HUAWEI SMC2.0: オープンな統合型ビデオ会議サービス管理システム HUAWEI SMC2.0(サービスマネジメントシステム2.0)は、ファーウェイが提供する次世代型ビ デオ会議サービスマネジメントシステムです。 本システムは小・中・大企業用に設計され、ビデ オ会議用設備の管理が可能です。 SMC2.0は完成された管理ツールを備え、企業の経営幹部とエンド・ユーザ ーが円滑にコミュニケーションし協力できるように管理者をサポートします。 平易な操作により生産性が高まるため、組織内では不要な出張が減り、意 思決定のスピードが速まることで経費を削減します。 SMC2.0ソリューションの特長: ビデオ通信リソースの集中型管理 管理者は、MCU、ゲートキーパ、ファイアウォール・トラバーサル・サーバ、録画デバイス、ビデオ・エンドポイントなど、ビデオ会議リソースの完全 なポートフォリオを集中的かつ統合的に管理することができます。 強力なデバイス管理機能: 自動検出、一括パラメータ設定、簡潔なシステム配置パラメータのロック、ソフトウェア・バージョンの一括管理とアップグ レード、アラートの照会と処理容易なシステム管理、主要ベンダーのエンドポイントに対するパラメータ設定とアラート検知 柔軟で作成が簡単な統計レポートにより、リアルタイムでビデオリソースの使用状況を知ることができるため、より適切な配備計画と迅速な意思決 定が可能です。 またSMC2.0ソリューションにより、管理者は地理的に離れた会社の各支店にMCUとゲートキーパ、その他のインフラストラクチャを分散して配備 することで、大規模な社内ビデオ会議とテレプレゼンス・ネットワークを柔軟に管理することができます。 大企業の管理要件を満たす階層型・ロール・ベースの複数ユーザー認証 SMC2.0ソリューションでは、ユーザーを属する組織構成によって分類することができます。ユーザーのロールを定義し、組織の構成に応じた適切 なアクセス権を付与することができます。 ツリー構造表示機能により、個人ユーザーによる社内ビデオの使用状況を表示させることができます。 通信事業者は大規模なビデオ運用ネットワークを構築し、階層化されたロール・ベースの仮想運用サービスを複数の企業に向けて提供することが できます。 効率的なシステム起動と優れた会議エクスペリエンスにより、時間と場所を選ばない通信が可能 SMC2.0は使い勝手の良いユーザー・インターフェース(UI)を備え、ユーザーは会議予約、会議室の予約状況の表示、適切な会議時間や場所の 選択、参加者に対する会議情報のメール通知などを効率的に行うことができます。 会議テンプレートと会議履歴機能により、ユーザーは大規模なカスケード型会議の定義とスケジュールが可能です。SMC2.0システムは必要に応 じて自動的にMCUをカスケードし、シームレスに複数拠点からの通話を管理します。 SMC2.0はOA(Office Automation)システムに効果的に統合することができます。ユーザーはMicrosoft Outlook経由で会議のスケジュール、会 議のキャンセル、参加者の参加可否や会議室の使用状況の表示が可能です。会議の通知は自動的にユーザーのOutlookカレンダーに追加されま す。 「One-Click-to-Join」機能により、タッチ・パネル上のボタンをワンクリックするだけで会議に参加することができます。 統合アクセス番号でユーザーが会議に参加したり、アドホック会議を作成したりすることが可能です。 強力な会議制御と管理機能に支えられたシンプルな操作 SMC2.0は強力で使いやすい会議制御機能を備え、ユーザーは煩雑な操作をすることなく効率的にビデオ会議を実施することができます。 SMC2.0に統合されているNlogはエンド・ツー・エンドの管理機能を備え、会議品質の表示や会議履歴の追跡ができます。 内蔵型ゲートキーパと大規模ビデオ・ネットワークへの柔軟な適用 内蔵型ゲートキーパは小規模ネットワークを展開する際の要件を満たします。 分離型ゲートキーパは大規模ビデオ・ネットワークを展開する際に追加が簡単です。 分離型ゲートキーパは、H.460に準拠するファイアウォール・トラバーサル・サーバとして機能することができます。 オープンで標準化されたインターフェースによるサードパーティ製システムとの柔軟な統合 SMC2.0は、HTTP、HTTPS、XML、LDAPといった国際標準に準拠しており、サードパーティAPIを提供し、インテグレータの様々な統合要件を満た します。SMC2.0システムはMicrosoft Active DirectoryとOffice Automationシステムと完全に統合することができます。 