平成24年度 事 業 報 告 書

平成24年度
事
業
報
告
書
自 平成24年4月 1日
至 平成25年3月31日
公益財団法人中東調査会
東京都新宿区西新宿7-3-1 三光パークビル5F
電話 03 -3371-5798
【公益財団法人中東調査会】
平成24年度事業報告書
I
法人の概況
1 設立年月日
昭和35年(1960年)10月3日 〔創立:昭和31年(1956年)2月〕
平成24年(2012年)4月1日公益財団法人へ移行
2 定款に定める目的
当調査会は、中東地域(北アフリカを含む)の安定した発展なくして国際政治経済環境の十全を期し得ない状況の下、エネルギー面でとり
わけ脆弱な我が国の平和と繁栄、即ち国益にとり、この地域の国々との円滑な友好協力関係が死活的重要性を有していることについて国民の
理解を深めるため、専門家の育成、内外研究機関及び企業との交流をふまえ、地域研究、地域関連情報の収集、専門的・実務的知見のできる
限り広範な伝播、これに基づく適切な与論形成に努力し、もって我が国の平和と繁栄に寄与することを目的とする。
3 定款に定める事業
(1)中東地域及び域内諸国等及びこれらと深く関係する地域及び諸国等の政治、経済、社会、文化等についての研究及び調査
(2)前号に規定する研究及び調査に基づく資料の刊行
(3)現地事情紹介のための会議、講演会、セミナー、シンポジウム等、我が国における中東についての理解の増進及び知識の普及を図る啓発
事業の実施及び実施協力
(4)その他当調査会の目的を達するために必要な事業
4 所管管庁に関する事項
内閣府
5 賛助会員の状況
(平成25年3月31日現在)
種類
当期末
前期末比増減
前期末
法人会員
85 法人
86 法人
△ 1 法人
特別個人会員
4 人
4 人
0 人
普通個人会員
103 人
105 人
△ 2 人
備考
6 事務所
東京都新宿区西新宿7丁目3番1号 三光パークビル5階
7 役員等に関する事項
(1)理事、監事等
(平成25年3月31日現在)
理事、監事等の常勤・非常勤の別:全員が無給・非常勤である
現職
氏名
役職
会 長
佐々木
幹夫
理事長
有馬
龍夫
常任理事
川﨑
弘
常任理事
塩尻
宏
常任理事
山内
昌之
監 事
星
彰
監 事
守村
卓
三菱商事株式会社相談役
元日本国政府代表・前中東和平担当特使
(国家公務員出身者)
一般社団法人流動化・証券化協議会理事長
(国家公務員出身者・元通商産業省経済企画庁調整局長)
元駐リビア大使
(国家公務員出身者)
東京大学大学院総合文化研究科教授
元駐スーダン大使
(国家公務員出身者)
株式会社三菱東京UFJ銀行副頭取
(2)名誉顧問、顧問
氏名
役職
現職
(服部 禮次郎 平成25年1月22日ご逝去)
名誉顧問
顧 問
飯尾
紀直
三井物産株式会社 顧問
顧 問
岡
素之
住友商事株式会社 相談役
顧 問
井上
尚之
トヨタ自動車株式会社 常務役員
顧 問
上野
進
コマツ 執行役員海外営業本部長
顧 問
香籐
繁常
顧 問
金森
廣
サウディ石油化学株式会社 代表取締役社長
顧 問
川名
薫
アブダビ石油株式会社 代表取締役社長
顧 問
久保田
隆
千代田化工建設株式会社 代表取締役社長
顧 問
清水
章
株式会社日立製作所 国際事業戦略本部本部長
顧 問
清水
紘一郎
顧 問
住川
雅晴
株式会社日立プラントテクノロジー 取締役会長
顧 問
高柳
浩二
伊藤忠商事株式会社 代表取締役専務執行役員
顧 問
武田
邦靖
AOCホールディングス株式会社取締役会長
(国家公務員出身者・元国土庁長官官房審議官)
顧 問
鳥居
敬三
丸紅株式会社 常務執行役員
顧 問
中野
和久
出光興産株式会社 代表取締役社長
顧 問
昼間
祐治
株式会社IHI 代表取締役副社長
顧 問
水野
明久
中部電力株式会社 代表取締役社長
顧 問
森川
桂造
コスモ石油株式会社 代表取締役社長
顧 問
安田
正介
三菱商事株式会社 顧問
顧 問
渡
文明
JXホールディングス株式会社 相談役
昭和シェル石油株式会社 代表取締役会長
株式会社ホテルオークラ東京 特別顧問
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(3)参与
氏名
役職
現職
(独)日本貿易振興機構(ジェトロ)理事長
(国家公務員出身者・元経済産業審議官)
岡崎研究所理事長・所長
(国家公務員出身者・元駐サウジアラビア大使)
株式会社日建設計 顧問
(国家公務員出身者・元駐サウジアラビア大使)
参 与
石毛
博行
参 与
岡崎
久彦
参 与
恩田
宗
参 与
加藤
博
一橋大学大学院経済学研究科教授
参 与
黑川
剛
公益財団法人日独協会理事
(国家公務員出身者・元駐クウェイト大使)
参 与
黒田
壽郎
参 与
小杉
泰
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授
参 与
後藤
明
東洋大学教授
参 与
八尾師
誠
東京外国語大学教授
参 与
目黒
孝敏
国際大学名誉教授
元駐バハレーン大使
(国家公務員出身者)
以上、理事5人、監事2人、顧問20人、参与10人
(参考)【定款第29条 】 1. 理事 3名以上10名以内、 監事 1名以上2名以内
2. 理事のうち、1人を会長、2人を副会長、1人を理事長、8人以内を常任理事とする
【定款第41条 】 1. 当調査会に、名誉顧問若干名、顧問40名以内及び参与30名以内を置くことができる
名誉顧問、顧問及び参与は、理事会の承認を得た上で理事長が委嘱し、直近の評議員会に報告するものとする。名誉顧問、顧問
2.
