第70号 - 東京農業大学

階展示スペース﹁実学の杜﹂
階は︑
万冊収納可
能な自動書庫︑ 階か
ら 階までは書架・閲
書館機能に加え︑ラーニ
ングコモンズの充実など
を通じた︑多目的でアク
覧エリア︑ブラウジン ティブな学習の場の提供
グコーナー︑レファレ を使命としている︒
ン ス カ ウ ン タ ー︑ 学
な お︑
﹁農大アカデミ
習 室︑
コ ー ナ ー︑ ア セ ン タ ー﹂ の 階 に
コミュニケーションフ は︑展示スペース﹁実学
ロア︑プレゼンルーム の杜﹂
がある︒このスペー
等々からなり︑ 階に スは建学のこころ︑二人
は大学史資料室・貴重 の学祖︑農大のあゆみ︑
書室も置かれている︒ 農大の取り組みとマンパ
収 納 可 能 な 蔵 書 数 は ワー︑リラクゼーション
全体で約
万 冊︑ スペースの 区画で構成
座席数は約
席︒ され︑運営管理は図書館
この新たなる﹁知のシ 情報管理部︵大学史資料
ンボル﹂では︑従来の図 室︶が担っている︒
学科の目指すところは︑
生命に直結する食の﹁安
全・安心﹂ ﹁機能と健
康﹂を科学する という
新たな分野を構築するこ
とにある︒
教務職員として多数迎え
入れ︑食における﹁安全
多面的に﹁食﹂を学ばせ
ることの必要性から︑栄
養士養成施設でもあった
栄養科学科食品栄養学専
攻を発展的に改組した︒
本学科は︑単に器が変
わったということにと
どまらず︑教育・研究の
うえで求められる人材を
1
新学科スタート!食品安全健康学科!
食のエキスパート 養
成の拠点として食品安全
健康学科が食品関連業界
からも注目されている︒
︵食品安全健康学科長
阿部尚樹︶
る人材を育成する﹂ため
の準備を整えてきた︒
新 入 生 第 一 号 を 迎 え︑
ち上げるに当たり︑社会 と健康﹂をその中心に据
的ニーズに呼応する食の えたユニークなカリキュ
専門家の養成として︑資 ラムを構築︒さらに︑最
格教育の枠にとらわれず︑ 先端の研究のための最新
鋭機器を充実させるなど︑
﹁食の安全性と機能性を
総合的に理解し研究でき
そこで︑この学科を立
5
国産の木材を中心とした︑
木質系材料がふんだんに
60
食品安全健康学科
世田谷キャンパスに新
学 科﹁ 食 品 安 全 健 康 学
科﹂が 月から始動︒新
は︑これまで以上に多様で難解な問題に遭
遇する機会が増えるでしょう︒その解決に
いることを申し添えます︒
与えられた機会と時間
を有意義に使い︑自分の
は︑人類の知恵である学問があります︒
皆さんには︑第一に専門知識︑それを活
用できる基礎学力︑コミュニケーション能
力︑行動力などが求められています︒また︑
より高度な専門性を備え
た人材︑大学院生に対す
る社会的な要求が増して
髙野 克己
7
2
満を持して始動
コンピュータセンター︑
キャリアセンターと共
用︶となっている︒地下
1
未来をつかんでください︒
そして︑想いを一緒にしてくれる一生の友
をつくりましょう︒
年前の榎本武揚公と横井時敬先
生の想いを実現するため︑東京農大は進化
して行きます︒共に目標に向かって歩みま
しょう︒
3
7
農大アカデミアセンター 完成
使用されている︒
本建物は︑防災の拠点
として制振構造の採用を
はじめ︑地震への備えや
停電時の対応として︑非
常用発電設備を設置して
いる︒
新図書館 月 日開館
知のシンボル
また︑地下 階横井講
堂 の よ う に︑ 内 装 に は
世田谷キャンパス旧図書館跡地に﹁農大アカデミアセンター﹂が昨年
月末完成した︒図書館︑学生サービスおよび大学本部等の機能が入る本学
の学術の中核拠点となる︒
㎡︒
構 造 は︑ 鉄 骨 造 り
︵ 一 間として親しまれている
部鉄筋コンクリート・鉄骨 ﹁農大の森﹂に隣接して
鉄筋コンクリート︶ 地下
おり︑この森と一体とな
階地上 階建て︑延べ床面 ることをテーマとし︑巨
大なシンボルツリーに見
立てた建物としている︒
万
キャンパスの象徴的空
積は約
﹁ 図 書 館 は 大 学 の 心 臓 まさが問題となっていた︒
であり︑頭脳である﹂と
﹁農大アカデミアセン
いうよくしられる言葉が ター﹂の中核をなす新図
ある︒東京農業大学の新 書館は︑このような課題
しい心臓・頭脳︑すなわ に応えるだけでなく︑さ
ち新図書館が 月 日に らに進んで︑
新たなる﹁知
世田谷キャンパスに開館︒ のシンボル﹂たろうとす
るもの︒
地下 階と地上 階か
ら 階 ま で が︑ 図 書 館
の専有部分︵うち 階は
年に竣工し
た旧図書館は︑風格を備
えた建物であったが︑老
朽化や収蔵スペースのせ
学問の特性を看破し︑現実から課題を発
見︑解決し︑その成果を人類や社会に還
2
未来を共に!
