がんの症例の紹介 - 上尾市でマッサージを受けるなら痛みの改善だけで

「がんは癌にあらず」
ここに掲載した症例はがんが治癒した人と残念ながら亡くなった方も含めて紹介して
います。これは、亡くなった方がなぜ亡くなったのかという経験を教訓とする意味で掲載
しました。亡くなられた方の多くは、抗がん剤に投与、放射線療法、ホルモン療法などの病
院治療との関係が認められます。また、がんが治まったことから、すぐに春ウコンの摂取を
中断してしまった方など、春ウコンの取り方を考える上で必要であると考えて抜粋しました。
全体は 90症例に及びますが、今回は 55 症例に止めました。これらの症例をお読み頂きこ
とで、春ウコンをどのように摂取したらいいのかということが分かり、その注意点がご理解
頂ければいいと考えて抜粋に止めました。後半は「がんについてのまとめ」を掲載していま
す。症例が煩わしい方は、症例を飛ばして先にお読みになって下さい。
1.「各種癌への効果」
症例1.直腸がん・結腸がん(大腸がん)、47 歳、男性、60kg。
1989 年秋、突然、下血が始まり、最初は痔ではと考えてきたが、脂汗が出るような激痛とと
もに頻繁な出血が続くようになった。手術・抗がん剤はしないと決めていたので、勧められ
て春ウコンを飲み始めた。飲み始めて 3 週間で出血は大幅に減った。ほぼ、3 ヶ月で激痛は
なくなり出血も治まった。がんの症状改善に止まらず、糖尿病、ヘルペス(口内炎)、肝障害、
花粉症、風邪をひきにくくなった、高血圧、蕁麻疹、母斑などが同時並行して治まった。
症例 2.直腸がん 58 歳、男性、60kg。
手術後、春ウコンを飲み始め、転移・再発はなく、既往症の糖尿病も改善し 17 年以上延命し
ている。
症例 3.糖尿病、72 歳、男性、60kg。
2004 年 7 月、糖尿病悪化に伴い、インシュリン療法を開始した。インシュリントレーニングの
ため入院中に、大腸がんが見つかり、切除手術を受ける。手術後、病院にて春ウコンを飲み
始め、糖尿の指数が激減しインシュリンが不要となったが、余命数ヶ月と宣告され退院した。
ところが、後 10 年は生きられるというほど元気になったが、それを見た医師から抗がん剤
治療をやらせてほしいと勧められた。抗がん剤治療をしてから脳にがんが転移し、春ウコン
を飲み始めたが間に合わず 2 カ月後に亡くなった。
症例 3.大腸がん+肺転移、58 歳、男性、77kg。
2007 年 10 月、上行結腸にがんが見つかり切除手術を受け、同時に 5 か所のリンパ節転移
を取り除いた。その後、抗がん剤療法を数カ月行い、効果ないということで、春ウコンを飲
み始めた。ところが、その後の検査で肺に転移していることが判明した。その 3 カ月後、PET
検査で肺に転移したがんの画像は薄くなっており、問題ないという結論になった。現在も
元気に生活している。
症例 4.大腸がん(⇒直腸がん再発+肺転移+肝臓転移+膀胱壁腫瘍+膀胱・前立腺・直腸間に
がん?)58 歳、男性 75kg。
2009 年 10 月 31 日に大腸がん切除手術、3 年後、睾丸に痛みを感じ、その後肛門に鈍痛を
感じるようになった。検査の結果、前立腺がんと診断され、同時に肺への転移が確認された。
抗がん剤治療を勧められたが春ウコンを飲み始めた。痛みは軽減されたが、抗がん剤療法
を行ってから痛みが激しくなった。その後、肺がん、直腸がんに変化なく、膀胱に腫瘍が見
つかり、肝臓への転移が認められた。抗がん剤治療を受けないと余命 6~8 カ月といわれ、
たが辞退した。春ウコンの多過ぎる摂取量を F=1.6→1.4 へ減量を勧めたが、f=1.6、(115+
α)錠/日、1 時間間隔、(18~19 回/日)からさらにf=1.89~1.96 に増量していたことが分か
った。その後、肛門周りに痛みしびれが生まれたので、f=1.4に減量したところ、痛みは改
善された。その後、抗がん剤治療に入り、連絡が途絶えている。
春ウコンの適正量を飲むことが重要。①抗がん剤でがんが悪化して多臓器への転移が起
きたことからも、がんが多発して免疫力が低下している時の抗がん剤は致命傷になりかね
ない。②春ウコンの過剰な摂取は(f=2.0程度でも)回復速度を遅くする。③症状が上下し
ながら病気は減衰していく。④がんを患っている間は過重な労働は免疫力の低下につな
がるので注意する。⑤春ウコンによって抗がん剤の副作用1回分には、なんとか打ち勝てる。
⑥がんの速度について医者は命を脅かす大きさになるまでには20~30年かかると説明し
ている。ところがこの方の検査推移は2010年10.29直腸脱粘膜症候群のただの炎症。⇒2
011年1.21直腸脱粘膜症候群で正常細胞ではない。2011.2.9明らかに癌である。⇒このこ
とから、逆に免疫賦活化ができればがんは短期間に抑え込むことが出来ると結論できる。
症例5.直腸がん、女性71歳、55kg。
2011.4にがんセンターで S 字結腸の大腸がん StageⅢといわれた。5月26日から春ウコン
を飲み始め、8月には癌はほぼ消えたが、がんセンターから連絡があって入院し、腹腔鏡手
術で腸を切除した。現在、健康に生活している。
症例6.直腸がん+潰瘍性大腸炎、男性、65歳、55kg。
2010年6月、直腸がん StageⅢを宣告された。手術を拒否して、同年12月末から、(自己判断
で50~60錠/日、6分割/日)春ウコンを飲み始めた。1年3カ月後症状は悪化し、切除手術を
勧められる。春ウコン摂取の最適量に加え、体力向上のためにオリゴ糖+ヨーグトと、ビタミ
ン補給をアドバイスした。6~7錠/時間×15~16時間/日に変更したところ、数日後から粘血
が減少し、10日後腫瘍マーカーが良くなり医者に大丈夫といわれた。60日後、がんはほぼ
治まった。当初、設定した7~8錠/時間では変化が出にくいので、6錠/時間への変更で、そ
の後、仕事もできるようになった。
2013年3月に潰瘍性大腸炎の状態が良くないといわれ、春ウコン摂取量を8~10錠/時間
に変更して様子を見た。7月末に8錠/時間よりも、9~10錠/時間で改善が大きいことが分
かり、12錠/時間の増量で快癒した。
腸閉塞寸前の直腸がんは3ヶ月で治まった。摂取量をいつの間にか増量して、1~2錠/時間
で17~33%の増量になり、効果が減少する領域になった。①早く回復したいという思いで
増量してしまうことがあるが、容量用法には細心の注意が必要。②直腸がんの摂取量が6
~7錠/時間で治まった後の潰瘍性大腸炎には10~12錠/時間への増量が必要だった。
症例7.大腸がん+肺がん・肝臓がん、女性、49歳、38kg。
2011年12月に肺がんと診断された。翌年2月に今度は肺以外に大腸と肝臓にがんが見つか
り、大腸のみ内視鏡手術を行い、その後抗がん剤治療に入った。Ⅲクールの抗がん剤治療
の後、経過が良くないので自宅に戻るようにと指示された。松井氏の講演を聞いて、4月末
より春ウコン(6.5g/500cc を30cc/時間。粉末を水に溶かして摂取)の摂取を始めた。
5月初旬に便秘の改善、瞑眩と思われる吐き気が起きたが、食欲も出て元気になったが、5
月中旬に39度の高熱が出て入院して、病院管理下に入った。6月17日に病院で死去した。
春ウコンの十分な効果が発揮するに至らず春ウコン摂取50日で死去した。①5月中旬から
出た症状は抗がん剤による骨髄抑制と考えられる。抗がん剤治療で消耗が激しく、これに
耐えられなかったと考えられる。②5月初旬に免疫賦活化の兆候が見えているので、抗が
ん剤治療に入っていなければ春ウコンで治まった可能性がある。
症例8.直腸ガン+肝臓がん・胃がん。男性、72歳。60kg。
2012年6月横行結腸がん、肝臓がん、胃がん、肺も疑問との診断が下った。7月2日に直腸が