及び参与の資格、任期、解任については、理事会が定める。
3. 名誉顧問、顧問及び参与は無報酬とする。ただし、その職務を行うために要する費用を支払うことができる。
(4)評議員
評議員の常勤・非常勤の別:全員が無給・非常勤である
現職
氏名
評議員
浦部
和好
評議員
北村
文夫
評議員
須藤
隆也
評議員
渡辺
喜宏
元外務省官房長
(国家公務員出身者)
元読売新聞編集委員(岩谷直治記念財団評議員会長)
財団法人日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センターシニアアドバイザー
(元駐エジプト大使・国家公務員出身者)
株式会社三菱東京UFJ銀行顧問 ((財)国際通貨研究所専務理事)
以上、評議員4人
(参考)【定款第14条 】 評議員 3名以上10名以内
8 職員に関する事項
職員数
(平成25年3月31日現在)
前期末比増減
平均年齢
平均勤続年数
備考
男子
2人
0
47.5 歳
11年
9ケ月
女子
4人
0
36.3 歳
4年
8ケ月 合計
又は平均
6人
0
47.9 歳
7年
8ケ月
男子職員2人のうち1人は週2日勤務、女子職員4人のうち1人は週2日勤務である。
Ⅱ 事業の状況
1 事業の実施状況
別紙「事業の実施状況」参照
2 役員会に関する事項
名称
決議事項等
開催年月日
(1)定時理事会
平成24年6月6日
①平成23年度事業報告書の承認
②平成23年度決算報告書の承認
③「定時評議員会の日時及び目的である事項等」の承認
④内部規程の制定
⑤平成24年度収支予算書
⑥基本財産の指定
(2)定時評議員会
平成24年6月22日
①平成23年度事業報告及び決算書類の承認
(3)臨時理事会
平成24年12月17日 ①平成25年度事業計画の承認
②平成25年度予算の承認
③顧問の辞任に伴う後任顧問の推薦
④一般事業主行動計画の承認
(4)臨時評議員会
平成24年12月17日 ①平成25年度事業計画の承認
②平成25年度予算の承認
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3 正味財産の状況並びに財産の状況の推移
前々期
前期
平成23年3月期 平成24年3月期
単位:円
当期
平成25年3月期
資産合計
51,719,645
46,940,282
54,992,312
負債合計
21,569,077
17,849,305
19,386,446
備考
29,090,977
35,605,866
正味財産
30,150,568
平成21年度から、「新々公益法人会計基準」(内閣府公益認定等委員会が平成20年4月11日に公表した『公益法人会計基準」の運用指
針』)を採用している。
Ⅲ 法人の課題
当法人の対処すべき課題
(1)質の高い事業展開の推進
当調査会の存在感をより一層高めていくためには、より質の高い広報活動の積極的な推進が求められる。そのため、当調査会のこれま
での研究調査実績等を活用して、中東研究に関心を寄せる様々な立場の方々の問題意識やニーズに合致したセミナー、フォーラム、講演
会の開催、ならびに、機関誌「中東研究」、及び「中東クロノロジー(日誌)」データベース、「中東情勢分析」(「中東トピック
ス」、「中東分析レポート」)、などの情報発信を一層充実させて行きたい。
(2)活動基盤の充実化
当調査会が今後更に一層の質の高い事業展開を行っていくためには、その活動の財政的基盤を強化することが不可欠である。そのため
には、賛助会員の拡大、受託研究調査事業の開拓をはじめ関心の高いセミナー、フォーラムの開催、中東研究に関する支援サービスの実
施や研修事業の拡大等を図る必要がある。
(3)公益財団法人としての運営方針
当調査会は、平成24年4月1日付にて公益財団法人へ移行した。今後、事業活動の更なる充実を通じ財政基盤の確立を図り、会の活動の
公益性と永続性をより確実なものとして行きたい。
以上
別紙:「事業の実施状況」
3/19
別紙:
「事業の実施状況」
【公益目的事業その1】 中東に関する研究・調査事業
(1)中東資料センター
1. 「中東クロノロジー」
(中東地域の国別主要動向)をはじめとする中東各国関する資料の収集とデ
ータベースの作成。日誌データベース作成は、1993年から継続している
2. 「中東要人データベース」中東諸国の政治家を中心とした要人動向を整理し、データベース化して
いる
3.「中東情勢検討会」隔週水曜日の16:00-17:30に開催。中東調査会の法人会員・個人会員を中心
に、中東情勢について議論する会合。平成24年9月をもって同検討会を中止した
(2) 受託業務
政府、民間より研究・調査プロジェクトの委託を受け実施している。平成 24 年度の主たる新規受託
業務案件は下記の通り
1.公益財団法人笹川平和財団「中東ジャーナリスト招聘」に関する業務
2.同志社大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「グローバル・リソース・マネジメント」
が実施するGRMフィールドワーク等の準備・事前現地調査
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【公益目的事業その2】 出版事業
(1) 『中東研究』(季刊)
昭和 33 年 9 月に創刊された中東に関する研究論文、時事解説、資料等を掲載している中東総合専門