胸に秘めた未来への大きな夢︑その夢の
実現に向けて︑これから学びの時間が始ま
農大の森と一体化をイメージした﹁農大アカデミアセンター﹂エントランス
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学長
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です︒地球のどこかで起きていることが
自分や家族︑友人︑社会︑地域︑国にど
のように影を落とすか︑自分の行動がこ
れらにどのような影響を与えるか︒いず
れ も 利 害 関 係 が あ り︑ 解 は ひ と つ で な
く︑また難解です︒皆さんが生きる未来
6
2
元することを本学の進む道としました︒
複雑化︑高度化︑グローバル化する世
界︑多彩な能力が要求される時代︑自己
の確立と他者への理解︑思いやりが大切
は︑幕末においてオラ
ン ダ に 留 学 し︑ 先 進
ヨーロッパの科学技
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1
4
1 9
ります︒東京農大は︑未来に生きる皆さん
に︑将来の姿を実現する学びの時間と環境
を提供します︒
本学は
年︵ 明 治 年 ︶ に 明 治
政府の元勲・榎本武揚
公によって創設され
ま し た︒ 榎 本 武 揚 公
編集/ 東京農業大学学長室
発行/ 東京農業大学出版会
〒156―8502 東京都世田谷区桜丘 1―1―1
術︑国際法を学び︑最
新の知識を持った科学者で︑明治期一の国
際人でした︒
また︑初代学長の横井時敬先生は︑本学
の 教 育 研 究 の 理 念 を 実 学 主 義 と 定 め︑
﹁稲
のことは稲に聞け﹂﹁農業のことは農民に
聞け﹂の言葉のように︑机上になりがちな
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http://www.nodai.ac.jp/
東京農大ホームページ
2014年4月1日(第 70 号)
世田谷キャンパス 大学本部/大学院・応用生物科学部
地域環境科学部・国際食料情報学部・短期大学部
厚木キャンパス/大学院・農学部
オホーツクキャンパス/大学院・生物産業学部
東京農業大学
再生紙を使用しております
需給見通しについて
や り 遂 げ た 学 生 が︑ こ
国際シンポジウム開催
ん な こ と を 言 っ て い た︒
コメ生産技術革新と
﹁ 年 間 や っ て き て︑ 人
︵総合研究所︶
確保上不可欠という認識
を共有した︒
年度陸上幕僚長
研究生受け入れに
陸上幕僚長感謝状
平成
感謝状贈呈式が防衛省
市ヶ谷庁舎講堂で昨年
月 日に開催され︑髙野
克己学長が出席し︑表彰
25
入学おめでとう! 学生部長からのメッセージ
立場から本題に迫った︒
およそ
人の聴
講者は︑中国とカンボジ
アにおけるコメ増産の可
能性を学ぶと同時に︑ア
を受けた︒生物応用化学
科食料資源理化学研究室
では︑昭和 年以来︑陸
上自衛隊員を研究生とし
て受け入れ︑技術指導を
行っている︒食料資源を
有効に活用し︑おいしく
て安全で健康的な食品を
作り出すというテーマの
もと︑学生とともに 年
間の指導を受けた隊員研
究 生 は︑ 陸 上 自 衛 隊 に
戻った後︑糧秣班︵ ※ ︶
や 需 品 学 校︵ ※ ︶ の 教
員などの任務に就き活躍
している︒今回の表彰は
約半世紀にわたる実績が
評 価 さ れ た も の で あ り︑
※
隊員用の食糧や非常食の調
達︑検査︑研究︑品質改良などを行
うチームのこと︒非常食は災害時な
どに一般用として配布されることも
ある︒
※
衣食住全般に係る教育訓練
をする陸上自衛隊内学校のこと︒
に今後も連携を継続して
いきたい﹂と話した︒
髙野学長は﹁相互の知識
や技術の発展向上のため
39
多様な価値観を大切に
ルや規範を守ってくださ うに展開されるべきかを
い︒違反すれば︑その代 見通すこと︒また︑国際
償を自らが負わなければ 農業研究協議グループが
ならないことを決して忘 掲げる食料・栄養の保障
れないでください︒そし と貧困の撲滅の寄与にも
て︑自己をより高めるた 関連し︑中国とカンボジ
めに︑他者に敬意を表し︑ アからの招待講演者を含
真摯に接し︑良質の人間 む 人の講演者が専門的
関係を結ぶことに努めて
ください︒
オホーツクでの暮らし
素敵なオホーツクライフを
青息吐息ながらなんとか 心から願っている︒
とを期待しています︒
大 学 で は︑ 講 義 や 実
街地と農地が︑それに続
習・演習はもとより︑研
