TDB REPORT業界動向

ISSN 0919-5696
特集
業界動向
業界解説
業界天気図
普段知ることができない情報がここにある
100業界の概要・展望を解説!
220分野の予想天気図も同時掲載
データ
レビュー・プレビュー
TDB 経済統計
主な企業の合併・商号変更・上場一覧
見本
TDB 業界動向
TDB 業界動向
業界解説・目次
金融
繊維
銀行
生命保険
6
12
損害保険
16
証券
20
貸金
24
クレジットカード
26
28
ベンチャーキャピタル
30
32
208
214
貨物輸送
310
326
アパレル
120
124
工作機械
214
220
倉庫
316
326
精密機械
220
226
旅客輸送
318
334
建設機械
226
232
紙・パルプ
輸送機械
138
142
中古自動車
240
250
144
148
148
154
土木工事
42
44
ゴム製品・タイヤ
150
156
プラントエンジニアリング
46
48
住宅
48
50
不動産
54
56
石油
152
158
不動産管理・ビルメンテナンス
60
62
電力・ガス
158
164
内装工事・リフォーム
62
64
管工事
66
68
電気・通信工事
68
70
ガラス
82
84
建築用金属製品
84
86
食品
336
352
出版・新聞
プラスチック製品
76
78
330
346
情報提供サービス
236
244
36
38
セメント・石材・タイル
ソフトウェア
自動車部品
石油化学製品
医療
242
254
航空機・鉄道車両
246
258
外食
338
358
造船
250
262
ホテル・旅館
346
366
旅行
350
370
354
374
358
378
252
264
映画・ビデオ
パソコン
258
270
パチンコ
364
384
半導体・電子部品
260
272
カラオケ
370
390
通信機器
268
280
広告
372
392
警備
376
396
家具
164
170
レクリエーション
家電
家具・事務機器
医薬品
サービス
自動車関連サービス
家電・情報機器
エネルギー
324
340
230
238
132
136
建設
72
74
電気通信
自動車
印刷
化学
木材・製材品
情報・通信
126
130
印刷・出版
建材・窯業
1
産業機械
32
34
建設・不動産
運輸
116
118
紙・パルプ
リース
リース
機械
繊維
人材派遣・職業紹介
378
398
272
284
教育サービス
384
406
介護・福祉関連サービス
168
174
住設機器
276
284
エステティック・美容
388
410
医療関連サービス
174
180
事務機器・事務用品
278
290
冠婚葬祭
390
412
医療機器
176
182
放送
392
414
流通
日用品
その他の業界
総合商社
282
294
化粧品・トイレタリー
182
188
百貨店
284
298
宝飾品
396
418
服飾雑貨
188
194
スーパーマーケット
288
302
玩具・ゲームソフト
400
422
コンビニエンスストア
294
308
スポーツ用品
404
426
ディスカウントストア
298
312
音楽
408
430
410
432
金属
食肉加工
86
88
水産
88
90
鉄鋼
194
200
ホームセンター
300
314
包装用品・容器
菓子・パン
92
94
非鉄金属
200
206
バラエティストア
302
316
園芸・造園
412
434
電線
206
212
通信販売
304
318
ペット
414
436
ドラッグストア・調剤薬局
306
322
加工食品
98
100
酒類
106
108
飲料
112
114
牛乳・乳製品
114
116
TDB REPORT
TDB REPORT
2
見本
自動車業界
見本
※2013年8月発刊「業界動向2014-Ⅰ」の
掲載内容です。
主な出来事
2012年
1月
● ルノー・日産アライアンス、ダイム
ラー(独)との提携の一環として、
2014 年から日産の北米工場でメル
セデス・ ベンツ用のエンジンを生
産すると発表
3月
● トヨタ自動車、BMW(独)と、次世代
リチウムイオンバッテリー技術に
関する共同研究について正式契約
し、研究を開始
4月
● エコカー補助金、 申請受け付け開
始
5月
● ルノー・日産アライアンス、ロシア
政府系複合企業のロシアン・ テク
ノロジーズと、 ロシア最大の自動
車メーカー、アフトワズの株式74.5
% を保有する合弁会社の設立で暫
定合意
● マツダとフィアット
(伊)、オープン
2 シータースポーツカーの 開発・
生産に向けた協議を開始すること
で合意
7月
● トヨタ自動車、BMW(独)との戦略的
協力関係の強化を発表
● スズキ、マルチ・スズキ
(印)のマネ
サール工場で労働者による暴動が
発生。同工場での自動車生産を一
時停止
●日産自動車、主力生産拠点である追
浜工場の生産ライン2本のうち1
本を停止
9月
● 経済産業省、 エコカー補助金の申
請受け付けを終了
主な出来事
業界の概要
2013年の展望
製造品出荷額は47兆円、全製造業出荷額の16.4 % に相当
上半期、国内生産は反動減
経済産業省の
「平成22年工業統計調査」によると、2010年の自動
車製造業
(二輪車、車体・付随車、部分品・付属品を含む)の製造
品出荷額等 は 47 兆 2,962 億円。 全製造業 の 製造品出荷額等 の
16.4 % に相当し、機械工業全体では36.6 % を占める。名実とも
に日本の基幹産業である。
□□□□□□□□□□□□
環境技術が最優先課題。
EV 量産も本格化
地球温暖化や大気汚染などの環境対策が最優先課題である。環
境対応車(エコカー)としてはハイブリッド車、電気自動車(EV)の
普及が進むほか、燃料電池車の開発も進む。
2013年
自工会の発表によると、2013年上半期(1~6月)の四輪車国内
生産台数は467万4,956台(前年同期比10.9 % 減)となった。海外
生産台数は419万7,494台
(同1.2 % 増)
、輸出台数は229万5,284台
(同7.7 % 減)であった。
前年実施されたエコカー補助金制度により需要の先食いが起
こった反動減で国内生産は停滞した。円高是正により輸出採算
は好転も、依然として海外生産シフトが続く。
世界的な販売の主戦市場は、BRICs をはじめとする新興国であ
る。なかでも中国は世界最大の市場に成長、2012年の年間新車販
売台数は前年比4.3 % 増の1,930万6,400台となった。
別される。
2012年の動向
別される。
業界のポイント
四輪車生産台数、国内、海外とも2桁増
軽自動車のシェア争いが激化
