地域密着型金融推進計画 平成19 年 3 月末現在の進捗状況について 平成 17 年 4 月〜平成 19 年 3 月 平成 19 年 5 月 大阪厚生信用金庫 1. はじめに ・大阪厚生信用金庫では、中期経営計画「こうせい革新三ヶ年計画」 (平成 15 年度〜平成 17 年度)において、戦略目標を「健全性の更なる向上と 融資に強い大阪厚生信用金庫の実現」と定め、融資特化の営業推進の下、地域金融機関としての役割を果たすべく中小企業融資に積極的に取組ん でまいりました。又、平成 18 年度より新中期経営計画「革新進化三ヵ年計画」 (平成 18 年度〜平成 20 年度)を策定し、戦略目標を「革新の進化 による経営力日本一の実現」と定め、先進的で良質な金融サービスを提供すべく従来の取組みを更に進化させ、お客様の課題解決や経営健全性の向 上に取組んでいます。 当金庫が目指す質の高い都市型信用金庫としての様々な取組みについては、地域の利用者の皆様に一層ご理解いただきたく、平成 17 年度から 18 年度まで の 2 年間を重点強化期間とする「地域密着型金融推進計画」として公表し取り組んでまいりましたが、その進捗状況を下記の通り報告いたします。 2. 重点推進項目 ・中小企業に対する積極的な資金供給 平成 17 年度 平成 18 年度 貸出金残高増加額(対前期末比 234 億円) 貸出金残高増加額(対前期末比 171 億円) 新規事業所与信先増加数(693 先) 新規事業所与信先増加数(623 先) ・新たな融資手法への取組み 担保・保証に依存しない融資への取組みとして、売掛債権を担保とする融資商品として「こうせい売債ローン きずな」を開発 し平成 19 年 2 月に発売を開始しました。 又、信用保証協会と提携したスコアリングモデル商品や大阪府・大阪産業振興機構との連携による成長性評価融資制度等、担保・ 保証に過度に依存しない融資を推進いたしました。 1 ・経営改善支援への取組み 中小企業診断士協会や中小企業再生サポートシステム(CSS)等外部機関を活用した経営改善支援に取組むとともに、ローン レビューを実施し早めに取引先の経営に潜む問題点を捉え解決する体制作りを実施いたしました。 平成 17 年度 ランクアップ 14 先 リスク管理債権比率 4.1% 平成 18 年度 ランクアップ 16 先 リスク管理債権比率 3.7% ・経営相談・経営支援への取組み インターネットを利用した「元気こうせいビジネスタウン」を提供し、起業・事業展開に資する情報やビジネスマッチング情報 を提供しています。又、 「大阪 TLO」、 「大阪府立産業技術総合研究所」など外部機関とのネットワークを強化し、中小企業の技術 開発及び創業・新事業展開に資するフレームワークを構築し活用推進を図りました。 「元気こうせいビジネスタウン」の利用登録者数 平成 17 年度末 812 先 平成 18 年度末 801 先(平成 18 年度中に 117 先が新規登録、128 先が脱退) 平成 18 年度のチャレンジ項目として公表した以下の各推進項目は計画数値に達せず、取引先への周知方法、ニーズの掘り 起こし方への工夫について今後の課題となりました。 大阪産業振興機構(下請支援制度)登録企業 6社 「大阪府立産業技術総合研究所」斡旋 4件 「大阪TLO」斡旋 7件 2 ・リスク管理高度化・収益力強化への取組み 信用リスク管理強化のための信用格付けシステム導入や市場関連リスク管理強化のための統合 Var 導入等リスク管理手法の 充実・強化に努め、統合リスク管理態勢に向けた取組みを実施いたしました。又、収益管理体勢の整備と収益力向上のための 管理手法の高度化や充実に向けた取組みを実施いたしました。 平成 17 年度 コア業務純益 22 億円 平成 18 年度 コア業務純益 27 億円 ・NPO 法人との連携による「新連携事業」への取組み 平成 18 年 10 月よりNPO法人「オービット関西」と連携し、「新連携相談会」を本店で開催しています。 現在、当金庫取引先(機械設計会社)をコア企業として、機械製造会社、機械販売会社、リース会社が新連携構築体企業を形 成し新連携事業申請を準備中です。今後もこのような取組みを継続することにより、ノウハウや技術を有する取引先企業が新 しい事業に挑戦することを支援してまいります。 3. 進捗状況の詳細について (別紙 1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成 17 年 4 月〜19 年 3 月)を参照願います。 4. 経営改善支援の取組み実績について (別紙 2‑1)経営改善支援の取組み実績 (別紙 2‑2)経営改善支援の取組み実績 17〜18 年度(17 年 4 月〜19 年 3 月) 、 18 年度(18 年 4 月〜19 年 3 月)を参照願います。 3 5. 基本数値目標に対する実績 平成 17 年度 17 年度目標 17 年度実績 20 億円 22 億円 800 先 812 先 新規事業所与信先増加数 550 先 693 先 ランクアップ先数 12 先 14 先 4.5% 4.1% 18 年度目標 18 年度実績 25 億円 27 億円 100 先 ▲11 先 500 先 623 先 6先 6先 3.5% 3.7% 30 社 6社 「大阪府立産業技術総合研究所」斡旋 20 件 4件 「大阪TLO」斡旋 10 件 7件 コア業務純益 「元気こうせいビジネスタウン」 利用登録者数 リスク管理債権比率 平成 18 年度 コア業務純益 「元気こうせいビジネスタウン」 利用登録者数 新規事業所与信先増加数 ランクアップ先数 リスク管理債権比率 大阪産業振興機構 (下請支援制度)登録企業 4 (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 実施スケジュール 具体的取組策 17年度 18年度 ・大阪産業振興機構の産学官ネット ワーク「大阪TLO」への加入と機能理解 のための臨店指導を実施し、機能活用 を行う ・「元気こうせいビジネスタウン」の利用 者募集及び機能提供を行う ・東京商工リサーチの新規設立企業情 報に基づく新規事業所与信開拓先に 対し、「大阪府・大阪市中小企業支援セ ンター」のアドバイザー派遣や公的機 関が行っている制度融資など、外部機 関による創業・新事業支援機能を紹介 する ・大阪府信用金庫協会の目利き研修を 受講する ・外部講師による目利き研修を実施す る ・基本的に17年度の取組みを継続する ・新市場創出事業(ビジネスマッチン グ、業務提携等)と新雇用創出事業(人 事関係相談、研修自己啓発等)の取組 みを紹介 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) 1. 