甲西工業団地南公園

南アルプス市甲西工業団地南公園における
管 理 運 営 業 務 の 内 容 及 び 基 準
平成 22 年 8 月
南アルプス市
目
次
1 設置目的
2 公園施設の概要
3 施設全般に関する業務等
(1)公園施設の利用時間及び営業日等
(2)利用の承認等
(3)利用料金の徴収
(4)利用料金の減免
(5)利用料金の還付
(6)禁止行為の防止
(7)緊急時の対応
(8)関係機関との連絡調整
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(9)事業計画書及び事業報告書
(10)利用者サービスの向上
(11)広報活動
(12)ボランティアとの協働
(13)情報の管理
(14)管理運営体制
4 施設の維持管理業務
(1)日常点検業務
(2)保守管理業務
(3)植栽等管理業務
(4)清掃業務
(5)修繕業務
(6)備品管理業務
(7)駐車場管理業務
(8)保安警備業務
(9)防火、防災業務
5 施設の運営業務
(1)事務所
6 普及・啓発等に関する業務
(1)主催事業
(2)支援事業
7 その他
(1)補償対策
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(2)保険への加入
(3)上水道使用料
(4)浄化槽の委託
(5)公園内の電気料
別表
1 公園施設の詳細
2 建物の詳細
3 維持管理業務の内容
4 備品の一覧
5 公園利用実績
添付資料
1 南アルプス市都市公園条例
2 南アルプス市都市公園条例施行規則
3 公園全体設計平面図
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南アルプス市甲西工業団地南公園における管理運営業務の内容及び基準
南アルプス市甲西工業団地南公園の指定管理者が行う業務の内容及びその範囲
等は、南アルプス市都市公園条例(以下「条例」という。
)
、南アルプス市都市公園
条例施行規則(以下「規則」という。
)
、都市公園法(以下「法律」という。
)
、その
他関係法令等によるほか、この基準による。
1 設置目的
甲西工業団地の入居企業と地域社会の融和を図り、市民の憩いの場として活用す
る。
2 公園設置の概要
公園面積
1.0ha
区域及び面積
主要施設
トイレ(身障者占用付き 26 ㎡)、休憩舎(木造平屋建 6.76 ㎡)
噴水設備、噴水地(1,528 ㎡) 占用駐車場(51 台駐車)
緑地帯
緑地帯
0.8ha
ス ポ ー ツ 広 場 フットサル及びテニス場(1,804 ㎡)
0.2ha
フットサル場2面(兼用テニス場2面)
※詳細については別表1参照
3 施設全般に関する業務等
(1)公園施設の利用時間及び営業日等
・次表のとおりとする。
区
分
営業日
利用時間
フットサル場兼
テニスコート
通年
午前 8 時から
午後 10 時まで
噴水広場
通年
午前8時から
午後 10 時まで
摘
要
・ 利用者対応等の業務がある場合は、必要に応じて営業時間の延長を行うこと
・ 営業日及び利用時間を変更する場合は、あらかじめ市の承認を得て変更する
ことができる。
(2)利用の承認等
・条例第 2 条の行為をしようとする者は、市長に利用承認等を行うこと
・利用申込書等の様式は別添規則による。
・利用の承認を受けようとする者が次に該当する場合は利用を承認しない
-1-
①公の秩序又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき。
②施設又は、設備器具を損傷するおそれがあると認められるとき。
③その他管理上支障があると認められるとき。
(3)利用料金の徴収
・フットサル場兼テニスコートの利用料金の徴収を行うこと。
・利用料金の額は、条例で定める範囲内で指定管理者が市長の承認を得て定
めること。
(4)利用料金の減免