日本自動車工業会
(自工会)の発表によると、2012年の四輪車国
内生産台数は、国内が前年比18.4 % 増の994万1,157台、海外が
同18.3 % 増の1,582万5,398万台となった。
震災やタイ洪水の影響を受けた前年からの反動に加え、上半
期に実施されたエコカー補助金の効果や海外生産の好調により、
各社とも生産台数を大幅に伸ばした。
軽自動車をめぐる各メーカーの動きが活発化している。
登録車の販売が落ち込むなか、軽自動車の販売は維持費の低
さや低燃費を武器に堅調に推移し、国内新車販売台数の4割弱を
占めるまでに成長している。2012年にはホンダの N BOX が大ヒッ
トし、軽自動車におけるシェアを一気に伸ばした。
2013年5月には、日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽自
動車の生産を開始した。共同出資会社である NMKV が開発した車
両を三菱自動車の水島工場で生産、軽自動車での合算シェアを
現在の11 % から20 % に引き上げることを目指す。独自開発の軽
自動車を持たなかった日産の参入で、競争激化が予想される。
軽自動車の課題は利幅。利益を得るためには販売台数の確保
が重要となる。競争激化により販売台数がどのように推移するか、
注目される。
領土問題で中国での販売が停滞
沖縄・尖閣諸島の領有権をめぐり、中国における対日感情が悪
化し、日本車の排斥運動が起こった。これにより日系メーカー各
社の中国販売は大きく停滞、2012年10月以降半年にわたって前
年度割れの状況が続いた。2013 年 5 月にようやくトヨタ、日産、
ホンダの大手3社の販売がそろって前年同月比で増加に転じたが、
その間欧米メーカーの先行を許す結果となった。
(%)
40.0
自動車(四輪車)生産台数
伸び率(海外)
(右目盛)
● トヨタ自動車とマツダ、マツダの
メキシコ新工場で、トヨタの北米
向けを中心とした車両を生産する
ことに合意
0.0
(万台)
2,000
1,500
伸び率(国内)
(右目盛)
生産台数(海外)
(左目盛)
‒20.0
TDB REPORT
池(FC)システムの共同開発」
「スポ
ーツカーの共同開発」
「軽量化技術
の共同研究開発」に関する正式契約
を締結
●日産自動車、ダイムラー
(独)、フォ
ード(米)の3社、燃料電池車(FCEV)
技術の共同開発に関する合意書に
調印
TDB景気DI(右目盛)
(件)
8
3月
● トヨタ、新設計手法
「Toyota
4月
● 三菱ふそうトラック・ バス、2013
●日産自動車、次期型コンパクトカー
のマイクラ(日本名 : マーチ)を、ル
ノー(仏)の欧州域内の工場で生産
することを決定
●三菱ふそうトラック・バス、インド・
チェンナイにある Daimler India
Commercial Vehicles にて「 FUSO」
ブランドの新しいアジア・ アフリ
カ向け戦略車の概要を発表
10
3
0
1
500
0
2008
の3社、協業による新型軽自動車の
オフライン式を、 三菱自動車工業
の水島製作所で実施
20
2
0
●日産自動車と三菱自動車工業、NMKV
30
4
09
10
11
12
(年)
1
2
3
4
5
6 7 8
2012年
9 10 11 12 1
2
3 4 5
2013年
6 (月)3カ月 6カ月 1年
後 後 後
注 : DI 値および倒産件数は、対象企業を業種細分類で業界動向掲載の100業界に区分し算出している。 そ
のため、既発表の景気 DI および倒産件数の業界別数値とは異なる。 3カ月後以降の見通しは2013年6
月調査時点
● 本田技研工業、2015 年よりフォー
ミュラ・ ワン世界選手権に参戦す
ると発表
40
7
New
Global Architecture」の具体的な
取り組み状況を公表
年第3四半期からミャンマー市場へ
の輸出を開始し、同国市場に参入
すると発表
50
倒産件数(左目盛)
●日産自動車、高成長市場向けに投入
されるダットサンブランドを南ア
フリカで復活させると発表。 最初
に投入するモデルは新型の乗用車
で、2014年末までに発売される予定
60
5
1,000
出典 : 日本自動車工業会資料
3
● トヨタ自動車と BMW(独)
、
「燃料電
6
生産台数(国内)
(左目盛)
●日産車体、主要生産拠点である湘南
工場の車両生産体制の再編を完了
TDB 景気 DI ・ 倒産件数
20.0
● ルノー・日産アライアンス、ダイム
11月 ●日産自動車と三菱ふそうトラック・
バス、小型トラックの相互 OEM 供給
について正式合意
ロメオ車の生産に向けた事業契約
を締結
5月
による沖縄県・ 尖閣諸島の国有化
による中国国内での日本製品の不
買行動を受け、 操業時間短縮など
による減産に踏み切る
ラー(独)との協力関係拡大を発表
● マツダとフィアット
(伊)、アルファ
2月
●日系自動車メーカー各社、日本政府
● いすゞ自動車とゼネラルモーター
ズ(GM,米)、次世代ピックアップ・
トラックの共同開発に向けた協議
を開始することで合意し、 覚書を
締結
通年でも国内生産は停滞。 海外生産の拡大続く
下半期も回復要因に乏しく、国内生産台数は通年でも前年を
下回る見通し。
主要メーカーは国内の停滞を海外販売の伸びでカバーする計
画で、海外生産台数は引き続き増加。円安傾向により輸出も伸長
する見通しである。
販売の主戦場は新興国。 中国が最大市場に成長
1月
7月
● 本田技研工業とゼネラルモーター
ズ(GM、米)、環境技術での提携を発
表。燃料電池車(FCV)システムの共
同開発を進め、2020 年の車両販売
を目指す
TDB REPORT
4
見本
自動車製造業の動向と展望
【四輪車製造】
企業名
TDB企業コード(証券コード)
トヨタ自動車(連結) ※7
400087148 (7203)
本田技研工業(連結) ※7
985757509 (7267)
日産自動車(連結)
985612708 (7201)
スズキ(連結)
430105873 (7269)
マツダ(連結)
600002843 (7261)
富士重工業(連結)
985731100 (7270)
三菱自動車工業(連結)
985794057 (7211)
ダイハツ工業(連結)
580004559 (7262)
いすゞ自動車(連結)
985033106 (7202)
日野自動車(連結)
985712409 (7205)
三菱ふそうトラック・バス ※8
986328831
UDトラックス ※8
270053758
(単位 : 百万円、 %)
売上高
決算
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
経常利益
