旅行通信 - 航空新聞社

旅 行 通 信 2 0 0 8 年10月27日 号 (月曜 日 ) 第 4 911号 ( 毎 週 月 − 金 曜 発 行 、 祝 日 休 刊 )
1983年(昭和58年)8月創刊
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旅行通信
【トップニュース】
★インハウス連合会、IATA・JAL・ANAに改善を要望
完全eチケット化で旅行会社の負担増が拡大
業務渡航を中心にインハウスの旅行会社15社で構成するイン
ハウス連合会はこのほど、去る6月から国際航空券の完全eチ
ケット化が実施されたが、逆に航空会社やGDS各社のシステム
の遅れにより、旅行会社の負担が増しているとして、国際航空
運送協会(IATA)、日本航空(JAL)、全日空(ANA)に対
して改善を求める要望書を提出した。
IATAに対する要望は6項目。まず第1に、eチケットの変更
処理、とくに交換発行、リバリデーションなどが航空会社毎に
異なっており、旅行者、旅行会社に混乱が起こっているとし、
各航空会社のeチケット処理ルールの統一を求めている。
第2に、複数航空会社を利用する航空券の変更時の対応とし
て、プレート航空会社は全便のハンドリングが可能となる制
度・システムの確立を要望した。
第3に、IATAのルールでは「交換発行する場合、ETRス
テータスが<OPEN>のクーポン番号をすべて指定しないと
行えない。航空会社は72時間以内に<USED>に変更しなけ
ればならない」とある。この規定によると、業務渡航など
で各都市を日々移動している渡航者の旅程変更に対応でき
ないため、航空会社は搭乗6 時間以内にステータスを
<USED>にするなどの速やかな変更処理に対応できるよう
ルールの変更を求めた。
第4に、交換発行を旅行会社で実施して差額(返金)が生じ
た場合、返金額のvMPDを旅行会社側で発行し、さらに払戻請
求(オートリファンド)を航空会社に行うことは二度手間であ
り、MPDは航空会社側で発行し、vMPDの発行が払戻請求を兼
ねるなどの事務処理手続の簡素化を要望した。
第5に、CRS・GDSのeチケット利用条件、発券データの保
存方式と保存期間、eチケットお客様控えの様式などの統一、
第6に、IATAのBSP LINKヘルプデスク機能の体制確立を要望
した。
代行発券の間際化、払戻手数料廃止など求める
一方、JAL、ANAに対しては、共通項目として6項目を挙げ
た。まず第1は、9月18日現在、インターライン契約数がJAL77
社、ANA91社と外航他社と比べてあまりに少なく、早急にイ
ンターライン契約者数の拡大を要望。とくに、現状はアグリー
メントがないために別冊航空券の発行を余儀なくされることが
多く、航空運賃の増額、発券担当者の負担が増していることを
強調した。
第2に、インハウス旅行会社を主たる対象としてeチケットに
対する予約変更や交換発行の専用相談デスクの設置を要望し
た。
第3に、出発済みの顧客に対する24時間対応の専用デスクの
設置を要望した。旅行会社の時間外、休日に顧客が予約変更や
それに伴うeチケット処理を相談できる窓口が必要としてい
る。
(1)
Wing Travel Daily
発行所
航空新聞社:日刊旅行通信編集部編
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第4に、代行発券は業務渡航の場合、旅程確定が出発間際に
なるケースが多い(とくに週末金曜日)ため、出発5時前ま
で、遅くとも前日午後5時までの受付が可能となる体制整備を
要望した。
第5に、eチケットの<YY-OPEN>の発券が可能となる仕組
みを検討するよう求めた。これには、CRS・GDS各社の改善
が必要だが、これに対する航空会社からの働きかけを要望し
た。
第6に、週末から週中に、ビジネスクラスからエコノミー
クラスへのダウングレードなど、旅行会社側で料金減額の
変更処理をする場合、交換発行で料金差額のMPDを発行す
るのではなく、eチケットレコードに当該変更処理情報を入
れること。また、リファンドでもそれが可能となるように
要望した。
第7に、交換発行、差額処理、払戻請求作業をすべて旅行会
社が行っているにもかかわらず、航空会社が払戻手数料を1000
円徴収している実態を指摘、払戻手数料の廃止を求めた。
さらに、ANAへの要望として、予約変更に伴うリバリデー
ション作業や交換発行をANAで処理するよう要望した。旅行会
社がその作業が行う場合は、ハンドリングフィーを求めるとし
た。
インハウス連合会では、完全eチケット化は「航空会社のみ
がメリットを享受し、旅行会社のみに負担を掛けるものではな
く、双方がメリットとデメリットを分け合うべき」として、今
回の要望書の提出に踏み切ったとしている。
インハウス連合会に加盟する15社は以下の通り。
▼東レ・トラベル
▼ブリヂストンビジネスサービス
▼JFEライフ(JFEトラベル)
▼日産クリエイティブサービス
▼ホンダ開発(ホンダトラベルサービス)
▼MHIツーリスト
▼ティ・エフ・アイ
▼テック航空サービス
▼サミット・エアー・サービス
▼ビジネス・トリップ・インターナショナル
▼NTTトラベルサービス
▼双日ツーリスト
▼メルコトラベル
▼アローヘッド・インターナショナル
▼アルプス・トラベル・サービス
★燃油費は主要原価、本来は本体運賃で収受すべき
