会社名・団体名 千葉大学・川瀬研究室、林研究室 (英文表記) Chiba University Kawase-lab.Hayashi-Lab. ホームページアドレス http://e.ta.chiba-u.jp/kawase/ 住所 〒263-0022 千葉県千葉市 稲毛区弥生町 1−33 工学部 10 号棟3F 連絡先部署・担当者名 電話番号 千葉大学・川瀬貴晴 043-290-3147 担当者 E-mail アドレス FAX 番号 043-290-3153 [email protected] 展示内容・製品等の紹介(品名、写真、解説等 自由記入) 【ソーラーデカスロン 2014 における千葉大学の取り組み】 ソーラーデカスロン 2014 年大会において、千葉大学は震災復興をテーマに ・Speed ・Flexibility ・Dignity の 3 つの特徴を持つ「ルネ・ハウス」 と呼ぶ住宅をフランス・ベルサイユに 建設した。その概要を紹介・展示する 世界的に大きな流れとなりつつある ZEH(PEH)の在り方を考えるときの、 参考としていただくことを期待する。 ルネ・ハウスは Urban Seeds と呼ばれる、環境配慮・省エネ、グローバル展開を意図したユニットに よって構成される。このユニットは、SeedW(Water)、SeedF(Facility)、 Seed M(Multipurpose)という 3 つからなり、太陽熱による給湯や、効率 的な空調システムなどの省エネ技術によって快適かつポジティブエネル ギーの住宅を実現し、また街の発展とともにエネルギーをお互いに融通し あうネットワークを構築する。 【Speed】Urban Seeds は生活に必要なキッチンや風呂を備えている。このユニットは工場から災害地 に迅速に届けられ、また素早く組み立てられる。 【Flexibility】Urban Seeds は様々な生活様式と居住ニーズに対応し、生活のための環境を提供する。 木の根のように広がり、ユニットを増築することで多くの人の暮らしを支えることができる。 【Dignity】復興住宅といえども一定の環境水準は必要であり、社会とのつながりも必要である。一定 の密度で人々が集まって交流することによってはじめて街が成り立ち、交流の中で人の尊厳も生まれ る。 以下は導入した省エネ技術の一部であるが、展示では実測データなども公表す る。 高効率の壁掛けルームエアコンを壁内に埋め込むシステムを採用し、従来の空調 よりも、冷房時で 1.6 倍、暖房時で 1.2 倍の効率の向上を見込む。換気システム は、床下に敷き詰めた潜熱蓄熱体を自然のエネルギーで予冷予熱を行うことがで きる方式とし、HEMS の活用も考慮した。給湯システムとしては太陽熱予熱式空 気熱源ヒートポンプ給湯機を導入した、
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