伸び率
当期純利益
伸び率
予
-2.2
18.7
8.8
432,873
1,403,649
2,030,000
-23.2
224.3
44.6
283,559
962,163
1,480,000
-30.5
239.3
53.8
予
7,948,095
9,877,947
12,100,000
-11.1
24.3
22.5
257,403
488,891
780,000
-59.2
89.9
59.5
211,482
367,149
580,000
-60.4
73.6
58.0
予
9,409,026
9,629,574
10,370,000
7.2
2.3
7.7
535,090
529,320
645,000
-0.5
-1.1
21.9
341,433
342,446
420,000
7.0
0.3
22.6
予
2,512,186
2,578,317
2,800,000
-3.7
2.6
8.6
130,553
155,593
180,000
6.6
19.2
15.7
53,887
80,389
100,000
19.3
49.2
24.4
予
2,033,058
2,205,270
2,480,000
-12.6
8.5
12.5
-36,817
33,087
97,000
193.2
-107,733
34,304
70,000
104.1
予
1,517,105
1,912,968
2,080,000
-4.0
26.1
8.7
37,277
100,609
193,000
-54.7
169.9
91.8
38,453
119,588
121,000
-23.6
211.0
1.2
予
1,807,293
1,815,113
2,270,000
-1.2
0.4
25.1
60,904
93,903
90,000
56.4
54.2
-4.2
23,928
37,978
50,000
53.2
58.7
31.7
予
1,631,320
1,764,976
1,800,000
4.6
8.2
2.0
128,223
148,173
150,000
14.3
15.6
1.2
65,138
81,406
82,000
23.9
25.0
0.7
予
1,400,074
1,655,588
1,920,000
-1.1
18.3
16.0
102,893
141,719
190,000
12.7
37.7
34.1
91,256
96,537
115,000
76.9
5.8
19.1
12/3
13/3
14/3
予
1,314,588
1,541,357
1,620,000
5.8
17.3
5.1
34,577
66,922
81,000
38.0
93.5
21.0
16,303
47,685
60,000
192.5
25.8
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
◎
◎
予
◎
◎
予
548,978
655,843
1.6
19.5
7,749
31,666
69.5
308.6
3,840
33,961
-42.5
784.4
201,379
209,443
-6.6
4.0
-13,972
-8,949
-
-13,650
4,260
-
985757509 (7267)
スズキ(連結)
430105873 (7269)
川崎重工業(連結)
530009987 (7012)
ヤマハ発動機(連結)
430113534 (7272)
(単位 : 百万円、 %)
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
11/12
12/12
13/12
予
7,948,095
9,877,947
12,100,000
-11.1
24.3
22.5
257,403
488,891
780,000
-59.2
89.9
59.5
211,482
367,149
580,000
-60.4
73.6
58.0
予
2,512,186
2,578,317
2,800,000
-3.7
2.6
8.6
130,553
155,593
180,000
6.6
19.2
15.7
53,887
80,389
100,000
19.3
49.2
24.4
予
1,303,778
1,288,881
1,380,000
6.3
-1.1
7.1
63,627
39,328
53,000
29.5
-38.2
34.8
23,323
30,864
34,000
-10.2
32.3
10.2
予
1,276,159
1,207,675
1,400,000
-1.4
-5.4
15.9
63,495
27,267
52,000
-4.0
-57.1
90.7
26,960
7,489
28,000
47.3
-72.2
273.9
■注1:企業の並びは 2012 年度売上高実績の多い順 ■注2:2012 年度は 2012 年 4 月期から 2013 年 3 月期 ■注3:業績のリマークは、◎:決算
書未入手、◆:変則決算、■:合併を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。 ただし、利益の伸び率欄の
-記号は前期、当期のいずれかがマイナスか未詳、両期ともマイナスを表す ■注6:予:予想、実:実績 ■注 7:トヨタ自動車および本田技研工業
の連結決算は米国会計基準。 経常利益には 「税引前当期純利益」、当期純利益には 「当社株主に帰属する当期純利益」 を記載 ■注 8:三菱ふ
そうトラック・バスと UD トラックスは連結決算未公表
企業名
TDB企業コード(証券コード)
業界天気図
: 快晴
: 晴れ
: 薄日
: 小雨
:雨
: 雷雨
: 曇り
985500309
983292459
2011年度
愛知トヨタ自動車
401466190
名古屋トヨペット
2012年度
400098821
関東マツダ
270057345
2013年度
見通し
ホンダカーズ東京中央
983953646
東京日野自動車
855001931
2012年度の動向
国内、海外とも好調で大幅増収増
益
国内自動車メーカーの2012年度
決算は、大幅な増収増益基調で推
移した。
国内の自動車販売はエコカー補
助 金 効 果 で 活 況。 海 外 も 北 米・
ASEAN・インドなどを中心に好調で、
下半期に領土問題から中国での販
は生産拡大が続いた。
東京スバル
986950361
神奈川日産自動車
201897451
関東三菱自動車販売
984035545
〈参考〉日産大阪販売 ※7
582400819
〈参考〉いすゞ自動車首都圏 ※8
989850762
各社好調な決算となった。
2013年度の展望
国内停滞も海外販売の拡大で増
収増益を見込む