いてうっそうとした斜面
究室での活動︑農友会の
が広がる︒厚木キャンパ
オホーツクキャンパス学生部長 吉田 穂積
部活動やサークル活動を
スは︑斜面を登りきった
はじめ︑さまざまな機会
台地のてっぺんにある︒
を通して多くのできごと
入学おめでとう︒
を体験し︑多くのことを
富士五湖の一つ山中湖
ここ厚木キャンパスで︑
体感するでしょう︒また︑ を水源とする相模川︒厚 これから皆さんにとって
先輩︑後輩を含めて多く 木市に入ると南にまっす 本当に大切な 年間が始
の仲間と出会い︑共に苦 ぐ下がって相模湾に注ぐ︒ まる︒慣れない一人暮ら
しみ︑楽しむことになる その右岸は意外と起伏に しに挑戦する人︒部・同
でしょう︒ぜひとも︑こ 富んでいて︑平野部に市 好会活動やアルバイトに
御入学おめでとうござ
います︒まだ︑雪が残る
キャンパスに驚き︑慣れ
ない北の大地での生活に
不安を抱いている人もい
るのではないでしょうか︒ には︑豊かで厳しい自然
で も︑ 安 心 し て 下 さ い︒ と共に温かい網走市民の
オホーツクキャンパスの 皆さんがすぐ傍にいます︒ ジア・アフリカ地域にお
計画の実
学生のほとんどは︑道外 ぜひ︑キャンパス内だけ け る
から網走にやって来てい ではなく︑多くの地域の
ます︒初めは︑いろいろ 皆さんと出会い︑芳醇な
と 戸 惑 う と 思 い ま す が︑ 学生生活を過ごすことを
の生活を支えてきた﹁農﹂と﹁信
仰 ﹂ の 関 係 を︑﹁ 馬 ﹂ を 仲 立 ち と
して捉えようとした意欲的な展示
である︒展示空間の設計に専門の
業者を入れた︑当博物館としては
初めての実験的な試みとなる︒
11
1
1
1
また 階の常設展示室では︑昭和
の頃までに関東近辺でも普通に見る
ことができた古民家の一部を再現し
たジオラマの展示を開始する︒古民
家の展示は︑学芸員課程履修生の実
習にも大いに役立つことはもちろん
のこと︑懐かしい故郷での四季折々
の生活を再現した展示も採り入れて
いきたいと考えている︒
施 ︑ NERICA
・ ARICA
の普及およびコメ
Rice
増産のための制度設計が︑
将来に向けた食料の安定
東京農業大学﹁食と農﹂の博物館
は︑この 月 日に開館 周年を迎
える︒その開館 周年記念展示の第
弾 と し て﹁ 農 と 祈 り ﹂ ︱ 田 の 馬︑
神の馬︱を 月 日から開催してい
る︒この展示は︑古の昔より日本人
﹁食 と農 の 博物館だより
﹂
友人や先輩との出会いで 願っています︒
解消されることでしょう︒
さて︑これから素敵な
大学生活 年間を過ごす
には︑自立した人間を目
指してください︒そのた
めには︑まず学内ルール
はもちろん︑社会のルー
2
﹁頼っていいんだ﹂
22
に 頼 っ て い い ん だ︑ と
︒
国際シンポジウム﹁ア
うしたチャンスに積極的 観があることを大切にし︑ 精を出す人︒地域社会や いうことを学びました﹂
に挑んでいただき︑より 自己と他者を共に尊びつ 海 外 に 飛 び 出 す の も い 一人で頑張り過ぎる前に︑ ジア・アフリカ地域での
多くの経験値を深めてほ つ自立できる︑そんな農 い︒新しいことへのチャ 友達や周りの人に頼って コメ生産技術革新と将来
世田谷キャンパ ス 学 生 部 長 金 子 忠 一
しいと願っています︒そ 大生に大きく成長される レンジは︑いつも不安と みよう︒赤の他人だけれ の需給見通し﹂が 月
うした中で︑多様な価値 ことを祈念しています︒ 期待が入り交じっている︒ ど︑頼れる人をつくるこ 日︑世田谷キャンパスで
迷ったら
︒ 失 敗 し と︑それは社会人になる 開催された︒開催の目的
むとともに︑キャンパス
てもやり直しがきく︒そ 第一歩である︒
は︑ わ が 国 で は 消 費 量・
ライフを通して︑大学人
れが大学生だ︒
年後︑皆さんが輝き 生産量ともに漸減傾向に
と し て︑ 社 会 人 と し て︑
厚木キャンパス学生部長 馬場 正
あ
る
部
の
キ
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プ
テ
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を
︑
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増
し
て
卒
業
す
る
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と
を
あるコメが︑アジア・ア
ステップアップされるこ
