高き志を胸に七七一名が入学 平成二十五年度皇學館大学入学式 四月三日︑平成二十五 年 度 皇 學 館 大 学 入 学 式 が 記 念 講 堂 で 行 わ れ た ︒ 満開の桜の下︑文学部 三 四 八 名 ︑ 教 育 学 部 二 五 四 名 ︑ 現 代 日 本 社 会 学 部 一 二 三 名 ︑ 大学院・専攻科・編入学生四十六名の計七七一名の新入生が新しい生活をスタートした︒ ■注目記事 1面 平成 25 年度 皇學館大学入学式 2面 平成 25 年度 皇學館高校入学式 平成 25 年度 皇學館中学校入学式 3面 新任教職員紹介 4・5面 学外学習報告記 諸 先 生 方 と 交 わ り︑ 薫 陶 れぞれの道の先達である 典の年にめぐり合い︑﹁そ ことを願う神宮最大の祭 宮に大御神をお遷し申し 触 れ︑﹁ 二 十 年 に 一 度 新 に新しい生活の第一歩を げ︑ 七 七 一 名 が 希 望 を 胸 が堂々と宣誓文を読み上 もに若返り︑元気になる﹂ の田中美津子さんら五名 上げることで国も人もと 刻んだ︒ 君︑ 現 代 日 本 社 会 学 科 て神道学科の原口寛基 最後に新入生を代表し の舞台になった場所でも る空﹄が映画化された時 た 小 説﹃ 半 分 の 月 が の ぼ た︒ ﹁ 伊 勢 は︑ 好 き だ っ と考えて本学を目指し 宗像大社に奉職したい﹂ お り︑ 将 来 は 神 職 と し て 像大社に何度も参拝して 原口 寛基 君 神道学科 新入生を迎えたキャン パスも早やふた月を数え における自分自身の価値 を寄せられた︒ 生への期待を込めた祝辞 上ない幸せです﹂と新入 め ら れ ま す こ と は︑ こ の 新たにした︒ 前 に 入 学 を 奉 告︑ 誓 い を 宮 参 拝 を 行 い︑ 神 宮 の 大 教員並びに父母有志で神 式典終了後︑全新入生・ ができるのが楽しみ︒学 自分の好きな神道の勉強 た︒ そ し て﹁ こ れ か ら︑ 活への期待を話してくれ る の が 楽 し み ﹂ と︑ 新 生 あ り︑ 映 画 の 舞 台 を 回 必要なコミュニケーショ こ ろ に は︑ キ ャ ン パ ス 内 葉も同じからずだ︒この 葉 を 落 と す︒ 年 年 歳 歳︑ 常緑樹も芽吹きの前には 色濃くなる季節である▼ る︒ み ず み ず し い 若 葉 が と使命を見つけて欲しい ぶことの一つひとつが楽 ン 能 力 も 身 に つ け た い ﹂ ず高く積もる︒もちろん︑ 田中美津子 さん 現代日本社会学科 午前十時に始まった式 と 語 っ た︒ も う 一 つ の 心 しみです﹂と期待をのぞ を 受 け︑ 学 問 の 研 鑽 を 深 典では︑開式の辞︑国歌 得 と し て︑ 本 学 設 立 の 歴 かせた︒ 次代の日本の担い手たちへ 斉 唱 に 続 き︑ 清 水 潔 学 長 史 に 触 れ︑ 建 学 の 精 神 に 精華寮寮歌の一節を引用 理想に進む若人﹂という 山田ゼミ 研究室探訪 Vol.15 7面 卒業生奮闘中! 生田隆明さん(旧姓:澤田) (国文学科第 35 期・平成 12 年卒) 君 は 福 岡 県・ 宗 像 高 校 の 出 身︒﹁ 子 供 の 頃 か ら 宗 明和町との包括連携協定 た︒ 三 重 県 多 気 郡 明 和 町は伊勢市の北西に位 置 し︑ 天 皇 に 代 わ っ て 王の居所︑斎 伊勢の神宮に仕える斎 宮跡を擁する など︑神宮と 深い関係を持 つ町︒これま でも本学と明 和町は文化財 や教育・福祉 行政などで相 互協力を行っ てきた︒今回 の協定締結に より︑この関 係をさらに強 け る だ け で な く︑ 仕 事 で 祉の知識や技術を身につ 学 科 を 選 ん だ 彼 女 は﹁ 福 くて本学の現代日本社会 来︑ 福 祉 の 仕 事 に 行 き た の が 田 中 美 津 子 さ ん︒ 将 科を代表して宣誓をした 一 方︑ 現 代 日 本 社 会 学 た︒ と決めたことを打ち明け して人と関わっていこう から積極的に行動を起こ 言 葉 に 感 銘 を 受 け︑ 自 分 を探求する場所﹂という ん で 問 題 を 見 つ け︑ 課 題 述 べ た﹁ 大 学 と は 自 ら 進 式典の中で清水学長が 親子の関係に見たて縁起 書けば譲葉︒葉の交代を と の 葉 を 落 と す︒ 漢 字 で 成 長 を 見 届 け て か ら︑ も ある︒新芽が出て︑その 中にユズリハという木が さの象徴となる▼そんな ある︒それゆえにめでた を何年も落とさない木も 携︶ ⑤ガイドボランティア そ の 色 の 名 だ︒ し か し︑ 表 現 す る︒ 現 代 で は 緑 が した木々の様子を青青と なプロジェクトの実施が 定に基づき︑今日︑多彩 果 の 創 出 を め ざ す︒ 本 協 福祉の推進などの相乗効 り︶ 街道を活かしたまちづく ⑧ 街 道 ま ち づ く り︵ 伊 勢 ど︶ 元建物での歴史学習な い︑ 緑 さ︑ 緑 み と は い え て の 歴 史 の 浅 い 緑 は︑ 緑 豊 富 だ ▼ し か し︑ 色 と し みなどバリエーションも だから︑青い︑青さ︑青 の 活 用︵ 斎 宮 跡 実 物 大 復 ︵ 佐 竹 昭 広 氏 ︶ も あ る︒ ⑦斎宮跡実物大復元建物 な い︒ 緑 は も と も と み ず 緑緑した木々とは言わな 計画されている︒ ⑨文化観光まちづくり みずしさを表すことばで ⑥ 斎 宮 跡 の 植 栽 推 進︵ 斎 ① 発 掘 調 査・ 出 土 品 整 理 緑の黒髪とかみどり児に 化 す る と 同 時 に︑ 地 域 の ︵ 遺 跡 の 発 掘 調 査・ 出 土 岸などの観光資源の活 ︵斎宮跡や白砂青松の海 い▼青は色としての歴史 品の整理︶ その用法が残る▼青が親 宮跡を草花で彩る植栽活 ② 古 民 家 調 査︵ 街 道 沿 い 用︶ で︑緑が子ども︒ことば が 長 い︒ 古 く は 灰 色 ま で の古民家調査︶ ⑩ 図 書 館 活 動︵ 図 書 館 業 の移り変わりもユズリハ 歴 史 や 文 化 の 振 興︑ 地 域 ③イベント・伝統行事︵斎 タント事業ほか︶ ④ 教 育 支 援︵ 教 育 ア シ ス 育・福祉など︶ ⑪ 行 政 施 策 へ の 提 言︵ 教 な季節である︒ に 重 な っ て み え る︒ そ ん も含んだという有名な説 王まつり・十五夜観月会︶ 務・お話会など︶ の 活 性 化︑ 教 育 の 充 実︑ 動︶ ︵斎宮ガイドなどとの連 の良い木とされる▼こう 人と関わっていくために にも秋と並んで落葉がう が 令 旨 を 奉 読︒ 続 く 式 辞 ある﹁日本の文化や思想︑ 父祖伝来の精神を明らか の 中 で 清 水 学 長 は︑ 人 生 あ り︑ 不 思 議 な 縁 で 結 ば に し︑ そ れ を 継 承 実 践 し における喜びは出会いで 全員で神宮参拝 と 抱 負 を 語 っ た︒ ま た︑ 松 の 葉 の よ う に 一 つ の 葉 れたこの出会いに感謝し た い と 述 べ る と と も に︑ て︑ 文 明 の 進 展 に 寄 与 ﹂ 続いて佐古一洌理事長 神道学科を代表して宣 することの大切さを熱く が 登 壇 し︑ 理 事 長 自 身 が 語った︒ 存 分 勉 学 に 励 み︑ 心 身 を 皇學館大学に入学した頃 ますます施設の拡充整備 鍛 え︑ 友 情 を 育 ん で 欲 し 誓を読み上げた原口寛基 が進むキャンパスで思う い と 述 べ た︒ ま た 新 入 生 の思い出に触れながら のように知識を詰め込む し︑﹁ ま ず そ れ ぞ れ が 目 新しい生活への期待を胸に に向けて二つの心得を述 場 で は な く︑ 自 ら 進 ん で べ た︒ 一 つ は 大 学 は 高 校 ﹁ 世 の 喧 争 を 他 所 に し て 問 題 を 見 つ け︑ 課 題 を 探 明和町が包括連携協定を 三 月 二 十 五 日︑ 本 学 と 結ぶための調印式が本学 指すところの学問に専念 も鍛えて下さい﹂とエー 求 め ら れ る 場 所 で あ り︑ し︑併せて心を練り身体 求 す る﹁ 考 え る 姿 勢 ﹂ が 将 来︑ ど の 職 業 で も 最 も 九号館大会議室で行われ また式典にご臨席頂い ルを送った︒ 4面 清水学長と新入生代表 握 手 を 交 わ す 中 井 明 和 町 長︵ 右 ︶ と 清水学長 必要とされる知性と倫理 観を身につける場所であ ■連載 た鷹司尚武神宮大宮司 伊勢市と災害協定を締結 