5 グループホーム・ケアホームしんあい 1 経営方針に関わる概要 平成 21 年度におけるグループホーム・ケアホームしんあいの概要は、以下のとおり であった。 今年度は男性専用 4 ホーム、女性専用 2 ホームで、グループホーム・ケアホームしん あいは全 6 ホーム、定員 34 名の運営になったが、女性 1 名の欠員があり早急に入居者を 募集し、経営の安定を図る必要があった。 (1)[施設の基本目標] ・地域に開かれたホームづくり ・ノーマライゼーションの推進 (2)[利用者] 5 月にどりーむの体験を通して男性が 1 名入居した。一方、はみんぐでは 7 月に地 域で自立生活を送りたいと希望する男性利用者が 1 名退去したが、その後、1 ヶ月の 体験入居をした男性 1 名が 11 月に入居した。女性1名の欠員については、数名の候補 者の中から体験を通して来月 4 月早々に入居する予定である。 (3)[行事] 今年度も利用者数が多いため、ホーム全体で 2 班に分かれ日帰り旅行(グリーン牧 場と沼田のりんご狩り班・那須ハイランドパーク班)を行った。 (4)[設備面] 7 月に川越市障害者施設等施設整備補助金により、サンハイムの大規模修繕「トイレ のユニット工事・居室のフローリング工事」を、1 月に同サンハイムの「流し台とIH クッキングヒーター設置工事」を行なった。また1月に自立支援基盤事業補助金によ りかがやきに「自動火災報知設備装と火災通報装置」の設置を行った。日本財団の助 成では、利用者送迎用のワゴン車を頂いた。 (5)[保健衛生面] 定期健康診断を実施した。また、川越市予防歯科センターによる訪問歯科検診を 12月に実施した。 新型インフルエンザ対策では、ワクチン接種に加えて利用者・職 員の検温と健康チェック・手洗い・うがい・アルコール消毒・マスク着用等を実施し、 健康管理に努めた。 2 利用者状況 (1)入退所の状況(人) 事業別 定員 20 年度末現在 在所者数 21 年度中 入所者数 21 年度中 退所者数 21 年度末現在 在所者数 サンハイム 9 9 0 0 9 どりーむ 6 5 1 0 6 あっとホーム 5 5 0 0 5 1 はみんぐ 6 6 1 1 6 かがやき 4 4 0 0 4 みらい 4 3 0 0 3 34 32 2 1 33 合計 (2)入所前の状況(人) 生活区分 施設種別 他ホーム アパート 自宅 施設入 所 その他 計 サンハイム 1 0 2 6 0 9 どりーむ 0 1 2 2 1 6 あっとホーム 0 0 2 3 0 5 はみんぐ 0 1 4 1 0 6 かがやき 1 0 0 3 0 4 みらい 2 0 0 1 0 3 (3)障害程度区分(人) ホーム 区分 サンハイム どりーむ あっとホーム はみんぐ かがやき みらい 計 区分6 0 0 0 0 0 0 0 区分5 2 0 1 0 1 0 4 区分4 3 1 0 0 2 2 8 区分3 3 2 1 0 1 1 8 区分2 0 2 2 3 0 0 7 区分1 1 1 1 3 0 0 6 合計 9 6 5 6 4 3 33 (4)年齢構成(人) 区分 ホーム 20 歳未 20 歳 以 30 歳 以 40 歳以 50 歳 以 60 歳以 満 上 ~ 30 上 ~ 40 上 ~ 50 上 ~ 60 上 平均(歳) 歳未満 歳未満 歳未満 歳未満 サンハイム 0 3 2 1 3 0 38 どりーむ 0 1 0 0 3 2 52 あっとホーム 0 0 2 0 3 0 48 はみんぐ 0 1 1 2 1 1 45 かがやき 0 0 1 0 3 0 49 みらい 0 0 0 2 1 0 50 (5)療育手帳・身体障害者手帳所持状況(人) ・[療育手帳] 区分 施設 サンハイム A ○ A B C なし 計 2 4 2 1 0 9 2 どりーむ 0 1 4 1 0 6 あっとホーム 0 3 2 0 0 5 