神々の花園ナマクアランド・世界一豪華列車ブルートレイン・ ビクトリア滝

神々の花園ナマクアランド・世界一豪華列車ブルートレイン・
ビ ク ト リ ア 滝 ・ ケ ー プ タ ウ ン ・ ロ ベ ン 島 南 部 ア フ リ カ 16 日 間
日 程:2012 年 8 月 20 日~9 月 4 日(16 日間)
リーダー:渡辺節子
参加者:13 名
基本費用:航空運賃等 23 万円+現地費用 6,300 ドル
現地費用内訳
1.ブルートレインに乗らずに飛行機
でケープタウン に移動して 1 泊す
る方は
US$5,200(1 人部屋 US$6,065)
団の特別公演等)も含む日本人が行ったことのな
い観光客用でない素晴らしいプログラムです
* 世界遺産ビクトリア滝、世界遺産ロッベン島
* 世界一美しい町に選ばれたケープタウン
* テーブルマウンテン/喜望峰
2.ブルートレインに乗る方は
US$6,300(1 人部屋 US$7,700)
* 別に日本—ビクトリアフォールズ
往復/ヨハ ネスブルグーケープタ
ウン片道航空費
(南ア航空で税込 20 万円位)
* 年に一度ナマクアランドに花が咲く
のを豪華列車ブルートレインで見に
行く贅沢な旅
* ワンゲ国立公園 3 泊サファリ
(絶滅の危機にある
アフリカ狼
の保護センター、密猟や罠を見つけ
るツアー、村民との交流、世界一と
言われるアフリカンダンス&ドラム
旅 程
1
月日
曜
乗り物
暫定行程
食事
宿泊地
8/20
月
飛行機
成田/関空発
朝:空路、乗継ぎジンバブエのビクトリアフォールズへ(1 時間 45 分)
XXX
ビクトリアフォールズ
機中
2
8/21
火
飛行機
バス
3
8/22
水
バス
【世界遺産】ビクトリア瀑布観光、クラフト市場で買物・ザンベジ川サン
セットクルーズ・*民族ダンスとアフリカン BQQ
OP 遊覧飛行
朝X夕
ビクトリアフォールズ
4
8/23
木
サファリ
バスでワンゲ国立公園へ。絶滅に瀕したアフリカ狼保護センター見学
朝昼夕
ワンゲ国立公園
5
8/24
金
サファリ
サファリ OP デート村見学ツアー 夜密猟/ワイアの罠探しサファリ
朝昼夕
ワンゲ国立公園
6
8/25
土
サファリ
終日サファリ
朝昼夕
ワンゲ国立公園
7
8/26
日
プレトリア
8/27
月
朝昼夕
汽車泊
9
8/28
火
朝 XX
ケープタウン
10
8/29
水
バス
朝昼夕
ケープタウン
11
8/30
木
バス
バスでビクトリアフォールズ空港へ、ヨハネスブルグまで 2 時間飛行、プ
レトリア市内観光
8:50 「走る高級ホテル」といわれるブルートレインでケープタウンへ(約
27 時間)途中キンバリー鉱山見学
12:00 ケープタウン着後ケーブルカーで【世界遺産】テーブルマウンテン
頂上へ
終日【世界遺産】ケープ半島観光。ペンギンの生息地ボルダーズビーチ、
喜望峰、ケープポイント、*一般家庭で BBQ ディナー
【世界遺産】ロベン島見学(3時間) 午後:自由 OP【世界遺産】ケープ
植物区保護地域群のカーステンボッシュ国立植物園
朝 XX
8
飛行機
バス
ブルー
トレイン
ブルー
トレイン
朝 XX
ケープタウン
12
8/31
金
バス
グーギャップ自然保護区〜ナマクアランドへ
朝昼夕
スピリングボック
13
9/ 1
土
バス
クランウィリアム植物園、ラムスコップ自然保護区で花見
朝昼夕
クランウィリアム
14
9/ 2
日
バス
ポストバーグ自然保護区から南下
朝昼夕
ランゲバーン
15
9/ 3
月
飛行機
ケープタウン国際空港へヨハネスブルグ乗継ぎ帰路
朝
機中
16
9/ 4
火
飛行機
日本着
OP 民族舞踊ドラム音楽ショー
東京着
1