ること︒その中で﹁自分 8面 は︑ 本 年 十 月 に 控 え た 第 教職員人事 六十二回神宮式年遷宮に 7面 は何者か﹂という根本的 対面式 新入生オリエンテーションほか な 問 い に 向 き 合 い︑ 人 生 6面 平成25年6月20日 皇 學 館 学 園 報 (1) 第44号 担任の先生とともに学級指 導へ向かう生徒たち 青木 宏介 君 り 組 み︑ 予 習・ 復 習 を 行 て い ま せ ん︒ し か し 毎 日 い︑ 漢 字 の テ ス ト や 英 単 の授業を大切に真剣に取 しかしクラスの雰囲気 るかという不安もありま はとても明るく︑担任の す︒そして︑最高の高校 先生方のお話で最も印 生活にしようと思います︒ した︒ 象 に 残 っ た の は︑ 人 権 に にもしっかり取り組んで です︒しかし︑それだけ いきたいと思います︒ では最高の高校生活には 皇學館高校に入学して 一年八組 ら一年間楽しく過ごせそ このクラスのみんなとな き た 時 の た め に︑ 今 で き か り 取 り 組 み︑ 目 標 が で 先生もとても優しいので︑ 語などの朝テストもしっ の友だちを大切にする﹂ さん と い う︑ 最 も 基 本 的 で 大 中西 真由 オリエンテーションで 一年六組 は︑さまざまな先生方か 関 す る 話 で し た︒﹁ 周 り に 入 っ た 新 一 年 生 は︑ 初 ることを確実にしていき なりません︒ めての学級指導として事 うでホッとしました︒ 平成二十五年度皇學館高校入学式 三六二名が笑顔で入学 待望の高校生活がスタート 切 な お 話 を 聞 き︑ 友 だ ち います︒今日︑ここに集 らお話を聞きました︒私 ま っ た 君 た ち が︑ わ が 国 務的な手続きに関する説 四 月 九 日︑ あ た た か な まだまだ慣れないこと 日 差 し が 降 り 注 ぐ 中︑ 真 これからの勉強方法や学 オリエンテーションで︑ たいと思っています︒ 皇學館高校に入学して とができるのだと改めて がいるからこそ頑張るこ 今︑まだ最高の高校生活 ﹁文武両道﹂が不可欠だと は︑最高の高校生活には 皇學館高校に入学した 明 を 受 け た 後︑ 皇 學 館 高 ばかりで戸惑うこともあ 校の生徒としてこれから り ま す が︑ 高 校 三 年 間 を の 先 人 た ち が 築 き︑ 今 日 校生活の過ごし方などの 新しい制服に身を包んだ 式 典 で は︑ 国 歌 斉 唱 に 続 私は皇學館高校生とし 思 っ て い ま す︒ し か し︑ 感じました︒ 話を聞き︑今までとは違 を送っていると言う自信 数 週 間 が 経 ち ま し た︒ 最 勉学に勤しむための心構 初 は︑ 新 し い 制 服 で 高 校 えなどについて話を聞い 振り返った時に後悔しな に続く正しい日本人とし い︑これからは自分自身 いよう︑自分を信じて何 て の 生 き 方 を 身 に つ け︑ て の 自 覚 と 誇 り を 持 ち︑ 生活を送れるという嬉し で考えて行動しなければ 三六二名の新入生を迎え 生方がおっしゃった﹁文 ち が で き る の か︑ ま た︑ ならないと思いました︒ 新 し い 友 だ ち と と も に︑ さに加えて︑新しい友だ て皇學館高校第五十一回 最高の高校生活に近づい 先生方や先輩方の導きを は あ り ま せ ん︒ し か し︑ オリエンテーションで先 た︒ こ の 頃 に な る と 徐 々 武両道﹂は︑私が考えて 入 学 式 が 執 り 行 わ れ た︒ 日本の社会と世界に対し いたものよりもずっと強 後 ま で や り 遂 げ て︑ 有 意 て貢献できる人間として ていると自信を持って言 義な学校生活を送りたい に対してもあきらめず最 うことはできます︒ 将 来 何 を し た い か︑ 何 に緊張もほぐれて教室に になりたいかという目標 は 笑 顔 が あ ふ れ︑ 三 六 二 勉強も難しくなり進み方 君たちに成長してほしい も速くなると聞いていた いて賀陽宮邦憲王殿下の らの生活を充実したもの く深い意味がありました︒ 頼りにしながら︑これか ただ楽しいだけの生活で な ぜ な ら︑ 毎 日 が 楽 し と思っています︒ 名はいよいよ待望の高 が 求 め ら れ ま す︒ 私 た ち えるのが大変そうだなと シ ョ ン の 期 間 で し た︒ 一 三日間はオリエンテー 入学式が終わった後の ました︒ が︑ い ろ ん な こ と が あ り は︑ ま だ は っ き り と 決 め 校生活のスタートを切っ 教 員 の 一 人 ひ と り は︑ 君 の で︑ 勉 強 に つ い て い け という期待が強く込めら さ ら に﹁ 人 間 形 成 の 上 たちのこれからの三年間 はなく︑ ﹁文﹂にも﹁武﹂ にしていきたいと思いま れ て い ま す ﹂ と 述 べ た︒ 本を自分の中に築くこと でとても大切なこれから 次に中村貴史学校長は 新一年生および保護者の の 三 年 間 に︑ 君 た ち は 正 ぎやかになっているから 令旨を奉読した︒ 方々に向かって祝辞を述 た︒ く︑ ク ラ ス も 日 ご と に に べ る と と も に︑ 令 旨 に 触 皇學館中学校に入学して 思いました︒でも︑先生 番 楽 し か っ た の は︑ 一 日 四十六名が入学 たちはとても楽しそうな 三十五期 方ばかりだったのですぐ 目の対面式と二日目の神 を支援するという覚悟の に覚えることができまし 宮参拝でした︒ 確で高度な知識を身につ さんの気持ちがよく分か た︒ れ て﹁ 難 し い 内 容 だ っ た り ま す︒ 皆 さ ん が 安 心 し 皇學館に入学して二週 分 か り や す か っ た の で︑ 三年生の先輩からの話が もとにいます﹂と厳しく 四十六名の入学が許可さ て楽しく学校生活を過ご 間 が た ち︑ 新 し い 学 校 生 山本 あまな さん れ た 後︑ 中 村 貴 史 学 校 せるように協力していき 活にも少しずつ慣れてき 一年A組 長 が﹁ 本 学 園 の 教 育 の 方 たいと思います﹂と歓迎 表 と し て 梶 野 嘉 人 君︵ 一 で は︑ お な じ く 惜 し む 少 易 の 漢 詩 よ り﹁ 花 を 踏 ん 朗詠集に収められた白居 葉 を 贈 っ た︒ 最 後 に 和 漢 かつあたたかい応援の言 す﹂と声をかけられると 針 は︑ 日 本 に 古 く か ら 伝 の 言 葉 を 述 べ︑ 新 入 生 代 が 求 め る 人 間 像 は﹃ 清 明 平成二十五年度皇學館中学校入学式 誇らしげに笑顔を見せ わってきた神道に則って け︑健康な体を培い︑何 が正しくて何が間違って いるかという判断力の基 日︑ セ ミ ナ ー ホ ー ル で 第 式 典 で は︑ 国 歌 斉 唱︑ 立 て ら れ て い ま す ︒ 神 道 た︒ 飛躍の六年間の始まり 三十五期生の入学式が行 賀陽宮邦憲王殿下の令旨 春らしい陽気の四月八 年の春﹂ ︵野に出て花を わ れ た︒ 緊 張 し た 面 持 ち で登校した新入生は校友 ました︒ て︑ 友 だ ち と も 仲 良 く 楽 がとても面白かったで 先生だ〜れだ?