時間 10:45~11:05 場所 清泉礼拝堂 文学部週間 社会福祉学部週間

時間 10:45~11:05
文学部週間
社会福祉学部週間
社会福祉学部週間
社会学部週間
場所 清泉礼拝堂
社会学部週間
10月31日(月)
11月7日(月)
11月14日(月)
11月21日(月)
11月28日(月)
担 当 速水 清隆(文学部教授)
担 当 金子 えつこ(非常勤講師)
担 当 松村 武夫(文学部教授)
担 当 竹本 達也(社会学部准教授)
担 当 山口 孔丹子(宗教委員長)
題 目 隣人である/隣人になる
題 目 あなたのしあわせのために
題 目 デュシェンヌ・スマイル
題 目 若者の政治離れ
題 目 インマヌエル
讃美歌 21-484
讃美歌 21-495
讃美歌 21-484
讃美歌 21-459
讃美歌 21-256
奏 楽 新宮 久子
奏 楽 笠井 友希(文学部4年)
奏 楽 新宮 久子
奏 楽 新宮 久子
奏 楽 新宮 久子
11月22日(火)
担 当 田尾 和俊(社会学部教授)
題 目 誠実になること
讃美歌 21-459
奏 楽 新宮 久子
11月29日(火)
担 当 佐藤 友光子(社会学部教授)
題 目 師匠と私
讃美歌 21-256
奏 楽 野町 太郎
11月23日(水)
11月30日(水)
担 当 吉田 世津子(社会学部教授)
題 目 「迷惑」って何だろう?
11月1日(火)
担 当 浜島 敏(文学部名誉教授)
題 目 東回りのキリスト教
讃美歌 21-484
奏 楽 野町 太郎
11月8日(火)
担 当 富島 喜揮
(社会福祉学部教授)
題 目 北風と太陽
讃美歌 21-495
奏 楽 野町 太郎
11月9日(水)
担 当 森内 智子
(社会福祉学部准教授)
題 目 感情の本当のところは
讃美歌 21-495
奏 楽 野町 太郎
11月10日(木)
担 当 金 珍熙
(総合教育研究センター准教授)
題 目 イエスのイニシエーション(18)
讃美歌 21-495
奏 楽 野町 太郎
11月11日(金)
担 当 金 珍熙
(総合教育研究センター准教授)
題 目 イエスのイニシエーション(19)
讃美歌 21-495
奏 楽 野町 太郎
11月15日(火)
担 当 羅 佳(社会福祉学部准教授)
題 目 見よ 、わたしは戸口に立って、
たたいている。
讃美歌 21-484
奏 楽 野町 太郎
11月16日(水)
担 当 野崎 晃広
(社会福祉学部教授)
題 目 人であること自体を問い続ける
チャペルアワーはお休みです。
人であるための課題
讃美歌 21-484
奏 楽 野町 太郎
11月17日(木)
担 当 金 珍熙
(総合教育研究センター准教授)
題 目 イエスのイニシエーション(20)
讃美歌 21-484
奏 楽 野町 太郎
11月18日(金)
担 当 野町 太郎(オルガニスト)
題 目 神の力
讃美歌 21-484
奏 楽 野町 太郎
讃美歌 21-256
奏 楽 野町 太郎
11月24日(木)
担 当 金 珍熙
(総合教育研究センター准教授)
題 目 イエスのイニシエーション(21)
讃美歌 21-459
奏 楽 野町 太郎
11月25日(金)
担 当 金 珍熙
(総合教育研究センター准教授)
題 目 イエスのイニシエーション(22)
讃美歌 21-459
奏 楽 野町 太郎
「どのように判断し、何をすればいいのですか?」
(2016 年 7 月14日のチャペルトークから)
殿村 壽敏(学校法人四国学院監事 社会福祉法人精神障害者社会復帰促進協会理事長)
【コロサイの信徒への手紙 3:12-14 ルカによる福音書 10:30-36】
私は精神障害のある方々への支援の仕事を 40 年間重ねてきました。遺書や強制入院、辛いこともありました。
判断に迷いどうすればいいのか迷うこともありました。
私は精神保健福祉士という専門職ですが、専門性(職)には他と異なる独自の価値があります。アメリカのバー
トレット、恩師の小松源助先生から「ソーシャルワークの共通基盤として価値、知識、方法・技術」を学びました。
社会福祉の価値は人権と社会正義の擁護などですが、私はこの価値云々にこだわりがありました。価値以前に
もっと、何か大事なことがあるのではないか,というこだわりです。
チャペルヘの招き
2016年10月31日
№468(2016-6号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
道路交通法という価値、車に関する知識、ハンドルさばきという技術があれば車は動きますが、優しい、乱暴、
いろいろな動き方があるのです。つまり、車で言えば「運転する人」の事が、福祉で言えば福祉に「従事する人」に
こだわったのです。
今日の聖書、有名なルカによる福音書の「善いサマリア人」。祭司は社会的地位が高く信頼感のある人。加え
てレビ人~、二人とも瀕死の被害者を救助せずに通り過ぎました。しかし、サマリア人は親切に救助しました。
私は、祭司を専門職と捉えます。宗教の、儀式の価値、理念は理解していたはずです。半殺しの被害者を
救助する必要性、社会正義の意義は知っていたはずでした。イエスは問いかけます。この三人の中で、だれが追
いはぎに襲われた人の隣人(りんじん)になったと思うかと。
最初の話に戻します。価値、知識も大事。それに加える、温かいこころ、どのような職業や立場であっても愛の
こころが大切だということです。聖書でイエスは、「隣人を自分のように愛しなさい」と言い、これは掟(おきて)だと
述べています。では、その愛とは何か、今日のもう一つの聖書の箇所、コロサイの信徒への手紙、熟読しましょう。
なぜ「愛」が大切なのか。とりわけ人を支援する専門職にとっては、なんと言っても対象となる人との信頼関係の
増幅、故に援助効果が格段に上がる。つまり、愛は「きずな」そのものなのです。価値や知識を超えるものだと考え
ます。
私は洗礼を受けて、キリスト教という信仰を得ました。生きていくうえで、仕事をするうえでバイブルという一定の
判断基準を持ち合わせていたことを本当に幸せだと思っています。判断に迷っても聖書という準拠は宝でした。
しかし、先ほどの愛の教えの一つ一つ、あなたはちゃんと出来ているのですか?と問われると、とてもとても…そこ
で悩むのです。が、しかし、悩むこと、悔い改めること、そのこと事態が大事なのです。悩むことから、人は成長しま
す。
大いに考え、悩み、自らと戦ってください。そのプロセスが人を成長させてくださるのです。専門書もたくさん読んで
ください。一方どう生きるのかも大事。生きるうえでの、その確たる基準、おきてを獲得してください そのために聖書
を読み、聖書の話を聞いてください。
四国学院大学
宗教センター
http://www.sg-u.ac.jp/
宗教委員長 山口 孔丹子
宗教センタースタッフ 嶋田 美紀
メールアドレス [email protected]