石川県立金沢錦丘高等学校 平成28年度 5月号 ~来春、自分の花を咲かせるために!~ 新学期が始まり1ヶ月が過ぎました。皆さんの授業や放課後の様子、学習時間記録表、面接など見て も、頑張っている人も多く見られますが、大学受験に向けて緊張感がまだまだ感じられない人もいるこ とは事実です。受験生として、今の自分に向き合えていますか。 さて、学年集会やLHで「真の受験生になろう」を目的に、「まずは量、量→質への転換」や「いき なりマーク対策ではなく記述力をつけないとあとあと落ちていく。先取りしただけで出る見た目の良さ にだまされないこと」などの話がありました。3年当初は受験生としての「学習時間の確立」が課題で す。部活動がある人とない人で異なりますが、1日の中でどの時間帯にどの場所で学習をするか、ルー ティン化することが大切です。試行錯誤しながら自分にあったペース&スペースを見つけてください。 「桜の花」は厳しい寒い冬を経験することで、見事な「花」を咲かせるそうです。来春、進路実現と いう「花」を咲かせるためにも、今年はあえて厳しいことに挑戦し、その経験を通して大きく成長して もらいたいものです。 また、来月には県高校総体、総文があります。最上級生として「完全燃焼」、悔いの残らないような 大会にするためにも、限られた時間を有意義に活動してください。 5月の行事予定 日 月 火 1 2 3 進研模試① 憲法記念日 進研模試② 水 4 みどりの日 木 5 こどもの日 金 土 6 7 難関大説明会 火 曜 の 授業 スタサポ説明 会 ( 授 業 公開 ) 予 約 奨 学 金 説 明 会 PTA総会 8 9 自転車 ステッカーチェック 10 校内陸上競技大会 11 衣替え移行期間開始 12 13 陸上競技大会(予備日) 15 16 17 18 19 1学期中間試験① 1学期中間試験② 1学期中間試験③ 1学期中間試験④ 14 CU 20 21 振替休日 駿台全国模試 ( 希 望 者) 22 23 第1回読書 アンケート 24 25 総体総文 壮行式(7限) 29 30 31 28 26 27 県総体 第1回小論文模試 (陸上~5/28) ※卒業アルバムの個人写真撮影が5月中に予定(日時未定)されています。冬服での撮影になりま すのでクリーニングなど注意してください。また、これにあわせて頭髪や身なりもしっかり整えて ください。 スタディーサポート 今、受験勉強が思うように進まなかったり、スタートが遅れたりして焦りを感じている人もいるので はないでしょうか。ここでは、スタディーサポートの結果から3年生スタート時の学習習慣と成績アッ プの関係についてまとめてみました。これを参考に今後の学習習慣について考えてみましょう。 《成績がアップした人の学習習慣》 □ 毎日決まった時間に机に向かい、平日3時間 《成績がダウンした人の学習習慣》 □ 以上、休日6時間以上の学習時間を確保している。 □ 受験に向け、前向きな気持ちで努力したいと 自宅学習にムラがあり、学習時間は平日、 休日とも2時間以下である。 □ 思っている。 今後の学習時間の目標も平日・休日とも 2時間以下である。 □ 国語は休日に1時間以上の学習時間を確保し □ 受験勉強のスタートを先送りにしている。 ている。 □ 国語の授業では板書写しが中心である。 □ 数学は予習・復習に加え、積極的に問題演習 □ 数学では、宿題すら取り組めず、 □ 英語は予習中心で平日1時間以上・休日2時 を行っている。 間以上学習している。 毎日の問題演習が不足している。 □ 英語の学習時間は30分以下で、予習への 取り組みが不十分である。 国語 成績アップのキーワードは、休日の学習時間や、古典の辞書の活用、ノートの取り方です。 成績ダウンした人は、学習時間をほとんど確保しておらず、授業でも板書を写すのみという人が多く なっています。また、予習においても古文や漢文の文法事項を意識しない人が多いようです。 「予習→授業→復習」という学習サイクルを再度徹底することが必要です。 数学 成績アップのキーワードは、毎日の学習時間と、問題集や参考書への取り組み方です。 成績アップした人は、問題集や参考書に何度も何度も取り組み、理解を深めているのに対して、成績 ダウンした人は、ノートに解かず、解答を見ているだけにとどまっています。 問題演習を積極的に行って、わからない問題は質問して理解していくことが大切です。 英語 成績アップのキーワードは、学習時間と語句の調べ方です。 成績アップした人は1時間以上(文系は2時間以上)の学習をしており、語句を調べる際も、例文ま で確認しています。一方成績ダウンした人は、辞書の1番目の意味だけを確認し、長文の不明な語句 に対しても、すぐに辞書で調べる傾向が見られます。 受験勉強スタートにあたって、学習時間を伸ばしつつ、長文の読み方・予習のしかたについて振り返 りを行うことが大切です。 試験 3年生になると、毎月1,2回の模試が行われます。漠然と受験してその合否判定に一喜一憂してい るだけでは力はつきません。試験 → 分析(弱点発見) → 実践(弱点克服)のサイクルで弱点補強をし ながら力をつけていってください。そのための最も効果的な方法が『模試ノート』です。解き直しをし てください。
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