﹂クイズ ありました︒特に﹁この 対 面 式 で は︑ ク イ ズ や 踏 み な が ら︑ 短 い 青 春 の 節 を 引 用 し︑﹁ 爛 漫 の 桜 しく過ごせるようにした い と 思 い ま す︒ そ し て︑ す︒ 入学式の日は周りも知 ら な い 人 ば か り で︑ と て 二日目の神宮参拝で B︶が入学宣誓を堂々と は︑ 伊 勢 神 宮 へ 行 く 前 に 正直﹄ ︒毎日の生活を送 これから自分の夢を見つ 校長先生から参拝の作法 る 上 で 清 潔 に︑ 明 る く︑ 読み上げた︒ も 緊 張 し ま し た︒ み ん な けられるようになりたい 奉読に続き担任が一人ひ と友だちになれるかなと で す︒ そ の た め に 六 年 間 と り を 呼 名 し︑ 全 員 が 元 初めての学級指導では いう不安な気持ちでいっ を 教 え て も ら い ま し た︒ 会本部役員から新しい名 それまでの緊張もほぐれ 頑張ります︒ 札 を つ け て も ら い︑﹁ ご た様子で︑真剣に話を聞 ぱ い で し た が︑ 全 然 心 配 の 花 が︑ 早 く 散 り 方 を 迎 と が 求 め ら れ ま す︒ そ う す る こ と は な く︑ す ぐ に え る よ う に︑ 少 年 の 日 の した一日一日の積み重ね き︑ 元 気 に 返 事 を す る な 気 よ く 返 事 し 起 立 し た︒ 正しく︑率直に生きるこ ぎ て し ま い ま す︑ 再 び 返 の 上 に︑ 諸 君 が 独 自 の あ 入学おめでとうございま ることのない高校生時代 り 方 で 個 性 を 創 り 上 げ︑ ど︑前向きに取り組む様 手一礼という作法を知り こ こ で 初 め て︑ 二 礼 二 拍 を︑悔いなく︑懸命に駆 君 終わった後はいよいよ本 音羽 拓実 格的な授業が始まりまし 一年B組 くらいに広くてびっくり オリエンテーションが ました︒ しました︒また︑高校と た︒ 宿 題 を し っ か り し て とに先生が代わることが 授業については教科ご してから間もないです 年 生 に な り ま し た︒ 入 学 晴れて皇學館中学校の一 す︒ 生活を送っていきたいで をつけて悔いのない中学 驚きました︒ 分 か り︑ 先 生 の 名 前 を 覚 四 月 八 日 に 入 学 し て︑ 忘れ物をしないように気 つながっていることにも 學館中学校は迷いそうな の で 嬉 し か っ た で す︒ 皇 友だちがたくさんできた け抜けてください﹂と期 す ﹂ と 祝 辞 を 述 べ た︒ そ の 後 は 理 事 長 の 告 辞︑ 保 護 者 会 長 祝 辞 と 続 き︑ 在 校生代表として書記の 佐 々 木 星 さ ん︵ 三 A ︶ が ﹁私たちも皆さんと同じ ように期待と不安を持っ た 一 年 生 だ っ た の で︑ 皆 子が見られた︒ 大きく飛躍する六年間を 入 生 を 代 表 し て 総 代・ 脇 友子さんが堂々と宣誓を 行 い︑ 式 は 無 事 に 終 了 し た︒ 続いて新一年生は担任 に 引 率 さ れ て︑ 満 開 の 桜 の下を少し緊張した面持 ちで各自の教室へ向かっ た︒ 保 護 者 と と も に 教 室 送って欲しいと思いま 待を述べた︒その後︑新 三年間はあまりに早く過 授 業 は 楽 し く︑ と て も 時を楽しもう︶という一 新しい名札で新生活の始まり これから勉強を頑張っ と 思 い ま す が︑ 令 旨 の 中 に は︑ 皇 學 館 教 育 の あ る べき理想が述べられて 新入生を代表して宣誓を行う脇さん 堂々と代表宣誓を読み上げる梶野君 第44号 (2) 皇 學 館 学 園 報 平成25年6月20日 平成25年6月20日 皇 學 館 学 園 報 (3) 第44号 この春から新たに加わった 教職員の方々を紹介します︒ 事務局財務部事務嘱託 藤原 亜以 舎の教え願うて運筆軽し ❹神風に誘われ来たる学 までバレーボールをし ❷小学校から結婚する ❶三重県鳥羽市 事務局総務部情報処理 ❹素敵な学生生活を送っ ❸一生懸命 ❷買いもの︑スポーツ観戦 四十三期卒 館大学社会福祉学科第 の研究がライフワークで ❷南極探検史と海上交通 奉職 県内の県立高校に長年 ❶山口県下関市◆愛知 就職活動時期の激変に 関係者が一丸で対応 の後ろ倒しに関する政府 会社説明会の開始時期 め の 講 演 会 や セ ミ ナ ー・ から就職意識を高めるた 門 部 署 を 設 置︒ 入 学 早 々 援・ 神 職 養 成 の 三 つ の 専 の 激 変 が 予 測 さ れ る︒ 本 年生︶から就職活動時期 月 卒 業 生︵ 現 在 の 大 学 二 公務員講座や︑資格取得・ W ス ク ー ル に よ る 教 員・ 学校から講師を招聘して かにも名古屋の大手専門 施 し て き た︵ 下 表 ︶︒ ほ 大学卒 理学科卒 ❶中京大学心理学部心 ❸正しく生きる ❷洋画を見ること ❶三重県 事務嘱託 学校事務部学校事務室 ている︒他にも現任の神 なネットワークを構築し て情報収集を行い︑強力 係 者 全 員 が 力 を 合 わ せ︑ 会を開催︒このように関 とする就職講演会・説明 また秋には保護者を対象 バイス︑ 徹底した面接指導︑ すべての学生が社会人と 職および学校長などの経 資料室の開放など︑万全 厳しい就職環境の下でも 生の詳細なプロフィール 験者による実践的なアド を把握すると同時に︑地 の体制で学生を支援する︒ れるよう支援していく︒ して最良のスタートを切 元企業を定期的に訪問し 皇學館大学の 進路支援スケジュール からの要望を経団連が本 ガイダンスを継続的に実 三分野の進路支援部署を設置 ❹名誉ある本校の一員に 年四月に受け入れたこと ❸少欲知足と粗衣粗食 加 え て 頂 き ま し た︒ 人 財 に よ り︑ 平 成 二 十 八 年 三 学では学生一人ひとりの 高等学校常勤講師 夢や目標に応じてきめ細 ❸人事を尽くして天命 中山 麻也子 ❶三重県伊勢市 語 学 講 座 な ど︑ 多 彩 な 特 ---------------------------- の育成に尽力します︒ が夢︒古文書の解読 ていただける様に日々頑 ﹁ 船 長 免 状 ﹂ を 取 る こ と 張ります︒ ---------------------------- 事務局学生支援部 平成二十五年三月一日付 ❷園芸︑篆刻と前衛書道︑ ︱︱我一年生ご教示下さ ていました かい進路サポートを行う 畑 杏理 事務嘱託 い︒ ❸温故知新︑隗より始めよ 短歌・俳句︑陸上競技 神社庁参事 高校教諭︑教育行政職員︑ 文学科第九期卒︒中学校・ ❶滋賀県◆皇學館大学国 ❷趣味・特技等 ❸座右の銘 ❹一言メッセージ 新任教職員紹介 ❶出身地・経歴等 皇學館大学教職員 平成二十五年四月一日付 菅野 覚明 文学部教授︵神道学科︶ ❶東京都◆東京大学文学 部卒︑同大学院満期退学︒ ❷写真 別講座を開講している︒ を待つ ---------------------------- 前東京大学教授 翼 関係者全員で学生を支援 た め︑ 就 職 支 援・ 教 職 支 ❸ 藤田 Seize the day ❹一生懸命やっていき ❶ 三 重 大 学 教 育 学 部 卒︒ 技術者 ❹以前教職支援担当で ❷坐禅︑精進料理 ま す! 少 し で も 貢 献 で 支援すること︒専任の就 ❸如常 本学の進路サポートの 職担当職員が各学科の就 元公立中学校教員︑元英 最大の特徴は︑関係者全 高等学校常勤講師 ❷バドミントン ❸継続は力なり ❹明るく元気に全力で頑 いします︒ 張 り ま す︒ よ ろ し く お 願 ❸ 教 育 の こ つ は︑ ま か せ ❹高い志を持ちましょ ---------------------------- ることと教えること ❷スポーツ観戦 う︒ そ の 実 現 の 為 に 私 は 横井 正典 ❶三重県伊勢市◆早稲田 ❷ 料 理︑ 愛 犬 と の ふ れ あ ❸ 夢 は 逃 げ な い︒ 逃 げ る す︒一生懸命頑張ります︒ 会話講師 ---------------------------- 皇學館高校教職員 平成二十五年四月一日付 職委員と連携を取り︑学 お世話になっていた畑で ---------------------------- 事務局学生支援部教職 アドバイザー︵事務嘱託︶ 智 のはいつも自分だ ❹皇學館でお世話になる のは全く初めてになりま ---------------------------- 員が一丸となって学生を きればうれしいです︒ ❶三重県尾鷲市 高山 高等学校常勤講師 内田 悠一 い ❹伊勢が世界文化の中心 になれるように︒ ---------------------------- 教育学部助手 加藤 伊子 ❷フットサル︑サイクリング ❸想いはかなう ❹一生懸命がんばります ます︒ す︒ よ ろ し く お 願 い 致 し ---------------------------- します︒ ❶三重県伊勢市◆皇學館 高等学校常勤講師 等を歴任 ❸辛抱・忍耐 富士井 美優 ❷ 手芸︵パッチワーク・カ ❹教員生活三十八年を経 ❹生徒と共に︑明るく楽 全力でお手伝いをしま ❷写真︑俳句 大学国文学科第十期卒 ので︑よろしくお願い致 ---------------------------- 事務局学生支援部 ❶ 名 古 屋 短 期 大 学 卒︒ 松 阪市立中川幼稚園長︑三 事務嘱託 ントリードール︶ ︑城めぐり 育に携わることができ感 て︑ 再 び 倉 田 山 の 地 で 教 す︒ 小川 祐子 重県国公立幼稚園長会長 ❸初志貫徹 ❶名古屋大学経済学部卒 松尾 麻衣 ❹これまでの経験を生か しい学校生活を送りた ❶神奈川県横須賀市◆皇 ❹一つでも多くの事を学 んのこころがきめる ❸しあわせはいつもじぶ ❷音楽鑑賞 ❶三重県 激しています︒ し︑学生の皆さんを精一 学校事務部学校事務室 ---------------------------- 事務嘱託 槙野 貴行 ❹精一杯頑張りますので す︒ よろしくお願い致しま ❸為せば成る ❷ピアノ︑弓道︑射撃 大賀 清史 高等学校常勤講師 ---------------------------- いと思っています︒ ---------------------------- 事務局学生支援部 學館大学神道学科卒 ❷鉄道旅行 辻井 桃子 事務嘱託 足らぬ ❸足らぬ足らぬは工夫が 杯支援していきたい︒ ---------------------------- 事務局神職養成部部長 山元 義清 ❹建学の精神を胸に刻み べるよう努力していきた ながら︑皇學館の為に力 を尽くしていきたいと思 お願いします︒ い と 思 い ま す︒ よ ろ し く ❶三重県伊勢市◆皇學 います︒ ---------------------------- 専門スタッフによる個人面談 皇 學 館 学 園 報 平成25年6月20日 第44号 (4) 大学では一部のゼミで研究旅行が、専攻科では参拝見学が行われた。〝学問なき経 験は、経験なき学問に勝る〟とイギリスのことわざにあるが、知識を伴った実体験は 何にもまして貴重な学びの機会となるはず。以下に、参加した学生の感想を紹介する。 ゼミ旅行 九州縦断・天孫降臨の地を巡る る夜神楽を拝観し、神代の息吹を肌で感 じた。夜には高千穂神社の新名祢宜様を お迎えして懇親会を開き、現場の声を伺 いながら、奉職に向けて思いを新たにし た。3日目は高千穂神社・天岩戸神社に 参拝した後、阿蘇山と熊本城を見学。阿 蘇山では大自然の雄大さに心を打たれ、 熊本城では熊本の歴史や城の成り立ちを 学んだ。最終日は宗像大社辺津宮に参拝 し、神宝館を見学した。また、中津宮・ 沖津宮での奉仕の様子を伺い、お社を維 持管理する大変さを学んだ。 今回のゼミ旅行では、九州で独自に発展し た民間信仰や神仏習合の名残などに触れると 共に、現任神職のお話しを伺い、大学では学 ぶことのできない貴重な経験ができた。 学んだことを現場で活かしたい 教育学科中松ゼミでは、3 月 4 日から 3 月 8 日にかけて沖縄県の西表島を訪問 した。西表島は自然保護区域に指定され ており、高温多湿な特有の環境下で固有 の動植物が数多く生息していた。 星砂の浜では、透き通るような海でシュ ノーケリングを体験したり、磯を散策し たりする中で、ウツボやウミヘビ、色鮮 やかな熱帯魚などの生物を間近で観察す ることができ、本土との生物相の違いに 目を奪われた。民謡を聴きつつ水牛車で 訪れた由布島では、オオゴマダラという 日本最大の蝶を飼育している施設を見学 し、沖縄ならではの文化や自然を堪能し た。琉球大学の保有する広大な牧草地で 行動の指針を得る 参拝見学 教育学科4年 成合 宏之 は、野生のアワヨトウや寄生蜂の採集を 行った。普段のゼミ活動の中で人工飼育 しているこれらの昆虫は身近な存在であ るが、自然界ではなかなか見つけること ができず、改めて生態系の複雑さや生物 の多様性を実感する良い機会となった。 この研究旅行で得た経験や知識を日頃 の研究に活かし、教育現場でもこの貴重 な体験を子どもたちに伝えたい。 由布島にて 現代日本社会学科4年 大橋 遼 私たち榎本・建部・山路ゼミは、2月 22日から25日まで研究旅行として東 日本大震災の被災地を訪れた。例年にな く寒く、地元でも久しぶりの大雪という 厳しい季節の旅行であった。仙台空港か ら目にした景色は私たちにとって衝撃的 雑な 想い をメンバー全員が持つこと で多くの学びを得ることができた、家族 ができた。その後現職の警察官の方や、 や友人の心配をしながらも職務を全うし 医療・福祉の現場で働く方との対談の中 なければならないということ、避難所で は敬遠されてしまう障がい者の実情など、 それぞれが知りたいことについて考えさ せられる旅行であった。私たちもこの1 年で卒業し社会へ出ていく。その中で私 たちは何をもって行動すべきなのか、そ の指針を得ることができた。 気仙沼災害ボランティア ︵ホタテの網掃除︶ 高千穂神社にて 私たち木村ゼミは「天孫降臨の地を巡 る」という計画を立て、3月23日から 26日にかけて九州を巡った。 初日は鹿児島神宮・霧島神宮に参拝。 鹿児島神宮では拝殿の拝観を通じて江戸 時代に薩摩藩が置かれていた状況・歴史 を学んだ。霧島神宮は極彩色の竜柱が印 象的で、神仏習合の名残が色濃く残って いた。2日目は鵜戸神宮・青島神社に参 拝。その後、高千穂神社に古来より伝わ 神道学科4年 東 省利 だった。海岸の近くにある空港近辺には およそ家宅とよばれるものがなく瓦礫や 松ばかりだった。ガイドさんや語り部さ んの話を聞いていくうちに目の前に広が る光景が段々と現実味を帯びてきて、テ レビや新聞などでは感じられなかった複 「祭祀」を考えるきっかけに 私達神道学専攻科 33 期は、5 月 11・ 12 日の両日、担任の加茂教授・神職養 成室の石井先生の引率により、京都の神 社を参拝見学した。11 日の朝、雨模様 の中、本学を出発したが、京都に到着し た頃には小雨となっていた。石清水八幡 宮、北野天満宮、松尾大社にて正式参拝。 12 日は晴天に恵まれ、八坂神社、吉田 神社、下御霊神社にて正式参拝、そして 京都御所を見学した。 4 月に神道学専攻科へ入学し、講義や 祭式により神道を学んでいるが、現任神 職の方から各神社の由緒、社殿、御神徳 について丁寧な説明を伺うことは、信仰 の上に立脚している神社の実像を体感・ 理解する良い機会となった。 特に私が気になったことは、正式参拝 を受けた際のことだ。基本はどの神社も 御祈祷の作法は同じだが、細かい所で個々 に特徴があるように思った。社殿の立地・ 構造上のことから、ある所では雨風や森 林など自然を身近に感じながらの参拝、 日常生活の中にも 異文化は潜んでいます。 コミュニケーション学科の山田先生のゼミでは 「異文化」をテーマに、いつも活発な議論が行われます。 今回はそんな先生のゼミに伺い、いろんな話をお聞きしました。 山田 やす子 教授 (ドイツ語学・文学,女性学) 私のゼミのテーマは「異文化」と「異文化コミュニ 分とは違う人」に出会った時にも、相手を積極的に認 ケーション」 。毎週、たとえばエチオピアの幼い花嫁の めるということ。その勇気を身につけることこそ、異 話など、世界各国で日常的に行われる習慣や儀礼に関 文化を学ぶ上で最も大切なことだと思います。 する映像を観たり資料を読んだりした後で、それにつ いて自分がどう考えるかを全員で討論します。時には 海外からのゲストを迎え、その国の生活や国民性など に関して話していただくことも。こうしてさまざまな 異文化に触れることで、一つの事柄にも多様な見方が あること、答えは常に一つとは限らないことを学生に 知ってほしいと思っています。そしてもう一つ学生に 伝えたいのは、海外だけが異文化ではないということ。 同じ日本人でも、世代間や男女間で意識・常識のギャッ プはありますし、もっと身近なところでは同じ学生同 士でも気が合う人・合わない人はいます。そういう「自 神道学専攻科 武曽 洋暁 またある所では厳かな社殿の中での参拝 であったり、立礼と坐礼の違い、舞や鈴 払いなど、一部ではあるが、私達が学ん でいく上でこのような違いにも注意を払 う必要もあるのではないかと感じた。 京都の神社を見学しただけでもこの ような違いがあることを考えると、ど のような神社に奉職しても大丈夫なよ うに基本を修め、どのようなことにも 対応できるよう学ばねばならない。こ れから先も神道や神社の基礎を固めて いく必要があり、この1年間で身に付 ける努力をしていきたい。 今回の参拝見学で祭祀というものを改め て考えるきっかけになった。この1年で知 識を深め将来的には神社界を引っ張ってい ける神職になりたいと思う。最後に、あた たかく迎えて頂 き、熱心に御説明 下さった各神社と 神職の方々にお礼 申し上げたい。 松尾大社にて 学生コメント 公私ともに お世話になっています。 森下 菜々美 さん コミュニケーション学科4年 ゼミのテーマが「異文化」だけに、ゼミ生の卒業論文のテーマ は実にバラエティ豊か。