事業再生・中小企業金融の円滑化 (1) 創業・新事業支援機能 等の強化 ・外部講師による目利き研修を実施す る ・大阪府信用金庫協会の目利き研修 を受講する ・「元気こうせいビジネスタウン」の利用 者募集及び機能提供を行う ・大阪産業振興機構の産学官ネット ワーク「大阪TLO」への加入と機能活 用を行う ・東京商工リサーチの新規設立企業 情報に基づく新規事業所与信開拓先 に対し、「大阪府・大阪市中小企業支 援センター」のアドバイザー派遣や公 的機関が行っている制度融資など、外 部機関による創業・新事業支援機能を 紹介する ・新市場創出事業(ビジネスマッチン グ、業務提携等)と新雇用創出事業 (人事関係相談、研修自己啓発等)の 取組みを紹介 1 ・「元気こうせいビジネスタウン」の利用者を募 集、機能理解のための臨店指導を実施(利用 登録者数812先、情報登録件数271件) ・6月に大阪産業振興機構の産学官連携「大 阪TLO」へ加入、機能理解のための臨店指 導を実施(大阪TLOの利用件数11社)。 ・大阪産業振興機構、中小企業支援センター のアドバイザー派遣を「元気こうせいビジネス タウン」のメニューに加え創業・新事業者への 支援を強化 ・大阪府異業種グループ促進協議会主催の 「事業者交流マッチング」へ参加(17年6月当 金庫取引先30社参加、18年3月当金庫取引 先20社参加) ・「元気こうせいビジネスタウン」の機能強化推 進策として「IT勉強会」(17年10月88社参 加)、大阪府異業種グループ促進協議会主 催の「2005異業種グループ全国ネットワーク フォーラム」への参加(17年10月全国1,100社 参加、当金庫取引先184社参加) ・「各種セミナーの紹介」等を企画 ・「 こうせい からのご提案のパンフレット」 「 こうせい からのご提案のデモブック」を、新 規先・既存先の課題解決型金融推進ツール として活用した「課題解決型金融」推進による 成功事例キャンペーンを実施 ・「東京商工リサーチの新規設立企業情報」 を活用し、創業・新事業先に対する課題解決 型金融の推進実施 ・「元気こうせいビジネスタウン」の利用者を募 集(19年3月末利用登録者数累計801先、情 報登録件数累計252件) ・「元気こうせいビジネスタウン」の機能強化推 進策として利用者向けメールマガジン配信や DM発送等を実施 ・大阪府異業種グループ促進協議会主催の 「事業者交流マッチング」へ参加(18年6月当 金庫取引先26社参加、18年9月当金庫取引 先22社参加、18年12月当金庫取引先13社参 加、19年2月当金庫取引先10社参加) ・新市場創出事業として「大阪TLO」への斡旋 を推進(利用件数7件) ・「大阪府立産業技術総合研究所」への斡旋 を推進(相談件数4先) ・創都ビジネスフェア参加(17年12月) ・「異分野連携新事業分野開拓(新連携)」部 ・産学官連携「大阪TLO」「大阪府立産業技 店長研修実施(18年4月) 術総合研究所」の取扱研修会を実施(17年6 ・営業課員を対象とした「大阪府立産業技術 月、17年9月) 総合研究所」の見学会を実施(18年6月28名) ・「大阪府立産業技術総合研究所」見学会を ・外部講師による目利き研修(今後の収益物 実施(18年2月部店長他職員計32名参加) 件見通し)実施(18年7月133名参加) ・外部講師による業種別(不動産賃貸業)目 ・大阪府信用金庫協会の目利き研修を受講 利き研修会を実施(17年7月118名参加) (融資課長1名・営業課長8名・営業課員1名) ・外部講師による営業店ブロック別目利き講 座(不動産登記法改正について等)を実施 (17年11月127名参加) ・大阪府信用金庫協会の目利き研修を受講 (融資課長3名・営業課長6名) (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 (2)取引先企業に対する経 営相談・支援機能の強化 実施スケジュール 具体的取組策 ・ 「こうせい経営塾」を3ヶ月毎実施 ・ 年金労務相談会を毎月3回、法律・ 登記・税務各相談会を毎月1回開催 ・ メール相談サービスの継続実施と機 能強化の検討 ・ 「元気こうせいビジネスタウン」の利 用登録者募集と機能活用 ・ 営業店及び本部事業主サークルの 活動見直しと「元気こうせいビジネスタ ウン」との連携実施 ・ 中小企業基盤整備機構「新連携」へ の持込み案件検討 ・ 「元気こうせいビジネスタウン」の利 用登録者に対するメールマガジン配 信による情報提供 ・ 経営改善支援先の追加選定 ・ 経営改善支援先に対して必要があ れば中小企業診断士協会等外部コン サルタントを派遣する ・ 経営改善支援先に対して中小企業 再生サポートシステム(CSS)による経 営改善計画を提案する ・ ローンレビューの定期的実施 ・要注意先債権等の健全債権化等の 強化に関する実績の公表継続と公表 内容の拡充についての検討 17年度 18年度 ・ 「こうせい経営塾」を3ヶ月毎実施する ・ 年金労務相談会を毎月3回、法律・登 記・税務各相談会を毎月1回開催する ・ メール相談サービスを継続実施する ・ 「元気こうせいビジネスタウン」の利用 登録者募集と情報登録受付、事業化交 流マッチングへの参加者を募集する ・ 営業店事業主サークルの活動見直を 実施する ・ 本部事業主サークルによる「元気こう せいビジネスタウン」セミナーへの参加 を実施する ・ 経営改善支援先の追加選定 ・ 経営改善支援先に対して必要があれ ば中小企業診断士協会等外部コンサ ルタントを派遣する ・ 経営改善支援先に対して中小企業 再生サポートシステム(CSS)による経営 改善計画を提案する ・ ローンレビューを定期的に実施する ・ 16年度健全債権化等の強化に関す る実績をホームページで公表する ・ 基本的に17年度の取組みを継続す る ・ 中小企業基盤整備機構「新連携」へ の持込み案件検討 ・ 「元気こうせいビジネスタウン」の利用 登録者に対するメールマガジン配信に よる情報提供 ・ 17年度健全債権化等の強化に関す る実績を公表(内容拡充及び公表方法 検討)する 