ANA、JATAへの回答書で基本スタンスを明示
本紙10月23日号で既報の通り、全日空(ANA)は10月22
日、日本旅行業協会(JATA)に対し、燃油サーチャージ問題
解決のための要望書への回答を発出したが、JATAは10月24日
付で速報を発出し、この回答書の内容を会員に対して通知し
た。
既報の通り、JATAは去る5月7日付で、日本に乗り入れる航
空会社約60社に対し、燃油サーチャージ込みの旅行商品造成用
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運賃(新IT運賃)を遅くとも2009年上期の商品に対して設定す
ることなど、大きく4項目を要望していたが、今回の回答書は
これに対するもの。
今回、ANAは、「燃油サーチャージ問題解決のための要望へ
の回答について」と題する書面の中で、同社の基本的な考え方
として、「燃油費は主要な原価のひとつであり、本来であれば
その対価は本体運賃で収受すべきであるとの当社の考え方は従
来どおり」として、本来であれば燃油サーチャージとして別途
徴収するのではなく、運賃本体で収受するのが本筋、との基本
認識を示した。
ただ、ここ数年のように、燃油価格が「乱高下」する環境下
では、「機動性を特徴とする燃油特別付加運賃(燃油サー
チャージ)を設定している意義も小さくないと認識している」
として、特別な事態であることに理解を求めた。
また一方で、燃油サーチャージの分かりにくさ等について、
利用者から多くの意見が寄せられている状況も認識していると
し、「『燃油関連費用の増加分を利用者の皆様に公平にご負担
いただく』との運賃の主旨を損なわない範囲で、利用者の皆様
の混乱を回避するような施策を講じていく重要性についても認
識している」とした。
IT運賃+燃油サ見込額=ネット総額で価格交渉
発券時に燃油サ変動も、ネット総額変えず
その上で、2009年度上期の旅行商品への燃油サーチャージ
の適用については、こうした考え方に基づき、個別旅行会社の
要望に応じて、従来の取り扱い(燃油サーチャージの別途徴収
方式)に加えて、新たな取り扱い(総額表示に対応した方式)
を「選択可能」とする。
適用対象となるのは、原則として、①2009年4月1日発券分
以降に適用される燃油サーチャージが決定する前に発売を開始
する募集型企画旅行商品、②発売開始後に燃油サーチャージが
変更となる可能性のある募集型企画旅行商品−−を対象とする
こととし、具体的な適用対象商品の特定は、ANAと各旅行会社
の間で個別に決定することとした。
具体的な運用方法については、まず原則として従来通
り、IT運賃を燃油サーチャージの適用対象とする方針を明
示した。その上で、旅行会社・航空会社間では、対象旅行
商品の造成に先立ち、従来のITネット額に燃油サーチャー
ジ見込額を加えた「ネット総額」での価格交渉を行う。い
わば、新IT運賃を設定するのではなく、IT運賃と燃油サー
チャージの合算によるネット総額で価格交渉を行うことを
明示している。
実際に航空券を発券する際は、発券日に適用となる燃油サー
チャージ、および既に決定したネット総額から燃油サーチャー
ジを差し引いた額をIT運賃額として適用。これにより、原則と
して半期毎に設定した「ネット総額」は、その後実際に適用さ
れる燃油サーチャージと見込額との間に差異が生じた場合で
も、変更しないとしている(価格決定方式の詳細については、
本紙10月23日で詳報済みのため、そちらを参照)。
なお、運用にあたっては、各旅行会社とANAとの間で、本件
運用に係る詳細を定め、契約を締結するとしている。
今回の措置による効果について、ANAは、燃油サーチャージ
を含んだ旅行商品の総額が明確になるとともに、商品発売後の
価格変動がなく、一定価格での商品提供が可能となることか
ら、旅行会社に対する利用者からの「不信感の払拭」が可能と
なるほか、「旅行代金徴収時の摩擦や負荷の低減につながる」
としている。
(2)
ANAの日本発着国際線、10月1日から表示変更
運賃+燃油サ+航空保険の合算に「順次移行」
一方、JATAは去る5月7日付けの要望書で、「公示運賃にか
かる措置」として、運賃とサーチャージのアンバランス是正
や、燃油サーチャージを上乗せした「総額表示」の実施を要望
していた。また、旅行会社の代行徴収に対する「対価」を支払
うよう引き続き要望していた。
これに対してANAは、「当社においては、各種運賃の告知に
おいて、当社運航便の日本発着国際線区間における燃油特別付
加運賃および航空保険特別料金を加算した総額表示に順次移行
中」として、利用者から見た分かりやすさの観点から、「引き
続き改善を進める」としている。
ANAは去る10月1日より、同社ホームページにおける国際線
運賃の表示方法を変更。空席照会および予約時の国際線の運賃
表示について、運賃+燃油サーチャージ+航空保険特別料金の
合算値による表示に変更している。
一方で、公示運賃にかかる燃油サーチャージの代行徴収に対
する「対価」については、「手数料の対象とはしない」との取
り扱いに変更はないとした。
また、JATAが要望していた「幼児」に対する燃油サー
チャージの廃止については、去る7月1日発券分より、座席を利
用しない2歳未満の幼児を燃油サーチャージの対象外としたと
回答した。
最後に、広報・周知方法の改善については、ANAの国際線運
賃の表示方法を合算値に順次移行中であるなど、周知方法の改