フリカ地域においては現
在および将来にわたり重
要な穀物であることを農
業経済学の分析視点から
明らかにし︑その増産へ
向けた育種努力がどのよ
新入生のみなさん︑ご
入学おめでとうございま
す︒それぞれの期待と夢
を抱いて東京農業大学の
学生としての第一歩を歩
みはじめたことと思いま
す︒これからの大学生活
で は︑ み な さ ん が 志 を
もって選ばれた専門的な
学問の知識と技術につい
ての学習と研究に取り組
敵 す る 微 生 の死体分解があり︑全て 植物に有害な物質を分
物 が 存 在 す の有機物は︑微生物によ 解無毒化する働き︑植
る︒一般的な畑では 1
り分解されて最後は土に 物との共生関係︑さら
︵100m × 100m︶ 還 る︒ 微 生 物 な し で は︑ にはある種のホルモン
あたりの土壌微生物の重 地球はゴミの山と化すだ を生産して植物の成長
量は約 6t とも言われて ろう︒このように畑での を促進する微生物も存
いる︒この膨大な量の微
微
生
物
の
働
き
と
し
て
思
い
在する︒植物に負の働
きをする微生物も存在
するが︑この微生物た
ちを抑える有用微生物
も土壌中に存在する︒
これらの微生物機能
応用生物科学部長 新村 洋一
農業と微生物
微生物と聞くと病原菌
を連想する人が多いよう
だが︑微生物は畑を通じ
て農業の大切なパート
生物︵土壌微生物︶の影
響を農作物は受け︑土壌
微生物の是非が畑の収穫
浮かぶのは︑粗大な有機 を利用することは︑今
物を分解して植物が利用 後の農業に重要であり︑
しやすい形に変え︑植物 有用微生物開発︵微生
の養分吸収を助ける働き 物農薬 殺虫剤︑殺菌
である︒しかし︑微生物 剤︑除草剤︑ウイルス剤︶
機能はこれだけではない︒ が期待されている︒
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ナーとなっている︒畑の
土を掘ると独特の臭いが
あ る︒ こ れ は 微 生 物 の
ha
に大きく関係する︒
自然界での微生物の重
要な働きに︑動植物由来
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一種の放線菌の臭いであ
り︑畑の土を手のひらに
盛ると︑全地球人口に匹
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2014年4月1日(第 70 号)
大地に力 緑に生命 東京農業大学
❸
相馬市で第
回報告会
﹁復興への挑戦﹂が本に
報告
津波被害地域の
新たな農業の展開方向
︵門間敏幸教授︶
いずれも︑相馬市およ
び相馬地方の農家の協力
を得て被災農家のフィー
ルドでの実証試験と研究
室での基礎試験の成果を
豊富なデータに基づいて
報告しており︑多くの農
家の興味を引くとともに︑
東京農大が震災復興に大
きく貢献していることを 相馬市での車両贈呈式︵昨年
ブラジルに移民した卒
業生と東京農大に留学後
母国に帰国した卒業生
で組織する校友会ブラ
ジ ル 支 部 が あ る︒ 現 在
人ほどがブラジ
ルで活躍し︑本学に対す
る支援協力をいただいて
いる︒
遠く日本を離れ︑地球
の裏側で活躍する移住者
の母国に対する想いは相
当のものがあり︑東日本
大震災からの復興の一助
きは︑本当に幸せです︒
月 日︶と な れ ば と の 思 い か ら︑
文化や生活習慣など
民の皆様への農場公開を
行った=写真︒
朝 時に来場した参加
と市街地を結ぶ﹁おでか
ブラジル支部から
のご寄付を本学
にいただいた︒そこで本
学は福島県相馬市を中心
に東日本支援プロジェク
トを展開している関係か
ら︑寄付金を復興支援車
両︵ワゴン車 台︶に換
えて寄贈した︒この車両
は︑津波被害で家をなく
した方のための各地区に
設置された災害公営住宅
︵伊勢原農場長 山口正己︶
者は︑石川一憲副農場長
の案内で︑野菜温室︑花
卉温室︑野菜圃場︑果樹
圃場などを見学した︒
農学部伊勢原農場では︑ 農場で取り組まれてい
昨年 月 日︑近隣の住 る 新 し い 栽 培 管 理 法 に︑
参加者から沢山の質問や
驚きの声が上がった︒
見学終了後︑学生たち
が 年間︑丹精をこめて
咲かせたシクラメン︑溶
液栽培によるパプリカな
どの野菜︑棚沢圃場の米
な ど の 即 売 会 も 行 わ れ︑
盛会のうちに公開は終了
した︒
受賞など
框棚田における灌漑システムと還元水
の水質動態に関する研究﹂
☆三井ともみさん︵農業工学専攻博士
前期課程修了︶/﹁寒冷地農地におけ
る土壌凍結期の水分動態に関する研
