2011 年2 月 シリコーン系接着剤転写テープ 91022 シリコーン系両面粘着テープ 96042 1.概 要:シリコーン系接着剤転写テープ 91022 とシリコーン系両面テープ 96042 はシリコーンゴム、ポリプロピレ ンなどの低表面エネルギープラスチック等の多くの難接着素材に対する優れた接着性を持っています。 また、新開発の両面特殊剥離処理した白色 PET フィルムライナーによりシリコーン系粘着テープであり ながら軽剥離の片面ライナーの構成であるため、作業性の向上に貢献します。 2.構 造: シリコーン系接着剤転写テープ 91022 粘着剤: シリコーン系 ライナー: 特殊剥離処理白色 PET フィルム シリコーン系両面粘着テープ 96042 粘着剤: シリコーン系 基材: PET フィルム 粘着剤: シリコーン系 ライナー: 特殊剥離処理白色 PET フィルム 3.特 長: 1. 2. 3. 4. 4.用 シリコーン接着剤によりシリコーンゴムなど難接着素材への貼り合わせが可能です。 透明性に優れ、貼り合わせ時の位置合わせが容易です。 96042 はポリエステル基材により打ち抜き加工性に優れています。 片面ライナーにより素材への貼り込み作業が容易です。 途: ①シリコーンゴム、シリコーンフォームの取り付け ②ブレーキシムの取り付け ③シリコーンキーパッドの固定 ④剥離紙やフィルムのスプライス ⑤ロール巻取り時のコアスタート固定 5.一般物性: 項 目 91022 96042 透明 透明 色 ライナー 白 白 テープ 0.050 0.125 厚さ(mm) ライナー 0.050 0.050 180 度方向剥離力(N/cm) 4.8 5.2 ライナー剥離力(N/cm) 0.03 0.03 試験方法: 厚さ: 接触面直径 5mm のダイヤルゲージ使用 180 度方向剥離力: ポリエステルフィルム(厚さ 25μm)にて裏打ち、ステンレス板 (SUS 304 BA)に貼り合せ、2kg ローラー1往復圧着、20~40 分後 に引張速度 300mm/分にて測定。 ライナー剥離力: 180 度方向に 300mm/分にて剥離。 テープ 6.被着体別接着力: 項 目 180 度方向剥離力 (N/cm) 被着体 SUS 304 BA シリコーンゴム 91022 4.8 2.3 96042 5.2 3.0 ABS 4.9 5.3 ポリカーボネイト 4.5 5.1 ポリプロピレン 3.9 4.6 試験方法: ポリエステルフィルム(厚さ 25μm)にて裏打ち、各種被着体に貼り合せ 2kg ローラー1往復圧着、20~40 分後に引張速度 300mm/分にて測定。 7.耐熱保持力(70℃): 5000 分経過後のずれ 被着体 91022 96042 SUS 304 BA 0.3mm 0.3mm シリコーンゴム 0.4mm 0.5mm 試験方法: ポリエステルフィルム(厚さ 25μm)にて裏打ち、接着面積が 25×25mm になるように各種被着体に貼り合せる。 2kg ローラー1往復圧着、室温(23℃)にて 20~40 分放置後、70℃にて 500g の荷重をかけ、5000 分経過後のずれを測定する。 仕様及び外観は予告なく変更されることがありますので、ご了承ください。本書に記載してある事項、技術上の資料並びに勧告はすべて、当社の信頼している実験に基づいてい ますが、その正確性若しくは完全性について絶対的な保証はしません。使用者は使用に先立って製品が自己の用途に適合するか否かを判断し、それに伴う危険と責任もすべ て追うものとします。売主及び製造者の義務は不良であることが証明された製品を取り替えることだけであり、それ以外の責任はご容赦ください。本書に記載されていない事項 若しくは勧告は、売主及び製造者の役員が署名した契約書によらない限りは当社は責任を負いません。 ●<3M>は、3M 社の商標です。 IND-DS-
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