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) ・「こうせい経営塾」を開催(17年5月、17年7 月、17年10月、18年1月) ・毎月3回年金労務相談会、毎月1回法律相 談会、税務相談会、登記相談会実施 (年金労務相談会 106名、法律相談会12 名、税務相談会13名、登記相談会 1名) ・メール相談サービスを継続実施(相談件数 29件) ・「元気こうせいビジネスタウン」の利用者を募 集、機能理解のための臨店指導を実施(利用 登録者数812先、情報登録件数271件) ・6月に大阪産業振興機構の産学官連携「大 阪TLO」へ加入、機能理解のための臨店指 導を実施(大阪TLOの利用件数11社) ・大阪府異業種グループ促進協議会主催の 「事業者交流マッチング」へ参加(17年6月当 金庫取引先30社参加、18年3月当金庫取引 先20社参加) ・「元気こうせいビジネスタウン」の機能強化推 進策として「IT勉強会」(17年10月 8社参 加)、大阪府異業種グループ促進協議会主 催の「2005異業種グループ全国ネットワーク フォーラム」への参加(17年10月 全国1,100 社参加、当金庫取引先184社参加)、 「各種 セミナーの紹介」等を企画 ・大阪産業振興機構、中小企業支援センター のアドバイザー派遣を「元気こうせいビジネス タウン」のメニューに加え創業・新事業者への 支援を強化 ・「大阪府立産業技術総合研究所」見学会を 実施(18年2月部店長他職員計32名参加) (同研究所への相談件数3件) ・創都ビジネスフェア参加(17年12月) ・営業店毎に事業主サークルの活動見直し、 結成を立案 ・事業者を対象とした特別講演会実施(17年 11月 329名) ・経営改善支援先15先を追加し経営改善支 援先合計49先(ランクアップ先数 14先) ・経営改善支援先へCSSの経営改善計画を 提案し、継続的に進捗状況を検証 ・中小企業診断士協会・大阪産業振興機構 へ再生支援策を相談 ・ローンレビューを6月、11月に実施 ・平成16年度経営改善支援の取組み実績を ホームページで公表(17年6月) 2 ・「こうせい経営塾」を開催(18年4月第2期終 了) ・「こうせい経営塾」を開催18年9月第3期開 始、18年11月、19年1月、19年3月) ・毎月3回年金労務相談会、毎月1回法律相 談会、税務相談会、登記相談会実施 (年金労務相談会 91名、法律相談会12名、 登記相談会 4名、税務相談会 7名) ・メール相談サービスを継続実施(相談件数 71件) ・「元気こうせいビジネスタウン」の利用者を募 集(19年3月末利用登録者数801先、情報登 録件数252件) ・大阪府異業種グループ促進協議会主催の 「事業者交流マッチング」へ参加(18年6月当 金庫取引先26社参加、18年9月当金庫取引 先22社参加、18年12月当金庫取引先13社参 加、19年2月当金庫取引先10社参加) ・新市場創出事業として「大阪TLO」への斡旋 を推進(利用件数7件) ・「元気こうせいビジネスタウン」に中小企業支 援センターの下請支援制度をメニュー追加し 利用者登録者を募集(登録先数6社) ・「元気こうせいビジネスタウン」の機能強化推 進策として利用者向けメールマガジン配信や DM発送等を実施 ・「異分野連携新事業分野開拓(新連携)」部 店長研修実施(18年4月) ・営業課員を対象とした「大阪府立産業技術 総合研究所」の見学会を実施(18年6月28名) ・事業者を対象とした特別講演会を実施(18 年11月 316名) ・経営改善支援先5先を追加し経営改善支援 先合計23先(ランクアップ先数 6先) ・経営改善支援先へCSSの経営改善計画を 提案し、継続的に進捗状況を検証 ・中小企業診断士協会・大阪産業振興機構 へ再生支援策を相談(1社実施) ・ローンレビューを18年4月、5月、19年3月に 実施 ・アパートローン・フォローアップ実施(18年10 月) ・平成17年度経営改善支援の取組み実績を ホームページで公表(18年5月) (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 (3)事業再生に向けた積極 的取組み 実施スケジュール 具体的取組策 ・ 各企業の事業再生プロセスの中で 必要があれば、DES・DIPファイナンス の活用を検討する ・ 再生支援先に対して中小企業再生 サポートシステム(CSS)による再生計 画を提案する ・ 大阪府中小企業再生支援協議会・ 大阪産業振興機構等の公的機関との 協調支援を実施する ・ 再生支援先に対して必要があれば 中小企業診断士協会等外部コンサル タントを派遣する ・ 事業再生ファンド「元気出せ大阪 ファンド」の活用を検討する ・ 大阪府信用金庫協会の企業再生支 援講座を受講する ・ 再生支援実績(成功事例等)の具体 的情報開示方法の検討と開示 17年度 18年度 ・ 各企業の事業再生プロセスの中で必 要があれば、DES・DIPファイナンスの活 用を検討する ・ 再生支援先に対して必要があれば中 小企業診断士協会等外部コンサルタン トを派遣する ・ 大阪府中小企業再生支援協議会・大 阪産業振興機構等の公的機関との協 調支援を実施する ・ 事業再生ファンド「元気出せ大阪ファ ンド」の活用を検討する ・ 再生支援先に対して中小企業再生サ ポートシステム(CSS)による再生計画 を提案する ・ 大阪府信用金庫協会の企業再生支 援講座を受講する ・ 基本的に17年度の取組みを継続す る ・ 再生支援実績(成功事例等)の具体 的情報開示方法の検討と開示 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) ・現状ではDES・DIPファイナンスの活用はな いが、引き続き必要があれば検討する ・中小企業診断士協会・大阪産業振興機構 へ再生支援策を相談 ・大阪産業振興機構を通じて事業再生ファン ド「元気出せ大阪ファンド」を活用(1社支援 済、1社支援決定) ・再生支援先に対して中小企業再生サポート システム(CSS)による再生計画を提案し、進 捗状況を継続的に検証実施 ・大阪府信用金庫協会の企業再生支援講座 は日程上の都合で受講せず ・現状ではDES・DIPファイナンスの活用はな いが、引き続き必要があれば検討する ・中小企業診断士協会・大阪産業振興機構 へ再生支援策を相談(1社実施) ・大阪産業振興機構を通じて事業再生ファン