2011 年度衣笠副専攻 コースガイド

2011 年度衣笠副専攻 コースガイド
∼ 目次 ∼
ドイツ語コミュニケーション・コース
P.1−2
フランス語コミュニケーション・コース
P.3−4
中国語コミュニケーション・コース
P.5−6
スペイン語コミュニケーション・コース
P.7−8
朝鮮語コミュニケーション・コース
P.9−10
スポーツ科学コース
P.11−12
ドイツ語コミュニケーション・コース
1.位置づけ
ドイツ語の総合的な運用能力を身に付けること、及び広くドイツ語圏の文化と社会を知ることを目
標とします。さらに日独文化の比較をつうじ、これからの国際社会に生きていくために必要な異文化
理解の感覚を養うことをめざします。
1年次で独検3級ないし Start Deutsch 1(前期)、2(後期)合格を目標とします。2年次では
学習者の目標と関心に応じてA(ドイツ文化・社会コース)かB(検定コース)を選択します。B(検
定コース)では、独検2級ないしZD(ゲーテ・インスティテュート主催の検定)合格を目標としま
す。
2.科目編成
科目名
(副)専門ドイツ語Ⅰ
(副)専門ドイツ語Ⅱ
(副)専門ドイツ語Ⅲ
(副)専門ドイツ語Ⅳ
期間
単位数
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
配当 クラス規模
備考
年次 (目途)
1
35 名
1
35 名
1
35 名
1
35 名
1
25 名
登録必修科目
1
25 名
登録必修科目
2
35 名
2
35 名
2
35 名
2
35 名
2
25 名
登録必修科目
2
25 名
登録必修科目
1
2
2
2
2
(副)ドイツ語コミュニケーションⅠ
1
(副)ドイツ語コミュニケーションⅡ
1
(副)専門ドイツ語Ⅴ
2
(副)専門ドイツ語Ⅵ
2
(副)専門ドイツ語Ⅶ
2
(副)専門ドイツ語Ⅷ
2
(副)ドイツ語コミュニケーションⅢ
1
(副)ドイツ語コミュニケーションⅣ
1
異文化理解セミナー
2
※(副)ドイツ語コミュニケーションⅠ∼Ⅳは原則としてネイティブ・スピーカーが担当
3.科目概要
【1年次配当科目】 (2回生)
・専門ドイツ語Ⅰ・Ⅱ(基礎から応用へ)
1 回生時に習得したドイツ語の基礎学力をいっそう確実なものにすることと併せて、ドイツ語のよ
り高度な総合的運用能力を達得するための第一歩となる授業です。
「ドイツ語コミュニケーションⅠ・
Ⅱ」と連携をとりながら、正確な発音の習得、聴解力の涵養、文法・統語論の知識の復習・整理に重
点をおきつつ、語彙を増やし、基本的な表現を習得することを目指します。
・専門ドイツ語Ⅲ・Ⅳ(ドイツ語圏の社会と文化)
独検3級に目標をおいてより高度なテクスト読解能力を涵養することを目標とします。同時にドイ
ツ語圏の社会や文化、あるいはドイツ語圏に生きる人びとの独自の生活・行動様式について書かれた
文章を読むことを通してドイツ語圏の社会と文化にたいする理解を深めるとともに、このような異文
化理解から翻って日本の社会と文化の特質についても考えてみる機縁とすることを目指します。
1
・ドイツ語コミュニケーションⅠ・Ⅱ(会話)
ドイツ語圏の社会の日常生活や地誌を素材とした会話練習から始めます。挨拶や自己紹介、質問と応
答、自分の感情や思考の簡潔な自己表現など、ドイツ語会話に必要とされる表現の基本パターンを学
びつつ、Start Deutsch 1、2の合格をめざしてコミュニケーション能力の涵養を目指します。
【2年次配当科目】 (3 回生以上)
・専門ドイツ語Ⅴ・Ⅵ(現代ドイツ語圏の社会と文化)
二十世紀から現代に到るドイツ語圏の社会と文化(映画や演劇や文学や美術、あるいは娯楽やスポー
ツやメディアや衣食住の日常生活など − クラスによって焦点をあてる内容は異なりますので、それ
