北海道 「JAそらち南」 産地レポート

NO.39
8 月号
巻頭言「次なる生活様式は?」
代表取締役社長 林 悦孝
先日室町時代をテーマにした本を読んでいたところ、本の「おわりに」の項に、「現代の日本人の生活様
式はおよそ室町時代に形成されたものであるが、それがいま 500 年を経て瓦解しつつあり、次なる様式への
変化の最中ではないか」というような話が載っていました。考えてみると、一年を 24 節気に分け、四季折々
にお祝い事お願い事をする生活習慣もそうだと思いますが、花業界が深く関係している、生け花や葬儀、そ
れに茶道、畳と障子、ふすまでできている書院造といわれる家屋、どれも今までの日本人が大切にしてきた
生活様式、よく考えれば鎌倉時代から室町時代に掛けて形成されたものでした。しかし、家屋にしてもコン
クリートの集合住宅が多くなり、書院造や数寄屋造りの家はほとんど見る影もない有様となっています。ま
た、その家屋の形態に応じて、お茶を立てる場所やお花と生ける床の間もなくなりました。言われてみれば
この著者の言う通りかもしれません。しかし、花き業界で生活している私たちが、これを座して見ているだ
けでよいのでしょうか。
8月の営業のお知らせ
13(土)16
■切花■鉢物〇休市
(火)17(水)18(木)が休市
19(金)から通常営業いたします。
ご迷惑をお掛けいたしますがよろしく
お願い申し上げます。
産地レポート
ver.7
北海道 「JAそらち南」
合併により平成 21 年 2 月 1 日に誕生しました.
みなみちゃん
当組合は札幌市の北東、岩見沢市の南に位置し、4 地区(由比地区 30 戸、長沼地
区 30 戸、栗山地区 8 戸、南幌地区 2 戸)70 名の農家さんで構成されています。
栽培品目は多いものからトルコギキョウ、リンドウ、オリエンタルユリ、スプレ
ーマム、デルフィニューム、バラ、カスミ、カーネーション等となっています。
今回は、トルコギキョウ生産者の長島様、オリエンタルユリ生産者の小別様の圃
場を視察してきました。
長島様の圃場では、トルコギキョウの色別作付け割合は白 6 割、ピンク 3 割、
その他 1 割で構成されて、品種は白が「ピッコローサスノー」
、
「レイナホワイ
ト」
、「ハピネスホワイト」の 3 品種。ピンクは「クラリスピンク」が主力で、他の
色も合わせると計 20 品種ほどを生産しています。また、ボヤージュ系のような手
を加え大輪に仕立てていく品種については、個人差が出やすいため個選で出荷をし
ています。ユリを生産している小別様の圃場ではオリエンタルユリ 14 万球、LA
ユリ 6 万球を定植しています。品種はオリエンタルユリが「シベリア」
、
「サンブッ
カ」
、
「プレミアムブロンド」
、
「リアルト」
、
「シーラ」、
「ソルボンヌ」、
「テーブルダン
ス」、
「エマニー」、
「フェニス」となっています。LAユリは「エルディーボ」
、
「オレン
長島様
トルコギキョウ圃場
ジタイクーン」、
「ボンソワール」が中心になりま
す。JA そらち南のお花をよろしくお願いします。
シベリア圃場
移動中に野生の
キタキツネを発見
シーラ圃場
🌼 JA そらち南
7月5日
レポート:切花第二営業部 大澤
産地のブランド名:大地の花便り“Refine Flower Land”~品質を大切にする産地~
消費者が生活の中で安らぎ、憩いを花で感じてもらえる。そんな高品質な花作りを続けています。
8月品目別産地情報
7月25日現在の状況です。
輪菊
担当:安井(智)・吉田(元)・今井
JA愛知みなみは今のところ順調に生育していま
すが、今後高温が続いた場合、生育に障害が発生す
る可能性もあります。販売のピークは8月8日(月)
の予定で、天候次第では2日ほど前進する可能性も
あります。信州方面は生産者の高齢化が進み、生産の