・条例第 17 条及び規則第 6 条に基づき、次に該当する者がフットサル兼テニ
スコート場を利用する場合は利用料金の全額又は半額を免除することとす
る。
①市又は市教育委員会が主催するスポーツ、レクリェーション等に利用する
場合は全額を免除する。
②市が経費の一部を負担して共催するスポーツ、レクリェーション等に利用
する場合は半額を免除する。また、市が公用または公共用に使用する場合
は利用料金の全額を免除し、その他市長が必要と認めた場合は、市長が相
当と認めた額を免除することとする。
(5)利用料金の還付
・既に納付した利用料金は、原則還付しない。ただし、利用者の責に帰する
ことができない理由によって利用できなくなった場合は、その全部又は一
部を還付することができる。
(6)禁止行為の防止
・条例第 4 条で禁止されている行為や、オートバイの乗り入れ、危険な利用
(ゴルフ、野球等)等を禁止し、利用者の安全の確保に努めること。
(7)緊急時の対応
・公園内での急病人や怪我人、犯罪等の発生による関係機関への速やかな通
報及び事故報告など、緊急時の連絡体制、対応マニュアルを作成するとと
もに、それらに基づく訓練を年 1 回以上実施すること。
・緊急または重要な事項は速やかに市に報告し、適切な対応をとること。
(8)関係機関との連絡調整
・施設の円滑な運営のため、必要に応じて市との連絡調整を図ること。
(9)事業計画書及び事業報告書等
・毎年度末に事業計画書を作成し市に提出すること。また、次年度事業計画
書(案)を作成し提出すること。
・月事業報告書を作成し提出すること。なお、月事業報告書に掲載する内容
は、市と協議の上定める。
-2-
・毎日の業務内容を記した日報等を作成すること。
・毎年度終了後、公園管理の業務に関し事業報告書を作成し提出すること。
(10)利用者サービスの向上
・利用しやすい施設とするため、利用者に対するアンケート調査等を実施し、
利用者の要望や改善事項を把握し、サービスの向上に努めること。
・ 公園施設を活用して利用者の増加や、サービスの向上に資する以下のよう
な事業を行うことができる
①イベント、各種興行
園路・広場又は有料公園施設を使用して、あらかじめ市と協議の上、以下
の条件を満たせばイベント、興行等を自ら開催又は企画・誘致し、その収益
を指定管理者の収入とすることができる。
ア 施設の目的にあった内容であること。
イ 公序良俗に反しない興行であること。
ウ 施設の汚損を伴わないものであること。ただし、有料公園施設以外の園
路・広場等を利用して行う場合は、法律又は条例による行為の許可を得
て行うこと。
②販売事業
指定管理者は法律による市の施設・管理許可を得て、公園利用者の利便性
を高めるための食事等の提供や物品の販売をすることができる。この場合、
所定の使用料を市に支払うものとする。
(11)広報活動
・甲西工業団地南公園のPR及び情報提供のため、以下の例を参考に必要な
媒体の作成、配布物を行うこと。
①ホームページの開設、更新等
②案内パンフレット等の作成、配布
③情報誌、主催事業のチラシ等の作成、配布
(12)ボランティアとの協働
・ボランティア組織との連携や育成に努めること。
・ボランティア活動への支援・協力を要請された場合は、業務に支障がない
限り、資機材の貸し出し等の支援を行うこと。
(13)情報の管理
・個人情報保護法の規定を遵守するとともに、南アルプス市個人情報保護条
例に基づき、施設の管理を通じて取り扱う個人情報の保護を行うこと
・保有個人情報の漏えい、減失又はき損の防止その他の保有個人情報の適切
な管理のために必要な措置など、個人情報の保護に関する要綱を定めるこ
と。
-3-
(14)管理運営体制
・公園の適切な管理運営を実施するため、組織の体制を明確にするとともに、
必要な有資格者及び経験者等を配置すること。