誌
第 514 号 (2012 年度 Vol. I)
2012 年 6 月刊行
【シリーズ: 大使の見たままに】
・2012 年 3 月のリビア――治安、選挙、そして、希望
西ヶ廣 渉
3
・中東変動の展望
――「アラブの春」はイスラーム主義者にハイジャックされたのか
内藤 正典
7
・
「アラブ革命」再考――2011 年市民決起の真相
飯塚 正人
14
・
「アラブの春」と衛星放送
――チュニジア・エジプト・リビアの事例から
千葉 悠志
21
・規模及び活動領域を拡大した「アラビア半島のアル・カーイダ」
菅野 守
30
・
「リビアのシナリオ」論――ロシアと「人道介入」
吉田 亮太
43
・湾岸産油国クウェートにおける政治的動向
――第 14 回国民議会選挙に着目して
佐藤 卓巳
50
・パレスチナ党派和解と国連加盟申請
――インティファーダ後の指導者間関係の変化を軸に
鈴木 啓之
64
・
“マナーマの春”から 1 年――バハレーン国民和解への長い道
河井 明夫
74
【特集:「中東変動」の検証と展望――中東をめぐる多次元での駆け引き】
<全体像>
<各国の情勢>
【報告】
・国際有識者会議
「中東新時代――民主化の将来と国際社会の関与」
84
【最近の動向】
・比叡艦のマスカット訪問の今日的意義
――日本・オマーン国交樹立 40 周年記念の年に当たって
遠藤 晴男
89
・紀行文――2011 年末のイランを訪問して②
山﨑 和美
99
5/19
【書評】
・現代シリアの部族と政治・社会(髙岡豊著)
鏡 武
113
【中東を理解する為の書籍案内】
・ホメイニーからビン・ラーデンへ(小山茂樹著)
・こうして世界は誤解する(ヨリス・ライエンダイク著)
・After the Arab Spring(John R. Bradley 著)
小早川 敏彦
117
第 515 号 (2012 年度 Vol.Ⅱ) 2012 年 10 月刊行
【シリーズ: 大使の見たままに】
・法の支配を求めて――レバノン特別法廷
川上 公一
3
・最近のシリア情勢
鈴木 敏郎
8
・The Middle East Today: A Personal Reflection
有馬 龍夫
12
・北アフリカの民衆蜂起と宗教回帰――リビアを中心に
塩尻 和子
18
・アルジェリア政治の不安定と安定
――2012 年国民議会選挙結果からの考察
私市 正年
28
・チュニジアの革命と地域――2011 年制憲議会選挙結果をもとに
岩崎 えり奈
45
・米軍撤退後イラクの政治対立と合従連衡
山尾 大
55
佐藤 秀信
69
今井 真士
76
・新生リビアの国民議会選挙と今後の展望
小林 周
87
・シリア問題における中国外交――「ソフトパワー」論の限界
吉田 亮太
95
・シリア――2012 年人民議会選挙から見るアサド政権の機能と基盤
髙岡 豊
101
山﨑 和美
110
【特集: 「中東変動」と選挙――中東はどこへ向かうのか】
・
「イランの春」はいまだ到来せず
――2012 年第 9 期国会議員選挙の検討
・第二共和政前夜のエジプト
――新憲法をめぐるイデオロギー対立と大統領選挙後の展望
【映画紹介】
・ 「これは映画ではない」とイラン社会
6/19
第 516 号 (2012 年度 Vol.Ⅲ) 2013 年 1 月刊行
【シリーズ: 大使の見たままに】
・イラン在勤を終えて
駒野 欽一
3
・イエメンにおける「アラブの春」
難波 充典
6
・クウェート在勤を振り返って
小溝 泰義
11
塩尻 和子
21
・イラン・シリア関係の推移と今後のシリア情勢
中西 久枝
27
・
「アラブの春」の通俗的理解がシリアの紛争にもたらした弊害
青山 弘之
34
・サウディアラビアによるシリア危機への対応
――中東域内政治と予防外交の観点から
中村 覚
44
・シリア問題をめぐるロシアの戦略――地政学的思惑と限界
廣瀬 陽子
58
・混迷するトルコの対シリア外交
今井 宏平
69
・「潜入問題」再考――シリアを破壊する外国人戦闘員の起源
髙岡 豊
83
・紀行文――2011 年末のイランを訪問して③
山﨑 和美
92
【中東を理解する為の書籍案内】
・American Foreign Policy and Postwar Reconstruction: Comparing Japan
and Iraq
Routledge(Jeff Bridoux 著)
鹿島 正裕
106
【緊急寄稿】
・アルジェリア・テロ事件によせて――求められる発想の転換
【特集: シリアを取り巻く国際関係――錯綜する各国の思惑】
【最近の動向】
7/19
(2)
別冊・中東研究
平成 22 年度より、これまでのデータ編を別冊・中東研究としデジタル媒体での販売を開始した。
2013 年 3 月刊行
データ編: 2012 年中東各国動向 (CD-ROM)
<湾岸・アラビア半島地域>
アフガニスタン
アラブ首長国連邦(UAE)
イエメン
イラク
イラン
オマーン
カタル
クウェイト
サウジアラビア
バハレーン、
<東地中海地域>
イスラエル
シリア
トルコ
パレスチナ
ヨルダン
レバノン、
<北アフリカ地域>
アルジェリア
エジプト
スーダン
チュニジア
モロッコ
リビア、
8/19
(3) ニューズレター「中東かわら版」
中東各国に関する時事問題や分析記事を「中東かわら版」として発行。毎号を法人会員向けに電子メ