んを開腹切除し、8月から11月まで抗がん剤治療に入った。春ウコンを飲み始めるものの、2
月に死去した。
手術前であれば春ウコンの効力を発揮した可能性があったが、加えて抗がん剤の骨髄抑
制により、春ウコンの効果は全く発揮することはなかった。
症例9.大腸がん男性、70歳、63kg。
2012年11月30日大腸がんと診断された。春ウコンを朝夕小さじ1杯、約10g/日7錠/時間に
増量した。医師からは肛門上部までを全摘出したいという申し入れを断り、8錠/時間に摂
取量を増量した。翌2013年1月にも手術を拒否し、再検査を4月にした結果、CT は異常なし、
腫瘍マーカーは正常値になり、5月20日より春ウコンを10錠/時間に増量した。6月に検査
を行ったが、医師からは手術の話は出なくなった。
9月28日~11月9日の春ウコン摂取で腫瘍マーカ―CA19-9が70.6→66.8と下がっている
のを確認。①大腸内の再発・転移やリンパ節転移は免疫力賦活化で防げている。②朝夕小
さじ1杯の春ウコン摂取でもがんが増大したと考えられることから、最適値の摂取が重要。
症例10.肺癌、男性、64歳、55kg。
2001年米国アンダーソン病院で肺がんと診断され、手術が出来ないほど大きいといわれ、
ターミナルケア―で日本に帰国。2001年12月7日より春ウコンを飲み始め、30g/日を3分
割して服用した。翌月の10日に検査した結果、医師から快方に向かっていると判断された。
3月末にがんの症状が完全に治まっていると判断され退院した。その後、米国に戻り、治っ
たと判断したために春ウコンの摂取をやめた。2002年8月再び肺癌を悪化させて、帰国。
直ぐに春ウコンを飲み始めて、30日で癌が治まった。米国に戻ったが2003年に新しいメカ
ニズムで効く肺癌専用抗がん剤イレッサの臨床が始まるので、これで完治させたいと受け
ることにした。春ウコンのお陰で体調大変よく元気だということだったが、イレッサを始め
て40日で亡くなったという報告が届いた。
春ウコンの摂取で医師が治癒したと判断しても、短期間の摂取だけでは病原を完全には取
り除けないことが確認できた。がんが消失したと診断されても消失直後に春ウコンを止め
てしまうと癌は再び悪くなる。春ウコン摂取を再開すると癌は再び消失することが確認で
きた。
症例11.肺癌、男性、64歳、55kg。
2002年12月下旬に肺がんが発見された。1月中旬からシスプラチンなどの抗ガン剤治療を
開始した。3月中旬には酸素マスクを必要とするほど症状が悪化した。自宅療養を勧められ、
退院した。3月下旬より春ウコン30g/日3分割して飲み始めた。4月末には、肺がんの病状
が回復した。5月初旬に検査で行院に行ったところ、元気になった患者を見て抗がん剤をも
う一度したいと勧められた。放射線治療と抗がん剤を初めて20日後に亡くなった。
患者は病状が良くなった時に、「春ウコンが効きました」と医師には言いにくく、また、医師
は抗がん剤が効いたと思い込み、再度、抗がん剤治療を勧めることによって、亡くなったケ
ースと考えていい。抗がん剤が効かなかったから自宅に帰した人に、再び同じ抗がん剤を
しても効くはずがないのに、患者が元気になってくると抗がん剤が効いたと錯覚してしま
い、また抗がん剤をやることを勧める。
症例12.男性、58歳、65kg。
2005年5月、水泳選手だった男性が、肺がんになり泳ぐこともままならいないと別れのあ
いさつに来た。その翌日から春ウコンを飲み始め、2006年には試合で200mを泳ぎ切るま
でに回復し、現在も現役選手として活躍している。
症例13.男性、78歳、45kg
15歳の時に被爆した男性はいつも癌が頭を離れなかった。2008年5月、検査の結果肺がん
と宣告。6月18日から春ウコンを(50錠/日を5分割)飲み始め、7月2日の検査では薄い影の
ようなかすかな影があるという診断結果となった。わずか2週間で股関節の痛みが和らぎ、
喘息が治まった。身体全体の調子もよくなり、元気が出てきたという話だった。
春ウコンを飲み始めて2週間で CT などの物理的検査では治ったといわれても、症状が治
まったのは1.5カ月後であった。このことからも、再発リスクを考えて、長期間の春ウコンの
摂取は必要と考えられる。
症例14.肺がん、女性、79歳、50kg。
2008年10月16日、背中と首すじが痛くなり検査した結果、肺癌の疑いありと診断された。1
0月21日より、春ウコン60錠/日(3時間毎に10錠)と総合ビタミン剤ポポン S2錠/日、オリゴ
糖入りヨーグルトを始めた。10月25日には背中の痛みは消え、体調が良くなり、11月13日の
検査では腫瘍マーカーは正常になり、肺癌の心配はないとされたが、3カ月後に再検査を
することになった。3月5月の再検査でも肺がんの心配は全くないという診断がされた。
この方の場合、影が残っていないケースと影が残るケースとの違いについての見解。上皮
細胞にがんが出来た場合には新陳代謝が速いので後が残らないが、新陳代謝の遅い間質
細胞にできたがんの場合、がん状態を脱した間質細胞が代謝されないので、がん細胞の抜
け殻状のものが影のように残ると考えられる。
症例15.肺がん、男性、50歳、65kg。
2008年7月、突然の血尿と背中の激痛があり、病院で右腎がんと診断され手術を行った。
がんは破裂していたので、肺への転移の可能性が示唆されたが、翌年の5月まで経過観察
され、異常なしの診断が下された。異常なしといわれたので春ウコンを中止した。その後、2
009年9月の経過観察で肺に6か所の癌が見つかった。最大1.8センチのがんの他に小さな
がんが5個見つかったが、すでに手術は不可能ということになった。直ぐに、抗がん剤ネク
サバー錠による治療が始まり、9月11日から春ウコン6g/日の摂取を始めた。9月23日には
抗がん剤の副作用で歩行困難になったために薬剤投与は中止になった。10月1日から春ウ
コン摂取量を8g/日6~7分割に増量して飲み始めた。12月18日の検査で、がんが5か所に
なったので摘出手術が出来ると勧められたが辞退した。翌2月末の検査で、がんが4か所に
なり、大きながんの影が薄くなり始めた。現在も健在。
抗がん剤使用による骨髄抑制をしのぐことがいかに大変であるかということが分かる。中
高年の免疫力で抗がん剤投与による骨髄抑制回避は厳しいということが分かる。
症例16.肺がん、男性58歳、66kg。
2010年2月チョコレート色の痰を吐き、その後何度か血痰らしきものを吐いた。肺がんの可
能性を疑って、春ウコンを90錠/日、2時間間隔で飲み始めた。その後適量にしたところ、血
痰はなくなった。3月29日の検査では腫瘍マーカーが高いので、8月の再検査をするとい
うことになった。8月の再検査では CT 検査でがんはないという診断がなされた。
春ウコンを飲んで9日間でがんではないという検査判断があったように、この方の場合も2
1日間でがんが崩れたということは十分考えられる。また、春ウコン摂取約20日で肝機能
値が正常値に入ったことも特筆できる。
症例17.肺がん、男性、68歳、50kg
2010年9月26日に定期健診を受けて、肺にはっきりした白い影があるので10月26日に再
検査を行うことになった。その結果、肺がんの疑いがあるので、至急 CT 検査をするように
勧められたことから、春ウコン70錠/日2時間間隔で、飲み始めることにした。その結果、11
月4日に検査を行ったところ、CT 検査では異常が見られなかった。翌年の2月3日の検査で
も異常が全く見られなかった。
早期の肺がんは春ウコン摂取10日で消失する。
症例18.男性、85歳50kg。
2010年6月に肺の数ヵ所に小さながんが見つかり、リンパ腺にもがんが見つかった。その後、
がんセンターに入院して抗がん剤ドタキセルを3週間おきに4回投与し、高齢のためこれ以
