2012/5/14 情報処理教育センター作成 講義用フォルダへのファイル転送方法に関して 情報処理教育センター(これよりECIPと呼ぶ)のファイルサーバー(Publicドライブ 1: file.ecip.agu.ac.jp) との間でファイル転送が可能です。 講義用フォルダへのファイル転送は、 研究室などのPC(学内のネットワークに接続しているPC)からもFTP 2クライアントツー ルによって行えます。 FTPクライアントツールは多数ありますが、フリーウェアであるFFFTP 3を使ったファイ ル転送について説明します。まず、FFFTPを開発者が運営するサイトやフリーウェアのポ ータルサイトよりダウンロードしインストールしてください。インストール方法の詳細や 動作環境等についてはダウンロードしたファイルを参照してください。 FFFTP を起動します。使用するためには“ホストの設定”を開き、FTP で ECIP のファ イルサーバーに接続するための設定を行います。図表 1 は、FFFTP における ECIP のファ イルサーバーへの接続設定画面の例になります。 “ホストの設定名”は任意の名前で構いま せん。ここでは“ecip”と入力しています。次に、 “ホスト名(アドレス) ”については、 “file.ecip.agu.ac.jp”と入力してください。 “ユーザ名”と“パスード”は ECIP 利用時の ものになりますので、ECIP の PC にログインする際に入力するものと同じものを設定して ください。 “ローカルの初期フォルダ”と“ホストの初期フォルダ”は空欄でかまいません が、両者にアドレスを設定すると、ローカルコンピュータ(自身の PC)とホスト(ECIP のファイルサーバー) の初期フォルダを各々指定できます。 図表 1 FFFTP による ECIP のファイルサーバーへの接続設定 1 Public ドライブは、講義に関連するデータを保存するドライブであり、 「講義科目の配当学部フォルダ」 →「教員フォルダ」→「講義科目フォルダ」のように階層化された構造をしています。 2 FTP は File Transfer Protocol の略語であり、 インターネット上でファイルを転送するサービスに関する プロトコル(決まりごと)のことです。 3 FFTTP は FTP クライアントツールの代表的なフリーソフトウェアです。Sota 氏によって開発され多用 されているソフトウェアですが、Version 1.97b をもって 2011 年 8 月に開発を終了しています。 1 2012/5/14 情報処理教育センター作成 図表 2 は、FFFTPによるファイル転送画面になります。左側がローカル、すなわち各自 のPCのファイル構成画面になり、右側がホスト、すなわち、ECIPのファイル構成画面にな ります。図表 2 の例では、講義資料のファイルを、ECIPの該当講義科目フォルダにおける Materialフォルダ 4内に転送した場面を示しています。 このように研究室で作成したファイルを受講生に配布する際、クライアント室に行かず ともECIPのファイルサーバーに転送することができます。また、本学ネットワークセンタ ーの利用者は、VPN 5クライアントを用いて大学のネットワークに入ることにより、学外の PCとECIPのファイルサーバーとの間でファイル転送が可能になります。VPNの接続方法 については、本学ネットワークセンターのWebサイトにおける“マニュアル”の項目 (http://www.dpc.agu.ac.jp/manual.html)に詳細な手引きがありますので、該当ファイル を参照してください。 図表 2 FFFTP によるファイル転送画面 4 Material フォルダとは、P(Public)ドライブ内にあり、学生がその中のファイルの読み取りのみ可能 です。 5 VPN は Virtual Private Network の略語であり、公衆回線をあたかも専用線であるかのように利用でき る仮想ネットワークのことであり、ECIP が管理・運用するコンピュータ以外からも ECIP のネットワー ク内と同様の環境でサービスの利用が可能になります。 2
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