ールで配信し、当調査会 HP に掲載。一般にも広く中東に関する情報を配信するよう努めている。
平成 24 年度発行総数は 249 号。
国別の代表的な記事(2012 年 4 月 1 日−2013 年 3 月 31 日)
★アフガニスタン
•カブールの外交官地区など襲撃に関するターリ
バーン声明の分析
•シカゴで開催された NATO 首脳会議と「アフガ
ニスタン会合」
★オマーン
•中央銀行年次報告書
★カタル
•アルジャジーラによる米国のテレビ局買収
•ガス価格上昇が財政黒字に貢献
★UAE(アラブ首長国連邦)
•ドバイ経済状況(空港およびホテルの実績)
•ドバイ経済状況(第 1 四半期の貿易実績)
★クウェイト
•国会議員選挙実施
★アルジェリア
•アイン・アマナースの施設襲撃事件(1)
•石油関連施設襲撃事件(2)
•石油施設襲撃事件(3)
•石油施設襲撃事件(4)
★サウジアラビア
•新内相の任命は王位継承問題に大きな波紋、国
王の狙いは?
•アブドッラー国王の入院
•臨時閣議で次年度予算を承認
★イスラエル
•トルコとの関係
•オバマ大統領のイスラエル・パレスチナ訪問
•新ネタニヤフ内閣の成立
★シリア
•イスラエル軍機によるシリア領内の施設爆撃
•アレッポ郊外での「化学兵器」使用報道
★イラク
•ノウルーズに際したオジャラン PKK 指導者に
関するバルザーニー大統領の声明
•クウェイト国境標識設置隊とイラク住民の衝突
•2013 年度国家予算の成立
★イラン
•米国議会における新たな対イラン制裁法案の可
決(報道取り纏め)
•金融・為替関連(2 月 16 日∼26 日)
•来年度予算関連(2 月 16 日∼26 日)
•石油・ガス関連ほか(2 月 18 日∼27 日)
★エジプト
•人民議会選挙法等に関する最高憲法裁判所の判決
•大統領選挙結果の発表
•国民投票で憲法承認、新憲法が施行
★スーダン
•新内閣の閣僚名簿
•独立 1 周年―進まぬスーダンとの交渉―
★チュニジア
•野党指導者暗殺で抗議デモ、内閣は総辞職を発表
•アリード新内閣の発表
★トルコ
•トルコの影響力についての研究報告
•シリア軍によるトルコ軍機撃墜
•トルコ-イスラエル両国関係に関するトルコ政府
高官の発言
★バハレーン
•イスラーム金融機関の合併合意
•20 名の主要政治犯に対する判決の確定
★パレスチナ
•西岸での衝突が増加
9/19
•オバマ大統領のイスラエル・パレスチナ訪問
★モロッコ
•サウジアラビア・モロッコ:両国の国王の会談
★ヨルダン
•選挙法の改正
•非常事態宣言の可能性
★リビア
•国民会議選挙の実施
•リビア・エジプト・米国:預言者を侮辱する映
画に対する抗議デモ−リビア・ベンガジでは武装
集団が領事館を襲撃−
★レバノン
•ベイルートで爆弾テロ
•レバノンへのシリア危機の影響
(4) 『中東・北アフリカ年鑑』データベース
中東各国の政治動向を整理したイヤー・ブック。平成 21 年 12 月より平成 24 年 3 月までウェブサイ
トにて運用。
『中東研究別冊『中東研究暦年総集編』中東各国動向』として CD-ROM での
(平成 25 年度からは、
発刊に切り替える)
10/19
【公益目的事業その3】
広報・交流事業
(1)講演会
中東地域の認識の深化や基本的知識を広めることを目的に、月 2 回程度開催。
(a) 中東情勢講演会
1. 日 時:2012 年 4 月 9 日(月)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:向 賢一郎(駐イラク日本大使館公使参事官)
演 題:
「最近のイラク情勢」
2. 日 時:2012 年 6 月 26 日(火)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:山本 忠通(日本政府代表、アフガニスタン・パキスタン支援担当)
演 題:
「アフガニスタンに関する東京会合と日本の役割」
3. 日 時:2012 年 7 月 17 日(火)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:鈴木 敏郎(特命全権大使 査察担当兼中東・北アフリカ諸国における改革その他の
諸情勢担当、前駐シリア大使)
演 題:
「最近のシリア情勢」
4. 日 時:2012 年 7 月 25 日(水)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:上村 司(外務省中東アフリカ局審議官)
演 題:
「エジプトにおける新大統領選出後の同国政治情勢およびその展望」
5. 日 時:2012 年 12 月 5 日(水)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:遠藤 茂(前駐サウジアラビア大使)
演 題:
「サウジアラビアの挑戦と応戦−サウジアラビア在勤を終えて−」
6. 日 時:2012 年 12 月 11 日(火) 14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:駒野 欽一(前駐イラン大使)
演 題:
「イランと中東情勢」
7. 日 時:2012 年 12 月 20 日(木)15:00-16:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:鈴木 恵美(中東調査会客員研究員兼早稲田大学准教授(イスラーム地域研究機構)