善を行っているとして、引き続き利用者の理解促進に努めると
回答した。
【旅行関連】
★都市総合力ランキング、東京は世界で第4位
森財団が調査、「観光客」評価は23位と低く
世界主要都市の総合力ランキングで、トップ3を占めた
ニューヨーク、ロンドン、パリに続き、東京が第4位にランク
イン−−。森記念財団 都市戦略研究所(所長:竹中平蔵氏)
が世界の主要都市を対象に、都市の総合力を評価する日本初の
都市総合力ランキング「Global Power City Index」(GPCI)
で、こんな結果が明らかになった。
ただし、トップ3の都市には点差でかなりの開きがあるほ
か、「経営者」や「観光客」にとっての評価はアジアの中でも
低いとして、ビジネスや観光を取り巻く環境の改善が必要と提
言している。
この調査は、都市の力を表す主要5分野として、「経済」
「研究・開発」「交流・文化」「居住・環境」「空間・アクセ
ス」と、都市活動のアクターである「経営者」「研究者」
「アーティスト」「観光客」「生活者」に基づき、これらの指
標のマトリックスから、複眼的に都市の総合力を評価したも
の。
このうち、「交流・文化」の指標の中に、交流や食事・買い
物、観光資源、受入態勢、芸術など、いわば観光的要素を含む
13指標が盛り込まれている。また、「観光客」の指標には、街
の雰囲気や安全、観光の対象の存在、宿泊施設、料理、買い
物、目的地までの移動の利便性など、25指標が盛り込まれてい
る。
総合ランキングのトップ10をみると、1位ニューヨーク、2
位ロンドン、3位パリ、4位東京、5位ウィーン、6位ベルリ
ン、7位アムステルダム、8位ボストン、9位ロサンゼルス、10
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位トロントの順。
アジアの都市では、シンガポールが11位、ソウルが13位、
香港が17位、クアラルンプールが24位、上海が25位、台北が
26位、北京が28位、バンコクが29位などとなっており、アジ
ア各都市は経済成長が著しいものの、総合力の観点ではまだ成
長途上にあるとしている。
「観光客」評価トップ3はロンドン・NY・パリ
アジアでは香港8位、シンガポール14位など
分野別のトップ5をみると、観光に関係の深い「交流・文
化」では、1位ロンドン、2位パリ、3位ニューヨーク、4位
ウィーン、5位ベルリンの順で、日本は14位に留まった。アジ
アの主要都市も、北京が15位、香港が16位、ソウルが19位、
上海が20位、シンガポールが21位と低位にあり、欧米各都市
が上位を占めている。
また、アクター別のうち「観光客」のトップ5をみると、1位
ロンドン、2位ニューヨーク、3位パリ、4位ボストン、5位
ウィーンの順で、東京は23位に留まった。アジア主要都市で
は、香港が8位にランクインしたほか、シンガポールが14位、
ソウルが22位、上海が24位、北京が25位などとなっており、
香港、シンガポール、ソウルが東京より上位にランクインして
いる。
東京についてみると、分野別では「交流・文化」と「空間・
アクセス」がトップ3都市と比較して著しく劣っているほか、
アクター別では、「経営者」と「観光客」にとっての評価が大
きく引き離されているとした。
このうち、東京の「観光客」の評価では、「街の雰囲気」で
はニューヨーク並みの評価が得られたほか、「安全」について
もパリ並みの評価が得られた一方で、「観光の対象の存在」
や、「宿泊施設」、「目的地までの移動の利便性」などの評価
が低く、全体のスコアを押し下げた。
このため、東京を「観光客」にとって魅力的な都市とするた
めには、ハイクラスホテルの充実や、魅力的な観光資源を充実
させるなど、観光を取り巻く環境の改善が必要と指摘してい
る。
★貸会議室運営のTKP、第2種旅行業を取得
会議室手配から宿泊手配までを一括サポート
貸会議室の運営を手掛けるティーケーピーは、会議室手配か
ら宿泊施設の手配までを一括サポートするため、第2種旅行業
登録を取得した。同社は、企業向けのポータルサイト「貸会議
室ネット」や「研修ネット」を手掛けており、今後、研修サー
ビスや宿泊手配などを盛り込んだオリジナルパッケージの旅行
企画などを発売する予定。取得したのは、東京都知事登録旅行
業第2-6096号。
TKPは、首都圏の東京・横浜をはじめ、札幌から九州まで、
全国で371室の貸会議室を運営している。また、大規模貸会議
室の集積施設であるビジネスセンターも19施設ある。
とくに「研修」での利用ニーズは高く、企業の人事担当者
は、会場手配から研修講師の派遣、研修参加者等の宿泊施設手
配など、煩雑な準備を行っている。今回、TKPは第2種旅行業
を取得したことで、会議室手配から宿泊施設手配まで、ワンス
トップで手配を行える体制を整えたことで、人事担当者の労力
軽減につながるとしている。
これを受け、今後は「研修ネット」のコンテンツを拡充。新
入社員研修と会場手配を合わせたパッケージの販売をはじめ、
様々なニーズに応じたオリジナルパッケージの旅行企画や研
(3)
修施設の運営なども行っていく予定だ。
※URL=「貸会議室ネット」
http://www.kashikaigishitsu.net/
※URL=「研修ネット」
http://www.tkpkenshu.net/
★KNT、香港競馬の国際レース観戦ツアー発売
