平成16年 7月23日 DIニュース

平成16年 7月23日
DIニュース
Drug Information News
薬剤部DI室(2274) No.108
1.取り扱い中止薬品
・ テラマイシン眼軟膏
: 販売中止のため、来月末で取り扱いを中止します。
取り扱い(払い出し)期限:平成16年8月31日(火)
2.今月のトピックス
Ⅰ.医薬品に関する事項について
Ⅰ.医薬品に関する事項について
・ 抗MRSA注射剤専用処方せんへの記載
ICTの依頼により、耐性菌発現の抑止および適正使用の観点から、既に「塩酸バンコマイシン点滴静注用」、
「注射用タゴシッド」、「ハベカシン注射液」の取り扱い運用を変更しています(7月5日より)。
これらの処方時には、使用理由および医師の署名を明確に記載しいていただくようお願いします。
・ 新規登録院外処方専用医薬品(平成16年 8月 2日よりオーダ開始予定)
セロクエル細粒50% (フマル酸クエチアピン)
アムロジン錠2.5mg (ベシル酸アムロジピン)
エパデールS900 (イコサペント酸エチル)
・ 有効期間変更
ゾラデックス3.6mgデポ
2年
1
→
3年
Ⅱ.最近のお知らせについて
・ ボルタレンサポ12.5mgの甲請求再開について
平成16年 6月15日
・ 検査用薬剤の取り扱いについて
平成16年 6月22日
・ 「医薬品・医療用具等安全性情報No.202」発行のお知らせ
平成16年 6月25日
・ 「ベリプラストPコンビセット3mL/5mL」の取り扱い開始日のお知らせ
平成16年 6月28日
・ 抗MRSA注射剤の取り扱い方法変更および定数配置廃止に伴う返却のお知らせ
平成16年 6月28日
・ 人血清アルブミン「赤十字アルブミン25% 50mL」の取り扱い中止のお知らせ
平成16年 6月29日
・ スマンクス動注用懸濁用液4mLのロット回収のお知らせ
平成16年 6月30日
・ 人血清アルブミン「アルブミン25%・カッター 20mL」の取り扱い中止のお知らせ
平成16年 7月 1日
・ 高尿酸血症治療剤「サロベール錠」(院外専用)のロット回収のお知らせ
平成16年 7月 6日
3.添付文書改訂情報
3.添付文書改訂情報
Ⅰ.下記の薬品の「効能・効果」・「用法・用量」が追加されました
Ⅰ.下記の薬品の「効能・効果」・「用法・用量」が追加されました
薬品名
改訂箇所
改訂内容
<有効菌種>
淋菌
効能
追加
<効能>
咽頭炎、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、精巣上体炎、
直腸炎
通常、成人には 1 日 1~2g(力価)を 1 回又は 2 回に分けて静脈内
注射又は点滴静注する。
ロセフィン静注用
なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて 1 日量を 4g(力価)
まで増量し、2 回に分けて投与する。
なお、淋菌感染症については、下記の通り投与する。
用法・用量 下線部追加 ①咽頭炎、尿道炎、子宮頸管炎、直腸炎:通常、成人には 1g(力価)を
単回静脈内注射又は単回点滴静注する。
②骨盤内炎症性疾患、精巣上体炎:通常、成人には 1 日 1 回 1g(力
価)を静脈内注射又は点滴静注する。
以下、小児用量変更なし。
2
Ⅱ.使用上の注意の改訂について
薬品名
改訂箇所
改訂内容
HIV プロテアーゼ阻害剤(リトナビル,ネルフィナビル,アンプレナビル、インジナビル、アタ
ザナビル),エファビレンツ、5-HT1B/1D 受容体作動薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、
禁忌
下線部追加
エレトリプタン、リザトリプタン)、デラビルジン、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシ
ン、ジョサマイシン、クラリスロマイシン、ミデカマイシン、ロキシスロマイシン)、アゾール系抗真
菌薬(イトラコナゾール、ミコナゾール、フルコナゾ-ル)、麦角アルカロイド(ジヒドロエルゴ
タミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン)を投与中の患者
[併用禁忌]
・HIV プロテアーゼ阻害剤〔リトナビル(ノービア等),ネルフィナビル(ビラセプト),アンプレ
ナビル(プローゼ)、インジナビル(クリキシバン)、アタザナビル(レイアタッツ)],エファビレンツ
カフェルゴット錠
(ストックリン)、デラビルジン(レスクリプター)、マクロライド系抗生物質[エリスロマイシン
(エリスロシン等)、ジョサマイシン(ジョサマイシン等)、クラリスロマイシン(クラリシッド等)、ミデ
クリアミンA錠
カマイシン(メデマイシン等)、ロキシスロマイシン(ルリッド)]、アゾール系抗真菌薬[イトラ
コナゾール(イトリゾール)、ミコナゾール(フロリード等)、フルコナゾ-ル(ジフルカン等)]:エル
相互作用
下線部追加
ゴタミンの血中濃度が上昇し,血管攣縮等の重篤な副作用を起こす
おそれがある。
・5-HT1B/1D 受容体作動薬[スマトリプタン(イミグラン)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)、