ヤナセ
985823201
メルセデス・ベンツ日本
983314171
ビー・エム・ダブリュー
986024200
フォルクスワーゲングループジャパン
986033085
ビー・エム・ダブリュー東京
986064091
エコカー 補助金 の 終了 により、
国内販売 は 反動減 が 予想 される。
しかし、海外市場は引き続き好調
が見込まれ、中国での販売も回復
マツダは第3のエコカー
(超低燃
費のガソリンエンジン車)が好調。
他社に比べ国内生産比率が高いこ
とから 円高是正 も 追 い 風 となり、
大幅増益を見込む。
(単位 : 百万円、 %)
売上高
決算
12/3
13/3
14/3
11/12
12/12
13/12
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
経常利益
当期純利益
伸び率
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
予
◎
163,966
187,800
0.5
14.5
伸び率
2,147
2,551
-25.7
18.8
伸び率
795
1,398
-54.0
75.8
171,064
181,263
0.6
6.0
4,514
3,947
-11.4
-12.6
4,470
1,637
-29.2
-63.4
149,734
157,438
3.8
5.1
2,868
4,374
-23.0
52.5
925
2,593
-38.8
180.3
138,374
150,249
135,204
81,548
88,632
4.1
8.6
-4.0
-2.5
8.7
1,401
1,990
3,040
1,775
-
139.9
42.0
52.8
0.1
-
181
1,038
1,605
935
1,302
473.5
54.6
-25.9
39.3
67,333
67,238
-3.0
-0.1
812
-
305
436
747.2
43.0
56,543
66,107
325.5
16.9
570
807
41.6
363
369
-2.2
1.7
55,225
65,440
2.7
18.5
-
-
954
2,761
172.6
189.4
64,086
64,537
67,825
62,564
58,696
106,200
-
5.5
-3.9
5.1
1.7
-6.2
6.2
-
821
990
595
317
3,200
-
20.6
-5.3
-46.7
-
1,282
1,580
990
618
116
2,600
-
28.7
23.2
-37.3
-81.2
-
82,740
-
36.9
-
887
-
49.8
-
779
-
111.7
-
予
プジョー・シトロエン・ジャポン
983781345
フォルクスワーゲンジャパン販売 ※9
987810365
フィアットグループオートモービルズジャパン
983993392
ヤナセバイエルンモーターズ
581828970
セントラル自動車技研
270200316
11/9
12/9
13/9
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
11/12
12/12
13/12
11/9
12/9
13/9
11/12
12/12
13/12
予
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
◎
◎
予
予
◎
◎
予
業界天気図
: 快晴
: 晴れ
: 薄日
: 小雨
:雨
: 雷雨
: 曇り
2011年度
2012年度
2013年度
見通し
2012年度の動向
国産車、輸入車ともに販売好調で
増収
国産車ディーラーの2012 年度決
算は、増収傾向で推移した。エコ
カー補助金効果で新車販売が好調、
震災で低迷した前年からの反動増
もあり、各社販売を伸ばした。
輸入車ディーラーも好調が続い
【輸入車インポーター ・ ディーラー】
また、円高是正も追い風となり、
となる見通し。
TDB REPORT
東京トヨペツト
UDトラックスジャパン
に転じることから、 各社増収増益
5
【国産車ディーラー】
売が停滞したものの、全体として
【二輪車製造】
本田技研工業(連結) ※7
伸び率
18,583,653
22,064,192
24,000,000
見本
自動車卸 ・ 小売業の動向と展望
た。日本市場にマッチした車種の
211,804
243,242
-5.2
14.8
1,861
4,015
17.0
115.7
807
2,228
4.4
176.1
201,746
242,792
3.4
20.3
-
-
4,054
3,127
-80.6
-22.9
220,000
230,000
0.0
9.5
-
-
-
-
145,000
154,000
22.9
6.2
6,000
-
-
-
35,015
38,510
1.2
10.0
-
-
-
-
26,098
27,798
9.5
6.5
-
-
-
-
26,000
26,000
8.3
0.0
-
-
-
-
反動で停滞する見通し。軽自動車
17,579
24,641
13.2
40.2
-
-
486
-
-
収益面で苦戦が予想される。
22,227
23,747
-0.6
6.8
-15
14
-
-24
1
-
力や中大型高級車に強い点で有利
16,548
18,700
5.4
13.0
30
230
-83.8
666.7
6
66
1,000.0
車をはじめとする、燃費と走行性
拡充により国産車からの乗り換え
を促進、高いブランド力もあり、エ
コカー補助金終了後も前年を上回
る販売が続いた。
2013年度の展望
国産車販売 はエコカー 補助金 の
■注1:企業の並びは 2012 年度売上高実績の多い順 ■注2:2012 年度は 2012 年 4 月期から 2013 年 3 月期 ■注3:業績のリマークは、◎:決算
書未入手、◆:変則決算、■:合併を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。 ただし、利益の伸び率欄の
-記号は前期、当期のいずれかがマイナスか未詳、両期ともマイナスを表す ■注6:予:予想、実:実績 ■注7:日産大阪販売は、2010 年 8 月に
大阪日産自動車を吸収合併し日産プリンス大阪販売から商号変更。 2013 年 3 月期の業績は未詳 ■注8:いすゞ自動車首都圏は、2011 年 10 月
に神奈川いすゞ自動車および山梨いすゞ自動車を吸収合併し、東京いすゞ自動車から商号変更。 2013 年 3 月期の業績は未詳 ■注9:フォルクス
ワーゲンジャパン販売は、2011 年 5 月にフォルクスワーゲン東京から商号変更