ぞれのクラスのシラバスを参照してください)に関する様々なトピックを取り上げたテクストを読むこ
とを通じて、より高度な読解力の習得を目指すと同時に、併せて現代ドイツ語圏の社会や文化にたいす
る理解と認識を深めることを目標とします。なお、文字テクストの読解に加えて、視聴覚教材を使用し
て上記の目標の達成を目指すクラスもあります。
・専門ドイツ語Ⅶ・Ⅷ(上級ドイツ語)
「専門ドイツ語Ⅴ・Ⅵ」とともに、「ドイツ語コミュニケーション」の総仕上げとなる科目です。現
代ドイツの新聞や雑誌の記事や論説、あるいは高いレヴェルの総合教材を使用して、高度なドイツ語の
総合的運用能力の定着を図り、
ドイツ語検定試験2級あるいは Zertifikat Deutsch(ゲーテ・インスティ
トュートが実施しているドイツ語検定試験)に合格するレヴェルにまで到達することを目指します。
・ドイツ語コミュニケーションⅢ・Ⅳ(会話と作文)
「専門ドイツ語Ⅴ・Ⅵ・Ⅶ・Ⅷ」とならんで、「ドイツ語コミュニケーション」の総仕上げとなる科
目です。ドイツ語圏で生活し勉強するのに最低限必要となるコミュニケーション能力を話し言葉・書き
言葉の両面において習得することが、この科目の最終目標です。円滑なコミュニケーションにとって語
彙や表現をたくさん身に付けていることが重要であることは言うまでもありませんが、これと併せて状
況や人間関係と言語表現との適切な関係(発話と同時にすべき動作身振り、会話の開始と終結のサイン、
会話におけるタブーなど)を知ることも肝心です。二十世紀から現在に到るドイツ語圏の社会と文化に
関する様々なトピック(映画や演劇や文学や音楽、あるいは娯楽やスポーツやメディアや衣食住の日常
生活など ― クラスによって焦点をあてる内容は異なりますので、それぞれクラスのシラバスを参照
してください)を取り上げ、多角的にこのテーマについて考えていきます。この授業では文字テクスト
に加えて、視聴覚教材も活用します。
2
フランス語コミュニケーション・コース
1.位置づけ
フランス語の総合的な運用能力を高めると同時に、フランス語圏の文化と社会に関する理解を深め、
国際社会で活躍できる教養を身につけることを目指します。フランス語の運用能力としては、実用フ
ランス語技能検定試験(仏検)2級、あるいはフランス文部科学省の主催する語学試験 DELF に合格で
きるレベルを目標としています。
また異文化理解セミナー(フランス・トゥールーズ=ル=ミラーユ大学)への参加や、仏検の積極的
な受験を奨励しています。
本コースで楽しく学びながら、フランス語の運用能力にいっそうの磨きをかけてください。
2.科目編成
配当 クラス規模
備考
年次 (目途)
35 名
(副)専門フランス語Ⅰ
前期
2
1
登録必修科目
35 名
(副)専門フランス語Ⅱ
後期
2
1
登録必修科目
35 名
(副)専門フランス語Ⅲ
前期
2
1
35 名
(副)専門フランス語Ⅳ
後期
2
1
25
名
前期
1
1
(副)フランス語コミュニケーションⅠ
25 名
後期
1
1
(副)フランス語コミュニケーションⅡ
35 名
(副)専門フランス語Ⅴ
前期
2
2
35 名
(副)専門フランス語Ⅵ
後期
2
2
35 名
(副)専門フランス語Ⅶ
前期
2
2
登録必修科目
35 名
(副)専門フランス語Ⅷ
後期
2
2
登録必修科目
25 名
前期
1
2
(副)フランス語コミュニケーションⅢ
後期
25 名
1
2
(副)フランス語コミュニケーションⅣ
異文化理解セミナー
2
1
※(副)フランス語コミュニケーションⅠ∼Ⅳは原則としてネイティブ・スピーカーが担当
科目名
期間
単位数
3.科目概要
【1年次配当科目】(2回生)
・専門フランス語Ⅰ・Ⅱ(講読・文化論)