ド「元気出せ大阪ファンド」を活用(1社支援) ・おおさか中小企業再生ファンドへ出資3百 万円 ・再生支援先に対して中小企業再生サポート システム(CSS)による再生計画を提案し、進 捗状況を継続的に検証実施 ・大阪府信用金庫協会の事業再生支援研修 を受講(支店長2名) ・再生支援実績(成功事例等)の具体的情報 開示方法は検討中 (4)担保・保証に過度に依存 ・ 半期に一回程度、スコアリングモデ ・ スコアリングモデル融資商品の販売 ・基本的に17年度の取組みを継続する ・スコアリングモデル融資商品の販売実績や ・大阪府、大阪産業振興機構との連携による しない融資の推進等 ル融資商品の販売傾向を分析し、改 傾向を分析し、改善点があれば見直し ・売掛債権担保による融資商品開発を 延滞状況等を分析し、改善点がないか検討し 成長性評価融資制度を推進 実績11件/ 善点があれば見直しする する 検討する た結果、「こうせいサポートきずな」の取扱を 367百万円 ・ 大阪府・大阪産業振興機構との連携 ・ 大阪府・大阪産業振興機構との連携 12月に中止 ・売掛債権担保融資保証制度を推進 実績 ・大阪府、大阪産業振興機構との連携による 54件/231百万円 強化による企業の成長性評価を踏ま による成長性評価融資制度を提供する ・ 新信用格付けシステムの導入と信用 成長性評価融資制度を提供 実績20件/ ・ローンレビューを18年4月、5月、19年3月に えた融資制度を提供する ・ 新信用格付けシステムの導入と信用 リスクデータベースの整備を行う 619百万円 実施 リスクデータベースの整備を行う ・ 信用格付制度を活用した融資商品を ・売掛債権担保融資保証制度を推進 実績 ・アパートローン・フォローアップ実施(18年10 34件/112百万円 月) ・ 新信用格付を活用した融資商品を 開発する 開発する ・ ローンレビューの定期的実施 ・信用格付けシステムを導入し、信用保証協 ・信用金庫取引約定書(変更契約書)への変 ・ ローンレビューの定期的実施 ・ 売掛債権担保融資保証制度の利用 会提携融資商品の金庫基準へ適用開始(18 更と包括根保証の見直しを完了 ・ 売掛債権担保融資保証制度の利用 対象先の選定し推進を行う 年1月) ・売掛債権を担保とした融資商品として、「こう 対象先の選定し推進を行う ・ 保証約定書の改訂と使用についての ・ローンレビューを6月、11月に実施 せい売債ローン きずな」を商品化し取扱い ・ 新保証約定書を制定し既存根保証 研修会を行う ・保証約定書の改訂と使用についての研修 を開始(19年2月) 契約の見直しを行う ・ 新保証約定書等の使用状況を把握し 会を実施 ・財務制限条項を活用した融資実行 1件 定着化を図る ・11月に「保証人管理システム」を構築、既存 10億円 の包括根保証の見直しをスケジュール化 3 (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 実施スケジュール 具体的取組策 17年度 18年度 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) (5)顧客への説明態勢の整 ・ 保証約定書改訂に関する研修を実 ・ 保証約定書改訂に関する研修を実施 ・ コンプライアンス委員会において苦情 備、相談苦情処理機能の強 施する する 事例の分析を行い、営業店に還元する 化 ・ 新信用金庫取引約定書(変更契約 ・ 包括根保証契約の見直しに伴う顧客 ・ 苦情防止のため、再発防止策の検討 書)への変更並びに包括根保証書の 説明マニュアル等の内部規定を整備す と臨店指導等による周知徹底 見直しの定着化(スケジュール化)を る ・ 変更契約書と包括根保証の見直し計 図る ・ 保証債務に関する規定の改正に基 画を推進する ・ 包括根保証契約の見直しに伴い「与 づき「与信取引に関する顧客への説明 ・ 苦情のデータベース化による問題点 信取引に関する顧客への説明態勢に 態勢に係る庫内規則」の改訂を行う の把握と未然防止策の検討 係る庫内規則」の改訂を行う ・ 監査状況により営業店の指導強化を ・ 監査状況により営業店の指導強化を ・ コンプライアンス委員会において苦 行う 行う 情事例の分析を行い、営業店に還元 ・新信用金庫取引約定書(変更契約 する 書)への変更並びに包括根保証書の見 ・ 監査状況により営業店の指導強化 直しの定着化(スケジュール化)を図る を行う ・ コンプライアンス委員会において苦情 事例の分析を行い、営業店に還元する ・保証約定書の改訂と使用についての研修 会を実施 ・包括根保証契約の見直しに伴う顧客説明等 の「規則」の改訂を行い、顧客への説明態勢 の整備を行った ・11月に「保証人管理システム」を構築、既存 の包括根保証の見直しをスケジュール化 ・説明態勢の徹底についてチェックリストを制 定した、また、説明責任についての研修会を 11月に実施 ・融資関連書式の定着状況などの点検のた めに営業店に訪問し、説明態勢に関する指 導を実施 ・コンプライアンス委員会においてすべての 苦情事例の内容を検討し、重要性が高いと 思われる事例を部店長会議で還元を実施 (6) 人材の育成 ・ 「課題解決型金融」推進として「こうせいから ・融資部による営業店臨店指導を定例的に のご提案」パンフレットを20,000部作成し営業 実施(出前相談延べ20ヶ店) 店配賦。CRDソフトの活用と「元気こうせいビ ・しんきん経営大学の講座を受講(支店長1 ジネスタウン」のメニューを組込み幅広い提案 名) を可能とした(17年12月) ・「異分野連携新事業分野開拓(新連携)」部 ・しんきん経営大学の講座を受講(支店長1 店長研修実施(18年4月) 名) ・営業課員を対象とした「大阪府立産業技術 ・大阪府信用金庫協会の目利き研修を受講 総合研究所」の見学会を実施(18年6月28名) (融資課長3名・営業課長6名) ・外部講師による目利き研修(今後の収益物 ・公的資格への挑戦者募集と情報提供(ソフ 件見通し)実施(18年7月133名) トウェア開発技術者1名合格) ・大阪府信用金庫協会の目利き研修を受講 ・外部講師による業種別(不動産賃貸業)目 (融資課長1名・営業課長8名・営業課員1名) 利き研修会を実施(17年7月118名参加) ・大阪府信用金庫協会の事業再生支援研修 ・外部講師による営業店ブロック別目利き講 を受講(支店長2名) 座(不動産登記法改正について等)を実施 ・大阪市信用保証協会の信用保証業務基礎 (17年11月127名参加) 講座を受講(営業課員4名) ・融資部による営業店臨店指導(出前相談件 ・「こうせい不動産担保調査主任者」資格試験 数31件)を定例的に実施 実施(18年10月) ・ブロック別融資勉強会実施(17年6月) ・「申請書作成のポイント」勉強会実施(平成 ・「こうせい不動産担保調査主任者」資格試験 18年11月) 実施(17年7月) ・産学官連携「大阪TLO」について研修会実 施(17年6月部店長対象) ・「大阪府立産業技術総合研究所」について 研修会実施(17年9月営業課長対象) ・課題解決型金融推進ツールによる勉強会 実施(17年12月) ・当庫職員を講師とした課題解決型金融研修 会を実施(18年1月) ・「大阪府立産業技術総合研究所」見学会を 実施(18年2月部店長他職員計32名参加) ・事業化マッチング見学会を実施(18年3月部 店長他計20名参加) ・ 外部機関を活用した集合研修を実 施する ・ 融資部による営業店臨店指導(出前 相談の定例実施) ・ しんきん経営者大学へ参加 ・ 大阪府信用金庫協会の目利き研修 を受講する ・ 大阪府信用金庫協会の企業再生支 援講座を受講する ・ 提案型セールス強化研修を実施す る ・ 公的資格受験の支援を行う ・ 外部機関を活用した集合研修を実施 ・基本的に17年度の取組みを継続する する ・ 融資部による営業店臨店指導(出前 相談の定例実施) ・ 大阪府信用金庫協会の目利き研修を 受講する ・ 大阪府信用金庫協会の企業再生支 援講座を受講する ・ しんきん経営者大学の講座を受講す る ・ 課題解決型金融研修会を実施する ・ 「こうせい不動産担保調査主任者」資 格試験実施 ・ 公的資格への挑戦者登録募集と情 報提供 4 ・信用金庫取引約定書(変更契約書)への変 更と包括根保証の見直しを完了 ・顧客への説明責任について融資部による臨 店指導を全店実施 ・コンプライアンス委員会においてすべての 苦情事例の内容を検討し、重要性が高いと 思われる事例を部店長会議で還元を実施 ・苦情の原因追究のための総務部による臨店 指導を実施 ・事例に基づいた苦情・トラブルの未然防止 策を担当各部で策定(18年12月) ・「融資説明責任」のロールプレイング研修を 実施(19年3月) (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 実施スケジュール 具体的取組策 17年度 18年度 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) 2.経営力の強化 (1)リスク管理態勢の充実 ・ 新信用格付けシステムの導入と信用 リスクデータベースの整備を行う ・ 新信用格付けシステムと自己査定と の債務者区分の整合性を図る ・ 新信用格付けシステムによりポート フォリオ管理と信用リスク量の計量化を 実施する ・ 市場リスク管理にVarを導入する ・ 資本配賦額の決定とリスクテイクの 実績管理を実施する ・ 新信用格付けシステムの導入と信用 リスクデータベースの整備を行う ・ 新信用格付システムを本格稼動さ せ、債務者区分と信用格付のマッチン グを検証する ・ 17年度資本配布額の決定 ・ 共同事務センターシステムによる金 利リスクVarの導入 ・ 四半期毎にリスクテイクの実績管理を 実施 ・ 上期実績により資本配賦額見直し検 討 ・ 格付ランク、信用リスク量の計量化に よる分析実施 ・ ポートフォリオ管理によるリスク分散度 のチェック ・ 資本配賦額の決定と4半期毎のリスク テイクの実績管理実施 ・ 株式Varの導入 ・信用格付けシステムを導入し決算書データ ・信用格付けシステムを利用した信用リスク計 の入力を完了(1560社) 量化システムにより信用リスクVarを算出 ・1月〜3月に自己査定の債務者区分との整 ・信用格付けシステムを利用した信用リスク計 合性を検証(一致率90.8%) 量化システムにより業種別与信残高及び与信 ・18年1月より信用格付システムを本格稼動し 上位先明細を出力可能とした 「格付申請」により格付を順次決定 ・ベンダーシステムを利用し、株式Varと金利 ・総合リスク管理委員会において17年度資本 Varによる統合Varを算出し毎月のALM委員 配布額を決定 会に報告 ・17年度資本配布額に対するリスクテイクの実 ・総合リスク管理委員会において18年度資本 績管理を4半期毎に実施した結果、資本配賦 配布額を決定 額の見直しは実施せず ・資本配布額に対するリスクテイク(信用Varと ・共同事務センターシステムによる金利リスク 統合Var)の実績管理を4半期毎に実施 Varを導入実施 ・ バーゼルⅡ第2の柱であるアウトライヤー試 算を毎月のALM委員会に報告 ・ 大口与信集中リスクの計量を実施(18年11 月) ・ バーゼルⅡ第1の柱である自己資本比率試 算を共同センターシステムを利用し実施(19 年2月) (2)収益管理態勢の整備と 収益力の向上 ・ 新信用格付けシステムの導入と信用 リスクデータベースの整備を行う ・ 新信用格付けシステムによるプライ シングを実施する ・ 部別、使用目的別予算策定と実績 管理を実施する ・ 経費申請、業務申請ベースでの管 理システムを構築する ・ 原価計算を実施する ・ ABC原価計算(Activity-Based Costing)導入を検討する ・ 新信用格付けシステムの導入と信用 リスクデータベースの整備を行う ・ 新信用格付けシステムによるプライシ ングを実施する ・ 16年度実績を基にした原価計算を実 施する ・ 商品別、業務別採算の詳細化(科目 別から商品別、業務ライン別採算把握 へ) ・ 経費申請、業務申請ベースでの管理 システムを構築する ・ ABC原価計算システム導入の検討 ・ スプレッドバンキング導入の検討 ・ 格付ランクによる金利設定を定期的 に検証する ・ スプレッドバンキングを試行導入 ・ 17年度従来型原価計算の実施 ・ ABC原価計算のシステム設計検討 ・信用格付けシステムを導入し決算書データ の入力を完了(1560社) ・1月〜3月に自己査定の債務者区分との整 合性を検証(一致率90.8%) ・18年1月より信用格付システムを本格稼動し 「格付申請」により格付を順次決定 ・18年4月よりプライシングを出力し検証予定 ・16年度実績を基にした原価計算を実施し、 業務別、科目別による採算実績を算出 ・経費申請、業務申請ベースでの支出をデー タベース化実施 ・本部ABC原価計算実施している金融機関よ り情報収集実施 ・共同事務センターシステムによるスプレッドバンキン グ導入検討中 ・信用格付けシステムを利用したプライシングに ついては19年5月実施を目途に検討中 ・ABC原価計算のシステムに関してベンダー と随時情報交換実施 ・経費管理強化のため「申請事項管理表」を 試行導入 ・共同事務センターシステムによるスプレッドバンキン グ試行導入中 (3)ガバナンスの強化 ・ 全信協による半期開示に関する基 本的考え方を踏まえた半期開示内容 の再検討 ・ 半期開示方法としてホームページ等 ディスクロージャー誌以外の媒体活用 を検討 ・ 総代会の機能強化に向けた取組み における開示項目の検討 ・ 総代会の機能強化に向けた取組みと して、業界申し合わせに基づく項目を ディスクロージャー誌で開示 ・ 半期開示実施 ・ 総代会の機能強化に向けた取組み における開示項目の検討 ・ 半期開示内容や開示方法等の見直 しを検討する ・ 総代会の機能強化に向けた取組みを ディスクロージャー誌で開示 ・総代会の機能強化に向けた取組みとして、 以下の項目をディスクロージャー誌で開示 (17年7月) 1.総代会の仕組み 2.総代候補者選考基準 3.総代の選任方法 4.総代会の決議事項等 5.総代の氏名 ・半期ディスクロージャー誌により半期開示実施 (17年11月) ・18年度ディスクロージャー誌における総代 会の機能強化に向けた取組みに係る開示項 目の検討実施 ・総代会の機能強化に向けた取組みとして、 以下の項目をディスクロージャー誌で開示 (18年7月) 1.総代会の仕組み 2.総代候補者選考基準 3.総代の選任方法 4.総代会の決議事項等 5.総代の氏名 ・半期ディスクロージャー誌により半期開示実施 (18年11月) (開示項目として基礎業務純益、経常利益、 当期純利益を追加) 5 (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 実施スケジュール 具体的取組策 (4)法令等遵守(コンプライア ・ 監査部による総合監査並びに部分 ンス)態勢の強化 監査を実施する ・ コンプライアンス専門家による研修を 実施する ・ 「金融取引ルールブック」による店内 勉強会を実施する ・ 個人情報保護法の臨店指導と研修 を実施する ・ 個人情報保護研修規程を制定する ・ 技術的安全管理措置対応マニュア ルを制定する ・ 個人情報保護に関するチェックリスト を制定する ・ 個人情報の取扱状況に関する一斉 点検を実施する ・ 個人情報保護のためのFAX送信の 取扱い要領を作成する ・ 個人データの取扱状況の点検およ び監査に係る規程を制定する ・ 事務課長会議を利用した、コンプラ イアンス及び個人情報管理について の研修状況、問題点、指導状況の発 17年度 18年度 営業店、本部に対する総合監査並び に部分監査実施 ・ コンプライアンス専門家による研修を 実施する ・ 「金融取引ルールブック」による店内 勉強会を実施する ・ 個人情報保護法の臨店指導と研修を 実施する ・ 個人情報保護研修規程を制定する ・ 技術的安全管理措置対応マニュアル を制定する ・ 個人情報保護に関するチェックリスト を制定する ・ 個人情報の取扱状況に関する一斉 点検を実施する ・ 個人情報保護のためのFAX送信の 取扱い要領を作成する ・ 個人データの取扱状況の点検および 監査に係る規程を制定する ・ 営業店、本部に対する総合監査並び に部分監査実施 ・ 「金融取引ルールブック」による店内 勉強会を実施する ・ コンプライアンス研修・指導の実施お よび臨店指導 ・ 個人情報管理態勢の営業店・本部の 実施状況点検 ・ 外部委託先に対する契約遵守状況 点検 ・ 「保険販売マニュアル」を送付し保険 窓販に係わるコンプライアンス徹底を図 る ・ 公益通報者保護法内部規程の研修 実施 ・ 文書管理規程の説明会の実施 ・ 事務課長会議を利用した、コンプライ アンス及び個人情報管理についての研 修状況、問題点、指導状況の発表 6 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) ・法令等遵守(コンプライアンス)態勢の強化 について総合監査(全営業店、子会社(株) ケイ・ビー・エス、本部5部)、フォロー監査 (4ヶ店)実施 ・「個人情報保護法」、「預金保険法」関係の 遵守状況について部分監査実施(総務部・事 務部・経理証券部・全営業店) ・「個人情報保護法」部分監査(全営業店、本 部4部)実施 ・「金融取引ルールブック」による店内勉強会 を定例実施 ・個人情報保護法について16カ店臨店指導 と研修(17年11月〜12月)を実施 ・個人データの取扱状況の点検および監査 に係る規程を制定(17年4月) ・個人情報保護のためのFAX送信の取扱い 要領を制定(17年5月) ・個人情報保護研修規程を制定(17年6月) ・個人情報の取扱状況に関する一斉点検を 実施(17年6月) ・技術的安全管理措置対応マニュアルを制 定(17年7月) ・反社会的勢力に対する取組規定及び反社 会的勢力対策マニュアルの制定(17年8月) ・コンプライアンス個人用チェックリスト(本部 用)制定(17年10月) ・事務課長会議を利用しコンプライアンス・個 人情報管理状況の発表・指導 実施 (隔月実 施) ・弁護士によるコンプライアンス研修を実施 (18年2月) ・「金融取引ルールブック」改訂(18年2月) ・公益通報者保護法内部規程およびヘルプ ライン運営要領制定(18年3月) ・文書保管規定改定(18年3月) ・「保険販売業務に関するコンプライアンス」 改訂(18年3月) ・平成18年度コンプライアンスプログラム制定 (18年3月) ・「金融取引ルールブック」による店内勉強会 を定例実施 ・法令等遵守(コンプライアンス)態勢の強化 について総合監査(全営業店)、部分監査を 上期8ヶ店、下期全営業店実施 ・「個人情報保護法」、「預金保険法」、「出資 金事務」、「財務諸表の正確性」、「市場関連 リスク」、「本人確認」等について部分監査実 施(総務部・事務部・経理証券部) ・コンプライアンス、個人情報保護について総 務部による臨店指導を18年度上期全営業 店、下期15ヶ店実施 ・個人情報委託先に対する個人情報の管理 