サバンナ・サファリが始まる
乾季で冬の終わりのサバンナは、荒涼たる風景だが、
初めての体験なので、どんな動物に出会えるのか年が
いもなくワクワク興奮しました。結局この日に見たの
は、ライオンに食われた水牛の頭。象、シマ馬、ワニ、
インパラ、ホロホロ鳥、キリンなどでした。
8 月 24 日(金)は、この地の学校訪問、持参の手土
産を渡し折り紙指導など。絶滅の危機に瀕したアフリ
カ狼(Painted Dog)保護センター見学。象と会話ので
きる有名なオーストラリア出身の女性動物研究者シャ
ロンさんの案内で
水場に群がり集ま
ウエストコースト国立公園で大西洋を背に
一度は行ってみたかった南アフリカ
る象の大家族を見
ました。サファリ
の穴場とおぼしき
シマ馬の群れやキ
リンの群れのいる
ワンギの水場の象家族
ところなどへ、日がどっぷり
暮れるまで案内してくださったのには感激した。
8 月 25 日(土)
、朝昼弁当持参で終日サファリ。多
堀口茂喜
(四日市)
南アフリカは余りにも遠い国
かねてから一度は行ってみたいと思っていた南ア
フリカ。85 歳という年齢への危惧もあったが、80 回
目の海外旅行という節目なので参加を決めた。8 月 20
日中部セントレア空港から香港、ヨハネスブルグと乗
り継いで、31 時間 15 分をかけて 21 日ジンバブエの
ビクトリア フォールズ空港にたどり着き、
アフリカ旅
行の第一歩を踏み出した。2泊するイララ・ロッジの
草屋根の玄関ホールは素晴らしく風格があり堂々とし
ている。ロビーやレストラン、テラス、庭も広くワイ
ルドアニマルが闊歩していた。
くの動物を見た。圧巻はしとめ
て間もない大きな象に群がり貪
るライオンの群れ。サバンナの
輪廻を感じました。ロッジへの
帰り道で、車の前を横切り一列
Painted dog
で通り過ぎていく Painted Dog
の一団に遭遇し幸運に感動した。
8 月 26 日(日)ビクトリア・フォールズからヨハネ
スブルグに飛び、バスで
プレトリアへ。
一泊して 8 月 27 日(月)
は「走る 5 つ星ホテル」
ビクトリア・フォールズ徒歩観光
滝は最大幅 1.7Km 最も深い滝壺は落差 108mに及
ぶ。乾季であるため
飛沫で濡れることも
なく、雄大な眺 望に
我を忘れて
シャッターを切り続
けた。植民地時代の
名残なのか、公園内
ビクトリア滝
の歩道はよく手入れ
されていて歩きやすかった。
午後は遊覧飛行。ヘリコプターの空中散歩でビクト
リア滝全景とザンベジ河など雄大な風景を俯瞰する。
夕刻はザンベジ河のサンセット・クルーズ。カバ、ワ
ニ、川鵜など悠々たる大河と大自然の中で真っ赤な太
陽が川辺に沈む風景を愛でながら、適度なアルコール
で陶然たる心地になる。
8 月 23 日(木) ビクトリア・フォールズからワン
ゲ国立公園へ 2 時間のドライブで移動。ワンゲ・サフ
ァリロッジ に 3 連泊する。
のブルートレインに乗車。
翌日正午に南ア第 2 の大
都市ケープタウンに到着。
ブルートレインの
食堂車で
世界遺産・テーブルマウンテン
駅からバスでテーブルマウンテンのケーブルカー
乗り場へ直行。約 5 分で頂上着。頂上はテーブルその
もののように平らで、ここからの息を呑むようなパノ
ラマはまさしく絶景というにふさわしい。ケープ半島
に生息する 2200 種の植物のほとんどが見られるとい
うことである。散策中にミーアキャットを見られたの
はラッキーだった。翌日はケープ半島を観光、シール
アイランド、喜望峰、ケープポイントそしてボルダー
ズビーチのペンギンコロニアルで可愛いペンギンの群
れを見ました。
2
8 月 29 日夜 AfricanPride 社長 Trevor Hewett 氏宅