私は自分が興味のある「ミステリー」を 卒論のテーマに選び、今、先生の指導を受けながら資料収集を進 めています。他にもレポートの書き方や、履修方法など、ゼミを 離れたプライベートなことでも、山田先生には面倒を見ていただ いています。将来は、ゼミで学んだ「他人を認める勇気」を大切 にしながら、多くの人と関わる仕事をしたいと思っています。 先生と学生の 距離の近さが魅力です。 原田 真梨子 さん コミュニケーション学科4年 山田先生のゼミでは、さまざまな問題について全員が気兼ね なく討論できます。また、 中国からの留学生が在籍しているため、 日本とは異なる意味の言葉やジェスチャーといった異文化につ いても深く学ぶことができます。そして何といってもこのゼミ の一番の魅力は、山田先生と学生の距離が近いこと。授業の空 き時間には時々先生の研究室に顔を出し、お茶やお菓子をいた だきながら、いろんな話をするのが楽しみです。 皇 學 館 学 園 報 (5) 第44号 平成25年6月20日 旅 を通して成長 〜学外学習報告記〜 授業では学べない〝生きた学問〟に接してほしいと、4月から5月にかけて登 山や遠足、ゼミ旅行などさまざまな学外活動が実施された。仲間とチームワー クや親睦を深めたり、現地の人々との出会いや見聞を通して新しい価値観や 文化を学んだり、生徒や学生たちはそれぞれに大きな刺激を受けたようだ。 フィールドワーク 来年は先輩たちを見習いたい 青空の広がる暖かい日となった4月26日、総合学習 フィールドワークの一環として朝熊山登山が実施され た。今年は新しい試みとして学年混成によってグループ が編成され、上級生が下級生をリードする場面が見られ るなどとても充実した活動となった。 目的地 朝熊山 挑戦することが大事 僕は初めて朝熊山に登った。初め てなのでとても楽しみにしていた。 朝から良い天気でよかった。少し 風はあったけど、登っているときは 涼しく気持ちよかった。 それに先輩と一緒に登ったので、 頂上までみんな登りました! 1年B組 奥村 遼平 心強くもあった。先輩は自分のペー スで行かずに、ゆっくりと僕たちに 合わせてくれた。途中、足が疲れて 痛くなったりもしたが、休憩をはさ みながら何とか登ることができた。 登っていくにつれて、山から見える 景色がだんだんと変わっていくのを 見て朝熊山に登っているという実感 が湧いてきた。 家に帰ったら疲れがどっと出て、 その日はご飯と入浴だけしたらすぐ に寝てしまった。 今回初めて登山をしたが、思って いた通りとても大変で疲れた。でも 大変さだけでなく、大きな達成感も 得られて良かったと思う。何にでも 挑戦することが大事だと思った。 遠足 4月24日、皇學館高校で遠足が実施された。あいに くの雨模様だったが、生徒たちはそれぞれの行き先で満 足した様子。また、時間を守りスムーズな集団行動を心 がけるなど、遠足を単なるイベントではなく、自らの成 長につなげる機会と捉えている姿勢がうかがえた。 目的地 1年:太秦映画村 過去とのつながりを実感 「行ってきまぁす!」かける言葉は 同じだけれど、いつもとは違う朝。こ れから何が起こるのだろうとわくわく した思いを胸に抱き、バスへと向かう。 私たちは映画村で、江戸時代へと タイムスリップした。今回の遠足で 一番心に残っているのは、辺り一面 に広がるまるで時代劇のような世界 だ。そこは一つの街となっていて、 その中へ一歩足を踏み入れると、次 のようなものがあった。 そろばん、水車、キーキーと音を 立てるとても開けにくい引き出し。 それらは実際の時代劇で使われたこ ともあるという。そのような小道具 目的地 1年9組 荒木 美来 今年は1年生から3年生まで A・ Bの2チームに分かれて登った。登 り口から4班に分かれて出発し、み んなで声を掛け合った。1年生も元 気に登った。頂上ではみんなでお菓 子交換をしたりして、仲良くなれた。 初めて登った1年生は「疲れた〜」 など言っていたが、頂上からの景色 を眺めると「きれい〜」と笑顔になっ たので、僕も嬉しくなった。 帰りは奥村先生と天嵐君、浩之君、 るのを見た。それを見たら自然と頑 張らなくちゃ!という気持ちになっ てあとはほとんど気力で登り切った。 本来は先輩である私がその子に元 気を与えるべきで、それこそが今回 の総合フィールドワークの目的だっ たのだが、私は本当に後輩から元気 をもらった。何かを与えるのは必ず しも年上ではないんだなと、そんな ことを教えられたフィールドワーク だった。 運行を中止していて、唯一それだけ が残念だった。仕方がないので屋内 の乗り物や、まだ雨の影響で止まっ ていない屋外の乗り物に乗って楽し んだ。とくに楽しかったのは「闘牛 コ ー ス タ ー」 だ。 コ ー ス タ ー が 発 進してすぐに周りが暗闇に包まれ、 徐々に坂を登り急スピードで坂を降 りた時のスリルは最高だった。暗闇 を駆け抜けるコースターの姿はまさ しく闘牛さながらだった。乗り物以 外にも心に残ったことがある。それ は、スペインのアルタミラ(壁画) を再現した展示だ。アルタミラは牛 などの動物が描かれており、とても 石などで描いたとは思えないほど写 実的で素晴らしかった。次は晴れた 時にまた行きたい。 人気者と握手 3年:鈴鹿サーキット 時代を超えて!?の共演 楽しい思い出が増えた に触れることで、過去との繋がりを 実感し、今と繋がっていくだろう未 来を輝かしいものにしていかなけれ ばならない。未来の子どもたちに感 動してもらえるような日本をつくり あげていきたい。そんなことを感じ た遠足だった。 遠足の当日は雨で少し気分が落ち 込んだが、鈴鹿サーキットに着くと、 皆の願いが通じたのか雨は上がり、 楽しめそうな気分になっていた。 しかし、ロッキーコースターとい うジェットコースターに30分ほど 待って乗った直後、また雨が降り出 2年3組 笹山 真彦 かったので楽しみにしていた。しか し、 当 日 は 悪 天 候 の 影 響 で「 ピ レ ネー」などのジェットコースターが 3年B組 中川 栞菜 先日、朝熊山に登った。去年と違っ て縦割り班での行動で、自分一人で 登るのもかなり苦しいのに、1年生 を連れて歩くのは少し大変だった。 私自身、最初こそ余裕を持って登っ ていたが、だんだんと体力がなくなっ てきて口数が減り、そのせいかテン ションも下がってしまった。そんな 時、ある1年生の子が顔を真っ赤に しながら辛そうに、それでも遅れを とらないようにと頑張って登ってい 2年:志摩スペイン村 私は生まれて初めてスペイン村に 行った。幼い頃からスペイン村の存 在は知っていたが、行く機会がな 村瀬 右京 直弥君と一緒に先頭集団で下りた。走 り出すと、スピードが出て驚いた。本 当に楽しくて嬉しかった。前を行く奥 村先生はとても格好良くて、すごいと 思った。 今年のフィールドワークは去年よ り数倍楽しくて、気持ちよかった。 来年は先輩たちのように後輩をしっ かり見てあげながら、今年のように 楽しくしたいと思う。 後輩から元気をもらう 目的地 印象に残った闘牛コースターと壁画 2年 A 組 気の合った友達といっしょに 3年7組 皿屋 真里 し、びしょ濡れになった。だが、久 しぶりに乗ったジェットコースター は思ったより浮遊感があり、楽し かった。雨が顔面にあたって寒かっ たが……。 ほかにも、パワークリスタルハン トという最近新しくできたシュー ティングゲームをした。要領がつか めず苦戦したが、3人で9万点ぐら い獲ることができ面白かった。 鈴鹿サーキットに来たら絶対カー ト系に乗ると決め込んでいた私に とって乗れなかったことは残念だっ たが、今振り返ると楽しい思い出が 増えた良い遠足だったと思う。 