)
演 題:
「二分されたエジプト:新憲法をめぐる大統領、司法界、民主化勢力の動向」
8. 日 時:2013 年 3 月 19 日(火)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:三上 陽一(外務省中東アフリカ局中東第一課上席専門官)
演 題:
「米国の中東和平政策:米・イスラエル関係を踏まえつつ」
11/19
(b) 中東要人講演会
1. 日 時:2012 年 5 月 11 日(金)14:00-15:00 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:ブルハン・ガリユーン(シリア国民評議会議長)
(Dr. Bourhan Ghalioun, President of the Syrian National Council)
演 題:
「最近のシリア情勢」
2. 日 時:2012 年 5 月 29 日(火)11:00-11:50 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:ホーシュヤール・マフムード・ズィーバーリー(イラク外相)
(Mr. Hoshyar Mahmoud Zebari, Minister of Foreign Affairs)
演 題:
「2011 年後のイラク(Iraq after 2011)
」
3. 日 時:2012 年 6 月 7 日(木)10:30-11:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:アシュール・ベン・カイヤール(リビア外務国際協力相)
(Mr. Ashour Saad Ben Khaial, Minister of Foreign Affairs and
International Cooperation)
演 題:
「リビア情勢と今後の日・リビア関係」
4. 日 時:2012 年 9 月 6 日(木)14:00-16:00 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:ハーティム・バガートゥー(エジプト選挙管理委員会委員長)
(Mr. Hatem Hamad Abdullah Bagato, Secretary General of the Presidential Elections
Committee)
演 題:
「エジプト大統領選挙と内政」
共 催:国際協力機構(JICA)
5. 日 時:2012 年 11 月 19 日(月)10:00-11:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:ラビード・アッバーウィー(イラク外務次官)
(H.E. Mr. Labeed Majeed Abbawi)
演 題:
「最近のイラク情勢」
6. 日 時:2013 年 2 月 5 日(火)14:30-16:00 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:① Gehad El-Haddad(エジプト・ナハダ計画運営委員会委員)
② IHAB M. EL FOULY(エジプト・ナハダ計画運営委員会委員)
③ Ashraf Mohamed Serry(エジプト・ナハダ計画運営委員会委員)
④ Dr. AHMED DEIF(エジプト・ナハダ計画運営委員会委員)
演 題:
「エジプトの政治・経済の最新状況について」
7. 日 時:2013 年 2 月 19 日(火)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:サアド・アル・カタートニー 氏(エジプト・自由公正党党首)
(Mohamed Saad Tawfik Al-Katatni)
演 題:
「新憲法制定後のエジプト情勢」
(c) 中東情勢ブリーフィング
1. 日 時:2012 年 5 月 29 日(火)15:00-16:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:長岡 寛介 氏(外務省中東アフリカ局中東第一課長)
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演 題:
「最近の中東情勢」
2. 日 時:2012 年 8 月 7 日(火)14:00-15:30 於)FPC「コンファレンスルーム」
講 師:中込 正志 氏(外務省中東アフリカ局中東第二課課長)
演 題:
「最近の湾岸・アフガニスタン情勢」
(d) 研究員発表会
中東調査会の研究員が行う分析会。
(2013 年 4 月 2 日に第 7 回を開催)
平成 24 年度は実施に至らなかった。
(e) 国際機関との共催シンポジウム
1. 日 時:2012 年 8 月 8 日(水)16:00-18:15(開場 15:30)
場 所:上智大学四谷キャンパス二号館 17 階
、
共 催:公益財団法人中東調査会、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)
上智大学、国際協力機構(JICA)
演 題:
「日本-UNRWA、変動する中東におけるパレスチナ難民」
基調講演:フィリッポ・グランディ UNRWA 事務局長