で一家を挙げて心温まるディナーの歓待を受ける
とにかく大きなお屋敷にまずびっくり。右を見ても
左をみても幾つもの
部屋が続いている。
我々が通された広間
はインテリアも立派
なのでただただ感嘆
あるのみ。奥様から
子息、お嬢さんほか
社長宅招待晩餐会
身内の方で至れり尽
くせりの歓待を受けた。奥様手料理のディナーも息子
完成した飾り箱に少し
飴を入れると、蜂の巣
を突いたような大騒ぎ。
子供たちの厳しい日
常を再認識した。車窓
風景からも想像以上
に貧しい生活が見ら
村の学校で折り紙
れましたが、通りゆく
私達の車に手を振ってくれる次代を担う子供達の明る
く可愛い笑顔は何よりも救いでした。
さんの薦めてくれるワインも美味しかった。旅の途中
で一番印象に残る得難い時間でした。
ンも魅力でしたが、
最も素晴らしかっ
たのは、ナマクア
ランド国立公園一
面のオレンジ色の
デージーの花園で、
その中でのトレッ
キングは、今では
プレトリアからケープタウンまでのブルートレイ
ナマクアランドのトレッキング
夢の出来事のようです。
花園に出会える条件は厳しく、1)雨期に雨が多い
こと 2)開花期が短いこと 3)晴天の昼でなければ
花が開かないこと、それら全てをクリアできたのは、
リーダーの渡辺さんと現地旅行会社との綿密な企画の
たまものに加えて、
旅行中晴天に恵まれたことでした。
過酷な環境に生活するナマ族に、1年に1度の神様か
らの贈り物「神々の花園」と呼ぶに相応しい光景で、
それも十数年振りの美しさとのことでした。
Wild Flower Garden にて(挿絵提供:堀口茂喜)
旅はこの後ロベン島、カーステンボッシュ植物園、
マナクワランド、ウエストコーストと続きます。渡辺
リーダーの事前のプランに敬服と感謝をします。
南アフリカの旅に参加して
河内和世(東京都大田区)
ジンバブエと南アフリカの旅を終えた今、濃密で期
待を遥かに超えた充実感に満たされています。
ナマクアランドと優劣つけがたかったのは、ウエス
トコースト国立公園の見渡す限り色とりどり、数え切
旅はジンバブエのビクトリアの滝を見ながらのトレ
ッキングに始まり、ワンゲ国立公園でのサファリでは、
十数頭のライオンファミリー、干ばつで母を亡くした
子象の食事風景から、夕方の水場に集まるキリン、シ
マ馬、数十頭の象の群れを初めとする動物達は、まさ
にドキュメンタリーの映像を見ているかのような錯
覚を覚えるほどで、時間の経つのも忘れて見入ってし
まいました。特に、サファリから戻る途中、何十万頭
も増えている象に比べて、今は100頭余に減ってしま
ったPainted Dogの群れ5頭に奇跡的に遭遇した時は、
カメラのシャッターを押すのも忘れてしまい、我に返
った時は遠ざかった後でした。残念!
また、Dete村の学校訪問では、校長先生のお話を伺
った後、持ち寄った文具、おもちゃ、衣服、お菓子等
テーブル一杯のプレゼントの前で折り紙指導。上手に
れないくらいの種類の可憐な野生の花畑、遠景に大西
洋。そのコントラトが、信じられないくらい美しい世
界で、歓声とともに、全員夢中で写真を撮っていまし
た。でも、美し過ぎるものはカメラの中には納まり切
れないことを実感しています。自然の美しさに勝るも
のはないですね。
3
他にも現地旅行社の社長様宅で、ご家族挙げて歓待し
ていただいたことなど、感激することが数多くありま
したが書ききれません。リゾート感満点の最後のホテ
ルも滞在時間に限りがあり、名残惜しく、全てが長く
て短い16日間でした。WSCの旅に初めて参加しました
が、他では得られない素晴らしい企画をしていただい
た渡辺さん初め、旅のお仲間に心から感謝しておりま
す。(写真提供:渡辺 敦)