究﹂
◆第 回日本フードファクター学
会 学 術 集 会 /
銀賞
吉岡泰淳さん︵食品栄養学専攻博士前
標的分子
期課程 年︶/﹁
による
細胞内での
産生制御﹂
◆東南アジア国際農学会/
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育った環境の異なる私が︑ 農大との出会いによっ
実際に日本人の中に混じ て︑日本への留学機会を
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いただき︑農業に関する
多くの経験と知識を得た
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これからも農大卒業生
ことで︑今の私がいるの
だと自負しております︒
伊勢原農場
一般に公開
参加者に強く印象づけた︒ 馬市編﹃東日本大震災か れ︑東日本大震災から真 けミニバス﹂として︑日
の復興実践事例
東京農大東日本支援プロジェクト
︵後藤逸男教授︶
さらに︑今回の報告会 らの真の農業復興への挑 の復興のあり方を国内・ 常の買い物等に活用され
報告
今後の放射能対 では︑被災地での東京農 戦 東京農業大学と相馬 国外へ発信する第一歩を ている︒
策は﹁土づくり﹂から 大の 年半の研究支援活 市 の 連 携 ﹄
︵ ぎ ょ う せ 踏み出した︒
︵後藤逸男教授︶ 動の成果を集大成した出 い︶=写真=が農家︑関 ︵ 東 日 本 支 援 プ ロ ジ ェ ク
報告
森林・果樹園の 版物︑東京農業大学・相 係者の方々にお披露目さ トリーダー 門間敏幸︶
放射性物質の動態メカ
谷 秀 清 相 馬 市 長︑
ニズムと除染方法
地球の裏側から
そうま組合
︵林隆久教授︶
相馬に復興支援
長 ︑ 相 双 農 林 事 務 報告
農産物風評被害
所副所長が出席さ
の実態と克服方向
れ︑このプロジェ
︵門間敏幸教授︶
クトに対する東京
農大の熱意と関係
者の期待がいかに
大きいかを物語っ
東日本支援プロジェク て い た ︒ 大 澤 理 事 長 ︑ 髙
トの第 回現地報告会が︑ 野 学 長 ︑ 立 谷 相 馬 市 長 の
月 日に相馬市防災備 挨 拶 の あ と に ︑ 次 の 活 動
蓄倉庫で
人 の 被 成果報告が行われた︒
相馬方式︵東京
災農家︑関係者を集めて 報 告
農大方式︶による津波
開催された︒
被災農地の復興と今後
本学からは︑大澤貫寿
の営農対策
理事長︑髙野克己学長が
相馬市・岩子地区で
出 席 す る と と も に︑ 立
﹁食﹂で人に笑顔を
り︑一緒に働くことは言
葉の壁をはじめ︑いろい
ろと大変なことも当然あ
ります︒私はまだまだ未
熟であり︑多くの人に愛
◇
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−
として誇りを持ち︑世界
で活躍していきたいです︒
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されるメニューをつくる
ことは︑容易ではありま
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せ ん が︑
﹁食﹂という人
10
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故・藤本彰三教授︵国際バイオビジネ
ス学科︶/これまでの論文・学会への
貢献
◆関東畜産学会第 回大会/優秀発表
賞
☆竹尾駿さん︵畜産学専攻博士前期課
程 年︶/﹁体外成熟培地へのレスベ
ラトロール添加はウシ卵子の体外受精
成績とミトコンドリアの質を改善す
る﹂
☆味埜美紀さん︵畜産学専攻博士前期
課程 年︶/﹁肥育豚への茶カテキン
給与が糞中微生物叢と尿中尿素量に及
ぼす影響﹂
◆ 地 理 空 間 情 報 フ ォ ー ラ ム 2013
第 回測量コンテスト自作機器部門/
特別賞
猪 狩 里 美 さ ん︵ 造 園 科 学 科 年 ︶︑ 大
崎 桃 花 さ ん︵ 造 園 科 学 科 年 ︶︑ 辻 麻
由子さん︵造園科学科 年︶/同コン
テストでの優秀な成績
◆公益社団法人日本農芸化学会関東支
部 2013 年 度 支 部 大 会 / 若 手 優 秀
発表賞︵ポスター賞︶
浦 尾 翔 太 さ ん︵ 醸 造 学 専 攻 / 博 士 前
及び
期 課 程 年 ︶ /﹁
の合成研究と生物活性﹂
3 3 3
−
ている企業として有名で
活 躍 す る 卒 業 生
あり︑現地の食文化に貢
献しながら働くことがで