本コースの入門的性格を持つ基幹科目で、登録必修科目となります。文化・社会・歴史をテーマ
とする簡単な文章を読み、その内容を理解することができます(①簡単な記述文、簡単な手紙・掲
示などを読み、その内容を理解することができます、②簡単な文章の要点を読み取ることができま
す)。実用フランス語技能検定試験4級∼3級程度のリーディング能力を身につけます。
・専門フランス語Ⅲ・Ⅳ(視聴覚)
視聴覚教材を使用して、ヒアリングを中心とした運用能力の養成を図ります。簡単な表現を聞き、
その内容を理解することができます。実用フランス語技能検定試験4級∼3級程度のヒアリング能
3
力を身につけます。
・フランス語コミュニケーションⅠ・Ⅱ
相手に伝えたいと思う内容を平易な表現を使って言うことができます(①簡単なあいさつ、紹介、
質疑応答ができ、また簡単なことがらについての会話、簡単な意見、感想の表明などができます、
②平易なフランス語文の綴りを書き取りできます)。実用フランス語技能検定試験4級∼3級程度
のヒアリング・スピーキング・ディクテーション能力を身につけます。
【2年次配当科目】(3回生以上)
・専門フランス語Ⅴ・Ⅵ(仏文法・作文)
相手または第三者に伝えたいと思う内容を簡単な表現を使って書くことができます(①簡単な記
述文、簡単な手紙・掲示などを書くことができます)。実用フランス語技能検定試験3級∼2級程
度のライティング能力を身につけます。
・専門フランス語Ⅶ・Ⅷ(講読・現代社会)
副専攻 2 年次の基幹科目で、登録必修科目となります。新聞や雑誌の比較的理解し易い文章を読
み、その内容を理解することができます(①比較的理解し易い記述文、手紙・掲示などを読み、そ
の内容を理解することができます、②比較的理解し易い文章の要点を読み取ることができます)。
実用フランス語技能検定試験3級∼2級程度のリーディング能力を身につけます。
・フランス語コミュニケーションⅢ・Ⅳ
相手に伝えたいと思う内容を簡単な表現を使って言うことができます(①あいさつ、紹介、対応、
伝言、道案内などができます、②簡単なフランス語文の綴りを書き取りできます)。実用フランス
語技能検定試験3級∼2級程度のヒアリング・スピーキング・ディクテーション能力を身につけま
す。
4
中国語コミュニケーション・コース
1.位置づけ
現代中国に対する的確な認識と理解を基礎に、中国語の総合的運用能力を一層発展させる(特に
高度な読解能力・表現能力の養成)ことを通じて、国際社会(台湾・香港などを含む中国圏、さらに
はアジア関連分野)において活躍し得る教養の学習を目標とします。具体的には、「中国語検定試験」
の2級、中国教育部(文科省)主催の「漢語水平考試」(HSK)8級合格程度を目指します。
なお、自主的に学ぶことの重要性からサブゼミ的な集団学習を促進し、また本学に留学してきてい
る数多くの留学生(大学院学生も含む)の協力を得て活発な交流を図ります。
2.科目編成
科目名
(副)専門中国語Ⅰ
(副)専門中国語Ⅱ
(副)専門中国語Ⅲ
(副)専門中国語Ⅳ
期間
単位数
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
配当 クラス規模
備考
年次 (目途)
1
35 名
登録必修科目
1
35 名
登録必修科目
1
35 名
1
35 名
1
25 名
1
25 名
2
35 名
2
35 名
2
35 名
登録必修科目
2
35 名
登録必修科目
2
25 名
2
25 名
1
2
2
2
2
(副)中国語コミュニケーションⅠ
1
(副)中国語コミュニケーションⅡ
1
(副)専門中国語Ⅴ
2
(副)専門中国語Ⅵ
2
(副)専門中国語Ⅶ
2
(副)専門中国語Ⅷ
2
(副)中国語コミュニケーションⅢ