エレトリプタン(レルパックス)、リザトリプタン(マクサルト)]、麦角アルカロイド[ジヒドロエルゴ
タミン(ジヒデルゴット等)、エルゴメトリン(エルゴメトリン)、メチルエルゴメトリン(メテルギン
等)]:血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。なお、
5-HT1B/1D 受容体作動薬と本剤を前後して投与する場合は 24 時間
以上の間隔をあけて投与すること。
・痙攣
痙攣:痙攣(強直間代性、部分発作、ミオクロヌス発作等)があらわれ
痙攣
ることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止する
ジプレキサ錠
/細粒《院外専用》
など適切な処置を行うこと。
重大な副作用
追加
・横紋筋融解症
横紋筋融解症:横紋筋融解症があらわれることがあるので、筋
横紋筋融解症
肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認
められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横
紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
3
その他の
副作用
[循環器]血栓
追加
[呼吸器]嚥下性肺炎
[その他]転倒
肝機能障害、黄疸:AST(GOT),ALT(GPT)、γ-GPT
の上昇等を伴う
肝機能障害、黄疸
重大な副作用
追加
トレドミン錠
副作用
カプセル
ダントリウム注射用
い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行
うこと。
その他の
ダントリウム
肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行
追加
[精神神経系]幻覚
胸膜炎:胸膜炎があらわれることがあるので、胸痛、胸水貯留等
胸膜炎
重大な副作用
追加
が認められた場合には観察を十分に行い、適切な処置を行うこ
と。
その他の
副作用
追加
[精神神経系]頭痛
[その他]発熱、悪寒
コリン作動性クリ-ゼ:本剤による急性中毒症状として意識障害を伴う
コリン作動性クリ-ゼ(初期症状:徐脈、腹痛、下痢、発汗、唾液分泌過
多、縮瞳、呼吸困難、血清コリンエステラ-ゼの低下、線維束れん縮等)
重大な副作用 下線部追加
があらわれることがある。このような場合には、直ちに投与を中
止し、硫酸アトロピン 0.5~1mg(患者の症状に合わせて適宜増量)を
静脈内投与する。さらに必要に応じて人工呼吸又は気管切開等を
行い気道を確保すること(コリン作動性クリ-ゼは投与開始 2 週間以内
ウブレチド錠
での発現が多く報告されている)。
[高齢者への投与]
妊・授・小児等
への投与
高齢者では,肝・腎機能が低下していることが多く,体重が少ない傾
下線部追加 向があるなど副作用が発現しやすいので,1 日 5mg から投与を開
始し、特に投与開始 2 週間以内はコリン作動性クリ-ゼの初期症状の
発現に注意し、慎重に投与すること。
4
禁忌
追加
塩酸バルデナフィル水和物を投与中の患者
エブランチルカプセル
デタント-ルR錠
[併用禁忌]
ハルナ-ルカプセル
塩酸バルデナフィル水和物:α 遮断薬との併用により、低血圧(血圧低
アビショット錠
下)あるいは起立性低血圧があらわれるとの報告がある。
フリバス錠
[併用注意]
ハイトラシン錠
相互作用
追加
カルデナリン錠
クエン酸シルデナフィル:α 遮断薬との併用により、めまい等の自覚症状を
伴う血圧低下を来したとの報告がある。
ミニプレス錠
*ハイトラシン錠、カルデナリン錠、ミニプレス錠:併用注意は
2004.4 改訂済
HIV プロテアーゼ阻害剤(リトナビル,ネルフィナビル,アンプレナビル、インジナビル、アタ
ザナビル),エファビレンツ、5-HT1B/1D 受容体作動薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、
禁忌
下線部追加
エレトリプタン、リザトリプタン)、デラビルジン、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシ
ン、ジョサマイシン、クラリスロマイシン、ミデカマイシン、ロキシスロマイシン)、アゾール系抗真
菌薬(イトラコナゾール、ミコナゾール、フルコナゾ-ル)、麦角アルカロイド(エルゴタミン、エ
ルゴメトリン、メチルエルゴメトリン)を投与中の患者
[併用禁忌]
・HIV プロテアーゼ阻害剤〔リトナビル(ノービア等),ネルフィナビル(ビラセプト),アンプレ
ナビル(プローゼ)、インジナビル(クリキシバン)、アタザナビル(レイアタッツ)],エファビレンツ
(ストックリン)、デラビルジン(レスクリプター)、マクロライド系抗生物質[エリスロマイシン
(エリスロシン等)、ジョサマイシン(ジョサマイシン等)、クラリスロマイシン(クラリシッド等)、ミデ
ジヒデルゴット錠
カマイシン(メデマイシン等)、ロキシスロマイシン(ルリッド)]、アゾール系抗真菌薬[イトラコ