きると考え︑入社を決意
しました︒現在は︑食品
キユーピー株式会社 広域営業本部外食営業部
業界の基礎勉強が必要だ
CHANTANASOT NATNICHA
という判断から︑広域営
今年度︑在日 年目 の関心が高い国内消費者 業本部外食営業部という
が増加しています︒そこ 部署でメニュー開発の仕
で︑ 私 は 仕 事 を 通 し て︑ 事をしています︒
東南アジアで
の食生活をよ
りよく改善し
ていきたいと
産した世界初のビートリキュール
﹃ビートのこころあわせ﹄の開発﹂
◆平成 年度公益社団法人日本造園
学会関東支部大会/優秀研究発表賞
︵口頭発表部門︶
祁吉強さん︵造園学専攻博士前期課
程 年 ︶︑ 近 藤 三 雄 教 授︑ 水 庭 千 鶴
子准教授︑浅井俊光助教︵造園科学
科︶/﹁主要緑化用芝草による放射
能の解
性物質の
明に関する実験的研究﹂
◆同/奨励賞︵口頭発表部門︶
金 井 大 輔 さ ん︵H 卒 ︶
︑國井洋一
准教授︵造園科学科︶/﹁個人庭園
に お け る 地 上 型 3D レ ー ザ ス キ ャ
ナによる計測と平板測量との比較﹂
◆同/最優秀研究発表賞︵ポスター
発表部門︶
小 沼 康 子 さ ん︵S 卒 ︶︑ 松 本 恵 樹
さ ん︵S 卒 ︶
︑ 鈴 木 忠 義 元 教 授︑
鈴木誠教授︵造園科学科︶/﹁群馬
県川場村における﹃わが村わが庭構
想事業﹄の活動﹂
◆同/奨励賞︵ポスター発表部門︶
☆ 石 井 隆 行 さ ん︵ 造 園 科 学 科
年 ︶︑ 村 田 亮 介 さ ん︵ 造 園 科 学 科
年 ︶︑ 諸 井 敬 介 さ ん︵ 造 園 科 学 科
年︶︑松本恵樹さん︵S 卒︶︑粟野
隆 助 教︑ 鈴 木 誠 教 授︵ 造 園 科 学 科 ︶
/﹁旧齋藤氏別邸庭園の学術調査と
保存管理・整備基本計画の作成﹂
☆ 荒 井 ま ゆ︵ 造 園 科 学 科 年 ︶
︑島
田 真 以 子︵ 造 園 科 学 科 年 ︶︑ 竹 内
竜 真︵ 造 園 科 学 科 年 ︶
︑粟野隆助
教︵造園科学科︶/﹁石造美術品の
記録と評価に関するフィールドワー
ク江戸東京の造園調査から︵中間報
告︶﹂
◆農業農村工学会第 回関東支部大
会/奨励賞
☆矢島正基さん︵農業工学専攻博士
前期課程 年︶/﹁静岡県菊川市千
25
−
年
に笑顔を与える仕事に関 タイ王国出身︒
月東京農業大学国際食料
わり︑やりがいと達成感
情報学部国際バイオビジネ
を感じることも多いので︑ ス学科入学︒
年
日々︑楽しみながら一生 月農学研究科国際バイオビ
懸 命 働 い て い ま す︒ 携 ジネス学専攻博士前期課程
修了︒同年 月よりキユー
ピー︵株︶に入社︑広域営
業本部外食営業部配属︒
わった商品が実際に多く
◆日本植物学会第 回大会/若手奨励
賞
三 井 裕 樹 助 教︵ バ イ オ セ ラ ピ ー 学 科 ︶
/﹁渓流環境における生態的種分化の
多面的な解析による検証﹂
◆食農資源経済学会/学術賞
堀田和彦教授︵食料環境経済学科︶/
﹁農商工間の共創的連携とナレッジマ
ネジメント﹂
◆第 回応用薬理シンポジウム/優秀
賞
吉 岡 泰 淳 さ ん︵ 食 品 栄 養 学 専 攻 博 士
後 期 課 程 年 ︶︑ 牧 内 麻 緒 さ ん︵ 食 品
栄 養 学 専 攻 博 士 前 期 課 程 年 ︶︑ 本 橋
寛 子 さ ん︵ 食 品 栄 養 学 専 攻 博 士 前 期
課 程 年 ︶︑ 菅 谷 紘 一 助 教︵ 栄 養 科 学
科︶︑矢島新准教授︵醸造科学科︶
︑矢
嶋俊介教授︵バイオサイエンス学科︶
︑
小 野 瀬 淳 一 准 教 授︵ 栄 養 科 学 科 ︶
︑阿
部 尚 樹 教 授︵ 栄 養 科 学 科 ︶ /﹁ ツ ブ
︶含有
イ ボ タ ケ︵
産生及び放出抑
制メカニズムの解析﹂
◆同/優秀ポスター賞
石塚紀子さん︵林学専攻博士前期課程
年 ︶︑ 後 関 瞳 さ ん︵ 森 林 総 合 科 学 科
年 ︶︑ 瀬 山 智 子 准 教 授︑ 江 口 文 陽 教
授︵森林総合科学科︶他/﹁各種きの
この子実体熱水抽出物の機能性評価﹂
◆関東森林学会/学生優秀論文賞
小川智也さん︵林学専攻博士前期課程
年︶︑佐藤明教授︵森林総合科学科︶
他/﹁スギ人工林に天然更新した広葉
樹の成長パターン﹂
◆ 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 第 回﹁ も の づ
くり日本大賞﹂/ものづくり地域貢献
賞
穂坂賢教授︵醸造学科︶他/﹁十勝産
ビート糖蜜と十勝の花由来酵母で生
3
3
2
12
2
5
万
2
5
2
の人に食べてもらえたと
2