近畿日本ツーリスト(KNT)は、香港で開催される格式の高
い競馬レース「香港国際レース」を観戦する新商品「キャセイ
パシフィック航空で行く キャセイパシフィック香港国際レー
ス2008 4日間」をホリデイから発売した。同レースは、毎年12
月第二日曜日に、香港・沙田競馬場で開催されるもの。1日に
4つの国際G1レースが行われ、世界トップクラスの競走馬、調
教師、騎手が集まるレースとして人気を集めている。
ツアーでは、香港国際レースの観戦にシルバーチケットを準
備し、グランドスタンド2の3階にあるレジェンド席で観戦す
る。観戦しながら、ビュッフェ形式の食事やハウスワイン、
ビールなどが楽しめる。また、旅程2日目の自由行動を、追加
代金不要で「香港終日市内観光(昼食付)」とすることも可
能。
出発日は12月12日。添乗員は同行しないが、ホリデイ係員
(日本語ガイド)が付く。旅行代金は、8万3800円〜10万
4800円(2名1室利用)。なお、燃油サーチャージ目安額は
6400円。
★クルーズアドバイザー講習、今年度550人が合格
受験者数は前年より95人の減少、合格率72.0%
クルーズアドバイザー認定委員会は、平成20年度クルーズ・
コンサルタント(C.C)資格認定研修および終了試験を東京、
神戸、福岡の3都市で実施し、その実施結果を発表した。
今年は、受験者数が3会場合計で764人、そのうち合格者数
は550人だった。合格率は72.0%、男女別では男性185人、女
性365人が新たにC.C資格を取得した。旅行会社別では、JTB
が最多で217人、次いでクラブツーリズムの57人、KNT・KNT
ツーリストが46人など。受験者数は前年より95人の減少、合
格率も1.6ポイント減だった。
これにより、平成15年の第1回講習からの累計合格者数は
2228人となっている。今年度の旅行会社別合格者数上位10社
は以下の通り。
▼JTB=217人
▼クラブツーリズム=547人
▼KNT・KNTツーリスト=46人
▼JTBトラベランド=44人
▼PTS・PTSトラベルナビ=39人
▼読売旅行=31人
▼日本旅行=25人
▼日本旅行OMCトラベル=10人
▼阪急交通社=10人
▼JCBトラベル=8人
★ジャルパック、グアムの動画コンテンツを更新
ジャルパックは、同社ホームページ内で展開している動画
「ジャルパック チャンネル」で、グアム旅行の動画コンテン
ツをリニューアルした。今回は、子連れ海外旅行の楽しみ方を
臨場感あふれる動画で紹介、モデルを利用した撮影を行い、現
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地で子供との楽しみ方や過ごし方を確認できるようにしてい
る。コンテンツでは、0〜2歳未満の「いっしょにベビちゃん」
シリーズのほか、2歳〜小学生くらいまでの「おでかけママ★
キッズ」シリーズを掲載している。
※ジャルパックチャンネルURL=http://www.jalpak.co.jp/
jalpakchannel/index.html
【航空関連】
★日仏協議、深夜早朝枠活用し羽田−パリ線実現
パリ−関空線を14便/週に拡大、成田A380投入も
日本とフランス航空協議が、去る22日と23日に都内で開催
された。今回の当局間協議で、羽田深夜早朝枠を活用した羽
田ーパリ直行便が実現した。さらに、成田空港に、エールフラ
ンスによるA380型機乗り入れを許可している。
航空局によると、羽田−パリ間直行便は、2010年10月に供
用を予定している羽田D滑走路供用開始後に実施される。日仏
双方に、1日1便づつの運航を認めた。羽田−欧州間の深夜早朝
便実現は、今回が初めて。
また、エールフランスが関空線を増強できるよう、パリ−関
空線輸送力を増強。エールフランス側で計画している2011年
夏期以降における14便/週に対応できるよう、現行の7便/週か
ら14便/週まで拡大することを認めた。
さらに、日・仏間企業のコードシェア制限を撤廃。また、第
3国企業とのコードシェアも拡大している。
航空局、各国航空協議推移をまとめる
航空局は24日、フランスとの航空協議で羽田空港の第4滑走
路供用開始後の深夜早朝便時間帯の運航が双方1日1便の運航が
可能となったことに関連して、2010年の成田、羽田空港の増
枠などに関する国際航空交渉の進展状況を発表した。
それによると、航空局は、羽田空港の2010年10月以降年間
約3万回の国際定期便を実現させ、いわゆる羽田に相応しい路
線として近距離国際線で活用。また、深夜時間帯は年間3万回
の国際定期便を就航させ、23時〜翌6時の間は成田空港が騒音
問題で閉鎖されるため欧米を含む世界主要都市に就航すること
を可能にする。これにより、首都圏全体の国際航空機能24時間
化を実現させることにしており、各国との航空交渉を本格化さ
せている。
交渉は来年夏に向けて終了させる方向で進められており、こ
れまでの交渉経緯としては、成田空港に関しては、ドイツ、ベ
トナム、インド、オーストリア、カタール、フィンランド、ス
カンジナビア三国、シンガポールとの間で輸送力に拡大等で合
意。
一方、羽田空港に関しては、昼間時間帯で韓国と、羽田ーソ
ウル間及び羽田ー釜山間での国際定期便の開設について合意し
た。
深夜早朝時間帯ではマレーシア、韓国、シンガポール及びフ
ランス間で国際定期便開設に合意しているが、欧州路線として
は今回のフランスが初めて。また、アジアゲートウェイ構想に