反動減あり。 輸入車は好調持続
国産車ディーラーの2013 年度業
績は、エコカー補助金終了による
は堅調も登録車に比べ利幅は薄く、
輸入車ディーラーは、 ブランド
と見られる。クリーンディーゼル
能 を 兼 ねそなえた 車種 の 投入 で、
シェア拡大を目指す。
TDB REPORT
6
見本
統計データ、関連法規 ・ 団体
四輪車の国内生産台数
総合計
伸び率
-0.2
11,575,644
7,934,057 -31.5
9,628,875
21.4
8,398,630 -12.8
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
9,941,157
2013年1月
754,162
2月
808,311
3月
823,274
4月
747,840
5月
732,714
6月
808,557
2013年1~6月 4,674,956
18.4
-9.9
-15.1
-16.4
-6.5
-6.2
-9.5
-10.9
(単位 : 台、 %)
乗用車計
伸び率 登録乗用車 伸び率 軽乗用車 伸び率
-0.2 8,500,746
-0.0 1,427,397
-1.0
9,928,143
6,862,161 -30.9 5,604,868 -34.1 1,257,293 -11.9
8,310,362
21.1 7,005,530
25.0 1,304,832
3.8
7,158,525 -13.9 6,041,640 -13.8 1,116,885 -14.4
8,552,583
19.5 6,937,148
14.8 1,615,435
44.6
642,751 -10.7
513,317 -13.5
129,434
2.6
691,732 -15.5
550,544 -18.9
141,188
0.8
-5.1
700,123 -18.4
555,002 -21.2
145,121
-8.4
-8.6
-7.4
634,204
507,745
126,459
-7.8
-7.8
-7.8
620,279
494,253
126,026
684,241 -11.1
546,917 -11.2
137,324 -10.6
-12.3
-14.0
-4.8
3,973,330
3,167,778
805,552
貨物車計
伸び率 登録貨物車 伸び率 軽貨物車 伸び率
-1.9 1,064,681
-1.8
-2.2
1,508,399
443,718
985,101 -34.7
586,825 -44.9
398,276 -10.2
1,209,179
22.7
759,403
29.4
449,776
12.9
-6.1
-1.7
1,135,996
746,846
389,150 -13.5
1,266,354
11.5
859,148
15.0
407,206
4.6
-6.6
100,468
68,040
3.1
32,428 -22.0
-7.8
104,912 -14.9
72,624
32,288 -27.5
-3.1
-4.1
-1.0
112,391
77,729
34,662
102,419
4.5
68,315
2.1
34,104
9.8
-1.5
101,526
1.7
69,396
3.2
32,130
-0.7
-1.2
112,784
76,582
36,202
0.4
-3.6
-1.0
-8.6
634,598
432,784
201,814
見本
四輪車メーカー別の世界販売台数
バス計
伸び率
139,102
22.4
86,795 -37.6
109,334
26.0
-4.8
104,109
122,220
10,943
11,667
10,760
11,217
10,909
11,532
67,028
17.4
11.8
15.0
-1.6
17.2
25.4
11.8
12.7
本田技研工業
伸び率
伸び率
-5.1
-9.3
7.5
-15.1
27.5
-7.8
-8.1
-11.3
1.5
-6.9
-10.8
-8.0
乗用車計
4,227,643
3,923,741
4,212,267
3,524,788
4,572,332
332,066
412,889
570,691
308,556
308,436
378,709
2,311,347
(単位 : 台、 %)
伸び率 登録乗用車 伸び率 軽乗用車 伸び率
-3.9 2,800,664
-5.2 1,426,979
-1.4
-7.2 2,640,312
-5.7 1,283,429 -10.1
7.4 2,927,602
10.9 1,284,665
0.1
-16.3 2,386,036 -18.5 1,138,752 -11.4
29.7 3,014,651
26.3 1,557,681
36.8
-7.4
206,545 -13.6
125,521
5.0
-8.1
261,619 -13.3
151,270
2.6
-11.0
369,703 -16.7
200,988
1.9
0.7
187,619
0.3
120,937
1.4
-8.7
-8.9
-8.4
191,976
116,460
-12.5
-2.9
233,176 -17.5
145,533
-8.5 1,450,638 -12.9
860,709
0.0
貨物車計
839,259
672,943
731,094
674,780
785,450
50,826
63,576
94,353
55,707
58,579
71,345
394,386
伸び率 登録貨物車 伸び率 軽貨物車 伸び率
-10.5
-6.3
396,345 -14.8
442,914
-19.8
-8.6
268,201 -32.3
404,742
8.6
289,339
7.9
441,755
9.1
-7.7
292,387
1.1
382,393 -13.4
16.4
363,685
24.4
421,765
10.3
-10.0
-5.3
22,179
28,647 -13.4
-8.2
-1.3
29,920
33,656 -13.5
-13.0
-6.7
48,282
46,071 -18.8
-1.2
6.4
24,645
17.7
31,062
4.2
26,490
6.8
32,089
2.1
-0.5
-1.1
32,963
38,382
0.1
-4.9
-0.1
-8.7
184,479
209,907
バス計
15,333
12,572
12,775
10,651
11,938
609
914
2,084
901
633
774
5,915
四輪車の輸出台数
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年1月
2月
3月
4月
5月