・職員の資質を高めるため研修を実施するなど、人材の育成に努めること。
4 施設の維持管理業務
(1)日常点検業務
・目視等による施設・設備・遊具等の巡回点検を行い、常に安全かつ良好な
状態を保持し、異常を発見した場合は速やかに適切な処置を行うこと。
・電球、蛍光灯、トイレットペーパー等の日常的な管理で必要となる消耗品
や部品の交換を行うこと。
(2)保守管理業務
・施設を安全かつ安心して利用できるよう、施設の保全に努めること。
・公園内の施設・設備の保守管理について別表3を参考に実施すること。
(3)植栽等管理業務
・利用者の安全を確保しつつ、植栽等の特性、美しい景観に配慮し快適な空
間を提供することができるよう、植栽等管理業務を実施すること。
・公園内の樹木及び芝生等の維持管理については、別表3を参考に実施する
こと。
(4)清掃業務
・良好な環境衛生、美観の維持に心がけ、公園としての快適な空間を保つた
め、清掃業務を実施すること。なお、公園内の清掃業務については、別表
3を参考に実施すること。
(5)修繕業務
①応急的な修繕
公園内における施設・設備等が破損、損壊または老朽化などにより、安全
または管理運営上直ちに修繕を行う必要がある場合は、次のとおり行うこと。
・早急に修繕方法の検討及び修繕費用の見積もりを行うこと。
・修繕に要する費用が 20 万円未満の場合は、指定管理者が直ちに修繕を行
う。
・修繕に要する費用が 20 万円以上の場合は、速やかに見積もりを添付し市に
報告すること。
②計画的な修繕
修繕が必要な施設・設備のうち、次年度以降の修繕で対応が可能なものに
ついては、市が別途指示したときに、修繕の個所、内容、金額、優先順位等
を報告すること。
-4-
市は報告に基づき計画的に行う修繕項目を選定し、次年度以降予算の範囲
内で修繕を実施又は指定管理者に指示を行う。
(6)備品管理業務
・施設における活動に支障を来さないよう、備品の管理を行うとともに、不
具合が生じた備品は、20 万円未満の修繕費のものについては、指定管理者
が修繕すること
・修繕できない備品については、市に破損の報告をすること。なお、更新に
ついては、市が行うものとする
・新たな備品が必要な場合には、市に協議すること
・備品の管理にあたっては、備品台帳を作成し、変更があった場合は更新す
ること。なお、備品とは、比較的長期的にわたって、その性質、形状等を
変えることなく使用に耐えうるもので、購入単価が3万円以上の物品をい
う
※備品の詳細については、別表 4 参照
(7)駐車場管理業務
・駐車場の利用は、原則として公園利用者に限ることとする。
・利用時間については、利用者の利便性等を勘案し、定めることとする。
(8)保安警備業務
・防犯に万全を期し、利用者が安全に利用できる環境の確保のために保安警
備業務を行うこと。また、公園の異常の有無の確認等のため、公園内を巡
回すること。
(9)防火、防災業務
・防火及び防災に万全を期し、利用者が安心して利用できる環境の確保のた
めに防火、防災業務を行うこと
・東海地震及び南関東直下の地震の防災対策強化地域に指定されているため、
大規模地震対策特別措置法第 7 条第 1 項により地震防災応急計画を作成し、
提出すること。
5 施設の運営業務
(1)事務所
①窓口業務
公園の総合窓口として、事務所を設置すること。また、その所在地を市に
報告すること。そこで次に揚げる業務を行うこと。
・公園全体の管理運営の統括、連絡調整
・公園利用者の接遇
・公園利用(研修等)の受付
-5-
・フットサル場兼テニスコート場の利用受付、承認並びに利用料金の徴収等
②救護室の管理運営
・不測の事態に対応できるよう、救急用具及び薬品を備え付けておくこと。一
方、平常時には主催事業の講習、利用者の研修等の利用を図ること
6 普及・啓発に関する業務
(1)主催事業
・甲西工業団地南公園の深い森林の中で青少年の育成のため、フットサル等