基づく航空自由化は、現在までに韓国、タイ、マカオ、香港、
ベトナム、マレーシア及びシンガポールの7ヵ国・地域との間
で合意済み。中国との間も日本側から航空自由化を提案してい
るが、現在のところ合意していないが、協議は継続していると
いう。
(4)
★関空冬期スケ、過去最高の昨年冬介を19便下回る
08夏スケ比でも22便減、米国線減少は燃油高騰で苦境に
関西国際空港会社(関空会社)の平野忠邦副社長は24日の記
者会見で、関空の冬スケジュール(10月26日〜3月28日)は、
過去最高を記録した昨年冬スケジュール779便に比べて、今年
は760便/週となり19便下回ることを明らかにした。一方、08
夏期スケジュールと比較した場合、前期が782便だったが、今
回の冬スケジュールでは760便と22便下回ることになった。
冬スケジュールでは、来る11月20日にフィリピンのセブパ
シフィック航空がマニラ−関空線を3便/週(火・木・日)を運
航するほか、フィリピン航空が関空−セブ線、大韓航空が関空
−グアム線、アシアナ航空が関空−サイパン線に新規就航す
る。さらに、フィリピン航空のマニラ線およびJALのハノイ
線、杭州線はデイリー化される。また、JALの上海線、仁川線
が増便する。
平野副社長は新規就航することになったセブパシフィック航
空が、販売チャンネルをインターネットを中心に販売していく
ことを方針としているとしつつ、「ジェットスターがネット
エージェントを使って日本市場にすでに参入している。利用者
もなじみがでているのではないか」とコメントした。
一方、減便したノースウエスト航空のデトロイト線、エア・
カナダのバンクーバー線などについては「北米路線はいずれも
85%以上のロードファクターを誇っている。なんとか維持して
いただきたい」(平野副社長)としており、原油価格高騰で航
空界全体の体力が弱まってきているなか、景気後退の影響は深
刻で、高いロードファクターを誇る路線においても非常に苦し
い状況にあることを明らかにした。
また、上半期の運営状況については、乗入便数は前年比6%
増の184.3便、そのうち国内線は3%増の111.5便、国内線は11
%増の72.8便となった。
旅客数については、外国人旅客が上半期としては過去最高の
数字を記録したものの、日本人旅客は前年比11%の大幅減など
が影響して3%減の820万941人となった。通過旅客は49%増、
国内線旅客は3%増だった。
関空では、10月24-26日の間に関西の経済界・自治体が中国
湖北省武漢に訪れ交流する「関空DAY IN 中国」を開催した
が、この活動はビジット・ワールド・キャンペーンの一環であ
ると同時に関西圏の自治体が一体になってインバウンド増加を
目指す運動のひとつでもある。
伊丹空港は国営、神戸空港は市営、また関空は関西国際空港
会社が運営しているが、どのような格好で3空港が一体運動を
展開していくかについて平野副社長は「経済界、自治体が一体
化を進めている途中であり、年度内には具体例を出したい」
と、年度内に形を示す方針を明らかにした。
なお、08夏ダイヤと08冬ダイヤにおける航空会社の便数増
減は以下の通り。
▼日本航空=17便増(上海7便増、ソウル7便増、青島4便
減、杭州4便、ハノイ3便)
▼全日空=14便減(貨物便)
▼ANA&JPエキスプレス=2便減(貨物便)
▼日本貨物航空=7便減(貨物便)
▼ノースウェスト航空=4便減(デトロイト2便減、台北2便
減)
▼ポーラーエアカーゴ=5便減(貨物便)
▼エアカナダ=7便減(バンクーバー7便減)
▼エアタヒチヌイ=1便減(パペーテ1便減)
▼フィンランド航空=2便減(ヘルシンキ2便減)
▼ウラジオストク航空=2便減(ウラジオストク2便減)
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▼エジプト航空=1便増(カイロ1便減、ルクソール2便増)
▼アシアナ航空=4便減(仁川4便減)
▼中国国際貨運航空=4便増(貨物便4便増)
▼キャセイパシフィック航空=1便増(貨物便1便増)
▼ドラゴンエア=1便減(貨物便1便減)
▼エバー航空=1便減(貨物便1便減)
▼フィリピン航空=4便増(セブ2便増、マニラ2便増)
▼セブパシフィック航空=3便増(マニラ3便増)
▼シンガポール航空=5便減(シンガポール5便減)
▼ジェットスター航空=2便増(ケアンズ2便増)
▼ニュージーランド航空=1便増(オークランド1便減、クラ
イストチャーチ2便増)
★ANZ、「大人の初体験」キャンペーンをスタート
1万円のクーポン配布、4つのテーマでNZ旅行を提案
ニュージーランド航空(ANZ)は10月24日より、新キャン
ペーン「大人の初体験」を開始した。ニュージーランドの豊か
な自然や体験型素材を紹介し、大人が忘れかけていた“初体
験”のときめきが得られることをアピールしていく。キャン
ペーンでは来年1月1日〜3月末までの期間中、ANZを利用する
と次回の旅行が1万円割引になるクーポン券のプレゼントキャ
ンペーンを実施する。クーポンはキャンペーン協賛旅行会社で
配布し、利用可能期間は来年4月1日〜9月末まで。また、専用
ウェブサイトも開設している。
キャンペーンでは体験素材の具体例として、「憧れの南十字
星を観る」、「静寂の氷河の世界に立つ」、「野生のペンギンに
出会う」、「原生林で巨木に触れる」−−の4つのテーマを紹
介。それぞれ、日本では体験できないことをアピールし、大人