学年の枠超え交流深める 脇 知子 四月十日︑新入生が二︑三年生と初めて顔を合わせる対 面式が行われた︒最初は緊張していた新入生も﹁分から ないことがあれば何でも聞いてください﹂という先輩の 言葉に安心した様子で︑これから始まる学校生活への希 望と期待に胸を膨らませていた︒以下に一年生と三年生 の感想を紹介する︒ 一年八組 ●対面式 の こ と︑ 部 活 動 の こ と な ど︑ 不 安はたくさんあ り ま す︒ し か し 不安を一つひと つ 乗 り 越 え︑ 部 活動にも勉強に も一生懸命取り 組んでゆく姿こ 等 学 校 に 入 学 し ま し た︒ 私 は を 決 意 し ま し た︒ 部 活 動 と 勉 私 は︑ 吹 奏 楽 部 に 憧 れ 入 学 の姿を理想とし︑しっかりと あるべき姿だと思います︒そ れた﹁皇學館高等学校生﹂の 皇學館高等学校生としてま ます︒ 会 え る の か︑ 楽 し み で も あ り こ の 先︑ ど ん な 新 し い 自 分 に が大幅に変わる﹂と山口君が 約百名が参加︑ 進路を一緒に考える と進路についてもっと話す機 ●保護者会総会等を開催 平成二十五年度の保護者会 学校生活の心得を確認 の 心 得 と 作 法 に つ い て 学 び︑ 二日目は皇學館︑神宮作法 など積極的な面を見せた︒ ●新入生オリエンテーション 四月九日から十一日までの 三 日 間︑ 新 入 生 対 象 の オ リ エ ンテーションが行われた︒ い 拍 手 の 中︑ 一 年 生 が 入 場︒ 参 拝 に 緊 張 し た 様 子 だ っ た 神宮参拝に行った︒初めての 向を尊重して見守る必要があ 最初は緊張した様子だったが︑ が︑終わった後は清々しい表 初日の対面式ではあたたか 中 学・ 高 校 合 同 懇 親 会 が 五 月 る と 説 明︒ 多 く の 出 席 者 が 納 総 会︑ 後 援 会 総 会︑ 講 演 会︑ 会 を 設 け る 一 方︑ 子 ど も の 意 十 一 日 に 開 催 さ れ︑ 雨 が 降 る い て い た︒ 最 しっかりと聞 からのお話を について教務や訓育の先生 三 日 目 は 学 校・ 学 習・ 生 活 情を見せた︒ 先輩たちの明るい雰囲気に笑 顔 を 見 せ︑﹁ 先 生 だ 〜 れ だ?﹂ 得したように頷いていた︒ 最 後 に︑ 皇 學 館 大 学 倉 陵 会 中を多数の保護者に参加いた だいた︒ クイズでは手を挙げて答える 後 に は︑ 先 輩 館 に 会 場 を 移 し︑ 保 護 者 同 士 後︑平成二十五年度事業計画・ 合 同 懇 親 会 を 開 催︒ 参 加 者 は たちが春休み や教職員との交流を図るべく ずらりと並んだ料理に舌鼓を から準備して いずれの総会においても平 賑 や か な 時 間 を 過 ご し た︒ そ し︑ 賛 成 多 数 で 次 々 と 可 決︑ 打 ち な が ら︑ 笑 い 声 の 混 じ る 予 算 案 審 議︑ 役 員 改 選 と 進 行 して最後は後援会新会長の津 い た 部 活 紹 介︒ 成 二 十 四 年 度 事 業・ 決 算 報 告 続 い て﹁ お 子 様 の 進 路 選 択 谷剛氏の一本締めで幕を閉じ 自分のクラブ 承認された︒ について大事にしていただき た︒ さらに混沌とした時代だから 力 や 主 体 性︑ チ ャ レ ン ジ 精 神︑ 企業がコミニュケーション能 は 就 職 活 動 に も 及 び︑ 現 代 の 姿 が 見 受 け ら れ た︒ さ ら に 話 ちこちでメモを取る保護者の き ポ イ ン ト を 解 説 す る と︑ あ 状況や高校での勉強のつまず 子 氏 が 講 演︒ 氏 が 現 在 の 進 路 面で活躍でき い ろ い ろ な ぜ ひ 文 武 両 道︑ と を 活 か し︑ ンで学んだこ エンテーショ て い た︒ オ リ 楽しく参加し し︑ 一 年 生 も 懸命アピール ルート進路事業部の沖花祐美 こそ自分で考え行動できる人 たい︒ る学校生活を 送ってもらい の良さを一生 たいこと﹂と題し︑︵株︶リク 「一般」の入試科目が「国・算・理・ 社」 (国・算は各50分150点、理・ 社は各40分100点)の4科目に 変更されました。 理想とする姿に 先 日︑ 私 た ち は 高 校 生 活 へ 入 学 式 で の 宣 誓 と︑ 先 輩 方 と 強との両立が容易ではないこ 目 標 を 定 め︑ 目 標 達 成 の た め は 慣 れ な い 環 境 に 少 し 戸 惑 い そ が︑ 先 輩 方 が ながら日々を過ごしています︒ 築 き 上 げ て こ ら の対面式での新入生代表挨拶 とは十分理解しているつもり だ ま だ 未 熟 な 私 た ち で す が︑ の期待と不安を胸に皇學館高 を 務 め さ せ て い た だ き︑ 緊 張 に努力していきます︒そして 一生懸命頑張ってまいります で す︒ 勉 強 の こ と や 進 路 選 択 三年の間にさまざまなことに の で︑ よ ろ し く お 願 い 申 し 上 て い き た い と 考 え て い ま す︒ げます︒ 一年生が入学し︑二︑三年生 語ると不安混じりの緊張した 三年六組 との対面式が四月十日に行わ 表情を浮かべましたが︑﹁困っ 積極的に取り組んで 同窓会皇 學館 れ ま し た︒ 総 務 委 員 長 の 山 口 た こ と が あ れ ば︑ 先 輩 や 先 生 西山 知穂 挑 戦 し︑ 自 ら の 可 能 性 を 試 し の 数 日 間 を 過 ご し ま し た︒ 今 寄付者芳名 同窓会会員 皇學館高等学校創立五十周年 皇學館中学校創立三十五周年記念事業 同周年記念事業は募財活動 高校十五期七・八組一同様 嵐君が挨拶した際は姿勢をピ 十万五千円 明様 具夫様 ●三重県 駒田 の 中 心 を﹁ 生 徒 の 教 育 活 動 支 安藤 援 ﹂ に 置 い て お り︑ 四 月 三 十 一万円 十万円 日現在の募金状況は次の通り で す︒ 皆 様 の ご 協 力 に 感 謝 申 方に頼ってください﹂という し 上 げ ま す と と も に︑ 今 後 と ン と 伸 ば し︑ し っ か り と 耳 を 保田 元史様 一万円 もご賛同をお願い致します︒ で︑ 期 待 と 安 心 に 満 ち た 表 情 A日程「一般」の 入試科目が4科目に! 材 を 求 め て い る こ と︑ ま た︑ 懇 親 会 は 終 始 和 や か な 雰 囲 気 に 包 ま れ︑ 親 交 を 深 め る 貴 重 な 機 会となった 第1・3・5土曜に学校見学 ができます(祝日を除く)。 保護者側の姿勢として子ども 皇學館中学校 になりました︒ 部活動の内容を紹介 「専願」の入試科目は「国・算」 (各 50分150点)の2科目と面接(約 10分)のみ。ただし、受験は本校 のみを希望し、合格した場合は必ず 入学することとします。 これから一年生は勉強に部 A日程に 「専願」を新設! 新入生代表として挨拶をする脇さん 活︑ 対 人 関 係 な ど 忙 し く な り︑ 時には悩むこともあると思い ま す︒ そ の 時 は 山 口 君 が 言 っ ていたように︑私たち二︑三年 生の先輩や先生方を頼ってく 2 Ch a n g e 1 Ch a n g e ださい︒良いアドバイスが返っ て く る と 思 い ま す︒ 自 分 た ち に も 言 え る の で す が︑ 高 校 生 0596−23−1398 問合せ 活は何事も前向きに取り組む こ と が 大 切 だ と 思 う の で︑ 積 極的に行動していってほしい と願っています︒ 平成26年度入学試験のうち、1 月 12日に実施されるA日程の入試方 法と入試科目が変更になります。募 集要項については皇學館中学校ホー ムページ、または下記までお問い合 わせください。 言葉に少し緊張が解けたよう ﹁困った時は先輩や先生に相談し て﹂と語る総務委員長の山口君 皇學館中学 の入試が変 わります! 傾けていた一年生たち︒﹁生活 ※注意事項 個人情報保護に関する法律の施行に伴い、ご芳名・金額等の 掲載をご希望されない方々につきましては、別記とさせてい ただきました。 ■同窓会会員/1名 第44号 (6) 皇 學 館 学 園 報 平成25年6月20日 菅野 覚明 教職員人事 大学 ●採用 文学部教授 美永 和宣 伊子 義清 多恵 翼 桃子 智 章子 亜以 一美 祐子 ︹ ︺内は旧職名 長尾 木村 陽子 徳宏 裕行 ------------------------------ 松本 丘 至剛 香里 上野 文枝 現代日本社会学部助教 ︹社会福祉学部助教︺ 研究開発推進センター助教 大志 ︵佐川記念神道博物館 学芸員︶ 千枝 研究開発推進センター助教 山口 剛史 ︹神道研究所助手︺ 真人 研究開発推進センター助手 佐野 ︹神道研究所助手︺ 恵子 ︹企画部部長︺ 大井 玉田 功 ︹総務部主任︺ 研究開発推進センター 事務嘱託 長谷川寛子 ︹佐川記念神道博物館事務嘱託︺ 正博 睦夫 ------------------------------ ●役職 文学部学部長深津 教育学部学部長 深草 田浦 宮川 雅徳 泰夫 現代日本社会学部学部長 学生部長 文学部国文学科主任 大島 信生 岡野 友彦 研究開発推進センター長 副センター長荊木 美行 研究開発推進センター 学長補佐 ︹文学部教授︺ 白山芳太郎 秀一 哲夫 ︹文学部教授︺ 外山 中村 均 ︹教育学部教授︺ 新田 照将 ︹現代日本社会学部教授︺ 学生寮寮主任 中川 和宏 総務部係長 石橋真由美 研究開発推進センター 書記 森谷 香里 高校・中学校 ●採用 悠一 皇學館高等学校常勤講師 内田 大賀 清史 皇學館高等学校常勤講師 皇學館高等学校常勤講師 中山麻也子 富士井美優 横井 正典 皇學館高等学校常勤講師 ------------------------------ 皇學館高等学校常勤講師 ●兼務 前田 元国土交通省 博氏 参事 俊樹 事務次官 青山 茶道裏千家淡交会 淺沼 氏 守央 氏 財団法人合気会理事長 合気道道主 植芝 弓馬術礼法小笠原流 三十一世宗家 小笠原清忠 敬之 氏 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役会長 葛西 氏 寛 憲男 東海旅客鉄道株式会社 相談役 所 功 京都産業大学名誉教授 モラロジー研究所教授 東儀 秀樹 雅楽師・元宮内庁 式部職楽部楽師 田尾 鉄道情報システム 常務監査役 須田 氏 氏 氏 氏 学校事務部 学校事務室事務嘱託 麻衣 槙野 貴行 松尾 学校事務部 学校事務室事務嘱託 ------------------------------ ●昇格 日々野公輝 皇學館高等学校教諭 克征 ︹皇學館高等学校常勤講師︺ 田中 皇學館高等学校教諭 美紀 各種競技大会で 皇學館大生が大活躍 い る︒ 五 月 の 東 海 学 生 陸 めざましい成績を残して ラブが各種の競技大会で 近 年︑ 本 学 の 体 育 系 ク 回国民体育大会 行われる第六十八 今 後 は︑ 九 月 に 東 京 で の 強 化 選 手 に 選 ば れ た︒ も同三重県代表チーム に期待したい︒ け に︑ 今 後 の 活 躍 を 大 い が注目するアスリートだ 期待のアスリートが続々誕生 上競技対校選手権大会で す︒三人とも本学 への出場をめざ ︵スポーツ祭東京︶ 走で四分を切る好タイム のみならず三重県 陸上競技対校選手権大会 の 出 場 権 を 手 に し た︒ 六 月に行われた三重県柔道 体 重 選 手 権 大 会 で も︑ 柔 道部の寒川綾子さんが ㎏ 以 下 級 で 見 事 優 勝︒ 国 体三重県代表チームの強 化 選 手 に 選 抜 さ れ た︒ ま た排球部の山岡憲二君 私 は 現 在︑ 三 重 県 総 合 文 化 セ ン タ ー 内 の﹁ 三 重 だいています︒ セ ン タ ー に は︑ 全 国 に 誇 そんな三重県生涯学習 勤 務 し て い ま す︒ み な さ 家・ 演 奏 家 を 学 校 の 教 育 う 一 つ が︑ 県 内 の 実 演 ク セ ミ ナ ー﹂︒ そ し て も ム 事 業﹁ み え ア カ デ ミ ッ 進めているコンソーシア の高等教育機関十四校と をはじめとした県内全て す︒一つは︑皇學館大学 る二つの事業がありま それも生涯学習の一面で 多 い と 思 い ま す︒ 確 か に イメージを持たれる人も 味で行うもの﹂といった の も の ﹂ と か﹁ 自 分 の 趣 と 聞 く と﹁ 高 齢 者 の た め ん の 中 に は﹃ 生 涯 学 習 ﹄ 県 生 涯 学 習 セ ン タ ー﹂ に や機会を提供させていた で 優 勝︒ 九 月 の 日 本 学 生 一君が一五〇〇メートル ︹皇學館高等学校常勤講師︺ は︑駅伝競走部の若菜純 小林 皇學館高等学校養護教諭 正彦 氏 ︹皇學館高等学校養護助教諭︺ 藤原 お茶の水女子大学 名誉教授・数学者・作家 平成二十五年度特別招聘教授 ︹社会福祉学部地域福祉 総務部情報担当課長 文化研究所主任︺ ︹文学部准教授︺ 財務部主任 文学部教授 文学部教授 齋藤 平 研究開発推進センター ︹文学部准教授︺ 事務部長 前田 和宏 ●昇格 文学部助教 岡野 文学部助教 教育学部准教授︵特命准教授︶ ︹佐川記念神道博物館助教・ 学芸員︺ 大学院文学研究科教授 ︵特命教授︶毛利 正守 平成二十五年四月一日付 学生支援部事務嘱託 小川 財務部事務嘱託 後藤 財務部事務嘱託 藤原 学生支援部事務嘱託 勢力 学生支援部 教職アドバイザー ︵事務嘱託︶高山 学生支援部事務嘱託 辻井 建部久美子 教育学部准教授 市田 教育学部准教授 敦仁 ︹教育学部助教︺ 敏之 ︹文学部講師︺ 文学部准教授前田 ︹現代日本社会学部准教授︺ 学生支援部主任 ------------------------------ 現代日本社会学部教授 ●任用更新 千秋 教育学部教授︵特別教授︶ 市川 現代日本社会学部教授 ︵特命教授︶宮川 泰夫 募金終了に伴うお礼 中條 成吾 ︹教育学部助教︺ 木村 ︹企画部調査役︺ 企画部部長 法人本部出版部係長 石橋真由美 森谷 ︹法人本部出版部主任︺ 総務部書記 正典 白山芳太郎 ︹総務部書記補︺ 文学部神道学科主任 加茂 ------------------------------ ●配置換 文学部教授 上野 秀治 ︹神道研究所教授︺ 文学部国史学科主任 治男 は あ り ま す が︑ 最 近 で は 単 に 学 ぶ だ け で な く︑ 学 験パートナーシップ活動 現 場 に 派 遣 す る﹁ 文 化 体 元 す る 活 動︵﹁ 地 域 づ く 推進事業﹂ ︒私はそのど んだことを地域社会に還 り ﹂ や﹁ ボ ラ ン テ ィ ア ﹂ ちらにもグループをまと 援 や︑ 学 校 教 育 と ア ー ト 大学の地域貢献分野の支 す︒卒業当時は︑自分が わらせていただいていま める責任者として深く関 など︶全般を﹁生涯学習﹂ と称するようになりまし た︒ 私 は 前 述 の 三 重 県 生 涯 学 習 セ ン タ ー で︑ あ ら ゆる世代の方々のニーズ に 沿 っ た﹁ 学 び ﹂ の 情 報 するなどとは想像もして ︵芸術文化︶の橋渡しを い ま せ ん で し た︒ し か し 在学中に培った先生方や 同 輩 と の 人 脈 が︑ 熟 成 期 間︵?︶ を 経 て︑ 今 と て も役立っていることを実 感しています︒ 人 生 に お け る﹁ 学 び ﹂ は︑ 大 学 で 終 わ る の で は ありません︒私自身︑社 会教育主事資格を二十八 歳 の 時 に 取 得 し︑ 現 在 もワークショップデザイ ナーの資格を取得するた めに大阪大学へ通い学ん で い る 最 中 で す︒ 大 学 生 活 を︑ 夢 へ の 助 走 期 間 と し て 捉 え︑ 卒 業 後 も 変 わ らず研鑽を続けていただ きたいと思います︒ 寒川さん(教育・1 年) !! 左より清水学長、山岡君(教育・ 4年) 、田浦先生(排球部部長) 文学部教授︵特別教授︶ 半田 安江 文学部教授︵特命教授︶ 8 億円 52 教育学部助手 加藤 神職養成部部長 山元 中村 学生支援部栄養士 募金実績額 若菜君(コミ・3 年) 総務部情報処理技術者 募金達成率 櫻井 秀一 文学部国文学科第 35 期(平成 12 年3月)卒/旧姓:澤田 藤田 11 億 1699 万 9 千円 文学部教授 外山 ︹社会福祉学部教授︺ 文学部コミュニケーション 学科主任 美行 卒 業 生 奮 闘 中 ! 学生支援部管理栄養士 ︵事務嘱託︶伊藤 素子 創立百三十周年・ 再興五十周年記念事業 平成十五年十一月から開始いたしました皇學館大 学 創 立 百 三 十 周 年・ 再 興 五 十 周 年 記 念 事 業 の 募 金 活 動 は 皆 様 の ご 支 援 ご 協 力 に よ り︑ 平 成 二 十 五 年 三 月 末日をもって無事終了することができました︒ 一洌 荊木 研究開発推進センター教授 学園内の大学・高校・中学の合計蔵書数(平成 25 年3月 31 日現在) 。大学附属図書館の内訳は 社会科学関連の書籍が 23%と最多で、以下、歴史 (17%) 、文学(13%) 、哲学(13%)と続きます。 中には康永2年(1343 年)に書かれた「東寺縁起」 という歴史的価値の高い資料も収蔵されています。 膨大な書籍はデータベース整備が行われており、 利用者は簡単に検索・利用が可能となっています。 