77
2
3
4
5
月の学位記授与式終了後
3
61
3
3
7
61
2
15
2
21
J
A
1
U
S
$
4 1
2
24
47
3
63
となる私ですが︑その
うちの 年間を東京農
業大学の特別留学生と
して在学期間を過ごし
ました︒
現 在︑ タ イ を 含 め︑
昨年
3
8
11
3
−
3
22
東南アジア諸国は成長 考 え ま し た ︒
の 著 し い 市 場 で あ り︑
キユーピー
その経済成長に伴って︑ は ︑ 質 の 高 い
健康で安全な食生活へ 食 品 を 提 供 し
3
2
0
0
7
2
0
1
3
4
1
2
0
6
2
0
0
4
2
大地に力 緑に生命 東京農業大学
2014年4月1日(第 70 号)
A
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G
年プロ野球ドラフト
吉原正平選手 ロッテ︑陽川尚将選手 阪神へ
ド ラ フ ト 会 議︵ 昨 年 月 日 ︶ で︑ 吉 原 正 平 選 手︵ 投 手・ 食 料
環境経済学科
卒 現日本生命︶が千葉ロッテマリーンズに 位で指名
さ れ︑ 陽 川 尚 将 選 手︵ 内 野 手 ・ 国 際 バ イ オ ビ ジ ネ ス 学 科
卒︶が阪神
タイガースに 位で指名された︒両選手のコメントを紹介する︒
強気の投球で
この度︑日本生命を
経 て︑ 千 葉 ロ ッ テ マ
リーンズに入団しまし
た︒東京農大を卒
業して 年目にな
りますが︑大学時
代から目標であっ
たプロでは︑今ま
でお世話になった
方々に感謝の気持
千葉ロッテマリーンズ︶
吉原 正平
︵写真提供
球界を代表する選手に
高校時代から憧れて
いたプロの世界に入
り︑まずは一軍目指し
て頑張ります︒
プロに入ること
は 目 標 で は な く︑
プロで日本球界を
代表する選手にな
ることが目標で
す︒自分の特徴で
阪神タイガース︶
陽川 尚将
︵写真提供
国際農業開発学科 年
ちを忘れず︑日々精進し
てまいります︒私の持ち
味は︑打者に向かってい
く強気の投球です︒ 球
を大切に︑常に気迫あふ
れる投球をモットーとし
て︑皆様に応援していた
だけるよう︑そして︑優
勝の立役者になれるよう
ベストを尽くします︒
常磐寮完成
る サ イ ト﹁ レ ッ ツ エ ン でいる︒
部屋で︑
各々に机椅子・ 輪場も設置している︒
を受賞した理
ベッド等の家具類とイン
本 建 物 は 環 境 を 配 慮 ジョイ東京﹂が︑おでか
ターネット回線が完備さ し︑自然採光・通風を積 けスポットとしても楽し 由は︑来場者を楽しませ
東京農業大学常磐寮が れている︒
極的に取り入れたデザイ める学園祭の活性化を目 る仕掛けにあふれ︑経堂
昨年 月末日︑完成した︒ 共 用 部 に は ラ ウ ン ジ ン で あ り︑ 照 明 器 具 は 的に 都 県にある学園 農大通り商店街での収穫
収容人数
人 の 男 を 設 け︑ 団 体 ご と の 交
を 中 心 に 構 成 し 祭のナンバーワンを選ん 祭フェア実施など︑地域
と一体となって作り上げ︑
子運動部寮で︑千歳通り 流 の 場 を 提 供︒ 食 堂 は ている︒外装材には︑空
人にすすめたくなる学園
に面しており︑校友会等 約
人収容可能で︑ 調負荷の低減や建物の耐
祭として評価されたこと
があるグリーンアカデ
日 食提供可能な厨房 久性維持の効果が期待で
など︒
ミー校舎や︑本学の既存 を備えている︒その他に︑ きる外断熱工法を採用し
来年度も地域と一体と
寮︵桜丘・若草寮︑青雲・ 大浴場・シャワー室や駐 ている︒
︵施設課︶
なって学園祭を作り上げ
育英寮︶に隣接している︒
人にすすめたい学園祭
て
い
き
︑
第
回
学
園
祭
グ
構造は︑鉄筋コンクリー
ランプリでも
賞
ト 造 り 地 上 階 建 て︑延
第 回収穫祭が
を獲得できるように頑
べ床面積は約
学 園 祭 グ ラ ン プ リ は︑
張っていきたい︒
㎡である︒寮室は︑ 人
第
回収穫祭が
︵農友会総務部 藤本賢人
﹁今こそ魅せろ農のちか ︵株︶ぐるなびと東京地
日置紳 床島里奈︶
ら﹂をテーマに昨年 月 下鉄︵株︶が共同運営す
日〜 月 日に開催さ
れ︑農大生がそれぞれ持
野菜のお話①
つ農の力を発揮し︑来場
者が 万人を突破すると
いう大成功をおさめるこ
〜ちょっとしたイチゴ博士になろう〜
とができた︒
そ の 収 穫 祭 が︑ 第
皆さんがイチゴ狩りに
回学園祭グランプリで
行った時にでも︑次のこ
を 受 賞 し︑ 月
とを確認してみてはいか
日︑
︵株︶ぐるなび本
がでしょうか?