6月
2013年1~6月
6,727,091
3,616,168
4,841,460
4,464,413
4,801,191
345,554
392,220
388,396
397,813
359,752
411,577
2,295,284
伸び率
2.7
-46.2
33.9
-7.8
7.5
-9.1
-13.7
-10.1
-1.1
-7.2
-4.5
-7.7
1.6
-16.6
12.1
-17.8
-17.3
-15.8
-10.1
-14.0
-23.1
-16.3
(単位 : 台、 %)
乗用車計
5,915,429
3,208,639
4,275,366
3,929,904
4,196,094
303,288
342,718
328,645
347,378
315,249
357,140
1,994,390
伸び率 登録乗用車 伸び率 軽乗用車 伸び率
1.8 5,914,544
1.8
885 -45.1
-45.8 3,208,339 -45.8
300 -66.1
33.2 4,272,611
33.2
2,755 818.3
-8.1 3,919,704
-8.3
10,200 270.2
6.8 4,189,359
6.9
6,735 -34.0
-10.5
303,193 -10.2
95 -92.9
-14.9
342,636 -14.7
82 -93.5
-12.5
328,522 -12.0
123 -94.6
-1.2
-1.0
347,367
11 -98.5
-8.0
-7.9
315,232
17 -91.5
-4.7
-4.6
357,127
13 -90.5
-8.8 1,994,049
-8.5
341 -94.3
貨物車計
658,218
315,507
450,312
423,767
476,919
31,748
38,022
47,127
38,736
34,622
42,758
233,013
伸び率 登録貨物車 伸び率 軽貨物車 伸び率
6.8
658,177
6.8
41 -86.9
-52.1
315,507 -52.1
42.7
450,312
42.7
-5.9
-5.9
423,759
8
12.5
476,903
12.5
16 100.0
-1.7
-1.7
31,728
20 900.0
-6.2
-6.2
38,022
3.3
47,127
3.3
-4.9
-4.9
38,736
-4.9
-4.9
34,622
-5.1
-5.1
42,758
-3.2
-3.2
232,993
20
33.3
バス計
153,444
92,022
115,782
110,742
128,178
10,518
11,480
11,699
9,881
11,679
67,881
四輪車の海外生産台数
伸び率
出典 : 日本自動車工業会資料
7
TDB REPORT
アジア
-1.8 4,877,074
-13.2 5,145,418
30.3 7,114,185
1.5 7,545,889
18.3 8,502,741
1.2 2,271,288
15.7
15.7
4.4
17.0
16.7
12.0
2.5
11.1
(単位 : 台、 %)
伸び率
7.8
5.5
38.3
6.1
12.7
3.7
中近東
伸び率
0
0
0
0
0
0
-
欧州
1,876,109
1,228,294
1,356,126
1,410,628
1,484,110
373,047
伸び率
北米
-5.1 3,576,246
-34.5 2,687,527
10.4 3,402,948
4.0 3,068,978
5.2 4,253,871
-10.6 1,145,190
伸び率
-11.7
-24.9
26.6
-9.8
38.6
0.3
中南米
920,738
790,794
982,342
1,029,514
1,234,584
321,863
伸び率
2.9
-14.1
24.2
4.8
19.9
5.0
アフリカ
257,646
168,651
206,476
233,709
248,711
63,390
伸び率
2.1
-34.5
22.4
13.2
6.4
-7.8
大洋州
143,741
96,836
119,473
93,675
101,381
22,716
伸び率
伸び率
2,482
2012年度
8,871
20.7
2,279
10.0
6,592
24.8
3,408
37.3
685
18.1
2,723
43.2
2013年度見込
9,100
2.6
2,120
-7.0
6,980
5.9
3,670
7.7
815
19.0
2,855
4.8
580
-
うち海外
-2.1
日産自動車
-
うち国内
5,281
1,902
-
マツダ
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
2011年度
4,845
15.8
655
9.2
4,190
16.9
1,247
-2.0
206
0.0
1,041
-2.4
2012年度
4,914
1.4
647
-1.2
4,267
1.8
1,235
-1.0
216
4.9
1,019
-2.1
2013年度見込
5,300
7.9
660
2.0
4,640
8.7
1,335
8.1
220
1.9
1,115
9.4
三菱自動車工業
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
2011年度
2,560
-3.1
596
1.4
1,964
-4.4
1,072
-2.4
184
-7.5
888
2012年度
2,660
3.9
672
12.8
1,989
1.3
1,120
4.5
176
-4.3
944
6.3
2013年度見込
2,803
5.4
660
-1.8
2,143
7.7
1,363
21.7
322
83.0
1,041
10.3
いすゞ自動車
-1.2
富士重工業
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
2011年度
381
-6.6
54
14.9
327
-9.4
640
-2.6
172
8.9
468
2012年度
534
40.2
63
16.7
471
44.0
724
13.1
163
-5.2
561
19.9
2013年度見込
567
6.2
63
0.0
504
7.0
752
3.9
156
-4.3
420
-25.1
ダイハツ工業
-6.2
日野自動車
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
伸び率
うち国内
伸び率
うち海外
伸び率
2011年度
973
3.5
606
6.7