ナゾール(イトリゾール)、ミコナゾール(フロリード等)、フルコナゾ-ル(ジフルカン等)]:本剤
相互作用
下線部追加
の血中濃度が上昇し,血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれ
がある。
・5-HT1B/1D 受容体作動薬[スマトリプタン(イミグラン)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)、
エレトリプタン(レルパックス)、リザトリプタン(マクサルト)]、麦角アルカロイド[エルゴタミン(カ
フェルゴット等)、エルゴメトリン(エルゴメトリン)、メチルエルゴメトリン(メテルギン等)]:血圧
上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。なお、5-HT1B/1D 受
容体作動薬と本剤を前後して投与する場合は 24 時間以上の間隔
をあけて投与すること。
5
メトリジン錠
妊・授・小児等
への投与
[妊婦,産婦,授乳婦等への投与]
追加
授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。[動物実
験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
ニトロダームTTS
ニトロペン錠
ホスホジエステラ-ゼ 5 阻害作用を有する勃起不全治療剤(クエン酸シルデ
ミリスロール注
ナフィル、塩酸バルデナフィル水和物)を投与中の患者
アイトロ-ル錠
シグマート錠/注
禁忌
下線部追加 *亜硝酸アミル:「シアンによる中毒」の適応症に対しては上記内容は
原則禁忌扱い
ミリステ-プ
フランドルテープS/錠
★院外処方専用医薬品
ニトロール錠
/Rカプセル/注
サ-クレス
ミオコールスプレー
[併用禁忌]
ハイパジ-ル錠
ホスホジエステラ-ゼ 5 阻害作用を有する勃起不全治療剤[クエン酸シルデ
亜硝酸アミル*
ナフィル(バイアグラ錠)、塩酸バルデナフィル水和物(レビトラ錠)]:併用により降
相互作用
下線部追加 圧作用を増強することがある。
(以下、院外専用)
*亜硝酸アミル:「シアンによる中毒」の適応症に対しては上記内容は
ニトログリセリン錠
原則併用禁忌扱い
バソレーターテープ/軟
膏
リピトール錠
その他の
副作用
[皮膚]皮膚乾燥
追加
[感覚器]耳鳴
パルタンM錠
禁忌
メテナリン注
[消化器]舌炎
下線部追加
5-HT1B/1D 受容体作動薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタ
ン)、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、アタザナビルを投与中の患者
6
[併用禁忌]
・5-HT1B/1D 受容体作動薬[スマトリプタン(イミグラン)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)、
エレトリプタン(レルパックス)、リザトリプタン(マクサルト)]、エルゴタミン(カフェルゴット等)、ジ
ヒドロエルゴタミン(ジヒデルゴット等):血圧上昇又は血管攣縮が増強される
相互作用
下線部追加
おそれがある。なお、5-HT1B/1D 受容体作動薬と本剤を前後して投
与する場合は 24 時間以上の間隔をあけて投与すること。
・アタザナビル(レイアタッツ):血管攣縮等の重篤な副作用が起こる可能性
がある。
[併用注意]
ブロモクリプチン:血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。
急性呼吸窮迫症候群、肺水腫:急性呼吸窮迫症候群、肺水腫があ
急性呼吸窮迫症候群、肺水腫
らわれることがあるので、観察を十分に行い、急速に進行する呼
オルダミン注射用
重大な副作用
追加
吸困難、低酸素血症、胸部X線による両側性びまん性肺浸潤陰影
が認められた場合には、呼吸管理、循環管理等の適切な処置を
行うこと。
禁忌
追加
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・ショック、アナフィラキシ
ショック、アナフィラキシショック、アナフィラキシ-様症状:ショック、アナフィラキシ-様症状があらわれるこ
様症状
とがあり、そのような症状に伴ってまれに心停止が起こることが
あるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を
重大な副作用
追加
中止し、適切な処置を行うこと。
・溶血性貧血
溶血性貧血:溶血性貧血があらわれることがあるので、観察を十
溶血性貧血
分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置
アルケラン錠
を行うこと。
その他の
副作用
妊・授・小児等
への投与
追加
追加
[過敏症]蕁麻疹、浮腫
[その他]BUN 増加
[妊婦,産婦,授乳婦等への投与]
授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させること。
7