パネリスト:フィリッポ・グランディ(UNRWA 事務局長)
嘉治 美佐子 氏(外務省中東アフリカ局審議官)
私市 正年 氏(上智大学外国語学部教授)
立山 良司 氏(防衛大学校教授)
緒方 貞子 氏(JICA 特別顧問)
モデレーター:有馬 龍夫(中東調査会理事長)
(f) 連続講演会
中東に関する基本的な問題に関する連続セミナー。
平成 24 年度は実施に至らなかった。
(2)中東を知るセミナー
(主催:財団法人札幌国際プラザ・財団法人中東調査会/共催:外務省)
平成 23 年度で 20 回目を迎えた中東に関する基礎的知識啓発のためのセミナー(随時開催)
。
平成 24 年度は実施に至らなかった。
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(3)中東大使を囲む会(意見交換会)
在中東大使が東京で一同に会す機会をとらえて開催しているレセプション形式の会合。会員・非
会員の方々との意見交換の場を提供している。
平成 24 年度は実施に至らなかった(平成 25 年 1 月 31 日に開催を予定していたが、アルジェリア
での日本人人質事件が発生し、外務省で毎年行われている中東大使会議自体の開催が無期限延期され
たため、急遽中止となった)
。
(4)中東調査会ホームページ
ホームページ(http://www.meij.or.jp/)を開設し、会員だけでなく一般にも広く中東関連情報を提
供している。平成 24 年度の年間アクセス数は 132 万 5270 回。
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【収益事業等】
賛助会員向け共益事業
(1)トップミーティング(朝食会)
法人会員のトップクラスならびに特別個人会員を対象とした会合で、国際情勢等に関して外務省幹部
他政府関係者・民間有識者との意見交換を行う。年 10 回開催。
(以下敬称略)
1. 日 時:2012 年 4 月 24 日(火)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「オークルーム」
講 師:飯村 豊(日本政府代表、中東和平問題担当特使)
演 題:
「最近の中東情勢;中東和平をめぐる動きを中心に」
2. 日 時:2012 年 5 月 9 日(水)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「ケンジントンテラス」
講 師:田中 浩一郎((財)日本エネルギー経済研究所理事兼中東研究センター長)
演 題:
「イランを取り巻く国際情勢と国際エネルギー事情」
3. 日 時:2012 年 6 月 15 日(金)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「オークルーム」
講 師:松富 重夫(外務省中東アフリカ局長)
演 題:
「最近の中東情勢」
4. 日 時:2012 年 7 月 31 日(火)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「オークルーム」
講 師:杉山 晋輔(外務省アジア大洋州局長)
演 題:
「国際政治の脈絡における最近のアジア情勢」
5. 日 時:2012 年 9 月 27 日(木)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「ケンジントンテラス」
講 師:手嶋 龍一(元 NHK ワシントン支局長、外交ジャーナリスト、作家)
演 題:
「オバマ外交と米国大統領選挙」
6. 日 時:2012 年 10 月 25 日(木)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「オークルーム」
講 師:髙原 一郎(資源エネルギー庁長官)
演 題:
「わが国のエネルギー政策」
7. 日 時:2012 年 11 月 22 日(木)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「オークルーム」
講 師:加藤 良三(元駐米大使、日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー)
演 題:
「今後の米国政治と外交および日米関係の展望」
8. 日 時:2012 年 12 月 21 日(金)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「オークルーム」
講 師:宮家 邦彦(元中東アフリカ局参事官、キャノングローバル戦略研究所研究主幹)
演 題:
「2012 年の日本外交の回顧と展望」
9. 日 時:2013 年 2 月 22 日(金)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「ケンジントンテラス」
講 師:山内 昌之(東京大学名誉教授、中東調査会常任理事)
演 題:
「現代中東の構造変動」
10. 日 時:2013 年 3 月 28 日(木)8:30-10:00 於)ホテルオークラ「エメラルドルーム」
講 師:宮川 眞喜雄(外務省中東アフリカ局長)
演 題:
「最近の中東情勢」
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(2) 「中東トピックス」及び「中東分析レポート」