状況をチェック(18年6月) ・個人情報管理強化のため「FAX送信簿」と 「郵便発信簿」を改定(18年6月) ・「反社会的勢力対策マニュアル」を改定し、 報告態勢等を変更(18年7月) ・「苦情処理マニュアル」を改定し、「苦情処理 メモ(経過・結果)報告書」を制定(18年7月) ・公益通報者保護法内部規定の研修実施 (18年4月) ・「保険販売マニュアル」を送付し保険窓販に 係わるコンプライアンスを徹底(18年5月) ・外部委託先1社に対し、個人情報保護法遵 守状況の監査実施(18年12月) ・事務課長会議を利用しコンプライアンス・個 人情報管理状況の発表・指導実施(隔月実 施) (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 (5)ITの戦略的活用 実施スケジュール 具体的取組策 ・ 事務センターの次期システムの活用 検討 TTTTC、TMの更新 TTTネットワークシステムの切り替 TTTえによるシステム環境整備 TTTCRM等の次期システムの TTT機能採用を検討 ・ 金庫独自の対応 TTTATMのICカード対応 TTT生体認証対応によるセキュ TTTリティ対策 TTT諸届の受付事務、諸管理 TTT簿のシステム化による効率化 TTT信用リスク管理システムの TTT本格稼動へのサポート (6)協同組織中央機関の機 ・ 各種経営指標をカスタマイズし、強 能強化 み弱み分析として前期実績を部長会 に提出する。 ・ 運用強化及び市場リスク管理強化の ため、信金中金が提供する機能やオ フバランス取引を検討する。 17年度 18年度 ・ 諸届の受付事務のパソコンによるシス テム化検討 ・ ATMのICカード対応 ・ 諸管理簿のパソコンによるシステム化 検討 ・ 信用リスク管理システムの本格稼動 へのサポート ・ 共同センターシステムの活用(重要印 刷物管理システム、ATMによる通帳繰 越、オンライン端末(TM)の切替、後収 手数料管理システム検討、情報統合シ ステム基盤(DWH)、融資稟議支援シ ステム検討) ・ 渉外支援システム更改、機能強化 ・ パソコン活用による各種業務のシステ ム化 ・ 文書のペーパーレス化 ・ 元気こうせいビジネスタウンを活用し た情報発信 ・ 融資申請システムの見直し ・ CRDモデルⅢ導入し、保証協会融 資の推進に活用 ・ ディスクロージャーのWEB利用 ・ キャッシュカードのセキュリティ対応 (生体認証対応)検討 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) ・定期積金回次相違管理表のパソコンシステ ム化実施(17年7月) ・長期未処理別段預金のパソコン管理実施 (17年11月) ・諸届の進捗状況管理や事務リスクの高い諸 届の受付の検証のため、事故届、変更届管 理簿をデータベース化するシステムを作成 済。営業店の実情に即した内容にするため、 再検討中。18年5月中に実施予定 ・ATMのICカード対応 17年11月公開鍵取 得 18年5月から発行予定 発行科目は普通 預金のみ ・「融資関連書式」の印刷システム導入(18年 1月) ・保証人検索システムを作成し、保証人から 債務者を検索できるとともに、保証期限切れ の管理を可能化。(17年10月) ・信用格付システム導入(18年1月) ・全営業店のATMに通帳繰越を導入(18年 10月) ・ATMのICカード対応 18年5月から発行 発行科目は普通預金のみ ・渉外支援システムの親機システム更改(18 年6月) ・CRDモデルⅢ導入し、保証協会融資の推 進に活用(18年4月) ・ホームページにディスクロージャー誌を掲載 (18年8月) ・オンライン端末(TM)の切替完了(19年3 月) ・印鑑照会システム導入に向けた事前作業を 実施(19年5月導入予定) ・共同センターシステムを活用した重要印刷 物管理システムを導入(19年1月) ・パソコン活用したシステムの導入や見直しを 実施し各種業務に活用(主要顧客要求性残 高推移表システム変更、残高証明書システム変 更、債務者預金受入リスト、要求性500万円 以上明細、返戻郵便物管理) ・「元気こうせいビジネスタウン」の機能強化推 進策としてインターネットバンキング機能を追 加(19年1月) ・「元気こうせいビジネスタウン」の機能強化推 進策として利用者向けメールマガジンを配信 (19年2月) ・共同センターシステムを活用した情報統合 システム基盤(DWH)、融資稟議支援システ ムは引き続き検討中 ・キャッシュカードのセキュリティ対応(生体認 証対応)は引き続き検討中 ・ 運用強化及び市場リスク管理強化の ・基本的に17年度の取組みを継続する ・信金中金が提供する特別定期預金による資 ため、信金中金が提供する機能やオフ 金運用実施 バランス取引を検討する ・信金中金に有価証券ポートフォリオ分析依頼 ・ 各種経営指標をカスタマイズし、強み ・信金中金の平成16年度経営効率分析に基 弱み分析として前期実績を部長会に提 づき、強み弱み分析として12月部長会に提出 出する ・ 他金庫の活用事例を情報収集し活用 方法の見直しを検討する ・信金中金が提供する特約定期預金による資 金運用実施 ・信金中金とリスク管理に関する情報交換会 を実施(18年7月) ・信金中金に有価証券ポートフォリオ分析依頼 (18年11月) ・信金中金の平成17年度経営効率分析に基 づき、強み弱み分析として11月部長会に提出 7 (別紙1)「地域密着型金融推進計画」個別項目の行動計画と進捗状況(平成17年4月〜19年3月) 個別項目 実施スケジュール 具体的取組策 17年度 18年度 大阪厚生信用金庫 進捗状況 17年度(17年4月〜18年3月) 18年度(18年4月〜19年3月) 3. 