・ショック、アナフィラキシ
ショック、アナフィラキシショック、アナフィラキシ-様症状:ショック、アナフィラキシ-様症状があらわれるこ
様症状
とがあり、そのような症状に伴ってまれに心停止が起こることが
あるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を
アルケラン静注用
重大な副作用
下線部改訂・
追加
中止し、適切な処置を行うこと。
・重篤な肝機能障害、黄疸:AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇、ビリルビン
値上昇、AL-P 上昇、LDH の上昇等を伴う肝機能障害や黄疸、ま
た、黄疸、急激な体重増加、有痛性の肝腫大等を伴う肝中心静脈
閉塞(症)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常
が認められた場合には適切な処置を行うこと。
重篤な口内炎、消化管潰瘍,消化管出血、消化管穿孔
消化管穿孔:重篤な口内
消化管穿孔
ティーエスワン
カプセル
重大な副作用 下線部追加
炎、消化管潰瘍,消化管出血、消化管穿孔があらわれることがある
ので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中
止し、腹部 X 線等の必要な検査を行い、適切な処置を行うこと。
オノンカプセル
その他の
/ドライシロップ
副作用
追加
[精神神経系]不安
[循環器]不整脈(頻脈・心房細動・期外収縮等)
・ショック、アナフィラキシ
アナフィラキシアナフィラキシ-様症状:ショック、アナフィラキシ-様症状(不快感、口内異
様症状
常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等)を起こすことがあるので
観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中
重大な副作用 下線部追加
止し、適切な処置を行うこと。
・間質性肺炎、、PIE 症候群:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部
X 線異常、
症候群
好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE 症候群があらわれることが
あるので、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中
カルベニン点滴用
止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
[妊婦,産婦,授乳婦等への投与]
妊・授・小児等
への投与
追加
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投
与する場合は授乳を中止させること。[動物実験(ラット)で乳汁中へ
移行することが報告されている]。
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・血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、
血小板減少
異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
・HIV 感染症に対するエピビル錠、コンビビル錠(1 錠中にラミブジン 150mg
又は 300mg を含有)の単独投与又は他の抗 HIV 薬との併用によ
り、以下のような副作用が報告されている。
重大な副作用 下線部追加 ①重篤な血液障害:赤芽球癆、汎血球減少、貧血、白血球減
少、好中球減少、血小板減少
②膵炎
③乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)
④横紋筋融解症
⑤精神神経系:ニューロパシー、錯乱、痙攣
⑥心不全
ゼフィックス錠
その他の
副作用
追加
[筋骨格系]CK(CPK)上昇、筋痛、筋痙攣
[妊婦、産婦、授乳婦等への投与]
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性
が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。特に、妊
娠 3 ヶ月以内の婦人には投与しないことが望ましい。[ヒトにおいて
胎盤通過性であり、新生児の血清中ラミブジン濃度は、分娩時の母親
妊・授・小児等 下線部改訂・の血清中及び臍帯血中の濃度と同じであることが報告されてい
への投与
追加
る。なお、動物実験(ウサギ)で胎児毒性(早期の胚死亡数の増加)が
報告されている。]
[小児等への投与]
小児等に対する安全性は確立していない(国内における使用経験
がない)。
クラリスドライシロップ小児
用/錠ランサップ 《院外
禁忌
下線部改訂 ピモジド、エルゴタミン含有製剤、シサプリドを投与中の患者
専用》
9
[併用禁忌]
・エルゴタミン(酒石酸エルゴタミン、メシル酸ジヒドロエルゴタミン)含有製剤(カフェルゴ
ット、ヘクト、クリアミン、ジヒデルゴット):エルゴタミンの血中濃度が上昇し、血管攣
縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。
[併用注意]
・テオフィリン、アミノフィリン、コリンテオフィリン:テオフィリンの血中濃度上昇に伴う中
毒症状(痙攣、横紋筋融解症等)が報告されているので、テオフィリンの
血中濃度の推移等に注意し,異常が認められた場合には,テオフィリン
相互作用
下線部追加・
改訂
の減量もしくは両剤の投与を中止する。
・次の薬剤では,それらの作用増強による下記副作用が報告され
ているので,可能なものでは血中濃度モニタリング(TDM)を行うなど,用
量に注意して投与し、異常が認められた場合には両剤の投与を
中止する。
1)カルシウム拮抗剤(ニフェジピン、塩酸ベラパミル等):血圧低下(ふらつき、脱
力感、嘔気)、頻脈、徐脈
2)5-HT1B/1D 受容体作動薬(エレトリプタン等):左記薬剤の血中濃度上
昇
・コルヒチン:クラリスロマイシンとの併用によりコルヒチン中毒症状(汎血球減
少、肝機能障害、筋痛、腹痛、嘔吐、下痢、発熱等)が発現したとの報
告がある。
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・血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症
溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症:
溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症
血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症が
あらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分
に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置
を行うこと。
・肝機能障害、黄疸、劇症肝炎、肝不全
劇症肝炎、肝不全:劇症肝炎、AST(GOT)、
劇症肝炎、肝不全
ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、Al-P の上昇等を伴う肝機能障害、黄
疸、肝不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異
常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
・偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
出血性大腸炎:偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の
出血性大腸炎
重大な副作用 下線部追加
重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢が
あらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
・痙攣
痙攣:痙攣(強直間代性、ミオクロヌス、意識消失発作等)があらわれ
痙攣
ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合に
は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
・アレルギ
アレルギアレルギ-性紫斑病:アレルギ-性紫斑病があらわれることがあるの
性紫斑病
で、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止
し、適切な処置を行うこと。
・急性腎不全
急性腎不全:急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十
急性腎不全
分に行い、乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下
所見が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこ
と。
その他の
副作用
追加
[感覚器]聴力低下、嗅覚異常
・ショック、アナフィラキシ
アナフィラキシ様症状
アナフィラキシ-様症状:ショック、アナフィラキシ-様症状を起こすことが
あるので、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、頻脈、全身発赤、血管
浮腫、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適
切な処置を行うこと。・依存性:連用により薬物依存を生じることが
あるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。また、連用中
オキシコンチン錠
重大な副作用 下線部追加 における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、く
しゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、
不安、譫妄、痙攣、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫、動悸等
の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合に
は、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら
行うこと。
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[過敏症]蕁麻疹
[循環器]低血圧、起立性低血圧、失神
その他の
副作用
[精神神経系]頭痛、縮瞳、不眠、神経過敏、感覚異常、痙攣、振戦、筋
追加
緊張亢進、健忘、抑うつ、感情不安定、多幸感、思考異常、構語障害
[消化器]腹痛、おくび、鼓腸、味覚異常、嚥下障害
[その他]血管拡張(熱感)、尿閉、脱水、悪寒、無月経、性欲減退、勃起
障害、浮腫、呼吸困難、皮膚乾燥
禁忌
追加
安息香酸リザトリプタンを投与中の患者
[併用禁忌]
インデラル錠/注
安息香酸リザトリプタン(マクサルト):リザトリプタンの消失半減期が延長、
相互作用
追加
AUC が増加し、作用が増強する可能性がある。本剤投与中ある
いは本剤投与中止から 24 時間以内の患者にはリザトリプタンを投与
しないこと。
禁忌
リスモダンR錠
下線部改訂・
追加
リスモダンP注
ノルペ-スカプセル
スパルフロキサシン又は塩酸バルデナフィル水和物を投与中の患者
[併用禁忌]
相互作用
訂正
・塩酸バルデナフィル水和物(レビトラ):QT 延長を起こすことがある。
*リスモダン P 注は併用注意の項に記載
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4.薬剤情報提供
Ⅰ.添付文書が改訂された薬品の薬剤情報を下記の内容に変更します。
薬品名
ジプレキサ錠
改訂箇所
<特別文>
注意事項
変更内容
急な発熱・発汗、筋肉が痛む・こわばる、口渇、多飲、多尿、発
下線部追加 疹、皮膚や白目が黄色くなる、尿が赤くなる等がみられたらご
連絡下さい。
急な発熱、発汗、筋肉がこわばる、皮膚が斑に赤くなる、むくみ
トレドミン錠
注意事項
下線部追加 のない短期間での体重増加、皮膚や白目が黄色くなる等がみ
られたらご連絡ください。
ダントリウムカプセル
注意事項
下線部追加
ウブレチド錠
注意事項
下線部追加
注意事項
追 加
注意事項
下線部追加
発疹、息苦しくなる、胸の痛み、頑固な便秘、心臓がドキドキす
る等がみられたらご連絡下さい。
水のような下痢、胸の痛み・圧迫される感じ、唾液が増える、汗
がでる、息苦しさ等がみられたらご連絡下さい。
ミニプレス錠
カルデナリン錠
エブランチルカプセル
デタントールR錠
レビトラ錠とは同時に服用できません。
ハルナールカプセル
アビショット錠
フリバス錠
ハイトラシン錠
ハイパジール錠
気管支喘息、妊婦や妊娠の可能性のある方は通常服用できま
せん。バイアグラ錠やレビトラ錠とは同時に服用できません。
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ニトロペン錠
アイトロール錠
緑内障の方は通常服用できません。
シグマート錠
注意事項
下線部追加
ニトロール錠
バイアグラ錠やレビトラ錠とは同時に服用できません。
ニトロールRカプセル
フランドル錠
フランドルテープS
緑内障の方は通常使用できません。
ニトロダームTTS
注意事項
下線部追加
ミリステープ
バイアグラ錠やレビトラ錠を服用中に使用できません。
ミオコールスプレー
妊婦・妊娠している可能性のある方、トリプタン系薬剤(イミグラ
パルタンM錠
注意事項
下線部追加 ン等)、エルゴタミン含有製剤、アタザナビルを投与中の方は通
常服用できません。
<標準文>
アルケラン錠
<特別文>
下線部追加
注意事項
ゼフィックス錠
注意事項
下線部追加
のどの痛み、手足に赤い点や赤いあざができる、貧血、息苦し
くなる、心臓がドキドキする等がみられたらご連絡下さい。
全身のだるさ、手足に赤い点や赤いあざができる等がみられた
らご連絡下さい。
蕁麻疹、心臓がドキドキする、のどの痛み、皮膚が斑に赤くな
る、息苦しくなる、頻回の下痢、皮膚や白目が黄色くなる、筋肉
クラリス錠/
ドライシロップ
注意事項
下線部追加
が痛む・こわばる、尿が赤い、むくみ等がみられたらご連絡下さ
い。
ピモジド、エルゴタミン含有製剤、シサプリドとは同時に服用で
きません。
インデラル錠
注意事項
下線部追加
気管支喘息の方、チオリダジン、リザトリプタン(マクサルト)を服
用中の方は通常服用できません。
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リスモダンR錠
ノルペースカプセル
注意事項
下線部
改訂・追加
緑内障の方は通常服用できません。スパラ錠、レビトラ錠とは同
時に服用できません。
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