スマートフォン/携帯電話の販 売に必要な実践と知識を検定 SMCのメリット MCPC資格制度の頂点に位置付けられるSMCは、 – 単なる資格ではなく、継続的能力向上プログラムです。 – ワークショップによる更新ポイント取得可能など SMCとの連携による更新講習、ワークショップ開催 – SMC向けのワークショップを多数提供 – 更新講習、ワークショップではWCET関連分野をカバー MCPCの各委員会活動を通じ、最新情報を獲得 18 2/13/2015 WCET取得者のMCPC資格取得特例 WCET合格者は – モバイルシステム技術検定1級 (総合)取得時に モバイルシステム技術検定2級 取得を免除 モバイルシステム技術検定1級 のネットワークを科目免除 上記、1級(総合)取得により、 SMC認定研修参加資格と する。 本制度の活用はMCPC事務 局にお問合せ下さい。 19 2/13/2015 SMC WCET モバイルシステム 技術検定1級 モバイル システム 端末 アプリ ネット ワーク モバイルシステム技術検定2級 免除
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