1
(副)中国語コミュニケーションⅣ
1
異文化理解セミナー
2
※(副)中国語コミュニケーションⅠ∼Ⅳは原則としてネイティブ・スピーカーが担当
3.科目概要
【1年次配当科目】(2回生)
・専門中国語Ⅰ・Ⅱ(講読/現代社会)
本コースへの「導入」的役割を担う科目であり、多彩な内容の文章の精読を通じて、現代中国の社
会状況に関する基礎的認識の獲得を目指します。語学力面では「読む」力の養成を図ることを目標と
しますが、「専門中国語Ⅰ」では、特に中国語の構造(語法論や言語学的特徴)と、そこに集約的に
表現される中国人の思考方法に関しても重点的に講義します。具体的には、中国の新聞・雑誌から比
較的概括的で平易な文章を選んで教材としますが、社会状況をリアルに描いて注目されている中国映
画(ビデオ)の観賞とそのシナリオの部分講読なども組み入れる予定です。
5
・専門中国語Ⅲ・Ⅳ(リスニング)
リスニングの教材を使用して、「聞く」力の養成を図ることを目標とします。前期では初級から中
級へと徐徐にシフトしながら展開していく予定です。後期では中級程度の内容が聞き取れるように展
開していきます。中国語検定試験から言えば 4 級程度から 3 級程度へと展開していくレベルと考えて
います。リスニング力のアップを行うと同時に、会話力や文法力も深めていきます。中国映画(ビデ
オ)の観賞を組み入れる予定です。
・中国語コミュニケーションⅠ・Ⅱ
教育経験の豊富な中国人講師の指導による「聞く」力・「話す」力の基礎力の養成を図る授業です。
前期には、日本語とは異なる中国語の発音(独特の声調・リズムそして有気音・無気音の修得など)
を重点的にチェックしていくことから始まり、基本的表現力の養成へと進みます。後期には、応用的
表現力へとステップを踏んで学習を続けていきます。会話力でいえば、「中国語検定試験」の4級か
ら3級、HSK 5級から6級レベルの力がつくことを目標とします。
【2年次配当科目】(3回生以上)
・専門中国語Ⅴ・Ⅵ(作文/現代社会・文化)
中国語の表現力、作文力の向上を図ることを授業の主眼におきます。複数の作業を行う予定です。
一つ目は文法事項を中心としたさまざまな単文などを日本語から中国語への作文練習を行います。間
違い作文を訂正し、正しい中国語の文を皆で確認していきます。二つ目は前後期それぞれ3回ほど決
まったテーマについて、文章作成の練習を行います。書いた文章の添削も行います。単文から文章へ
と、この繰り返しにより、文法知識を深めながら、正しい文の書き方の習得を目指し、作文集も発行
していきます。
・専門中国語Ⅶ・Ⅷ(講読・社会文化論)
本コースの「総まとめ」的な位置にある科目であり、「レクチュア+報告・討論」方式(一定のゼ
ミ方式の導入)によって、現代中国を多面的に認識しうる視座の獲得を目指します。高度な総合的運
用能力の養成を図ることをも目標としますので、中国人講師との協力担当制も検討しています。この
講義では、「レクチュア」部分で部分的に中国語による講義も導入する予定です。後期では総まとめ
として中国語パフォーマンスコンテストを行います。それに向けての企画、練習などを行います。
・中国語コミュニケーションⅢ・Ⅳ
中国人講師による「聞く」力・「話す」力の応用力の養成を図る授業です。
1年次学習のまとめの時期に設定された集中授業という特徴を生かして、
「コミュニケーションⅠ・
Ⅱ」で身につけた力を集中的かつ実践的に高めていくことになります。その意味では、「書く」力の
充実をも意識的に追求する必要があり、授業は最初に課題にもとづいて中国語でまとまりのある文章
を作成し、その内容発表と討論を行うといった形式を採用します。会話力でいえば、「中国語検定試
験」の3級、HSK 6級から7級レベルの力がつくことを目標とします。