368
0.3
129
13.7
37
23.0
92
10.4
2012年度
1,042
7.1
655
8.1
387
5.2
155
20.6
44
19.2
111
21.2
2013年度見込
1,067
2.4
634
-3.2
433
11.9
175
12.9
45
2.3
130
17.1
出典 : 各社決算発表資料をもとに帝国データバンク作成
注1 : 連結ベース。 ハイフンは公表なし
注2 : トヨタ自動車にはダイハツ、日野分が含まれる
注3 : 日野自動車はトヨタ向け販売分を除く
注4 : 本田技研工業は2012年度より生産用部品のカウントを除外
25.8
-4.4
総合計
11,651,554
10,117,520
13,181,550
13,382,393
15,825,398
4,197,494
伸び率
8.3
伸び率
26.3
-40.0
出典 : 日本自動車販売協会連合会および全国軽自動車協会連合会資料
注 : 2013年6月数値は速報値
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年1~3月
伸び率
2,071
伸び率
-1.8
-18.0
出典 : 日本自動車販売協会連合会および全国軽自動車協会連合会資料
注 : 2013年6月数値は速報値
総合計
うち海外
0.6
スズキ
四輪車の国内販売台数
5,082,235
4,609,256
4,956,136
4,210,219
5,369,720
383,501
477,379
667,128
365,164
367,648
450,828
2,711,648
伸び率
7,352
伸び率
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年1月
2月
3月
4月
5月
6月
2013年1~6月
うち国内
2011年度
出典 : 日本自動車工業会資料
注 : 2013年6月数値は速報値
総合計
(単位 : 千台、 %)
トヨタ自動車
伸び率
-10.0
-32.6
23.4
-21.6
8.2
-7.9
[関連法規等]
[関連団体]
●道路運送車両法
自動車 (二輪、 四輪、 軽車両) の登録や保安基準、
点検 ・ 整備など運行にかかる義務事項を規定する。
主として使用者に対する義務付けであるが、 第63条3
項において、 メーカーや輸入業者に対し、 保安基準に
適合させるために必要な改善措置(リコール)の届出を
求めている。
●使用済自動車の再資源化等に関する法律
(自動車リサイクル法)
新車購入時に購入者からリサイクル費用を徴収する
とともに、 自動車メーカーや輸入業者に再資源化を義
務づける。 2002年7月に成立、 2005年1月から本格施
行。 リサイクル料金はメーカー、 車種により異なり、 お
おむね1万~2万円前後。 販売済みの車両については
車検時に徴収する。
●日本自動車工業会(自工会)
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
TEL 03-5405-6119(広報室)
●日本自動車販売協会連合会(自販連)
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
TEL 03-5733-3101(広報室)
●全国軽自動車協会連合会(全軽自協)
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
TEL 03-5472-7861
●日本自動車輸入組合(JAIA)
〒105-0014 東京都港区芝3-1-15
TEL 03-5765-6811
●日本自動車会議所
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
TDB REPORT
8
見本
業界動向
TDB 業界天気図
業界
分野
見本
(業界ごとの生産や販売、売り上げ、収益などから、総合的に判断したものです)
: 快晴
2012年度の動向
天気
ポイント
2013年度の展望
天気
業界
ポイント
分野
: 晴れ
2012年度の動向
天気
ポイント
: 薄日
: 曇り
: 小雨
:雨
: 雷雨
2013年度の展望
天気
ポイント
東京都心部のオフィス賃貸市況は空室率
の低下など回復傾向が進み、上位企業を
中心に業績は堅調に推移した。
新規アウトレットモールの開設や既存施
設の増床が続いていることが増収要因と
なる見込み。海外展開の動きも加速。
不動産仲介
住宅ローン減税など住宅取得支援策と消
費税率引き上げ前の駆け込み需要で、不
動産取得意欲は回復基調。
低金利が続き景況感が改善するなか、消
費者の住宅購入意欲の高まりにより、成
約は引き続き増加基調が見込まれる。
銀行
主要行
3 メガバンクを中心に主要行は増収増益
を確保。旺盛な海外向け融資や個人向け
住宅ローンが好調だった。
銀行
地方銀行・
第二地方銀行
経常増益は地方銀行 64 行中 34 行。金融
円滑化法終了による貸倒引当金の積み増
しが下押し要因となった。
地方銀行 64 行合計の業績予想は弱気な
見通し。金融円滑化法終了による融資先
破たんの増加が懸念される。
ネット銀行
9 行 す べ て が 経 常・ 最 終 利 益 を 計 上。
ATM 設置台数拡大などもあり、総利用件
数が着実に増加した。
好調さは持続する見込み。スマホアプリ
を用いたホームページへの誘導など、顧
客囲い込み競争の激化が予想される。
サブリース
相続税改正を背景に、節税対策として有
効な賃貸住宅の建設需要が高まった。賃
貸アパートの建設受注も増加。
築年数の古い賃貸住宅ストックの建て替
え需要が高まり、賃貸住宅の建設需要は
堅調に推移する見込み。
生命保険
3 期連続で収入保険料増収となった。個
人の新規契約増に加え、貯蓄型保険や個
人年金保険が件数、金額ともに好調。
大手生保各社が保険料を引き上げる。新
規契約の獲得には逆風だが、海外進出や
介護・育児など事業の差別化でカバー。
不動産投資
政権交代後、売買高と売買代金が上昇基
調となり、商業施設や物流施設の物件取
得も活性化し、増収基調となった。
金融緩和の動きや円安の進行による企業
業績の改善が不動産の需給バランス改善
につながることが期待される。
損害保険
火災保険収入が増加したほか、地震保険
の加入増や自動車保険・自賠責保険など
各社とも増収傾向となった。
火災保険や海上保険など増加の見込み。
震災以来の防災意識は引き続き高く、地
震保険の契約件数は伸長が見込まれる。
マンション着工戸数が増加基調で推移す
るなかで、着実に管理戸数を増加させた
企業を中心に業績は好調。
中古物件の改修工事とその後の管理受託