の指導をし、大会を開催して、公園の効果を発揮できるような主催事業を
実施すること。
(2)支援事業
・依頼を受けた場合には、小中学校の総合学習や社会教育の場の提供等の支
援を行うこと。
・公園の効果を発揮するため、主催事業等を通じ、公園を活動の場として、
野外学習及びボランティア活動等を自主的に実施できる組織づくりに取り
組むこと。
7 その他
(1)補償対策
指定管理者の管理瑕疵により利用者の生命や身体に損害を与え、または財
物を損傷した場合、指定管理者がその損害を補償し、それ以外の瑕疵による
場合については、両者協議の上対応するものとする。
(2)保険への加入
①火災共済保険
建築物に対する火災共済保険は、市で加入する。
②施設賠償責任保険
指定管理者が加入する賠償責任保険の契約内容について、その基準は下記
のとおりとする。なお、市と指定管理者の双方が被保険者となる賠償責任保
険に加入すること。
・賠償責任保険加入面積
(園路、建物、便所等)
・対人 被害者 1 名につき 5,000 万円以上
1 事故 3 億円以上
・対物 1 事故 100 万円以上
(3)上水道施設の使用料は指定管理者が委託料より支払うこととする。
(4)トイレの浄化槽は業者と年間契約で委託契約をしているが、その委託料は指
定管理者が委託料から支払うこととする。
(5)甲西工業団地南公園に関する電気料は公園内街灯、フットサル兼テニス場電
灯、ポンプ等で、この使用料は指定管理者が委託料より支払うこととする。
-6-
別表1 甲西工業団地南公園施設の詳細
種 類
名 称
数 量
緑 地
樹林地及び
芝生地
スポーツ広場
フットサル場
兼テニス場
単位
7976.13
㎡
1,804
㎡
ケヤキ、松等
2面
26
㎡
水洗便所
(身障者占用付)
鉄筋コンクリート造平屋建
四阿(休憩舎)
6.76
㎡
木造平屋建
すべり台
1.0
基
ローラースライダー
鉄 棒
2.0
基
ベンチ
10.0
基
噴水施設、
噴水池
307
㎡
駐車場
51
台
照明器具
4.0
柱
照明自動点
灯盤
1.0
基
トイレ
建 物
遊 具
備 考
その他の施設
木製
送水ポンプ(3 基)
噴水塔
8灯
(1 柱につき 2 灯)
コイン投入式
別表2 甲西工業団地南公園建物の詳細
名 称
構造及び規模
数量
建築面積
設置年月日 備考
トイレ
鉄筋コンクリート造
平屋建
1
26 ㎡
H7.10.1
四阿
木造平屋建
1
6.76 ㎡
H7.10.1
-7-
水洗便所(男・女)
(身障者占用付)
別表3 甲西工業団地南公園維持管理業務の内容
法令上
分類
作業の種類
の頻度
施設
管理
清掃
トイレ
トイレ
査
2
個
大便器
3
個
1
上/年
1回
浄化槽検
トイレ
1
/年
2
フット
保守点検
緑地
除草、
管理
植栽木
単位
小便器
3 回以
浄化槽保
守点検
数 量
サル場
コート
7,976.13
緑地帯
時期
規格・内容
備考
男・小 2、大 1
通年
女・大 2
浄化漕法
基
第 10 条
浄化漕法
基
第 11 条
面
㎡
上砂の散布等
通年
管理
除草、除草剤
2 回/年
植栽木管理
1 回/年
防虫消毒
2 回/年
別表4 甲西工業団地南公園備品一覧表
NO
品名
保管場
数
計
規 格
会社名
機種
所
1
テニスポ−ル
物置
4
本
2
テニスネット
物置
2
個
3
テニスヂャッジ台
コート
2
個
4
サッカーゴール
コート
4
個
5
ブロワ
物置
3
基
6
物置
1
個
ルイ高
2.8×1.8×2.2
-8-
マキタ
MUB062
イナバ
MFW
別表 5
公園利用実績
1.利用者の推移
(単位:人)
H20
H21
7,463
有料貸出総数
2.使用料収入額の内訳と推移
施設・設備
6,665
(単位:千円)
H20
フットサル場
計
-9-
H21
1,084
912
1,084
912