6
スペイン語コミュニケーション・コース
1.位置づけ
スペイン語圏(スペイン,中南米諸国)の歴史,文化や現代社会についての専門的知識を身に付け
るとともに,国際社会で活躍できる高度なスペイン語運用能力を獲得することを目標とする。具体的
目標としては,スペイン文部科学省実施の DELE(Diploma de Espanol como Lengua Extranjera)の
初級、中級合格,および日本スペイン協会実施のスペイン語検定3級、2級合格を目指す。上記目的
達成のために,異文化理解セミナー(スペイン・アルカラ大学,またはメキシコ・モンテレイ工科大
学)参加を大いに奨励する。また本コースは,半年や1年の留学をする学生に対して,留学準備とし
ての意味を持つ。
2.科目編成
配当 クラス規模
備考
年次 (目途)
(副)専門スペイン語Ⅰ
前期
2
1
35 名
登録必修科目
(副)専門スペイン語Ⅱ
後期
2
1
35 名
登録必修科目
(副)専門スペイン語Ⅲ
前期
2
1
35 名
(副)専門スペイン語Ⅳ
後期
2
1
35 名
(副)スペイン語コミュニケーションⅠ
前期
1
1
25 名
(副)スペイン語コミュニケーションⅡ
後期
1
1
25 名
(副)専門スペイン語Ⅴ
前期
2
2
35 名
登録必修①
(副)専門スペイン語Ⅵ
後期
2
2
35 名
登録必修①
(副)専門スペイン語Ⅶ
前期
2
2
35 名
登録必修②
(副)専門スペイン語Ⅷ
後期
2
2
35 名
登録必修②
(副)スペイン語コミュニケーションⅢ
前期
1
2
25 名
(副)スペイン語コミュニケーションⅣ
後期
1
2
25 名
異文化理解セミナー
2
1
※2 年次科目については登録必修①(V・Ⅵ)または登録必修②(Ⅶ・Ⅷ)のいずれかを
選択してください。
※(副)スペイン語コミュニケーションⅠ∼Ⅳは原則としてネイティブ・スピーカーが担当
科目名
期間
単位数
3.科目概要
【1年次配当科目】(2回生)
・専門スペイン語Ⅰ,Ⅱ(発音,基礎文法,練習問題)
基本的な文法事項を確認し,語彙,表現力を養う。正しい発音,イントネーションができるよう
集中的に訓練する。
・専門スペイン語Ⅲ,Ⅳ(講読,語彙,練習問題)
文法的知識を確かな言語運用能力に結びつけるため,講読や練習問題を行う。また,中級レベル
の語彙力獲得を目指す。
・スペイン語コミュニケーションⅠ・Ⅱ(視聴覚)
できるかぎり視聴覚教材を利用し,基本的な会話能力の向上に努める。同時に,スペイン語圏の
文化の基本的な知識を得る。ネイティヴ教員の指導で自然な発音とイントネーションができるよう
にする。
7
【2年次配当科目】(3回生以上)
・専門スペイン語Ⅴ,Ⅵ(講読・スペイン)
主にスペインに関するテキストの講読を通じ,スペイン語の語彙力,読解力を向上させるととも
に,スペインの歴史,文化等に関する知識を習得する。必要に応じ文法的知識の復習,展開に努め
る。
・専門スペイン語Ⅶ,Ⅷ(講読・ラテンアメリカ)
主にラテンアメリカに関するテキストの講読を通じ,スペイン語の語彙力,読解力を向上させる
とともに,ラテンアメリカ諸国の歴史,文化等に関する知識を習得する。必要に応じ文法的知識の
復習,展開に努める。
・スペイン語コミュニケーションⅢ,Ⅳ(会話,作文)
より複雑な構文の文章が聞いて理解でき,話せることを目標とする。また,スペイン語圏の国の
政治,経済,社会等についての専門的な知識を得,プレゼンやレポート作成ができるレベルを目指
す。
8
朝鮮語コミュニケーション・コース
1.位置づけ
読む、書く、聞く、そして話す朝鮮語の総合的な運用能力を高めるとともに、言語の背景となる社会・
文化・歴史についての理解を深め、21 世紀の日本と朝鮮半島の両国(大韓民国と朝鮮民主主義人民共和