が感動できる初体験を訴求する。キャンペーンを通じ、ベスト
シーズンを迎える夏のニュージーランド旅行を提案していく。
また、エア・ニュージーランド・ホリデイズより、キャン
ペーンに連動したオリジナルツアーも展開する。
そのほか、「大人の初体験」キャンペーンと並行して、ANZ
のEメール会員登録と航空券のオンライン予約で、航空券代金
が約3%割引になるプロモーションも実施している。
※ANZ「大人の初体験」特設サイト=http://www.nzsummer.com/
環境先進性をメディア向けに紹介、露出向上へ
前田美波里さん「水も空気もおいしい国」
一方、ニュージーランド政府観光局とニュージーランド航空
は、雑誌、新聞、テレビなどのメディア関係者を招いた懇親会
を10月24日に開催し、冒頭挨拶でニュージーランド政観の
ジェイソン・ヒル日本局長は、「ニュージーランドは環境保全
先進国。いまや環境に対し、議論する時ではなく実行する時期
に来ている。観光局としても、今後、ニュージーランドが自然
と共存できる国であることを広くアピールしていく」と基本方
針を示し、今後、環境をテーマにしたメディア露出の向上に取
り組む方針を示した。
既報の通り、同観光局とJTB、ニュージーランド航空の3者
は共同で、環境配慮型ツアーとしてエコ活動に参加できるパッ
ケージ商品を開発、海外旅行と環境保全が両立できる、新しい
旅行スタイルとして提案を開始した。
観光局としても、ニュージーランドの環境先進性を旅行素材
とすることで、新しい旅行者層の開拓につなげたい考え。
また、24日の懇親会では、観光局が初代オピニオンリーダー
(5)
として任命する女優の前田美波里さん(写
真)がミニトークを行い、自身がニュー
ジーランドへ渡航した経験を語った。前田
さんはニュージーランドで最も印象に残っ
ている体験として、「予想もしなかったほ
ど食事がおいしかったこと」を挙げ、
「サーモンやムール貝などの魚介類や、ワ
インの味は忘れられない」と語った。
また、「とにかく水も空気もおいしい。
空気ににおいがするような感じ」と表現、自然の美しさが強烈
に印象に残ったと話す。
さらに日本人旅行者への期待として、「団塊世代をはじめ、
とくに時間とお金にゆとりのあるシニア層の人に、ぜひ1週間
や10日間くらいのゆったりした旅を楽しんでもらいたい」と話
し、メディア露出でも長期滞在の魅力を紹介してもらいたいと
呼びかけた。
★マニラ−関空、11月20日から運航へ
セブパシフィック航空の経営許可
航空局は24日付でフィリピンのセブパシフィック航空の外国
人国際航空輸送事業の経営許可した。
セブパシフィック航空は、来る11月20日からマニラ−関空
線を週3便(火・木・日)運航する計画で、A320又はA319型
を投入する。
セブパシフィック航空は、1988年8月設立。資本金は2500万
ペソ(日本円で6500万円)で、保有機20機(A320-200型8
機、A319-100型10機、ATR72-500型2機)、従業員1,747
人。マニラ−バンコク7便、香港21便、上海、台北、ハイノな
ど20路線、109便を運航している。
【デスティネーション】
★競馬メルボルン・カップを日本旅行市場にPR
F1、全豪テニス以上のビクトリア州最大イベント
オーストラリアで最も注目度の高いイベントとして知られる
「メルボルン・カップ・カーニバル」の関係者がこのほど来日
し、日本で宣伝・告知活動を行った。同カーニバルは、11月の
第一火曜日に行われる世界で最も有名な競馬レースのひとつ
「エミレーツ・メルボルン・カップ」と、前後して行われる3つ
の競馬レースを中心に、1週間にわたって競馬、ファッション
ショー、各種エンターテインメント・イベントを楽しめるもの
で、期間中は40万人以上がメルボルンを訪れる。
「エミレーツ・メルボルン・カップ」は、ハンディキャップ
レースとしては世界最高額の賞金(約5億円)を争うもので、
フレミントン競馬場でのこのレースに多くのオーストラリア国
民の目が釘付けになってしまうため、「国を止めるレース」と
も表現される。また2006年には日本から参加した競走馬、デ
ルタブルースとポップロックが1、2着を占めて大活躍したこと
もあり、日本での同レースの知名度も急上昇した。
「メルボルン・カップ・カーニバル」を主催するビクトリ
ア・レーシング・クラブのデュプティー・チーフ・エクゼク
ティブのスー・ロイド・ウィリアムズ氏は、旅行関係者や競馬
関係者を集めて東京で行ったレセプションで挨拶し、「カーニ
バルを楽しむために海外から3万2000人が訪れ、オーストラリ
アに3億6800万豪ドルの収入をもたらす。イベントを主催する
われわれは、輸出への貢献が大きいとしてオーストリア・エク
スポート・アワードも受賞した。05年から国際戦略を開始し、
旅 行 通 信 2 0 0 8 年10月27日 号 (月曜 日 ) 第 4 911号 ( 毎 週 月 − 金 曜 発 行 、 祝 日 休 刊 )
東京やニューヨーク、上海など世界12都市で宣伝活動に取り組
んでいる」とし、海外でのアピールを強化していく考えを示し
た。またビクトリア州のティム・ホールディング観光大臣も来
賓として挨拶し、「メルボルンはF1グランプリ、テニスの全豪
オープンなど世界的なイベントを開催しているが、最も大きな
イベントがメルボルン・カップ。このイベントを中心に、芸術