2007 年 11 月に創刊された賛助会員(法人)幹部役員及び特別個人会員限定レポート。発行の約1週
間後に当会 HP の法人・個人会員限定ページにも掲載している。
☆「中東トピ ッ ク ス」
:各月の重要事項を中東調査会研究員が分析・評価したレポート。中東に関
係する外務省人事、国際会議及び要人往来も紹介。毎月月末に郵送配布。
☆「中東分析レポート」
:中東の特定の問題に関し、外部執筆者または中東調査会研究員が詳細に分
析したレポート。随時(平成 24 年度は 13 号発行)に郵送配布。
発行概要(2012 年 4 月 1 日−2013 年 3 月 31 日)
「中東トピックス」
2012 年 4 月
・9 月のイラン情勢(IAEA によるイラン核問題に関する
・イラン:P5+1 とイランとの核協議
・エジプト大統領選挙:立候補者 23 人中、10 人が資格
決議の採択)
・イスラエル・エジプト関係 ―シナイ半島の治安情勢を
審査で落選
・シリア:暫定的な停戦が成立
めぐる駆け引き―
・米軍部隊のアフガニスタン撤退
・イランと UAE との領土問題
・バハレーン:F1 グランプリ開催と抗議行動
・カタルのハマド首長がガザを訪問
2012 年 10 月
2012 年 5 月
・イラン:IAEA、および、P5+1 とイランとの核協議
・イラン: 制裁によるイラン通貨リヤル暴落と商人らに
よる抗議デモ
・エジプト大統領選挙結果
・シリア中部での大量住民殺害
・モロッコ・GCC:モロッコのムハンマド 6 世国王の GCC
諸国歴訪
・イスラエル:大型内閣の成立
・イエメン:南部での戦闘激化とサナアでの自爆攻撃事件
・シリア情勢:犠牲祭停戦が機能せず、戦闘は一段と激化
2012 年 6 月
・エジプト:大統領選挙(決戦投票)の実施と人民議会
・エジプト:ムルスィー大統領の大統領権限強化
・ガザ停戦合意
の解散
・イラン:P5+1 とイランとの核協議(6 月 18 日、19
・シリア:反体制派の分裂と再編の試み
・ヨルダン:拡大した補助金削減に対する抗議デモ
日、於:モスクワ)
・シリア:戦闘が拡大
・イラン:生活必需品の輸出禁止措置
・サウジ:ナーイフ皇太子の死去とサルマーン新皇太子
の選任
・エジプト:国民投票で新憲法承認
・イスラエル:西岸地区での入植地建設を強化
2012 年 7 月
・イラン:米国による制裁と IAEA および P5+1 との協議
・シリア:12 月情勢
2012 年 11 月
2012 年 12 月
・シリア:ダマスカス、アレッポに戦闘が拡大
・リビア:国民会議選挙の実施
・イラン:米国による制裁強化
・クウェイト:新内閣組閣
・UAE:ホルムズ海峡を迂回する石油パイプラインの
運用開始
・アルジェリア:アイン・アミナース(イナメナス)襲撃
事件
・エジプト:新大統領の誕生と次期首相の任命
・エジプト:代議院選挙に向けた動きのなか、抗議デモが
拡大
2013 年 1 月
2012 年 8 月
・シリア:政治の膠着化と拡大・激化する戦闘
・エジプト:ムルスィー政権の諸政策と課題
・イスラエル:イスラエル国会選挙-中道政党が躍進-
・イラン:8 月の情勢(IAEA や P5+1 との協議の再開)
・リビア:国民議会の始動と国民暫定評議会の解散
・エジプト:代議院選挙の日程発表
・チュニジア:左派野党指導者の暗殺、混乱する民主化移行
2012 年 9 月
・イスラエル:新内閣の組閣と神学生の徴兵問題
・イラン:大統領によるエジプト訪問/P5+1 との核協議
2013 年 2 月
・ムハンマド中傷映像とイスラーム過激派:反応と今後
の展望
の再開ほか
16/19
・サウジ:サッターム・ビン・アブドゥルアジーズ・リ
ヤド州知事が死去
・トルコ:オジャラン PKK 指導者による停戦の呼びかけ
2013 年 3 月
・チュニジア:アリード新内閣の成立
・イラン:IP ガス・パイプライン・プロジェクト建設着工
・イスラエル:新政権成立とオバマ大統領の訪問
・イスラエル・トルコ:イスラエルがガザ支援船事件を
記念式典
・UAE:内閣改造
謝罪
☆「中東分析レポート」
(平成 24 年度発行総数は 13 号)
2012.04.13
2012.05.16
2012.05.18
2012.06.14
2012.06.18
2012.06.29
2012.07.25
2012.08.24
2012.09.28
2012.10.31
2013.01.31
2013.02.28
2013.03.28
鳩山 由紀夫 元総理のイラン訪問
客員研究員 大野 元裕
混迷するシリア情勢とガリユーン・シリア国民評議会議長発言
主席研究員 中島 勇
イスラエルで大型連立内閣が成立
主席研究員 中島 勇
イスラーム過激派の動向と各国治安情勢
研究員 高岡 豊
リビアの政治・治安・経済状況
研究員 江﨑 智絵
エジプト情勢の現状と今後の展望
研究員 江﨑 智絵
リビア国民会議選挙結果の分析と今後の見通し
副理事長 塩尻 宏
変動する中東地域と対パレスチナ支援
研究員 江﨑 智絵
イスラーム圏で拡大した米国への抗議デモ
主席研究員 中島 勇
対イラン制裁によるイラン通貨リヤル暴落と商人らによる抗議デモ
研究員 山﨑 和美
アルジェリア・アイン・アメナースガス施設襲撃事件
中東調査会イスラーム過激派モニター班
エジプト:抗議行動の継続とその影響
研究員 金谷 美紗