国)との掛け橋となりうるような人材の育成を目指します。
朝鮮語運用能力の面では、「ハングル能力検定試験」準 2 級の合格を一応の目安としますが、留学経
験や中・高での既習者など個々の学習レベルに応じて、到達目標をより高く設定した指導も行ないます。
さらに、本学の韓国人留学生らとの交流を通して、朝鮮語の実践的な運用能力を高めるとともに、日韓
の相互理解の促進を図ります。
2.科目編成
科目名
(副)専門朝鮮語Ⅰ
(副)専門朝鮮語Ⅱ
(副)専門朝鮮語Ⅲ
(副)専門朝鮮語Ⅳ
(副)朝鮮語コミュニケーションⅠ
(副)朝鮮語コミュニケーションⅡ
(副)専門朝鮮語Ⅴ
(副)専門朝鮮語Ⅵ
(副)専門朝鮮語Ⅶ
(副)専門朝鮮語Ⅷ
(副)朝鮮語コミュニケーションⅢ
(副)朝鮮語コミュニケーションⅣ
期間
単位数
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
2
2
2
2
1
1
2
2
2
2
1
1
2
配当 クラス規模
備考
年次 (目途)
1
35 名
登録必修科目
1
35 名
1
35 名
登録必修科目
1
35 名
1
25 名
1
25 名
2
35 名
登録必修科目
2
35 名
2
35 名
2
35 名
登録必修科目
2
25 名
2
25 名
1
異文化理解セミナー
※(副)朝鮮語コミュニケーションⅠ∼Ⅳは原則としてネイティブ・スピーカーが担当
3.科目概要
【1年次配当科目】(2 回生)
・専門朝鮮語Ⅰ・Ⅱ(文法・基礎購読)
初修段階で学んだ基本的な文法事項の復習と応用、さらに基礎的な文章購読を通じて今日の韓
国・北朝鮮のイメージを獲得するとともに、日本と朝鮮半島との関係についても必要な基礎知識を
得る。
・専門朝鮮語Ⅲ・Ⅳ(情報・視聴覚)
ビデオや DVD 教材を中心に現代韓国社会の理解を深めながら、作文、およびヒアリング能力を高
めることを基本とする。パソコンでのハングル入力、インターネットでの韓国サイトへのアクセス
などもとり入れ、デジタル化をふまえた多彩な表現力を培う。
・朝鮮語コミュニケーションⅠ・Ⅱ
ネイティブ教員によって聞く力、話す力の基礎を養う。母音の区別、濃音など朝鮮語固有の発音に
留意し、正確な表現力を身につける。
9
【2年次配当科目】(3 回生以上)
・専門朝鮮語Ⅴ・Ⅵ(現代韓国事情)
新聞・雑誌などをテキストに、単に読解力を高めるだけではなく、要約文、論点整理、意見表明、
問題提起など、文章作成の面での表現力、論理力を高める。
専門朝鮮語Ⅶ・Ⅷ(実践購読・現代社会)
現代韓国の政治・社会や対外関係、文化についての学生の自主的な調査・発信と担当教員の朝鮮語
によるレクチャーをくみ合わせ、朝鮮語の高度で総合的な運用能力の育成をはかる。
・朝鮮語コミュニケーションⅢ・Ⅳ
ネイティブ教員によってより高度な会話力を身につけるようにする。朝鮮語による E-メールの送
受信を利用した書く力の養成などを含む、より実践的な朝鮮語運用能力の獲得を目指し、ハングル
能力検定試験3級レベルの力がつくことを目標とする。
10
スポーツ科学コース
1.位置づけ
体育会・同好会およびその他で現にスポーツ実践を行い、「スポーツトレーニング・プログラミング」
に興味をもつ学生、他の基礎教育科目や専門科目との関連でスポーツ科学の領域に関してより勉学を深
めたい学生を対象に、スポーツ科学の基礎理解を深めます。主として学んだ自然科学的な知識を現場で
共通の話題にでき、それぞれの目的に合ったトレーニングに応用できるようになることをこのコースの
目的とします。
2.科目編成
科目名
(副)スポーツバイオメカニクスⅠ
(副)スポーツバイオメカニクスⅡ
(副)スポーツ生理学
(副)トレーニング計画論
(副)スポーツ心理学Ⅰ