鑑賞やショッピングなどメルボルンの魅力を楽しんでもらいた
い」と旅行者誘致効果への期待を述べた。
※写真=ビクトリア・
レーシング・クラブの
デュプティー・チー
フ・エクゼクティブの
スー・ロイド・ウィリ
アムズ氏(左)とティ
ム・ホールディング観
光大臣
★伊・オルヴィエート、歴史・文化持ち合わせる
ジャズやスローフードなどイベントも多彩
イタリア政府観光局(ENIT)は10月24
日、オルヴィエート・セミナーを開催し
た。来日したオルヴィエート市観光評議会
のピエロ・サリトゥーリ氏(写真)は、
「オルヴィエートはラツィオ州とトスカー
ナ州の間に位置し、驚くべき光景が広がる
奇想天外で魔法にかかったような街」と紹
介した。
オルヴィエートはウンブリア州の街で、
ローマ(ラツィオ州)やフィレンツェ(トスカーナ州)から約
1時間の場所に立地、ツアー造成で、他の街との組み合わせも
しやすいという。
ENITのエンリコ・マルティーニ局長は、オルヴィエートで
心を打たれることとして、「イタリアで最も美しいとされる
ドゥオモや、ウンブリアジャズウィンターのほか、何事もゆっ
くりと時間が過ぎ、文化的に高機能でストレスなく気持ちよく
過ごせること」を挙げ、歴史と文化を持ちあわせた街であるこ
とを強調した。
ウンブリア州は、夏と冬の年2回「ウンブリア・ジャズ」イ
ベントを開催する。とくに、冬のイベントは年越しのフェス
ティバルとして盛大に行われるとのことで、今年1月にオル
ヴィエートで行われたジャズイベントには約40万人が参加、
250あまりのバンドによる約300のコンサートが開催されたと
いう。
そのほか、毎年9月〜10月の期間には、スローフードイベン
トを開催している。同イベントは、ワインや郷土料理の試飲食
会で、ローズマリー風エジプト豆のスープや、卵を使わないパ
スタなどのオルヴィエート独自の料理が楽しめるという。
街の魅力について、サリトゥーリ氏は、「オルヴィエートは
ワインの湧き出る街といわれ、おいしいワインで有名。街の名
前がワインに使われているイタリアで唯一の街」とし、ワイン
をアピールした。
ウンブリア州は統制原産地呼称DOCワイン、11銘柄を生
産、『オルヴィエート・クラッシコ』もそのうちの1銘柄で、
オルヴィエートで生産される上質な白ワインとして知られる。
また、オルヴィエートは「『3歩歩けば1歩の地下は空洞』と
表現されるほど、地下都市としても有名で、約3000年の歴史
が刻まれている」(サリトゥーリ氏)と説明、現在までに約
1300の洞窟が発見されているという。
(6)
【ホテル】
★帝国ホテル第2四半期、ホテル事業の営業益大幅減
帝国ホテルが発表した2009年3月期の第2四半期決算による
と、連結売上高は前年同期比2.6%減の269億700万円、営業利
益は31.9%減の10億2000万円、経常利益は28.3%減の11億
7100万円となり、四半期純利益は41.3%減の5億1800万円だっ
た。
セグメント別の状況は以下の通り。カッコ内は前年同期比。
【ホテル事業】
▼売上高=237億1100万円(3.1%減)
▼営業利益=1900万円(96.7%減)
【不動産賃貸事業】
▼売上高=31億9500万円(1.5%増)
▼営業利益=21億8600万円(4.3%増)
★ハイアット、アブダビに新ホテルを2010年開業
ハイアット ホテルズ アンド リゾーツは、2010年開業予定
の「パーク ハイアット アブダビ ホテル&ヴィラ」の運営に関
して、アブダビ ナショナル ホテルズ社(ADNH)と正式に契
約を締結した。新ホテルは、アラブ首長国連邦のアブダビ沖合
に建設中の「ADNH サアディヤト リゾート」の一画に建設さ
れ、ホテルの総客室数は270室、ヴィラは44棟となる計画。ス
タンダード・ルームでも55平方メートル以上の広さとする予定
だ。ハイアットとしてはUAEで4軒目の展開となる。
■為替市況(24日)
(円)
USD (米ドル) ...................................................................................... 98.32
GBP (イギリスポンド) ..................................................................... 161.08
CAD (カナダドル) .............................................................................. 79.45
CHF (スイスフラン) ........................................................................... 84.41
SEK (スウェーデン・クローネ) ......................................................... 13.04
EUR (ユーロ) .................................................................................... 126.73
DKK (デンマーク・クローネ) ............................................................ 17.09