エジプト: ムルスィー大統領の支持率低下
研究員 金谷 美紗
(3) 会員限定講演会
(a) 意見交換会(法人・個人会員限定)
1. 日 時:2012 年 9 月 10 日(月)15:00-16:30 於)中東調査会会議室
講 師:ワリード・アブデルラウーフ・マフムード・シャラビー
(エジプト・ムスリム同胞団最高指導者専属報道顧問)
(Mr.Walid Abdelraouf Mahmoud Shalabi, Muslim Brotherhood Media Advisor for the Sumpreme
Guide)
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2. 日 時:2011 年 11 月 7 日(水)14:00-16:00 於)
(独)国際協力機構研究所 特別会議室
、公益財団法人中東調査会
共 催:独立行政法人国際協力機構(JICA)
参加者: 〈イラク側〉
サルマーン・アル・ジュマイリー(イラーキーヤ国会内代表外交委員会副委員長)
(Dr. Salman Ali Hasan Al-Jumaili)
ハサン・アル・スネイド(安保・国防委員会委員長)
(Dr. Hasan Hameed Hasan Al-Sinayyid)
サーミー・アル・アスカリー(外交委員会委員)
(Mr. Sami Jassim Atteyyah Al Askari)
ヴィアン・ダヒール・サイード(公共サービス・建設委員会委員長)
(Ms. Vian Dakheel Saeed)
サリーム・アル・ジュブーリー(人権委員会委員長)
(Dr. Saleem Al Juburi)
アブドゥルフセイン・アブターン(経済投資委員会委員)
(Mr. AbdulHussein AbdulRidha Abttan)
〈日本側〉
石川 博崇(参議院議員)
小川 郷太郎(外務省・元イラク復興担当大使)
出川 展恒(NHK 解説委員)
肥沼 光彦(国際協力機構 中東・欧州部部長)
田中 耕太郎(国際協力機構 中東・欧州部中東第二課長)
有馬 龍夫(中東調査会理事長)
塩尻 宏(中東調査会副理事長)
中島 勇(中東調査会主席研究員)
内 容:日本との知見共有セミナーに参加するため訪日した 6 人のイラク国会議員団(国会の主要委員会の
メンバー)との意見交換会を、JICA との共催で行った。
3. 日 時:2012 年 11 月 11 日(金)11:00-12:30 於)中東調査会 会議室
参加者:ヨアズ・ヘンデル(イスラエル・ジャーナリスト兼シオニズム戦略研究所(シンクタンク)所長
(前首相府国家広報戦略担当部長))
ツヴィカ・ハウザー(イスラエル・首相府内閣官房長)
ジャミール・ラバハ(パレスチナ・PLO 交渉局政策顧問)
ガマール・マフムード・アタ・モハメッド(エジプト・外務省イスラエル・パレスチナ問題担当
大臣補佐官)
内 容:外務省中東和平青年招聘対象者と中東調査会研究員との意見交換。非公開で行った。
4. 日 時:2013 年 1 月 25 日(金)11:00-12:30 於)中東調査会 会議室
参加者:アフマド・ハイリー(E-JUST 学長)
ユスリー・アル=ジャマル(E-JUST 評議員会委員長、元教育相)
アフマド・ムハンマド・ザーミル(E-JUST サポートサービス担当副学長)
ヤヒヤー・アル=シャズリー(E-JUST 石油化学工学学科准教授)
アミール・ワースィフ(UNITEL 執行委員会委員長)
ムハンマド・アル=シャルカーウィ(在京エジプト大使館文化参事官)
ガド・アル=カーディ(在京エジプト大使館文化アタッシェ)
後藤 光(E-JUST 大学運営アドバイザー、JICA)
福田 創(JICA 人間開発部高等教育・社会保障グループ高等・技術課主任調査役)
服部 紗祐未(JICA 中東・欧州部中東第一課)
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塩尻 宏(元駐リビア大使、中東調査会副理事長)
金谷 美紗(中東調査会研究員)
内 容:エジプト日本科学技術大学(E-JUST)関係者の表敬と意見交換を非公開で行った。
5. 日 時:2013 年 1 月 22 日(火)11:00-12:30 於)中東調査会 会議室
参加者:ジャーシム・フセイン博士(元バハレーン下院議員(ウィファーク党)
、経済アナリスト)
石黒 大岳(九州大学助教)
高岡 豊(中東調査会研究員)
金谷 美紗(中東調査会研究員)
内 容:外務省中東和平青年招聘対象者と中東調査会研究員との意見交換。非公開で行った。
(4) 「Daily News」の配信
中東のDaily Newsを地域別または国別で月に5回程度、電子メールにて法人会員に提供している。
(5) リビア入国ビザ取得支援
リビアに渡航する場合には、従来から旅券面に基本事項をアラビア語で併記することが求められており、当調
査会では賛助会員に限って、アラビア語併記の代筆を無料で行っている。
2011 年 10 月のカッザーフィー政権崩壊とともに、アラビア語での併記は不要になったとの情報もあるが、現
地情勢に鑑み、念のために必要とされる場合には、引き続き同サービスを行なっている。
平成 24 年度の同サービス提供件数は 14 件である。
以上
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