上の治療は不可と、自宅に帰った。12月19日から春ウコンを飲み始めが、翌1月9日に体調は
好転しない、息切れがして歩けない。食欲がないという訴えがあった。2010年10月6日ま
で抗がん剤治療を行っていたことから、骨髄抑制の影響が大きく、春ウコンの効果が発揮
されていないことが分かった。1月中旬になると体重が急速に減少し始め、背中の痛みや
脳貧血に苦しみがあった。その回復の兆しが見えず、2月27日に亡くなられた。
高齢者が抗がん剤治療を行うことによる骨髄抑制の影響は極めて大きく、骨髄抑制に妨
げられ、春ウコンの効果は発揮されなかった。
症例19.肺がん+転移性骨髄腫、男性、57歳、64kg。
2011年1月4日の検査結果、「がんの疑いあり」ということで、がんセンターにて精密検査を
受けることになった。1 月 23 日から春ウコンを飲み始めた。1 月 26 日の再検査の結果が、2
月 8 日に検査結果が伝えられた。癌の場所、大きさからみて手術、抗がん剤、放射線治療の
いずれも無理と診断された。2 月上旬に激痛が走るようになり、移動は車いすに。医師から
放射線治療を勧められたが辞退した。3 月になると痛みはなくなり、息苦しさもなくなった
が、転移性骨髄腫瘍部分の痛みが引かず増していった。さらに、肝臓や腎臓に転移した。4
月 26 日に死去した。
癌の骨髄転移は抗がん剤と同様に骨髄抑制が引き起こされ、骨髄損傷を起こすので、免疫
細胞が減少し、春ウコンの免疫賦活化が十分に起こらず癌に負けてしまったと考えられる。
症例 20.肺がん、男性、75 歳、65kg。
3 年に亘るがんの闘病中で、抗がん剤シスプラチンを受け、分子標的治療イレッサを服用し
たが、効果はなかった。この効力が切れた 14 カ月後に、1 月 18 日から春ウコンを飲み始め
た。70 錠/日を取り始め、2~3 日で顕著な効果を実感した。1 月 20 日には散歩もできるよう
になった。患者が元気になってきたので、医師は「元気なうちに抗がん剤をやりましょう」と、
葉酸系代謝拮抗剤「アリムタ」の抗がん剤治療に入った。2 月 5 日、25 日の 2 回の投与を終
え、3 月 18 日になると気分が悪くなり、体調が悪化した。3 月 18 日から春ウコンを再度飲み
始め、4 月中旬に入ると、アリムタの骨髄抑制効果が治まり、回復基調に入った。その後 2 年
以上再発もなく、健康を維持している。
回復すると、連絡を全くとらなくなる人が多いが、経過観察の意味でも連絡は必要。この
患者の経過が良いことから、病院でも春ウコンの効果についての認識が広がった。
症例 21.肺がん+転移性骨髄腫瘍、男性 75 歳、64kg。
2009 年 8 月にがんセンターでがん宣告を受け、同年 11 月~2010 年 11 月まで亘って抗が
ん剤治療を受けた。合計 9 回の抗がん剤を受け、最後の治療終了後両肺に胸水が溜まり排
水した。この時点で肺上部腫瘍、肺腺がん、転移性骨髄腫となっていた。両肩が痛むように
なり、中国の「天仙液」を 2 ヵ月半飲んだが発熱に苦しむだけで効果はなかった。2011 年 2
月 6 日より春ウコン 12 錠×7 回=84 錠/日を飲み始めた。2010 年の最後の抗がん剤の骨髄
抑制(6 カ月程度)が働いているので、春ウコンが効き始めるのは 4~5 月になるとアドバイ
スされたが、16 日時点では体調が良く、息切れなし、食欲が回復し、便通もよくなった。残念
ながら、5 月 14 日に死去された。
転移性骨髄腫瘍の進行による骨髄損傷が大きくかったようで、春ウコンの効果が全く出な
いまま亡くなったことは、骨髄損傷(抗がん剤投与)の進行が致命的と考えられる。
症例 22.肺転移+リンパ節再発癌+胸壁(多発の転移・再発←乳ガン)、女性、48 歳、60kg。
2007 年右乳がん[StagⅢC、リンパ節転移 13 か所]を発症した。2 月 27 日摘出手術を受け、
その後、補助療法(放射線治療、抗がん剤治療)を受けた。酷い副作用に悩まされた揚句、
医師から「再発したら完治はないので、人生の整理をしてほしい」と告げられた。2009 年に
腫瘍マーカーCEA が上がったので、「マイタケエキス」を飲み始めたところ、CEA 値が下が
った。2 月の定期検査でリンパ転移が告げられた。3 月初旬から春ウコン 3g/日 4 分割を飲
み始めた。8 月 24 日定期検査で、多発性肺転移が告げられ、春ウコンをその日から 5~6g/
日 4 分割に増量した。マイタケエキスと、春ウコンの併用について問い合わせがあり、両方
とも免疫賦活作用があり、併用では効果が分からなくなるが、もし続けるならば、春ウコン
の摂取時間と量を変更することをアドバイスした。9 月 22 日から春ウコンの摂取を変更し、
0.5g/回×18 回、1 時間間隔にし、ホルモン剤も止めた。春ウコン摂取後 1 週間で鎖骨周辺の
痛みが消え、就寝中の脇の痛みが消えた。平熱が 35℃代から 36.2℃まで上昇した。11 月 16
日の検査で、リンパ節の変化はないが、肺転移が少し大きくなっていた。ホルモン剤を再開
し、春ウコンの摂取量を 0.7g/回×18 回/日、1 時間毎にした。12 月に入っての子宮再検査で
は全く問題なしと診断された。現在のところ良好な状態にある。
リンパ節を切除してしまうとその周辺に賦活した免疫力が届きにくくなることから、リンパ
切除は回復の障害になる。①リンパ節以外の免疫力は向上している。体温の上昇、風邪の
減少、体調の回復、出血・下り物の改善がみられた。②リンパマッサージの代替手段として、
「骨と筋肉の癒着をはがしながら体液を行き渡らせる方法」は試みる価値はある。③免疫
賦活によって、身体全般的な改善度が高いので、リンパ節の再生やバイパスの形成の可能
性を期待したい。
症例23.末期肺癌、男性、71 歳、60kg。
2011 年 12 月 8 日に右肺の気管支入口に 7~8cm 大のがん(扁平上皮がん)があり、手術不
能で、がん以外に 4cm 大の影があると診断。抗がん剤か放射線以外に治療法がないといわ
れた。12 月 21 日から春ウコン摂取(6 錠/時間×16 時間/日:f=1.6)を始めた。1 月に入ると咳
は出るが血痰がなくなった。3 月 1 日に CT 検査があり、結果はがんがはっきりしなくなった
といわれ、引き続き PET 診断をしたが、がんは転移していないことが分かった。8 月に入り
春ウコンを中断した。その後の経過が思わしくないので春ウコンを再開したが、9 月 1 日に
死去された。
Stage5 の肺癌を抑えることが出来たので、そのまま摂取を継続していれば免疫力の増強
が出来て再発はなかったと考えられる。①がんが消えるとがんを甘く考えてしまう傾向が
ある。以前、(末期肝臓がん、胃がん+食道がん全摘出手術後の転移がん)それぞれのがん
の消失後に摂取を中断して 3 ヵ月後にがんが再発死去というケースがあった。このことか
ら考えても、免疫力増強を必要とする程度まで落ちたためにがんが発症したことから、免
疫力低下原因を取り除けない限り継続摂取が必須となる。
症例 24.肺がん+脳・副腎・腰椎転移がん。男性、63 歳、69kg。
2012 年 2 月 14 日、「進行性肺線がんⅣ期」と、さらに 17 日の検査で「右前頭葉孤発脳転移、
腰椎 L4 転移、右副腎転移、隣接リンパ節転移」、余命 6 カ月と診断された。2 月下旬に食事
療法を始めたが効果はなかった。4 月 13 日の検査で腫瘍マーカーCEA が 300 から 600 に
上昇していた。この間、3 月から春ウコンを飲み始めたが、玄米菜食の食事療法を続け、体
重は 12kg やせ、さらに痩せるとことを目標にしていた。その後、6 月から週 2 回放射線を受
けることとなり、8 月 19 日に死去された。