IDR(インドネシア・ルピア) ................................................................. 1.11
NOK (ノルウェー・クローネ) ............................................................ 14.42
PKR (パキスタン・ルピー) .................................................................. 1.36
PHP (フィリピン・ペソ) ...................................................................... 2.15
QAR (カタール・リアル) ................................................................... 27.46
THB (タイ・バーツ) ............................................................................. 2.90
AED (UAE・ディルハム) ................................................................ 27.22
AUD (オーストラリアドル) ................................................................ 66.47
HKD (香港ドル) .................................................................................. 12.98
INR (インド・ルピー) ........................................................................... 2.15
SAR (サウジアラビア・リアル) ......................................................... 26.78
KWD (クウェート・ディナール) ...................................................... 370.32
KRW (韓国ウォン) ................................................................................ 7.10
SGD (シンガポール・ドル) ................................................................ 65.58
NZD (ニュージーランド・ドル) ......................................................... 59.25
ZAR (南アフリカ・ランド) ................................................................ 10.52
CZK (チェコ・コルナ) .......................................................................... 5.12
MXN (メキシコ・ヌエボ・ペソ) .......................................................... 8.25
RUB (ロシア・ルーブル) ...................................................................... 3.88
HUF (ハンガリー・フォリント) ........................................................... 0.48
PLN (ポーランド・ズロチ) ................................................................ 33.46
SKK (スロバキア・コルナ) .................................................................. 4.29
※IDR、KRWは100通貨単位当たり
------------------------------------------------------CNY (中国人民元) .............................................................................. 14.23
TWA (台湾ドル) .................................................................................... 2.92
MYR(マレーシア・リンギット) ......................................................... 27.24
※CNY、TWA、MYRは10月24日現在
東京外国為替相場/T.T.Selling(三菱東京UFJ銀行調べ)