取り止めや、耕作面積を縮小する農家も多いのが現状
ですが、期待に応えるため各農家とも需要期ピークに
合わせて、懸命に取り組んでいます。
小菊
担当:安井(智)・吉田(元)・今井
大幅な前進出荷もなく8月に入れば産地も出揃い
入荷数量も増加してくる見込みです。
スプレー菊
担当:若山・岸上
国産…おおむね生育は順調。近年輸入品(マレーシ
ア産等など)が作付ならびに入荷減のため注文が国
産に移っている傾向にあります。
輸入…マレーシア産はお盆向けも数量は少ないま
まの見込みです。
鉄砲ユリ
担当:下條・日敷・大澤
兵庫、愛媛中心の入荷予定です。兵庫は生産者の減
少もあり生産量は昨年よりやや少ないです。生育は
順調ですが、梅雨期の日照不足によりやや遅れ気味
です。しかし、病気の発生は少なく上位級比率はい
つもの年より上がる見込みです。
オリエンタル百合
担当:下條・日敷・大澤
新潟、岐阜、北海道、埼玉からの入荷予定です。入
荷の中心となる新潟県は、春から平均気温が高めに
推移したことにより、7月までの出荷は計画より1
週間ほど前進が見られました。そのために7月は下
プレミアムブロンド
旬にやや品薄となりましたが、8月は盆に向かって
数量は回復する見込みです。
北海道は逆に7月の気
シーラ
温が低く生育が遅れていましたが8月には順調に
出回る予定です。
トルコギキョウ
担当:若山・鈴木
入荷の中心はJA信州諏訪、JA佐久浅間になりま
す。おおむね生育は順調です。中心品種は白「レイ
ナホワイト」
「ピッコローサスノー」ピンク「クラリ
スピンク」
「グラナスライトピンク」パステルムラサ
キ「ロジーナブルーピコティ」です。
リンドウ
担当:下條・日敷・大澤
全国的に前進傾向です。品質は今のところ問題あり
ませんが大雨による影響が7月末から発生するこ
とが近年多く目立っています。色目は紫中心で白、
ライトブルー、パステルピンクが入ってくる予定で
す。
スターチス
担当:下條・日敷・大澤
北海道、長野から入荷予定。各産地、7月は若干の
前進ぎみでしたが8月に入るとダラダラとした出
荷になりそうです。今後の天候次第で需要期の数量
に影響が出ることもあります。心配された灰カビ病
の発症は現在最小限にとどまっています。
カーネーション
担当:若山・岸上・(輸)荒木
今年は高温による若干の秀品率の低下と1週間か
ら10日ほど前進しているのでお盆少し前に出て
しまいお盆は減少する見込みです。輸入コロンビア
産は現地での天候不順が続いているため、入荷数量
はやや少なめの予定です。
ケイトウ
担当:山内・安井(誠)・松本
愛知 おおむね順調ですがやや前進傾向です。
埼玉 やや遅れ気味です。
和歌山 順調。5・8日がピーク見込みです。
ハス
担当:山内・安井(誠)・松本
昨年より前進しているため8日以降は入荷が少な
くなる見込みです。
デンファレ
担当:平野・西邑・荒木
デンファレは現地タイが昨年から続いた雨(水)不
足の影響や今年3~5月頃までの猛暑による苗木
の被害等のため回復見込み立たずの状態です。
オンシジューム
担当:平野・西邑・荒木
オンシジュームは台湾への台風1号の上陸によっ
てお盆向けの入荷量が減少する見込みです。今後の
出方によっては対応が困難になる可能性もござい
ます。
法月
担当:安井(智)・山内
福岡、長野、静岡いずれの産地も高齢化や新規の担
い手がいないことなどの理由から作付面積は約1
0%減となっています。作柄も良くなく前年を下回
る出荷見込みです。
鉢物課より「JAいぶすき」8月盆前期間の販売について
1日(月)出荷→6日(土)セリならびに8日(月)出荷はございません。
15日(月)出荷より再開します。
鉢物営業部:林孝典
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