肺がんが他臓器に転移している中でも、玄米菜食療法を徹底していたので、身体は極度に
消耗していた。春ウコンが効果を出せない骨髄転移の上に玄米菜食では癌に勝てる身体
ではなかったと考えられる。
症例 25.肺がん+間質性肺炎・脳性髄膜炎、男性、77 歳、47kg。
2008 年 8 月に原発性肺がん(肺線がん Stage4 )と診断され、抗がん剤治療(イレッサ、ア
バスチン、タキソテール他)を 2008 年 9 月 7 日~2012 年 1 月 26 日まで行った。2012 年 3
月までに次々と転移が認められ、3 月 23 日に「化学療法は終了し、手の施しようがなく、余
命 3 ヶ月で緩和ケア―に入るので他病院に転院して欲しい」という連絡があった。4 月から
春ウコンを飲み始め、家族から「春ウコンを飲むと意識の混濁がなくなったので、一生懸命
飲んだのですが、間に合いませんでした」との連絡があった。わずか 1 週間では春ウコンの
効果を出すには至らなかったと考えられる。抗がん剤療法の厳しさを実感。
症例 26.肺がん再発、男性、64 歳、75kg。
2009 年 9 月 20 左肺がん手術、2011 年 7 月 25 日右肺気胸手術、2013 年 6 月 12 日右肺癌
に 2cm 大のがんを確認した。手術を勧められたが、左肺手術で身障 4 級となっていたので、
右肺の手術と抗がん剤治療は辞退した。6 月 18 日から春ウコン 12 錠/時間を飲み始めた。
6 月 23 日から 14 錠/時間に増量したところ 27 日には調子が上がったが、仕事が大変でス
トレスがかさみ、検査値も、糖尿病も悪化した。8 月 6 日の検査では CEA 値が低下し血糖値
も低下していた。9 月、10 月の検査では腫瘍マーカー値が着実に下がった。医師からは「お
かしい、がんならば、腫瘍マーカーが下がるはずはない。」といわれた。
右肺癌の手術によって呼吸機能の大幅な削減になり、生活に大きな支障が起きた。①抗が
ん剤、放射線、重粒子線などでも臓器損傷による機能削減大きかったと考えられる。春ウコ
ンによって、肺がんから回復した。②医師は癌を治したことがないので、「がんならがんマ
ーカーは下がらない」との信念がある。糖尿病の血糖値も標準値内になった。
症例 27.肺転移癌、(←胃がん)男性、73 歳、47kg。
2012 年 5 月 14 日胃がん+リンパ節の切除の手術を受けた。2013 年 1 月の検査で、肺転移が
んが見つかり、抗がん剤(テグフール、ギメラシル、オテラシルカリウム配合剤)治療を始め
た。4 月 17 までの治療であまりに副作用が酷くなり、抗がん剤治療を辞退して、春ウコン摂
取(7 錠/時間)を開始した。これまでの抗がん剤による骨髄抑制によって免疫力低下は免
れなかったが、回復基調に入った。6 月 8 日には元気を取り戻し、9 月には八丈島で釣りをす
るまでに回復した。
抗がん剤を 2 サイクル行った時点で止められたことで救われた。転移がん・再発癌は血管
内の免疫力が極端に落ちたことから起こる現象と考えると、抗がん剤治療・放射線治療・CT
検査の多用は避けた方がいい。骨髄抑制が低下したことから春ウコンの効果が速やかに出
た。春ウコンの肝機能改善効果により肝臓を損傷していた抗がん剤も排除されたと考えら
れる。
症例 28.肺・胃移転がん(←直腸がん)、男性、77 歳、55kg。
2010 年 10 月 12 日に直腸がん手術を受けた後、2 週間間隔で 3 回の直腸切開手術を受け、
同時に膀胱摘出手術を行った。体重が 62kg から 42kg まで落ちて、人工肛門、人工膀胱に
頼った生活となった。その後、抗がん剤治療を 10 クール受けた後、11 種類の薬を取るように
指示された。2013 年 7 月 4 日 CT、PET 検査で、両肺に 1 か所、胃に 2 か所の転移がんが見
つかった。医師から肺の 2/3 切除、肺 2/3 切除を勧められ、重粒子治療を勧められた。受け
なければ 1 年持たないと通告された。7 月 19 日から春ウコンを 5 錠/時間で摂取し始め、7
月から 10 錠/時間に増量した。8 月 19 日の連絡で、食欲が増し、ウオーキングもできるよう
になったり元気いっぱいですとのことだった。10 月 7 日に診察を受けると医師は驚いて、
「じきに動けなくなるので、動けるうちに身辺整理をしたほうがいい」といったが、検査結果
は基準値内だった。
症例 29.前立腺がん・腎臓がん、男性、57 歳、65kg。
2003 年に前立腺がんの全摘出手術を受けた。2004 年 7 月から春ウコン(3g/日)を飲み始
めて、腫瘍マーカーが安定したことを確認。2005 年 12 月の検査で、クレアチン数値と尿酸
値が高く、腎臓にがんと思われる影が出たことから、春ウコンを 5g/日に増量して再検査に
備えた。翌年、1 月 15 日に行った検査では腎臓の影が消え、クレアチン数値も尿酸値も正常
値となっていた。2009 年の検査ではほぼ治癒の診断となった。
症例 30.前立腺がん、男性、71 歳、70→60kg。
2003 年 5 月に前立腺がんの疑いを指摘されると同時に、糖尿病が悪化していた。春ウコン
を飲み始め糖尿病も、排尿障害も改善したことから、春ウコンの摂取がおろそかになって
いた。2006 年 8 月に排尿の調子が悪くなり PSA 値(前立腺腫瘍マーカー)が悪化して慌て
て春ウコンを飲み始めた。10 月 10 日から 6g/日を 4~5 分割して飲むようにした。11 月に入
り排尿障害は改善し、2006 年 8 月には医師から「前立腺がんの疑いは消えた」との判断が
出た。2009 年には医師はがんを全く話題にしなくなった。
最初に前立腺がんが疑われた時には免疫力の低下で糖尿病も悪化していたと考えられる。
そこで春ウコンを飲み始めたところ、糖尿病は劇的に良くなり、前立腺がんも同時によくな
った。春ウコンを飲まなくなって、前立腺がんの悪化速度は早く、糖尿病の悪化には 2 年か
かった。このことから前立腺がんの治癒速度と悪化速度は他の臓器のがんと違いがあるこ
と、「糖尿病はすぐに悪くはならないが、がんはこれより速く悪くなる」ということが分かっ
た。
症例 31.前立腺がん、男性、66 歳、80kg。
2003 年春、前立腺がんと診断され、10 月に内視鏡による摘出手術を受けた。2004 年夏か
ら PSA 値が上がり始めたので、2005 年 3 月から放射線を直腸から膀胱にかけて照射した。
この後遺症に 3 年悩まされる。2007 年 4 月 PSA 値が上昇したことから、春ウコン(80 錠/
日、3 分割)を飲み始めた。その後、1 年経過して、医師から「がんとはいえなくなった」とい
う状況になった。2010 年 10 以後、春ウコンを 3g/日に減らしてしまい、PSA 値が上昇し、ホル
モン療法に入ってしまった。それで急遽春ウコンを元に戻した。2013 年も、転移が起こらず
元気に生活している。
症例 32.前立腺がん、男性、60 歳、60kg。
2008 年前立腺がんの診断により、ホルモン療法を始めた。2009 年手術を辞退。2009 年 2
月 19 日より春ウコンを飲み始め、うつ状態が解消され、元気が戻った。その現在も元気で
生活している。
症例 33.前立腺がと腎臓がん再発不安、男性、72 歳、55kg。
2009 年 4 月に胃がんの手術。2010 年 4 月に右腎臓に 1cm 大の腫瘍状のものを指摘され、
さらに、前立腺の腫瘍マーカーも高くなり再発の不安から春ウコンを飲み始めた。8 カ月後
の検査では期待を上回る結果が出た。2010 年 9 月の腎臓検査では腫瘍状のものは 1 ㎝の
ままで大きくなっていないという診断であった。
症例 34.前立腺がん、男性、68 歳、65kg。
