保健だより２０１６．１０．２５ №５安達東高校保健室筋肉や骨、関節などの運動器に障害がおこり、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態を「ロコモティブシンドローム」（略してロコモ）と言います。介護が必要になったり、寝たきりになったりする危険性が高まった状態です。「介護はおじいちゃん、おばあちゃんの問題でしょ」と考えるかもしれませんが、最近は子どものロコモ予備軍について心配されています。こんな人はロコモ要注意！！ ■運動不足の人■ 特別な運動をしなくても、階段を使ったり、よく歩いたりと、日常的に体を動かしている人はロコモになりにくいといわれています。いつもゴロゴロ、体を甘やかしすぎている人は筋力や骨量も落ち、一見健康そうでも、将来はロコモになる可能性が高いといえます。 ■偏った食生活の人■ しっかりした筋肉や骨を作るためには、野菜や肉・魚などをバランス良くとることが大切です。食べ過ぎによる肥満や、栄養不足でのやせすぎも要注意です。せっかく運動をしても、食事をきちんととらなければ意味がありません。運動不足や偏った食生活の人は、このままの生活を続けていると、将来、ロコモになり介護が必要になったり、寝たきりの状態に早くなってしまうかもしれません。将来の健康は「今」の生活習慣が重要です。自分の生活を見直してみましょう。スポーツの秋です。ちょっと体を動かしてみませんか？１０月も今週で終わりです。気温も下がり秋本番ですね。風邪の季節も本番です。予防対策をしっかりとってくださいね。１１月もがんばりましょう！！カラコン使用はやめよう！おしゃれ用カラコンは、美容目的がほとんどです。学校では美容は必要ありません。また、カラコンによる目のトラブルが増えています。カラコンの使用はやめましょう。 ☆視力検査のお知らせ☆ １０月２５日（月）～３１日（月）放課後 ☆視力検査をしたい人は保健室に来てください。黒板がよく見えない、メガネやコンタクトレンズについて知りたい事がある人はぜひ来てください。性に関する Q＆A 好きな気持ちはみんな一緒です。相手を認めることが大切ですね。 Q．最近よく耳にする、「LGBT」とはどんなことですか？ A．様々な性のかたちの総称を「LGBT」といいます。恋愛の対象が同性の同性愛（L：レズビアン、G：ゲイ）、異性も同性も同じように恋愛の対象となる両性愛（B：バイセクシャル）、体と心の性が異なる性同一性障害（T：トランスジェンダー）などの人たちのことをいいます。最近は、タレントでカミングアウトしている人もいますね。同性同士の結婚が認められている国もあります。LGBT の人は、口には出さないけれど、みなさんが思っているよりたくさんいると言われています。周りで、同性愛をネタにして盛り上がっている人はいませんか？同性愛の人が聞いたらどう思うでしょうか。知らず知らずのうちに傷つけているかもしれません。異性の好きな人、同性の好きな人、どちらも好きな人。色々な人がいてその違いを認めていくことがとても大切です。