[演習2‐2] 電子メールシステムとサービスの利点・問題点 学籍番号

[演習2‐2] 電子メールシステムとサービスの利点・問題点
学籍番号:10D7101015I 小森顕秀☆
10D7101014K 桑原洋祐
10D7101016G
助中秀行
10D7101013B 斎藤健
まず皆で話し合って出た電子メールシステムとサービスの利点・問題点の意見は次の通り
です。
電子メールシステムとサービスの利点
・遠くの人と連絡が取れる
・低コスト
・時間がかからない
・写真、動画等のデータを送れる
・同時に色々な人にメールを送れる
・データを蓄積できる
・テキストの再利用性
・情報が入手しやすい
・手軽にコミュニケーションがとれる
電子メールシステムとサービスの問題点
・誤送信によるプライバシーの侵害
・匿名性
・迷惑メール(ウイルス)
・情報の漏えい
・文字だけのやり取りなので感情が伝わらず誤解が生まれやすい
・お年寄りに苦手意識をもたれやすい
これを見ればわかるように、電子メールシステムとサービスにはメリット・デメリットが
あります。そして中にはメリットとも言えるがデメリットとも言えるようなものもありま
す。例えば匿名性やデータを蓄積してしまうこと。匿名性は送り手にとってはメリット、
貰い手にとってはデメリットとなり、データを蓄積することはやりとりした内容を簡単に
確認することができるので便利ですがその分ウイルスに感染した時に情報が漏れてしまう
のでデメリットにもなります。しかしそれを考慮しても電子メールの利点は魅力的だと思
います。電子メールにデータを添付できる、というだけで活用の幅は広がっていきます。
若者なら携帯で撮った写真や動画を友達にあげたり、大人、特に社会人は大事なデータを
送ったりすることもあるでしょう。他にも手軽に遠くにいる人と連絡が取り合えたり、皆
で集まる時に同時に多人数に集合場所などの連絡を電子メールで送れたりと、電子メール
がこんなにも普及したのもこのような活用法の広さが関係しているのだと思います。しか
も今回電子メールシステムとサービスの問題点としてあがった意見は個人個人が気をつけ
て、ウイルス対策を万全にしておけば大体解決できるものです。特に携帯ならばウイルス
の心配がないのでなおさらです。唯一、「文字だけのやり取りなので感情が伝わらず誤解が
生まれやすい」というのは難しい問題ですが、それでも利点の多さを考慮すればあまり気
にはならないでしょう。
次に他のコミュニケーションメディアやコミュニケーションサービス、例えばチャットや
掲示板などがありますが、ここでは代表として電話を取り上げて電話とメールを比べたと
時の電話の利点、問題点を話し合ってみました。
電話の利点
・心情が読みやすい
・声が聞ける
・少ない時間で多くの情報をやり取りできる
・操作が簡単なのでお年寄りでも使いやすい
・携帯電話以外のお店や家とも連絡が取れる
・相手が電話に出れるような状況ならば素早く連絡が取れる
電話の問題点
・データを蓄積することができない
・お金がかかる
・お互いの都合が合わないと成立しない
・声を出さなければいけないので電車の中など、静かにしなければいけない場所では使え
ない
・電波状況に左右されやすい
何といっても電話の利点は電子メールの最大の問題点である心情を読み取れないという点
を克服できるというところです。他にもメールに比べて短時間で大量の情報をやり取りで
きたり相手の声を聞けるため安心感があったりと利点も多いですが、その分問題点も多く
あります。最近では電話よりも電子メールのほうがお金がかからず気楽に使えるという人
も増えてきていますし、特に「お互いの都合が合わないと成立しない」、「声を出さなけれ
ばいけないので電車の中など、静かにしなければいけない場所では使えない」というのは
結構シビアな問題になってくるので一概に電話のほうがメールよりも便利、とは言えない
ようです。
次にもしも自分が電子メールシステムとサービスの「ヘビーユーザ」または「超初心者」
だったらこのメディアにどんな魅力を感じるか?(感じないか?)どのような使い方をし
たいか?(したくないか?)そしてそれは可能か?本当の利用目的(ニーズ)は 何なのか?
話し合ってみました。
ヘビーユーザだったら
・絵文字を使ったりして色々と工夫する
・相手が返信しやすいような文面にする
超初心者だったら
・友達といつでも気軽に連絡を取り合えるようになる
・データを送りあえる
ヘビーユーザでも超初心者でもどのような使い方をするか、本当の利用目的は何か、とい
うのはどちらも連絡を取り合ったり、データを送りあったりする、という意見が多かった
です。やはり基本的な電子メールの使い方はそれだと思うしそこに関してはヘビーユーザ
でも超初心者でもあまり変わらないと思います。他の点についても両者でそんなに違いは
ないのではないか、という意見が多かったです。本当ならこういうのを分析していくのが
経営システム工学科の本来の姿であるのだとは思いますが今回はあまり意見が出ませんで
した。
さて、ここまでいろいろ皆で話し合ってきましたが結局電子メールシステムとサービスに
は問題点も確かに存在しますが、それ以上に利点となる要因が多くあり、またその問題点
も電話やチャットなどの他のコミュニケーションメディアやコミュニケーションサービス
と組み合わせたり、ウイルス対策を万全にしたりすれば改善することが出来るため多くの
人に使われているのではないか、という結論に至りました。実際、電子メールというのは
本当に便利で今回の課題もこうして電子メールをつかって提出しているわけですし、特に
今の若者にとっては連絡手段として、日ごろのコミュニケーションとしてなくてはならな
いものとなっています。もしかしたら今回私たちの話し合いの中でたまたま決定的な問題
点がでなかっただけかもしれませんが、それでも電子メールの利点、人々のニーズを考え
ると電子メールサービスはなくてはならないものであると思います。