2010 年 3 月 27 日より前立腺がんが心配で春ウコン(60 錠/日)を飲み始めた。①11 月から
ホルモン剤ハルナールとアボルブを飲み始め 2 ヶ月間で前立腺が 50%近く委縮した。
◎ホルモン療法は前立腺がんの手術前に前立腺を小さくするためや、再発時に使用する。
服用後 3~5 年で効果が失われるとがんが再燃・爆発的に大きくなる。この事実をアドバイ
スしたが、ホルモン剤の服用を続けた。2012 年 12 月にアボルブの投与により前立腺にショウ
ガが出たことから服用をやめた。
ホルモン剤を飲みながらの春ウコンの摂取はホルモン療法の副作用を抑えるだけで、春ウ
コン本来の効果が出ていないと考えられる。
症例 35.前立腺がん、男性、80 歳、54kg。
2011 年11月に PSA 値が大きく上昇していた。前立腺がんの心配から 2011 年 3 月 20 日から
春ウコン(80 錠/日、5 錠/時間×16 回)の摂取を始めた。6 月 18 日の検査で大幅に下がっ
ていた。
春ウコン摂取から 3 ヶ月で PAS 値が 8.36 から 3.50 に低下したことから、前立腺がんは上
皮細胞部分であった可能性が高い。
症例 36.前立腺がん、男性、67 歳、72kg。
2011 年 6 月 15 日の病理検査で前立腺がんが見つかった。2011 年 8 月から春ウコンを飲み
始めた。6 カ月後の 2012 年 2 月検査では大幅に数値が下がっていたので、3 ヶ月の経過観
察になった。3 カ月後の検査では担当医から問題なしとの診断であった。
春ウコンだけでがん治療を一切受けることがなかったことが幸いしたと考えられる。この
患者の PSA 値は 4.1~5.1 で推移している。癌発症前の数値は 3.4 であり、発症後が 14.7 と
なり、終息後の現在は 4.1 となっている。このことからがんの全体量が(14.7-3.4)=11.3 で
あるので、(14.7-4.1)÷11.3=0.94 から、94%が上皮細胞部分のがんであり、6%が筋細胞部
分のがんであったと推測される。
症例 37.前立腺がん、男性、77 歳、64kg。
2013 年 5 月末に末期の前立腺がん(PSA 値349)で手術不能、骨への転移が告げられ、ホル
モン療法が行われたたが、γ-GPT が 1000 を超えたことから中止となった。2012 年 6 月14
日から春ウコン(13 錠/時間、f=2.0)を飲み始め、45 日で PSA 値が 5.9 まで低下した。治っ
たと思ったので春ウコンを止めたところ、PSA 値が 2.8 から 4.4 まで 50%上昇した。医師の
勧めでホルモン療法(1 回/3 ヶ月)を受け入れて、現在まで春ウコンとホルモン療法を続け
ている。
春ウコンを飲んで 3 ヶ月で PSA 値が低下したということは、がんの部位は前立腺の上皮細
胞で起こったと考えられる。(上皮細胞は新陳代謝の速い箇所で効果が速く、筋細胞部分
のがんは新陳代謝が遅いので結果が遅く出る)。ホルモン療法の副作用により服用を中止
したことは幸いであった。しかし、ホルモン療法の再開はがんの悪化、男性機能の喪失、後
遺症の骨粗しょう症の懸念がある。
症例 38.肝臓がん、女性、85 歳、45kg。
1989 年に末期の肝臓がんで余命半年と診断され、抗がん剤投与を行ったが、効果がなかっ
た上に副作用に苦しんでいたので抗がん剤治療は中止した。12 月下旬から春ウコン(30g/
日×3 回)を飲み始めた。1989 年12 月下旬の検査で、医師から数ヶ月前に投与した抗がん
剤が効いたといわれ、1990 年 3 月に退院した。抗がん剤を何クールも行い、効果がなかっ
たのに数カ月以上もたって効果が出たということは考えられない。その後、7~8 年以上元
気に生活していたが、連絡がないのでその後は不明。
症例 39.肝臓がん、女性、77 歳、45kg。
1960 年に肺結核の大手術(肺の 2/3、肋骨 3 本を切除)を行い、後遺症により頸部と股関節
に強い痛みを発症し、消炎鎮痛剤ロキソニンを服用。1987 年 C 型肝炎を発症し、ミノファー
ゲンの点滴を 10~12 回/月とウルソの摂取を長期間続ける。1998 年肝臓がんと診断され、
エタノール注入法、ラジオ波法を行った。2010 年 3 月 10 日より春ウコン(50 錠/日/3 時間)
を飲みはじめたが、塞栓療法のため春ウコンの摂取を中断した。4 月の検査で、肝臓にがん
が 2 か所見つかり療法の副作用に悩まされ、春ウコンの摂取を再開した。5 月 12 日の検査
でがんマーカーは大幅に下がり、GOP,GPT も標準値に近づいた。5 月 20 日より 2 時間間隔
で飲むようにした。8 月 20 日の検査では 1 ㎝のがんは薄く白くなっているだけと診断され、
12 月に再検査となった。また、2010 年 9 月の静脈瘤の検査では、消えていた。現在も健在。
症例 40.肝臓がん、男性、80 歳、56kg。
10 代の頃、肺結核の 2 度の手術を行い、大量輸血で C 型肝炎を発症し、1997 年に肝臓がん
を発症し、開腹手術を受け、2007 年に二度目、2010 年に 3 度目の手術を受けた。3 度目の手
術直後肝硬変から食道静脈流損傷で吐血。腹水がたまり、肝硬変の末期症状になった。
2010 年 12 月 19 日より春ウコン(6 錠/回×10 回/日×1g/錠)を飲み始めた。2011 年 2 月末
に病状があまり良くないということで、70~80 錠/日に増量した。3 月 9 日検査を行ったと
ころ、肝がんの気配なく、肝硬変も進行していないという診断であった。3 カ月後の検査で
も肝機能が改善され、アルブミン値(3.5~5.5g/dl)が 3.6 と正常になった。
症例 41.肝臓がん⇒肺転移、男性、84 歳、55kg。
2005 年に大腸がんの手術を受け、2007 年 10 月に肝臓がんになり、肝臓の半分を切除した。
2011 年初に肺に影が出来てがんを疑われた。10 月末に肺炎で入院し、その後、体力が落ち
1 月中旬には 10kg 落ちて 55kg になった。2012 年 1 月 22 日から春ウコン(6 錠/時間×15
時間/日:f=1.6)を飲み始めた。2 月 22 日の検査では細かい肺がんが沢山あり、だんだん増
大していると診断された。3 月初旬に 5 錠/時間×15 時間/日:f=1.4 にしたが、食欲が出てき
て元気になったので、6 錠/時間×15 時間/日:f=1.6 に戻した。3 月 14 日の検査では肺はき
れいになったと診断された。
症例 42.胃がん(スキルス性)、女性、59 歳、60kg。
2013 年 1 月 10 日スキルス性胃がん StageⅢと診断された。代替療法の AWG(マイナスイオ
ン)、遠赤外線療法、玄米菜食療法を行うことにしたが効果がはっきりしなかったことから、
4 月 11 日より春ウコン(5 錠/時間)を飲むことにした。その後、大きな変化がなく、その理由
が春ウコンと同時にフコイダン療法、ベンズアルデヒド療法、中国パセリ療法を行っている
ということが判明した。春ウコンは免疫活性を行うことからフコイダン療法と中国パセリ療
法の三者がぶつかり合っている懸念があるので春ウコンに絞って行うことになった。その
後、冬虫夏草も使っているということが分かり、免疫活性を行う物質の併用は効果を喪失
しかねないというアドバイスをした。
症例 43.膵臓癌、女性、74 歳、54kg。
20110 年 9 月 13 日に膵臓癌の告知を受け、抗がん剤療法ジェムザールを 2011 年 6 月末ま
で続けた。効果が見られないことから 7 月 11 日~8 月 30 日にかけて TS-1 を 28 の投与と
28回の放射線照射を行ったところ、水も飲めない痛みに襲われた。春ウコン(54錠/日×1.