地域の利用者の利便性向上 (1)地域貢献等に関する情 報開示 ・ 開示項目の見直し ・ ディスクロージャー誌以外の開示媒 体の検討 ・ 質問や相談頻度の高い項目のQ& Aの作成と公表 ・ディスクロージャー誌で地域貢献情報 ・ 基本的に17年度の取組を継続する 開示実施 ・ CSR情報開示の拡充 ・ 開示項目の見直し ・ ディスクロージャー誌以外の開示媒 体の検討 ・ディスクロージャー誌で地域貢献情報開示 実施(17年7月) ・ホームページを利用した開示を検討中 ・営業店よりのアンケートを参考にしたQ&A を作成中 ・ディスクロージャー誌で地域貢献情報開示 実施し、公表内容を当金庫の特色である事 業者向け貢献活動をメインとした開示に見直 し(18年7月) ・ホームページにディスクロージャー誌を掲載 (18年8月) ・ ディスクロージャーに関するQ&Aの作成 は19年度公表を目途に検討中 (2)地域の利用者の満足度 ・ 利用者満足度調査の実施 を重視した金融機関経営の ・ 調査結果の分析と改善策の検討、 確立 実施 ・利用者満足度調査の実施 ・ 基本的に17年度の取組を継続する ・利用者満足度調査の実施(調査期間8/25 ・調査結果の分析と改善策の検討、実 ・ 17年度利用者満足度調査の結果・改 〜9/30) 施 善策の公表 ・利用者満足度調査結果を金融改革プログラム ・ 顧客の声収集体制の検討 委員会において各部へ還元し検討 ・利用者満足度調査結果より要望の多かった ATMに関する改善を実施 ・17年度に実施した利用者満足度調査結果 をホームページで公表(18年4月) ・利用者満足度調査の実施(調査期間9/12 〜10/20) ・利用者満足度調査結果を企画会議におい て各部へ還元し、営業店CS活動と連動した 対応策を検討 (3)地域再生推進のための ・ 地方公共団体や商工団体等よりの 各種施策との連携等 情報収集 ・ 信金中金が参加する案件があれ ば、連携した取組みを検討 ・ 地方公共団体や商工団体等よりの情 ・ 基本的に17年度の取組を継続する 報収集 ・ NPO法人との連携 ・ 地方公共団体や商工団体等よりの情 報収集 ・ 信金中金が参加する案件があれば、 連携した取組みを検討 ・大阪府中小企業家同友会に入会し情報収 集実施 ・信金中金よりPFI事例の情報収集実施 ・NPO法人との連携を検討 ・近畿経済産業局主催「地域活性化のための 信用金庫ネットワーク会合」出席(18年6月) ・NPO法人「オービット関西」と連携し、「新連 携相談会」を開催 (平成18年10月〜相談実績3社) ・ 大阪府地域貢献企業バンクに登録(18年2 月) ・ 公表媒体、公表内容を検討する ・ 17年度上期進捗進捗状況を公表 ・17年12月に当金庫ホームページ上にて、基 ・18年5月に当金庫ホームページ上にて、基 本数値目標実績並びに個別項目の進捗状 本数値目標実績並びに個別項目の進捗状 況公表(17年度上期実績) 況公表(17年度末実績) ・18年11月に当金庫ホームページ上にて、基 本数値目標実績並びに個別項目の進捗状 況公表(18年度上期実績) 4. 進捗状況の公表 ・ 半期毎に進捗状況を公表する ・ 公表媒体、公表内容を検討する ・17年度末進捗進捗状況を公表 ・18年度上期進捗進捗状況を公表 8 (別紙2−1) 経営改善支援の取組み実績 信用金庫名 大阪厚生信用金庫 【17〜18年度(17年4月〜19年3月)】 (単位:先数) 期初債務者数 正常先 うち αのうち期末に債務者 経営改善支援取組み先 α 区分がランクアップした 先数 β αのうち期末に債務者 区分が変化しなかった先 γ 7,923 0 655 29 10 12 17 3 1 2 破綻懸念先 59 10 2 2 実質破綻先 170 6 1 3 54 1 0 0 8,878 49 14 19 要 うちその他要注意先 注 意 うち要管理先 先 破綻先 合 計 0 注) ・期初債務者数及び債務者区分は17年4月当初時点で整理。 ・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含まない。 ・βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載。 なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めない。 ・期初の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」にランクアップした場合はβに含める。 ・期初に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については(仮に選定時の債務者区分が 期初の債務者区分と異なっていたとしても)期初の債務者区分に従って整理すること。 ・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めない。 ・γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載。 ・みなし正常先については正常先の債務者数に計上のこと。 (別紙2−2) 経営改善支援の取組み実績 信用金庫名 大阪厚生信用金庫 【18年度(18年4月〜19年3月)】 (単位:先数) 期初債務者数 正常先 うち αのうち期末に債務者 経営改善支援取組み先 α 区分がランクアップした 先数 β αのうち期末に債務者 区分が変化しなかった先 γ 7,360 0 764 19 5 10 12 2 0 1 破綻懸念先 63 2 1 0 実質破綻先 124 0 0 0 47 0 0 0 8,370 23 6 11 要 うちその他要注意先 注 意 うち要管理先 先 破綻先 合 計 0 注) ・期初債務者数及び債務者区分は18年4月当初時点で整理。 ・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含まない。 ・βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載。 なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めない。 ・期初の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」にランクアップした場合はβに含める。 ・期初に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については(仮に選定時の債務者区分が 期初の債務者区分と異なっていたとしても)期初の債務者区分に従って整理すること。 ・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めない。 ・γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載。 ・みなし正常先については正常先の債務者数に計上のこと。
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