これまでに︑募集の趣旨にご賛同いただき︑多くの 方々からご厚志を頂戴しましたこと︑誠にありがたく 佐古 潔 教育学部教育学科主任 小孫 康平 均 現代日本社会学部現代日本 社会学科主任 新田 一紀 訓 平 皇學館の蔵書数 衷心よりお礼申し上げます︒ありがとうございました︒ このたびご寄付を賜りました方々へは︑ ﹁寄付者芳名 録﹂がまとまり次第︑改めてご報告申し上げます︒ 今 後 と も︑ 皆 様 方 の ご 支 援 を 賜 り ま す よ う︑ 何 卒 学校法人皇學館理事長 清水 139% 皇學館大学学長 ︹史料編纂所教授︺ 研究開発推進センター教授 芳幸 ︵佐川記念神道博物館学芸員︶ 岡田 齋藤 教育開発センター長 河野 情報処理センター長 髙倉 ︹佐川記念神道博物館教授・ 学芸員︺ 附属図書館館長 研究開発推進センター 准教授 遠藤 慶太 武尊 ︹史料編纂所准教授︺ 教育学部助教 ︹文学部助教︺ 佐藤 三重県生涯学習センター 生田 隆明さん これは何の数字? 数字でみる皇學 館 よろしくお願い申し上げます︒ 募金目標額 平成25年6月20日 皇 學 館 学 園 報 (7) 第44号 伊勢市と災害協定を締結 る 協 定 ﹂ を 締 結 し た︒ 今 施設としての使用に関す 発生時における緊急避難 は 伊 勢 市 と の 間 に﹁ 津 波 三 月 二 十 六 日︑ 本 学 園 ルの本学第一グラウンド り︑ 標 高 二 十 五 メ ー ト の伊勢市との協定によ と 予 測 さ れ て い る︒ 今 回 水被害が広範囲に及ぶ では沿岸部を中心に浸 設 で あ り︑ 警 報 解 除 後 的に避難するための施 緊急時に津波から一時 津波緊急避難場所とは な っ た︒ な お︑ 今 回 の して使用されることに などの一次避難場所と 急時における地域住民 津波災害時︑本学第一グラウンドを 緊急避難施設として提供 世紀前半に起こる可能性 ト ル ︶ が︑ 津 波 警 報 の 発 イベント情報(7〜8月) 榎本 悠孝(現代日本社会学部准教授) 『古事記』を読む(中巻)「垂仁天皇下」 「伊勢の遷宮と心の蘇り」−建築ご神宝と遷宮諸祭− 「用材を伐り出す御杣山」 白山 芳太郎(文学部教授) 白山 芳太郎(文学部教授) 近鉄文化サロン阿倍野 27 土 皇學館大学共催講座 難生活施設﹂ とは異なる︒ 行われた締結式 て地域住民への周知を図 に︑ ス テ ッ カ ー を 利 用 し で情報発信をすると同時 で 今 井 敏 博 選 手︵ 新 潟 総 喫 し た︒ 中 川 さ ん は 初 戦 手︵ 日 本 大 学 ︶ に 苦 杯 を 伊勢市役所で に は︑ 鈴 木 健 一 る予定だ︒ は井面護常務理 グセンター伊勢ララパー 学園の他にもショッピン また今回の締結では本 二十九日に日本武道館で 柔道選手権大会が四月 平成二十五年全日本 はオリンピック・世界選手 す﹂大会で︑日本柔道界で る︑まさに﹁柔能く剛を制 県 警 察 ︶ を 退 け る も︑ 今 回戦で奥嶋聡選手︵山口 大 会 で は︑ 稲 垣 さ ん は 一 日本武道館で行われた 支えてくれることを期待 後︑ 両 名 が 日 本 の 柔 道 を 見 え た 大 会 で あ っ た︒ 今 が 初 出 場 で あ り︑ 課 題 が 合警備保障︶に敗れて涙 伊勢市長をはじ 全日本柔道選手権大会に 皇學館高校OBが二名出場 め︑ 本 学 園 か ら 事及び水本昌克 ク︵ 小 木 町 ︶ と イ オ ン 伊 特別公開講座「遷宮シリーズ③」 近世・近代の神宮式年遷宮 ―古儀復興と発展― 松本 丘(文学部教授) 『古事記』を読む(中巻)「景行天皇上」 「伊勢の遷宮と心の蘇り」−建築ご神宝と遷宮諸祭− 「遷宮諸祭」 白山 芳太郎(文学部教授) 白山 芳太郎(文学部教授) 「神道と仏教」―神社仏閣に見る神仏習合と神仏分離― 「琵琶湖・竹生島における神仏習合と神仏分離」 河野 訓(文学部教授) の優勝です︒ を 飲 ん だ︒ 両 名 と も 今 回 総務部長が出席 勢 店︵ 楠 部 町 ︶ が 一 次 避 える︒ して協定書に調 したい︒ 二名同時出場は快挙 印した︒ 大会準優勝の原沢久喜選 試合を終えて 権と並ぶ柔道三冠の一つ 平成 18 年度卒 難 場 所 と し て 指 定 さ れ︑ 開催され︑皇學館高校卒業 今後は各施設 生の稲垣亮さん︵三重県警 二名の同時進出は快挙と言 をめざします︒ 将来はオリンピック出場 ンを増やすこと︒そして 今の課題は︑攻撃のパター てるのが柔道の魅力です︒ むしろ軽量の自分でも勝 は不利だとは思いません︒ でした︒体重が軽いこと 最後まで攻め切れません めの柔道に徹しましたが︑ ていました︒試合中は攻 しい柔道をしようと考え 初出場なので︑自分ら 中川 裕喜さん に数えられる︒ 本学園をはじめとする民 三月三日に行われた各 全日本選手権出場は皇 察︶と中川裕喜さん︵セン した経験を持つベテラン勢 學館高校の頃からの夢で 間施設と伊勢市が同種 を退け︑初優勝を果たし念 した︒無差別級なので普 への誘導看板の 願の出場権を手にした︒一 段より体重を増やして臨 設 置 や﹁ 広 報 い 方の中川さんは最大の激戦 みましたが︑相手が強過ぎ 地区の予選会で︑稲垣さん 区である東京予選で順当に ました︒敗因は体重と筋力 は東海地区を代表して全日 強豪を破り︑五位入賞で全 不足でした︒しかし予選を コー︶が出場した︒本大会 日本選手権への出場を決め 勝ち抜いたことで自信も は体重による階級別では た︒この大会に本校の卒業 つきましたから︑次回はベ の協定を締結した施設は 生が出場するのは山本良選 スト8を目標に頑張りま せ﹂ ︑伊勢市の 手︵昭和五十八年度卒 現 す︒次の目標は︑今秋の第 稲垣 亮さん 年大会で五位入賞︶ 以来で︑ 六十八回国民体育大会で 警察大学校准教授/同大会 ホ ー ム ペ ー ジ︑ 十一カ所となった︒ ︹企画部︺ に過去三度出場し︑平成八 本柔道選手権に何度も出場 おります︒ なご意見・ご感想をお待ちして けてまいります︒皆様方の率直 親しみやすい紙面づくりを心掛 け︑ 今 ま で 以 上 に 読 み や す く︑ みる皇學館﹂などの新企画も設 く 予 定 で す︒ さ ら に︑ ﹁数字で 積極的な大学広報につなげて行 報を公式HPでも公開し︑より す︒また︑学園報で掲載した情 ランスよく伝えていくことで とって重要な三本柱の活動をバ 材育成︑地域貢献という本学に 神を礎に︑学術研究︑教育・人 園報のコンセプトは︑建学の精 でとは若干違っています︒新学 レイアウト︑色使いなどが今ま ルしました︒フォントや紙面の より皇學館学園報をリニューア しゃるかも知れませんが︑今号 すでにお気付きの方もいらっ 編集後記 ● 各講座の詳細につきましては、本学ホームページにてご確認 いただきますようお願いいたします。 ● 共催講座(近鉄文化サロン阿倍野)のみ有料です。お問い合わせは 近鉄文化サロン阿倍野( 0120-106-718)へお願いいたします。 ● その他お問い合わせは、皇學館大学企画部(TEL 0596-226496)へお願いいたします。 なく体重無差別で行われ 近鉄文化サロン阿倍野 24 土 皇學館大学共催講座 近鉄文化サロン阿倍野 10 土 皇學館大学共催講座 近鉄文化サロン阿倍野 20 土 皇學館大学共催講座 防災マップなど 大島 信生(文学部教授) 月 近鉄文化サロン阿倍野 3 土 皇學館大学共催講座 8 近鉄文化サロン阿倍野 皇學館大学共催講座 13 土 平成 20 年度卒 が高いといわれる東海地 ︵ 一 万 三 九 六 三 平 方 メ ー 加茂 正典(文学部教授) 「神道と仏教」―神社仏閣に見る神仏習合と神仏分離― 「白山における神仏習合と神仏分離」 河野 訓(文学部教授) 震︑東南海・南海地震が 松本 丘(文学部教授) も避難者が生活する﹁避 「節旗(せっき・せちのはた)」考 ―古代の大嘗祭御禊行幸― 表から警報解除までの緊 「近現代の伊勢神宮」 発 生 し た 場 合︑ 伊 勢 市 内 ひとごとですか、こころの病気とこころの障害 月 431 教室 月例文化講座 6 土 7 三重県文化会館レセプションルーム 13 土 みえアカデミックセミナー 2013 鈴木伊勢市長 ︵右︶︑井面常務理事 特別公開講座 万葉の歌人 ―大伴坂上郎女― 第44号 (8) 皇 學 館 学 園 報 平成25年6月20日
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