6≒90錠/日:6錠/時間×15時間/日)を抗がん剤終了後の9月4日から始めた。1ヶ月を経過
した時点で①アレルギー症状が治まった②がんが縮小した③空腹時血糖値が130から80
まで下がった。④便秘が解消した。2カ月で髪の毛が元に戻った。11月24日にはがんが小さ
くなりがんマーカーも標準値になったので、再度の抗がん剤投与は辞退した。12月になる
と体温も34.8⇒36.3度まで上昇し、体重も1.5kg 増えた。12月に入り、抗がん剤の免疫抑
制=骨髄抑制が低下したことから、春ウコンによる免疫賦活化効果が本格的なってきた。
年末に、春ウコンを求めた時にノニジュースもいいといわれ大量に購入し、飲み始めたが
免疫増強効果を出すものの併用は、末期の膵臓癌から回復期に合った状況を後退させるも
のとなったと考えられ、残念ながら翌年死去した。
抗がん剤治療は TS-1 だけを50日間、放射線28回であれば2カ月程度で副作用は抜けて
いる。早めに春ウコンに切り替えたことでがんの悪化をきわどくすり抜けている。ノニジュ
ースも免疫系に関係することが分かったが、その併用には問題がある。容量用法が不明で
安心して力価を明確にする必要があるのではないか。
症例44.乳がん、女性、58歳、50kg。
2001年3月乳がんの手術を受けた。転移を心配し、6月から春ウコン(3g/日)を飲み始めた。
2006年4月に検診を受けたところがんが見つからず、2013年8月現在も元気に過ごして
いる。
症例45.末期乳癌、女性、79歳、55kg。
2011年4月20日乳がん StageⅣ 、大きさ 6cm と肺がん(数ミリ複数個有り)と告げられた。
医師に「暗に、何をやっても無理だ」といわれたようでホルモン療法は辞退した。4 月 29 日
から春ウコン(7 錠×12 回/日 2 時間間隔、f:=1.5)を飲み始めた。5 月 16 日には乳房のツッ
パリ感はなくなった。6 月 4 日には乳房の痛みはほとんどなくなり、食欲も出てきた。7 月ま
でに断続的な痛みはあったが体調は良くなった。春ウコンの摂取量を再調整して、
f=1.6(58×1.6=93 条、6 錠/日×16 回/日)を 1 時間間隔で摂取することにした。8 月の検査
では乳がんは改善したが、肺がんは増大した。腫瘍マーカーは正常だが、γ-GPT 値は高か
った。このことはホルモン剤と併用していることから「アクセルを踏みながらブレーキを踏
んでいる状態」で本格的にがんが消失しない状態といえた。その後 1 年半は同様の状態が
続き、2013 年 1 月に摂取量を 7 錠/時間⇒9 錠/時間に増量した。5 月になると痛みはほとん
どなくなり、旅行にも出掛けられるようになった。
症例 46.肝・肺・骨転移癌(←乳ガン)、女性、51 歳、65kg。
2008 年末、マンモグラフィーで乳がんが発見された。2009 年 2 月 4 日手術+放射線療法+
ホルモン療法を行った。1 年経たずしてリンパ節転移が分かり、2010 年 1 月 13 日右腋窩郭清
手術を行いその後抗がん剤療法(FEC 療法+T 療法)に続き、ホルモン療法を行い、その後、3
年間は無事に過ごした。2013 年 5 月 17 日の検査で、右側乳がんの再発と肝・肺・骨への転
移が分かった。ホルモン剤をフェマーラ錠に変更して様子を見ることにした。7 月 18 日より
ホルモン剤を中止して、春ウコンを飲み始めた。2 カ月後の 9 月 24 日の検査で腫瘍マーカ
ーから「がんはほぼ消えた」という状態になった。2014 年 1 月 14 日の検査では正常値とな
った。
乳がんは筋細胞(腺体)のがんなので新陳代謝が遅いが、他の臓器の筋細胞より新陳代謝
が速いと考えられ、数カ月でがんマーカーは大きく低下した。①上皮細胞と筋細胞のがん
では新陳代謝が全く違うので、がんが治まった後の細胞修復速度が異なり、筋細胞がんで
はマーカー値が徐々にしか落ちない。9 月の時点で CRP 値が正常になっているのでがんは
ほぼ終息したと考えられる。②CT 検査頻度(5 回/75 日)が多いので、被ばく量(50~75 ミ
リシーベルト)も大きく、「がんが悪化するレベルの被ばく量」と考えられたので、CT 検査は
自粛するようにアドバイスした。③リンパ節の郭清は免疫活性に大きな障害となる。ホルモ
ン療法を中止したことは良かった要因といえる。
症例 47.乳ガン+肝・肺・骨・リンパ節転移癌、女性、56 歳、55kg。
2011 年秋頃、左乳房にしこりを見つけた。2013 年 12 月に大量の出血があり、がんと宣告。12
月 20 日から春ウコン(70 錠/日)を摂取し始めた。2014 年 1 月 7 日に CT 検査を受けた結果、
肝・肺・胸膜・大腿骨・リンパ節への転移が認められ、肺に水が溜まっているといわれ、余命 3
ヶ月~6 カ月といわれた。1 月 10 日より抗がん剤治療 FEC 療法を始めた。1 回の抗がん剤治
療でひどい副作用を受け、1 月 118 日から春ウコン(11 錠/時間)を摂取し始めた。10 日目か
ら経過が良かったので、2 回目の抗がん剤治療は辞退したので、病院での検査を受けられ
なくなったが、がんは治まった。
患者の状態から春ウコンで対応できる限界を超えているように思ったが、摂取量の上限に
近い(f:2.0の条件)量が 3~6 日の間に即効果を出していることから、末期がんをしのぐこ
とが出来たと考えられる。①抗ガン剤を辞退したことが好結果につながった。3 月 7 日の検
査結果でがんは消滅したといえる。春ウコン法でがんを治癒に導く限界がどこにあるのか、
明確にいうことが出来ない例となった。即刻対応と摂取量が大きな決め手となった。
症例 48.子宮体がん、女性、36 歳、50kg。
2006 年に定期健診で子宮体がんと診断され、8 月 20 日から春ウコン(6g/日)を飲み始め
た。9 月 29 日の内視鏡検査を再び受けたところ、がんが消失していた。それで、自分はがん
ではなかったと思い、春ウコンの摂取をやめてしまった。2008 年 8 月になり、以前の症状が
出たことから再発を恐れて、再び春ウコンを飲み始めたところ、快方に向かった。2013 年の
東京マラソンを完走するまでに回復した。
春ウコンでがんが治まると、「がんではなかった」と思う人が多いが良くってもしばらくは
春ウコンの摂取は続けることが望ましい。腎臓がんが 25 日で消失したように子宮体がんで
も同様のことが起きた。肺の末期がんでは 40 日で快方に向かい、100 日で消失した例があ
る。初期のがんは 40 日以内に消失し医師からの指摘事項はなくなったようである。
症例 48.膀胱がん、女性、58 歳、50kg。
2005 年 10 月に腎盂腫瘍の手術を行った。2006 年 10 月膀胱がんを 3 か所、内視鏡手術で
切除した。1 回/週を 6 回、BCG 注射を行った。2007 年 12 月から春ウコン(5g/日、5 分割)の
摂取を始めた。2008 年の膀胱内視鏡検査では無事に通過した。12 月に行った腹部 CT、胸
部、膀胱、尿検査でも異常は見受けられなかった。2007 年 12 月から春ウコンを始めると、シ
ェ―グレン症候群も消えた。
症例 50.膀胱がん、女性、77 歳、40kg。
2013 年 3 月 27 日、膀胱内視鏡検査で膀胱がんと診断され、筋細胞への浸潤したように見
