※自由記述欄の主なご意見と、今後の幼稚園の取り組みです。 アンケート項目 教 ①お子様は,心も体も健康で,子 育 どもらしく成長していますか。 課 程 ・ 教 育 ②お子様は,先生と一緒に遊んだ 活 り生活したりすることなどを, 動 楽しく/うれしく感じています か。 ③お子様は,興味や関心のある遊 びに取り組むことや,友達と一 緒に遊ぶことなどを楽しみに登 園していますか。 ④お子様は,友達の思いに気付い たり,自分の気持ちに折り合い をつけたりしようとするように なってきていますか。 ⑤お子様は,動植物をかわいがっ たり,大切にしたりしようとす るようになってきていますか。 ⑥お子様は,感じたことや考えた ことなどを,言葉や身振りなど で表し,伝えようとするように なってきていますか。 ⑧幼稚園は,年齢(発達)や季節 に合った行事を設定しています か。 保護者の方の主なご意見 (〇は良い評価をいただいたもの ●は要望等) 教育課程 〇今回の評価アンケートで,園としての取組を明確に知ることができ た。4月に知ることができたら,日々意識することができ理解が深 まったと思う。具体的な目標に向けて取り組んでいたことが分かっ た。 〇季節や行事等を大切にした教育なのでよい。 〇動物ふれあい教室,植物の栽培,ウサギの飼育は,生きものに対す る優しさ,愛おしさ楽しみを学ぶことができている。 ●幼稚園教育のねらいや幼児期の特性,発達の筋道などが以前に比べ て見えづらく感じる。 ●教育時間・保育日数をもっと長く確保して欲しい。午前帰りが週2 回もあると(年少),子どもも幼稚園生活に満足できていない様子。 ●年長児は小学校での生活も見据え,もう少し集団で活動する時間が 増えてよいと思う。 ●個人の成長が分かるような機会がもっと欲しい。 ●個々で思い思いに過ごす時間だけでなく,集団で一体となってお遊 戯や歌,季節行事等をもっと行って欲しい。 ●家ではできない,いろいろな行事があり楽しめたが,もっとあると よい。 指導・教育活動 〇縄跳びやこま等,年齢に合った遊びを教えてもらえてありがたい。 〇遊びの中から友だちの気持ちに気付いたり,我慢したりすることは 園ならではと思う。 〇降園時に聞く先生の話から成長の過程がわかりうれしかった。 〇めいっぱい遊べる環境を子どもたちに与えてもらいありがたい。ト ラブルを起こしながらも毎日楽しみに登園している。 〇ちょっと危ないなと思うような遊びも見守ってもらうことにより, 遊びの幅も広がり楽しそうだった。 〇友だちとの接し方や意見の伝え方に悩んでいる娘に「~の言い方し てみたら?」とアドバイスしたり,他の遊びに目を向けさせたりし てもらい,心強い。 〇自ら経験することにより,多くのことを学んでいると実感している。 いろいろな遊びを通して徐々に友だちとかかわり合いをもったり, その中で自分の考えを少しずつではあるが伝えられるようになって きた。 〇生活の中で自分で考え行動する姿が目立ってきた。 〇一人一人の興味・関心を引き出す遊びを中心とした保育を重視した 教育活動を続けて欲しい。 〇押しつけでなく,子ども一人一人自由に自分を表現する事を見守っ てくれていることを嬉しく思う。 〇一人遊びを否定されることもなく,子どもが思い思いに伸び伸びと 遊んでいる様子に安心感を持つ。また集団での活動も無理なく取り -1- ⑪教職員は,協力して保育や行事 などに取り組んでいると思いま すか。 組んでいて良い成長をしていると感じる。 〇人間としてのコミュニケーション力や社会性の基礎部分が作られる 時間がたくさんもてたので良かった。たくさんの人格にも触れられ たと思う。 〇一人一人のペースを考えその子なりの表現を大切にしていることが 毎日の保育で良くわかる。 〇「その子らしさ」を遊びや集団生活の中から引き出してくれている ことがよく分かる。 ●年少は行事の数等ちょうどよい。もう少し本や歌に触れるとよい。 ●園長先生による「色」などの遊びをして欲しい。 ●畑での種まきや収穫等,よい経験だが,草むしりや育ちの悪いもの はどうすればよいかといった経験もさせたい。 ●広い園庭,自由な遊び,子どもはとても嬉しいと思うが,先生の数 が少し足りないと思う。 【今後の幼稚園の取組について】 〇幼稚園教育のねらいや幼児期の特性,発達の筋道等について,集会や「ふようつうしん」を通して,具体 的にお知らせしていきます。 〇教育時間については,子どもへの負担等についても考慮しながら検討していきます。 ○望ましい人間関係や,思考力や表現力の芽生えを養えるよう,直接的・具体的な体験を重視した保育に取 り組みます。 ○行事等については,幼児の発達や生活に適しているかどうかを検討し,計画し,実施していきます。 〇今後も指導計画の改善を図りながら,畑での活動や造形的な活動,絵本・歌等に親しむ活動等についてさ らに,充実したものになるように工夫していきます。 健 ⑦お子様は,自分の身長や体重, 康 かぜの予防など,自分の体や健 教 康について関心をもつようにな 育 ってきていますか。 に つ い ⑯幼稚園は,避難練習や保護者へ て の引き渡し等,地震・火災・不 審者侵入に対し安全対策を十分 にしていると思いますか。 〇保健指導は小さいながらも良く聞いているようで,成長が感じられ る。健康や体について興味を持っている様子が分かる。 〇いろいろな場面を想定しての避難練習を何度も実施しているので, 自然に身についていくと思う。 ●アレルギー対応について保護者との連携はしっかりできていると思 う。未だ弁当のおかずのとりかえっこについて時々耳にする。 ●水筒の持参を認めて欲しい。 ●安全ということで,子ども同士のトラブルによる暴力が不安で,心 配した。 ●頭,お腹は大事な所,蹴ったり,叩いたりしてはいけないという当 たり前のことを分かっていない子がいるように感じる。指導して欲 しい。 【今後の幼稚園の取組について】 ○本園には,幼稚園では数少ない養護教諭が配置されており,毎月の体重測定の際に健康に関する保健指導 をしたり,「げんき」や「ほけんだより」で健康に関する情報を発信しています。今後も,養護教諭の専 門性を生かし担任との連携を図りながら,自分の体も友だちの体も大切にできるよう,幼児の健康への関 心を高めていきます。 ○歯科衛生士や警察などの外部機関とも連携し,保健指導や安全指導を充実していきます。また,全保護者 の方に「りすの会①」に参加していただいたり,園での指導をご家庭にお伝えしたりして,保護者の方と 同一歩調で指導していきたいと思います。 ○給食やおやつを通して,幼児の食に対する関心を高めていきます。 ○危険回避能力を育てられるように,火災や地震,不審者といったケースを想定した避難練習を行って,非 -2- 常時の避難の仕方を身に付けたり,自分で考えて行動することで安全に対する意識を高めたりできるよう に援助していきます。 ○幼児が安全に伸び伸びと遊べるように,担任だけでなく全職員が連携して日々の保育にあたっていきます。 ○保護者への引き渡し練習は,万が一のときを想定して,緊急メールシステムを活用した練習を今後も行っ ていきます。 施 ⑨遊びを通して幼児期に必要な経 設 験を得られるよう,幼稚園には, ・ 遊具や用具,材料などの環境が 設 整っていると思いますか。 備 の 管 ⑩幼稚園は施設・設備の安全管理 理 がきちんと行われていると思い に ますか。 つ い て 〇夏の冷風機の導入で,安心して通わせることができた。 ●やりたいことを考えて活動できる時間に子どは大変満足していて, 有意義に過ごしている。その中で安全面に対する声がけをもう少し 増やして欲しい。 ●怪我に関する統計を基に,危険箇所を把握していると知り,少し安 心した。高い所に登れる場所では,見守るだけでなく,注意を促し てもらいたい。子どもにどんな怪我が多いのか発信してもらいたい。 ●暖かみのある園舎だが,トイレを直してもらいたい。 ●雰囲気の明るいトイレにして欲しい。 ●上履きのまま入れるトイレに改装して欲しい。 ●夏の水遊び後に水道水で体を洗うのは冷たいので,温水は使用でき るようにして欲しい。 ●弁当は,冬は冷たいし,夏は傷みが心配なので,年少・年中も給食 にして欲しい。 ●園舎の改築に関しては保護者の側からも要望したい。 【今後の幼稚園の取組について】 ○毎月の安全点検結果に基づき,修理等に速やかに取り組みます。 〇遊具の適切な使い方については,教職員間の連携を一層密にしながら,その都度,きちんと指導していき ます。年度始めに行う「園舎内・園庭等の約束」の確認もよろしくお願いいたします。 保 ⑫幼稚園は,保護者の皆様が相談 護 したいときに,話しやすい雰囲 者 気になっていますか。 と の 連 携 ⑬幼稚園は,降園時や学年・学級 に 集会における担任の話,通信な つ どにより,お子様の成長・発達 い の状況や,遊びの様子が分かる て ようにしていますか。 〇園の教育活動が詳しく分かり,充実した園生活が送れるよう見守り たい。 〇保育参加や保育参観,遠足の引率等を経験し,子どもの育ちの状況 を理解できた。また先生方の指導の様子を見て子育てに必要なこと を学んだ。 ●2学期あるいは3学期にも,個人面談があるとよい。 ●園での様子を「ふようつうしん」で知ることができてよい。学年ご との通信があるとさらによい。 ●降園時やおたより等から園で何を行っているか分かるが,自分の子 がどのように過ごしているのか園での様子を,ごくたまに文章等で 伝えて欲しい。 ●「ふようつうしん」には様々な注意点が書かれているが,読まれて ⑭幼稚園は,保育参加や保育参観, ない方がいるのか,当たり前のことが当たり前に行われていない場 学年・学級集会,通信などを通 面を多々見かける。遅刻をしない,子どもから目を離さない等。 して,幼稚園教育のねらいや幼 ●小学校へ向けて少しずつ準備(心,態度)ができるよう親子共に学 児期の特性,発達の道筋などが ぶ機会が欲しい。 分かるようにしていますか。 ●欠席,遅刻等の電話連絡の時間帯をもう少し長くして欲しい。 ●子ども同士のトラブルがあった場合,双方の親を交えて先生から説 ⑮幼稚園は, 「保健だより」や「げ 明をし,その場で解決してもらいたい。 んき」,降園時の話などを通し PTA 活動 て,健康に関する情報を伝えて ●親子で遊ぶ日を,再開してもらいたい。 いますか。 ●クリスマスコンサートのようなものをもっと増やして欲しい。 -3- ●お買い物まつりを楽しみにしていたので,再開して欲しい。 【今後の幼稚園の取組について】 ○保育参加が子育て支援につながるという考えのもと,打合せや振り返りを含めて,一層の充実を目指しま す。 ○降園時に保護者の方と担任とが声を掛け合える時間や雰囲気をつくっていきたいと思います。担任は降園 後,保育室におりますので,声をかけてください。 ○相談したいことをお知らせメモを使ってお伝えいただければ,こちらから声をかけて,直接話ができるよ うにします。家庭と園とが連携協力してお子様の育ちを支えていきたいと思います。 〇お子様の様子について保護者の方とお話しができる時間を更に生み出せるかどうか,検討していきます。 〇欠席,遅刻等の電話連絡の時間帯は,養護教諭が必ず待機している時間となっています。 ○PTA活動については,本部役員を中心に行事等の在り方について検討を重ねていく予定です。 研 究 に つ い て 〇熱心に研究が行われている環境の中で園児達が見守られていることを大変ありがたく思う。週1回全教員 で分析・考察というのは大変ありがたい。 〇前年度の研究について幼稚園の HP で見ることもできるので保護者としても勉強になる。 〇日々の保育に生かしてくれていることはすごく感じている。 〇「自分を出すって面白い!?」とてもよいテーマで,自分なりの表現を見て頂けるとよい。 〇自分達の子どもの保育記録等が指導計画の改善につながるとしたら大変嬉しく思う。 ●研究の内容について保護者にフィードバックしてもらいたい。「研究レポート」のようなものを発行して もらいたい。研究内容を聞く機会が欲しい。 ●研究の成果がどういったものか,内容を教えて欲しい。公開研究会等ででた他の幼稚園の先生方の意見が 聞きたい。 ●コミュ二ケ-ションを身に付けさせる研究に重点を置くべきではないか。 ●もっと子どもに色々なことをさせて頂きたい。年中,年長児には,社会的な規範,礼儀,ルールなどを適 切に教えて頂きたい。 【今後の幼稚園の取組について】 〇園の研究で得られたものを毎日の保育の充実・改善に生かしていきます。 〇研究については,保護者の皆様に「ふようつうしん」等で伝えていくことを考えています 実 習 に つ い て 〇大学生のお兄さん・お姉さんと触れ合える教育実習はよい刺激になり,一緒に遊べると楽しみにしている。 〇先生方とは異なる立場の大人と触れ合える良い機会だと思う。実習生のことを家庭でよく話す。子どもに とって大変貴重な機会だと思う。 〇実習生が真摯に取り組んでいる様子が伝わる。実習生一人一人が堂々としており,降園時のあいさつも素 晴らしい。 〇新しい環境になり,遊びもふくらむようなので,継続して欲しい。子どもたちの思いやエネルギーを吸収 して実習中にたくさんの「思い」を感じて欲しい。 〇年齢に応じ特性を生かした教育を行っているので,教育実習の場としても良いと思う。実際の現場で子ど もたちと接することによって得られることが大きいと思う。 〇教育学部附属幼稚園としての役割を果たしていると思う。 〇実習期間中ならではの新しい発見や感情を子どもたちが経験できればと思う。 〇「ふようつうしん」に実習生の名前を載せたり,初日に自己紹介したりするのはとてもよい。子どもは名 前をよく覚えないので。 ●普段はやらないような活動,例えば絵の具を使ったり,楽器を使ったりするような,人手が必要なこと等 を取り入れて欲しい。 ●もっと人数が多くてもいいと思う。遠慮せずに,もっと子どもたちと接して欲しい。 ●実習や研究保育から,幼児教育への理解を深めて欲しい。 -4- 【今後の幼稚園の取組について】 ○教育実習の充実だけに限らず,体験的科目やインターンシップなど学生の指導に,一層力を入れていきま す。 ○学生が,研究や実習,体験の場として幼稚園を活用していくよう,大学に働きかけます。2年生の観察実 習については,引き続き学部に要望していきます。 学 部 と の 連 携 等 に つ い て 〇大学と連携できることが大きな特徴だと考えるので更に連携を強めて欲しい。実習生,小学校,特別支援 学校,中学等と交流でき,子どもによい影響を与えると思う。 〇音楽科学生と連携してのクリスマスコンサートは,とてもよい。続けて欲しい。 ●園の設備について気に掛けて欲しい。 ●クリスマスコンサート以外にも共同の行事があるとよい。 ●実習生,小学校,特別支援学校,中学等と交流する活動がもっと多いと,子どもの興味が広がると思う。 ●実習や研究保育からも,幼児教育への理解を深めて欲しい。 ●社会人や子育て経験者を入学させ,多様な考え方や知識をもった人に接する機会を増やして欲しい。 ●人が人を教え育てていく中で形式的,マニュアル通り重視の教師が育つことのないよう願いたい。 【今後の幼稚園の取組について】 ○教育実習中は,全ての実習生に対して担当の学部教員が,保育参観をし,その研究会に出席をしています。 今後も,学生が幼稚園教育について知る機会が増えるよう,体験的科目やインターンシップへの参加をこ れまで以上に働きかけていきます。 〇行事等で学部教員や学生に協力していただくことで,学部とのかかわりをより強めていきます。また,今 後も大学での公開講座等について掲示してご案内していきます。 ○園舎改修を含めた施設・設備の充実などについては,今後も学部と綿密な連絡をとっていきます。 -5-
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