(副)スポーツ心理学Ⅱ
(副)スポーツ技術開発論Ⅰ
(副)スポーツ技術開発論Ⅱ
(副)スポーツ環境衛生学
(副)スポーツ栄養学
期間
単位数
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
前期
後期
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
配当
年次
1
1
1
1
1
1
2
2
2
2
備考
3.科目概要
【1年次配当科目】(2回生)
・スポーツバイオメカニクスⅠ
動作を観察したり、筋肉トレーニングやスキル(技術)トレーニングのプログラムを作成するに
は骨格筋のしくみや身体が発揮する力や身体が受ける力等を理解することが大切です。そこで、運
動に使われる骨格筋等の基礎解剖学やスポーツ力学の基礎を学び、運動動作を科学的に観察できる
ことをこの講義の目的とします。
・スポーツバイオメカニクスⅡ
近年スポーツ等を観察・記録するためにビデオカメラが用いられています。このビデオカメラを
用いた運動場面での専門的な運動動作の測定・分析手法や、得られたデータの応用方法について学
びます。この講義では、「スポーツバイオメカニクスⅠ」で学んだ知識を用いて授業をすすめてい
きます。
・スポーツ生理学
スポーツを科学的に観察するためにエンジンとしての筋肉系、酸素を摂取する呼吸器系、酸素等
を運搬する循環器系の働きを理解しておかなくてはなりません。これら身体運動における筋エネル
ギー代謝および循環・呼吸器系の生理を総合的に考察していきます。
11
・トレーニング計画論
トレーニングに伴う生体の変化を生理・生化学的視点から考察するとともに、トレーニング計画
を立案する上で、それらをいかに利用して実際のプロセスを設計するについての原理を考察します。
・スポーツ心理学Ⅰ
知覚−運動スキルの制御過程と運動の学習について考察します。あわせてスポーツゲームの中で
の戦術的行為のような知的活動の重要性についても、それらを捉える基本的な思考方法、分析手法
等の中から学んでいきます。
・スポーツ心理学Ⅱ
近年スポーツの現場では、
「あがり」対策といったメンタルトレーニングが普及してきています。
これらのトレーニング方法を紹介し、これらのトレーニング方法の原理や動機付け理論について考
察します。
【2年次配当科目】(3回生以上)
・スポーツ技術開発論Ⅰ
スポーツ技術、スポーツ科学の位置をスポーツの全体的構造の中で明らかにし、競技力向上・発
展の原理およびスポーツ科学の現代的な到達点を考察します。あわせてそれらがいかにスポーツの
戦術・戦略に組み込まれているかについても考察します。
・スポーツ技術開発論Ⅱ
スポーツ技術の発展史をモデルに、近代以降のスポーツ技術の開発・発展過程を共通に捉える視
点・方法について考察します。特に、スポーツ用具、設備などの革新によってどのように競技の仕
方が変わっていくのかを具体的に見ながら、競技力向上のための基盤になる諸条件をさぐっていき
ます。
・スポーツ栄養学
日々厳しいトレーニングを行っても食事が粗末では半減してしまいます。そのためスポーツマン
やスポーツ活動を日課とする人は、食事(栄養)の取り方の基礎知識と、トレーニングと栄養の関
係について理解しなければなりません。特にトレーニングの目的(競技種目)にあった栄養の取り
方について学びます。
・スポーツ環境衛生学
環境の変化(猛暑等)によってトレーニング方法へ工夫を加えたりできる知識が重要です。スポー
ツマンの実生活、トレーニング・練習環境と自己管理能力に焦点をあて、特に暑さ・寒さの温度変
化による水分摂取方法、自己の体重のコントロール、さらには衣服の素材や機能などの重要性につ
いて、理論的に学びます。
12