えることから全摘出と診断。3 月 29 日から春ウコン(10 錠/回×4 回)を摂取し始めた。5 月
7 日の膀胱内視鏡検査でステージ 3 膀胱全摘出の可能性大といわれた。これを受けて 5 月
17 日より春ウコンを(40 錠/日×50 日+6 錠/時間×2 日)に増量した。5 月 20 の再検査で
は膀胱鏡で組織を切り取ったが浸潤癌であるという結論を導くことはできなかった。同時
に、がん細胞は全く見つからなかったという診断であった。8 月 27 日の再検査では、膀胱内
はきれいで、全く問題がないということが判明した。膀胱がんが良くなっただけでなく、こ
の方は歯周病による歯茎の腫れが良くなったことに加え、頭髪も増えてしっかりしてきた。
ステージ 3 程度の膀胱がんでも春ウコン摂取によって、52 日以内で消失することが分かっ
た。筋細胞は上皮細胞の癌のように新陳代謝が早くないので、がん化した筋細胞が免疫賦
活化によって抜け殻となった後も、見掛けはケロイド状態で残っているはずだが、遺伝子情
報に沿って内壁はきれいに修復していた。
症例 51.脳腫瘍、男性、68 歳、70kg。
1991 年に脳下垂体腫瘍の第1回目の手術、1993 年に 2 回目の手術を行い、腫瘍の悪化が遅
くなり、MRI 検査を 1 回/年に受けながら経過観察を行ってきた。2009 年の検査で、脳下垂体
が肥大して神経を圧迫し、重要な局面を迎えた。9 月 17 日から春ウコン(35 錠/日)を飲み始
めた。9 月 21 日より 70 錠/日(5~6 回分割)に増量した。3 カ月後、視力も変化なく、バラン
スも崩すことなく、トイレも一人で行くことができ、瞼を自力で開けられるようになるなど
明らかに快方へと向かった。12 月 7 日の検査では下垂体腫瘍に変化がないことがわかった。
バランス感覚や脳の重圧感も軽減し、がんの状態を脱して抜け殻状態になっていると考え
られる。現在も元気で生活している。
症例 52.悪性脳腫瘍(膠芽腫)、女性、37 歳、53kg。
2011 年 2 月頭痛が酷く検査を受けたところ、悪性脳腫瘍・膠芽腫と診断され、緊急手術が行
われ、開頭癌摘出を行い、再発が予測されるので、頭蓋骨を開けたままとした。術後は放射
線療法に加え、抗がん剤とインターフェロン剤の併用治療を行った。7 月にはインターフェロ
ンの副作用の悪化から中止した。9 月に腫瘍が再発した、その後は制吐剤、抗がん剤、抗け
いれん剤など投薬治療受けた。11 月から抗ガン剤の服用をやめ、春ウコン(6g/日)の摂取
を始めた。12 月の検査では再発部分が大きくなり、2012 年 1 月再手術の可能性を指摘され
た。この間、てんかん発作が何回か起きた。2012 年 2 月の検査では腫瘍部分の中心が抜け
たといわれ、3 ヶ月の経過観察となった。6 月の検査でも中心が抜けた状態が継続しており、
てんかんの発作はなくなった。8 月には親戚の結婚式にも出席できるほど元気になった。
膠芽腫はとりわけ治療は困難とされ、5 年以上生存する確率は 5%前後といわれ、いる。春
ウコン摂取後 1 年 4 カ月後の経過は、悪性度の高い膠芽腫としては極めて順調に推移して
いる。免疫力の低下の大きな原因は寒さ・ストレスなどがあり、その対策も必要で、春ウコン
の摂取量も考える必要がある。
症例 53.悪性リンパ腫(濾胞性リンパ腫)じゃ性、57 歳、58kg。
2006 年 2 月の検査で濾胞性リンパ腫の疑いが見つかり、2010 年 2 月に検査したところ、悪
性リンパ腫と確定した。抗ガン剤 R-CHOP 療法、分子標的抗体製剤、ホルモン療法などを受
けた後、7 月に造血幹細胞移植を受けた。10 月には放射線療法(1 回/日×20 回)を受けたが
11 月 10 日の検査結果により中止した。2011 年 3 月には白血球、血小板の数値は回復した。
3 月 26 日から春ウコン(70 錠/日、5 錠/時間×14 回/日)の摂取を始めた。3 月 31 日には下
痢が止まり、腰痛はなくならないとの報告。この後、1 カ月に 1 回の検査で 2011 年 6 月 20
日の検査で全てのリンパ節のがんが消失していた。9 月に入って安全圏に入った。9 月から
70 条⇒90 錠/日(f:1.5)に増量した。帯状疱疹が取れないので、10 月から f:1.75 に増量して
様子を見ることにした。
PET 検査(春ウコン摂取 3 カ月後)、CT 検査(6 カ月後)でがんが消失した。悪性リンパ腫は
非ホジキンリンパ腫の中で低悪性度に分類されている。がん化する細胞のリンパ球は B 細
胞・T 細胞・NK 細胞・マントル細胞・前駆細胞などがある。これらすべてに適用できるか現在の
ところ不明であるが、がんと免疫力との関係が等しく対応しているように、多くの悪性リン
パ腫に期待できると考えられる。白血病は抗がん剤で 1/3 が寛解するといわれている。悪
性リンパ腫と似たような状況にある白血病も試す価値はある。
症例 54.多数のリンパ節転移(←尿道癌・肺がん・膀胱がん)、男性、68 歳、50kg。
1995 年尿道癌、2005 年肺がん、2006 年食道がん、2008 年は胃がんⅢa、2009 年膀胱がん
(転移)、2010 年リンパ節転移多数という驚くべき病歴の持ち主からの相談があり、2010 年
10 月 15 日より春ウコン(70~80 錠/日、2 時間間隔)を飲み始めた。2011 年 1 月 18 日に CT
検査を行った結果、リンパ節に転移しているとの診断。日頃からステロイド剤を使用してい
ることから春ウコンの免疫賦活が十分でないことが分かった。その後ステロイド剤を止め
た。春ウコンが効き始めるのは骨髄抑制の解除、皮膚掻痒性も軽快になる時とアドバイスし
た。1 月中旬の検査でリンパ節へのがんは縮小がみられた。2 月 1 日の PET 検査で CT 検査
に現れたリンパ節の腫れがすべて消えてしまい、がんの再発を疑わせるものはなくなった
という診断であった。最後の手術後、6 カ月ごとに受けている CT 検査も無事通過し、「もう
検査をしなくてもいい」と医師からいわれた。2012 年 2 月 28 日の連絡によると、肺がん手
術後の 3 年目の CT 検査でパスしたとの報告。8 月 28 日の CT 検査でもクリアーした。
ステロイドなど投薬状況が早く把握できていれば適切な指導が出来た。ステロイドの骨髄
抑制期間は 2 週間程度であることが分かった。①好転反応は自覚症状がなくても沢山の
隠れた疾患を持っている人に起こり、症状が不明の疾患探しのヒントになる。②春ウコンの
中止で死去した例でもわかるように、春ウコンの摂取次第で免疫力が簡単に低下すること
を示している。③疾患消失と摂取継続期間と摂取量については検討事項といえる。④がん
から回復すると春ウコンの力を借りてがんから回復したことを忘れてしまい、自力で回復し
たと思いこむ人が少なくない。⑤医師がいうがんの安定期などなく、春ウコンを直ぐに中
止すると新たながんが生まれる危険性があるので、継続して摂取することで免疫力の向
上が大事。⑥リンパ節の転移は 1 カ月程度で治まるということが分かった。リンパ節が免疫
系器官なので免疫的に有利だと考えられる。乳がんのリンパ節転移も同様に早期に消失す
る。
症例 55.腎盂がん、男性、70 歳、78kg。