はみんぐ 0 1 4 1 0 6 かがやき 0 4 0 0 0 4 みらい 0 2 1 0 0 3 1級 2級 3級 4級 5級 計 サンハイム 0 0 0 1 0 1 どりーむ 0 0 0 0 0 0 あっとホーム 0 0 0 0 0 0 はみんぐ 0 0 0 0 0 0 かがやき 0 0 0 0 0 0 みらい 0 0 1 0 0 1 ・[身体障害者手帳] 区分 ホーム (6)健康管理の状況 通・入院回数(回) 科目 耳鼻 皮膚 泌尿 胃腸 科 科 器科 科 4 4 5 2 0 0 0 0 0 0 0 0 内科 外科 眼科 10 54 6 件 0 1 日 0 10 区分 科 GH・CH 入院 精神 歯科 接骨 計 14 96 8 203 0 2 0 0 3 0 7 0 0 17 ・訪問歯科検診の実施 3 安心・安全の確保 (1)防災対策 ・夜間巡回の実施 引き続き、サンハイム夜間支援体制職員が 22:30 にどりーむ・あっとホーム・は みんぐを巡回し、火の元の確認等の点検を行つた。 ・ 自動火災報知設備・火災通報装置を整備し、災害・緊急時の対応を確認するとと もに、消火訓練・避難訓練・通報訓練を実施した。 4 利用者支援 (1)日中活動・就労状況(人) 区分 ホーム ワークス しんあい 親愛セン ター通所 部 他施設 その他 計 サンハイム 7 1 0 1(西川病院デイケア) 9 どりーむ 4 1 1 0 6 2 0 1 2(石井園芸) 5 あっとホーム 3 1 1 0 4(・エムビーシー・石川製作 所・茶房ひととき) 6 かがやき 1 2 0 1(井上青果) 4 みらい 3 0 0 0 3 はみんぐ (2)主な行事の実施状況 月 日 実 4月5日 5 月 24 日 9 月 27 日 11 月 20 日 11 月 29 日 1 月 22 日 1 月 24 日 施 事 項 等 花見(市内) 第1回 家族支援説明会 第2回 家族支援説明会 1班日帰り旅行(グリーン牧場・沼田りんご狩り) 2班日帰り旅行(那須ハイランドパーク) 新年会(ボウリング大会) 第3回 家族支援説明会 (3)余暇活動への支援 青年学級の参加・他施設主催各種行事に参加した。 5 地域社会との共生 (1)地域交流・地域資源の活用について ・地域行事・文化活動に参加した。 ・数名の利用者と職員でゴミゼロ運動や地域の夏祭り等に参加した。 6 効果的・効率的な施設経営 ・定員の空きについては、7 月にはみんぐの男性 1 名が退去、11 月に新しい利用者が入居 した。みらいでは平成 22 年 3 月末時点では 1 名の女性の空きがあるが 4 月早々に入居 予定である。 ・日中の利用者がいない時間の有効な使い方については、ワークスの作業・弁当配達・南 の里の清掃などを行ったが、定着出来なかった。引き続き、次年度の課題としたい。 ・多様な利用者の対応、通院・事務処理等、日勤体制の常勤職員を考えたい。 7 職員研修 (1) OJT (2) Off-JT (3) SDS (4) その他 常勤の職員が少なく、勤務体制がグループホームの勤務の特性上一人で行 うことが多いため、十分な研修体制は組むことができなかった。 県発障協、市施設協、松下基金海外研修、GH・CH職員対象の研修に参加 した。 各職員が資格取得に向けて学習した。 戸田わかくさ会の職員宿泊実習として、男女各1名の実習生を受け入れた。 4 8 重点目標結果 目標項目 利用者支援 災害防止・危機管理 目標内容(目標値) 評価 ○余暇支援の充実 B ○ボランティアの受け入れ・社会資源の活用 C ○消防設備の見直し、災害・緊急時の対応の確立 B ○消火訓練・避難訓練の実施 C ※A:目標を達成(100%以上)B:目標を概ね達成(80~99%)C:目標を下回る(80%未満) 5
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