HUAWEI SMC2.0仕様 プロトコルと規格への準拠状況 機能と特徴 ユーザー管理 デバイス管理 複数ユーザーの階層型でロール・ベースの管 理およびウェブ経由でのログインに対応 MCU、テレプレゼンス、エンドポイント、レコー ディング・サーバ、GKなど全てのデバイスに対 する統合型管理。テレプレゼンス・システムの アーキテクチャはトポロジで視覚的に表示可能 他ベンダーのエンドポイントを管理。 自動検出、デバイス状態照会、デバイス設定 テンプレート、パラメータの一括設定・変更、パ ラメータのロック、ソフトウェア・バージョンの一 括管理・アップグレード、デバイス状態照会、ア ラート処理、ウェブ上での操作ログ表示。 会議スケジュ ーリング SiteCall、アドホック会議、会議の起動、常設会 議。 会議はウェブまたはOutlookからスケジュール 可能。 会議をスケジュールする際、参加者や会議室 の空き状況の確認が可能。 会議通知をEメールで送信可能。 会議のカスケ ード カスケードされた会議は自動または手動での スケジュールおよび管理が可能。 会議の制御 参加者の追加や削除、スピーカーのミュート、 マイクのミュート、拠点のブロードキャスト、拠 点の表示、コンティニュアス・プレゼンスの設定 通信規格: ITU-T H.323 その他の対応す H.225、H.245、Q.931、H.235、 る規格: TCP/IP、FTPS、HTTP、HTTPS、 Telnet、SSH、SNMP、LDAP/H350、 SOAP、RTP、RTCP、H.460、SNP 動作環境 OS Microsoft Windows Server 2008 (R2) Standard 中国語および英語のOSに対応 データベース Microsoft SQL Server 2008 Express R2 ハードウェア 環境 会議品質表示 パケット・ロス、ジッタ、遅延、連続パケット・ロ ス数などの会議品質をエンド・ツー・エンドのグ ラフでリアルタイムに表示可能。 閾値アラームとデータのエクスポートに対応。 課金、レポート 会議の課金コードを定義可能。 、CDR CDRテキスト・ファイルに対応。 会議統計、拠点ごと使用状況、多地点設置装 置の使用状況のレポートに対応。 GK機能 ノード管理、通話管理、ブロードバンド管理、 H.460サーバ コンバージェン Huawei eSpaceコンバージェンス会議との統 ス会議 合 サードパーティ Microsoft Active Directoryとの統合 製品との統合 Microsoft Exchange Serverとの統合 とAPI Microsoft Lync2010TM/OCS2007R2 との統合 サードパーティAPI 多言語対応 寸法 (高さ*幅*奥行): 87.5 mm * 448 mm * 700 mm、19インチ標準キャビネットに対 応 電源: 2*750W プラグアンドプレイ電源(1+1冗 長、110Vおよび220V両方に対応) CPU: 2*Xeonクアッドコア・プロセッサ メモリ: 8 GB ハードディスク: 2*300 GBハードディスク 入出力: 2*ボードGEインターフェース(RJ-45)およ びTOEのサポート 4*USB2.0ポート(前面ボード上に2個のポ ートと背面ボード上に2個のポート) 1*保守用の10/100Mネットワーク・ポート( RJ-45)、1*DB9シリアル・ポート、1*DB15 VGAポート システム性能 登録可能端末数 1,000(内蔵GK)、6,000(分離型GK) 管理MCU数 128 管理可能な拠点 10,000 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシ ア語、ポルトガル語、簡体字中国語および繁 体字中国語、日本語 ウェブ上での中国語と英語のオンライン・ヘル プ [販売代理店] NTTアドバンステクノロジ株式会社 〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 TEL:044-280-8773 FAX:044-520-1558 URL:http://ngw.ntt-at.co.jp enterprise.huawei.com/ 画像は参考として提供されているものです。 製品の外観および技術的な仕様については事前の予告なく変更される場合があります。
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