により、管理戸数増加を見込む。海外事
業拡大の動きが活発化。
証券
金融緩和の期待効果や日本株への割安感
から株式市場は活況を呈した。投資信託
や債券、為替部門ともに好調だった。
金融緩和の継続や企業業績の改善など明
るい材料が多く、経営合理化の効果も期
待される。
内装工事
復興需要の本格化を受け、大型プロジェ
クトが増加。また、節電意識の高まりか
ら LED 照明への切替需要も。
耐震工事需要に加え、企業の設備投資意
欲向上が追い風。アカウントサービスの
徹底や現場管理強化で収益性向上へ。
消費者金融
改正貸金業法の影響から厳しい事業環境
が続いた。スマホ向けアプリやテレビ
CM でシェア拡大を図る動きも。
メガバンクとの協業やサービス拡充を武
器に、寡占化による残存者利益の獲得を
狙う。保証や海外事業を伸ばす動きも。
住宅リフォーム
耐震・省エネ関連案件の需要は堅調。独
自のエコポイント発行や定価制などの
サービス拡充で増収基調に。
補助金制度や住宅購入と改修資金を一体
化したローンが中古住宅市場を押し上げ
る。医療リフォームなどで差別化も。
事業者金融
事業規模縮小や再編が続いた厳しい業況
下、与信判断や債権メンテナンスの徹底
などで収益確保に動いた。
高止まりが続く過払い金の動向が見通せ
ないなか、保証など融資以外の分野を強
化し、今後の生き残りを図る。
震災復興関連予算に支えられ、官公庁を
中心に増収傾向。熾烈な受注価格競争に
より、利益面では明暗が分かれた。
設備投資の増加が期待されるも、官需・
民需ともに競争は激しい。省エネなど重
点分野に注力し、受注獲得を目指す。
本業に加え、他業種との連携など収益源
を多様化させる動きが目立ったが、競争
激化の影響で業績の明暗が分かれた。
顧客属性に応じたサービス展開が強化さ
れる見通し。手数料ビジネスや異業種と
の連携が業績拡大のカギに。
電気工事
再生可能エネルギー関連工事などの案件
を積極的に取り込むことで、電力会社か
らの受注減を補い、業績を確保した。
原発再稼動にむけた安全対策から関連す
るプラント工事の増加が見込まれ、堅調
に推移する見通し。
株式市況は回復も、市場の動きの激しさ
国内 IPO 社数は前年を上回り、平均初値
から売却タイミングの見極めに慎重と
なった企業が多く、全体として減収傾向。
騰落率は上昇と、投資環境は上向き。各
社攻めの戦略が問われる。
通信工事
ワイヤレスブロードバンドサービス拡大
にともなう通信工事需要を取り込み、主
要各社は増収。
市場全体では飽和状態になり、そのパイ
を巡る競争が激化することから、各社の
業況は弱含みの展開と予想される。
リース需要の減退、設備投資の縮小で競
合激化のなか、各社は案件の取捨選択を
進め、収益構造の強化に注力。
各社とも国内事業の競争力強化に加え、
収益拡大を見据えて海外事業展開の強化
に一段と注力する構え。
一般製材
復興需要・住宅エコポイントを背景に需
要は堅調。調達先の木材価格が上昇も、
デポセンターの稼働率向上などで対応。
住宅市況の回復が追い風も、円安で調達
コスト増。各社、地域密着営業や生産か
ら物流までの体制整備を図る。
震災復興関係工事に加えて、公共工事の
復旧・復興需要の進展と公共工事の増加、
増加と民間の設備投資持ち直しにより、
回復基調。上位企業を中心に増収。
民間設備投資の回復が期待される。受注
環境は改善傾向がより鮮明に。
合板製造
震災後に高騰していた合板価格は調整局
面に入り軟調に推移。コスト削減ととも
に新商品の開発や海外展開が加速。
復興需要の継続、消費税率引き上げ前の
駆け込み需要から業況は堅調。ショー
ルーム営業や海外展開に注力する。
土木工事
公共工事増加を受けて増収となった企業
が多いが、人手不足や資材不足、建設コ
ストの上昇などが利益の圧迫要因。
復興、防災対策として老朽化したトンネ
ルや道路などの改修、維持管理などのた
め公共事業が拡大し、堅調推移見込み。
木材卸
木材価格の下落にともない、減収傾向。
東北地方への拠点設置やまちづくり協定
締結など被災地支援の動きも見られた。
消費税率引き上げ前の駆け込み需要に期
待。国産材のブランド化やシニア市場向け
独自商品の開発などに注力する動きも。
プラントエンジニアリング
国内受注は減少傾向で推移したものの、
新興国の化学・環境プラントなど海外案
件の獲得で業績を維持。
高い技術力を背景に海外での大型案件の
受注を進め、各社の業績は底堅く推移す
る見込み。
セメント製造
需要増を背景に専業メーカーで増収・増
益が目立ったほか、兼業メーカーでもセ
メント事業は堅調であった。
市場は復興需要を背景に堅調な推移が見
込まれるが、生産量増強に限度があり、
業績の大幅な向上は難しい。
住宅ローン金利が最低水準で推移してい
ることや消費税増税にともなう駆け込み
住宅購入に踏み切る消費者ニーズや消費
税率引き上げ前の駆け込み需要を的確に
復興需要が活発化したものの、市場に大
ポール・パイル需要は前年度から微増に
需要により、業績は堅調に推移。
とらえることで、堅調に推移する。
幅な回復はなく価格競争が継続。各社コ
スト削減や生産体制の適正化を図った。
留まる見込み。商品差別化、コスト削減
で各社収益確保を目指す。
マンション用地の仕入強化や、ブランド
消費税率引き上げ前の駆け込み需要に加
主な供給先市場である分譲マンション着
消費税率引き上げ前の駆け込み需要も見
力活用による付加価値向上を図った企業
の業績が好調を維持した。
えて、住宅一次取得者などの取り込みに
より、業績は底堅く推移する。
工戸数の回復が鈍化。対策状況で各社業
績の明暗が分かれた。
込まれるが、効果は限定的。市場回復は
緩やかで業績の大幅な向上は難しい。
住宅ローン需要は堅調だが、企業業績の
先行きには不透明さも。日本勢が勝ち組と
なるには海外市場での実績確保が必要。
不動産賃貸
(除く住宅系賃貸)
不動産
銀行
建設・不動産
金融
不動産管理 ・ ビルメンテナンス
内装工事・
リフォーム
貸金
クレジットカード
ベンチャーキャピタル
リース
リース
建設
電気・
通信工事
木材・
製材品
建材・窯業
建設・不動産
戸建て
管工事
セメント二次製品
セメント・
石材・タイル 製造
住宅
マンション
9
TDB REPORT
建築用石材製造卸
TDB REPORT
10
ISSN 0919-5696
特集
業界動向
業
業界天気図
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100業界の概要・展望を解説!
220分野の予想天気図も同時掲載
データ
レビュー・プレビュー
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主な企業の合併・商号変更・上場一覧