2011 年 3 月の検査で、腎臓周辺のリンパ節に腫れがあり、良性か悪性か不明の診断。7 月に
国立病院で検査したところ、がんの進行がみられ、腎臓の周囲のがんを含めがん全体を抗
がん剤治療で弱体化した後の手術を勧められた。7 月 4 日~10 月 27 日の予定で化学療法
(ジェムザール+シスプラチン)治療を 4 クール行ったが、9 月下旬に体調が悪化し始めた。
10 月 4 日から春ウコン(f:1.5,1 時間間隔)を飲み始め、抗がん剤治療を辞退した。春ウコン
を飲み始めて 2 週間ころから元気を取り戻した。白髪も黒くなり始め、だるさや眠気も減っ
ていった。医師から「がんではなくリンパの腫れだけかもしれない」と、抗がん剤の継続を
勧められたが辞退した。その後、春ウコン摂取 4 カ月後に腎盂がんと腎臓周辺のリンパ節浮
腫もなくなった。
抗ガン剤 3 セットで体力が大きく消耗したが、体力が癌強だったために耐えることが出来、
春ウコンでがんから逃れることが出来た。抗ガン剤がジェムザールだったので、2 週間程度
で代謝排出されたようで、春ウコンが 3 週目から効果を出し始めたといえる。
2.「がんについてのまとめ」
① 骨髄に損傷がなければがんは 3 ヶ月以内に治まる。骨髄損傷期間中は免疫細胞が骨髄
で産生されないので免疫賦活化は難しくがんは治まらない。リンパ郭清手術を受ける
とその中の領域は免疫賦活化に不利になる。
② 春ウコンの免疫賦活化は 20 種類以上の固形がんに著効を示した。骨髄に損傷がなけ
ればすべての固形がんを抑えている。骨髄損傷は抗がん剤・放射線・ステロイド・インタ
ーフェロン・がんの骨髄転移などで起こる。いずれの固形がんも「がんと免疫力の関係
は同じである」
③ 性別・年齢(最高齢 92 歳)を問わず免疫賦活化は例外なく起こっている。
④ 免疫賦活化が起きてもリンパ郭清手術を受けるとその領域内には免疫力が届きにくく
なるので、その領域内の疾患治癒を難しくすることがある。
⑤ がんは短期間に急速に悪化する事実を見ると、「20~30 年かけてがん細胞が分裂を繰
り返して悪化する」という定説は疑問であり、細胞分裂で説明することは論理的に無
理・矛盾がある。「がん領域が急速に拡大する」のは「がんは感染症なので免疫の状況
次第で悪化速度「感染速度」が決まると推測できる。
⑥ がんが初期に見つかることは稀である。自覚症状が出たがんは末期がんに近い場合
が多い。がんの治療法は末期がんを抑えられる方法以外は対応がなく、価値がないと
いってよい。従って、早期発見・早期治療の掛け声は意味がない。
⑦ 春ウコンは通常摂取直後から即効的に効果を発揮し、摂取後 90 分くらいから効果が減
少し始める。胃の吸収力に問題があるとこの限りではない。
⑧ 種々の末期がんは春ウコン摂取 3 ヶ月間前後で治まる。どの程度進行したがんまで助
けることが出来るかの限界は分からなかった。また、初期~中期のがんでは腎臓がん
25 日以内、子宮体癌 40 日以内、肺がん 10 日~15 日~30 日、膀胱がん 50 日以内、な
どの短期間で治まった例もある。
⑨ 春ウコンでがんの症状が治まると「完治した」「自分だから治った」と思ってしまう人も
多い。また症状もなくなると春ウコンの摂取を止めてしまう人が多い。がんが消えた後
すぐに春ウコンを中断すると、がんはすぐに再発する。春ウコンの摂取次第で、がんは
悪化と回復を繰り返す。
⑩ 免疫力の実力がゼロに近づいたからがんが発症し、「春ウコンの強い免疫賦活力の助
けでがんを抑え続けている」と考えられる。自力で再構築が出来るとは考えられない
ので、再発を防ぐためには春ウコンの摂取を継続し、免疫賦活化状態を保持する必要
がある。
⑪ がんや成人病の病原体を短期間に完璧に取り除くことは難しいようだ。再発は残って
いる免疫力などの状態に関係すると考えている。がんをはじめとして各疾患を完全に
抑えるのに、春ウコンの摂取条件(量と期間)をどの程度とするかは今後の課題である。
⑫ がんが再発してから春ウコン摂取を再開すればよいかもしれないが、がんの進行速度
を簡便に検査できる方法が必要である。がんが治まって見ると、発症メカニズムが分
かり易くなり、検査方法開発にもつながる。現在の検査方法である「細胞が壊れて漏出
してくる細胞固有の物質(がんマーカー)を調べる方法」ではなく、「特定の免疫レベル
の測定法」「固有の核酸物質を高感度で検査する方法」「病原体の抗体測定法」などが
必要かつ重要と考える。
⑬ 原発癌・再発癌・転移癌のいずれのがんにも、春ウコンは著効を示した。いずれのがん
が発症する免疫条件でも、春ウコンによって免疫賦活化が出来たことを示している。
⑭ リンパ節への転移は、1 カ月程度で回復する。末期がんで「リンパ節に転移している」と
いわれる場合でも、「まず、リンパ節が回復し、同時にがんも回復に向かう」と推測して
いる。
⑮ 各臓器は上皮細胞、筋細胞で構成されている。共にがん化し、免疫賦活化により、共に
がんを脱する。上皮細胞のがんはがん状態を脱して、2 週間程度で新陳代謝される。筋
細胞のがんは細胞が変形した状態「=抜け殻状態」が続く。前立腺の 9 割は筋細胞のよ
うである。
⑯ いつまで延命できるか不明であるが、免疫賦活化を継続すれば世にいう「天寿を全う
する」ことになるだろう。
⑰ がんと他の疾患の治癒速度はほとんど同じである。一方、再発したがんの悪化速度は
他の疾患の再発と比べてかなり速い。また、疾患別に再発の悪化速度はいろいろであ
る。
⑱ 高齢者・体力の落ちている人にとって、副作用の強い抗がん剤は使いにくい。このよう
な場合、春ウコンは治療上の選択肢の有力なものの一つと考えられる。抗がん剤が大
きなダメージを与えた例を経験してみると、第一の選択肢は春ウコンではないかと考
えている。
⑲ がんに限らず永年患ってきた細菌性やウイルス性などの疾患の中で、春ウコンで治ま
る疾患は多いようである。これらの疾患は春ウコン以外の医薬品でも完治は至難であ
るので、同時にいろいろの疾患が治まる春ウコンは経済的にも優れている。
⑳ がん消失の判定は物理的検査(CT・MRI・PET など)と生科学的検査では 1 カ月程度の差
異があり、生科学的検査の精度のほうが高い。生科学的検査や PCR 法の精度を上げる
と、疾患の予防や病後の経過観察(再発・転移)法として期待できる。
21 脳腫瘍が明確に治まった画像が得られたので、脳関門を免疫賦活化細胞が通過したこ
とは証明された。よって、免疫賦活化メカニズムが推測できた。
22 9 疾患が同時並行的に治まっていく体験例より、「免疫レベルを軸とした感染症発症の
体系化」の一部を体験できた。難治とされている多くに疾患が感染症と考えられるの
で、「年齢と免疫レベルの関係」がある程度体系化できているので、「免疫レベル~疾患
~年齢の体系化」が予測される。
23 多くの疾患が感染症と予測できたので、抗体測定技術や PCR 法の高度化により疾患の
予知と発病後の追跡が可能となる。予防医学の進歩につながる。
24 春ウコンによって、抗がん剤の副作用が軽減されることがある。患者にとっては副作用
が隠されてしまい、抗がん剤に耐えられると判断される。このため、抗がん剤の大量投
与につながる危険がある。副作用が少ない場合には帰って、患者にとって危険となる
ことも考えられる。