平成 27 年 5 月 21 日 厚生労働省 厚生労働審議会 タバコの健康影響評価専門委員会 御中 東京都港区東麻布1-10-12 株式会社 VP Japan 平成 27 年 5 月 21 日の第 6 回「タバコの健康影響評価専門委員会」 発表の内容に関する 問合せ ならびに 要望について 弊社 株式会社 VP Japan は電子タバコの製造、販売を行っております。 よくある並行輸入業者とは違い、弊社は中国の委託工場で日本式の生産管理、品質管理で自 社ブランドの電子タバコ機器を製造しております。 また、電子タバコリキッドに関しても、日本企業の中国工場で製造しているものと、日本国内で 製造している完全日本製のものの 2 種類を製造・販売しております。 最初の中国製のものを製造しているのは、日本の香料工業会の会長企業であり、欧米向けの ニコチン入りリキッドの製造ラインと日本向けの製造ラインを完全に分けることでニコチンの混入 などの無いよう、細心の注意を払い製造しております。 また日本製の商品については日本の香料会社が国内で製造しております。日本ではニコチン の販売は禁止されているため、もちろんニコチンを使用することなどありません。 それだけでなく、いずれの商品についても、第三者機関の検査で、ニコチンが含まれていない 証明を取得しております。 アルデヒド類などについても、第 5 回の本専門委員会に記載されていた襷田氏の 実験と同等の条件の下、自主的に第三者機関でのアルデヒド類の調査も行っており ます。 その結果はいずれの商品に含まれているホルムアルデヒドも 0.1 マイクログラム~ 0.2 マイクログラム程度であり、今回厚生労働省から発表のあった、「このうち 2 種類 の器具の煙からは 120 マイクログラムと 100 マイクログラムの「ホルムアルデヒド」が 検出され、たばこに含まれる 76 マイクログラムを上回りました。」という数値とはあま りにもかけ離れた数値です。 このような発表がされ、「電子タバコリキッドからニコチンが検出されたとか電子タバ コから有害物質が排出されている」などの情報だけが独り歩きすることで、我々のよう 平成 27 年 5 月 21 日 な安全な商品を提供している会社も同等の商品を販売しているのかと誤解されてしま い、大きな迷惑をこうむっております。 まさに風評被害ともいえるもので営業的にも損失を被る可能性も大いにあります。 ここで、一つ質問ですが、ニコチン含有が発覚したり、紙巻きタバコより多い量のホ ルムアルデヒドが検出された銘柄をなぜ公開されないのでしょうか? また、今後公開の予定はあるのでしょうか? ニコチンは毒物および劇物取締法に規定されている毒物ですよね。毒物が含まれ ているようなリキッドを販売している会社や銘柄は即座に公表しても良いのではない でしょうか。 上記の点について、是非、ご回答いただけませんでしょうか? 弊社としても、粗悪な並行輸入品がそのまま販売されている現状や、海外からニコ チン入りリキッドが個人輸入できる状況などは、ぜひ是正していただきたいと考えてお りますし、正しい使用方法が普及し、安全な商品のみが販売されることを望んでおり ます。 従って、今後様々な規制をかけることには異存はございません。そして、健全な電 子タバコ業界が発展することを願っております。 しかしながら、そのような考えの企業にまでダメージを与えるような発表の方法につ いては、ご一考していただけませんでしょうか? そして、ぜひとも今回の検査結果を実際の銘柄と共に発表していただきたくお願い 申し上げます。 また、もし可能なら次回委員会には、オブザーバーとして招聘していただき、業界 の現状や弊社の取り組みなどを説明させていただければと存じます。 以上、どうぞよろしくお願いします。
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