社︵東京都千代田区︶で
イチゴの花の形態につ
表彰式が行われた=写真︒
権大会無差別級 位︑全
国学生相撲選手権大会個
学からは不動の先鋒とし
て恐れられていた︒
正代直也君角界に
出せたと考える人も多く
写真は︑ 月 日に行わ
い る が︑ そ う で は な い︒ れた時津風部屋入門会見で
農大魂で活躍を
毎日の稽古で自ら 番以
上の相撲を取り︑多少の
ケガでは絶対に休むこと
人 位などの戦績を収め
た︒団体戦では先鋒とし
ある長打力に磨きをかけ︑
ホームラン王のタイトル
を取るつもりで全力を尽
くします︒
大学時代お世話になっ
た先生︑友達へ恩返しを
するためにも︑東京農大
出 身 者 と し て 胸 を 張 り︑
プロの世界で活躍できる
よう挑戦し続けます︒
千歳通りに面した北東側外観
11
1
3 0
0
て出場して勝率は 割以
上︒農大相撲部のポイン
の親方︵左︶と正代君
みんな大好き︑イチゴ
い 部 分 が﹁ イ チ ゴ の 果
実﹂と思われがちである
が︑イチゴの種子と思わ
れがちなゴマ状の一粒一
粒 が﹁ イ チ ゴ の︵ 本 当
の︶果実﹂である︒つま
り我々は︑たくさんのイ
チゴの果実を一口で食べ
てしまっているのだ︒
そ の﹁ イ チ ゴ の︵ 本 当
の ︶果 実 ﹂ は︑ 果 肉 が み
ずみずしく発達しておら
ず︑痩せてしまっている
こ と か ら 痩 果 と 言 わ れ︑
ゴのどの部分を食べてい
少しだけ︑イチゴの物
るのでしょうか?
知りになれたでしょうか︒
甘くてジューシーな赤 ︵農学科助教 高畑 健︶
肉質になった︑果托である︒
ていた花床が発達して多
る座布団の様な役割をし
そ れ は︑ 雌 し べ を 支 え
いて︑萼は﹁やや丸みを
おびた萼片﹂と﹁細長く
尖った萼片﹂で形成され
ており︑それぞれの萼片
M
V
P
その中には一つの種子が
存在しているのである︒
!!
は交互に並んでいて同数
である︒つまり萼片の合
3
では︑我々が主に食べ
ているジューシーな部分
の正体は何でしょうか?
1
計数は必ず偶数になる︒
また︑花弁は﹁やや丸
みをおびた萼片﹂の内側
に 枚ずつ着生している
た め︑ 萼 片 の 合 計 数 は︑
花弁の倍になる︒
ところで︑我々はイチ
6
4
トゲッターとして︑各大
M
V
P
L
E
D
M
V
P
H
26
恵まれた体格と素質が もなかった︒農大相撲部
あったから︑この強さを を日本一にすることだけ
を 考 え て 稽 古 に 集 中 し︑
先輩からの注意を素直に
聞き入れ︑苦しさの中で
自分自身を成長させた努
力家であり︑農大魂を持
つ真の侍である︒
︵相撲部監督 小松勝彦︶
5
24
年の全日本大学選抜宇佐
大会個人優勝︑全国学生
選 手 権 大 会 個 人 準 優 勝︑
全日本選手権大会個人準
10
12
10
優勝︑平成 年の東日本
体重別選手権大会無差別
級優勝︑全国体重別選手
4
1
1
122
4
1
9
6
5
1
31
10
17 M
V
P
1
9
3
3
1
2
2
2
正 代 直也が大相撲の世
界へと飛び立った︒
身長
㎝ 体重
㎏ と恵まれた体格
を生かし︑農大相撲部が
得意としているスピード
と圧力を武器にした押し
と寄りで第 回全国学生
相撲選手権大会︵平成
年 月︶で個人優勝︵第
代学生横綱︶︒
その後もおごることな
く稽古に精進し︑平成
24
3
0
4 0
0
50
23
4
3
25
H
24
3
1
8
1
89
8
2
0
1
3
N
P
B
1
5
0
11
89
❹
2014年4月1日(第 70 号)
大地に力 緑に生命 東京農業大学